JP2000115198A - 伝送システム,帯域管理装置,および帯域管理方法 - Google Patents

伝送システム,帯域管理装置,および帯域管理方法

Info

Publication number
JP2000115198A
JP2000115198A JP20082699A JP20082699A JP2000115198A JP 2000115198 A JP2000115198 A JP 2000115198A JP 20082699 A JP20082699 A JP 20082699A JP 20082699 A JP20082699 A JP 20082699A JP 2000115198 A JP2000115198 A JP 2000115198A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
allocated
bandwidth
resource
request
resource allocation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP20082699A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3145083B2 (ja
Inventor
Susumu Ibaraki
晋 茨木
Toshikazu Hattori
敏和 服部
Toshihiko Kurosaki
敏彦 黒崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP20082699A priority Critical patent/JP3145083B2/ja
Priority to US09/366,038 priority patent/US6590865B1/en
Priority to EP19990115349 priority patent/EP0986216B1/en
Priority to DE1999637386 priority patent/DE69937386T2/de
Publication of JP2000115198A publication Critical patent/JP2000115198A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3145083B2 publication Critical patent/JP3145083B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/28Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
    • H04L12/40Bus networks
    • H04L12/40052High-speed IEEE 1394 serial bus
    • H04L12/40058Isochronous transmission
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/28Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
    • H04L12/40Bus networks
    • H04L12/40052High-speed IEEE 1394 serial bus
    • H04L12/40065Bandwidth and channel allocation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L47/00Traffic control in data switching networks
    • H04L47/70Admission control; Resource allocation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L47/00Traffic control in data switching networks
    • H04L47/70Admission control; Resource allocation
    • H04L47/74Admission control; Resource allocation measures in reaction to resource unavailability
    • H04L47/745Reaction in network
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L47/00Traffic control in data switching networks
    • H04L47/70Admission control; Resource allocation
    • H04L47/76Admission control; Resource allocation using dynamic resource allocation, e.g. in-call renegotiation requested by the user or requested by the network in response to changing network conditions
    • H04L47/765Admission control; Resource allocation using dynamic resource allocation, e.g. in-call renegotiation requested by the user or requested by the network in response to changing network conditions triggered by the end-points
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L47/00Traffic control in data switching networks
    • H04L47/70Admission control; Resource allocation
    • H04L47/78Architectures of resource allocation
    • H04L47/781Centralised allocation of resources
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L47/00Traffic control in data switching networks
    • H04L47/70Admission control; Resource allocation
    • H04L47/80Actions related to the user profile or the type of traffic
    • H04L47/805QOS or priority aware
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L47/00Traffic control in data switching networks
    • H04L47/70Admission control; Resource allocation
    • H04L47/82Miscellaneous aspects
    • H04L47/822Collecting or measuring resource availability data

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 より柔軟性の高い資源割当を行うことが可能
な伝送システムを実現する。 【解決手段】 最小帯域以上最大帯域以下の割り当てを
要求する資源割当要求に対して、要求管理手段12は、
割当済みの要求を既割当要求テーブル13に記憶し、要
求受信時に既割当要求の割当をその最小帯域以上の範囲
で減らす。これにより、要求を受け入れる可能性が増
す。また、割り当て済みの資源開放時に、既割当要求の
割当をその最大帯域以下の範囲で増やす。これにより、
資源をより有効に利用できる。また、資源開放時に利用
可能な資源が増加したことを伝送路上の全通信装置にブ
ロードキャストする。これにより、いったん割り当てを
拒絶された通信装置にも、資源割当が可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バス型やループ型
などの伝送路を複数の通信装置で共有し、帯域が保証さ
れた同期チャンネルによるデータ伝送を行う伝送システ
ム、およびその伝送システムに用いられ、伝送システム
の帯域やタイムスロットなどの資源を管理する資源管理
装置および資源管理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の資源管理方法としては、IEEE
(Institute of Electrical and Electronics Engineer
s)1394 High Performance Serial Bus(以下、IE
EE1394)規格により規定されるバス型のネットワ
ークで用いられているものが知られている。IEEE1
394については、規格書以外にも多くの解説記事が発
行されている(Interfaceの1996年4月号に掲載の記
事や、Interfaceの1997年1月号に掲載の記事な
ど)。
【0003】従来の資源管理方法を実現する伝送システ
ムを図9に示す。図9において、81は資源管理テーブ
ル、82−1、82−2、82−3はそれぞれ通信装
置、31は伝送路である。通信装置82−1、82−
2、82−3は伝送路31を介して、帯域を保証する同
期チャンネル、あるいは帯域を保証しない非同期チャン
ネルを用いてデータを伝送する。各通信装置はデータの
伝送において、同期チャンネルを用いるか、非同期チャ
ンネルを用いるかを自由に決めることが出来るが、一般
的に映像データや音声データなどの大容量かつ等時性を
要求されるデータは同期チャンネルを、コマンドやファ
イル転送や小容量かつ等時性があまり要求されないデー
タは非同期チャンネルを用いて伝送する。
【0004】資源管理テーブル81は、伝送路31上に
一つだけ存在しており、同期チャンネルに対するネット
ワーク資源の割り当ての状態を記録している。資源管理
テーブル81に記録された資源の割り当ては、非同期チ
ャンネルを用いた通信により各通信装置から変更や書き
込みが可能である。資源管理テーブル81には、同期チ
ャンネルとして現在使用可能、すなわちどの通信装置に
も割り当てられていない空き帯域の合計、BANDWI
DTH_AVAILABLE(以下、BW_Aとする)
が記録されている。通信装置82−1は、同期チャンネ
ルでのデータ伝送を開始する前に、資源の確保のために
BW_Aから確保したい帯域を減算し、確保した帯域を
用いてデータ伝送を行う。この時、確保したい資源が、
BW_Aの値を越える場合には、帯域の確保は出来な
い。データ伝送が終了し、資源を開放する時には、BW
_Aに解放する帯域を加算する。これらの動作により、
通信装置82−1には必要な帯域が割り当てられる。
【0005】ここで、IEEE1394によるデータ伝
送フォーマット概要を図10に示す。図10において、
