JP3107964B2 - 親機クラスタシステム - Google Patents

親機クラスタシステム

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JP3107964B2
JP3107964B2 JP3121694A JP3121694A JP3107964B2 JP 3107964 B2 JP3107964 B2 JP 3107964B2 JP 3121694 A JP3121694 A JP 3121694A JP 3121694 A JP3121694 A JP 3121694A JP 3107964 B2 JP3107964 B2 JP 3107964B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コードレス電話装置の
ような親子式通信システムを用いて、親機内での子機
間、親機をまたがる子機間、あるいは子機とISDNや
イーサネットなどの有線ネットワークに接続されている
情報端末との間で音声通信やデータ通信を行う親機クラ
スタ装置および親機クラスタシステムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、コードレス電話機が家庭やオフィ
スに普及し、ワイヤレスな音声通信が使用されつつあ
る。さらに、従来アナログ形式であった方式をディジタ
ル形式にした第2世代コードレス電話システム、例えば
パーソナルハンディホンシステムの準備が進められてい
る。
【0003】このディジタル化によってファクシミリ通
信やパソコン通信などのデータ通信との親和性が増大す
る。すなわち、子機と親機との間の通信は、音声通信の
機能だけでなくデータ通信機能をもった機器を子機に付
加することにより、ディジタルデータの通信にも適して
いる。このような状況において、第2世代コードレス電
話システムがオフィスにおける音声通信およびデータ通
信用ネットワークになることが期待される。
【0004】従来、音声通信に限っては親機とPBXと
を接続し、親機内での子機間音声通信、親機をまたがる
子機間音声通信が実現されている。このような場合、音
声は連続した信号、すなわちデジタルビット列として扱
われていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の子機間音声通信では、親機とのインタフェースにバッ
ファリング機能がないため、折り返し時にエアーとの同
期、すなわち有線区間と無線区間との同期がとれなくな
り、子機間でデータが単位として保存されなくなり、デ
ータ通信ができなくなるといった問題点を有していた。
【0006】また、データ通信特有の呼制御プロトコル
変換やデータ通信プロトコル変換が実現されていないた
め、子機と情報端末との通信ができないといった問題点
も有していた。本発明はかかる事情に鑑みて成されたも
のであり、子機間あるいは子機と情報端末との間のデー
タ通信を自由に行える親機クラスタ装置および親機クラ
スタシステムを提供することを目的とする。
【0007】
【0008】
【0009】
【課題を解決するための手段】 請求項1 の発明は、親子
式通信システムにおける親機が任意数接続されるインタ
フェース手段と、データ通信のためのバッファリング機
能とを有し、親機を束ねる親機クラスタ装置が、有線ネ
ットワークに任意数接続され、さらに有線ネットワーク
に任意数の情報端末が接続された親機クラスタシステム
であって、各親機クラスタ装置に、親子式通信システム
における子機と情報端末との間の呼接続のプロトコル変
換機能およびデータ通信プロトコル変換機能を有し、子
機と情報端末との間の通信の呼の確立および切断を行な
う相互接続手段を備えたことを特徴としている。
【0010】
【0011】
【0012】
【作用】 請求項1 の発明において、相互接続手段は、親
子式通信システムにおける子機と情報端末との間の呼接
続のプロトコル変換機能およびデータ通信プロトコル変
換機能を有し、子機と情報端末との間の通信の呼の確立
および切断を行なう。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。図3は本発明の一実施例における親機クラス
タ装置を備えた親機クラスタシステムの構成図で、例え
ばイーサネットやISDNなどの有線ネットワーク10
00には、親機クラスタ10,30や情報端末20が接
続されている。親機クラスタ10には親機101,20
1が、また親機クラスタ30には親機301が、例えば
Iインタフェースなどのディジタルインタフェースによ
りそれぞれ接続されている。親機101の無線ゾーン1
00内には、子機102が存在しており、子機102に
はパソコン103が接続されている。同様に、親機20
