JP2000124974A - バイブレータの構造及びその取付け構造 - Google Patents

バイブレータの構造及びその取付け構造

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JP2000124974A
JP2000124974A JP29658698A JP29658698A JP2000124974A JP 2000124974 A JP2000124974 A JP 2000124974A JP 29658698 A JP29658698 A JP 29658698A JP 29658698 A JP29658698 A JP 29658698A JP 2000124974 A JP2000124974 A JP 2000124974A
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vibrator
metal terminal
motor
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terminal
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JP29658698A
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English (en)
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Suketsugu Maekawa
祐嗣 前川
Akira Karasawa
亮 唐沢
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Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のバイブレータの構造は、バイブレー
タに接続されている電線を基板上に設けられたはんだ付
け用パッドに手ではんだ付けし、バイブレータを挿入し
たバイブレータホルダをプリント基板又は外装用カバー
に固定している。この構造では、各電線の被覆部を剥離
してはんだ付けをするという作業を伴い、作業工数がか
かってしまう。更には、はんだ付け後から組立工程に入
るまでの間、各電線と、各電圧供給パターンのみで接続
されているにすぎず、バイブレータ本体が固定されてい
ないため、はんだ付け部分の損傷が発生しやすく、作業
の妨げになることが問題になっていた。 【解決手段】 携帯無線通信機器における着信の際の呼
出機能として用いられるバイブレータ装置において、バ
イブレータ本体とその本体のプラス極に接続された突出
した第1の金属端子と、前記バイブレータ本体の筐体に
接続され該筐体の接地に接続された第2の金属端子とよ
り構成されることを特徴としたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話、PH
S、無線呼出しシステム(ページャ)等の携帯無線通信
機器の着信時などの呼出機能として用いられるバイブレ
ータに係わるものであり、特にこのバイブレータの構造
及びその取付け構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のバイブレータの構造及びその取付
け構造について図面を用いて説明する。図7は従来のバ
イブレータとその取付け構造の第1の例を示すものであ
り、図8はバイブレータのモータ部分の断面構造であ
る。従来のバイブレータは、回転軸1を含むモータ73
と、偏心部材2と、モータのプラス極に接続されたプラ
ス電線94と、モータのマイナス極に接続されたマイナ
ス電線95と、より構成されており、各電線は偏心部材
2が取付けられる逆側の一端に接続されているものであ
る。このバイブレータにおいては、プラス極及ぶマイナ
ス極に供給される電圧制御により回転軸1を中心として
回転運動を発生させるため、偏心部材2の回転により振
動が発生するものである。
【0003】このようなバイブレータを通信機器本体に
取付ける場合、本体に組込まれたプリント基板70に対
して、前記のプラス電線94及びマイナス電線95をプ
リント基板上に設けられたプラス電圧供給パターン74
及びマイナス電圧供給パターン75に手作業ではんだ付
けするものである。また、モータ73の外周部分を半田
付けなどで基板や通信機器本体に接着固定することによ
りバイブレータを実装することを可能としている。尚、
前記のマイナス電圧供給パターン75は一般的には接地
(GND)である。
【0004】次に従来のバイブレータの取付け構造の第
2の例について、図9及び図10を用いて説明する。図
9は従来の第2の例の取付け順序を示す図であり、図1
0は従来の第2の例による構造である。前述した従来の
第1の例と異なる部分は、モータ73を通信機器本体や
基板90に直接に接着固定するものではなく、モータ7
3を挿入するモータカバー97を設けこのモータカバー
97を通信機器本体または基板90に接着固定するもの
である。モータ73が円形であるのに対してモータカバ
ー97により面一に接着固定することができ、振動によ
る接着固定の不安定を無くすことができるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の構
