JP2000124181A - 基板処理装置 - Google Patents

基板処理装置

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JP2000124181A
JP2000124181A JP10290791A JP29079198A JP2000124181A JP 2000124181 A JP2000124181 A JP 2000124181A JP 10290791 A JP10290791 A JP 10290791A JP 29079198 A JP29079198 A JP 29079198A JP 2000124181 A JP2000124181 A JP 2000124181A
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Japan
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substrate
processing
fluid
discharge path
space
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Application number
JP10290791A
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English (en)
Inventor
Yusuke Muraoka
祐介 村岡
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板の表裏両面に十分に処理液または処理気
体を供給することができるとともに、基板周囲の雰囲気
による悪影響を抑制することができ、処理液の再付着に
よる基板の汚染を防止することができる基板処理装置を
提供する。 【解決手段】 基板処理装置1において、回転ベース部
材11と遮蔽部材21とによって覆うように支持された
基板Wに対して、基板Wの上面(US)側および下面
(LS)側に確保された処理空間SU、SL内に所定の
処理液を供給部50によって供給し、同処理空間内を処
理液で満たした状態で、回転ベース部材11および遮蔽
部材21とともに基板Wを回転させながら基板処理を行
う。また、処理空間SU、SL内の外周部に設けられる
排出口から排出される処理液は、排出口のラビリンスL
Aにおいて流体抵抗が増加されて排出流量が抑制され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体基板、液晶
表示器用基板等のFPD(Flat Panel Display)用基
板、フォトマスク用ガラス基板、光ディスク用基板等の
基板(以下「基板」という)を処理する基板処理装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】基板に対する洗浄などを行う従来の基板
処理装置として、スピンチャックの中心から放射状に延
設された複数のチャック腕により基板を下方から水平に
支持しつつスピンチャックを基板と一体に回転させると
ともに、スピンチャックの上方および下方にそれぞれ設
けられたノズルより所定の処理液または処理気体(この
明細書では「処理流体」と総称する)を被回転基板の表
裏両面に供給するものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
基板処理装置によると基板の裏面に供給される処理流体
が回転するスピンチャックのチャック腕に遮られるの
で、基板の裏面に十分に処理流体を供給できないという
問題がある。また、スピンチャックに支持された基板
は、処理中に周囲の雰囲気に曝されるため周囲の雰囲気
による悪影響を受けやすいという問題がある。さらに、
処理流体が処理液の場合には、チャック腕に遮られた処
理液は飛散して基板に再付着し、基板を汚染するという
問題も存在する。
【0004】そこで、本発明は前記問題点に鑑み、基
板の表裏両面に十分に処理流体を供給することができ、
基板周囲の雰囲気による悪影響を抑制することがで
き、処理流体が処理液の場合にはその処理液の再付着