91はサイクルスタート、92はアイソクロナスパケッ
ト、93はアシンクロナスパケットである。図10に示
したフォーマットはIEEE1394の伝送の基本単位
となる1サイクルの伝送フォーマットを示している。I
EEE1394では、このサイクルを繰り返すことによ
りデータ伝送を実現する。1サイクルはサイクルスター
ト91で始まる125マイクロ秒の時間からなる。伝送
されるパケットには同期チャンネルの伝送を実現するア
イソクロナスパケット92と、非同期チャンネルの伝送
を実現するアシンクロナスパケット93がある。通信装
置が各サイクルで伝送できるアイソクロナスパケットの
最大長は、資源管理テーブル81に確保した帯域により
決められた値以下の任意の長さと出来る。これにより各
通信装置は、その設定した帯域を用いて伝送路を共有可
能である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来の伝送
システムによれば、各通信装置が先駆けて確保した帯域
は、通信終了まで変更されること無く確保される。これ
は、通信の間、常に一定の帯域の確保を必要とするデー
タの伝送には適している。このような常に一定の帯域の
確保を必要とするようなデータをCBR(コンスタント
・ビット・レート)と定義する。しかしながら、大容量
のファイルや地図データなどの伝送など、等時性を要求
しないが、その容量が大きいため帯域を確保したいとい
う場合には、同期チャンネルを用いて伝送することにな
る。このような大容量の非等時性データを、ABR(ア
ヴェイラブル・ビット・レート)データと定義する。A
BRデータは最小帯域と最大帯域の要求を持ち、最小帯
域と最大帯域の間の任意の帯域の確保を要求する。AB
Rデータの伝送においては、確保された帯域に応じて伝
送するデータのデータレートを変化する事ができる。し
かしながら、ABRデータを従来の伝送システムにおい
て同期チャンネルを用いて伝送する場合にでも、最初に
確保した帯域を使用してデータ伝送することになり、帯
域の割当が硬直的であるという問題点があった。本発明
は、このような従来の問題点に鑑みてなされたものであ
って、より柔軟性の高い資源割当を行うことが可能な、
伝送システムの構築を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、本発明(請求項1)は、伝送路と、前記伝送路に
接続される通信装置と、前記伝送路の帯域を管理する帯
域管理装置とから構成される伝送システムであって、前
記通信装置が、前記伝送路の割り当てられた資源を使用
して同期データの伝送を行い、前記同期データの伝送に
先駆けて、最小帯域と最大帯域を示す情報を含む資源割
当要求を前記帯域管理装置に対して出力するものであ
り、前記帯域管理装置が、複数の既割当要求を記憶する
既割当要求テーブルと、前記資源割当要求を入力する
と、前記既割当テーブルに記憶されている全ての既割当
要求の最小帯域と前記資源割当要求の最小帯域が、伝送
路の資源により割当可能かどうかを判定し、割当可能で
あれば全ての前記既割当要求および前記資源割当要求に
対して、それぞれ最小帯域以上かつ最大帯域以下の割当
帯域を実現する資源を割り当て、前記資源割当要求の前
記最小帯域と割当帯域を、既割当要求として前記既割当
テーブルに書き込む資源管理手段とを備えたものであ
る。
【0008】また、本発明(請求項2)は、請求項1記
載の伝送システムにおいて、前記資源管理手段が、前記
既割当要求テーブルに記憶されている、少なくとも一つ
の既割当要求に割り当てられた資源が開放された時に、
前記開放された既割当要求以外の前記既割当要求の割当
帯域をそれぞれの最大帯域以下の範囲で、空いた資源を
再割り当てするものである。
【0009】また、本発明(請求項3)は、請求項1記
載の伝送システムにおいて、最小帯域以上かつ最大帯域
以下の割当帯域を実現する資源を割当てる際に、優先度
が大きい帯域に対して割当てる帯域の最大帯域に対する
割合が、優先度が小さい帯域よりも大きくなるように制
御を行うものである。
【0010】また、本発明(請求項4)は、伝送路と、
前記伝送路に接続される複数の通信装置と、前記伝送路
の帯域を管理する帯域管理装置とから構成される伝送シ
ステムであって、前記通信装置が、前記伝送路の割り当
てられた資源を使用して同期データの伝送を行う場合
に、前記同期データの伝送に先駆けて、資源割当要求を
前記帯域管理装置に対して出力し、前記資源割当要求の
結果がNACKの場合、空資源増加通知を受信すると再
度資源割当要求を出力するものであり、前記帯域管理装
置が、伝送路の資源を管理し、前記通信装置からの前記
資源割当要求により資源割当が不可能な場合、前記通信
装置にNACKを送信し、また、既に割当済みの資源が
開放された時に、空資源増加通知を全ての前記通信装置
にブロードキャストにより通知するものである。
【0011】また、本発明(請求項5)は、伝送路と、
前記伝送路に接続される複数の通信装置と、前記伝送路
の帯域を管理する帯域管理装置とから構成される伝送シ
ステムであって、前記通信装置が、前記伝送路の割り当
てられた資源を使用してデータの伝送を行う場合に、前
記データの伝送に先駆けて、優先度を含む資源割当要求
を前記帯域管理装置に対して出力するものであり、前記
帯域管理装置が、伝送路の資源を管理し、前記通信装置
からの前記資源割当要求に対して資源割当が不可能な場
合、前記資源割当要求の前記優先度が最大の場合には、
既に他の通信装置に割当済みの資源を解放し、再び前記
資源割当要求に対して資源割当を行うものである。
【0012】また、本発明(請求項6)は、請求項5記
載の伝送システムにおいて、前記資源割当要求が、該要
求により割り当てられた資源を使用する装置を示す識別
子を含んでおり、前記帯域管理装置が、既に他の通信装
置に割当済みの資源を開放する際に、前記資源割当要求
に含まれる識別子と、同じ識別子の装置が使用している
割当済みの資源を開放するものである。
【0013】また、本発明(請求項7)は、請求項5記
載の伝送システムにおいて、前記帯域管理装置が、既に
他の通信装置に割当済みの資源を開放する際に、割り当
てられた順番が古い順に開放するものである。
【0014】また、本発明(請求項8)は、請求項5記
載の伝送システムにおいて、前記帯域管理装置が、既に
他の通信装置に割当済みの資源を開放する際に、資源割
当要求に含まれていた優先度が小さい順に開放するもの
である。
【0015】また、本発明(請求項9)は、請求項5記
載の伝送システムにおいて、前記資源割当要求が、該要
求により割り当てられた資源を使用する時間を示す割当
時間情報を含んでおり、前記帯域管理装置が、前記資源
割当要求に対して割り当てた資源を、前記割当時間情報
により示される時間後に強制的に開放するものである。
【0016】また、本発明(請求項10)は、請求項5
記載の伝送システムにおいて、前記帯域管理装置が、既
に割当済みの資源が開放された時に、空資源増加通知を
全ての前記通信装置にブロードキャストにより通知する
ものである。
【0017】また、本発明(請求項11)は、伝送路
と、前記伝送路に接続される二つ以上の通信装置と、前
記伝送路の帯域を管理する帯域管理装置とから構成さ
れ、前記伝送路を一定間隔のタイムスロットに分割して
使用する伝送システムであって、前記通信装置が、前記
伝送路の割り当てられた資源を使用して同期データの伝
送を行う場合に、前記同期データの伝送に先駆けて、資
源割当要求を前記帯域管理装置に対して出力する資源要
求手段と、伝送路にデータを送信する場合に、外部から
入力したデータを蓄積した後に伝送路にデータを送信
し、伝送路からのデータを受信する場合に、伝送路から
受信したデータを蓄積した後に外部にデータを出力する
遅延手段とを備えたものであり、前記帯域管理装置が、
前記資源割当要求を受信し、前記資源割当要求に対して
資源を割当てる時に、割りあてた結果によって前記通信
装置の前記遅延手段があふれないことを検証するもので
ある。
【0018】また、本発明(請求項12)は、請求項1
1記載の伝送システムにおいて、前記通信装置の前記遅
延手段が、伝送路にデータを送信する場合には、外部か
ら固定クロックと共に入力したデータを蓄積し、伝送路
にデータを送信し、伝送路からのデータ受信する場合に
は、伝送路から受信したデータを蓄積し固定クロックに
同期してデータを出力するものであり、前記帯域管理装
置が、予め伝送路の全体の帯域を一定のタイムスロット
に区切った時の、各タイムスロットの割当を記録する資
源管理テーブルと、前記資源割当要求により前記通信装
置に前記タイムスロットの割当を行う際に、前記割当に
よって割り当てられた前記タイムスロットを用いてデー
タを送信する場合に、データ送信時に前記通信装置の前
記遅延手段があふれないことを検証する資源管理手段と
を備えたものである。
【0019】また、本発明(請求項13)は、伝送路の
資源を管理し、最小帯域と最大帯域を示す情報を含む資
源割当要求を処理する帯域管理装置であって、複数の既
割当要求を記憶する既割当要求テーブルと、前記資源割
当要求を入力すると、前記既割当テーブルに記憶されて
いる全ての既割当要求の最小帯域と前記資源割当要求の
最小帯域が、伝送路の資源により割当可能かどうかを判
定し、割当可能であれば全ての前記既割当要求および前
記資源割当要求に対して、それぞれ最小帯域以上かつ最
大帯域以下の割当帯域を実現する資源を割り当て、前記
資源割当要求の前記最小帯域と割当帯域を、既割当要求
として前記既割当テーブルに書き込む資源管理手段とを
備えたものである。
【0020】また、本発明(請求項14)は、伝送路の
資源を管理し、資源割当要求を処理する帯域管理装置で
あって、既に割当済みの資源が開放された時に、空資源
増加通知を前記伝送路を介してブロードキャストする手
段を備えたものである。
【0021】また、本発明(請求項15)は、伝送路の
資源を管理し、優先度を含む資源割当要求を処理する帯
域管理装置であって、前記資源割当要求に対して資源割
当が不可能な場合、前記資源割当要求の前記優先度が最
大の場合には、既に割当済みの資源を解放し、再び前記
資源割当要求に対する資源割当を行う手段を備えたもの
である。
【0022】また、本発明(請求項16)は、伝送路と
前記伝送路に接続される二つ以上の通信装置とから構成
され、伝送路を一定間隔のタイムスロットに分割して使
用する伝送システムに適用され、前記タイムスロットの
割当を管理し、資源割当要求を処理する帯域管理装置で
あって、前記資源割当要求に対して前記タイムスロット
の割当を行なう際に、前記通信装置が割当によって割り
当てられた前記タイムスロットを用いてデータを送信す
る場合に、データ送信時に前記通信装置において前記デ
ータを遅延させる遅延手段があふれないことを検証する
手段を備えたものである。
【0023】また、本発明(請求項17)は、複数の既
割当要求を記憶する既割当要求テーブルを用いて伝送路
の資源を管理する帯域管理方法であって、最小帯域と最
大帯域を示す情報を含む資源割当要求を入力すると、前
記既割当テーブルに記憶されている全ての既割当要求の
最小帯域と前記資源割当要求の最小帯域が、伝送路の総
資源により割当可能かどうかを判定するステップと、割
当可能であれば全ての前記既割当要求および前記資源割
当要求に対して、それぞれ最小帯域以上かつ最大帯域以
下の割当帯域を実現する資源を割り当て、前記資源割当
要求の前記最小帯域と割当帯域を、既割当要求として前
記既割当テーブルに書き込むステップとを含むものであ