1の無線ゾーン200内には、子機202が存在してお
り、子機202にはパソコン203が接続されている。
同様に、親機301の無線ゾーン300内には、子機3
02が存在しており、子機302にはパソコン303が
接続されている。子機102とパソコン103、子機2
02とパソコン203、子機302とパソコン303
は、それぞれ一体となって機能するため、以下の説明で
は両者を一体として子機102,202,302として
説明する。情報端末20はファイルサーバ機能を有して
おり、ファイル21が接続されている。なお無線ゾーン
100,200,300内は、例えば第2世代デジタル
コードレス電話などのデジタル通信方式が採用されてい
るものとする。また実際には、有線ネットワーク100
0には親機クラスタ10,30以外の親機クラスタや情
報端末20以外の情報端末が接続されており、親機クラ
スタ10,30には親機101,201,301以外の
親機が接続されており、無線ゾーン100,200,3
00内には子機102,202,302以外の子機が存
在するが、理解が容易なように図示を省略し、また特に
必要な場合以外はそれらの存在を無視して説明する。
【0014】図1は親機クラスタ10の構成図で、この
親機クラスタ10は、親機インタフェース部11と、パ
ーソナルハンディホン通信制御部12と、通信パス管理
部13と、移動管理部14と、相互接続部15と、有線
ネットワーク通信制御部16とを備えている。親機イン
タフェース部11は、親機101,201とパーソナル
ハンディホン通信制御部12との間でやりとりされる制
御データ通信パスの確立、および、親機101,201
間あるいは親機101,201と相互接続部15との間
のデータ通信パスの確立を行なう。パーソナルハンディ
ホン通信制御部12は、親機101,201内での子機
間通信、親機クラスタ10内での子機間通信を行なうた
め、子機102,202との間の呼の確立、切断、回線
制御を行なう。さらにパーソナルハンディホン通信制御
部12は、呼の確立において通信パス管理部13に通信
形態を指示する。なお、子機102,202と情報端末
20との通信においては、呼の確立や切断を相互接続部
15に委ねる。通信パス管理部13は、親機インタフェ
ース部11内の通信パスを管理し、パーソナルハンディ
ホン通信制御部12からの呼の確立要求や切断要求に応
じて、親機インタフェース部11内の通信パスの確立や
解放を行なう。移動管理部14は、子機102,20
2,302などの全ての子機の現在位置、すなわちどの
親機クラスタのどの親機内にあるかを管理する。相互接
続部15は、親機クラスタ10,30をまたがる子機間
通信における親機クラスタ10,30間の通信制御、お
よび、子機102,202と情報端末20との間の通信
における呼制御プロトコル変換、データ通信プロトコル
変換を行なう。有線ネットワーク通信制御部16は、有
線ネットワーク1000の通信を制御するものであり、
例えばイーサネットの場合、イーサネットカード、イー
サネットドライバ、TCP/IPモジュールにより構成
される。
【0015】図2は親機クラスタ30の構成図で、この
親機クラスタ30は、親機インタフェース部31と、パ
ーソナルハンディホン通信制御部32と、通信パス管理
部33と、移動管理部34と、相互接続部35と、有線
ネットワーク通信制御部36とを備えている。すなわち
この親機クラスタ30は親機クラスタ10と同様の構成
であり、親機インタフェース部31は、親機301とパ
ーソナルハンディホン通信制御部32との間でやりとり
される制御データ通信パスの確立、および、親機301
と相互接続部35との間のデータ通信パスの確立を行な
う。パーソナルハンディホン通信制御部32は、親機3
01内での子機間通信、親機クラスタ30内での子機間
通信を行なうため、子機302との間の呼の確立や切
断、回線制御を行なう。さらにパーソナルハンディホン
通信制御部32は、呼の確立において通信パス管理部3
3に通信形態を指示する。なお、子機302と情報端末
20との通信においては、呼の確立や切断を相互接続部
35に委ねる。通信パス管理部33は、親機インタフェ
ース部31内の通信パスを管理し、パーソナルハンディ
ホン通信制御部32からの呼の確立要求や切断要求に応
じて、親機インタフェース部31内の通信パスの確立や
解放を行なう。移動管理部34は、子機102,20
2,302などの全ての子機の現在位置、すなわちどの
親機クラスタのどの親機内にあるかを管理する。相互接
続部35は、親機クラスタ10,30をまたがる子機間
通信における親機クラスタ10,30間の通信制御、お
よび、子機302と情報端末20との間の通信における
呼制御プロトコル変換、データ通信プロトコル変換を行
なう。有線ネットワーク通信制御部36は、有線ネット
