JP2000125335A - 無線通信システム及び無線通信方法 - Google Patents

無線通信システム及び無線通信方法

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JP2000125335A
JP2000125335A JP10292533A JP29253398A JP2000125335A JP 2000125335 A JP2000125335 A JP 2000125335A JP 10292533 A JP10292533 A JP 10292533A JP 29253398 A JP29253398 A JP 29253398A JP 2000125335 A JP2000125335 A JP 2000125335A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無線2チャネルしか持たない簡易親機と複数
の子機とでマルチリンクアクセス方式の通信を行うとと
もに、他の子機からの発着呼制御を可能とする。 【解決手段】 簡易親機1と子機2とが前記方式で64
kbps高速データ通信を行っている際に、簡易親機1
は、無線回線の送受信データの有効性を監視し、一定時
間無効データが検出され且つ子機2側から送信する有効
データが無い場合、無線チャネル1の通信スロット中の
付随制御チャネルを使用し、無線チャネル1の切断を行
う。この際子機2は、同期外れを起こさないよう無線チ
ャネル1側のデータを擬似的に管理し無線チャネル2と
の受信データと合わせデータフレームを保持する。ま
た、簡易親機1は、ISDN回線への送信データが無く
なることによる同期外れを起こさないよう、データフレ
ーム生成部106で無線2チャネル分のデータを擬似的
に生成しISDN回線へ送信する。簡易親機1はこの空
きチャネルにより制御チャネルを送信し他の子機への発
着信を可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線通信システム
に関し、特にマルチチャネルアクセス方式に於ける無線
バンドオンデマンド方式を実現できる無線通信システム
及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】コードレスシステムとして、簡易携帯電
話(パーソナルハンディホンシステム、PHS)を利用
したデジタルコードレスシステムが急速に普及してきて
いる。このようなシステムでは、家庭内や会社等に設置
される自営基地局である自営親機と、屋外等に設置され
る公衆基地局である公衆親機とを介し、移動局である子
機から32kbpsのデータ通信が実現されている。ま
た、親機と無線2チャネルを有する子機の間で無線チャ
ネルを2チャネル用いるマルチチャネルアクセス方式と
して、64kbpsの高速データ通信が可能である(特
開平9−289684号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、64k
bpsの高速データ通信を行った場合、親機−子機間で
同時に無線チャネルを2チャネル使用してしまうことか
ら、無線チャネルを2チャネルしか持たない簡易親機で
は、無線の制御チャネル用の無線チャネルが無くなり、
64kbps高速データ通信が終了するまで、上記簡易
親機に位置登録されている他の子機からの発着信が出来
なくなるといった問題があった。
【0004】(発明の目的)本発明の目的は、マルチチ
ャネルアクセス方式により無線2チャネルを有する簡易
親機と複数の子機との間の通信における伝送効率を向上
させることを可能とする無線通信システム及び方法を提
供することにある。
【0005】本発明の他の目的は、無線チャネルを2チ
ャネルしか持たない簡易親機と子機とがマルチチャネル
アクセス方式により高速データ通信を行っているときで
も、前記簡易親機に位置登録されている他の子機に対し
発着信を可能とする無線通信システム及び方法を提供す
ることにある。
【0006】本発明の他の目的は、無線バンドオンデマ
ンド方式を実現することが可能な簡易親局と子機との無
線通信システム及び方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の無線通信システ
