JP2000121016A - 廃棄物処理装置における燃焼性成分回収装置 - Google Patents

廃棄物処理装置における燃焼性成分回収装置

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JP2000121016A
JP2000121016A JP10289725A JP28972598A JP2000121016A JP 2000121016 A JP2000121016 A JP 2000121016A JP 10289725 A JP10289725 A JP 10289725A JP 28972598 A JP28972598 A JP 28972598A JP 2000121016 A JP2000121016 A JP 2000121016A
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combustible
discharge device
component
pyrolysis
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JP10289725A
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English (en)
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Toru Ogasawara
徹 小笠原
Takeshi Miyaji
健 宮地
Kenichi Muroyama
賢一 室山
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Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱分解反応器12のドラム本体13の排出口側の
大型不燃焼性成分分離機構16の前方の大型不燃焼性成分
排出装置17内に、微細な粉体の燃焼性成分dが溜まるの
を防止し、この燃焼成分dを燃料の一時として使用す
る。 【解決手段】熱分解反応器12を横型回転式のドラム本体
13と排出筒体14とにより構成し、この排出筒体14に大型
不燃焼性成分機構16を連結し、排出装置15の側壁15aで
あって、かつ前記大型不燃焼性成分分離機構16に接近し
て開口する大型不燃焼性成分排出装置17を設け、この大
型不燃焼性成分排出装置17に燃焼性成分bと大型不燃焼
性成分Cとを分離する分離機構14を設けた、廃棄物処理
装置における燃焼性成分回収装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、廃棄物処理装置に
おける燃焼性成分回収装置、より詳しくは廃棄物を加熱
して熱分解し、乾留ガスと熱分解残留物とを生成し、こ
の熱分解残留物を燃焼性成分と不燃焼性成分とに分離
し、前記乾留ガスと燃焼性成分とを燃焼器に供給して燃
焼処理するようにした廃棄物処理装置における燃焼性成
分回収装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】都市ごみなどの一般廃棄物や廃プラスチ
ックなどの可燃物を含む産業廃棄物の処理装置の一つと
して、廃棄物を横型回転ドラムより構成された熱分解反
応器に供給して大気圧以下の低酸素雰囲気中で加熱して
熱分解し、乾留ガスと主として不揮発性成分からなる熱
分解残留物とを生成し、この乾留ガスと熱分解残留物と
を排出装置において分離し、熱分解残留物を冷却した
後、分離装置に供給して熱分解カーボンを主体とする燃
焼性成分と、例えば金属類や陶器や砂利あるいはコンク
リート片等のガレキよりなる不燃焼性成分とに分離し、
この分離された燃焼性成分と前記乾留ガスとを燃焼器で
ある溶融炉に導入し、この溶融炉で燃焼処理し、生じた
燃焼灰を溶融スラグとなし、この溶融スラグを排出して
冷却固化させるようにした廃棄物処理装置が知られてい
る。
【0003】ところで、前記したような廃棄物処理装置
においては横型回転ドラムより構成された熱分解反応器