る。
【0024】また、本発明(請求項18)は、複数の通
信装置が接続された伝送路の資源を管理する帯域管理方
法であって、既に割当済みの資源が開放された時に、空
資源増加通知を全ての前記通信装置にブロードキャスト
により通知するようにしたものである。
【0025】また、本発明(請求項19)は、伝送路の
資源を管理する帯域管理方法であって、優先度を含む資
源割当要求を入力し、該資源割当要求に対して資源割当
が可能かどうかを判定する割当可否判定ステップと、前
記資源割当要求に対して資源割当が不可能である場合
に、前記資源割当要求の前記優先度があらかじめ決めら
れた値以上であるかどうかを判定する優先度判定ステッ
プと、優先度があらかじめ決められた値以上である場合
には、既に割当済みの資源を解放し、再び前記割当可否
判定ステップへ戻る開放処理ステップとを含むものであ
る。
【0026】また、本発明(請求項20)は、伝送路と
前記伝送路に接続される二つ以上の通信装置とから構成
され、前記通信装置がデータを遅延させる遅延手段を有
し、伝送路を一定間隔のタイムスロットに分割して使用
する伝送システムに適用され、前記タイムスロットの割
当を管理する帯域管理方法であって、資源割当要求を受
信し、該資源割当要求に対して前記タイムスロットの割
当を行なう際に、前記通信装置が割当によって割り当て
られた前記タイムスロットを用いてデータを送信する場
合に、該データ送信する前記通信装置の前記遅延手段が
あふれないことを検証するステップを含むものである。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。 実施の形態1.本発明の実施の形態1による伝送システ
ム,資源(帯域)管理装置および資源(帯域)管理方法
について説明する。図1は、本実施の形態1による資源
管理装置を含む伝送システムの構成を示す構成図であ
る。図1において、1は資源管理装置、10は通信制御
手段、11は資源管理テーブル、12は資源管理手段、
13は既割当要求テーブル、2−1、2−2、2−3は
それぞれ通信装置、20は通信制御手段、21は資源割
当手段、22は記憶手段、23はデータ入出力端子、3
1は伝送路である。
【0028】本実施の形態においては、データの送信方
法として、従来の技術で説明したIEEE1394方式
を用いるものとする。しかしながら、これに限られるも
のではなく、本発明の資源管理方法および装置は、帯域
を保証する同期チャンネルを持つ任意の伝送方式を用い
ることが出来る。
【0029】通信装置2−1においては、通信制御手段
20が、データ入出力端子23から入力されたデータを
伝送路31を介して他の通信装置に送信する。あるい
は、他の通信装置が送信したデータを、伝送路31を介
して、通信制御手段20が受信し、データ入出力端子2
3から出力する。この時、データの送受信は、帯域を保
証する同期チャンネル、あるいは帯域を保証しない非同
期チャンネルを用いて行われる。通信制御手段20はI
EEE1394の通信制御手段であり、アイソクロナス
パケットを用いて同期チャンネルの伝送を行い、アシン
クロナスパケットを用いて非同期チャンネルの伝送を行
う。資源割当手段21は、同期チャンネルの伝送に先駆
けて資源割当のための処理を行う。資源割当手段21
は、該通信装置が使用可能なネットワーク資源の割当を
得るための処理を行なう手段であり、この処理について
は後で詳細に説明を行う。資源割当手段21が資源割当
処理により得た使用可能な資源は、記憶手段22に記憶
される。通信制御手段20は、同期チャンネルを用いて
データを送信する際に、記憶手段22に記憶された資源
を使用する。すなわちIEEE1394では、記憶手段
22には使用可能なネットワーク資源として使用可能な
帯域が記録されており、通信制御手段20は、各サイク
ルで伝送するアイソクロナスパケットのパケット長を該
使用可能な帯域に相当するパケット長以下にする。
【0030】他の通信装置2−2および2−3について
も同様である。以下の説明についても、通信装置2−1
に関して説明を行うが、他の通信装置2−2および2−
3についても同様である。もちろん、通信装置は3つに
限られず、任意の個数の通信装置を伝送路31に接続す
ることが出来る。
【0031】資源管理装置1は、伝送路31上の同期チ
ャンネルとして使用するネットワーク資源を管理する装
置であり、通信装置2−1に対してネットワーク資源の
割当を行う。資源管理テーブル11は、割当済みの資源
と、未割当の資源を識別できる情報を記録するテーブル
であり、従来の技術で説明した資源管理テーブルと同じ
である。資源管理手段12は、通信制御手段10を介し
て資源の割当に関する要求を受け、要求に応じて資源を
割り当てる。資源管理手段12の動作については後程詳
細に説明する。
【0032】次に、資源割当手段21と資源管理手段1
2の動作を詳細に説明する。資源割当手段21と資源管
理手段12の間では、ネットワーク資源の割り当てのた
めに、通信制御手段20、伝送路31、通信制御手段1
0を介して通信が行われる。この通信は、非同期チャン
ネルを用いて行われるが、これに限られず、同期チャン
ネルを用いても良いし、通信が可能な任意のチャンネ
ル、任意の方法を用いても良い。また、通信制御手段1
0、伝送路31、通信制御手段20を用いず、データの
伝送とは別の伝送路を用いて通信しても良い。この資源
割り当てのための通信においては、下記の(1)から
(5)の要求(とそれに対する返答)あるいは通知が送
受される。
【0033】(1)資源割当要求:資源割当手段21か
ら資源管理手段12へ資源の確保を要求する。資源割当
要求には最大帯域と最小帯域と優先度が含まれる。資源
管理手段12は、資源を確保できたときにはACKを返
答し、確保できなかった時にはNACKを返答する。A
CKには実際に確保できた割当資源が含まれる。IEE
E1394において割当資源は、割り当てられた帯域で
ある。要求は固定の要求帯域を要求するCBR(コンス
タント・ビット・レート)と、最小帯域以上で最大帯域
以下の帯域を要求するABR(アヴェイラブル・ビット
・レート)の2つに対応している。CBRに対しては、
最大帯域と最小帯域を同じ値にする。 (2)資源開放要求:資源割当手段21から資源管理手
段12へ資源の開放、すなわち、資源割当手段21に対
する資源の割当の廃棄を要求する。 (3)変更通知:資源管理手段12から資源割当手段2
1へ、該資源割当手段21に対して割り当てられた資源
の変更を通知する。通知には、変更後の割当資源が含ま
れる。 (4)空資源増加通知:資源管理手段12から全ての資
源管理手段21へ空資源の増加を通知する。通知には、
空帯域の総量が含まれても良いし、含まれなくても良
い。この空資源増加通知は、望ましくは、ブロードキャ
ストにより送信される。ブロードキャストデータとは、
伝送路31に接続されている全ての装置が受信可能なデ
ータであり、一般にはあらかじめ規定されたブロードキ
ャストアドレスを持つブロードキャストパケットにより
伝送される。 (5)非同期開放通知:資源管理手段12から資源割当
手段21へ、該資源割当手段21に割り当てられた資源
が非同期開放、すなわち資源管理手段12によって廃棄
されたことを通知する。
【0034】上記(1)から(5)の情報を用いて、資
源割当手段21および資源管理手段12がどのように動
作するかを説明する。資源割当手段21は、同期データ
の伝送に先駆けて資源割当要求を出力し、該同期データ
の伝送が終了すると、資源開放要求を出力する。また、
該同期データの伝送が緊急度を有するなど必ず資源の割
当が必要である場合には優先度を最大にする。また、よ
り重要な資源割当の要求にはより高い優先度を設定す
る。また、非同期開放通知が入力されるか、あるいは資
源割当要求に対する返答がNACKの場合、空資源増加
通知を待ち、空資源増加通知が入力されると、もう一度
資源割当要求を出力する。
【0035】資源管理手段12は、資源割当要求により
伝送路の資源を割り当て、割り当て済みの資源割当要求
を既割当要求として既割当要求テーブル13に記録す
る。資源割当要求を入力した時に、既割当要求テーブル
13に記録されている全ての既割当要求の最小帯域と、
該資源割当要求の最小帯域の合計が、資源管理手段12
が管理している全ての資源により確保可能かどうかを判
定する。ここで、資源の割り当てが離散的であるという
制限がある場合には、前記の最小帯域については、要求
された最小帯域以上の資源割当可能な値の中で最も小さ
い値に置き換えてから、合計値を計算することになる。
もちろん、資源割当要求の送信者がその制限のもとで最
小帯域を選んでいる場合にはこの限りではない。次に、
判定の結果が可能である場合には、全ての既割当要求お
よび該資源割当要求に対して、それぞれ最小帯域以上か
つ最大帯域以下の割当帯域に相当する資源を割り当て、
ACKを返答する。また、判定結果が不可能の場合に
は、NACKを返答する。また、帯域開放要求を入力し
た時には、開放された既割当要求を除く既割当要求に対
して、割当可能な資源のそれぞれの最大帯域までの範囲
で再割り当て、空資源増加をブロードキャストにより全
ての通信装置に送信する。また、優先度が最大値を示す
資源割当要求に対して資源が割り当てられなかった時
は、一つ以上の既存の設定の割り当て資源を開放する。
【0036】資源割当手段21および資源管理手段12
については、上記のような動作を行う任意の構成、ある
いは上記のような処理を行う任意のプロセッサ、プログ
ラムなどで実現可能である。ここで、資源割当手段21
および資源管理手段12における処理の例を図を用いて
さらに詳しく説明するが、処理はこれに限定されない。
【0037】図3は、資源割当手段21における処理を
示すフローチャートである。以下、図3を用いて資源割
当手段21の動作をさらに詳しく説明する。ここで、S
Tは資源が割り当てられている時にONを、割り当てら
れていない時にOFFを示す変数である。資源割当手段
21は、前述のように、同期チャンネルを用いてデータ
を伝送する場合に、その伝送に先駆けて動作を開始す
る。動作を開始すると、まず、資源割当要求(S51)
を行う。S51では、同期チャンネルを用いて伝送する
データのために確保する資源の最大帯域および最小帯域
と優先度を含む資源割当要求を送信する。次に資源管理
手段12からの返答を受ける(S52)。返答がACK
の時には、割当帯域で伝送開始し、変数STをONに設
定する(S53)。割当帯域は、ACKまたは変更通知
に含まれる値であり、該割当帯域を記憶手段22に記憶
する。通信制御手段20はこの割当帯域を用いて、同期
チャンネルの伝送を行う。S52の結果返答がNACK
の場合には、STをOFFに設定する。(S54)。
【0038】S53およびS54の処理後は、イベント
の発生を待つ(S55)。イベントは、同期チャンネル
を用いたデータ伝送が終了した時、あるいは、資源管理
手段12からの通知を受信した時に発生する。通知に
は、前述したように、変更通知、空帯域増加通知、非同
期通知がある。それぞれのイベントによって処理が異な
る。S55の結果が変更通知の場合、S53を行う。す
なわち、変更通知に含まれる割当帯域に変更し、伝送を
開始する。S55の結果が非同期開放通知の場合、非同
期チャンネルによるデータ伝送を停止し、STをOFF
に設定する(S59)。その後S55へ進み、イベント
を待つ。S55の結果が空資源増加通知の場合、STを
判定する(S58)。STの結果がONの場合、S55