ムの簡易親局は、ISDN回線と接続され複数の子機と
無線2チャネルを使用してマルチチャネルアクセス方式
のデータ通信を行う無線通信システムの簡易親機であっ
て、ISDN回線とのデータのやり取りを行うISDN
回線インターフェース部と、無線回線におけるタイムス
ロットへの通信チャネル割り当て及び制御チャネルと通
信チャネルを有する無線フレームの分解・組立を行うチ
ャネルコーデック部と、無線回線を介してデータの送受
信を行う無線インターフェース部と、無線回線を介する
送受信データが有効データか無効データかを検出する無
効データ検出部と、前記無効データ検出部で送受信デー
タが無効データと検出された場合、データの送受信中の
子機に対し無線1チャネルを切断する指示を行うととも
に、前記ISDN回線インターフェースを介しISDN
回線に対して前記チャネルコーデック部で分解されたデ
ータフレームの代わりに疑似データフレームを生成して
送信するデータフレーム生成部とを備える。
【0008】また、本発明の無線通信システムの子機
は、ISDN回線と接続された簡易親機と無線2チャネ
ルを使用してマルチチャネルアクセス方式のデータ通信
を行う無線通信システムの子機であって、無線回線を介
して前記簡易親機とデータの送受信を行う無線インター
フェースと、無線回線におけるタイムスロットへの通信
チャネル割り当て及び制御チャネルと通信チャネルを有
する無線フレームの分解・組立を行うチャネルコーデッ
ク部と、前記簡易親機を介しISDN回線と送受信を行
うデータフレームの生成・分解を行うとともに、前記簡
易親局からの無線1チャネルの切断の指示に応じて無線
1チャネルの切断を行う場合、擬似的にデータフレーム
を生成して同期を保持するデータフレーム生成分解部
と、デジタル信号の入出力を行うデータインターフェー
スとを備える。
【0009】更に、本発明の無線通信システムは、前記
簡易親機と前記子機とで構成され、簡易親機と子機とで
無線回線においてマルチチャネルアクセス方式で64k
bps高速データ通信を行うことを特徴とし、簡易親機
は無効データ検出部が無効データを検出した場合に、無
線1チャネルを切断し、送受信データが無くなることに
よる同期外れを起こさないようデータフレームとして切
断した無線チャネル側のデータを擬似的に管理し、切断
していない無線チャネル側との送受信データと合わせて
擬似的にデータフレームを生成し、疑似64kbps高
速データ通信を実現することを特徴とする。
【0010】また、本発明の無線通信方法は、簡易親機
と複数の子機とが無線2チャネルを使用してマルチチャ
ネルアクセス方式で高速データ通信を行う無線通信方法
において、簡易親機は、無線回線を介して送受信される
データが有効か無効かを監視し、ある一定時間無効デー
タが検出された場合、前記子機に対し使用中の無線2チ
ャネルのうち無線1チャネルの通信スロット中の付随制
御チャネルにより無線1チャネルの切断要求を行い、子
機からの切断許可を受けた場合、前記無線1チャネルの
切断を行うとともに、無線2チャネル分のデータを擬似
的に生成してISDN回線へ送信することにより、空き
チャネルをつくり制御チャネルを送信して前記子機以外
の子機への発着信要求の制御を可能とし、前記子機は、
前記簡易親局からの無線1チャネルの切断要求に対し、
前記簡易親機を介してISDN回線へ送信する有効デー
タが無い場合、無線1チャネルの通信スロット中の付随
制御チャネルで無線1チャネルの切断許可を前記簡易親
局へ通知し、無線1チャネルの切断を行うとともに、無
線1チャネルのデータを擬似的に管理し他の無線1チャ
ネルでの受信データと合わせてデータフレームの保持を
行うことを特徴とする。
【0011】そして、前記無線通信方法において、前記
子機以外の子機に対する発着信要求があった場合は、前
記子機とのデータ通信を疑似64kbps高速データ通
信から32kbpsデータ通信へ切り替え、前記子機以
外の子機に対する発着信要求がなかった場合は、前記子
機とのデータ通信を疑似64kbps高速データ通信か
ら64kbps高速データ通信へ戻す無線バンドオンデ
マンドを可能とすることを特徴とする。
【0012】より具体的なシステムの構成は、無線通信
システムの簡易親機(図1の1)として、簡易親機(図