から排出装置内に排出される熱分解残留物中には、例え
ば100mm以上の比較的大型の不燃焼性成分が混在し
ている場合がある。そしてこのような大型の不燃焼性成
分を、熱分解反応器の後流に配置されている冷却装置や
分離装置で処理しようとすると、これらの装置が大型に
なるという問題がある。
【0004】かゝることから本出願人は、図4に示すよ
うに横型回転ドラムよりなる熱分解反応器1をドラム本
体2と、このドラム本体1に一端が固定され、他端が排
出装置3内に開口する排出筒体4とで構成し、この排出
筒体4の前記排出装置3内に延長された部分を例えば多
孔筒やスパイラル状のフィン等より構成された大型不燃
物分離機構5を設けている。そしてここで分離された大
型不燃物Cを排出装置3の側壁3aに開口する導路6か
ら水室7等へ排出することを提案している(例えば、特
願平10−132975号)。なお、8は水室7内に排
出された大型不燃焼性成分Cを引掛けて持上げるように
した回収する回収装置である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで−前記したよ
うな大型不燃焼性成分排出装置を有する廃棄物処理装置
においては、排出装置3内において乾留ガスと、熱分解
残留物中の燃焼性成分を充分に分離して回収することが
できず、その結果、廃棄物処理装置の熱効率を低下させ
るという問題がある。
【0006】即ち、熱分解反応器1内で生成された熱分
解残留物は、燃焼性成分と不燃焼性成分とで構成されて
いるが、この内、特に燃焼性成分はミクロンオーダの微
細な粒子となって存在している。この微細な粒子の燃焼
性成分の一部は乾留ガスG1とともに乾留ガスラインL
2 から燃焼器である溶融炉に導かれるが、他の一部分は
浮遊して導路6内に侵入する。そしてこの微細な粒子は
浮遊しながらこの導路6の内壁に付着し、又は水室7内
へ流入することとなる。
【0007】この微細な粒子はかなりの量となるために
燃焼器である溶融炉へ供給する燃焼性成分(燃料となる
もの)が少なくなり、熱効率が低下する。加えて、この
燃焼性成分が導路6内に付着、堆積して閉鎖する恐れが
あり、そのためしばしば掃除の必要が生ずる等の問題が
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記したよう
な従来の問題点を解決するためになされたものであっ
て、廃棄物を加熱して熱分解し、乾留ガスと主として不
揮発性成分からなる熱分解残留物とを生成する熱分解反
応器と、前記乾留ガスと熱分解残留物とを分離して排出
する排出装置と、該排出装置から排出される熱分解残留
物を燃焼性成分と不燃焼性成分とに分離する分離装置
と、前記乾留ガスと前記燃焼性成分とを燃焼させる燃焼
器とを備えた廃棄物処理装置において、前記熱分解反応
器を横型回転式のドラム本体と、該ドラム本体に一端が
固定され、他端が前記排出装置内に開口する排出筒体と
により構成し、該排出筒体の前記排出装置内端部に一端
が接続された大型不燃焼性成分分離機構を設けるととも
に、前記排出装置の側壁であってかつ前記大型不燃焼性
成分分離機構に接近して開口する大型不燃焼性成分排出
装置を設け、該大型不燃焼性成分排出装置に燃焼性成分
と大型不燃焼性成分とを分離する分離機構を設けた廃棄
物処理装置における燃焼性成分回収装置を提供せんとす
るものである。
【0009】そして、この分離機構により分離される燃
焼性成分は供給装置により移送され排出装置により分離
された燃焼性成分に混合される。大型不燃焼性成分排出
装置は、排出装置の側壁に開口する第1の導路と、この
第1の導路に接続されかつ燃焼性成分の分離機構と、大
型不燃焼性成分取出口と、燃焼性成分取出口とを有する
第2の導路とにより構成される。
【0010】前記第2の導路には排出装置と大気とを遮
断する遮断機構を設けるのがよい。また、大型不燃焼性
成分と燃焼性成分とを分離する分離機構は、燃焼性成分
を通過させる開口を有する分離グリッドより構成するの
が好ましい。
【0011】かゝる構成による廃棄物処理装置における
燃焼性成分回収装置によれば、排出装置から大型不燃焼