による基板の汚染を防止することができる基板処理装置
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の基板処理装置は、基板を処理する
基板処理装置であって、基板の下面側に空間を確保した
状態で基板を水平に支持する回転可能な回転台と、前記
回転台に支持された基板に対向して配置されるととも
に、基板の上面側に空間を確保した状態で前記回転台と
一体に回転可能な対向部材と、前記回転台と前記対向部
材との間の処理空間に所定の処理流体を供給して、前記
処理空間内を前記処理流体で満たす供給手段と、前記回
転台に支持された基板の周囲において前記回転台と前記
対向部材とが対向する部分に形成されて、前記処理空間
から前記処理流体を排出する排出経路と、を備え、前記
排出経路には、前記処理流体についての流体抵抗が前記
処理空間よりも高い部分が形成されていることを特徴と
する。
【0006】請求項2に記載の基板処理装置は、請求項
1に記載の基板処理装置であって、前記排出経路の一部
に設けたラビリンスによって前記処理流体についての流
体抵抗が高められていることを特徴とする。
【0007】請求項3に記載の基板処理装置は、請求項
1に記載の基板処理装置であって、前記排出経路の断面
がその排出経路の出口側に向かって先細り形状とされて
いることによって前記処理流体についての流体抵抗が高
められていることを特徴とする。
【0008】請求項4に記載の基板処理装置は、基板を
処理する基板処理装置であって、基板の下面側に空間を
確保した状態で基板を水平に支持する回転可能な回転台
と、前記回転台に支持された基板に対向して配置される
とともに、基板の上面側に空間を確保した状態で前記回
転台と一体に回転可能な対向部材と、前記回転台と前記
対向部材との間の処理空間に所定の処理流体を供給し、
前記処理空間内を前記処理流体で満たす供給手段と、前
記回転台に支持された基板の周囲において前記回転台と
前記対向部材とが対向する部分に形成されて、前記処理
空間から前記処理流体を排出する排出経路と、を備え、
前記排出経路がその出口側において上方に屈曲している
ことを特徴とする。
【0009】請求項5に記載の基板処理装置は、請求項
1から請求項4のいずれかに記載の基板処理装置であっ
て、前記排出経路の出口付近に設けられ、前記排出経路
から排出される処理流体の流量を制限する流量制限手段
をさらに備えることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】<第1実施形態> <装置>図1は、本発明の第1実施形態に係る基板処理
装置1の概略構成を示す一部断面図である。図1に示す
ように、基板処理装置1は、半導体ウエハなどの基板W
を下方から水平に支持する回転ベース部材(回転台)1
1と、回転ベース部材11および基板Wに対向して上方
に配置され基板Wの上部空間を遮蔽する遮蔽部材(対向
部材)21とを備え、また、基板Wおよび回転ベース部
材1の相互間の処理空間SLと基板Wおよび遮蔽部材2
1の相互間の処理空間SUとに所定の処理流体を供給す
る供給部50をさらに備える。
【0011】回転ベース部材11は、基板Wの下面LS
側を覆うような円盤状の部材であり、基板Wの下面LS
側に空間SLを確保した状態で基板Wを支持する。ま
た、遮蔽部材21は、基板Wの上面US側を覆うような
円盤状の部材であり、基板Wの上面US側に空間SUを
確保した状態で基板Wを支持する。
【0012】供給部50は、異なる半径を有する同心円
状の二重の配管51(51a、51b)、配管52(5
2a、52b)と、ミキシングバルブ53(53a、5
3b)と、窒素ガス供給部55と、純水(DIW)供給
部56と、複数の薬液C1〜Cnを供給することができ
る薬液供給部57とを備える。ミキシングバルブ53
(53a、53b)において各供給部55〜57に対応
する弁を開閉することにより、配管51を介して所望の
処理液(純水あるいは薬液C1〜Cn)または処理気体
(窒素ガス)を、処理空間SU、SLに選択的に供給す
ることができる。
【0013】回転ベース部材11は、その下部側にギア
15を有し、ベルト16は、このギア15と、モータM