1の1)の主制御を司る主制御部(図1の101)と、
ISDN回線とのデータのやり取りを行うISDN回線
インターフェース部(図1の102)と、無線回線にお
けるタイムスロットへの通信チャネル割り当てと制御チ
ャネル及び通信チャネルの無線フレームの分解・組立を
行うチャネルコーデック部(図1の103)と、無線回
線を介して送られてくるデータを受信し、また無線回線
を介してデータを送信する無線インターフェース部(図
1の104)と、無線回線を介して送受信するデータが
有効データか無効データかを検出する無効データ検出部
(図1の105)と、前記無効データ検出部(図1の1
05)で送受信データが無効データと検出された場合、
前記ISDN回線インターフェース(図1の102)を
介しISDN回線に対して前記チャネルコーデック部
(図1の103)で分解されたデータフレームの代わり
に疑似データフレームを生成し送信するデータフレーム
生成部(図1の106)とを備えている。
【0013】また、無線通信システムの子機(図1の
2)として、子機(図1の2)の主制御を司る主制御部
(図1の201)と、無線回線を介して前記簡易親機
(図1の1)からデータを受信し、また無線回線を介し
て前記簡易親機(図1の1)へデータを送信する無線イ
ンターフェース(図1の202)と、無線回線における
タイムスロットへの通信チャネル割り当てと制御チャネ
ル及び通信チャネルの無線フレームの分解・組立を行う
チャネルコーデック部(図1の203)と、ISDN回
線を介し前記簡易親機(図1の1)から受信したデータ
フレームを分解し、また前記簡易親機(図1の1)を介
しISDN回線へ送信するデータフレームを生成するデ
ータフレーム生成分解部(図1の204)と、デジタル
信号の入出力を行うデータインターフェース(図1の2
05)とを備えている。
【0014】(作用)簡易親機と子機とがマルチチャネ
ルアクセス方式で64kbps高速データ通信を行う。
簡易親機は、常時無線回線を介して送受信するデータの
有効性を監視し、一定時間無効データが検出された場
合、前記子機に対し、使用中の無線2チャネルのうち無
線ャネル1側の通信スロット中の付随制御チャネルで無
線チャネル1の切断要求を行う。無線チャネル1の切断
要求を受けた前記子機は、前記簡易親機を介してISD
N回線へ送信する有効データが無い場合、前記簡易親機
に対し、チャネル切断要求を受けた無線チャネル1の通
信スロット中の付随制御チャネルで無線チャネル1の切
断許可を通知する。この通知後、前記子機は無線チャネ
ル1の切断を行い、無線チャネル1での受信データが無
くなることによる同期外れを起こさないよう、無線チャ
ネル1側のデータを擬似的に管理し、無線チャネル2と
の受信データと合わせデータフレームの保持を行う。
【0015】無線チャネル1の切断許可を受けた前記簡
易親機は、無線チャネル1の切断を行い、無線チャネル
1の切断によるISDN回線への送信データが無くなる
ことによる同期外れを起こさないよう、無線2チャネル
分のデータを擬似的に生成しISDN回線インターフェ
ース部を介しISDN回線へ送信する。
【0016】簡易親機と子機とで上記の制御を行うこと
で、簡易親機と子機とISDN回線との間で同期外れを
起こすことなく64kbps高速データ通信を維持した
まま無線1チャネルを空きチャネルとし、前記簡易親機
は空きチャネルで制御チャネルを送信することで、他の
子機への発着呼制御を可能とする。
【0017】
【発明の実施の形態】(構成の説明)次に、本発明の無
線通信システム及び無線通信方法の一実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。図1は、本実施の形
態における無線通信システムのブロック図である。図1
を参照すると、本実施の形態は、無線通信システムとし
て、ISDN回線に接続される簡易親機(1)と、前記
簡易親局(1)と無線2チャネルにより接続された子機
(2)とから構成されている。
【0018】そして、本実施の形態の簡易親機は、無線
通信システムの簡易親機(1)として、簡易親機(1)
の主制御を司る主制御部(101)と、ISDN回線と
のデータのやり取りを行うISDN回線インターフェー
ス部(102)と、無線回線におけるタイムスロットへ