性成分排出装置に侵入して来る微細な燃焼性成分は、分
離機構により大型不燃焼性成分とに分離されてこの大型
不燃焼性成分は回収され、供給装置を介して排出装置で
分離された燃焼性成分に混合される。そのため廃棄物処
理装置の熱効率を向上させることができるばかりでな
く、大型不燃焼性成分排出装置の掃除等の作業が不要に
なり、運転管理が容易となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下図1乃至図3を参照して本発
明による廃棄物処理装置における燃焼性成分回収装置の
実施例を説明する。
【0013】図1は、廃棄物処理装置の系統図を示すも
のであって、11は都市ごみ等の可燃物を含有する廃棄
物aを熱分解反応器12内に供給する廃棄物供給装置で
ある。この熱分解反応器12として横型回転ドラムが用
いられ、図2、図3に示すようにドラム本体13と、こ
のドラム本体13の端部に設けた排出口を形成する排出
筒体14とにより構成されている。そしてこの排出筒体
14の一端は排出装置15内に開口するとともに多孔管
等の多数の小孔あるいは幅の狭い溝を設けた管状体から
なる大型不燃焼性成分分離機構16が取付けられてい
る。
【0014】前記排出装置15には乾留ガスG1を排出
する乾留ガスラインL2 が接続されるとともに側壁15
aには大型不燃焼性成分排出装置17が接続され、かつ
下部に熱分解残留物bの排出口18が設けられている。
【0015】大型不燃焼性成分排出装置17は、図2に
も示されるように排出装置15の側壁15aに一端が開
口するように接続された第1の導路19と、この第1の
導路19の他端に伸縮継手20を介して接続される第2
の導路21とを有している。そして第2の導路21には
蓋体22を有する大型不燃焼性成分取出口23と燃焼性
成分bから大型不燃焼性成分Cを分離する分離機構とし
ての分離グリッド24と、その下方に燃焼性成分取出口
25とが設けられ、更に上部と下部とをシールするため
の上部スライドゲート26と下部スライドゲート27が
それぞれ設けられている。そして燃焼性成分取出口25
には不燃焼性成分Cを除去した残りの燃焼性成分dを排
出口18側に還流させる供給装置としてのスクリューコ
ンベア28が設けられている。なお、分離グリッド24
の上方には燃焼性成分dの堆積量を検知する検知器29
が設けらている。また、前記大型不燃焼性成分排出装置
17は全体として保温材30で断熱されたダクト状構造
物で構成されている。
【0016】かゝる構成の装置において、図1に示す如
く熱分解反応器12に投入された廃棄物aは、加熱空気
供給ラインL1 から供給される加熱空気kにより加熱さ
れて乾留ガスG1 と熱分解残留物bとが生成される。そ
してこの熱分解反応器12内で生成した乾留ガスG1
熱分解残留物bとは排出装置15内で乾留ガスG1 と大
型不燃焼性成分Cと小型の不燃焼性成分と、燃焼性成分
とよりなる熱分解残留物b′とに分離される。
【0017】そしてドラム本体13の排出端に設けた大
型不燃焼性成分分離機構16で分離された大型不燃焼性
成分Cは斜め下方に形成されている第1の導路19内に
落下し、第2の導路21の下部に配置されている分離グ
リッド24上に捕捉される。
【0018】一方、排出装置15内に浮遊する微細な燃
焼性成分dは第1の導路19を経由して第2の導路21
内を流下して更に分離グリッド24から流下する。そし
てスクリューコンベア28により前記排出装置15で分
離された熱分解残留物b′内に混入される。
【0019】そして分離グリッド24上に捕捉された大
型不燃焼性成分Cが所定量溜まると検出器29からの信
号によりこれを検知し、上部スライドゲート26及び下
部スライドゲート27を閉鎖するとともに蓋体22を開
放し、大型不燃焼性成分取出口23から大型不燃焼性成
分Cを排出する。この作業の際には、上部スライドゲー
ト26と下部スライドゲート27とにより排出装置15
内のシールは保持されることとなる。このようにして排
出装置15により分離された乾留ガスG1 は、図1に示
す乾留ガスラインL2 を経て燃焼器である溶融炉31の
