JPH083928Y2 - マークプレートランプ - Google Patents

マークプレートランプ

Info

Publication number
JPH083928Y2
JPH083928Y2 JP1990065442U JP6544290U JPH083928Y2 JP H083928 Y2 JPH083928 Y2 JP H083928Y2 JP 1990065442 U JP1990065442 U JP 1990065442U JP 6544290 U JP6544290 U JP 6544290U JP H083928 Y2 JPH083928 Y2 JP H083928Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
mark
lamp
light
light source
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1990065442U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0424214U (ja
Inventor
厚 山田
正記 萩原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koito Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Koito Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koito Manufacturing Co Ltd filed Critical Koito Manufacturing Co Ltd
Priority to JP1990065442U priority Critical patent/JPH083928Y2/ja
Publication of JPH0424214U publication Critical patent/JPH0424214U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH083928Y2 publication Critical patent/JPH083928Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、自動車に設置される内照式マークプレート
ランプに関する。
[従来の技術] 最近の自動車においては、車輌の象徴であるマークを
夜間照明することで、ファッション性および車体識別性
を向上させると共に、自車の高級感を高め、他車との区
別化を図ることが行われている。このようなマーク表示
を行うマークプレートランプとしては、単にマーク表示
を行うものと、昼間時においては外光(太陽光)を反射
して金属調のマークとし、夜間時にはバック照明するよ
うにした所謂ハーフミラー形式のものの2種類が知られ
ている。そのうち、後者のハーフミラー方式を採用した
マークプレートランプとしては、一般に第3図〜第6図
に示すように構成されたものが知られている。これを概
略説明すると、1は自動車、2は自動車の後面側でバン
パー3の上方に設けられたリアガーニッシュである。リ
アガーニッシュ2は、マークプレートランプ4と飾りプ
レート(アウターレンズ)5とで構成されており、その
両側部に尾灯、方向指示灯、後退灯等を一体化してなる
コンビネーションランプ6がそれぞれ配設されている。
前記マークプレートランプ4は、左右方向に長い浅底
箱型に形成され前面が開放するボディ7、ボディ7の前
面側開口部を覆うマークレンズ8、ボディ7内にソケッ
ト10を介して配設された左右一対の管球バルブからなる
光源9およびマークレンズ8の後方に位置してボディ7
内に配設され、前記各光源9から出た光を前記マークレ
ンズ8のマーク表示部12に導く導光体11等で構成されて
いる。
前記ボディ7は、合成樹脂の成形品からなり、その背
面板14が、第4図のVI-VI線における断面形状が中央部
において前面側に凸となるようにV字型に折り曲げ形成
されることにより、中央部において奥行が最も小さく、
左右両端部において最大とされる。また、ボディ7の前
面開口部にはマークレンズ取付部15が全周に亙って一体
に形成されており、このマークレンズ取付部15には前記
マークレンズ8の周縁部が嵌合され、かつ超音波溶着等
によって溶着されている。そして、ボディ7は、ランプ
ボディ16に止めねじ17によって固定されている。
前記飾りプレート5は、透光性を有する合成樹脂等に
よって形成されて赤色に着色されており、表面側の中央
部に左右方向に長い開口18が開設され、裏面側には多数
の小さな凸レンズ(または凹レンズ)からなる拡散レン
ズ19が密集して形成され、これによって隣接するコンビ
ネーションランプ6の形態に似させ、あたかも一体的に
連続しているかのように見せている。また、飾りプレー
ト5の裏面には前記拡散レンズ19の汚れを防止するため
にメタリック塗装膜層20が施され、さらに裏面周縁部に
は固定部21が全周にわたって一体に突設されている。こ
の固定部21は、前記ランプボディ16の表面外周部に一体
に設けた飾りプレート取付部22のU字状溝22aに挿入さ
れ、かつ接着剤23によって固着されている。
前記マークレンズ8は、無色透明な合成樹脂によって
左右方向に長い板状体に形成されて、その表面側の中央