1の回転軸に対して固定されるギアG1とに巻き掛けら
れている。同様に、遮蔽部材21は、その上部側にギア
25を有し、ベルト26は、このギア25と、モータM
2の回転軸に対して固定されるギアG2とに巻き掛けら
れている。また、図2の拡大断面図に示すように、外側
の配管52aはその下端において支持部材29に接続さ
れており、その支持部材29と遮蔽部材21の回転部の
内側面21Aとはベアリング28を介して接続されてい
る。同様に、外側の配管52bはその上端において支持
部材19に接続されており、その支持部材19と回転ベ
ース部材11の回転部の内側面11Aとはベアリング1
8を介して接続されている。したがって、モータM2を
駆動することにより、遮蔽部材21は、静止側の円筒形
状の支持部材29の周囲を回転することが可能であり、
また、モータM1を駆動することにより、回転ベース部
材11は、静止側の円筒形状の支持部材19の周囲を回
転することが可能である。モータM1およびM2は、制
御部CTRによって、同期して回転するように制御され
る。
【0014】ここにおいて、内側の配管51も外側の配
管52と同様に、回転ベース部材11および遮蔽部材2
1が回転する際においても静止している。この静止側の
配管51と、回転側の回転ベース部材11および遮蔽部
材21との間にはラビリンスシール部17および27が
それぞれ設けられており、処理空間SUおよびSL内の
処理流体が漏出することを防止している。また、配管5
2を通じて窒素ガスを供給することにより、この漏出を
より確実に防止することができ、この際、供給される窒
素ガスのほとんどは、ベアリング18の隙間を通じて回
転ベース部材11の下部へ、ベアリング28の隙間を通
じて遮蔽部材21の上部へと排出される。
【0015】回転ベース部材11は、図3の概略斜視図
に示すように、その上面の外周部に基板支持用ピン12
を有している。同様に、遮蔽部材21も、図4の概略下
面図に示すように、その下面の外周部に基板支持用ピン
22を有している。この基板支持用ピン12および22
の配置位置は、基板W上において半導体デバイスDV
(図5)などが作成される領域RAの以外の領域RBを
支持するように、たとえば、図5に示すように、基板W
の外周面から2〜3mm(ミリメートル)程度の位置で
基板Wを挟持するように設定されていることが好まし
い。この基板支持用ピン12および22としては、シリ
コンゴム、ウレタンゴム、PFA樹脂(四フッ化エチレ
ン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合樹脂)
被覆のフッ素ゴムなどの弾性材料を用いることができ
る。回転ベース部材11と遮蔽部材21とで基板Wを保
持した状態の拡大断面図を表す図6にも示されるよう
に、基板Wは、薬液処理などの所定の基板処理中におい
ては、弾力性を有する基板支持用ピン12および22の
両者に挟まれた状態で保持され、回転ベース部材11お
よび遮蔽部材21と一体になって回転される。
【0016】基板処理中において、供給部50によって
処理空間SU、SLへと供給された処理流体は、回転ベ
ース部材11に支持された基板Wの周囲から、言い換え
れば、回転する回転ベース部材11および遮蔽部材21
の外周部から遠心力によって外側へと排出される。回転
ベース部材11および遮蔽部材21との間の外周部にお
ける間隙は、処理空間SU、SL内の処理流体を処理空
間SU、SL外へと排出する排出経路EP(図6)とし
て機能する。回転ベース部材11および遮蔽部材21の
外周部において回転ベース部材11と遮蔽部材21との
対向面付近に設けられるこの排出経路にはラビリンスL
A(図1、図6)が設けられている。
【0017】このラビリンスLAは、 回転ベース部材11の外周部に同心円状に設けられ
た、異なる半径のリング状の複数のラビリンス用部材1
3(図3、図6)と、 遮蔽部材21の外周部に同心円状に設けられた、異な
る半径のリング状の複数のラビリンス用部材23(図
4、図6)と、の交互配置によって構成されている。
【0018】処理流体の排出経路EPに上記のようなラ
ビリンスLAを設けられていることにより、回転する回