バーナ32に供給される。
【0020】一方、微細な燃焼性成分dが混入された熱
分解残留物b″は冷却装置33で冷却された後、分離装
置34に至り、ここでカーボンを主体とする燃焼性成分
eと小型のガレキ等の不燃焼性成分fとに分離され、こ
の小型の不燃焼性成分fはコンテナ35に回収される。
【0021】そして燃焼性成分eは粉砕器36で例えば
1mm以下に微粉砕され、この粉砕された燃焼性成分
e′は燃焼性成分供給ラインL3 を経由して溶融炉31
のバーナ32に供給され、ここで前記乾留ガスG1 と燃
焼性成分e′とは押込送風機37により空気供給ライン
4 を経由して供給される燃焼用空気gにより約1300℃
程度の高温で燃焼処理され、この燃焼により生じた燃焼
灰と燃焼性成分e′中に含まれている灰分とは溶融し、
溶融スラグhとなって水槽38中に流下し固化する。
【0022】更に溶融炉31内で生じた高温の燃焼ガス
2 は排ガスラインL5 を経由して空気加熱器39及び
廃ガスボイラ40で熱回収され、かつ集塵装置41で除
塵されるとともにガス洗浄装置42で洗浄され、低温で
クリーンな排ガスG3 となって煙突43から大気中に放
出される。なお、44は誘引送風機、45は廃ガスボイ
ラ40で発生する蒸気Sによって駆動される発電装置で
ある。
【0023】図3は大型不燃焼性成分排出装置17の他
の実施例を示すものであって、図2と同一符号は同一名
称を示す。この図3において、第1の導路19に伸縮継
手20を介して接続された第2の導路21の下部には分
離グリッド24aが設けられるとともに大型不燃焼性成
分取出口23aにはコンテナ46が着脱可能に取付けら
れ、かつスライドゲート47と大型不燃焼性成分の有無
を検出する検出器29aが設けられている。
【0024】そしてこのように構成された大型不燃焼性
成分排出装置17においても、第1の導路19及び第2
の導路21内に侵入してくる微細な燃焼性成分dは分離
グリッド24aを通過し、スクリューコンベア28によ
り排出装置15内で分離された熱分解残留物b’と混合
される。そしてこの第2の導路21内に大型不燃焼性成
分Cが溜まると検知器29aの信号によりこれを検知
し、上部スライドゲート26及び下部スライドゲート2
7を閉鎖するとともに、スライドゲート47を開放して
この大型不燃焼性成分Cをコンテナ46内に回収するこ
とができる。
【0025】勿論、前記実施例においてはこの大型不燃
焼性成分分離装置17で分離回収された微細な燃焼性成
分dは、排出装置15により分離された熱分解残留物b
に混合させる場合について説明したが、この燃焼性成分
bは微細であるため直接に又粉砕された燃焼性成分e′
に混合して溶融炉31のバーナ32に供給して燃料とし
て使用することもできる。そして大型不燃焼性成分取出
口23aにはコンテナ46を着脱可能に取付ける場合の
ほか、例えば水室又は単なる回収エリアとして設けるこ
とは明らかである。
【0026】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よる廃棄物処理装置における燃焼性成分回収装置によれ
ば、熱分解反応器から排出される熱分解残留物中の大型
不燃焼性成分を大型不燃焼性成分排出装置により排出し
ようとする場合において、この大型不燃焼性成分排出装
置に侵入する微細な燃焼性成分を回収して、燃焼器であ
る溶融炉に供給して燃焼処理することができる。
【0027】そのため、熱分解反応器を含む装置の熱効
率を向上させることができる上に、この大型不燃焼性成
分排出装置での燃焼性成分による詰りもなくなるために
装置の掃除等の作業が不要になるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による燃焼性成分回収装置を装備した廃
棄物処理装置の系統図である。
【図2】図1のA部拡大図である。
【図3】図1のA部の他の実施例の拡大図である。
【図4】従来の大型不燃焼性成分排出装置の説明図であ
る。
【符号の説明】
a 廃棄物 b 熱分解残留物 b’,b” 燃焼
性成分 C 大型不燃焼性成分 d 微細な燃焼性成分 e