造では、各電線94及び95の被覆部を剥離し、はんだ
付けをするという作業を伴い、作業工数がかかってしま
う。更には、はんだ付け後から組立工程に入るまでの
間、各電線94及び95と、各電圧供給パターン74及
び75のみで接続されているにすぎず、バイブレータ本
体が固定されていないため、はんだ付け部分の損傷が発
生しやすく、作業の妨げになることが問題になってい
た。本発明は、上記実情に鑑みてなされたもので、従来
技術である各電線94及び95の被覆剥離作業、各電圧
供給パターン74及び75のはんだ付け作業を無くし
て、作業工数低減を図るとともに、各電線と各供給パタ
ーンの半田付けのみの固定の不安定さによる作業性の低
下、あるいははんだ付け部分の損傷を防ぐことのできる
バイブレータ構造及びその取付け構造を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記従来の問題を解決す
るため、請求項1記載の発明によるバイブレータ構造
は、携帯無線通信機器における着信の際の呼出機能とし
て用いられるバイブレータ装置において、バイブレータ
本体とその本体のプラス極に接続された突出した第1の
金属端子と、前記バイブレータ本体の筐体に接続され該
筐体の接地に接続された第2の金属端子とより構成され
ることを特徴としたものであり、各金属端子を半田曹な
どの自動取付け接続を可能とするものである。
【0007】上記従来の問題を解決するため、請求項2
記載の発明によるバイブレータ構造は、回転軸の一端に
偏心部材を取付け、電圧制御により回転運動を発生させ
る振動子構造とするバイブレータであって、電圧供給端
子を前記偏心部材の他の端面に取付け部分と面一に接す
る端子とし、接地端子は振動子を狭接把持する形状と
し、該接地端子は前記取付け部分と面一に構成すること
を特徴とするものであり、取付け部分としての基板や通
信機器本体に対して半田曹などの自動取付け接続を可能
とするものである。
【0008】上記従来の問題を解決するため、請求項3
記載の発明によるバイブレータの取付け構造は、回転軸
を含むモータと、偏心部材と、モータのプラス極に接続
された第1の金属端子と、モータの筐体をGNDとして
接続された第2の金属端子と、より構成されており、前
記第1の金属端子は前記偏心部材の他の端面に取付け基
板と面一に接する端子とし、前記第2の金属端子は前記
モータを狭接把持する形状とし、更に第2の金属端子は
前記取付け基板と面一に接するように該取付け基板に取
付けることを特徴とするものであり、基板に固定接続さ
れるバイブレータユニットを簡易に構成することができ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
しながら説明する。図1は本発明のバイブレータ構造を
示す実施例である。回転軸1を含むモータ3と、偏心部
材2と、モータのプラス極に接続されたプラス金属端子
4と、モータのGND筐体に接続されたマイナス金属端
子5と、より構成されており、前記プラス金属端子4は
偏心部材2の他の端面に基板と面一に接するような端子
とし、マイナス金属端子5はモータ3を狭接把持する形
状とし、該端子5は取付け基板と面一に接するような端
子とする構造である。従来のバイブレータ構造に対し
て、モータ外周部分の一部または全部をGNDとし、す
なわちマイナス極とすることで、この外周部分にマイナ
ス金属端子を接続し狭接把持する構造としている。各金
属端子4及び5は面一となっており、通信機器本体また
は基板などに接続する際は自動半田曹にて簡易に半田付
け作業ができ、したがって手作業は不要となる。
【0010】図2は本発明のバイブレータの取付け構造
を示す実施例である。図2においては、前述したバイブ
レータのモータ3をモータカバー27に挿入して基板2
0に取付けたものである。モータカバー27が絶縁物質
の場合はマイナス金属端子5の位置する部分に開口部を
設けてマイナス電圧供給パターン25(すなわちGN
D)と面一接続する。またモータカバー27が導通物質
の場合であって、モータ3の外周部分がGNDとなって
いる場合は、モータカバーそのものがGNDとなり、通
信機器本体や基板のGND部分にそのまま半田付けされ
ることによりGND供給ができる。
【0011】図3は本発明のバイブレータの実装構造を
示す実施例である。図3(a)はバイブレータ本体を基
板20に取付けたものを携帯電話のリアケース30に実
装した場合の図であり、また、図3(b)はモータカバ
ー27に挿入したバイブレータ本体を基板20に取付け
たものを携帯通信機器のリアケースに実装した場合の図
である。このような構造とすることで、基板に取付けら
れたバイブレータを1つのユニットとして部品単位に扱
うことができ、携帯通信機器への実装が容易にできる。
【0012】図4は、本発明の第1のバイブレータ構造
を示す実施例の上面図(a)及び側面図(b)を示すも
のである。バイブレータのモータ部分の底面部にプラス
(+)金属端子4を接合し、GNDとなる外周部分にマ
イナス(−)金属端子5を接合する構造である。
【0013】図5は、本発明の第2のバイブレータ構造
を示す実施例の上面図(a)及び側面図(b)を示すも
のである。バイブレータのモータ部分の底面部にプラス