ワーク1000の通信を制御するものであり、例えばイ
ーサネットの場合、イーサネットカード、イーサネット
ドライバ、TCP/IPモジュールにより構成される。
【0016】次に動作を説明する。先ず、親機クラスタ
内子機間データ通信について述べる。図4は、親機クラ
スタ内子機間データ通信における子機102−親機10
1−親機クラスタ10−親機201−子機202の通信
シーケンスの説明図であり、子機102から子機202
へのデータ通信のための呼を確立する手順を示してい
る。子機102から親機101を経由して親機クラスタ
10内のパーソナルハンディホン通信制御部12に子機
202へのデータ通信を行なうための呼設定メッセージ
が到着すると、パーソナルハンディホン通信制御部12
が、移動管理部14に子機202の現在位置を問い合わ
せる。これにより移動管理部14が、パーソナルハンデ
ィホン通信制御部12に子機202が親機201内にあ
ることを知らせる。これによりパーソナルハンディホン
通信制御部12が、親機101と親機201とが同一の
親機クラスタ10内にあるので、データ通信モードで親
機クラスタ内折り返しを行なう通信パスを設定する旨を
通信パス管理部13に依頼する。これにより通信パス管
理部13が、親機101および親機201の未使用のチ
ャネル番号、すなわち親機101,201と親機クラス
タ10との間のアドレス、および、未使用の内部バスア
ドレスを獲得し、親機インタフェース部11に対して、
データ通信モードで、親機101と親機201との間の
親機クラスタ内折り返しの通信パス確立を依頼すると共
に、パーソナルハンディホン通信制御部12に対して、
親機101と親機201との間の未使用のチャネル番号
を知らせる。これにより親機インタフェース部11が、
指定された親機101のチャネル番号と内部バスアドレ
スと親機201のチャネル番号とから通信パスを確立す
る。なお、データ通信モード指定により、内部バスアド
レスと親機201との間にバッファが入り、エアーとの
同期、すなわち有線区間と無線区間との同期を確立す
る。そしてパーソナルハンディホン通信制御部12が、
親機101内の子機102に対して、どのチャネル番号
を使用するのかを含んだ呼設定受付メッセージを送る。
これにより親機101が、子機102から送られてくる
データを指定されたチャネルに乗せて親機クラスタ10
に送ることになる。そしてパーソナルハンディホン通信
制御部12が、親機201内の子機202に対して着呼
メッセージを送る。これにより子機202が、親機20
1を経由して着呼応答メッセージをパーソナルハンディ
ホン通信制御部12に送る。これによりパーソナルハン
ディホン通信制御部12が、親機201内の子機202
に対してどのチャネル番号を使用するのかを含んだ呼設
定メッセージを送る。これにより親機201が、親機ク
ラスタ10から送られてくるデータを指定されたチャネ
ルから受け取って子機202に送ることになる。そして
子機202が、親機201を経由して呼設定受付メッセ
ージをパーソナルハンディホン通信制御部12に送る。
以下、子機202−親機201−親機クラスタ10−親
機101−子機102間で呼出しメッセージや応答メッ
セージがやりとりされ、親機クラスタ10から子機20
2への応答確認メッセージをもって親機クラスタ10内
の子機102−子機202間のデータ通信が確立する。
【0017】次に親機クラスタをまたがる子機間データ
通信について述べる。図5は親機クラスタをまたがる子
機間データ通信における子機102−親機101−親機
クラスタ10の通信シーケンスの説明図であり、図6は
親機クラスタをまたがる子機間データ通信における親機
クラスタ30−親機301−子機302の通信シーケン
スの説明図である。すなわち図5および図6は、子機1
02から親機クラスタ10,30をまたがって子機30
2へのデータ通信のための呼を確立する手順を表してい
る。子機102から親機101を経由して親機クラスタ
10内のパーソナルハンディホン通信制御部12に子機
302へのデータ通信を行なうための呼設定メッセージ
が到着すると、パーソナルハンディホン通信制御部12
が、移動管理部14に子機302の現在位置を問い合わ
せる。これにより移動管理部14が、パーソナルハンデ
ィホン通信制御部12に子機302が親機クラスタ30
内にあることを知らせる。これによりパーソナルハンデ
ィホン通信制御部12が、着信すべき子機302が有線
ネットワーク1000を経由した親機クラスタ30内に
あり、親機クラスタ10,30間の通信が必要であるた
め、データ通信モードで親機101と親機クラスタ10
との間の通信パス、すなわち親機インタフェース部11
と相互接続部15とのデータ通信パスを設定する旨を通
信パス管理部13に依頼する。なお、親機クラスタ10