燃焼性成分 e’ 粉砕された燃焼性成分 f 不燃焼性成分 1,12 熱分解反応器 2,13 ド
ラム本体 3,15 排出装置 4,14 排
出筒体 5,16 大型不燃焼性成分分離機構 6 導路 7 水室 8 回収
装置 11 廃棄物供給装置 17 大型不燃焼性成分排出装置 18 排
出口 19 第1の導路 20 伸
縮継手 21 第2の導路 22 蓋
体 23 大型不燃焼性成分取出口 24 分
離グリッド 25 燃焼性成分取出口 26 上
部スライドゲート 27 下部スライドゲート 28 ス
クリューコンベア 29 検知器 30 保
温材 31 溶融炉 32 バ
ーナ 33 冷却装置 34 分
離装置 35,46 コンテナ 36 粉
砕機 37 押込送風機 38 水
槽 39 空気加熱器 40 廃
ガスボイラ 41 集塵装置 42 ガ
ス洗浄器 43 煙突 44 誘
引送風機 45 発電装置 47 ス
ライドゲート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 室山 賢一 岡山県玉野市玉3丁目1番1号 三井造船 株式会社玉野事業所内 Fターム(参考) 3K061 AA07 AB02 AB03 AC01 BA05 EB07 EB08 FA12 GA01 KA23 3K065 AA07 AB02 AB03 AC01 BA05 CA01 3K078 CA02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 廃棄物を加熱して熱分解し、乾留ガスと
    主として不揮発性成分からなる熱分解残留物とを生成す
    る熱分解反応器と、前記乾留ガスと熱分解残留物とを分
    離して排出する排出装置と、該排出装置から排出される
    熱分解残留物を燃焼性成分と不燃焼性成分とに分離する
    分離装置と、前記乾留ガスと前記燃焼性成分とを燃焼さ
    せる燃焼器とを備えた廃棄物処理装置において、 前記熱分解反応器を横型回転式のドラム本体と、該ドラ
    ム本体に一端が固定され、他端が前記排出装置内に開口
    する排出筒体とにより構成し、該排出筒体の前記排出装
    置内端部に一端が接続された大型不燃焼性成分離機構を
    設けるとともに、前記排出装置の側壁であってかつ前記
    大型不燃焼性成分分離機構に接近して開口する大型不燃
    焼性成分排出装置を設け、該大型不燃焼性成分排出装置
    に燃焼性成分と大型不燃焼性成分とを分離する分離機構
    を設けたことを特徴とする廃棄物処理装置における燃焼
    性成分回収装置。
  2. 【請求項2】 大型不燃焼性成分排出装置により分離さ
    れた燃焼性成分を排出装置により分離された燃焼性成分
    に混合させるように構成してなる請求項1記載の廃棄物
    処理装置における燃焼性成分回収装置。
  3. 【請求項3】 大型不燃焼性成分排出装置により分離さ
    れた燃焼性成分を供給装置により排出装置において分離
    された燃焼性成分中に供給して混合させるようにしてな
    る請求項1及び2記載の廃棄物処理装置における燃焼性
    成分回収装置。
  4. 【請求項4】 排出装置の側壁に開口する第1の導路
    と、該第1の導路に接続されかつ燃焼性成分の分離機構
    と大型不燃焼性成分取出口と、燃焼性成分取出口とを有
    する第2の導路とよりなる請求項1及び2記載の大型不
    燃焼性成分排出装置。
  5. 【請求項5】 排出装置内と大気とを遮断する遮断機構
    を設けてなる請求項4記載の第2の導路。
  6. 【請求項6】 燃焼性成分を通過させる開口を有する分
    離グリッドより構成されてなる請求項1及び4記載の分
    離機構。
JP10289725A 1998-10-12 1998-10-12 廃棄物処理装置における燃焼性成分回収装置 Withdrawn JP2000121016A (ja)

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