JP2000123608A - 車両用ランプ - Google Patents
車両用ランプInfo
- Publication number
- JP2000123608A JP2000123608A JP10296615A JP29661598A JP2000123608A JP 2000123608 A JP2000123608 A JP 2000123608A JP 10296615 A JP10296615 A JP 10296615A JP 29661598 A JP29661598 A JP 29661598A JP 2000123608 A JP2000123608 A JP 2000123608A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- housing
- lamp
- black
- bulb
- lens
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 レンズに対するスモーク処理を行うことな
く、非点灯時にハウジング内を暗く見せることのできる
車両ランプを提供する。 【解決手段】 ハウジング10が黒乃至灰色用の顔料を
混入した原料により成形された合成樹脂製であり、その
前部にレンズ1が取付けられ、内部にバルブ2が収納さ
れている。バルブ2の発光を前方へ反射すべき背後の放
物面状の反射面12に対しては反射面処理を施し、反射
面12よりも前寄りのハウジング10の内周面部分に対
しては、少なくとも部分的に反射面処理を施さないでハ
ウジング10の黒乃至灰色の素地を露出させる。
く、非点灯時にハウジング内を暗く見せることのできる
車両ランプを提供する。 【解決手段】 ハウジング10が黒乃至灰色用の顔料を
混入した原料により成形された合成樹脂製であり、その
前部にレンズ1が取付けられ、内部にバルブ2が収納さ
れている。バルブ2の発光を前方へ反射すべき背後の放
物面状の反射面12に対しては反射面処理を施し、反射
面12よりも前寄りのハウジング10の内周面部分に対
しては、少なくとも部分的に反射面処理を施さないでハ
ウジング10の黒乃至灰色の素地を露出させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハウジングが黒乃
至灰色用の顔料を混入した原料により成形された合成樹
脂製である車両用ランプに関するものである。
至灰色用の顔料を混入した原料により成形された合成樹
脂製である車両用ランプに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ハウジング内の反射面に起因するランプ
内のギラギラ感を抑制して意匠性を向上させるために、
ランプレンズにスモークを施すことが行われている。
内のギラギラ感を抑制して意匠性を向上させるために、
ランプレンズにスモークを施すことが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これにより、ランプの
非点灯時にレンズを暗く見せることができるが、反面で
はランプレンズの配光性能が低下し、コストアップにも
つながる。
非点灯時にレンズを暗く見せることができるが、反面で
はランプレンズの配光性能が低下し、コストアップにも
つながる。
【0004】本発明は、このような点に鑑みて、レンズ
に対するスモーク処理を行うことなく、非点灯時にハウ
ジング内を暗く見せることのできる車両ランプを提供す
ることを目的とする。
に対するスモーク処理を行うことなく、非点灯時にハウ
ジング内を暗く見せることのできる車両ランプを提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、この目的を達
成するために、合成樹脂製のハウジングは光漏れ或は見
掛け上の理由で成形時に顔料により黒乃至灰色に着色さ
れる場合があるのに着眼して、請求項1により、ハウジ
ングが黒乃至灰色用の顔料を混入した原料により成形さ
れた合成樹脂製であり、その前部にレンズが取付けら
れ、内部にバルブが収納された車両用ランプにおいて、
ハウジング内でバルブの発光を前方へ反射すべき背後の
放物面状の反射面に対しては反射面処理を施し、反射面
よりも前寄りのハウジング内周面部分に対しては、少な
くとも部分的に反射面処理を施さないでハウジングの黒
乃至灰色の素地を露出させることを特徴とする。
成するために、合成樹脂製のハウジングは光漏れ或は見
掛け上の理由で成形時に顔料により黒乃至灰色に着色さ
れる場合があるのに着眼して、請求項1により、ハウジ
ングが黒乃至灰色用の顔料を混入した原料により成形さ
れた合成樹脂製であり、その前部にレンズが取付けら
れ、内部にバルブが収納された車両用ランプにおいて、
ハウジング内でバルブの発光を前方へ反射すべき背後の
放物面状の反射面に対しては反射面処理を施し、反射面
よりも前寄りのハウジング内周面部分に対しては、少な
くとも部分的に反射面処理を施さないでハウジングの黒
乃至灰色の素地を露出させることを特徴とする。
【0006】反射面処理を施されていないハウジング内
面は黒乃至灰色のままであり、この暗い領域がレンズを
通して見え、したがってハウジング内部が暗くして非点
灯時に反射面に起因するギラギラ感を抑制する。
面は黒乃至灰色のままであり、この暗い領域がレンズを
通して見え、したがってハウジング内部が暗くして非点
灯時に反射面に起因するギラギラ感を抑制する。
【0007】
【発明の実施の形態】図1及び図2を基に本発明の実施
の形態の一例によるターンシグナルランプを説明する。
このターンシグナルランプ9は正面にアンバ色のレンズ
1が嵌着されたハウジング10内にバルブ2が収納され
て構成されている。ハウジング10は、例えばカーボン
ブラック等の顔料が樹脂原料に混入されることにより、
本来半透明のポリプロピレンを黒色に着色して射出成形
されている。
の形態の一例によるターンシグナルランプを説明する。
このターンシグナルランプ9は正面にアンバ色のレンズ
1が嵌着されたハウジング10内にバルブ2が収納され
て構成されている。ハウジング10は、例えばカーボン
ブラック等の顔料が樹脂原料に混入されることにより、
本来半透明のポリプロピレンを黒色に着色して射出成形
されている。
【0008】ハウジング10の内面におけるバルブ2の
背後の背面部11は横方向へ放物面状にわん曲し、アル