へ進み、イベントを待つ。STの結果がOFFの場合、
S51に進み、資源割当要求を行う。S55の結果が伝
送終了の場合、非同期チャンネルによるデータ伝送を停
止(S56)した後で、資源開放要求(S57)を行
い、資源割当処理を終了する。以上の、資源割当処理に
ついては、資源割当手段21における処理を示したが、
もちろん他の通信装置2−2、2−3などの資源割当手
段における処理も同様である。
【0039】図2は資源管理手段12における処理を示
すフローチャートである。すなわち、本発明における資
源管理方法の実施の形態を示すフローチャートである。
また、図4は既割当要求テーブル13の説明図である。
以下、図2および図4を用いて資源管理手段の動作につ
いて説明する。
【0040】まず図4を用いて、既割当要求テーブル1
3について説明する。既割当要求テーブル13は、資源
管理手段12により資源確保が行われた後の資源割当要
求を、既割当要求として記憶しておくテーブルであり、
設定を識別するIDと、該資源割当要求の最小帯域と最
大帯域と優先度、実際に割り当てられた割当資源を要素
として持つ。割当が行われなかった要求、すなわちNA
CKが返答された要求に関しては、テーブルには記憶さ
れない。IDはどの通信装置に関する設定かを識別する
ために用いられるもので、資源管理装置が資源割当要求
時に付与しても良いし、送信装置が持つIDから作成し
ても良い。
【0041】ここで、既割当てテーブルに既割当要求が
登録される様子を、図5を用いた例で示す。割当て可能
な帯域資源の最小単位は1Mbpsであり、合計25個
の割当てが可能であるとする。すなわち、25Mbps
の帯域が割当て可能である。ここで、帯域資源の最小単
位、すなわちこの場合は1Mbpsをスロットと呼ぶ。
【0042】初期状態として、図5(a)の状態であると
する。図5(a)では、ID=1の最小帯域2Mbps、
最大帯域6Mbps、割当帯域6Mbpsの既割当要
求、ID=2の最小帯域6Mbps、最大帯域6Mbp
s、割当帯域6Mbpsの既割当要求、ID=3の最小
帯域6Mbps、最大帯域10Mbps、割当帯域10
Mbpsの既割当要求が設定されており、最大帯域の合
計が22Mbpsであり、割当可能な総帯域25Mbp
sを下回っているので、全ての既割当要求において割当
帯域は最大帯域となっている。
【0043】次に、図5(b)のように、最小帯域7Mb
ps、最大帯域7Mbpsの資源割当要求が入力したと
する。この時、最小帯域の和は21Mbpsであり、総
帯域25Mbpsを下回るので、割当可能である。そし
て、最小帯域を割り当てた残りの帯域4Mbpsを最小
帯域と最大帯域を持つ既割当要求(ID=1と3)に2
Mbpsずつ割り振る。ここで、2Mbpsずつ割り振
るとしたが、1Mbpsと3Mbpsを割り振るなど、
最大帯域を越えない限りは任意の割り振りで良い。その
結果、資源割当要求はID=4の既割当要求として設定
され、既割当要求テーブルは図5(b)のような状態とな
る。そして、少なくともID=1と3の既割当要求に関
しては、割当帯域が変更しているので、変更通知を行
う。
【0044】次に、ID=1の既割当要求に対する資源
開放要求が入力されたとする。すると、残りの割当帯域
のうち2Mbpsが、割当帯域が最大帯域に達していな
い設定、ID=3の既割当要求に割り当てられ、ID=
3の設定の割当帯域は10Mbpsとなる(図5
(c))。ID=3の既割当要求に関しては、割当帯域が
変更しているので、変更通知を行う。
【0045】次に図2を用いて帯域管理手段の動作を説
明する。まず要求を待つ(S11)。この要求は、任意
の通信装置の資源割当手段21からの、資源割当要求あ
るいは資源開放要求である。次に、要求の種類を判定す
る(S12)。
【0046】S12の結果が資源割当要求であった場
合、資源割当が可能かどうかを判定する。この時、要求
の最小帯域と、既割当要求テーブル13に記憶されてい
る全ての既割当要求の最小帯域を加算した結果の帯域
が、割当可能なネットワーク資源の総量により割当可能
かどうかを判定し、大きければNOを、同じか小さけれ
ばYESとする。
【0047】S13の結果がYES、すなわち割当が可
能な場合、資源割当を行う(S21)。S21では、ま
ず、既設定の全ての帯域、すなわち、既割当要求テーブ
ル13に記憶されている全ての既割当要求の割当帯域
を、その最小帯域に変更し、既割当要求テーブル13お
よび資源管理テーブル11に反映する。その後、資源割
当要求を既割当要求テーブル13および資源管理テーブ
ル11にその登録を行う。この時、割当帯域は最小帯域
とする。その後、残りの割当可能な資源を用いて、残り
資源割当(S22)を行う。S22では、既割当要求テ
ーブル13に記憶されている既割当要求の割当帯域に対
して、それぞれの最大帯域以下の範囲で、残りの割当可
能な資源を割り当てる。どの既割当要求に資源をどのよ
うに割り当てるかについては、優先度の高いものから順
に、最大帯域まで割当てても良いし、最大帯域の値に比
例して割り当てても良いし、全ての要求に均一に割り当
てても良く、任意の方法で実現可能である。次に、既割
当要求テーブル13に記憶されている既割当要求の中
で、割当帯域が変化した既割当要求を送信した資源割当
手段21に変更通知を通知する(S23)。S24で
は、IDによりどの資源割当手段21に送信すれば良い
かを判断する。その後、S11へ進む。次に、資源割当
要求を行った資源割当手段21に対してACKを返す
(S24)。資源割当要求へののACKを返す処理をS
23の変更通知よりも後に行うことにより、既存の割り
当てを減らしてから、新しい割り当てを行うことが可能
である。より確実にするためには、資源割当手段21が
変更通知に対してACKを返すようにし、資源管理手段
12は変更通知のACKを全て確認した後で、S24の
処理を行えば良い。
【0048】S13の結果がNO、すなわち割当が不可
能な場合、該資源割当要求の優先度が最大であり、かつ
開放することができる帯域がまだあるかどうかを判定す
る(S31)。S31の結果がNO,すなわち優先度が
最大でない場合には、資源割当要求を行った資源割当手
段21に対してNACKを返答し(S32)、S11へ
進む。
【0049】S31の結果がYES、すなわち優先度が
最大の場合には、少なくとも一つの既割当要求を開放す
る(S33)。S33では、既割当要求テーブル13に
記憶されているいずれかの既割当要求に関する割当資源
を開放する。この時開放される既割当要求は、最もその
優先度の低いものとするのが望ましいが、これに限られ
ず、任意の既割当要求を開放しても良い。次に、開放さ
れた既割当要求を送信した資源割当手段21に対して非
同期開放通知を行う(S34)。S34では、IDによ
りどの資源割当手段21に送信すれば良いかを判断す
る。その後、S13に進み、再び資源割当が可能かどう
かを判定する。
【0050】S12の結果が、資源開放要求の場合、要
求に示された資源を開放する(S41)。S41では、
既割当要求テーブル13のIDにより、該資源開放要求
が示す既割当要求を選択し、既割当要求テーブル13か
ら削除する。同時に、開放された資源について、資源管
理テーブル11に反映し、利用可能な資源を増加させ
る。次に、残り資源の割当を行う(S42)。S42で
は前述したS22と同様の処理を行う。次に、変更通知
(S43)を行う。S43では前述したS24と同様の
処理を行う。次に、伝送路31上の全て資源割当手段2
1に空資源増加通知をブロードキャストにより送信する
(S44)。その後、S11へ進む。
【0051】以上説明した構成により、多くの効果を得
ることが出来る。それぞれ説明を加える。資源割当手段
21は帯域割当要求S51において最大帯域と最小帯域
を要求する。資源管理手段12では、S13において資
源割当の判定により、既存の設定の割当帯域を最小帯域
まで減らした状態で、要求に対して資源を割り当てるか
どうかを判定する。これにより、割当帯域で判定するよ
りも、要求に対してより多くの資源を割り当てられる。
その後で、S22において残り資源を既存の設定および
要求に対して、最大要求以下の範囲で資源を割り当てる
処理を行う。割当の変更は、帯域管理処理のS24が変
更通知により通知し、帯域割当処理ではS53により帯
域の変更処理を行う。このように、最大帯域と最小帯域
を持つような資源割当要求に対して、資源の割り当てに
成功する可能性を高くし、資源を効率的に利用できる。
【0052】また、資源管理手段12は、資源開放時に
も同様に残り資源の割当(S42)と変更通知(S4
3)を行うので、開放時の空き資源を無駄にせず、さら
に資源を効率的に利用できる。
【0053】また、資源管理手段12は、資源開放時
に、空資源増加通知(S44)により、全ての資源割当
手段に空資源が増加したことを通知する。これを受けた
資源割当手段21は、S58の判定でSTがOFFの時
には、再び資源割当要求を行う。STがOFFになるの
は、資源割当要求に対する返答がNACKの時(S5
4)と、S59で非同期開放通知を受けた時(S59)
である。すなわち、伝送を行いたいにもかかわらず、資
源を確保できていない時にでも、後から資源を確保可能
である。もちろん再び要求を拒絶される可能性はある
が、資源を確保できる可能性のあるタイミングを知るこ
とができるので、確保をあきらめなくても良いという効
果がある。また、資源割当手段21が、ある一定時間待
った後で要求を送るような処理に比べても、より確保で
きる可能性は高い。このように、いったん資源の割り当
てを拒絶された通信装置に対して、後から資源を割当て
ることが可能である。
【0054】また、資源管理手段12では、資源割当が
不可の時にも、優先度が最大であるかどうかの判定(S
31)を行い、優先度が最大の時には既存の資源を開放
(S33)した後に、再び資源割当の判定(S13)を
行う。これにより、必ず接続したいような緊急性を持つ
ようなデータ伝送に関する資源割当要求に対して、かな
らず資源を割り当てられる。
【0055】以上のように、本実施の形態によれば、最
小帯域と最大帯域を持つような要求に対して柔軟かつ効
率的に資源を割り当て可能であり、資源の確保が不可能
だった場合の再要求が可能で、自動かつ簡易に行うこと
が可能で、緊急性を有するデータ伝送に対する資源割当
要求に必ず資源を割り当てることが可能であるという効
果が得られる。
【0056】以上示したように、本実施の形態によれ
ば、資源の割り当てを要求した時に、その割り当ての可
能性が高くすることができるという効果、資源をさらに
効率的に利用可能であるという効果、いったん資源の割
り当てを拒絶された通信装置に対して、後から資源を割
当てることが可能であるという効果、緊急性の高いデー
タ伝送に対して、必ず資源を割り当てることが可能であ
るという効果を得ることができる。
【0057】なお、本実施の形態においては、以上示し
たような構成で、以上示したような動作を行うとした
が、これに限られるものではない。上述したような複数
の効果の一部を得る場合には、その効果に関係する構成
で、その効果に関係する処理や動作を行えば良い。ま
た、本実施の形態においては、バス上の伝送路を用い、
IEEE1394方式によるデータ伝送に適用するとし
たがこれに限られるものではない。図6に示したような
ループ上のネットワークにも適用可能である。
【0058】また、IEEE1394方式以外のデータ
伝送方式でも、帯域を保証する同期チャンネルを有する
ような任意のデータ伝送方式に適用可能である。例え