と親機クラスタ30とは、各々の相互接続部15,35
および有線ネットワーク通信制御部16,36を介して
接続される。これにより通信パス管理部13が、親機1
01の未使用のチャネル番号、すなわち親機101と親
機クラスタ10との間のアドレス、および、親機クラス
タ10の未使用のチャネル番号、すなわち親機インタフ
ェース部11との間のデータ通信用アドレス(以下「親
機クラスタチャネル番号」という)を獲得し、親機イン
タフェース部11に対してデータ通信モードで、親機1
01−親機クラスタ10間の通信パス確立を依頼すると
共に、パーソナルハンディホン通信制御部12に対して
親機101および親機クラスタ10の未使用のチャネル
番号を知らせる。これにより親機インタフェース部11
が、指定された親機101および親機クラスタ10のチ
ャネル番号から通信パスを確立する。なお、データ通信
モード指定により、バッファリングし、ある単位で、例
えばレイヤ3単位で、相互接続部15とデータをやりと
りする。そしてパーソナルハンディホン通信制御部12
が、親機クラスタ30をまたがって子機302との呼を
確立するために、相互接続部15に対して、子機302
のアドレス、親機クラスタチャネル番号、親機クラスタ
30のアドレスを通知する。これにより相互接続部15
が、親機クラスタ30のアドレスに基づいて、親機クラ
スタ30内の相互接続部35と各々の有線ネットワーク
通信制御部16,36を介してデータリンクを確立す
る。以降は、このデータリンクを各々制御メッセージが
流れることになる。
【0018】相互接続部35は、前述のデータリンクが
確立された後、相互接続部15から子機302との呼確
立要求を受け取る。これにより相互接続部35が、親機
クラスタ30内のパーソナルハンディホン通信制御部3
2に対して、データ通信モードでの子機302との呼確
立要求を送る。これによりパーソナルハンディホン通信
制御部32が、移動管理部34に子機302の現在位置
を問い合わせる。これにより移動管理部34が、パーソ
ナルハンディホン通信制御部32に対して子機302が
親機301内にあることを知らせる。これによりパーソ
ナルハンディホン通信制御部32が、データ通信モード
で親機クラスタ30と親機301との通信パス、すなわ
ち相互接続部35と親機インタフェース部31とのデー
タ通信パスを設定する旨を通信パス管理部33に依頼す
る。これにより通信パス管理部33が、親機301の未
使用のチャネル番号、すなわち親機301と親機クラス
タ30との間のアドレス、および、親機クラスタ30の
未使用のチャネル番号、すなわち親機インタフェース部
31との間のデータ通信用アドレス(以下「親機クラス
タチャネル番号」という)を獲得し、親機インタフェー
ス部31に対してデータ通信モードで、親機クラスタ3
0−親機301間の通信パス確立を依頼すると共に、パ
ーソナルハンディホン通信制御部32に対して親機30
1の未使用のチャネル番号および親機クラスタ30の未
使用のチャネル番号を知らせる。これにより親機インタ
フェース部31が、指定された親機301のチャネル番
号、親機クラスタ30のチャネル番号から通信パスを確
立する。なお、データ通信モード指定により、バッファ
リングし、ある単位で、例えばレイヤ3単位で、相互接
続部35とデータをやりとりする。そしてパーソナルハ
ンディホン通信制御部32が、相互接続部35と親機イ
ンタフェース部31との間でのデータ通信を可能にする
ため、相互接続部35に対して親機クラスタチャネル番
号を通知する。
【0019】親機クラスタ10のパーソナルハンディホ
ン通信制御部12は、相互接続部15−有線ネットワー
ク通信制御部16−有線ネットワーク通信制御部36−
相互接続部35経由で親機クラスタ30のパーソナルハ
ンディホン通信制御部32に対して呼設定メッセージを
送る。これによりパーソナルハンディホン通信制御部3
2が、親機301内の子機302に対して着呼メッセー
ジを送る。これにより子機302が、親機301を経由
して着呼応答メッセージをパーソナルハンディホン通信
制御部32に対して送る。これによりパーソナルハンデ
ィホン通信制御部32が、親機301内の子機302に
対してどのチャネル番号を使用するのかを含んだ呼設定
メッセージを送る。これにより親機301が、親機クラ
スタ30から送られてくるデータを指定されたチャネル
から受け取り子機302に送ることになる。以上の動作
により、子機102−親機101−親機クラスタ10−
親機クラスタ30−親機301−子機302間で呼設定
受け付けメッセージ、呼出メッセージ、応答メッセー
ジ、応答確認メッセージがやりとりされ、親機クラスタ
10,30をまたがる子機102−子機302データ通
信パスが確立する。なお、確立されたデータ通信パスは
