JP2000119166A - 粘性または、固形水系化粧料 - Google Patents

粘性または、固形水系化粧料

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JP2000119166A
JP2000119166A JP10319757A JP31975798A JP2000119166A JP 2000119166 A JP2000119166 A JP 2000119166A JP 10319757 A JP10319757 A JP 10319757A JP 31975798 A JP31975798 A JP 31975798A JP 2000119166 A JP2000119166 A JP 2000119166A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】水系化粧料の増粘、固形化に関して汎用できる
組成物を得る。つまり、低粘性の場合での離水などの安
定性が良好で、耐塩性があり、使用後の表面状態が不良
でなく、指や化粧用具へのとれが良く、均一に塗布がで
き、増粘、固化するための配合量による使用感の影響が
ない組成物。 【解決手段】高融点で崩壊性の水溶性ゲル化剤として寒
天、カラギーナン、ジェランガム、アルギン酸ナトリウ
ムと、使用性および安定性向上剤としてネイティブジェ
ランガム、キサンタンガム、グアーガム、ローストビー
ンガム、カルボキシビニルポリマー、アクリル酸・メタ
クリル酸アルキル共重合体、ヒドロキシエチルセルロー
ス、ヒドロキシプロピルセルロースを併用して作成した
フルイドゲルは、低粘性の場合でも離水などの安定性不
良がなく、耐塩性があり、PHによる急激な粘度変化が
なく、使用後の表面状態、指や化粧用具へのとれ、塗布
時の均一性が良好である。水系化粧料の増粘、固化剤と
して有用で汎用できる組成物であった。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は粘性水系化粧料に関
し、更に詳細には、フルイドゲル主剤として崩壊性ゲル
化剤と、使用性および安定性向上剤として非崩壊性増粘
剤を組み合わせることによってフルイドゲルの手法を用
いて作成する使用性、安定性の良好な粘性または、固形
水系化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、化粧料の増粘、固化剤としては、
化粧品業界では、アクリル酸系高分子、セルロース系高
分子などの有機系水溶性増粘高分子と、粘土鉱物、無水
ケイ酸などの無機系増粘剤が汎用されてきた。もっとも
汎用されるアクリル酸系高分子は、耐塩性に乏しく、ご
く少量の塩類の配合で粘度低下が生じたり、ファンデー
ション中の無機顔料よって凝集が起こるなどの物性的問
題点と、皮膚上の汚れなどでゲル構造が崩壊するため極
端な粘度低下が生じ、指にとれない、塗布部に残留しな
いなどの使用上の問題点があった。セルロース系の増粘
剤では、高温で著しく溶解性が低下することにより耐温
性が乏しい。粘土鉱物、無水ケイ酸などの無機系増粘剤
では、使用感上の粉っぽさによりスキンケア化粧料など
では、高い粘度は望めなかった。近年、化粧品業界で
は、崩壊性のゲル化剤の代表である寒天を用いての処方
化が試みられているが、固形の剤型にするとゲル強度が
強すぎるために塗布具につかない、使用時に均一に塗布
できないという問題点があった。そこでゲル強度を低下
させた寒天が市販されているが塗布後の表面状態が均一
に見えない、ゲル強度を低下させたため固化しにくい、
もしくは配合量が多くなり、使用感への影響が大きいな
どの問題点がある。
【0003】一方、特開平4−279509号公報で
は、ι−カラギーナンとキサンタンガム及び/又はロー
カストビーンガムを併用することで水相を固形化させる