ば、Patric heck, et al : "Media Oriented Synchrono
us Transfer--A Network Protocol for High Quality,
Low Cost Transfer of Synchronous, Asynchronous, an
d Control Data on Fiber Optics", Presented AES 103
rd Convention, 1997 September, Preprint 4551. に示
されているMOST(メディア・オリエンテッド・シン
クロナス・トランスファー)と呼ばれる方式にも適用可
能である。MOSTは図6に示されるようなループ型の
伝送路を使用する。MOSTの場合、伝送路を一定周期
の複数個のタイムスロット分割し、同期チャンネルを用
いる通信装置に、タイムスロットを割り当てる。すなわ
ち、記憶手段22で記憶される資源は、使用するタイム
スロットであり、資源管理テーブル11はどのタイムス
ロットを割当済みで、どのタイムスロットが未割当かを
記憶する点がIEEE1394と異なるが、あとは同様
である。
【0059】また、他の例として、例えば、酒井ら:
「車載用マルチメディアデータバスHiQOS−BU
S」、 Matsushita Technical Journal ,Vol44,No.3,p1
25-132, June 1998 に示されるHiQOS−BUSと呼
ばれる方式がある。HiQOS−BUSの場合、図6に
示すようなループ型の伝送路を使用する。HiQOS−
BUSの場合、資源管理装置1が資源管理テーブル11
に記載された順に一定周期でトークンを送信し、該トー
クンに示される通信装置が該トークンを使用してデータ
伝送を行うような、変形トークンパッシング方式により
データを伝送する。通信制御手段10は資源管理テーブ
ル11に記載された順にトークンを出力し、通信制御手
段20は、自通信装置2−1が使用可能な該トークンを
用いてデータを伝送する。すなわち、資源管理装置1が
出力するトークンにネットワーク資源の使用のタイミン
グを管理する集中管理型であり、各通信装置は自装置が
使用する資源をトークンを見ることで知ることが出来
る。したがって、HiQOS−BUS方式を用いる場合
には、記憶手段22は不要であり、さらに帯域要求命令
に対するACKには割当帯域、および変更通知は不要で
あり、これらに関連する処理が不要となる。
【0060】また、資源割当要求に最大帯域を含むとし
たが、必ずしもこれに限らない。この場合、CBRかA
BRかを示す識別子を資源割当要求に含んで送信する。
この時、資源管理手段12は、残り資源割当S21およ
びS42において、ABRを示す既割当要求に対して、
使用可能な資源を全て割り当てる。この場合にでも、識
別子がCBRを示す時には、最大帯域が最小帯域に一致
すると判断し、識別子がABRを示す時には、最大帯域
が無限大であると判断することができるので、識別子が
最大帯域を示す情報であるということも出来る。
【0061】なお、CBRに対する資源割当要求につい
ては、最小帯域および最大帯域を同じ値にするとした
が、これに限らない。ABRとCBRを判別可能な情報
と、CBRに対しては固定の要求帯域、ABRに対して
は最小帯域と最大帯域を送信可能であるような任意の資
源割当要求を用いることが出来る。
【0062】また、本実施の形態においては、資源管理
テーブル11は必ずしも必要なく、既割当要求テーブル
13に実際の割り当て資源を記録することにより、資源
管理テーブル11を無くすことが可能である。しかしな
がら、資源管理装置1において資源管理テーブル11を
参照して、各通信装置に伝送のタイミングを指示するよ
うな伝送システムにおいては、資源管理テーブル11が
必要である。また、資源管理手段12を用いずに、直接
資源管理テーブル11に必要な資源を設定するような通
信装置が伝送路上に存在する場合にも、資源管理テーブ
ル11が必要である。この場合、資源管理手段12は、
資源の割り当てが可能かどうかを判定する時、あるいは
実際に資源を割り当てる時には、資源管理手段12が資
源管理テーブル11に既に設定した資源と、現在使用可
能な資源が、資源管理手段12が割り当て可能な資源で
ある。
【0063】なお、以上の説明では、S22およびS42
における残り資源割当の処理について、任意の方法で実
現可能としたが、以下、残り資源割当を優先度に応じて
配分する例をいくつか示す。以下の説明では、各要求i
の優先度をPiとする。Piは優先度がPstep段階
設定されている場合、最低が1であり、最高がPste
pとなるように設定される。もし、優先度が他の表現、
例えば、最低がPstep−1で最高が0であるような
場合は、変換を行えば良い。
【0064】第1の例は、優先度とそれを自然数で割っ
た数字の大小に応じて、割り当てる帯域を決める方法で
ある。このような例を図12と図13を用いて説明す
る。この方法では、各要求iのPiに対して、Pi/j
を計算する。(S82)。この計算は、j=1〜割当要
求スロット数まで計算する(S81)。割当要求スロッ
ト数とは、要求iに関して割当て可能な残りスロットの
数のことであり、(要求最大帯域に相当するスロット
数)−(割当帯域に相当するスロット数)で求められ
る。ここで、jは1から割当要求スロット数まで計算す
るとしたが、これに限定されず、ある固定の数字まで計
算するとしても良い。図12では、割当て可能スロット
数を全ての要求について5としている。これらの計算を
i=1〜nの全ての要求に対して行う(S80)。以上
のステップ(S80〜S82)の結果として、図12の
表が完成する。次に、全ての選択係数Sijの中から、
総残りスロット数分のPi/jを、大きい方から順に選
ぶ(S83)。総残りスロット数は、伝送路で割当て可
能な残り帯域に相当するスロットの数のことである。図
12の例では、総残りスロットが11個であるとしてい
るので、下線を引いた11個のPi/jが選ばれる。最
後に、各要求iについて、S83で選択されたPi/j
個のスロットが割り当てられる(S84)。図12の例
では、要求i=1〜5に対して、それぞれ2個、1個、
3個、0個、5個のスロットが割り当てられる。
【0065】第2の例としては、優先度によって比例配
分する方法がある。この方法では、((Pi/ΣPi)
×(総残りスロット数))により、各要求に対して配分
されるスロットが決定される。配分されたスロットを加
えることにより、最大要求帯域を越える部分について
は、超過分を他の要求に再分配する。
【0066】第3の例としては、優先度と割当要求スロ
ット数の積によって比例配分する方法がある。各要求i
について、割当要求スロット数をRSiとする。この方
法では、(((Pi×RSi)/Σ(Pi×RSi))
×(総残りスロット数))により、各要求に対して配分
されるスロット数が決定される。配分されたスロットを
加えることにより、最大要求帯域を越える部分について
は、超過分を他の要求に再分配する。
【0067】以上のように、優先度に応じて残り帯域を
割当てることにより、より優先度の高い要求に多くの帯
域を割り当てることができる。もちろん、これらの方法
に限定されず、高い優先度の要求に対して、比較的多く
の帯域を割り当てる任意の方法により実現可能である。
【0068】また、上記の説明では資源管理手段12が
図2に示すようなフローで処理を行なうものとしたが、
処理のフローはこれに限られるものではない。資源管理
手段12における処理フローの他の例を図11に示す。
図11において、図2と同一のステップ番号の処理は図
2に示す処理と全く同じ処理を行なう。ただし、S45
以前の処理においては、実際に資源管理テーブルへの書
き込みは行なわず、作業領域で資源管理テーブルを作成
するものとする。S45では、作業領域の資源管理テー
ブルを本物の資源管理テーブルに反映する。次に、変更
/非同期/空資源増加の各通知を行なう。これは、図2
における変更通知S23,非同期開放通知S34,空資
源増加通知S44のそれぞれの処理のうち、必要な処理
を行なうものである。これによれば、最終的に要求を満
たすことができたときに初めてテーブルの書き換えや各
種の通知を行なうので、途中でエラーが起きたときには
テーブルを更新しない。
【0069】(実施の形態2)図7は本発明の実施の形
態2による伝送システムの構成図である。図7におい
て、32は伝送路、6は資源管理装置、60は通信制御
手段、61は資源管理テーブル、62は資源管理手段、
63は既割当要求管理テーブル、7−1,7−2、7−
3は通信装置、70は通信制御手段、71は資源割当設
定手段、72は遅延手段、23はデータ入出力端子であ
る。
【0070】本実施の形態は、実施の形態1で説明した
HiQOS−BUS方式をその伝送方式とする伝送シス
テムに関するものであり、通信制御手段60、70は、
HiQOS−BUS方式でデータを伝送する手段であ
る。
【0071】資源割当手段71は、記憶手段に情報を記
憶せず、変更通知を処理する必要が無いという点を除
き、それ以外は資源割当手段21と同様の動作を行う。
また、資源管理テーブル61は、タイムスロットの管理
を行う。すなわち、どのタイムスロットをどの通信装置
が使用するかを管理する。既割当要求テーブル63につ
いては、既割当要求テーブル13と同様の動作を行う。
以下、第1の実施の形態の伝送システムと異なる点を中
心に、第2の実施例の伝送システムの動作を説明する。
【0072】各通信装置は遅延手段72を持っている。
遅延手段72は、先入れ先出しのFIFOメモリであ
る。データの送信を行う通信装置においては、遅延手段
72は、データ入出力端子23から入力される固定クロ
ックに同期したデータを入力し、は通信制御手段70で
データを伝送できるタイミングで、データを出力する。
データの受信を行う通信装置においては、通信制御手段
70で受信したデータは、遅延手段72に入力され、遅
延手段72の半分以上の容量が蓄積された後で、固定の
クロックに同期してデータ入出力端子23−1から出力
される。ここで、該固定のクロックは、外部から入力さ
れても良いし、伝送路32で伝送しても良いが、該デー
タを送信する通信装置においてデータ入出力端子23か
ら入力されるデータのレートと一致していなければなら
ない。
【0073】資源管理手段62は、資源管理手段12と
ほぼ同様の動作を行うが、CBRの資源割当要求に対す
る処理が若干異なる。資源の割当の判定(S13)にお
いて、タイムスロットの配置が可能かどうかの判定を行
うわけであるが、この時に、最小帯域のために必要な数
のタイムスロットを資源管理テーブル10の空いている
タイムスロットの位置に配置し、実際にデータの伝送を
行った時に通信装置の遅延手段72の半分の量を越えな
いことを確認する。その結果、越えなければ割当可能と
する。ここで資源の割当の判定(S13)および資源割
当(S21)において、上記のシミュレーション判定処
理によって割当可能となった割当を実際の割当とする。
これは、既割当要求に関しても同じである。ABRに関
してはこの限りではない。
【0074】次に、シミュレーション判定処理のフロー
チャートを図8に示す。まず、タイムスロットの配置を
決定し、変数VBを0に設定(S70)し、S72、S
73、S74、S75、S76、S77からなる処理で
あるS71を2回繰り返す。S71では変数iを1に設
定する。次に、Dを計算する。Dはi番目の割当トーク
ンと次の割当トークンの間に送信バッファに蓄積される
