JP2000117417A - 溶湯給湯ポンプ装置 - Google Patents

溶湯給湯ポンプ装置

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JP2000117417A
JP2000117417A JP10298771A JP29877198A JP2000117417A JP 2000117417 A JP2000117417 A JP 2000117417A JP 10298771 A JP10298771 A JP 10298771A JP 29877198 A JP29877198 A JP 29877198A JP 2000117417 A JP2000117417 A JP 2000117417A
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JP
Japan
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molten metal
plunger
water supply
hot water
stopper
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JP10298771A
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English (en)
Inventor
Ryukichi Maruyama
龍吉 丸山
Kazuhiro Suzuki
一弘 鈴木
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Shibaura Machine Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Machine Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表面酸化や表面燃焼による溶湯の品質劣化が
無く、かつ射出スリーブへの安定した定量給湯が可能
で、給湯効率の向上をも可能にした。 【解決手段】 密閉保温炉7の溶湯M内に浸漬されて設
置されたポンプスリーブ2と、このポンプスリーブ2に
下端部3aが上下動可能に嵌合すると共に上端部3bが
エアーシリンダ9に連結されて設置されたプランジャ3
と、プランジャ3の下限位置を規制するストッパ手段4
と、ポンプスリーブ2の吐出口2aと射出スリーブ8の
給湯口8aとを連結する溶湯供給配管5と、この溶湯供
給配管5の中間部に設置され配管5内の溶湯Mの湯面B
を射出スリーブ8の給湯口8aに近付けて維持する逆止
弁6とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ダイカスト機の
射出スリーブに溶湯を給湯する溶湯給湯ポンプ装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ダイカスト機の射出スリーブに
溶湯を給湯する給湯装置は、溶湯を貯えている保温炉か
らラドルを用いた自動機械で溶湯を汲んで射出スリーブ
に溶湯を注ぐラドル給湯方式か、電磁ポンプで給湯する
電磁ポンプ方式か、あるいはプランジャ式給湯ポンプを
用いて保温炉内の溶湯湯面を基準として射出スリーブへ
給湯を行うプランジャ式給湯ポンプ方式のいずれかを採
用している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ラドル
給湯方式は、ラドルで射出スリーブに注湯するとき空気
の巻き込みが避けられず、これにより溶湯の表面酸化や
表面燃焼が起きる、と言う課題を有している。
【0004】また、電磁ポンプ方式は、配管内経由で溶
湯が射出スリーブまで搬送されるので前記したラドル給
湯方式の課題を解決することはできるが、溶湯の電磁特
性がその溶湯量を決めるため搬送時間で溶湯量を制御し
ており、このため通路抵抗変化によっても給湯量にばら
つきが生じるので、射出スリーブへの安定した定量給湯
が難しい、という課題を有している。
【0005】さらに、プランジャ式給湯ポンプ方式は、
保温炉内の溶湯湯面を給湯量の計算基準にしているの
で、射出スリーブの入り口部高さと基準湯面高さとに差
があり、この差の部分に該当する溶湯の量が、射出スリ
ーブ内の有効給湯量に比べて大きくなり、このため無駄
を含んだ大きな給湯量を用意する必要があって給湯効率