ことが開示されているが、塗布具によるとれが悪いとい
う問題点がある。特開平5−178723号公報では、
代表的な水の固型化剤である寒天等の増粘多糖類を用い
て水中油型の固型化粧料としたものが知られているが、
上記と同様に指あるいはスポンジによるとれが悪いとい
った問題は解決されていない。特開平7−17828号
公報では、寒天またはゼラチンを用いた剤型に、固化前
に包水性シート状素材を貼付し使用時に剥離することで
塗布具へのとれを改善したものが示されている。この物
については、離水、とれの問題は改善されているもの
の、使用後に表面に破断面が露出したままなので状態が
悪く見えるため商品価値に影響すると思われる。また、
資材的なコストアップにもつながる。特開平8−208
434号公報では、寒天と水膨潤性粘土鉱物の組み合わ
せでの固形水系化粧料が示されている。特開平8−20
8435号公報では、酸処理寒天による水相の固形化が
開示されている。以上の公報でも明らかなように、溶解
した液状組成物を容器に流し込み、冷却することで水系
化粧料を固形化するといった技術のみが検討されてい
る。様々な水系化粧料を任意に増粘、固形化できる汎用
性の高い組成物としては示されていない。
【0004】
【発明が解決しようとする問題点】水系化粧料を任意に
増粘、固形化できる使用性および安定性の良好な組成
物、つまり、低粘性の場合の離水などの安定性、耐塩
性、使用後の表面状態、指や化粧用具へのとれ、塗布時
の均一性、増粘、固化するための配合量による使用感の
影響といった総合的な問題点に対して有用で汎用できる
組成物に関する検討を実施した。
【0005】
【問題を解決するための手段】上記の状況に鑑み、本発
明者らは、使用性および安定性の良好である粘性また
は、固形水系化粧料を提供すべく鋭意検討して本発明に
到達した。つまり水系化粧料に汎用可能な組成物と、そ
の製造方法について提供する。
【0006】本発明者らは、化粧品分野で近年特に求め
られている使用性が良く、耐塩性があり、顔料系、乳化
系への利用が可能なゲル基材を得るためにはフルイドゲ
ル(流動性ゲル)が好適と考えた。これは加温溶解した
ジェランガムや寒天など崩壊性の水溶性ゲル化剤を、冷
却時に剪断力を加えることにより、ゲル形成を壊しなが
ら製造することで、均一でなめらかな微細ゲル分散構造
であるフルイドゲルを得るという新しい手法である。こ
の製造方法を応用すると、ゲル化剤の種類、配合量、冷
却条件、剪断方法などを変えることでゲル分散構造が変
化し、液状から固形状まで様々な形態の製品が可能にな
る。また、基本組成であるジェランガムや寒天は耐塩性
を有し、顔料系、乳化系においても不都合を生じない。
しかしながら、このフルイドゲル製造技術については、
今まで化粧品分野で用いられたことはない。それは、再
現性の高い物性を得るために、製造過程の管理が厳密に
行われなけるばならないことと、崩壊性ゲルに特徴的な
安定性不良である離水を防ぐための対策が得られていな
かったためである。特に離水による安定性不良を改善す
る検討を行った。
【0007】
【試験例1】フルイドゲルと放冷固化品の比較例(降伏
値) (成分) 配合量(%) (1)寒天 0.7 (2)ネイティブジェランガム 0.5 (3)1,3−ブチレングリコール 5.0 (4)精製水 93.8 (製法) フルイドゲル A.(1)〜(4)を加熱溶解し、攪拌冷却する。 B.30℃でホモミキサー(特殊機化工業社製)で処理
する(4500rpm,1min)。 放冷固化品 A.(1)〜(4)を加熱溶解し、静置冷却する。 [測定]レオメーター(不動工業社製;NRM−200
2J型)を用い、15mmφの円盤状アダプターを一定
速度(6cm/分)で進入させたときの最大応力を測定
し、降伏値とした。
【表1】 著しい降伏値の低下がみられる。得られたゲルは、崩壊
性は無く化粧品基材として使用性の良好なものであっ