転ベース部材11および遮蔽部材21の外周部から遠心
力によって外側へと処理流体が排出される際の流体抵抗
が、処理空間SU、SLにおける流体抵抗よりも高めら
れている。このため、処理流体が回転ベース部材11お
よび遮蔽部材21の外周部から排出経路EPを通って外
部に排出される際の排出速度は比較的緩やかになる。そ
の結果、処理空間SU、SL内の処理流体がその供給速
度以上で外部に流出して処理空間SU、SL内の処理流
体が不足してしまうような状況を防止できる。
【0019】また、回転ベース部材11は、外周部にお
いてテーパ部14(図6)を有している。このテーパ部
14を設けることにより、排出経路口EPの幅(断面
積)が部分的に狭くなっており、これによっても排出経
路EPの流体抵抗が高められているため、排出経路EP
から処理流体が過剰な速さで流出してしまうことをさら
に有効に防止している。なお、テーパ部14は、基板W
の基板支持用ピン12への載置位置の補正を行う位置決
め機能、および仮に基板支持用ピン12および22のピ
ンによる把持が解かれた場合の飛び出し防止部材として
の機能などを果たすものでもある。
【0020】基板処理装置1は、図1に示すように、排
気排液部40をさらに備える。排気排液部40は、排出
口から排出(排液・排気)された処理流体を受け取るリ
ング状の受け部材(上側部材41a、下側部材41b)
と、この上側部材41aおよび下側部材41bをそれぞ
れ支持する支持部材45aおよび支持部材45bと、配
管43とを有する。上側部材41a、下側部材41b
は、次述するカップ部3の昇降に伴い、互いに分離する
構造になっており、それらが相互に組合わさった際には
リング状の受け溝GVが形成されるようになっている。
処理空間SU、SLから排出された処理流体は、受け溝
GVで受け止められた後、配管43を介してさらに本装
置1の外部へと導かれる。
【0021】基板処理装置1は、回転ベース部材11お
よび遮蔽部材21などを収納するカップ部3を備えてい
る。このカップ部3は、上カップ3aと下カップ3bと
を有しており、上カップ3aは、昇降駆動部5により、
昇降することができる。基板Wの処理は、図1に示すよ
うに上カップ3aと下カップ3bとが接触して閉じた状
態で行われるが、基板Wの処理の開始前および終了後に
おいては、上カップ3aの上昇動作によって上カップ3
aと下カップ3bとが分離される。これにより両者の中
間に生成された空間を利用して、図示しない搬送ロボッ
トが基板Wを回転ベース部材11上に載置したり、回転
ベース部材11上から基板Wを取り除いたりすることが
可能になる。
【0022】基板処理装置1は、搬送ロボットによる基
板Wの移載を行う際に用いられる基板昇降部30をさら
に備えている。この基板昇降部30は、搬送ロボットと
の間で基板Wの授受を行う複数の昇降用支持ピン31
(図3)と、それらの昇降用支持ピン31を相互に接続
する接続部33と、昇降用支持ピン31および接続部3
3を昇降させる昇降用シリンダ35とを有している。昇
降用支持ピン31は、このような昇降機構により、搬送
ロボットとの基板Wの受け渡し位置(上方位置)と、基
板処理中の退避位置(下方位置)との間を昇降すること
が可能である。
【0023】<動作>つぎに、基板処理装置1における
処理の動作について説明する。以下の動作は、制御部C
TRにより各駆動機構を制御することにより行われる。
【0024】処理対象となる基板Wは、搬送ロボットに
より搬送され、回転ベース部材11上に移載される。こ
のとき上カップ3aは昇降駆動部5によって上昇されて
おり、上カップ3a側の遮蔽部材21、上側部材41a
などは、下カップ3b側の回転ベース部材11、下側部
材41bの上方位置に存在している。遮蔽部材21と回
転ベース部材11との間には、所定の空間が形成されて
おり、この空間を利用して、搬送ロボットが基板Wを回
転ベース部材11上に移載する。より具体的には、回転
ベース部材11の表面上に突出した昇降用支持ピン31
が、受け渡し位置(上方位置)で搬送ロボットから基板
Wを受け取った後、下降することにより、基板Wを回転
ベース部材11の基板支持用ピン12上に載置する。昇
降用支持ピン31は、貫通穴HLを通過して下降し、基