子機102−親機101−親機インタフェース部11−
相互接続部15−相互接続部35−親機インタフェース
部31−親機301−子機302である。
【0020】次に子機と情報端末間のデータ通信につい
て述べる。図7は子機と情報端末間のデータ通信におけ
る子機102−親機101−親機クラスタ10−情報端
末20の通信シーケンスの説明図である。なお、説明に
おいて子機102−親機クラスタ10のレイヤ3のデー
タ通信プロトコルは無手順、親機クラスタ10−情報端
末20間はIP手順とする。子機102から親機101
を経由して親機クラスタ10内のパーソナルハンディホ
ン通信制御部12に情報端末20へのデータ通信を行な
うための呼設定メッセージが到着すると、パーソナルハ
ンディホン通信制御部12が、情報端末20が親機クラ
スタ10と有線ネットワーク1000を介して接続され
ているため、データ通信モードで親機101と親機クラ
スタ10との通信パス、すなわち親機インタフェース部
11と相互接続部15とのデータ通信パスを設定する旨
を通信パス管理部13に依頼する。これにより通信パス
管理部13が、親機101の未使用のチャネル番号、す
なわち親機101と親機クラスタ10との間のアドレ
ス、および、親機クラスタ10の未使用のチャネル番
号、すなわち親機インタフェース部11とのデータ通信
用アドレス(以下「親機クラスタチャネル番号」とい
う)を獲得し、親機インタフェース部11に対してデー
タ通信モードで、親機101−親機クラスタ10間の通
信パス確立を依頼すると共に、親機101の未使用のチ
ャネル番号および親機クラスタ10の未使用のチャネル
番号をパーソナルハンディホン通信制御部12に知らせ
る。これにより親機インタフェース部11が、指定され
た親機101のチャネル番号および親機クラスタ10の
チャネル番号から通信パスを確立する。なお、データ通
信モード指定により、バッファリングし、ある単位で、
例えばレイヤ3単位で、相互接続部15とデータをやり
とりする。そしてパーソナルハンディホン通信制御部1
2が、有線ネットワーク1000を経由して情報端末2
0との呼を確立するために、相互接続部15に対して、
情報端末20のアドレスおよび親機クラスタチャネル番
号を通知する。さらにパーソナルハンディホン通信制御
部12が、相互接続部15に対して呼設定メッセージを
送る。これにより相互接続部15が、情報端末20との
間での接続手順を実行する。この場合、子機102−相
互接続部15間と相互接続部15−情報端末20間とで
呼制御プロトコルが互いに異なるため、相互接続部15
がプロトコル変換を行なう。そして相互接続部15が、
パーソナルハンディホン通信制御部12に対して呼設定
受付メッセージを送る。これによりパーソナルハンディ
ホン通信制御部12が、親機101内の子機102に対
して、どのチャネル番号を使用するのかを含んだ呼設定
受付メッセージを送る。これにより親機101が、子機
102から送られてくるデータを指定されたチャネルに
乗せて親機クラスタ10に送ることになる。そして相互
接続部15が、情報端末20との接続完了により応答メ
ッセージを生成し、パーソナルハンディホン通信制御部
12を経由して子機102に送る。以上の動作により、
子機102−情報端末20間でデータ通信パスが確立さ
れる。なお、確立されたデータ通信パスは、子機102
−親機101−親機インタフェース部11−相互接続部
15−情報端末20である。
【0021】このように、親子式通信システムにおける
親機101,201が任意数接続される親機インタフェ
ース部11と、データ通信のためのバッファリング機能
とを有し、親機101,201を束ねる親機クラスタ1
0であって、子機102,202がどの親機101,2
01内にいるかを表す子機102,202の現在位置を
管理する移動管理部14と、移動管理部14からの子機
102,202の現在位置の情報を参照して、子機10
2,202間の通信の呼の確立および切断を行なうパー
ソナルハンディホン通信制御部12と、パーソナルハン
ディホン通信制御部12からの指示に基づいて親機イン
タフェース部11内の通信パスを管理する通信パス管理
部13と、を備えたので、親機内子機間音声およびデー
タ通信と、親機クラスタ装置内子機間音声およびデータ
通信とを自由に行える。
【0022】また、親子式通信システムにおける親機1
01,201,301が任意数接続される親機インタフ
ェース部11,31と、データ通信のためのバッファリ
ング機能とを有し、親機101,201,301を束ね
る親機クラスタ10,30が、有線ネットワーク100
0に任意数接続された親機クラスタシステムであって、
親機クラスタ10,30に、親機クラスタ10,30間
の通信を制御する相互接続部15,35と、子機10
