JPH1084649A - 端子ブラケット付き円筒形マイクロ振動モータ - Google Patents

端子ブラケット付き円筒形マイクロ振動モータ

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JPH1084649A
JPH1084649A JP8261431A JP26143196A JPH1084649A JP H1084649 A JPH1084649 A JP H1084649A JP 8261431 A JP8261431 A JP 8261431A JP 26143196 A JP26143196 A JP 26143196A JP H1084649 A JPH1084649 A JP H1084649A
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JP
Japan
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vibration motor
cylindrical
cylindrical micro
holding
bracket
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Application number
JP8261431A
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English (en)
Inventor
Yasumasa Sato
安正 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Optec Dai Ichi Denko Co Ltd
Original Assignee
Optec Dai Ichi Denko Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 振動モータの交換や修理の極めて容易な端子
ブラケット付き円筒形マイクロ振動モータを得る。 【解決手段】 円筒形マイクロモータ1の回転軸2に偏
心ウエイト3を取着した円筒形マイクロ振動モータ4
は、導電ターミナル5ー2と電気的に接触する導電体8
を備える。振動モータ挟持用弾性体ブラケット10は弾
力的に該振動モータ4を挟持し、当該ブラケット10と
モータケーシング6とを電気的に接続させる。振動モー
タ挟持用ホルダ12は、弾性体ブラケット10と弾性導
電体13とを互いに樹脂などの絶縁体14によって電気
的に絶縁して一体化する。弾性導電体13は、当該振動
モータ挟持用弾性体ブラケット10に振動モータ4を装
着することでマイクロモータ1の他端に設けた導電体8
と弾力的に接触し電気的に接続される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ページャや携帯電
話に用いられ、振動を発生させることにより電話の呼び
出しがあったことを知らせるためなどの基板実装タイプ
に適する端子ブラケット付き円筒形マイクロ振動モータ
に関する。
【0002】
【従来技術】ページャや携帯電話内の電子回路搭載基板
に円筒形マイクロ振動モータも電子部品同様に容易に実
装できるようにすることが望ましい。ここに従来の円筒
形マイクロ振動モータでは、基板に実装するに当たって
は、モータ固定用の両面テープを用いたり、円筒形マイ
クロ振動モータ挟持用弾性体ブラケットを用いたりし
て、当該電子回路搭載基板に円筒形マイクロ振動モータ
を固定した後、該モータのリード線をわざわざ基板に半
田付けしなければならず、自動化が難しい。
【0003】別の方法としては、円筒形マイクロ振動モ
ータを端子一体形に形成する方法がある。この方法によ
れば、上記の欠点を解消できるが、円筒形マイクロ振動
モータが破損した場合には、その取り外し及び修復が厄
介という欠点がある。
【0004】
【発明の課題】この発明は、円筒形マイクロ振動モータ
保持ホルダを用いることで円筒形マイクロ振動モータの
電子回路搭載基板への実装化を容易にし、尚且つ円筒形
マイクロ振動モータ保持ホルダに円筒形マイクロ振動モ
ータを装着するのみで、該円筒形マイクロ振動モータの
正、負側電源端子と円筒形マイクロ振動モータ保持ホル