板処理中において回転する回転ベース部材11と干渉し
ないように、退避位置(下方位置)にまで下降する。
【0025】この貫通穴HLは、図7の貫通穴HLの周
辺部分の概略断面図に示すように、昇降用支持ピン31
の通過に伴って矢印ARの方向に開閉する開閉部CPを
有していることが好ましい。開閉部CPは、たとえば、
図7(a)に示すように、矢印AR方向に回動自在とな
るように開閉用部材CPAによって回転ベース部材11
に取り付けられていてもよいし、図7(b)に示すよう
に、開閉部CPの一部CPBを回転ベース部材11に対
して固定して、開閉部CP自体の弾力性を利用して矢印
ARの方向に回動可能となるようにしてもよい。このよ
うな開閉部CPを貫通穴HLに設けることによって、基
板処理中において、処理流体が貫通穴HLを通じて漏出
しないようにすることが可能である。
【0026】その後、上カップ3aを下降して、図1に
示すように上カップ3aと下カップ3bとが接触した状
態にする。この状態においては、基板Wは、基板Wの下
面LS側に処理空間SLが確保され、基板Wの上面US
側に処理空間SUが確保された状態で、回転ベース部材
11の基板支持用ピン12と遮蔽部材21の基板支持用
ピン22とでしっかりと挟持されている。
【0027】そして、制御部CTRの制御下において、
モータM1およびM2を駆動することにより回転ベース
部材11および遮蔽部材21を同期して回転させなが
ら、複数の薬液のうち基板Wの処理内容に応じて選択さ
れた薬液が、配管51を介して基板Wに対して処理流体
として供給され、基板処理が開始される。
【0028】基板処理中において、供給部50により供
給される薬液は、基板W、回転ベース部材11、遮蔽部
材21などによって形成される処理空間SL、SU内を
満たし、基板Wの上下(表裏)両面を覆う。したがっ
て、基板Wの表面に確実に薬液を供給して基板処理を行
うことができる。また、狭小な空間である処理空間S
U、SLに対して薬液を供給して基板Wの表面処理を行
うので、薬液の消費量が少なくて済む。
【0029】そして、配管51から基板Wの中央部に向
けて供給された処理空間SU、SL内の薬液は、図1な
どにおいて破線矢印で示すように、回転による遠心力で
外周部に向けて徐々に進行し、回転ベース部材11およ
び遮蔽部材21の外周部から外側へと排出される。上述
のラビリンスLAは、回転ベース部材11および遮蔽部
材21の外周部に設けられており、排出時の流体抵抗を
増加させることによって、薬液が回転ベース部材11お
よび遮蔽部材21の外周部から排出されにくくする機能
を有する。これにより、薬液の消費量を最小限にとどめ
ることができる。
【0030】このように、本実施形態の基板処理装置1
によれば、薬液の消費量を抑制しつつ、基板の上下(表
裏)両面に十分に薬液を供給することができる。また、
基板Wは回転ベース部材11および遮蔽部材21によっ
て覆われているので、一旦使用された処理液が飛散して
再付着することもない。さらに、基板Wの表面は、処理
空間内を満たしている処理薬液で覆われているので、基
板Wが基板周囲の雰囲気に接触することを防止して基板
周囲の雰囲気による悪影響を抑制することができる。
【0031】なお、上記においては、供給部50からの
処理液として薬液が供給される場合を例示したが、処理
液として純水を供給する場合も同様の効果を得ることが
できる。また、供給部50から処理液が供給される代わ
りに、窒素ガスなどの処理気体が供給される場合も同様
である。
【0032】このようにして所定の薬液による処理が行
われた後、さらに、その他の薬液による処理および純水
による処理などが同様に行われる。
【0033】そして、基板Wに対する所定の処理が終了
した後、搬送ロボットによって基板Wが基板処理装置1
の外部へと搬送される。具体的には、下方の退避位置に
存在していた昇降用支持ピン31は、回転ベース部材1
1に設けられている貫通穴HL(図1)を通過して上昇
し、回転ベース部材11の表面からその上方へと突出し
て、基板支持用ピン12に代わって基板Wの下面を支持
する。さらに、上昇を続けることにより、昇降用支持ピ