部には左右方向に長い長円形の突出部24が一体に突設さ
れている。突出部24は、前記飾りプレート5の開口18に
後方から適宜な隙間を保って嵌挿されることにより外部
に露呈し、飾りプレート5の表面と同一平面を形成して
いる。マークレンズ8のマーク表示部12は、マークレン
ズ8の裏面にバランス良く位置するように刻設された、
たとえばローマ字の「E」と「D」を表示する凹部25に
よって構成され、それ以外の裏面は全て同一平面を形成
し、かつ赤色塗料からなる遮光膜層26の形成によって地
色部を形成している。一方、前記マーク表示部12には、
蒸着またはスパッタリングなどの手段によって透光性の
金属粒子層27が形成されている。金属粒子層27は、金粉
などの金属粒子を、粒子同士が互いに接触したり重なり
合わないように適宜な隙間をあけて300Å〜400Å程度の
膜厚で蒸着することにより透光性を有している。
前記導光体11は、アクリル樹脂等の透明な合成樹脂に
よって形成されており、表面側が平坦面で、裏面側が前
記ボディ7の背面板14に密接するようにV字状に屈曲さ
れることにより、長手方向中央部の板厚が最も薄く、両
端に至るにしたがって徐々に厚くなるように形成されて
いる。また、導光体11の裏面には、光源9から出て導光
体11内に入射した光を前方に反射させる多数の小さな円
錐状凹部からなる点刻30が刻設されている。点刻30は、
単位面積当たりの照射光量を一定にし均一照明を図るた
め、導光体11の両端面に光源9に対応して設けた入光部
31から遠退くにしたがって点刻密度が増大するように形
成されている。
このような構造において、昼間時はマークレンズ8に
入射する外光が金属粒子層27に当たって反射すること
で、キラキラ光る金属調のマーク表示を行い、夜間時は
光源9の光を導光体11によってマーク表示部12に導き、
これをバック照明する。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来のマークプレートラン
プ4にあっては、見栄えをよくするため、マークレンズ
8の突出部24と飾りプレート5の開口18との間に全周に
亙って0.5mm程度の均一な第8図に示すようにスキGを
設定しているため、このスキG部分から泥水、埃等が飾
りプレート5の内部に侵入し、飾りプレート5の裏面を
汚すと云う問題があった。そこで、飾りプレート5の裏
面をメタリック塗装膜層20によって保護し、汚れによる
レンズとしての性能低下を防止しているわけであるが、
塗装工程が一工程増え、それだけ製造コストが高くなる
と云う欠点があった。
また、従来のこの種のランプにおいては、奥行き感な
いし立体感に乏しく、見栄えが悪いという問題もあっ
た。
したがって、本考案は上記した従来の問題点に解決す
るためになされたもので、その目的とするところは、簡
単な構成でレンズの内外を連通させる隙間をなくし、泥
水、埃等によるレンズ内面の汚れを防止するとともに、
奥行き感ないし立体感を高め、見栄えを向上させるよう
にしたマークプレートランプを提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため本考案は、ボディと、このボ
ディの前面を覆うアウターレンズとで形成される灯室内
に光源、インナーレンズおよび導光体を配置し、前記ボ
ディとアウターレンズの外周部を防水シールし、前記イ
ンナーレンズの外周部分に拡散レンズを設けて隣接する
ランプ形態に似させ、中央部に透光性のマーク表示部を
設け、光源からの光を前記導光体により前記マーク表示
部に導くことを特徴とする。
[作用] 本考案において、ボディとアウターレンズは防水シー
ルされて一体的に結合されることにより、アウターレン
ズの内側に泥水、埃等が侵入するのを阻止する。マーク
表示部は光源からの光によって照明される。また、イン
ナーレンズの外周部分に設けられた拡散レンズは、隣接
するランプ形態に似させ、中央部に設けられた透光性の
マーク表示部は、ランプの奥行き感ないし立体感を高め
る。
[実施例] 以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて詳細に説
明する。
第1図は本考案に係るマークプレートランプの一実施
例を示す第2図のI−I線拡大断面図、第2図は同ラン
プの一部の正面図である。なお、図中、従来技術の欄で
示した構成部品等と同一のものについては同一の符号を
もって示し、その説明を省略する。これらの図におい
て、本実施例においては、ボディ7とアウターレンズ5
とで構成される灯室内に光源9と、導光体11および透明
な合成樹脂からなるインナーレンズ80を設けている。
前記ボディ7の前面中央部には、導光体11および光源
9を収納する凹陥部35が設けられている。また、ボディ
7の前面外周部には、前方に開放するU字状のシール溝
38を有するアウターレンズ取付部39が一体に突設されて
いる。インナーレンズ80の前面中央部には、内部照明さ
れるマーク表示部12と、光らない(内部照明されない)
マーク部52が設けられている。マーク表示部12は、導光
体11に対応して設けられ、マーク部52は、前記導光体11
より下方にずれて設けられる。また、インナーレンズ80
の前記マーク表示部12およびマーク部52が設けられてい
る中央部分は、前方に突出されることにより突部81を形
成しており、またこの突部81の前面には赤色の遮光塗装
膜層82が形成されている。そして、インナーレンズ80の