ダの正、負側電極との電気的接続が容易に行えるように
し、リード線の半田付け作業の不要化、組立作業の容易
化を図り、また円筒形マイクロ振動モータが破損した場
合でも該円筒形マイクロ振動モータを円筒形マイクロ振
動モータ保持ホルダから極めて容易に外せるようにする
ことで、当該モータの修理などが容易に行えるようにす
ることを課題になされたものである。
【0005】
【発明の課題を達成するための手段】円筒形マイクロモ
ータ1の一端部に突出する回転軸2に偏心ウエイト3を
取着した円筒形マイクロ振動モータ4は、円筒形マイク
ロモータ1の他端外周部に導電ターミナル5ー1を露出
した導電性を有する円筒形マイクロモータケーシング6
と電気的に接続させ、該円筒形マイクロ振動モータ4
は、円筒形マイクロモータ1の他端に上記導電ターミナ
ル5ー1と電気的に絶縁した導電ターミナル5ー2を備
える。円筒形マイクロモータケーシング6の他端に装着
した絶縁体でできたブラシホルダ7は、上記導電ターミ
ナル5ー2と電気的に接触する導電体8を備える。
【0006】上記導電ターミナル5ー1と導電ターミナ
ル5ー2は、何れか一方が円筒形マイクロモータ1の正
側電源端子側に接続するためのブラシ9ー1に電気的に
接続し、他方は円筒形マイクロモータ1の負側電源端子
側に接続するためのブラシ9ー2に電気的に接続する。
【0007】円筒形マイクロ振動モータ挟持用弾性体ブ
ラケット10は、円筒形マイクロ振動モータ4の側面部
を挟持する一対の円筒形マイクロ振動モータ側面部挟持
片11ー1、11ー2を持つ導電体材料で形成したもの
に構成され、当該円筒形マイクロ振動モータ挟持用弾性
体ブラケット10に円筒形マイクロ振動モータ4を装着
することで弾力的に該振動モータ4を挟持し、当該ブラ
ケット10と円筒形マイクロモータケーシング6とを電
気的に接続する。
【0008】円筒形マイクロ振動モータ挟持用ホルダ1
2は、円筒形マイクロ振動モータ挟持用弾性体ブラケッ
ト10と弾性導電体13とを互いに樹脂などの絶縁体1
4によって電気的に絶縁して一体化する。弾性導電体1
3は、当該円筒形マイクロ振動モータ挟持用弾性体ブラ
ケット8に円筒形マイクロ振動モータ4を装着すること
で円筒形マイクロモータ1の他端に設けた導電体8と弾
力的に接触し電気的接続されるような円筒形マイクロ振
動モータ挟持用ホルダ12の位置に配置する。以上のよ
うに構成する端子ブラケット付き円筒形マイクロ振動モ
ータを提供することで、本発明の課題は達成できる。
【0009】
【発明の実施の形態】
(作用)図示せず電子回路実装基板に装着したリフロー
炉における表面実装可能な円筒形マイクロ振動モータ保
持ホルダ12の円筒形マイクロ振動モータ挟持用弾性ブ
ラケット10の上端開口部から一対の円筒形マイクロ振
動モータ側面部挟持片11ー1、11ー2をその弾性に
抗して押し広げて、円筒形マイクロ振動モータ4を、そ
の側面部を臨まして、上記ブラケット10の上記ブラケ
ット10の内部に振動モータ4を挿入する。挿入し終わ
ると、挟持片11ー1、11ー2の弾性によって元位置
に復帰するので、振動モータ4は、その位置に保持され
る。
【0010】上記挿入において、上記保持ホルダ12
は、ブラケット10の一端部に振動モータ軸方向移動規
制片16を形成しており、他端部には弾性導電体13を
形成しているため、上記ホルダ12内に振動モータ4を
位置決め保持できる。
【0011】また上記ホルダ12内に振動モータ4を位
置決め保持すると、ブラケット10と円筒形マイクロモ
ータケーシング6とが弾性接触し電気的に接続される。
また円筒形マイクロモータ1の他端部に装着したブラシ
ホルダ7に装着した導電体8と弾性導電体13とが電気
的に接触する。モータケーシング6は、導電ターミナル
5ー1と電気的に接触され、該ターミナル5ー1はブラ
シ9ー1と電気的に接触し、該ブラシ9ー1は回転電機
子17側に取り付けられた整流子18と電気的に接触す
る。上記弾性導電体13と電気的に接触する導電体8
は、導電ターミナル5ー2と電気的に接触しており、該
導電ターミナル5ー2はブラシ9ー2と電気的に接触
し、該ブラシ9ー2は回転電機子17側に取り付けられ
た整流子18と電気的に接触する。
【0012】従って、図示せず電子回路実装基板にそれ