た。
【0008】寒天、ジェランガムなどで形成された、フ
ルイドゲルの一般的性質としては、以下の点があげられ
る。広いPHで極端な粘度低下がなく安定なゲルであ
る。再溶解温度は80℃以上であるので高温での耐性に
優れている。非常に降伏値が高いチキソトロピックなゲ
ル性状のため保管時の安定性は良好でありながら、外力
によって粘度低下が起こるため使用時に均一でなめらか
な塗布ができる。そのため、乳化系に組み込んでも乳化
粒子の合一、分離などが少ない。金属イオンなどの荷電
に安定で、耐塩性が良好なため低粘度のゲルでも直接に
指でとることができ、顔料分散系における荷電から生じ
る水溶性高分子の凝集も生じない。また、比較的少量で
高粘度のゲルができるので使用感にも影響が少ない。し
かしながら、微細ゲルが緩やかな相互間力で水中に分散
しているという構造上、どうしても上部へ数%の離水が
生じることを防止することはできなかった。ゲルの剪断
方法(パドル撹拌、ホモジナイズ等)によってできるフ
ルイドゲルの性状が異なるので、安定した品質を得るた
めには製造時の管理を完全に行う必要がある。
【0009】本発明者らは、高融点で崩壊性の水溶性ゲ
ル化剤として寒天、カラギーナン、ジェランガム、アル
ギン酸ナトリウムを、使用性および安定性向上剤として
ネイティブジェランガム、キサンタンガム、グアーガ
ム、ローストビーンガム、カルボキシビニルポリマー、
アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体、ヒドロキ
シエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロースを
併用して作成したフルイドゲルが、水系化粧料の増粘、
固形化に関して汎用でき、使用性および安定性が向上す
ることを見いだした。以上のことで、低粘性の場合でも
離水などの安定性不良がなく、耐塩性があり、PHによ
る急激な粘度変化がなく、使用後の表面状態、指や化粧
用具へのとれ、塗布時の均一性が良好であり、増粘、固
化剤として好適なフルイドゲル組成物を得ることができ
る。高融点で崩壊性の水溶性ゲル化剤の配合量について
は、多すぎるとフルイドゲルを作成しても分散した微細
ゲルが粗大化するため使用後の表面状態、塗布時の均一
性が不良になり、少なすぎるとフルイドゲルが形成され
ない。したがって一般的には全組成物中の0.01〜
5.0重量%の範囲が妥当であり、特に0.1〜3.0
重量%が好ましい。また、崩壊性のゲル化剤の融点以上
では、フルイドゲルが再溶解して、冷却後は均一に固化
し性状が変化してしまう。そこで、充分な耐温性を得る
ためには、崩壊性ゲル化剤の融点は、通常60℃以上は
必要で、特に80℃以上が好ましい。以上のことより、
寒天としては、寒天AX−30.UP−6.UP−3
7.ウルトラ寒天UX−30.UX−200(伊那食品
工業製)、ジェランガムとしては、ケルコゲル(大日本
製薬株式会社製)が好適な例である。さらに、使用性お
よび安定性向上剤として使用する非崩壊性増粘剤は多す
ぎるとフルイドゲルが形成されず、少なすぎると離水な
どの安定性不良が生じる。したがって一般的には全組成
物中の0.01〜5.0重量%の範囲が妥当であり、特
に0.1〜3.0重量%が好ましい。以上のことより、
ネイティブジェランガムとしては、ケルコゲルLT−1
00(大日本製薬株式会社製)、キサンタンガムとして
はケルトロールT(大日本製薬株式会社製)が好適な例
である。
【0010】
【試験例2】安定性向上剤の効果例 A.(1)〜(4)を加熱溶解し、攪拌冷却する。 B.30℃でホモミキサー(特殊機化工業社製)で処理
する(4500rpm,1min)。 遠心分離機(国産遠心機社製;H108N型)を用い、
遠心分離を行った(3000rpm,15min)。遠
心後、試料表層に現れた水相の高さを測定し、離水性の