の低下を招く、と言う課題を有している。
【0006】そこで、この発明は、表面酸化や表面燃焼
による溶湯の品質劣化を伴うことが無く、かつ射出スリ
ーブへの安定した定量給湯が可能であると共に、そのと
きの給湯効率の向上をも可能にした溶湯給湯ポンプ装置
を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記した目的を達成する
ために、請求項1の発明は、溶湯の耐酸化用ガスを内部
に注入した密閉保温炉の溶湯内に浸漬されて設置された
ポンプスリーブと、このポンプスリーブに下端部が上下
動可能に嵌合すると共に上端部が前記密閉保温炉外に設
置された駆動手段に連結されて設置されたプランジャ
と、前記密閉保温炉外に設置され前記プランジャの下限
位置を規制するストッパ手段と、前記ポンプスリーブの
吐出口と射出スリーブの給湯口とを連結し内部空間部に
溶湯の耐酸化用ガスを注入した溶湯供給配管と、この溶
湯供給配管の中間部に設置され該配管内の溶湯の湯面を
前記給湯口に近付けて維持する逆止弁とを備えたことを
特徴とする。
【0008】このため請求項1の発明では、溶湯は、駆
動手段の駆動によるプランジャの下動でポンプスリーブ
の吐出口から溶湯供給配管を介して射出スリーブに給湯
される。プランジャの下動は、ストッパ手段により下限
位置で停止し、前記給湯が終了する。この給湯終了後、
プランジャは、駆動手段の駆動により上動し、駆動手段
の上限位置で停止する。このときのプランジャのストロ
ークは、ストッパ手段により一定に保持される。
【0009】また、溶湯供給配管内の溶湯は、逆止弁に
よりプランジャの上動時にもポンプスリーブに戻ること
なく、その湯面を射出スリーブの給湯口に近付けて配管
内に保持される。これにより給湯時は、プランジャのス
トロークの略全量の溶湯を射出スリーブに給湯すること
ができる。
【0010】また、請求項2の発明は、請求項1に記載
の溶湯給湯ポンプ装置であって、前記プランジャは、そ
の中間部が前記密閉保温炉の炉蓋よりも上方に設けたプ
ランジャガイドに上下動自在に支持されて設置されてい
ることを特徴とする。
【0011】このため請求項2の発明では、プランジャ
は、ポンプスリーブとプランジャガイドとによりストロ
ーク時の支持間隔を十分に長くすることができるので、
下端部のポンプスリーブへの嵌合長さを短くしてもスト
ローク時のスムーズな動きを確保することができる。
【0012】また、請求項3の発明は、請求項2に記載
の溶湯給湯ポンプ装置であって、前記ストッパ手段は、
前記駆動手段と前記プランジャガイドとの中間位置に着
脱可能に取り付けられたストッパ受けと、このストッパ
受けに上下方向の位置調整可能に取り付けられたストッ
パと、前記駆動手段と前記プランジャとを着脱可能に連
結する連結バーに設けられ前記プランジャの下動で前記
ストッパに突き当たって前記プランジャの下限位置を規
制する段部とからなることを特徴とする。
【0013】このため請求項3の発明では、プランジャ
のストローク量は、駆動手段の上限位置から、連結バー
の段部がストッパに突き当たる下限位置までの量で決ま
る。
【0014】また、ストッパ手段は、駆動手段とプラン
ジャガイドとの中間位置に設定されるので、設定位置が
高所になるのを避けて、ストッパの位置調整を容易に行
うことができる。
【0015】また、請求項4の発明は、請求項1乃至3
のいずれか1項に記載の溶湯給湯ポンプ装置であって、
前記溶湯供給配管は、上部が前記密閉保温炉の炉蓋から
上方に突出して前記射出スリーブの給湯口に連通すると
共に下部が前記密閉保温炉の溶湯内に浸漬されて開口さ
れた上部垂直管部と、上部が前記上部垂直管部の下部に
対向して開口され下部が前記ポンプスリーブの吐出口に
連通する下部垂直管部とを、前記上部垂直管部の下方へ
の押圧により開口された部分同士を相互に離脱可能にテ
ーパ嵌合させて構成されており、前記逆止弁は、前記テ
ーパ嵌合の部位の管路内にポペットを配置して構成され
ていることを特徴とする。
【0016】このため請求項4の発明では、逆止弁は、
密閉保温炉の溶湯内に浸漬されて設置されるので、逆止
弁では酸化物の発生がない。
【0017】また、逆止弁は、上部垂直管部に作用して
いる下方への押圧力を解除して上部垂直管部を下部垂直
管部から離脱させることにより解体することができ、こ
の解体によりメンテナンスを行うことができる。