の通信チャネル割り当てと制御チャネル及び通信チャネ
ルの無線フレームの分解・組立を行うチャネルコーデッ
ク部(103)と、無線回線を介して送られてくるデー
タを受信し、また無線回線を介してデータを送信する無
線インターフェース部(104)と、無線回線を介して
送受信するデータが有効データか無効データかを検出す
る無効データ検出部(105)と、前記無効データ検出
部(105)で送受信データが無効データと検出された
場合、前記ISDN回線インターフェース(102)を
介しISDN回線に対して前記チャネルコーデック部
(103)で分解されたデータフレームの代わりに疑似
データフレームを生成し送信するデータフレーム生成部
(106)とを備えている。
【0019】また、本実施の形態の子機は、無線通信シ
ステムの子機(2)として、子機(2)の主制御を司る
主制御部(201)と、無線回線を介して前記簡易親機
(1)からデータを受信し、また無線回線を介して前記
簡易親機(1)へデータを送信する無線インターフェー
ス(202)と、無線回線におけるタイムスロットへの
通信チャネル割り当てと制御チャネル及び通信チャネル
の無線フレームの分解・組立を行うチャネルコーデック
部(203)と、ISDN回線を介し前記簡易親機
(1)から受信したデータフレームを分解し、また前記
簡易親機(1)を介しISDN回線へ送信するデータフ
レームを生成するデータフレーム生成分解部(204)
と、デジタル信号の入出力を行うデータインターフェー
ス(205)とを備えている。
【0020】(動作の説明)次に、本実施の形態の無線
通信システムの動作について、図を参照して説明する。
図2は、図1に示す本実施の形態における無線通信シス
テムの無線バンドオンデマンド方式の動作を示すフロー
チャートである。
【0021】先ず、本無線通信システムの簡易親機
(1)と子機(2)はISDN回線を介して無線2チャ
ネルを使用してマルチチャネルアクセス方式により64
kbps高速データ通信を行っているものとする(S1
01、S201)。
【0022】さて、簡易親機(1)は、無効データ検出
部(105)で常時、無線回線を介して送受信するデー
タが有効データか無効データかを監視する(S10
2)。
【0023】この時、簡易親局(1)において、ある一
定時間無効データが検出された場合、上記簡易親機
(1)は、前記子機(2)に対し、使用中の無線2チャ
ネルのうち無線チャネル1側の通信スロット中の付随制
御チャネルで無線チャネル1の切断を要求する無線チャ
ネル1切断要求を行う(S103)。
【0024】一方、前記子機(2)は、64kbps高
速データ通信を行っている間、常時、簡易親局(1)か
らの前記無線チャネル1切断要求があるか無いかを監視
しており(S202)、無線チャネル1切断要求を受け
た場合、前記簡易親機(1)を介してISDN回線へ送
信する有効データが有るか無いかを判断する(S20
3)。
【0025】子機(2)が前記無線チャネル1切断要求
を受けたとき、送信する有効データがある場合は、前記
簡易親機(1)に対して無線チャネル1の切断を拒否す
る無線チャネル1切断拒否を送信し、前記簡易親機
(1)と前記子機(2)とISDN回線を介し、64k
bps高速データ通信を継続する(S104、20
4)。
【0026】また、子機(2)が前記無線チャネル1切
断要求を受けたとき、送信する有効データがない場合
は、前記簡易親機(1)に対して、チャネル切断要求を
受けた無線チャネル1の通信スロット中の付随制御チャ
ネルにより無線チャネル1の切断を許可する無線チャネ
ル1切断許可を通知する(S205)。
【0027】この通知を行った後、前記子機(2)は無
線チャネル1の切断を行う(S206)。このとき、子
機(2)は無線チャネル1からの受信データが無くなる
ことによる同期外れを起こさないように、データフレー
ム生成分解部(204)で無線チャネル1側のデータを
擬似的に生成する等により管理し、無線チャネル2から
の受信データと合わせてデータフレームの保持を行い、
疑似的な64kbps高速データ通信(「疑似64kb
ps高速データ通信」ともいう)を実現する(S20
7)。
【0028】次に、無線チャネル1切断許可を受けた
(S104のyes)前記簡易親機(1)は、無線チャ