(+)金属端子4を接合し、GNDとなる外周部分の基
板と面一になる面部にマイナス(−)金属端子55を接
合する構造である。この場合、マイナス金属端子55と
反対面のモータ部分が通信機器本体のケース部分とによ
り把持狭接される。
【0014】図6は、本発明の第3のバイブレータ構造
を示す実施例の上面図(a)及び側面図(b)を示すも
のであり、(c)には図中のx−x断面図を示す。バイ
ブレータのモータ部分の底面部にプラス(+)金属端子
4を接合し、GNDとなる外周部分にモータを取り巻く
ようにマイナス(−)金属端子65を接合する。図4や
図5に示した実施例よりもバイブレータを保持する強度
を向上させることができる。
【0015】これら図4、図5、図6に示したようなバ
イブレータは、バイブレータを基板に取付ける製造工程
において、部品の供給手段によりバイブレータを表面部
品実装機へ供給し、この供給したバイブレータ装置を吸
着し、基板が搬送されている所定の位置へ配置し実装す
るような自動の部品実装を行うことができ、手作業が不
要となる。
【0016】
【発明の効果】上述したバイブレータの構造及びその取
付け構造により、手作業の半田付けなどの作業工数を減
らし、他の自動実装部品と同様に自動による取付け構造
とすることができる。これは従来の取付けの作業である
電線の取付け作業と比較すると、手はんだ付け作業をな
くすことができ、大幅な工数を低減できるものである。
また、従来の電線の剥離して接続された部分のみの固定
の不安定さ(電線2本でぶら下がった状態)が解消でき
るため、作業中にはんだ付け部損傷のおそれが少なくな
り、製造工程における品質が向上する。
【0017】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1のバイブレータ構造を示す実施例
である。
【図2】本発明のバイブレータの取付け構造を示す実施
例である。
【図3】本発明のバイブレータの実装構造を示す実施例
である。
【図4】本発明の第1のバイブレータ構造を示す実施例
の上面図及び側面図である。
【図5】本発明の第2のバイブレータ構造を示す実施例
の上面図及び側面図である。
【図6】本発明の第3のバイブレータ構造を示す実施例
の上面図及び側面図及び断面図である。
【図7】従来のバイブレータの取付け構造の第1の例を
示す図である。
【図8】バイブレータのモータ部分の断面構造を示す図
である。
【図9】従来のバイブレータの取付け構造の第2の例の
取付け順序を示す図である。
【図10】従来のバイブレータの取付け構造の第2の例
を示す図である。
【符号の説明】
1…回転軸、2…偏心部材、3…モータ、4…プラス金
属端子、5、55、65…マイナス金属端子、20、7
0…基板、24、74…プラス電圧供給パターン、2
5、75…マイナス電圧供給パターン、27、97…モ
ータカバー、30…リアケース、94…プラス電線、9
5…マイナス電線、90…溶接部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯無線通信機器における着信の際の呼
    出機能として用いられるバイブレータ装置において、バ
    イブレータ本体とその本体のプラス極に接続された突出
    した第1の金属端子と、前記バイブレータ本体の筐体に
    接続され該筐体の接地に接続された第2の金属端子とよ
    り構成されることを特徴とするバイブレータ構造。
  2. 【請求項2】 回転軸の一端に偏心部材を取付け、電圧
    制御により回転運動を発生させる振動子構造とするバイ
    ブレータであって、電圧供給端子を前記偏心部材の他の
    端面に取付け部分と面一に接する端子とし、接地端子は
    振動子を狭接把持する形状とし、該接地端子は前記取付
    け部分と面一に構成することを特徴とするバイブレータ
    構造。
  3. 【請求項3】 回転軸を含むモータと、偏心部材と、モ
    ータのプラス極に接続された第1の金属端子と、モータ
    の筐体をGNDとして接続された第2の金属端子と、よ
    り構成されており、前記第1の金属端子は前記偏心部材
    の他の端面に取付け基板と面一に接する端子とし、前記
    第2の金属端子は前記モータを狭接把持する形状とし、
    更に第2の金属端子は前記取付け基板と面一に接するよ
    うに該取付け基板に取付けることを特徴とするバイブレ
    ータの取付け構造。
JP29658698A 1998-10-19 1998-10-19 バイブレータの構造及びその取付け構造 Pending JP2000124974A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009201193A (ja) * 2008-02-19 2009-09-03 Ricoh Elemex Corp モータおよび電子デバイス

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JP2009201193A (ja) * 2008-02-19 2009-09-03 Ricoh Elemex Corp モータおよび電子デバイス

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