ぞれ正側電源給電用電極及び負側電源給電用電極を形成
しておき、モータケーシング6を負側電源給電用電極に
電気的に接続し、弾性導電体と正側電源給電用電極とを
電気的に接続しておき、該正側電源給電用電極、負側電
源給電用電極それぞれに正側電源、負側電源を供給する
ことで、上記回転電機子17に電源を供給して振動モー
タ4を回転させることが出来、その回転によって偏心ウ
エイト3が部分円偏心回転して遠心力による振動を発生
させ、電子回路実装基板15を介してページャや携帯電
話の筐体を振動させるので、該ページャや携帯電話を身
に付けているものに、その振動によって電話の呼び出し
があることを伝える。
【0013】
【発明の一実施例】
(第1実施例)図1は円筒形マイクロモータ1の一端か
ら突出する回転軸2に偏心ウエイト3を取着し且つ他端
にブラシホルダ7を取着した円筒形マイクロ振動モータ
4の側面図、図2は同振動モータ4の側面から見た縦断
面図で、ブラシホルダ7の外側端部に導電体8を装着す
る場合の説明図、図3はブラシホルダ7の外側端部に導
電体8を装着した場合の同振動モータ4の側面から見た
縦断面図、図4は円筒形マイクロ振動モータ4を偏心ウ
エイト3側から見た場合の図面、図5は円筒形マイクロ
振動モータ保持ホルダ12を一端方向から見た場合の図
面、図6は円筒形マイクロ振動モータ保持ホルダ12を
他端方向から見た場合の図面、図7は円筒形マイクロ振
動モータ保持ホルダ12に円筒形マイクロ振動モータ4
を装着した端子ブラケット付き円筒形マイクロ振動モー
タを一端方向から見た場合の図面、図8は同端子ブラケ
ット付き円筒形マイクロ振動モータを他端方向から見た
図面、図9は円筒形マイクロ振動モータ保持ホルダ12
の上面図、図10は同円筒形マイクロ振動モータ保持ホ
ルダ12の側面図、図11は同円筒形マイクロ振動モー
タ保持ホルダ12の底面図、図12は円筒形マイクロ振
動モータ保持ホルダ12に円筒形マイクロ振動モータ4
を装着した端子ブラケット付き円筒形マイクロ振動モー
タの側面図である。以下、図1乃至図12を参照して、
本発明の第1実施例としての端子ブラケット付き円筒形
マイクロ振動モータについて説明する。
【0014】まずこの発明に適した一例としての円筒形
マイクロ振動モータとしては、図1乃至図3に示す円筒
形マイクロ振動モータ4を用いることとする。主に図1
乃至図3を参照して説明すると、この円筒形マイクロ振
動モータ4は円筒形マイクロモータ1の一端から突出す
る回転軸2に偏心ウエイト3を取着したものとなってい
る。偏心ウエイト3は、図4に示すように軸方向から見
た形状が半円状を成したものとなっており、タングステ
ン合金などの高比重合金で形成したものを用いている。
これは偏心ウエイト3が部分円運動しながら偏心回転す
ることで発生する遠心力を大きなものにし、大きな振動
が得られるようにするためである。
【0015】円筒形マイクロ振動モータ4を構成する円
筒形マイクロモータ1の一例としては、図2及び図3に
示した構造のものを用いる。この円筒形マイクロモータ
1は、磁性体で出来た円筒形マイクロモータケーシング
6の一端部に回転軸2と同心状の磁性体材料で形成した
円筒状の軸承ハウス19を固定し、その両端部内周に軸
受20、21を設けて回転軸2を軸承する。尚、このモ
ータケーシング6は、全てあるいは適宜部分を後記する
導電ターミナル5ー2と電気的に接続させるために導電
体を塗布するか、導電体で形成すると良い。
【0016】上記軸承ハウス19の外周に円筒形の界磁
マグネット24を固定する。該界磁マグネット24とし
ては、周方向に沿ってN極、S極を有する2極に着磁さ
れた円筒形状のものを用いる。
【0017】回転軸2の他端部にボス22を設け、これ
に回転電機子支持体23を固定し、該支持体23の外周
に円筒形のコアレス電機子でできた回転電機子17の他
端部内周を接着剤などの適宜な手段で固定する。該回転
電機子17は、界磁マグネット24と径方向の空隙を介
して該界磁マグネット24の外周を回転する。
【0018】上記回転電機子支持体23の回転軸周りに
複数の整流子片から成る整流子18を回転軸2と同心状
に設ける。
【0019】モータケーシング6の他端部には、電気的