ン31は、基板Wを回転ベース部材11から持ち上げ、
搬送ロボットとの受け渡し位置(上方位置)にまで到達
する。そして、昇降用支持ピン31によって支持された
基板Wは、搬送ロボットに受け渡されて、外部へと搬送
される。
【0034】<変形例1〜ラビリンス>上記実施形態に
おいては、回転ベース部材11の外周部の全周に亙って
テーパ部14(図6)を設け、処理流体を排出する排出
経路EPの幅を狭くした上で、さらにラビリンスを設け
て、流体抵抗を増加させて処理流体が排出されにくくな
るようにする場合を例示したが、これに限定されない。
【0035】たとえば、図8に示すようにラビリンスL
Aのみを設けて、流出しようとする処理流体の流体抵抗
を増加することによっても、処理流体の処理空間SU、
SLからの過度の流出を有効に防止して、基板Wの表面
に確実に処理流体を供給することができるので、処理流
体の消費量を最小限にとどめることが可能である。
【0036】なお、この場合には、テーパ部14を回転
ベース部材11の外周部の一部、たとえば、基板支持用
ピン12に対応する位置にだけ設けてもよい。この場
合、テーパ部14は、排出経路EPの幅を狭くするとい
う機能はほとんど果たさないものの、基板Wの基板支持
用ピン12への載置位置の補正を行う位置決め機能、お
よび仮に基板支持用ピン12および22のピンによる把
持が解かれた場合の飛び出し防止部材としての機能を果
たすことは可能である。
【0037】<変形例2〜先細り形状>上記実施形態に
おいては、処理流体の流出を有効に防止するために、ラ
ビリンスを設けていたが、これに限定されない。たとえ
ば、図9および図10に示すように排出経路EPの出口
側を、外側に延びるにしたがいその幅が徐々に小さくな
る先細り形状としておくことも可能である。図9におい
ては、遮蔽部材21側に排出口を設けており、図10に
おいては、回転ベース部材11側に排出口が設けられて
いる場合を示している。これらの排出経路においては、
処理流体が流出する向き(破線矢印で示される向き)に
いくにしたがって、その幅が徐々に小さくなっているの
で、処理流体が流出しにくくなっている。このような流
体抵抗の増加を利用することにより、上記と同様の効果
を得ることも可能である。
【0038】<変形例3〜内圧付与部>あるいは、図1
1に示すように、排出口の付近に、回転ベース部材11
との間隔を調整することによって、処理流体の流量を制
限する内圧付与部60を設けることもできる。内圧付与
部60は、図12に示すように、円環状の板材62と取
付部64と昇降用シリンダ66とを備え、昇降用シリン
ダ66によって、板材62を矢印AZ方向に昇降するこ
とができる。図11にも示すように、この板材62を回
転ベース部材11に近づけたり、離したりすることによ
って、排出口から流出する処理流体の流量を調整するこ
とが可能である。この内圧付与部60の板材62と回転
ベース部材11との距離を近接させて処理流体の流体抵
抗を増加させることによって、排出口から排出される流
量を制限して処理流体が流出されにくくすることができ
る。この場合、板材62と回転ベース部材11との距離
を定めることによって、より正確に流量を調整すること
が可能である。
【0039】また、内圧付与部60は、これに限定され
ず排出経路EPの出口に板材を近接させる構成であれば
良く、他の変形例にも適用可能である。
【0040】<変形例4〜重力>上記実施形態において
は、流体抵抗を増加させることによって処理流体が流出
し難くなるようにしていたが、これに限定されず、重力
を利用して処理流体が流出し難くなるようにすることが
可能である。たとえば、図13に示すように、回転ベー
ス部材11および遮蔽部材21との間隙として形成され
る排出口を、処理空間SU、SLよりも上側に設けるこ
とが可能である。これにより、この排出口から排出され
る処理流体は、重力に逆らって上昇する必要があるの
で、排出口から排出されにくくなる。この変形は、処理
流体が液体(処理液)であることによりその自重が大き
いときに特に有効である。
【0041】<その他の変形例>上記実施形態において
は、図6に示すように、ラビリンスLAは、回転ベース
部材11と遮蔽部材21とにそれぞれ設けられたラビリ