前記突部81より外側部分の前面には小さな凸レンズから
なる拡散レンズ83が密接して設けられており、これによ
って隣接するランプ形態に似させている。
前記ボディ7の前面を覆うアウターレンズ5は、イン
ナーレンズ80とともに飾りプレートを形成している。ア
ウターレンズ5は、赤色に着色された透光性を有する合
成樹脂によって表裏両面が平坦面に形成され、裏面側に
は前記インナーレンズ80の突部81より若干内側部分を除
いて機能色塗装膜層75が形成されている。また、アウタ
ーレンズ5の裏面外周部には、連続した環状の固定部21
が一体に突設されている。この固定部21の先端部は、前
記シール溝38に挿入され、かつ接着剤23によって固着さ
れることにより、ボディ7とアウターレンズ5の防止を
図っている。
その他の構成は第3図〜第6図に示した従来のマーク
プレートランプと略同様である。
このような構造からなるマークプレートランプ4にあ
っては、アウターレンズ5の固定部21をアウターレンズ
取付部39のシール溝38に接着剤23によって固着している
ので、アウターレンズ5のアウターレンズ取付部39と固
定部21との間を完全に防水シールすることができる。し
たがって、」ボディ7内に泥水、埃等が侵入することが
ない。また、第3図〜第6図に示した従来のランプにお
けるマークレンズ8の突出部24と飾りプレート5の開口
18との間に全周に亙ってスキG部分が存在せず、この点
からも泥水、埃等が内部に侵入するといったおそれがな
い。
また、アウターレンズ5の後方にインナーレンズ80を
配置し、このインナーレンズ80にマーク表示部12を設け
ているので、アウターレンズ5を通してマーク表示部12
を見ると、奥行き感ないし立体感に優れ、マークプレー
トランプ4の見栄えを向上させることができる。さら
に、インナーレンズ80の表面外周部に拡散レンズ83を設
けているので、アウターレンズ5を通して見ると、内部
がキラキラと光って見え、見栄えを一層向上させるとと
もに、隣接する他のランプ形態に似させることができ
る。
なお、インナーレンズ80の突部81の側壁81Aは、マー
クプレートランプ4を前方から見た際、アウターレンズ
5を通して視認され、アウターレンズ5の中央部分とそ
の外周部とを仕切る境界ラインを形成するため、マーク
プレートランプ4のファッション性を向上させる。
[考案の効果] 以上説明したように本考案に係るマークプレートラン
プは、ボディとアウターレンズとで防水シールしたの
で、ボディ内部に雨水、泥水、埃等が侵入するのを確実
に防止することができる。また、ボディの内部にマーク
表示部を有するインナーレンズを設け、このマーク表示
部を光源からの光によって照明するようにしたので、ア
ウターレンズを通してマーク表示部を見ると、奥行き感
ないし立体感に優れ、マークプレートランプ4の見栄え
を向上させることができる。さらに、インナーレンズの
表面外周部に拡散レンズを設けているので、アウターレ
ンズを通して見ると、内部がキラキラと光って見え、見
栄えを一層向上させるとともに、隣接する他のランプ形
態に似させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るマークプレートランプの一実施例
を示す第2図のI−I線拡大断面図、第2図は同ランプ
の要部の正面図である。第3図は従来のマークプレート
ランプを備えた自動車の要部の斜視図、第4図は同ラン
プの斜視図、第5図は第4図のV−V線拡大断面図、第
6図は第4図のVI-VI線拡大断面図である。 4……マークプレートランプ、5……アウターレンズ、
7……ボディ、9……光源、11……導光体、12……マー
ク表示部、19……拡散レンズ、21……固定部、23……接
着剤、38……シール溝、75……機能色塗装膜層、80……
インナーレンズ、83……拡散レンズ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボディと、このボディの前面を覆うアウタ
    ーレンズとで形成される灯室内に光源、インナーレンズ
    および導光体を配置し、前記ボディとアウターレンズの
    外周部を防水シールし、前記インナーレンズの外周部分
    に拡散レンズを設けて隣接するランプ形態に似させ、中
    央部に透光性のマーク表示部を設け、光源からの光を前
    記導光体により前記マーク表示部に導くことを特徴とす
    るマークプレートランプ。
JP1990065442U 1990-06-22 1990-06-22 マークプレートランプ Expired - Lifetime JPH083928Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990065442U JPH083928Y2 (ja) 1990-06-22 1990-06-22 マークプレートランプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990065442U JPH083928Y2 (ja) 1990-06-22 1990-06-22 マークプレートランプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0424214U JPH0424214U (ja) 1992-02-27
JPH083928Y2 true JPH083928Y2 (ja) 1996-01-31