ネル1の切断を行い(S105)、無線チャネル1の切
断によるISDN回線への送信データが無くなることに
よる同期外れを起こさないように、データフレーム生成
部(106)において無線2チャネル分のデータを擬似
的に生成し、ISDN回線インターフェース部(10
2)を介しISDN回線へ送信し疑似64kbps高速
データ通信を実現する(S106)。
【0029】その後、前記簡易親機(1)は、チャネル
コーデック部(103)において制御チャネルを生成し
無線インターフェース部(104)を介し、上記制御に
より切断され空きチャネルとなった無線チャネル1を使
用し、制御チャネルを送信する(S107)。
【0030】前記制御チャネルは、簡易親機と子機との
間で通信を開始する際に必要なハンドシェイクを行うた
めのチャネルであり、前記簡易親機(1)は、この制御
チャネルを送信することにより前記子機(2)以外の子
機に対する発着信要求が有るか無いかを監視する(S1
08)。
【0031】ここで前記子機(2)以外の子機から発着
信要求があった場合、前記簡易親機(1)は、データフ
レームを保持し疑似64kbps高速データ通信を実現
している(S207)前記子機(2)のデータ通信を3
2kbpsデータ通信へ切り替える(無線BOD、無線
バンドオンデマンド)制御を行う。このため、前記簡易
親機(1)は、制御チャネルで前記子機(2)にBOD
要求を通知する(S109)。この後、前記簡易親機
(1)は、前記子機(2)とのデータ通信を32kbp
sデータ通信に切り替え、ISDN回線インターフェー
ス(102)を介し32kbpsデータ通信を開始する
(S110)。
【0032】一方、疑似64kbps高速データ通信を
実現している(S207)子機(2)は、前記簡易親機
(1)からのBOD要求があると(S208のye
s)、BOD要求を受け取ったところでデータ通信を3
2kbpsデータ通信に切り替え、前記簡易親機(1)
及びISDN回線を介し32kbpsデータ通信を開始
する(S209)。
【0033】また、前記子機(2)以外の子機から発着
信要求が無かった場合は、前記簡易親機(1)は、前記
子機(2)に対し疑似64kbps高速データ通信から
64kbps高速データ通信へ戻す制御を行う。このた
め前記簡易親機(1)は、制御チャネルで前記子機
(2)へ無線チャネル1の再接続を要求する無線チャネ
ル1再接続要求を通知する(S111)。この後、前記
簡易親機(1)は、前記子機(2)と無線チャネル1の
再接続を行い(S112)、前記データフレーム生成部
(106)での無線2チャネル分の疑似データ生成を終
了し、データ通信を64kbps高速データ通信に切り
替え、前記ISDN回線インターフェース(102)を
介し、再び64kbps高速データ通信を開始する(S
113)。
【0034】一方、データフレームを保持し疑似64k
bps高速データ通信を実現している(S207)前記
子機(2)は、簡易親機(1)からの前記BOD要求及
び無線チャネル1再接続要求を待ち受け(S208、S
210)、前記無線チャネル1再接続要求を受け取った
ところで簡易親機(1)と無線チャネル1の再接続を行
い(S211)、前記データフレーム生成分解部(20
4)での無線チャネル1側データの擬似管理を終了し、
データフレームの分解を無線2チャネル分のデータフレ
ーム管理に戻し、再び64kbps高速データ通信を開
始する(S212)。
【0035】以上のように簡易親機(1)と子機(2)
とで上記の制御を一定周期毎に行うことで、前記簡易親
機(1)と前記子機(2)とISDN回線との間で同期
外れを起こすことなく64kbps高速データ通信を維
持したまま無線1チャネルを空きチャネルとし、この
間、前記簡易親機(1)は空きチャネルで制御チャネル
を送信することで、他の子機への発着信を可能とする。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の簡易親局
は、子機との無線1チャネルの切断を行った場合、無線
2チャネル分のデータを擬似的に生成しISDN回線イ
ンターフェース部を介しISDN回線へ送信することに
より、前記無線1チャネルの切断によりISDN回線へ
の送信データが無くなることによる同期外れを起こすこ