ミ蒸着又は反射塗装により反射面処理が施されて反射面
12が形成されている。一方、背面部11よりも前寄り
の方形状の内周面部13は反射面処理が施されないまま
である。
背後の背面部11は横方向へ放物面状にわん曲し、アル
ミ蒸着又は反射塗装により反射面処理が施されて反射面
12が形成されている。一方、背面部11よりも前寄り
の方形状の内周面部13は反射面処理が施されないまま
である。
【0009】これにより、ターンシグナルランプ9の非
点灯時には、レンズ1にスモーク処理を施されてなくて
もハウジング10内の素地の黒色が見え、暗くなって反
射面12の呈するギラギラ感が抑制される。
点灯時には、レンズ1にスモーク処理を施されてなくて
もハウジング10内の素地の黒色が見え、暗くなって反
射面12の呈するギラギラ感が抑制される。
【0010】前述の実施の形態では内周面部全域を原材
料色のままに残して置いたが、その例えば下側部分のみ
には背面部11と同様に反射面処理を施すことにより、
中間の暗さが表現できる。顔料の混入の割合又は種類の
選択により、非点灯時の暗さ度合を調整して意匠を変え
ることもできる。
料色のままに残して置いたが、その例えば下側部分のみ
には背面部11と同様に反射面処理を施すことにより、
中間の暗さが表現できる。顔料の混入の割合又は種類の
選択により、非点灯時の暗さ度合を調整して意匠を変え
ることもできる。
【0011】ハウジングの開口部の形状が円形の場合、
例えばバルブ位置よりも前方領域の内周面部を除いた背
後の放物面状背面部に反射面処理を施す。ハウジング用
の合成樹脂として乳白色のABSに、黒乃至灰色の顔料
を混入することもできる。本発明は、ターンシグナルラ
ンプに限らず、レンズが赤或はクリア等のランプにも適
用可能である。
例えばバルブ位置よりも前方領域の内周面部を除いた背
後の放物面状背面部に反射面処理を施す。ハウジング用
の合成樹脂として乳白色のABSに、黒乃至灰色の顔料
を混入することもできる。本発明は、ターンシグナルラ
ンプに限らず、レンズが赤或はクリア等のランプにも適
用可能である。
【0012】
【発明の効果】以上、本発明によれば、成形品のままの
ハウジングの素地を生かすることにより、レンズにスモ
ーク処理を施す必要がないために配光特性が損なわれ
ず、非点灯時に内部を暗く見せることが可能となる。着
色の調整、或は素地のままにする領域の調整により、意
匠の自由度を高くすることができる。
ハウジングの素地を生かすることにより、レンズにスモ
ーク処理を施す必要がないために配光特性が損なわれ
ず、非点灯時に内部を暗く見せることが可能となる。着
色の調整、或は素地のままにする領域の調整により、意
匠の自由度を高くすることができる。
【図1】本発明の実施の形態によるターンシグナルラン
プの断面図である。
プの断面図である。
【図2】同ターンシグナルランプの斜視図である。
1 レンズ 2 バルブ 10 ハウジング 11 背面部 12 反射面
Claims (1)
- 【請求項1】 ハウジングが黒乃至灰色用の顔料を混入
した原料により成形された合成樹脂製であり、その前部
にレンズが取付けられ、内部にバルブが収納された車両
用ランプにおいて、 ハウジング内でバルブの発光を前方へ反射すべき背後の
放物面状の反射面に対しては反射面処理を施し、 前記反射面よりも前寄りのハウジング内周面部分に対し
ては、少なくとも部分的に反射面処理を施さないで前記
ハウジングの黒乃至灰色の素地を露出させることを特徴
とする車両用ランプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10296615A JP2000123608A (ja) | 1998-10-19 | 1998-10-19 | 車両用ランプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10296615A JP2000123608A (ja) | 1998-10-19 | 1998-10-19 | 車両用ランプ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000123608A true JP2000123608A (ja) | 2000-04-28 |
Family
ID=17835855
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10296615A Pending JP2000123608A (ja) | 1998-10-19 | 1998-10-19 | 車両用ランプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000123608A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007008024A1 (en) * | 2005-07-12 | 2007-01-18 | Sung Keun Son | The construction for automobile lighting lamp |
JP2017204343A (ja) * | 2016-05-10 | 2017-11-16 | 川崎重工業株式会社 | 乗物のヘッドランプ装置 |
-
1998
- 1998-10-19 JP JP10296615A patent/JP2000123608A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007008024A1 (en) * | 2005-07-12 | 2007-01-18 | Sung Keun Son | The construction for automobile lighting lamp |
JP2017204343A (ja) * | 2016-05-10 | 2017-11-16 | 川崎重工業株式会社 | 乗物のヘッドランプ装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070117 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070123 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070530 |