Family

ID=31597275

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990065442U Expired - Lifetime JPH083928Y2 (ja) 1990-06-22 1990-06-22 マークプレートランプ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH083928Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6174329B2 (ja) * 2013-02-07 2017-08-02 株式会社小糸製作所 車両用灯具
JP2023141476A (ja) * 2022-03-24 2023-10-05 株式会社小糸製作所 車両用灯具

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01273087A (ja) * 1988-04-26 1989-10-31 Koito Mfg Co Ltd 表示装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0424214U (ja) 1992-02-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5711592A (en) Lamplight device for vehicle
US4855877A (en) Combination lamp assembly of monochromatic appearance capable of glowing in different colors
JPH0580761B2 (ja)
JPH10125113A (ja) 車輌用灯具
JPH07230707A (ja) 車輌用標識灯
US4041302A (en) Dual color taillamp
JP2002050208A (ja) 車両用灯具
JPH083928Y2 (ja) マークプレートランプ
JP3337125B2 (ja) リフレックスリフレクタ付車両用灯具
US11624489B2 (en) Method for producing a blinker module, blinker module, rear-view device, and motor vehicle
JPH0735207Y2 (ja) 表示装置
JPS6242408Y2 (ja)
JP2804414B2 (ja) 灯 具
JPH0737990Y2 (ja) 車輌用灯具
JPH0313924Y2 (ja)
JPH0515682Y2 (ja)
JPS6348883Y2 (ja)
JP4095721B2 (ja) 車輌用灯具
JP2010244953A (ja) 車両用コンビネーションランプ
JPS5939739Y2 (ja) 表示装置
JP2570492Y2 (ja) 表示装置
JPH0212643Y2 (ja)
JPH086331Y2 (ja) 車体色ランプ
JPH067523Y2 (ja) 車両用灯具
JP2600642Y2 (ja) 自動車用標識灯