となく、通信状態を維持することが可能となり、また、
切断した前記無線1チャネルを使用して前記子機との制
御及び他の子機との発着信制御等を行うことが可能とな
る。
【0037】また、本発明の子機は、簡易親局との無線
1チャネルの切断を行った場合、前記無線1チャネルの
データを擬似的に管理し、他の無線1チャネルの受信デ
ータと合わせデータフレームの保持を行うことにより、
前記無線1チャネルでの受信データが無くなることによ
る同期外れを起こすことがなく、また、切断した前記無
線1チャネルを使用して簡易親局との制御を可能とし、
簡易親局との再度の無線2チャネルによる通信に容易に
復帰することが可能となる。
【0038】更に、本発明の簡易親機と子機とで構成さ
れる無線通信システム及び無線通信方法によれば、簡易
親機と子機とISDN回線との間で同期外れを起こすこ
となく、例えば64kbps高速データ通信を維持した
まま無線1チャネルを空きチャネルとし、簡易親機は空
きチャネルで制御チャネルを送信することで、前記子機
との制御及び他の子機との発着信制御を可能とする無線
通信を可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における無線通信システム
のブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態における無線通信システム
の無線バンドオンデマンド方式の動作を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1 簡易親機 101 主制御部 102 ISDN回線インターフェース部 103 チャネルコーデック部 104 無線インターフェース部 105 無効データ検出部 106 データフレーム生成部 2 子機 201 主制御部 202 無線インターフェース部 203 チャネルコーデック部 204 データフレーム生成分解部 205 データインターフェース部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 7/30

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ISDN回線と接続され複数の子機と無
    線2チャネルを使用してマルチチャネルアクセス方式の
    データ通信を行う無線通信システムの簡易親機であっ
    て、 ISDN回線とのデータのやり取りを行うISDN回線
    インターフェース部と、無線回線におけるタイムスロッ
    トへの通信チャネル割り当て及び制御チャネルと通信チ
    ャネルを有する無線フレームの分解・組立を行うチャネ
    ルコーデック部と、無線回線を介してデータの送受信を
    行う無線インターフェース部と、無線回線を介する送受
    信データが有効データか無効データかを検出する無効デ
    ータ検出部と、前記無効データ検出部で送受信データが
    無効データと検出された場合、データの送受信中の子機
    に対し無線1チャネルを切断する指示を行うとともに、
    前記ISDN回線インターフェースを介しISDN回線
    に対して前記チャネルコーデック部で分解されたデータ
    フレームの代わりに疑似データフレームを生成して送信
    するデータフレーム生成部とを備えることを特徴とする
    無線通信システムの簡易親局。
  2. 【請求項2】 ISDN回線と接続された簡易親機と無
    線2チャネルを使用してマルチチャネルアクセス方式の
    データ通信を行う無線通信システムの子機であって、 無線回線を介して前記簡易親機とデータの送受信を行う
    無線インターフェースと、無線回線におけるタイムスロ
    ットへの通信チャネル割り当て及び制御チャネルと通信
    チャネルを有する無線フレームの分解・組立を行うチャ
    ネルコーデック部と、前記簡易親機を介しISDN回線
    と送受信を行うデータフレームの生成・分解を行うとと
    もに、前記簡易親局からの無線1チャネルの切断の指示
    に応じて無線1チャネルの切断を行う場合、擬似的にデ
    ータフレームを生成して同期を保持するデータフレーム
    生成分解部と、デジタル信号の入出力を行うデータイン