絶縁樹脂で形成した中空ブラシホルダ7が装着する。こ
のブラシホルダ7には、それぞれ正側電源、負側電源側
に接続される一対の導電材で形成したブラシ9ー1、9
ー2が装着され、上記整流子18に摺接され、回転電機
子17に通電を行うようになっている。尚、図では、図
面の都合上、ブラシ9ー1のみを描く。
【0020】上記ブラシ9ー1は、モータケーシング6
の外周部に一部分を露出させるように構成された導電タ
ーミナル5ー1の一端部と電気的に接続してある。この
導電ターミナル5ー1は、その他端部を上記モータケー
シング6の内周部に形成した導電体と電気的に接続させ
ている。
【0021】上記図示せずブラシ9ー2は、他端部がブ
ラシホルダ7の他端開口部26に延びたL字形に形成さ
れ導電ターミナル5ー1の一端部と電気的に接続してあ
る。この導電ターミナル5ー2は、ブラシホルダ7によ
って導電ターミナル5ー1と電気的に絶縁されている。
【0022】ブラシホルダ7の他端面には、上記導電タ
ーミナル5ー2と電気的に接続させるための導電体8を
挿入するための導電ターミナル挿入用凹部25を形成し
ている。導電体8は、上記凹部25に挿入収納される部
分とは別にブラシホルダ7の他端開口部26に挿入され
る抜け止め片8Aを持ち、この抜け止め片8Aに抜け止
め突起8Bを形成している。従って、抜け止め片8Aを
他端開口部26側に臨まして導電体8を挿入すること
で、図3に示すように該導電体8をブラシホルダ7の他
端面に装着できる。尚、抜け止め突起8Bは、図示せず
固定側部分と係合し、導電体8の抜け止め作用を行う。
【0023】以上が円筒形マイクロ振動モータ4部分で
ある。次に端子ブラケット付き円筒形振動モータ27に
ついて図5乃至図12を用いて説明する。
【0024】端子ブラケットとなる円筒形マイクロ振動
モータ挟持用弾性ブラケット10について図5乃至図1
2を用いて説明すると、このブラケット10は、円筒形
マイクロ振動モータ4の側面部を挟持する上端開口部2
7を有する一対の弾性力を持つ導電材料で形成された円
筒形マイクロ振動モータ挟持片11ー1、11ー2を持
つ(図5乃至図8参照)。
【0025】このモータ挟持用弾性ブラケット10は、
上記一対の挟持片11ー1、11ー2を押し広げて上端
開口部27からモータ4を図7に示すようにその側面を
臨まして当該ブラケット10内に挿入することで弾力的
に当該モータ4をブラケット10内に挟持させ、当該ブ
ラケット10とモータケーシング6とを電気的に接続す
る。以上のようにモータ4を装着した際(図7及び図8
参照)、当該モータ4が軸方向に動かないように両端部
にそれぞれ振動モータ軸方向移動規制片16を上記挟持
片11ー1、11ー2に一体形成している。
【0026】円筒形マイクロ振動モータ保持ホルダ12
は、図5乃至図12を参照してブラケット10と弾性導
電体13とをこれらの下部において絶縁体、例えば樹脂
14をモールドなどすることによって互いに電気的に絶
縁して一体化している。弾性導電体13は、樹脂14の
他端部側位置にモールド固定される。この弾性導電体1
3は、ブラケット10内にモータ4を装着した際に、該
モータ4の他端部に装着した導電体8と電気的に接触す
る部分13Aと、保持ホルダ12を電子回路実装基板1
5に搭載した際に該基板15に形成したプリントパター
ン面と接触する位置にまで延びて接触し電気的導通をな
す延長部13Bを持つ。以上のようにして、円筒形マイ
クロ振動モータ挟持用弾性ブラケット10は構成され
る。
【0027】電子回路実装基板に装着した円筒形マイク
ロ振動モータ保持ホルダ12の円筒形マイクロ振動モー
タ挟持用弾性ブラケット10の上端開口部から一対の円
筒形マイクロ振動モータ側面部挟持片11ー1、11ー
2をその弾性に抗して押し広げて、円筒形マイクロ振動
モータ4を、その側面部を臨まして、上記ブラケット1
0の上記ブラケット10の内部に振動モータ4を挿入す
る。挿入し終わると、挟持片11ー1、11ー2の弾性
によって元位置に復帰するので、振動モータ4は、その
位置に保持される。
【0028】従って、まずブラケット10には、振動モ
ータ軸方向移動規制片16を形成しているため、上記ホ
ルダ12内に振動モータ4は位置決め保持すると、ブラ
ケット10と円筒形マイクロモータケーシング6とが弾