評価を行った。
【表2】 安定性向上剤としてネイティブジェランガムを併用する
ことで、離水が押さえられている
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。 A:目的とする水系化粧料に高融点で崩壊性の水溶性ゲ
ル化剤と、使用性および安定性向上剤として非崩壊性増
粘剤を配合する。 B:Aをフルイドゲルに調整する。フルイドゲルの調整
方法は、加温溶解したAを、冷却時にホモミキサー、デ
ィスパー、パドルなどを用いて、固化点付近で目的に応
じた剪断力を加えながら製造するという方法である。こ
れは、固化点付近で発達するゲル構造を壊しながら製造
することで、緩やかな相互間力をもった微細ゲル分散状
態を形成させるためである。この方法で、均一でなめら
かな粘性または、固形状態の本発明で示されるフルイド
ゲル組成物ができる。
【0012】本発明は、その使用目的に応じて各種成分
を配合することができる。例えば、化粧品、医薬部外
品、医薬品として認められている成分を配合すること
で、それぞれの製品を作ることができる。もちろん、使
用目的で成分は適宜選択される。本発明のフルイドゲル
組成物で使用されている崩壊性の水溶性ゲル化剤およ
び、非崩壊性増粘剤は保湿剤としても有用である。その
ため、みずみずしい使用感が実現できるためスキンケア
組成物として好適である。メーキャップ組成物として
も、顔料の荷電による高分子の凝集がなく、降伏値が高
いために分離防止、使用性改善を目的として利用でき
る。また、その降伏値の高さから一般的な乳化系の安定
剤としても良好である。その他配合される成分として下
記に示すが、もちろんこれに限定されるものではない。
乳化、可溶化、分散剤としての界面活性剤、例として
は、POE脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エス
テル、POE高級アルコールエーテル、POE.POP
ブロックポリマーなどの非イオン性界面活性剤や、脂肪
酸カリウム、脂肪酸ナトリウム、高級アルキル硫酸エス
テル塩、アルキルエーテル硫酸エステル塩、アシルサル
コシン酸塩、スルホコハク酸塩などのアニオン性界面活
性剤、また、アルキルトリメチルアンモニウム塩、ジア
ルキルジメチルアンモニウム塩、アルキルピリジニウム
塩、塩化ベンザルコニウムなどのカチオン性界面活性剤
があり、イミダゾリン系や、ベタイン系の両性界面活性
剤を配合することも可能である。油分としては、通常の
化粧品に使用できるものであれば配合可能で、植物油と
しては、オリーブ油、ホホバ油、ヒマシ油、コメヌカ
油、ヤシ油など、動物油としては、スクワラン、牛脂、
ラノリンなど、合成油としては、シリコン油、ポリイソ
ブテン、脂肪酸エステル、脂肪酸グリセリンなど、ロウ
として、ミツロウ、モクロウ、キャンデリラロウ、カル
ナウバロウなど、炭化水素としては、流動パラフィン、
セレシン、マイクロクリスタリンワックス、ワセリンな
ど、高級アルコールとしては、セタノール、ステアリル
アルコール、オクチルドデカノールなど、高級脂肪酸と
しては、ステアリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、オ
レイン酸など、その他、シリコーン樹脂、シリコーンゴ
ム、パーフルオロエーテルなどがあげられる 着色剤などの目的で配合される粉体としては、通常化粧
品に使用されるもので、有機色素(青色1号、緑色3
号、、赤色202号、赤色227号、黄色4号などと、
そのレーキ)、無機顔料(酸化鉄、酸化チタン、酸化ク
ロム、酸化亜鉛など)、体質顔料(セリサイト、マイ
カ、タルク、ナイロンパウダー、セルロースパウダー、
シリコンパウダー、ポリアクリル酸アルキル、リン酸カ
ルシウム、窒化ホウ素など)、パール(酸化チタン処理
マイカ、酸化チタン.酸化鉄処理マイカ、酸化チタン.