    ターフェースとを備えることを特徴とする無線通信シス
    テムの子機。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の簡易親機と請求項2記載
    の子機とで構成され、簡易親機と子機とで無線回線にお
    いてマルチチャネルアクセス方式で64kbps高速デ
    ータ通信を行うことを特徴とする無線通信システム。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の無線通信システムにおい
    て、簡易親機は無効データ検出部が無効データを検出し
    た場合に、無線1チャネルを切断し、送受信データが無
    くなることによる同期外れを起こさないようデータフレ
    ームとして切断した無線チャネル側のデータを擬似的に
    管理し、切断していない無線チャネル側との送受信デー
    タと合わせて擬似的にデータフレームを生成し、疑似6
    4kbps高速データ通信を実現することを特徴とする
    無線通信システム。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の無線通信システムにおい
    て、前記簡易親機は、切断された無線1チャネルを使用
    し制御チャネルを送信することで、現在疑似64kbp
    s高速データ通信を行っている前記子機以外の子機に対
    する発着信要求の制御を行うことを可能とすることを特
    徴とする無線通信システム。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の無線通信システムにおい
    て、前記子機以外の子機に対する発着信要求があった場
    合は、前記子機とのデータ通信を疑似64kbps高速
    データ通信から32kbpsデータ通信へ切り替え、前
    記子機以外の子機に対する発着信要求がなかった場合
    は、前記子機とのデータ通信を疑似64kbps高速デ
    ータ通信から64kbps高速データ通信へ戻す無線バ
    ンドオンデマンドを可能とすることを特徴とする無線通
    信システム。
  7. 【請求項7】 簡易親機と複数の子機とが無線2チャネ
    ルを使用してマルチチャネルアクセス方式で64kbp
    s高速データ通信を行う無線通信方法において、 簡易親機は、無線回線を介して送受信されるデータが有
    効か無効かを監視し、ある一定時間無効データが検出さ
    れた場合、前記子機に対し使用中の無線2チャネルのう
    ち無線1チャネルの通信スロット中の付随制御チャネル
    により無線1チャネルの切断要求を行い、子機からの切
    断許可を受けた場合、前記無線1チャネルの切断を行う
    とともに、無線2チャネル分のデータを擬似的に生成し
    てISDN回線へ送信することにより、空きチャネルを
    つくり制御チャネルを送信して前記子機以外の子機への
    発着信要求の制御を可能とし、 前記子機は、前記簡易親局からの無線1チャネルの切断
    要求に対し、前記簡易親機を介してISDN回線へ送信
    する有効データが無い場合、無線1チャネルの通信スロ
    ット中の付随制御チャネルで無線1チャネルの切断許可
    を前記簡易親局へ通知し、無線1チャネルの切断を行う
    とともに、無線1チャネルのデータを擬似的に管理し他
    の無線1チャネルでの受信データと合わせてデータフレ
    ームの保持を行うことを特徴とする無線通信方法。
  8. 【請求項8】 前記子機以外の子機に対する発着信要求
    があった場合は、前記子機とのデータ通信を疑似64k
    bps高速データ通信から32kbpsデータ通信へ切
    り替え、前記子機以外の子機に対する発着信要求がなか
    った場合は、前記子機とのデータ通信を疑似64kbp
    s高速データ通信から64kbps高速データ通信へ戻
    す無線バンドオンデマンドを可能とすることを特徴とす
    る請求項7記載の無線通信方法。
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