【0018】さらに、溶湯供給配管は、上部垂直管部と
下部垂直管部の双方の開口された部分同士の押圧による
テーパ嵌合により組み付けられるので、組み付けと同時
に上部垂直管部と下部垂直管部の芯合わせを行うことが
できる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づき説明する。
【0020】図1は、本発明の一実施形態としての溶湯
給湯ポンプ装置1を示す。この溶湯給湯ポンプ装置1
は、溶湯Mの耐酸化用ガスGを内部に注入した密閉保温
炉7の溶湯M内に浸漬されて設置されたポンプスリーブ
2と、このポンプスリーブ2に下端部3aが上下動可能
に嵌合すると共に上端部3bが密閉保温炉7外に設置さ
れた駆動手段としてのエアーシリンダ9に連結されて設
置されたプランジャ3と、密閉保温炉7外に設置されプ
ランジャ3の下限位置を規制するストッパ手段4と、ポ
ンプスリーブ2の吐出口2aと射出スリーブ8の給湯口
8aとを連結し内部空間部に溶湯Mの耐酸化用ガスGを
注入した溶湯供給配管5と、この溶湯供給配管5の中間
部に設置され該配管5内の溶湯Mの湯面Bを射出スリー
ブ8の給湯口8aに近付けて維持する逆止弁6とを備え
て大略構成されている。
【0021】なお、駆動手段としてエアーシリンダ9を
用いたのは、給湯溶湯Mがマグネシウム合金である場合
を考慮して、油洩れ等によって誘起する火災の危険によ
るトラブルを避けるためである。
【0022】密閉保温炉7は、上部開口部が炉蓋11で
覆われ、内部に溶湯Mが蓄えられると共に、炉蓋11と
溶湯Mの湯面Aとの間の空間部に溶湯Mの耐酸化用ガス
Gを注入して構成されている。このため炉蓋11には、
耐酸化用ガスGを注入するためのガス注入弁29が設け
られている。
【0023】ポンプスリーブ2は、上部を開放した有底
円筒体形状で、上端外周にフランジ部2cを形成し、側
壁の上部に吸入口2bを穿設し、かつ底壁に吐出口2a
を穿設して構成されており、フランジ部2cと、炉蓋1
1を開口して設けたフレーム31との間に介在する支柱
32で連結されると共に、溶湯M内に浸漬されて設置さ
れている。
【0024】プランジャ3は、その下端部3aが上下動
可能にポンプスリーブ2に嵌合すると共に、炉蓋11の
上方に抜き出された上端部3bが連結バー15を介して
エアーシリンダ9のシリンダロッドに螺合したシリンダ
ロッド継ぎ軸17に連結されて設置されている。エアー
シリンダ9は、フレーム31に立設したポンプフレーム
10の頂部に、シリンダロッド継ぎ軸17を下向きにし
て取り付けられている。
【0025】図2は、連結バー15とシリンダロッド継
ぎ軸17との連結構造を示している。すなわち、連結バ
ー15の上部には、大径の頭部16が形成されており、
この頭部16に段付き係合凹部16Aが、頭部16の上
端面及び側面に開放して形成されている。この段付き係
合凹部16Aは、下部の幅広係合凹部16bと上部の幅
狭係合凹部16cとを上下に連通させて径方向に形成さ
れている。この頭部16の下面は、ストッパ手段4を構
成する段部16aとなっており、かつ頭部16の外周部
の中程には、周段部16dが形成されている。
【0026】一方、シリンダロッド継ぎ軸17の下部に
は、段付き係合凹部16Aに係合する段付き軸部17A
が形成されている。この段付き軸部17Aは、幅狭係合
凹部16cの幅と略同等の径を有しシリンダロッド継ぎ
軸17の下端面に突設される小径軸部17bと、幅広係
合凹部16bの幅と略同等の径を有し小径軸部17bの
下部に形成される大径軸部17aとから構成されてい
る。シリンダロッド継ぎ軸17には、上下動自在にカラ
ー18が外挿されている。
【0027】そして連結バー15とシリンダロッド継ぎ
軸17とは、段付き係合凹部16Aの幅広係合凹部16
b及び幅狭係合凹部16cに、それぞれ段付き軸部17
Aの大径軸部17a及び小径軸部17bを嵌入させ、か
つカラー18を下動させて連結バー15の周段部16d
に突き当てて前記嵌入部分をカラー18で包囲し、これ
により段付き係合凹部16Aと段付き軸部17Aの相互
離反が防止されて連結される。このような連結構造にお
いては、連結バー15とシリンダロッド継ぎ軸17と
は、カラー18を上動させて前記嵌入部分の包囲を解除
することにより、段付き係合凹部16Aと段付き軸部1
7Aとを離反させることができ、これにより容易に離脱
させることができる。
【0028】また、連結バー15とプランジャ3も又、