性接触し電気的に接続される。また円筒形マイクロモー
タ1の他端部に装着したブラシホルダ7に装着した導電
体8と弾性導電体13とが電気的に接触する。モータケ
ーシング6は、導電ターミナル5ー1と電気的に接触さ
れ、該ターミナル5ー1はブラシ9ー1と電気的に接触
し、該ブラシ9ー1は回転電機子17側に取り付けられ
た整流子18と電気的に接触する。上記弾性導電体13
と電気的に接触する導電体8は、導電ターミナル5ー2
と電気的に接触しており、該導電ターミナル5ー2はブ
ラシ9ー2と電気的に接触し、該ブラシ9ー2は回転電
機子17側に取り付けられた整流子18と電気的に接触
する。
【0029】このため端子ブラケット付き円筒形マイク
ロ振動モータを電子回路実装基板の所定箇所に配設する
と共に、電子回路実装基板にそれぞれ正側電源給電用電
極及び負側電源給電用電極を形成しておけば、例えば、
モータケーシング6を負側電源給電用電極に電気的に接
続し、弾性導電体13の延長部13Bと接触する正側電
源給電用電極とを電気的に接続し、該正側電源給電用電
極、負側電源給電用電極それぞれに正側電源、負側電源
を供給することで、上記回転電機子17に電源を供給し
て振動モータ4を回転させることが出来、その回転によ
って偏心ウエイト3が部分円偏心回転して遠心力による
振動を発生させ、電子回路実装基板15を介してページ
ャや携帯電話の筐体を振動させるので、該ページャや携
帯電話を身に付けているものに、その振動によって電話
の呼び出しがあることを伝える。
【0030】(第2実施例)図13乃至図15を参照し
て本発明の第2実施例について説明する。尚、第1実施
例と共通する箇所の説明は、重複するので上記説明を参
照して省くこととする。
【0031】図13を参照して第2実施例では、円筒形
マイクロ振動モータ保持ホルダ12’としてU字状の弾
性導電体13’を用いている。この弾性導電体13’は
上記導電体8との接触を高めるため、該導電体8と接触
するする部分13’Aを更に延長折曲したU字状のもの
となっており、他端部13’Bを当該円筒形マイクロ振
動モータ保持ホルダ12’を取り付ける電子回路実装基
板15に形成した図示しない電源供給用の電極部と接触
させることが出来るようにしている。
【0032】電子回路実装基板15に取り付けて形成し
た端子ブラケット付き円筒形マイクロ振動モータの側面
図は図14に示す通りで、該端子ブラケット付き円筒形
マイクロ振動モータの端部方向から見た図を図15に示
す。作用効果は第1実施例の場合と共通するので、その
詳細は省略する。
【0032】(効果)従って、本発明の端子ブラケット
付き円筒形マイクロ振動モータによれば、極めて容易に
電子回路実装基板に装着でき、また円筒形マイクロ振動
モータが何らかの理由で破損した場合でも、当該円筒形
マイクロ振動モータそのものを保持ホルダから容易に取
り外せるので、円筒形マイクロ振動モータの交換や修理
が極めて容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 円筒形マイクロモータの一端から突出する回
転軸に偏心ウエイトを取着し且つ他端にブラシホルダを
取着した円筒形マイクロ振動モータの側面図である。
【図2】 同振動モータの側面から見た縦断面図で、ブ
ラシホルダの外側端部に導電体を装着する場合の説明図
である。
【図3】 ブラシホルダの外側端部に導電体を装着した
場合の同振動モータの側面から見た縦断面図である。
【図4】 円筒形マイクロ振動モータを偏心ウエイト側
から見た場合の図面である。
【図5】 円筒形マイクロ振動モータ保持ホルダを一端
方向から見た場合の図面である。
【図6】 円筒形マイクロ振動モータ保持ホルダを他端
方向から見た場合の図面である。
【図7】 円筒形マイクロ振動モータ保持ホルダに円筒
形マイクロ振動モータを装着した端子ブラケット付き円
筒形マイクロ振動モータを一端方向から見た場合の図面
である。
【図8】 同端子ブラケット付き円筒形マイクロ振動モ
ータを他端方向から見た図面である。
【図9】 円筒形マイクロ振動モータ保持ホルダの上面
図である。
【図10】 同円筒形マイクロ振動モータ保持ホルダの
側面図である。
【図11】 同円筒形マイクロ振動モータ保持ホルダの