データ量である。Dを計算すると、変数VBにDを加算
し、新しいVBの値とする(S73)。次にVBと送信
バッファのサイズとを比較する(S74)。S74にお
いて、送信バッファのサイズとは、遅延手段72の半分
の量である。S74の結果、Noであれば、判定結果を
NGとして処理を終了する。S74の結果がYesの場
合には、VBからパケットサイズとVBのどちらか小さ
い方を減算し、新しいVBの値とする(S75)。次
に、変数iに1加えた値を新しいiとする(S76)。
次に割り当てるトークンの数がiよりも大きいかどうか
を判定(S77)し、大きければ、判定結果をOKとし
て処理を終了する(S78)。S77の結果が小さけれ
ば、まだ全ての割り当てトークンに対して計算を終了し
ていないので再びS73の処理を行う。
【0075】S74の結果がNoの場合、判定結果をN
Gとして処理を終了する(S79)。この時、再度S7
0に進み、異なる配置を用いて処理を開始しても良い。
この場合にも、再処理回数を行うかを決めておき、その
回数を越えれば処理を終了する。
【0076】以上の処理により、全ての割当トークンに
関して、次のトークンによる送信直前の送信側の通信装
置において、遅延手段72がデータのあふれを起こさな
いことは明らかである。受信側の通信装置については、
遅延手段72に半分のデータがたまってから一定クロッ
クにより出力を開始する。したがって、その時点で送信
側および受信側の通信装置の遅延手段72に蓄積される
データの量の合計SUMは、遅延手段72の半分の量を
SBとすると、SB≦SUM≦2*SBにより表現され
る。送信側の遅延手段72に入力されるデータと受信側
の遅延手段72から出力されるデータは同じ量であるの
で、このSUMの値は変化せず、送信側と受信側のバラ
ンスが変化するだけである。したがって、受信側の遅延
手段72についても、データがあふれることはない。ま
た、2周行うのは、実際の通信ではトークンテーブルの
どこからデータ送信が始まるかどうかわからないので、
どこから始まっても問題ないことを確認するためであ
る。
【0077】以上のように、本実施の形態によれば、小
さいバッファにより、データの伝送に起因するデータの
到着時間のゆらぎを補償できるような、伝送システム、
および資源(帯域)管理装置、および資源(帯域)管理
方法を実現可能である。
【0078】なお、本実施の形態においては、全ての通
信装置における遅延装置72のサイズを同じとしている
が、これに限られるものではない。受信側の通信装置に
おける遅延手段72のサイズを、受信側の通信装置にお
ける遅延手段72のサイズの倍としても良く、メモリ量
を削減できるという効果が得られる。この場合、S74
においては、送信バッファサイズは送信側の通信装置に
おける遅延手段72のサイズを用いれば良い。
【0079】実施の形態3.以下、図14ないし図16
を用いて、本発明の実施の形態3による帯域管理方法に
ついて説明する。本実施の形態3の帯域管理方法は、上
記実施の形態1による資源(帯域)管理装置および伝送
システムに適用されるものである。特に、実施の形態1
におけるS33の既存の帯域割当を開放する方法の別の
構成を示すものである。
【0080】図14は既要求割当テーブルの例を示す図
である。第1の実施例の既要求割当テーブル(図4)に
加えて、機器IDs(AIDi)とシーケンス番号(S
Qi)が追加されている。機器IDsは、帯域割当要求
に含まれる情報であり、その要求により割り当てられた
帯域を使用する、送信装置や受信装置の機器IDのセッ
トを示す。例えば、CDドライブの機器IDとCDデコ
ーダの機器IDのセットや、放送受信チューナIDとデ
コーダの機器IDのセットなどである。機器IDは、各
機器を一意に識別可能なIDであり、製造時に埋め込ま
れても良いし、ユーザが設定しても良く、任意の方法で
付与できる。また、帯域を使用する装置が複数個ある場
合には、複数の機器IDが含まれる。
【0081】シーケンス番号は、帯域が割り当てられた
順番を判別可能な番号である。シーケンス番号は、帯域
が割り当てられた順番が判別できる任意の方法で付与す
ることができる。例えば、帯域割当時に順に番号を付け
ていき、シーケンス番号が最大値まで達したときに、途
中の空いている番号を詰めて付け直す方法などが有る。
【0082】図15は、本実施の形態の帯域管理方法の
処理を示すフロー図であり、帯域管理手段2−1が帯域
割当要求を受け取ったときの処理を示している。まず、
通信装置2−1の帯域割当手段21から、要求帯域と優
先度、機器IDsを含んだ帯域割当要求を受け取る(S
101)。要求資源は代表的には第1の実施の形態と同
様に要求最小帯域と要求最大帯域からなるが、これに限
られず、少なくとも要求最小帯域が含まれていれば良
い。次に、帯域割当要求の要求帯域が割当て可能かどう
かを判定する(S102)。割当可能な場合には、帯域
割当を行い、一番新しい要求であることを示すシーケン
ス番号を付けて、既要求割当テーブルを更新する(S1
03)。そして、ACKを返し、要求を受け入れたこと
を知らせる(S104)。
【0083】S102で割当できなかった場合、優先度
が最大であるかどうかを判定する(S105)。ここ
で、優先度が最大であるかどうか判定するとしたが、こ
れに限られず、ある既定値よりも大きい優先度かどうか
を判断するようにしても良い。優先度が最大でない場合
は、NACKを返し、要求が拒絶されたことを知らせる
(S113)。S105で優先度が最大である場合に
は、既要求割当テーブルに登録されている、既存の帯域
割当を一つ以上開放する(S106)。以下、より詳細
にS106の処理を説明する。
【0084】まず、既要求割当テーブルの中に、帯域割
当要求の持つAIDiと同じAIDi(すなわち機器I
D)を持ち、かつ優先度が最大で無い既割当要求を探す
(S107)。もし有れば、その既割当要求を開放し
て、帯域が開放されたことを通知する(S108)。そ
の後、割当可能かどうかの判定(S102)を繰り返
す。
【0085】S107で見つからなかった場合、既要求
割当テーブルの中に、あらかじめ決められた、特定AI
Diと同じAIDiを持つ既割当要求で、かつ優先度が
最大で無い物を探す(S109)。もし有れば、その割
当帯域を開放して、帯域が開放されたことを通知する
(S110)。その後、割当可能かどうかの判定(S1
02)を繰り返す。
【0086】S109で見つからなかった場合、既要求
割当テーブルの中で、最大の優先度ではない、すなわち
開放可能な既割当要求を探す(S111)。もし有れ
ば、シーケンス番号を比較することにより、割り当てら
れた順番が最も古い既割当要求を判定し、該割当要求の
割当帯域を開放し、開放されたことを通知する(S11
2)。その後、割当可能かどうかの判定(S102)を
繰り返す。S111で見つからなかった場合は、NAC
Kを返し、要求が拒絶されたことを通知する(S11
3)。
【0087】すなわち、S106の処理においては、優
先度が最大でない既資源割当の中から、 (1)帯域割当要求のAIDと同じAIDを持つ既割当
要求(S107、S108) (2)特定AIDを持つ既割当要求(S109、S11
0) (3)シーケンス番号が一番古い既割当要求(S11
1、S112) の順で、既存の割当帯域を開放する。これは、図15に
示したフローに限られず、同様の処理を実現できる任意
のフローで実現可能である。
【0088】また、図16には、帯域開放要求を受け取
ったときの処理を示している。帯域開放要求を受け取る
と(S120)、その要求に示される既割当要求の割当
帯域を開放し、既要求割当テーブルを更新する(S12
1)。この時、第1の実施の形態と同様に、空き帯域増
加を示す通知を送れば、第1の実施例と同様の効果を得
ることができる。
【0089】以上示したように、優先度の高い帯域割当
要求に帯域が確保できなかったときにでも、既割当要求
の割当帯域を強制的に開放して、該帯域割当要求に帯域
を割り当てることが可能である。既割当要求の割当帯域
を強制的に開放する場合には、S107、S108の処
理により、帯域割当要求が使用する機器に関係する既存
の割当帯域を開放する。これにより、実質的にはユーザ
に対するサービスに影響なく、既存の割当帯域を強制的
に開放できる。ここで、帯域を使用する機器の組をアプ
リケーションと呼ぶ。例えば、ディスプレイとスピーカ
を用いて緊急放送をするような新規のアプリケーション
が、優先度の高い帯域割当要求を行った場合を考える。
この時には、同じディスプレイやスピーカを既に使用し
ている、TVやカーナビゲーションなどの既存のアプリ
ケーションが有った場合には、この既存のアプリケーシ
ョンに割り当てられた帯域が開放される。なお、S10
7とS108の処理は上記の処理に限られない。帯域が
不足している場合、優先度の高い帯域割当要求を行った
アプリケーションと、使用する機器資源(ディスプレ
イ、スピーカなど)が衝突している既存のアプリケーシ
ョンの割当帯域を開放するような任意の構成により、同
様の効果が得られる。
【0090】また、S109、S110の処理により、
予め決められた特定の機器に関係する既存の割当帯域を
開放する。これにより、割当帯域が強制開放される機器
をあらかじめ選択できる。なお、S109とS110の
処理は上記の処理に限られず、固定の機器に割り当てら
れている割当帯域を開放するような任意の構成により、
同様の効果が得られる。
【0091】また、S111、S112の処理により、
帯域が割り当てられた順番が最も古い割当帯域から順に
開放される。ユーザにとっては、最近に帯域が割り当て
られた要求、すなわち、新しいアプリケーションほど、
比較的重要であるような状況で非常に効果が有る。一人
や小人数のユーザによって使用されるような、車や家庭
などの伝送システムにおいては、より効果が高いと考え
られる。また、割り当てられた帯域を開放せずに終了し
たアプリケーションが有った場合にも、有効である。な
お、S111とS112の処理は上記の処理に限られ
ず、帯域が割り当てられた順番が最も古い帯域割当から
順に開放するような任意の構成により、同様の効果が得
られる。
【0092】以上のように、本実施の形態によれば、優
先度の高い帯域割当要求には必ず帯域を割り当てること
ができるような、伝送システムを構成できる。この時、
既存の帯域の強制開放を、よりユーザにとって不便が無
い方法で実現可能であり、効果が大きい。
【0093】なお、本実施の形態の説明においては、
(1)衝突している機器に関する帯域の開放(S10
7、S108)、(2)特定の機器に関する帯域の開放
S109、S110)、(3)割り当てが古い順に開放
(S111、S112)、する処理を順に行うような構
成としているが、これに限られない。(1)、(2)の
順序は、任意の順序で良い。また、いずれか一つあるい
はいずれか二つの組み合わせにより実現しても良く、そ
れぞれ処理による効果を得ることができる。
【0094】なお、本実施の形態の説明においては、S
111およびS112で古い順に開放する処理を行って
いるが、これに限られない。優先度の低い順に開放する
ような構成でも良いことは言うまでもない。
【0095】なお、以上に示したように、本実施の形態
の説明においては、S105で優先度が最大であると判
定された要求に対しては、既存の割当帯域を強制開放し
て、必ず帯域を割り当てる。S105における優先度が
最大であるかどうかの判定については、多くの方法が考
えられる。例えば、最も簡単な方法としては、単なる数
字の比較による方法がある。