前記したと同様の連結構造で連結されている。従って連
結バー15は、エアーシリンダ9のシリンダロッド継ぎ
軸17とプランジャ3との間に着脱可能に連結されてい
る。なお、連結バー15の中間部位に設けられた貫通孔
15aは、この貫通孔15aに挿通させたピン(図示せ
ず)でプランジャ3側のカラーを、連結解除時に上動さ
せた位置に支持するためのものである。
【0029】プランジャ3は、本実施形態では、その中
間部が密閉保温炉7の炉蓋11よりも上方に設けたプラ
ンジャガイド12に上下動自在に支持されて設置されて
いる。具体的には、図1に示すようにプランジャガイド
12は、全体が略有底円筒体形状に形成されており、か
つ底部にガイド孔12aを穿設して構成されている。そ
してこのプランジャガイド12は、底部が上方になるよ
うに開口部を下にして、その開口部をフレーム31の開
口部に連通させると共に、ガイド孔12aをポンプスリ
ーブ2と同心上に位置するように位置付けて、フレーム
31に取り付けられている。このときプランジャガイド
12は、メンテナンスを考慮して着脱可能にフレーム3
1に取り付けられる。プランジャ3には、メンテナンス
時にピン(図示せず)を挿通させて、このピンをプラン
ジャガイド12の上面に当接させてプランジャ3を所望
の高さで支持する貫通孔15b,15cが適宜の間隔で
穿設されている。
【0030】プランジャ3は、その中間部がガイド孔1
2aに案内されると共に、その下端部3aがポンプスリ
ーブ2に案内されることにより、上下動自在に支持され
る。
【0031】このプランジャ3の支持構造によれば、プ
ランジャ3は、ポンプスリーブ2とプランジャガイド1
2とによりストローク時の支持間隔を十分に長くするこ
とができるので、下端部3aのポンプスリーブ2への嵌
合長さを短くしてもストローク時にプランジャ3のセリ
のないスムーズな動きを確保することができる。このた
めプランジャ3の下端部3aのポンプスリーブ2への嵌
合長さを短くすることにより、プランジャ3の軽量化、
及びポンプ本体部(ポンプスリーブ2の周辺部)のコン
パクト化を共に図ることができると共に、プランジャ3
の熱容量が小さくなってプランジャ3を溶湯Mに入れた
ときの溶湯温度の降下量を少なくすることができ、ひい
てはプランジャ3の取り扱いが容易になる。
【0032】その上、プランジャ3の支持間隔を十分に
長くすることができるので、ストローク時にプランジャ
3に付着した溶湯が、プランジャガイド12に達するの
を避けることができ、これによりガイド孔12aの案内
機能を十分に確保することができる。
【0033】また、ストッパ手段4は、密閉保温炉7外
に設置される。本実施形態では、図1に示すように、ス
トッパ手段4は、エアーシリンダ9とプランジャガイド
12との中間位置に着脱可能に取り付けられたストッパ
受け13と、このストッパ受け13に上下方向の位置調
整可能に取り付けられたストッパ14と、エアーシリン
ダ9とプランジャ3とを着脱可能に連結する連結バー1
5に設けられプランジャ3の下動でストッパ14に突き
当たってプランジャ3の下限位置を規制する段部16a
とから構成されている。
【0034】ストッパ受け13は、中央に、プランジャ
3の外径よりも充分大径のねじ孔が穿設された矩形板状
体で構成されており、エアーシリンダ9とプランジャガ
イド12との中間位置に対応する、ポンプフレーム10
の中間部位の両側に突出形成されたストッパダイ10
a,10aに、両側部が位置バー13a,13aで位置
固定されて支持されている。このストッパ受け13は、
位置バー13a,13aを引き抜くことによりストッパ
ダイ10a,10aから容易に離脱させることができ、
かつ固定位置から90°水平方向に回転させることによ
りストッパダイ10a,10aとの干渉を避けてプラン
ジャ3に沿って上下動可能となる。
【0035】ストッパ14は、外周にストッパ受け13
のねじ孔に螺合するねじ山が刻設されており、かつ内径
がプランジャ3の外径と略同等の筒状体で構成されてお
り、連結バー15とプランジャ3との連結体を内部に挿
通させると共に、ストッパ受け13のねじ孔に螺合させ
て取り付けられている。このためストッパ14は、軸心
回りに回転させることにより、上下方向の位置調整が可
能となっており、ストッパ受け13の上側に位置してス
トッパ14に螺合するナット19により位置固定できる
ようになっている。
【0036】段部16aは、前述したように連結バー1