底面図である。
【図12】 円筒形マイクロ振動モータ保持ホルダに円
筒形マイクロ振動モータを装着した端子ブラケット付き
円筒形マイクロ振動モータの側面図である。
【図13】 本発明第2実施例としての円筒形マイクロ
振動モータ保持ホルダの側面図である。
【図14】 同円筒形マイクロ振動モータ保持ホルダに
円筒形マイクロ振動モータを装着した端子ブラケット付
き円筒形マイクロ振動モータの側面図である。
【図15】 同円筒形マイクロ振動モータ保持ホルダに
円筒形マイクロ振動モータを装着した端子ブラケット付
き円筒形マイクロ振動モータを他端面方向から見た図面
である。 (符号の説明) 1 円筒形マイクロモータ 2 回転軸 3 偏心ウエイト 4 円筒形マイクロ振動モータ 5ー1、5ー2 導電ターミナル 6 円筒形マイクロモータケーシング 7 ブラシホルダ 8 導電体 8A 抜け止め片 8B 抜け止め突起 9ー1、9ー2 ブラシ 10 円筒形マイクロ振動モータ挟持用弾性ブラケット 11ー1、11ー2 円筒形マイクロ振動モータ側面部
挟持片 12、12’ 円筒形マイクロ振動モータ保持ホルダ 13、13’ 弾性導電体 14 絶縁体 15 電子回路実装基板 16 振動モータ軸方向移動規制片 17 回転電機子 18 整流子 19 軸承ハウス 20、21 軸受 22 ボス 23 回転電機子支持体 24 界磁マグネット 25 導電ターミナル挿入用凹部 26 他端開口部 27 上端開口部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記構成要素乃至を備えたことを特
    徴とする端子ブラケット付き円筒形マイクロ振動モー
    タ。 円筒形マイクロモータ(1)の一端部に突出する回
    転軸(2)に偏心ウエイト(3)を取着した円筒形マイ
    クロ振動モータ(4)は、円筒形マイクロモータ(1)
    の他端外周部に導電ターミナル(5ー1)を露出した導
    電性を有する円筒形マイクロモータケーシング(6)と
    電気的に接続させていること。 該円筒形マイクロ振動モータ(4)は、円筒形マイ
    クロモータ(1)の他端に上記導電ターミナル(5ー
    1)と電気的に絶縁した導電ターミナル(5ー2)を備
    えていること。 円筒形マイクロモータケーシング(6)の他端に装
    着した絶縁体でできたブラシホルダ(7)は、上記導電
    ターミナル(5ー2)と電気的に接触する導電体(8)
    を備えていること。 上記導電ターミナル(5ー1)と導電ターミナル
    (5ー2)は、何れか一方が円筒形マイクロモータ
    (1)の正側電源端子側に接続するためのブラシ(9ー
    1)に電気的に接続され、他方は円筒形マイクロモータ
    (1)の負側電源端子側に接続するためのブラシ(9ー
    2)に電気的に接続されていること。 円筒形マイクロ振動モータ挟持用弾性体ブラケット
    (10)は、円筒形マイクロ振動モータ(4)の側面部
    を挟持する一対の円筒形マイクロ振動モータ側面部挟持
    片(11ー1、11ー2)を持つ導電体材料で形成した
    ものに構成され、当該円筒形マイクロ振動モータ挟持用
    弾性体ブラケット(10)に円筒形マイクロ振動モータ
    (4)を装着することで弾力的に該振動モータ(4)を
    挟持し、当該ブラケット(10)と円筒形マイクロモー
    タケーシング(6)とを電気的に接続していること。 円筒形マイクロ振動モータ挟持用ホルダ(12)
    は、円筒形マイクロ振動モータ挟持用弾性体ブラケット
    (10)と弾性導電体(13)とを互いに樹脂などの絶
    縁体(14)によって電気的に絶縁して一体化している
    こと。 弾性導電体(13)は、当該円筒形マイクロ振動モ
    ータ挟持用弾性体ブラケット(8)に円筒形マイクロ振
    動モータ(4)を装着することで円筒形マイクロモータ
    (1)の他端に設けた導電体(8)と弾力的に接触し電
    気的接続されるような円筒形マイクロ振動モータ挟持用
    ホルダ(12)の位置に配置していること。
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