ンス用部材13、23によって構成されていたが、これ
に限定されず、回転ベース部材11あるいは遮蔽部材2
1の一部として構成されてもよい。たとえば、一体とし
て形成されたラビリンス部材(ラビリンス用部材13、
23の双方に相当する部材を含む)を回転ベース部材1
1の外周部上に回転ベース部材11の一部として設け、
そのラビリンス部材の上面と遮蔽部材21の下面とを処
理流体が漏出しないように接触させることにより、回転
ベース部材11上に一体として形成されたラビリンス部
材を介して処理流体を排出することができる。このよう
な排出経路によっても上記と同様の機能を果たすことが
可能である。
【0042】また、上記実施形態においては、排出経路
EPは回転ベース部材11と遮蔽部材21との間隙とし
て形成されていたが、回転ベース部材11あるいは遮蔽
部材21の一部を切り欠いて外部へ通じる流路を形成す
ることによっても実現可能である。
【0043】なお、上記実施形態においては、上カップ
3a側を昇降駆動部5によって昇降することによって、
上カップ3aと下カップ3bとを分離したり係合させた
りしたが、これに限定されず、下カップ3b側を昇降駆
動部によって昇降することによっても同様の動作を行う
ことができる。
【0044】また、本発明はCu電解メッキ装置などの
基板メッキ装置にも適用できる。基板メッキ装置に適用
する場合は、薬液として硫酸銅などの電解液を使用し、
基板の裏面には、電解液が供給されない構成とするのが
好ましい。さらに、電解メッキ処理を施す場合は電解液
に給電する機構を追加する。
【0045】
【発明の効果】以上のように、請求項1ないし請求項3
に記載の基板処理装置によれば、回転台に水平に支持さ
れた基板に対して、基板の上面側および下面側に確保さ
れた処理空間内に所定の処理流体を供給することによ
り、処理空間内を処理流体で満たした状態で基板処理を
行うことができる。その際、処理流体の排出経路に、処
理流体についての流体抵抗が処理空間よりも高い部分が
形成されていることによって、処理空間から排出される
処理流体の排出流量が抑制される。したがって、処理流
体の消費量を抑制しつつ、基板の表裏(上下)両面に十
分に処理流体を供給することができる。また、基板の表
裏両面は、処理空間内を満たしている処理流体で覆われ
ているので、基板周囲の雰囲気への接触を防止して基板
周囲の雰囲気による悪影響を抑制することができる。さ
らに、処理流体が処理液の場合において、基板は回転台
および対向部材によって覆われているので、一旦使用さ
れた処理液が飛散して再付着することもない。
【0046】また、請求項4に記載の基板処理装置によ
れば、回転台に水平に支持された基板に対して、基板の
上面側および下面側に確保された処理空間内に所定の処
理流体を供給することにより、処理空間内を処理流体で
満たした状態で基板処理を行うことができる。その際、
処理流体の排出経路は、その出口側において上方に屈曲
しているので、処理空間から排出される処理流体の排出
流量が抑制される。したがって、処理流体の消費量を抑
制しつつ、基板の表裏(上下)両面に十分に処理流体を
供給することができる。また、基板の表面は、処理空間
内を満たしている処理流体で覆われているので、基板周
囲の雰囲気への接触を防止して基板周囲の雰囲気による
悪影響を抑制することができる。さらに、処理流体が処
理液の場合において、基板は回転台および対向部材によ
って覆われているので、一旦使用された処理液が飛散し
て再付着することもない。
【0047】さらに、請求項5に記載の基板処理装置に
よれば、排出経路の出口付近に設けられ、排出経路から
排出される処理流体の流量を制限する流量制限手段をさ
らに備えるので、より正確に流量を調整することが可能
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る基板処理装置1の概略
内部構造を示す一部断面図である。
【図2】図1の一部を表す部分拡大断面図である。
【図3】回転ベース部材11の概略斜視図である。
【図4】遮蔽部材21の概略下面図である。
【図5】基板支持用ピン12および22によって支持さ
れる基板Wの側面図である。