紺青処理マイカなど)や、クロロフィル、β−カロチン
などの天然色素があげられる。これらの中から1種また
は2種以上を任意に選択して用いてもかまわない。ま
た、これらの粉体に対して疎水性の向上、触媒活性の低
下、滑沢性の向上を目的として、粉体に表面処理、複合
化を行ってもよい。この表面処理、複合化の際に用いら
れる物質として、無水ケイ酸、酸化チタン、ナイロン、
ポリアクリル酸アルキル、フッ素化合物、金属石鹸,、
油脂、脂肪酸エステル類等が例示される。本発明のフル
イドゲル組成物は、系の安定性を損なわない範囲であれ
ば、上記成分のほかにガム質、天然水溶性化合物及びそ
の誘導体、防腐剤、キレート剤、酸化防止剤、保湿剤、
低級アルコール、多価アルコール、香料、清涼剤、PH
調整剤、紫外線防止剤等を配合することも可能である。
【0013】本発明乳化組成物のとり得る形態及び剤型
は、粘性または固形であり、粘性液状、ゲル状、クリー
ム状の形態及び剤型であれば特に限定されない。例え
ば、保湿クリーム、美容液、化粧水、ファンデーショ
ン、アイシャドウ、口紅、マスカラ、アイライナー、頬
紅、サンケア製品、ヘアケア製品、ボディケア製品等の
製品に利用が可能である。本発明乳化組成物は、増粘お
よび固化剤として有用で汎用性の高い組成物である。詳
しくは、低粘性の場合でも離水などの安定性不良がな
く、耐塩性があり、PHによる急激な粘度変化がなく、
使用後の表面状態、指や化粧用具へのとれ、塗布時の均
一性が良好な組成物である。本発明のフルイドゲル組成
物の具体的処方と、その製造方法については後述する実
施例において説明する。
【0014】
【実施例】以下に実施例を示して本発明について具体的
に説明するが、これによって本発明の技術的範囲が限定
的に解釈されるべきものではない。なお、以下の表に示
す組成物の配合量は総て重量%で示す。
【0015】
【実施例1】 A.(1)〜(4)を加熱溶解し、攪拌冷却する。 B.30℃でホモミキサー(特殊機化工業社製)で処理
する(4500rpm,1min) 粘度測定はviscometer(リオン社製;VT−
04)を使用し25℃で測定。
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【実施例2】表3に示す処方のファンデーション(実施
例2、比較例1.2.3)を製造して、比較例4につい
ては、市販の固型乳化ファンデーション(油中水型乳化
タイプ)について、以下の評価方法および評価基準によ
って官能評価を行った。 (製法)表3の(1)〜(10)の各成分を90℃で加
熱混合し、これに混合粉砕した(11)〜(15)を加
えてホモミキサーで均一に分散し、70℃に保つ(水
相)。別に(16)〜(21)を60℃にて加熱調製し
て(油相)、水相と油相をホモミキサーで混合乳化した
後、実施例2については、40℃から31℃までホモミ
キサーでゲルを剪断しながら冷却した後、容器に充填し
た。比較例1.2.3については、そのまま容器に充填
して冷却し、固型乳化ファンデーションを得た。 (評価方法)保管安定性については、室温で1カ月保管
した後、油分離、水分離などの発生について確認した。
耐温性については、40℃に8時間保持し、表面状態を
確認して発汗、分離などのないことを確認した。ファン
デーションのとれ・清涼感・うるおい感・みずみずしさ
・塗布後の皮膜感のなさ、のびの軽さについては、以下
の基準に従って専門パネルn=10名で官能評価を行っ
た。 ◎:非常に良い○:やや良い△:やや悪い×:非常に悪
【表3】
【表4】 表4からも明らかなように、比較例1は実施例2とほぼ
同程度の清涼感・うるおい感・みずみずしさをもつもの
の、保管安定性で表面に薄く離水が生じる。また、寒天
が多く配合されているため、塗布後の皮膜感が大きく、
ファンデーションが化粧用具にとれないという問題があ
る。また比較例2は比較例1と同様の長所を持つが、ゲ
ル自体がのびが悪く塗布感触的に不十分なものであっ
た。比較例3は、増粘剤としてよく利用されている水溶
性高分子、カルボキシビニルポリマーを配合したもので
あるが、清涼感・うるおい感・みずみずしさについては
優れているものの、製造直後より顔料によって凝集が発
生し、外観が不均一であり、翌日には分離が起こる安定
性の悪いものであった。比較例4は比較例1〜3の欠点
を解決してはいるものの、油中水型乳化タイプであるた
めに、清涼感・うるおい感・みずみずしさに欠けるもの
であった。また、耐温性が低く発汗が発生した。これに
対して実施例2は、みずみずしく、なめらかな使用感で
あり、使用性はいずれも良好で外観の不均一、凝集、分
離もなく、保管安定性も満足いくものであった。
【0020】