2,202,302がどの親機101,201,301
内にいるかを表す子機102,202,302の現在位
置を、親機クラスタ10,30間にまたがって管理する
移動管理部14,34と、移動管理部14,34からの
子機102,202,302の現在位置の情報を参照し
て、親機インタフェース部11,31および相互接続部
15,35の通信パスを管理する通信パス管理部13,
33と、を備えたので、親機クラスタ間経由の子機間音
声およびデータ通信を自由に行える。
【0023】また、親子式通信システムにおける親機1
01,201が任意数接続される親機インタフェース部
11と、データ通信のためのバッファリング機能とを有
し、親機101,201を束ねる親機クラスタ10が、
有線ネットワーク1000に任意数接続され、さらに有
線ネットワーク1000に任意数の情報端末20が接続
された親機クラスタシステムであって、親機クラスタ1
0に、子機102,202と情報端末20との間の呼接
続のプロトコル変換機能およびデータ通信プロトコル変
換機能を有し、子機102,202と情報端末20との
間の通信の呼の確立および切断を行なう相互接続部15
を備えたので、子機と情報端末との音声およびデータ通
信を自由に行える。
【0024】
【0025】
【0026】
【発明の効果】 以上説明したように本発明によれば、
子式通信システムにおける親機が任意数接続されるイン
タフェース手段と、データ通信のためのバッファリング
機能とを有し、親機を束ねる親機クラスタ装置が、有線
ネットワークに任意数接続され、さらに有線ネットワー
クに任意数の情報端末が接続された親機クラスタシステ
ムであって、各親機クラスタ装置に、親子式通信システ
ムにおける子機と情報端末との間の呼接続のプロトコル
変換機能およびデータ通信プロトコル変換機能を有し、
子機と情報端末との間の通信の呼の確立および切断を行
なう相互接続手段を備えれば、親機クラスタ装置をまた
がった子機と情報端末との音声およびデータ通信を自由
に行える。したがって、子機からファイルサーバへのア
クセスなどに採用でき、ワイヤレスデータ通信ネットワ
ークとして特に有効に利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における親機クラスタ装置の
構成図である。
【図2】本発明の一実施例における親機クラスタ装置の
構成図である。
【図3】本発明の一実施例における親機クラスタ装置を
備えた親機クラスタシステムの構成図である。
【図4】本発明の一実施例における親機クラスタ装置に
より実現される親機クラスタ装置内子機間データ通信の
通信シーケンスの説明図である。
【図5】本発明の一実施例における親機クラスタシステ
ムにより実現される親機クラスタ装置をまたがる子機間
データ通信の通信シーケンスの説明図である。
【図6】本発明の一実施例における親機クラスタシステ
ムにより実現される親機クラスタ装置をまたがる子機間
データ通信の通信シーケンスの説明図である。
【図7】本発明の一実施例における親機クラスタシステ
ムにより実現される子機と情報端末との間のデータ通信
の通信シーケンスの説明図である。
【符号の説明】
10 親機クラスタ 11 親機インタフェース部 12 パーソナルハンディホン通信制御部 13 通信パス管理部 14 移動管理部 15 相互接続部 20 情報端末 30 親機クラスタ 31 親機インタフェース部 32 パーソナルハンディホン通信制御部 33 通信パス管理部 34 移動管理部 35 相互接続部 101 親機 102 子機 201 親機 202 子機 301 親機 302 子機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/24 - 7/26 H04Q 7/04 - 7/38

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 親子式通信システムにおける親機が任意
    数接続されるインタフェース手段と、データ通信のため
    のバッファリング機能とを有し、前記親機を束ねる親機
    クラスタ装置が、有線ネットワークに任意数接続され、
    さらに前記有線ネットワークに任意数の情報端末が接続
    された親機クラスタシステムであって、 前記各親機クラスタ装置に、 前記親子式通信システムにおける子機と前記情報端末と
    の間の呼接続のプロトコル変換機能およびデータ通信プ
    ロトコル変換機能を有し、前記子機と前記情報端末との
    間の通信の呼の確立および切断を行なう相互接続手段を
    備えたことを特徴とする親機クラスタシステム。
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