5の頭部16の下面として形成されており(図2参
照)、ストッパ14を挿通する連結バー15の上部に位
置している。
【0037】このように構成されたストッパ手段4によ
れば、プランジャ3のストローク量Sは、エアーシリン
ダ9の上限位置から、連結バー15の段部16aがスト
ッパ14に突き当たる下限位置までの量で決まり、これ
によりプランジャ3のストローク量Sを精度良く設定す
ることができる。このときのストローク量Sは、ストッ
パ14の螺合部分のねじ調整により無段階的に行うこと
ができる。
【0038】また、ストッパ手段4は、エアーシリンダ
9とプランジャガイド12との中間位置に設定されるの
で、設定位置が高所になるのを避けて、ストッパ14の
位置調整を容易に行うことができ、これにより作業性の
向上を図ることができる。
【0039】また、溶湯供給配管5は、ポンプスリーブ
2と射出スリーブ8とを連通するように設けられてお
り、かつ逆止弁6は、溶湯供給配管5の中間部に設置さ
れいる。
【0040】本実施形態では、溶湯供給配管5は、上部
が密閉保温炉7の炉蓋11から上方に突出して射出スリ
ーブ8の給湯口8aに連通すると共に下部が密閉保温炉
7の溶湯M内に浸漬されて開口された上部垂直管部20
と、上部が上部垂直管部20の下部に対向して開口され
下部がポンプスリーブ2の吐出口2aに連通する下部垂
直管部21とを、上部垂直管部20の下方への押圧によ
り開口された部分同士を離脱可能にテーパ嵌合させて構
成されている。逆止弁6は、上部垂直管部20と下部垂
直管部21とのテーパ嵌合の部位の管路内にポペット2
2を配置して構成されている。
【0041】具体的には、図1に示すように、上部垂直
管部20は、その上部が、炉蓋11の開口部を覆うフレ
ーム31に設けた配管ガイド40から炉外上方に引き出
されてL字状に屈曲した溶湯配管26に連通しており、
かつこの溶湯配管26の垂直配管に傾斜配管27を連通
させると共に、この傾斜配管27に射出スリーブ8の給
湯口8aに連通する垂直な排出配管28を連通させて構
成されており、その下部が、管路内径を大きくした大径
部に形成されると共に、この大径部の下部内周面をテー
パ面20aに形成して構成されており、前記大径部を密
閉保温炉7の溶湯M内に浸漬して設置されている。この
上部垂直管部20の湯面Aより上方に配置される傾斜配
管27までの部分の外周部には、ヒータ41が施されて
いる。溶湯配管26の垂直配管の上部開口部には、溶湯
配管26の空間部に耐酸化用ガスGを注入するためのガ
ス注入弁30が設けられている。なお、排出配管28の
下端と給湯口8aとは、移動,熱影響等を考慮して密着
(押接)状態にすることなく、ガス注入弁30から注入
される耐酸化用ガスGが無闇に拡散しない程度に近接し
た状態に設置する。
【0042】他方の下部垂直管部21は、一側開口端部
が、外周面を前記テーパ面20aに対応するテーパ面2
1aに形成すると共に、内周面をポペット22のシート
機能を奏するテーパ面21bに形成して構成されてお
り、かつ他側が溶湯湯道35を介してポンプスリーブ2
の吐出口2aに連通しており、全体が溶湯M内に浸漬さ
れて配置されている。
【0043】そして溶湯供給配管5は、上部垂直管部2
0と下部垂直管部21とを、上部垂直管部20の下方へ
の押圧により相互にテーパ嵌合させて構成されるが、こ
のときの押圧機構は次のようになっている。
【0044】すなわち押圧機構は、ポンプフレーム10
に突設した押し具ダイ25に着脱可能に取り付けられた
配管押し具24と、この配管押し具24と上部垂直管部
20の垂直部分の上端部との間に介在する断熱駒23と
から構成されている。配管押し具24には、ナット24
aが螺合されており、このナット24aを押し下げるこ
とによって断熱駒23を介して上部垂直管部20を下方
へ押圧することができる。
【0045】溶湯供給配管5は、この押圧機構による上
部垂直管部20の下方への押圧により、テーパ面20
a,21a同士がテーパ嵌合して上部垂直管部20と下
部垂直管部21とが接続されて構成される。このテーパ
嵌合は、相互のテーパ面20a,21aの芯を拾いなが
ら行われるので、同時に上部垂直管部20と下部垂直管
部21の芯合わせも行うことができる。
【0046】また、逆止弁6は、ポペット22を、管路
を塞ぐようにして下部垂直管部21の上部開放端部のテ
ーパ面21b上に載置することにより、上部垂直管部2