【0096】また、少なくとも最大の優先度について
は、その値が正しいことを示す認証子を含んでおり、こ
の認証子により正しいと確認された優先度のみを受け入
れるような方法がある。ここで、認証子は、ユーザが入
力する、あるいは機器に埋め込まれたパスワードや、暗
号技術による署名などであり、正規のユーザや機器でし
か持ち得ない任意の情報である。この方法により、優先
度を不正に高くすることにより、特に緊急性や重要性が
無いアプリケーションが常に帯域を確保しようとする不
正を防ぐことができる。車や家庭で使用されるような小
規模で、ユーザが小人数の伝送システムにおいては、優
先度を不正に高くすることによるメリットが無いが、多
くのユーザが使用するような伝送システムにおいては、
効果が有る。
【0097】なお、既存の割当帯域を開放して割り当て
られた帯域については、一定時間後に強制開放するよう
な構成にしても良い。すなわち、帯域割当手段は、優先
度が最大の帯域割当要求に割当時間を含めて送信する。
また、帯域管理手段は、他の既割当要求の割当帯域を強
制開放して、割り当てた要求(すなわち、S106の処
理を行った要求)の割当帯域を、該割当時間時間後に強
制開放する。これによれば、強制開放された要求に対し
ては、必ず一定時間後には帯域を再割当て可能である。
【0098】
【発明の効果】以上のように本発明(請求項1)によれ
ば、伝送路と、前記伝送路に接続される通信装置と、前
記伝送路の帯域を管理する帯域管理装置とから構成され
る伝送システムであって、前記通信装置が、前記伝送路
の割り当てられた資源を使用して同期データの伝送を行
い、前記同期データの伝送に先駆けて、最小帯域と最大
帯域を示す情報を含む資源割当要求を前記帯域管理装置
に対して出力するものであり、前記帯域管理装置が、複
数の既割当要求を記憶する既割当要求テーブルと、前記
資源割当要求を入力すると、前記既割当テーブルに記憶
されている全ての既割当要求の最小帯域と前記資源割当
要求の最小帯域が、伝送路の資源により割当可能かどう
かを判定し、割当可能であれば全ての前記既割当要求お
よび前記資源割当要求に対して、それぞれ最小帯域以上
かつ最大帯域以下の割当帯域を実現する資源を割り当
て、前記資源割当要求の前記最小帯域と割当帯域を、既
割当要求として前記既割当テーブルに書き込む資源管理
手段とを備えた構成としたから、資源の割り当てを要求
した時に、その割り当ての可能性が高くすることができ
る効果がある。
【0099】また、本発明(請求項2)によれば、請求
項1記載の伝送システムにおいて、前記資源管理手段
が、前記既割当要求テーブルに記憶されている、少なく
とも一つの既割当要求に割り当てられた資源が開放され
た時に、前記開放された既割当要求以外の前記既割当要
求の割当帯域をそれぞれの最大帯域以下の範囲で、空い
た資源を再割り当てする構成としたから、資源を効率的
に利用できる効果がある。
【0100】また、本発明(請求項3)によれば、請求
項1記載の伝送システムにおいて、最小帯域以上かつ最
大帯域以下の割当帯域を実現する資源を割当てる際に、
優先度が大きい帯域に対して割当てる帯域の最大帯域に
対する割合が、優先度が小さい帯域よりも大きくなるよ
うに制御を行う構成としたから、優先度が大きい要求に
対してより大きい帯域を割り当てることができる効果が
ある。
【0101】また、本発明(請求項4)によれば、伝送
路と、前記伝送路に接続される複数の通信装置と、前記
伝送路の帯域を管理する帯域管理装置とから構成される
伝送システムであって、前記通信装置が、前記伝送路の
割り当てられた資源を使用して同期データの伝送を行う
場合に、前記同期データの伝送に先駆けて、資源割当要
求を前記帯域管理装置に対して出力し、前記資源割当要
求の結果がNACKの場合、空資源増加通知を受信する
と再度資源割当要求を出力するものであり、前記帯域管
理装置が、伝送路の資源を管理し、前記通信装置からの
前記資源割当要求により資源割当が不可能な場合、前記
通信装置にNACKを送信し、また、既に割当済みの資
源が開放された時に、空資源増加通知を全ての前記通信
装置にブロードキャストにより通知する構成としたか
ら、いったん資源の割り当てを拒絶された通信装置に対
して、後から資源を割当てることを可能とできる効果が
ある。
【0102】また、本発明(請求項5)によれば、伝送
路と、前記伝送路に接続される複数の通信装置と、前記
伝送路の帯域を管理する帯域管理装置とから構成される
伝送システムであって、前記通信装置が、前記伝送路の
割り当てられた資源を使用してデータの伝送を行う場合
に、前記データの伝送に先駆けて、優先度を含む資源割
当要求を前記帯域管理装置に対して出力するものであ
り、前記帯域管理装置が、伝送路の資源を管理し、前記
通信装置からの前記資源割当要求に対して資源割当が不
可能な場合、前記資源割当要求の前記優先度が最大の場
合には、既に他の通信装置に割当済みの資源を解放し、
再び前記資源割当要求に対して資源割当を行う構成とし
たから、緊急性の高いデータ伝送に対して、必ず資源を
割り当てることを可能とできる効果がある。
【0103】また、本発明(請求項11)によれば、伝
送路と、前記伝送路に接続される二つ以上の通信装置
と、前記伝送路の帯域を管理する帯域管理装置とから構
成され、前記伝送路を一定間隔のタイムスロットに分割
して使用する伝送システムであって、前記通信装置が、
前記伝送路の割り当てられた資源を使用して同期データ
の伝送を行う場合に、前記同期データの伝送に先駆け
て、資源割当要求を前記帯域管理装置に対して出力する
資源要求手段と、伝送路にデータを送信する場合に、外
部から入力したデータを蓄積した後に伝送路にデータを
送信し、伝送路からのデータを受信する場合に、伝送路
から受信したデータを蓄積した後に外部にデータを出力
する遅延手段とを備えたものであり、前記帯域管理装置
が、前記資源割当要求を受信し、前記資源割当要求に対
して資源を割当てる時に、割りあてた結果によって前記
通信装置の前記遅延手段があふれないことを検証する構
成としたから、少ないメモリ量で、データの伝送に起因
するデータ到着時間の揺らぎを補償することができる効
果がある。
【0104】また、本発明(請求項13)によれば、伝
送路の資源を管理し、最小帯域と最大帯域を示す情報を
含む資源割当要求を処理する帯域管理装置であって、複
数の既割当要求を記憶する既割当要求テーブルと、前記
資源割当要求を入力すると、前記既割当テーブルに記憶
されている全ての既割当要求の最小帯域と前記資源割当
要求の最小帯域が、伝送路の資源により割当可能かどう
かを判定し、割当可能であれば全ての前記既割当要求お
よび前記資源割当要求に対して、それぞれ最小帯域以上
かつ最大帯域以下の割当帯域を実現する資源を割り当
て、前記資源割当要求の前記最小帯域と割当帯域を、既
割当要求として前記既割当テーブルに書き込む資源管理
手段とを備えた構成としたから、資源の割り当てを要求
した時に、その割り当ての可能性が高くすることができ
る効果がある。
【0105】また、本発明(請求項14)によれば、伝
送路の資源を管理し、資源割当要求を処理する帯域管理
装置であって、既に割当済みの資源が開放された時に、
空資源増加通知を前記伝送路を介してブロードキャスト
する手段を備えた構成としたから、いったん資源の割り
当てを拒絶された通信装置に対して、後から資源を割当
てることを可能とできる効果がある。
【0106】また、本発明(請求項15)によれば、伝
送路の資源を管理し、優先度を含む資源割当要求を処理
する帯域管理装置であって、前記資源割当要求に対して
資源割当が不可能な場合、前記資源割当要求の前記優先
度が最大の場合には、既に割当済みの資源を解放し、再
び前記資源割当要求に対する資源割当を行う手段を備え
た構成としたから、緊急性の高いデータ伝送に対して、
必ず資源を割り当てることを可能とできる効果がある。
【0107】また、本発明(請求項16)によれば、伝
送路と前記伝送路に接続される二つ以上の通信装置とか
ら構成され、伝送路を一定間隔のタイムスロットに分割
して使用する伝送システムに適用され、前記タイムスロ
ットの割当を管理し、資源割当要求を処理する帯域管理
装置であって、前記資源割当要求に対して前記タイムス
ロットの割当を行なう際に、前記通信装置が割当によっ
て割り当てられた前記タイムスロットを用いてデータを
送信する場合に、データ送信時に前記通信装置において
前記データを遅延させる遅延手段があふれないことを検
証する手段を備えた構成としたから、少ないメモリ量
で、データの伝送に起因するデータ到着時間の揺らぎを
補償することができる効果がある。
【0108】また、本発明(請求項17)によれば、複
数の既割当要求を記憶する既割当要求テーブルを用いて
伝送路の資源を管理する帯域管理方法であって、最小帯
域と最大帯域を示す情報を含む資源割当要求を入力する
と、前記既割当テーブルに記憶されている全ての既割当
要求の最小帯域と前記資源割当要求の最小帯域が、伝送
路の総資源により割当可能かどうかを判定するステップ
と、割当可能であれば全ての前記既割当要求および前記
資源割当要求に対して、それぞれ最小帯域以上かつ最大
帯域以下の割当帯域を実現する資源を割り当て、前記資
源割当要求の前記最小帯域と割当帯域を、既割当要求と
して前記既割当テーブルに書き込むステップとを含むも
のとしたから資源の割り当てを要求した時に、その割り
当ての可能性が高くすることができる効果がある。
【0109】また、本発明(請求項18)によれば、複
数の通信装置が接続された伝送路の資源を管理する帯域
管理方法であって、既に割当済みの資源が開放された時
に、空資源増加通知を全ての前記通信装置にブロードキ
ャストにより通知するようにしたから、いったん資源の
割り当てを拒絶された通信装置に対して、後から資源を
割当てることを可能とできる効果がある。
【0110】また、本発明(請求項19)によれば、伝
送路の資源を管理する帯域管理方法であって、優先度を
含む資源割当要求を入力し、該資源割当要求に対して資
源割当が可能かどうかを判定する割当可否判定ステップ
と、前記資源割当要求に対して資源割当が不可能である
場合に、前記資源割当要求の前記優先度があらかじめ決
められた値以上であるかどうかを判定する優先度判定ス
テップと、優先度があらかじめ決められた値以上である
場合には、既に割当済みの資源を解放し、再び前記割当
可否判定ステップへ戻る開放処理ステップとを含むもの
としたから、緊急性の高いデータ伝送に対して、必ず資
源を割り当てることを可能とできる効果がある。
【0111】また、本発明(請求項20)によれば、伝
送路と前記伝送路に接続される二つ以上の通信装置とか
ら構成され、前記通信装置がデータを遅延させる遅延手
段を有し、伝送路を一定間隔のタイムスロットに分割し
て使用する伝送システムに適用され、前記タイムスロッ
トの割当を管理する帯域管理方法であって、資源割当要
求を受信し、該資源割当要求に対して前記タイムスロッ
トの割当を行なう際に、前記通信装置が割当によって割
り当てられた前記タイムスロットを用いてデータを送信
する場合に、該データ送信する前記通信装置の前記遅延
手段があふれないことを検証するステップを含むものと
したから、少ないメモリ量で、データの伝送に起因する
データ到着時間の揺らぎを補償することができる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による伝送システムの構
成図である。
【図2】本発明の実施の形態1における資源管理手段の