【実施例3】 クリーム (1)精製水 残余 (2)ソルビット 4.0重量% (3)ジプロピレングリコール 3.0 (4)トリメチルグリシン 5.0 (5)POE(50E.O.)硬化ヒマシ油 0.5 (6)寒天 0.5 (7)ネイティブジェランガム 0.1 (8)グリセリン 5.0 (9)2−エチルヘキサン酸セチル 10.0 (10)セスキオレイン酸ソルビタン 1.0 (11)セタノール 3.0 (12)防腐剤 適量 (13)香料 適量 (1)〜(8)の各成分を90℃で加熱溶解し、70℃
に保つ(水相)。別に(9)〜(13)を60℃にて加
熱調製して(油相)、水相と油相をホモミキサーで混合
乳化した後、撹拌冷却し、40℃から31℃までホモミ
キサーを用いてゲルを剪断しながら冷却を行い保湿クリ
ームを得た。
【0021】
【実施例4】 化粧水 (1)精製水 残余 (2)ソルビット 4.0重量% (3)ジプロピレングリコール 3.0 (4)トリメチルグリシン 1.0 (5)POE(20E.O.)モノラウリン酸ソルビタン 0.3 (6)透明性キサンタンガム 0.1 (7)ジェランガム 0.4 (8)エタノール 10.0 (9)塩化カルシウム 0.08 (10)防腐剤 適量 (11)香料 適量 成分(1)に、(2)〜(10)を加えて90℃で溶解
する。その後、撹拌しながら冷却を行い、(11)を加
た後31℃までパドルミキサーを用いてゲルを剪断しな
がら冷却を行い透明固形化粧水を得た。
【0022】
【実施例5】 エッセンス (1)精製水 残余 (2)ソルビット 4.0重量% (3)ジプロピレングリコール 3.0 (4)トリメチルグリシン 3.0 (5)POE(20E.O.)モノラウリン酸ソルビタン 0.4 (6)透明性キサンタンガム 0.3 (7)ジェランガム 0.3 (8)塩化カルシウム 0.08 (9)エタノール 5.0 (10)香料 適量 (11)防腐剤 適量 成分(1)に、(2)〜(10)を加えて90℃で溶解
する。その後、撹拌しながら冷却を行い、(11)を加
た後40℃から35℃までホモミキサーを用いてゲルを
剪断しながら冷却を行い透明エッセンスを得た。
【0023】
【実施例6】 アイシャドウ (1)精製水 残余 (2)1,3−ブチレングリコール 5.0重量% (3)グリセリン 1.0 (4)ネイティブジェランガム 0.2 (5)寒天 0.8 (6)防腐剤 適量 (7)タルク 10.0 (8)カオリン 2.0 (9)着色顔料 5.0 (10)メチルフェニルポリシロキサン 3.0 (11)POE(50E.O.)硬化ヒマシ油 1.0 (12)ミリスチン酸イソプロピル 8.0 (13)モノラウリン酸プロピレングリコール 3.0 (14)香料 適量 (1)〜(6)の各成分を90℃で加熱混合し、これに
混合粉砕した(7)〜(9)を加えてホモミキサーで均
一に分散し、70℃に保つ(水相)。別に(10)〜
(14)を60℃にて加熱調製して(油相)、水相と油
相をホモミキサーで混合乳化した後、撹拌冷却し、31
℃までパドルミキサーを用いてゲルを剪断しながら冷却
を行い固型乳化アイシャドーを得た。
【0024】
【実施例7】 口紅 (1)精製水 残余 (2)グリセリン 5.0重量% (3)プロピレングリコール 2.0 (4)キサンタンガム 0.3 (5)寒天 0.8 (6)二酸化チタン 2.0 (7)赤色201号 0.6 (8)赤色202号 1.0 (9)赤色223号 0.2 (10)POE(50E.O.)硬化ヒマシ油 1.0 (11)キャデリラロウ 7.0 (12)ミリスチン酸イソプロピル 8.0 (13)流動パラフィン 3.0 (14)ヒマシ油 4.0 (15)香料 適量 (16)防腐剤 適量 (1)〜(5)の各成分を90℃で加熱混合し、これに
混合粉砕した(6)〜(9)を加えてホモミキサーで均
一に分散し、70℃に保つ(水相)。別に(10)〜
(16)を60℃にて加熱調製して(油相)、水相と油
相をホモミキサーで混合乳化した後、撹拌冷却し、40
℃から31℃までホモミキサーを用いてゲルを剪断しな
がら冷却を行いクリーム状口紅を得た。
【0025】
【実施例8】 ゲル状保湿剤 (1)精製水 残余 (2)ソルビット 4.0重量% (3)ジプロピレングリコール 3.0 (4)トリメチルグリシン 5.0 (5)POE(20)オレイルアルコールエーテル 0.3 (6)寒天 0.5 (7)ネイテイブジェランガム 0.1 (8)グリセリン 5.0 (9)エタノール 10.0 (10)香料 適量 (11)防腐剤 適量 成分(1)に、(2)〜(11)を加えて90℃で溶解
する。その後、撹拌しながら冷却を行い40℃から37
℃までホモミキサーを用いてゲルを剪断しながら冷却を