0の下端の大径部に構成される。これにより逆止弁6
は、ポペット22が自重で下部垂直管部21の管路を塞
ぎ、溶湯供給配管5内の溶湯Mの湯面Bを射出スリーブ
8の給湯口8aに近付けて維持することができる。具体
的には、溶湯供給配管5内の湯面Bは、上部垂直管部2
0の傾斜配管27の連通部位に維持される。
【0047】また逆止弁6は、密閉保温炉7の溶湯M内
に浸漬されて設置されるので、逆止弁6内では酸化物の
発生がない。
【0048】さらに、逆止弁6は、上部垂直管部20に
作用している下方への押圧力を解除して上部垂直管部2
0を下部垂直管部21から離脱させることにより解体す
ることができ、この解体によりメンテナンスを行うこと
ができる。
【0049】以上のようにして構成された溶湯給湯ポン
プ装置1は、次のように作動する。
【0050】図1の実線で示す状態は、給湯前の状態を
示す。すなわちシリンダロッド継ぎ軸17は、エアーシ
リンダ9の上限位置に位置しており、これによりプラン
ジャ3の下端部3aは、吸入口2bを開口するポンプス
リーブ2の上部に位置している。そして密閉保温炉7内
の溶湯Mは、吸入口2bから流入してポンプスリーブ2
及び下部垂直管部21を満たすと共に、上部垂直管部2
0の傾斜配管27の連通部位に湯面Bがくるように溶湯
供給配管5内を満たしている。また、溶湯供給配管5の
溶湯配管26の湯面Bから傾斜配管27,排出配管2
8,および射出スリーブ8に至る管内の空隙部には、ガ
ス注入弁30から注入された耐酸化用ガスGが充満して
いる。
【0051】この状態でエアーシリンダ9を駆動させる
とプランジャ3は、連結バー15の段部16aがストッ
パ14に突き当たるまで下動し、これによりポンプスリ
ーブ2内のプランジャ3の下端部3aがストローク量S
だけ下動する。このプランジャ3の下端部3aの下動に
より、ポンプスリーブ2及び溶湯供給配管5内に満たさ
れている溶湯Mは、逆止弁6のポペット22を押し上げ
ながら流動し、ストローク量S分の吐出溶湯が、傾斜配
管27,排出配管28を経て給湯口8aから射出スリー
ブ8に供給される。
【0052】射出スリーブ8への溶湯Mの供給が終了す
ると、プランジャ3は、エアーシリンダ9によりエアー
シリンダ9の上限位置まで上動する。このとき溶湯供給
配管5内の溶湯Mは、逆止弁6によりプランジャ3の上
動時にもポンプスリーブ2に戻ることなく、その湯面B
を射出スリーブ8の給湯口8aに近付けて配管内に保持
される。これによりプランジャ3の上動時の吐出側溶湯
の移動が無くなり、これに伴い吐出側溶湯の移動に起因
する空気の巻き込みもなくなる。
【0053】このように溶湯給湯ポンプ装置1は、溶湯
供給配管5による配管内経由で溶湯Mが射出スリーブ8
まで搬送されるので、表面酸化や表面燃焼による溶湯M
の品質劣化を伴うことが無く、かつプランジャ3のスト
ローク量Sが、ストッパ手段4(ストッパ14)により
一定に保持されるので、射出スリーブ8への安定した定
量給湯が可能であると共に、そのときの給湯を給湯口8
aに近付けた湯面Bからとしたので、ストローク量S分
の吐出溶湯が射出スリーブ8に供給されることとなって
余分な給湯量が不要になり、これにより給湯効率の向上
をも可能にした。
【0054】また、密閉保温炉7は、運転と停止を繰り
返し、これに伴って炉内溶湯Mは、溶解と凝固を繰り返
す。このときプランジャ3をポンプスリーブ2に組んだ
ままの状態にしておくと、これらのものは金属材料であ
るから折損・破壊はないが変形が起き、プランジャ3の
スムーズな動きが得られなくなる。このため運転停止の
ときは、溶湯Mからプランジャ3を抜き、運転のとき
は、再度プランジャ3をポンプスリーブ2に挿入するこ
とにしている。本実施形態では、この操作を次のように
して行う。
【0055】すなわち、密閉保温炉7の停止時、エアー
シリンダ9の上限位置において、貫通孔15bにピンを
挿入してこのピンをプランジャガイド12の上面に当接
させてプランジャ3の下動を停止させた後、ストッパ受
け13をストッパ14ごとストッパダイ10aから取り
外してプランジャガイド12の上面に載置する。その後
連結バー15を、シリンダロッド17及びプランジャ3
との連結を解いて取り外した後、シリンダロッド17と
プランジャ3との空間部を利用してストッパ受け13を
ストッパ14ごと系外に取り外す。その後、プランジャ
3を手動で上動させて、貫通孔15cにピンを挿入して