【図6】回転ベース部材11と遮蔽部材21とで保持さ
れた基板Wの拡大断面図である。
【図7】貫通穴HL(回転ベース部材11)の周辺部分
を表す概略断面図である。
【図8】変形例1における、回転ベース部材11および
遮蔽部材21の外周部付近の拡大断面図である。
【図9】変形例2における、回転ベース部材11および
遮蔽部材21の外周部付近の拡大断面図である。
【図10】変形例2における、回転ベース部材11およ
び遮蔽部材21の外周部付近の拡大断面図である。
【図11】変形例3における、回転ベース部材11およ
び遮蔽部材21の外周部付近の拡大断面図である。
【図12】内圧付与部60を表す概略斜視図である。
【図13】変形例4における、回転ベース部材11およ
び遮蔽部材21の外周部付近の拡大断面図である。
【符号の説明】
1 基板処理装置 11 回転ベース部材 21 遮蔽部材 12,22 基板支持用ピン 13,23 ラビリンス用部材 LA ラビリンス EP 排出経路 15,25,G1,G2 ギア 16,26 ベルト M1,M2 モータ 31 昇降用支持ピン 35,66 昇降用シリンダ 41 受け部材 43,51,52 配管 53 ミキシングバルブ 62 板材 SL,SU 処理空間 W 基板

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板を処理する基板処理装置であって、 基板の下面側に空間を確保した状態で基板を水平に支持
    する回転可能な回転台と、 前記回転台に支持された基板に対向して配置されるとと
    もに、基板の上面側に空間を確保した状態で前記回転台
    と一体に回転可能な対向部材と、 前記回転台と前記対向部材との間の処理空間に所定の処
    理流体を供給して、前記処理空間内を前記処理流体で満
    たす供給手段と、 前記回転台に支持された基板の周囲において前記回転台
    と前記対向部材とが対向する部分に形成されて、前記処
    理空間から前記処理流体を排出する排出経路と、を備
    え、 前記排出経路には、前記処理流体についての流体抵抗が
    前記処理空間よりも高い部分が形成されていることを特
    徴とする基板処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の基板処理装置であっ
    て、 前記排出経路の一部に設けたラビリンスによって前記処
    理流体についての流体抵抗が高められていることを特徴
    とする基板処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の基板処理装置であっ
    て、 前記排出経路の断面がその排出経路の出口側に向かって
    先細り形状とされていることによって前記処理流体につ
    いての流体抵抗が高められていることを特徴とする基板
    処理装置。
  4. 【請求項4】 基板を処理する基板処理装置であって、 基板の下面側に空間を確保した状態で基板を水平に支持
    する回転可能な回転台と、 前記回転台に支持された基板に対向して配置されるとと
    もに、基板の上面側に空間を確保した状態で前記回転台
    と一体に回転可能な対向部材と、 前記回転台と前記対向部材との間の処理空間に所定の処
    理流体を供給し、前記処理空間内を前記処理流体で満た
    す供給手段と、 前記回転台に支持された基板の周囲において前記回転台
    と前記対向部材とが対向する部分に形成されて、前記処
    理空間から前記処理流体を排出する排出経路と、を備
    え、 前記排出経路がその出口側において上方に屈曲している
    ことを特徴とする基板処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4のいずれかに記載
    の基板処理装置であって、 前記排出経路の出口付近に設けられ、前記排出経路から
    排出される処理流体の流量を制限する流量制限手段をさ
    らに備えることを特徴とする基板処理装置。
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