行いゲル状保湿剤を得た。
【0026】
【発明の効果】以上説明したところから明らかなよう
に、本発明のフルイドゲル組成物は以下のような特徴及
び利点を有する。 (イ)水系化粧料の増粘、固形化に関して有用で汎用で
きる組成物である。つまり、低粘性の場合でも離水など
の安定性不良がなく、耐塩性があり、PHによる急激な
粘度変化がなく、使用後の表面状態、指や化粧用具への
とれ、塗布時の均一性が良好な増粘、固化剤である。 (ロ)降伏値の高いゲルであるので、乳化、分散の安定
化に優れる。 (ハ)比較的少量で、ゲル化が可能であるため使用感に
与える影響が少ない。そのため、コスト的にも安価であ
る。 (ニ)崩壊性ゲル化剤の種類、配合量、冷却条件、混合
または、剪断方法によって、粘性液状から固形状までの
様々な形態の製品が可能になる。 (ホ)さらに、本発明で使用される基材については、食
品添加物や化粧品原料として汎用されているもので極め
て安全性が高いものである。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年7月5日(1999.7.5)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】削除
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】削除
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】削除 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年7月5日(1999.7.5)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】追加
【補正内容】
【0027】
【図面の簡単な説明】
【図1】は、PH−粘度曲線である。
【図2】は、温度−粘度曲線である。
【図3】は、塩濃度−粘度曲線である。比較例は0.1
%カルボキシビニルポリマー水溶液中和物の粘度−温度
曲線である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】追加
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
フロントページの続き Fターム(参考) 4C083 AA122 AB052 AB232 AB242 AB332 AB382 AB432 AB442 AC022 AC072 AC102 AC122 AC242 AC352 AC392 AC432 AC442 AC542 AC712 AC792 AC842 AC932 AD042 AD091 AD152 AD211 AD281 AD301 AD351 CC04 CC05 CC12 CC13 CC14 DD11 DD23 DD31 DD41 EE01 EE06 EE07

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ゲル主剤として崩壊性ゲルを形成する多糖
    類と、使用性および安定性向上剤として水溶性増粘剤を
    含むフルイドゲル組成物であることを特徴とする粘性ま
    たは、固形水系化粧料。
  2. 【請求項2】フルイドゲル主剤として寒天、カラギーナ
    ン、ジェランガム、アルギン酸ナトリウムのうちの1種
    または、2種以上を含み、使用性および安定性向上剤と
    してネイティブジェランガム、キサンタンガム、グアー
    ガム、ローストビーンガム、カルボキシビニルポリマ
    ー、アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体、ヒド
    ロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロー
    スのうちの1種または、2種以上を含むフルイドゲルで
    あることを特徴とする粘性または、固形水系化粧料。
  3. 【請求項3】フルイドゲル主剤として寒天を含み、使用
    性および安定性向上剤としてネイティブジェランガム、
    キサンタンガムのうちの1種または、2種を含むフルイ
    ドゲルであることを特徴とする粘性または、固形水系化
    粧料。
  4. 【請求項4】フルイドゲル主剤としてジェランガムを含
    み、使用性および安定性向上剤としてキサンタンガムを
    含むフルイドゲルであることを特徴とする粘性または、
    固形水系化粧料。 【0001】
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