このピンをプランジャガイド12の上面に当接させて、
プランジャ3の下端部3aが溶湯Mから抜けた状態を維
持する。
【0056】この状態で炉温度を下げると、溶湯Mは、
その凝固点以下で固まる。この間、耐酸化用ガスGを注
入状態にしてあるので、プランジャ3の表面に付着した
溶湯Mの酸化はない。
【0057】再度の炉運転時は、密閉保温炉7を昇温さ
せて溶湯Mを溶解させた後、貫通孔15cのピンを取り
外してプランジャ3を下動させ、その下端部3aをポン
プスリーブ2に挿入させると共に、貫通孔15bのピン
をプランジャガイド12の上面に当接させてプランジャ
3のそれ以上の下動を停止させる。その後、ストッパ1
4をプランジャ3に挿通させてストッパ受け13をプラ
ンジャガイド12の上面に載置し、連結バー15をシリ
ンダロッド継ぎ軸17とプランジャ3との間に連結する
と共に、前記ストッパ受け13をストッパダイ10aに
取り付け、貫通孔15bのピンを取り外して組み付けが
完了し、溶湯給湯ポンプ装置1の運転を再開することが
できる。このときの溶湯給湯ポンプ装置1の運転は、ス
トッパ14の高さ位置を先の運転時のまま維持している
ので、先の運転と同じストローク量Sでプランジャ3を
駆動させることができる。
【0058】さらに、逆止弁6は、溶湯M内に浸漬され
て設置されるので、そこでの酸化物の発生はないが、溶
湯Mは酸化され易いため、度重なる繰り返し運転で酸化
物等の混入が逆止弁6にまで及ぶことがある。この場
合、シート不具合などが生じるので、逆止弁6の修復な
どのメンテナンスの必要があるが、このメンテナンス
は、溶湯供給配管5の上部垂直管部20と下部垂直管部
21とを離脱させることにより容易に行うことができ
る。
【0059】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1の発
明によれば、溶湯供給配管による配管内経由で溶湯が射
出スリーブまで搬送されるので、表面酸化や表面燃焼に
よる溶湯の品質劣化を伴うことが無く、かつプランジャ
のストローク量が、ストッパ手段により一定に保持され
るので、射出スリーブへの安定した定量給湯が可能であ
ると共に、溶湯供給配管の途中に逆止弁を設けたことに
より、そのときの給湯を給湯口に近付けた配管内の湯面
からとしたので、ストローク量分の吐出溶湯が射出スリ
ーブに供給されることとなって余分な給湯量が不要にな
り、これにより給湯効率の向上をも可能にした溶湯給湯
ポンプ装置を提供することができる。
【0060】また、請求項2の発明によれば、プランジ
ャの下端部のポンプスリーブへの嵌合長さを短くしても
ストローク時のスムーズな動きを確保することができる
ので、前記嵌合長さを短くすることにより、請求項1の
発明の効果に加えて、プランジャの軽量化、及びポンプ
本体部のコンパクト化を共に図ることができると共に、
プランジャの熱容量が小さくなってプランジャを溶湯に
入れたときの溶湯温度の降下量を少なくすることがで
き、ひいてはプランジャの取り扱いが容易になる。
【0061】その上、プランジャの支持間隔を十分に長
くしたことにより、ストローク時にプランジャに付着し
た溶湯が、プランジャガイドに達するのを避けることが
でき、これによりガイド孔の案内機能を十分に確保する
ことができる。
【0062】また、請求項3の発明によれば、プランジ
ャのストローク量を、駆動手段の上限位置から、連結バ
ーの段部がストッパに突き当たる下限位置までの量で決
まるようにしたので、請求項2の発明の効果に加えて、
プランジャのストローク量を精度良く設定することがで
きる。
【0063】その上、ストッパ手段は、駆動手段とプラ
ンジャガイドとの中間位置に設定されるので、設定位置
が高所になるのを避けて、ストッパの位置調整を容易に
行うことができ、これにより作業性の向上を図ることが
できる。
【0064】また、請求項4の発明によれば、逆止弁を
密閉保温炉の溶湯内に浸漬させて設置したので、請求項
1乃至3のいずれか1項に記載の発明の効果に加えて、
逆止弁での酸化物の発生を防止することができる。
【0065】その上、溶湯供給配管を、上部垂直管部と
下部垂直管部の双方の開放された部分同士の押圧による
テーパ嵌合により組み付けるようにしたので、組み付け
と同時に上部垂直管部と下部垂直管部の芯合わせを行う
ことができ、これにより組み付けの容易化を図ることが
できると共に、逆止弁を、前記テーパ嵌合部位に構成し
たので、上部垂直管部と下部垂直管部との離脱により解
体することができ、この解体により容易にメンテナンス
を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としての溶湯給湯ポンプ装
置の断面図である。
【図2】図1の溶湯給湯ポンプ装置に用いられる連結バ
ーとシリンダロッドの連結状態を説明する分解斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 溶湯給湯ポンプ装置 2 ポンプスリーブ 2a 吐出口(ポンプスリーブの) 3 プランジャ 3a 下端部(プランジャの) 3b 上端部(プランジャの) 4 ストッパ手段 5 溶湯供給配管 6 逆止弁 7 密閉保温炉 8 射出スリーブ 8a 給湯口(射出スリーブの) 9 エアーシリンダ(駆動手段) 11 炉蓋 12 プランジャガイド 13 ストッパ受け 14 ストッパ 15 連結バー 16a 段部 20 上部垂直管部 21 下部垂直管部 22 ポペット A 湯面(密閉保温炉内の) B 湯面(溶湯供給配管内の) G 耐酸化用ガス M 溶湯

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溶湯の耐酸化用ガスを内部に注入した密
    閉保温炉の溶湯内に浸漬されて設置されたポンプスリー
    ブと、このポンプスリーブに下端部が上下動可能に嵌合
    すると共に上端部が前記密閉保温炉外に設置された駆動
    手段に連結されて設置されたプランジャと、前記密閉保
    温炉外に設置され前記プランジャの下限位置を規制する
    ストッパ手段と、前記ポンプスリーブの吐出口と射出ス
    リーブの給湯口とを連結し内部空間部に溶湯の耐酸化用
    ガスを注入した溶湯供給配管と、この溶湯供給配管の中
    間部に設置され該配管内の溶湯の湯面を前記給湯口に近
    付けて維持する逆止弁とを備えたことを特徴とする溶湯
    給湯ポンプ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の溶湯給湯ポンプ装置で
    あって、 前記プランジャは、その中間部が前記密閉保温炉の炉蓋
    よりも上方に設けたプランジャガイドに上下動自在に支
    持されて設置されていることを特徴とする溶湯給湯ポン
    プ装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の溶湯給湯ポンプ装置で
    あって、 前記ストッパ手段は、前記駆動手段と前記プランジャガ
    イドとの中間位置に着脱可能に取り付けられたストッパ
    受けと、このストッパ受けに上下方向の位置調整可能に
    取り付けられたストッパと、前記駆動手段と前記プラン
    ジャとを着脱可能に連結する連結バーに設けられ前記プ
    ランジャの下動で前記ストッパに突き当たって前記プラ
    ンジャの下限位置を規制する段部とからなることを特徴
    とする溶湯給湯ポンプ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の
    溶湯給湯ポンプ装置であって、 前記溶湯供給配管は、上部が前記密閉保温炉の炉蓋から
    上方に突出して前記射出スリーブの給湯口に連通すると
    共に下部が前記密閉保温炉の溶湯内に浸漬されて開口さ
    れた上部垂直管部と、上部が前記上部垂直管部の下部に
    対向して開口され下部が前記ポンプスリーブの吐出口に
    連通する下部垂直管部とを、前記上部垂直管部の下方へ
    の押圧により開口された部分同士を離脱可能にテーパ嵌
    合させて構成されており、 前記逆止弁は、前記テーパ嵌合の部位の管路内にポペッ
    トを配置して構成されていることを特徴とする溶湯給湯
    ポンプ装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103596714A (zh) * 2011-04-27 2014-02-19 奥斯卡弗里茨两合公司 具有关闭阀的铸造活塞和铸造单元
JP2015519204A (ja) * 2012-06-04 2015-07-09 ゲブリューダー クラルマン ゲーエムベーハー 射出成形機における金属溶湯の供給装置

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