処理を示すフローチャート図である。
【図3】本発明の実施の形態1における資源割当手段の
処理を示すフローチャート図である。
【図4】本発明の実施の形態1における既要求割当テー
ブルの説明図である。
【図5】本発明の実施の形態1における資源管理手段の
処理を説明するための図である。
【図6】本発明の実施の形態1による伝送システムの他
の例の構成図である。
【図7】本発明の実施の形態2による伝送システムの構
成図である。
【図8】本発明の実施の形態2における資源割当手段の
処理を示すフローチャート図である。
【図9】従来の伝送システムの構成図である。
【図10】従来の伝送方式におけるデータフォーマット
を説明するための図である。
【図11】本発明の実施の形態1における資源管理手段
の処理フローの他の例を示すフローチャート図である。
【図12】残り資源割当の方法の一例を説明するための
図である。
【図13】残り資源割当の方法の一例を説明するための
図である。
【図14】本発明の実施の形態3による既要求割当テー
ブルの例を示す図である。
【図15】本発明の実施の形態3による帯域管理方法の
処理を示すフローチャート図である。
【図16】本発明の実施の形態3による帯域管理方法に
おいて帯域開放要求を受け取ったときの処理を示す図で
ある。
【符号の説明】
1,6 資源管理装置 10,20,60 通信制御装置 11,61,81 資源管理テーブル 12,62 資源管理手段 13,63 既割当要求テーブル 2−1,2−2,2−3,7−1,7−2,7−3,8
2−1,82−2,82−3 通信装置 21,71 資源割当手段 22 記憶手段 23 データ入出力端子 31,32 伝送路 72 遅延手段

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝送路と、前記伝送路に接続される通信
    装置と、前記伝送路の帯域を管理する帯域管理装置とか
    ら構成される伝送システムであって、 前記通信装置は、前記伝送路の割り当てられた資源を使
    用して同期データの伝送を行い、前記同期データの伝送
    に先駆けて、最小帯域と最大帯域を示す情報を含む資源
    割当要求を前記帯域管理装置に対して出力するものであ
    り、 前記帯域管理装置は、複数の既割当要求を記憶する既割
    当要求テーブルと、前記資源割当要求を入力すると、前
    記既割当テーブルに記憶されている全ての既割当要求の
    最小帯域と前記資源割当要求の最小帯域が、伝送路の資
    源により割当可能かどうかを判定し、割当可能であれば
    全ての前記既割当要求および前記資源割当要求に対し
    て、それぞれ最小帯域以上かつ最大帯域以下の割当帯域
    を実現する資源を割り当て、前記資源割当要求の前記最
    小帯域と割当帯域を、既割当要求として前記既割当テー
    ブルに書き込む資源管理手段とを備えたものである、 ことを特徴とする伝送システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の伝送システムにおいて、 前記資源管理手段が、前記既割当要求テーブルに記憶さ
    れている、少なくとも一つの既割当要求に割り当てられ
    た資源が開放された時に、前記開放された既割当要求以
    外の前記既割当要求の割当帯域をそれぞれの最大帯域以
    下の範囲で、空いた資源を再割り当てする、 ことを特徴とする伝送システム。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の伝送システムにおいて、 最小帯域以上かつ最大帯域以下の割当帯域を実現する資
    源を割当てる際に、優先度が大きい帯域に対して割当て
    る帯域の最大帯域に対する割合が、優先度が小さい帯域
    よりも大きくなるように制御を行うことを特徴とする伝
    送システム。
  4. 【請求項4】 伝送路と、前記伝送路に接続される複数
    の通信装置と、前記伝送路の帯域を管理する帯域管理装
    置とから構成される伝送システムであって、 前記通信装置は、前記伝送路の割り当てられた資源を使
    用して同期データの伝送を行う場合に、前記同期データ
    の伝送に先駆けて、資源割当要求を前記帯域管理装置に
    対して出力し、前記資源割当要求の結果がNACKの場
    合、空資源増加通知を受信すると再度資源割当要求を出
    力するものであり、 前記帯域管理装置は、伝送路の資源を管理し、前記通信
    装置からの前記資源割当要求により資源割当が不可能な
    場合、前記通信装置にNACKを送信し、また、既に割
    当済みの資源が開放された時に、空資源増加通知を全て
    の前記通信装置にブロードキャストにより通知するもの
    である、 ことを特徴とする伝送システム。
  5. 【請求項5】 伝送路と、前記伝送路に接続される複数
    の通信装置と、前記伝送路の帯域を管理する帯域管理装
    置とから構成される伝送システムであって、 前記通信装置は、前記伝送路の割り当てられた資源を使
    用してデータの伝送を行う場合に、前記データの伝送に
    先駆けて、優先度を含む資源割当要求を前記帯域管理装
    置に対して出力するものであり、 前記帯域管理装置は、伝送路の資源を管理し、前記通信
    装置からの前記資源割当要求に対して資源割当が不可能
    な場合、前記資源割当要求の前記優先度が最大の場合に
    は、既に他の通信装置に割当済みの資源を解放し、再び
    前記資源割当要求に対して資源割当を行うものである、 ことを特徴とする伝送システム。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の伝送システムにおいて、 前記資源割当要求が、該要求により割り当てられた資源
    を使用する装置を示す識別子を含んでおり、 前記帯域管理装置は、既に他の通信装置に割当済みの資
    源を開放する際に、前記資源割当要求に含まれる識別子
    と、同じ識別子の装置が使用している割当済みの資源を
    開放する、 ことを特徴とする伝送システム。
  7. 【請求項7】 請求項5記載の伝送システムにおいて、 前記帯域管理装置は、既に他の通信装置に割当済みの資
    源を開放する際に、割り当てられた順番が古い順に開放
    する、 ことを特徴とする伝送システム。
  8. 【請求項8】 請求項5記載の伝送システムにおいて、 前記帯域管理装置は、既に他の通信装置に割当済みの資
    源を開放する際に、資源割当要求に含まれていた優先度
    が小さい順に開放する、 ことを特徴とする伝送システム。
  9. 【請求項9】 請求項5記載の伝送システムにおいて、 前記資源割当要求が、該要求により割り当てられた資源
    を使用する時間を示す割当時間情報を含んでおり、 前記帯域管理装置は、前記資源割当要求に対して割り当
    てた資源を、前記割当時間情報により示される時間後に
    強制的に開放する、 ことを特徴とする伝送システム。
  10. 【請求項10】 請求項5記載の伝送システムにおい
    て、 前記帯域管理装置は、既に割当済みの資源が開放された
    時に、空資源増加通知を全ての前記通信装置にブロード
    キャストにより通知する、 ことを特徴とする伝送システム。
  11. 【請求項11】 伝送路と、前記伝送路に接続される二
    つ以上の通信装置と、前記伝送路の帯域を管理する帯域
    管理装置とから構成され、前記伝送路を一定間隔のタイ
    ムスロットに分割して使用する伝送システムであって、 前記通信装置は、前記伝送路の割り当てられた資源を使
    用して同期データの伝送を行う場合に、前記同期データ
    の伝送に先駆けて、資源割当要求を前記帯域管理装置に
    対して出力する資源要求手段と、伝送路にデータを送信
    する場合に、外部から入力したデータを蓄積した後に伝
    送路にデータを送信し、伝送路からのデータを受信する
    場合に、伝送路から受信したデータを蓄積した後に外部
    にデータを出力する遅延手段とを備えたものであり、 前記帯域管理装置は、前記資源割当要求を受信し、前記
    資源割当要求に対して資源を割当てる時に、割りあてた
    結果によって前記通信装置の前記遅延手段があふれない
    ことを検証する、 ことを特徴とする伝送システム。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の伝送システムにおい
    て、 前記通信装置の前記遅延手段は、伝送路にデータを送信
    する場合には、外部から固定クロックと共に入力したデ
    ータを蓄積し、伝送路にデータを送信し、伝送路からの
    データ受信する場合には、伝送路から受信したデータを
    蓄積し固定クロックに同期してデータを出力するもので
    あり、 前記帯域管理装置は、予め伝送路の全体の帯域を一定の
    タイムスロットに区切った時の、各タイムスロットの割
    当を記録する資源管理テーブルと、前記資源割当要求に
    より前記通信装置に前記タイムスロットの割当を行う際
    に、前記割当によって割り当てられた前記タイムスロッ
    トを用いてデータを送信する場合に、データ送信時に前
    記通信装置の前記遅延手段があふれないことを検証する
    資源管理手段とを備えたものである、 ことを特徴とする伝送システム。
  13. 【請求項13】 伝送路の資源を管理し、最小帯域と最
    大帯域を示す情報を含む資源割当要求を処理する帯域管
    理装置であって、 複数の既割当要求を記憶する既割当要求テーブルと、 前記資源割当要求を入力すると、前記既割当テーブルに
    記憶されている全ての既割当要求の最小帯域と前記資源
    割当要求の最小帯域が、伝送路の資源により割当可能か
    どうかを判定し、割当可能であれば全ての前記既割当要
    求および前記資源割当要求に対して、それぞれ最小帯域
    以上かつ最大帯域以下の割当帯域を実現する資源を割り
    当て、前記資源割当要求の前記最小帯域と割当帯域を、
    既割当要求として前記既割当テーブルに書き込む資源管
    理手段とを備えた、 ことを特徴とする帯域管理装置。
  14. 【請求項14】 伝送路の資源を管理し、資源割当要求
    を処理する帯域管理装置であって、 既に割当済みの資源が開放された時に、空資源増加通知
    を前記伝送路を介してブロードキャストする手段を備え
    た、 ことを特徴とする帯域管理装置。
  15. 【請求項15】 伝送路の資源を管理し、優先度を含む
    資源割当要求を処理する帯域管理装置であって、 前記資源割当要求に対して資源割当が不可能な場合、前
    記資源割当要求の前記優先度が最大の場合には、既に割
    当済みの資源を解放し、再び前記資源割当要求に対する
    資源割当を行う手段を備えた、 ことを特徴とする帯域管理装置。
  16. 【請求項16】 伝送路と前記伝送路に接続される二つ
    以上の通信装置とから構成され、伝送路を一定間隔のタ
    イムスロットに分割して使用する伝送システムに適用さ
    れ、前記タイムスロットの割当を管理し、資源割当要求
    を処理する帯域管理装置であって、 前記資源割当要求に対して前記タイムスロットの割当を
    行なう際に、前記通信装置が割当によって割り当てられ
    た前記タイムスロットを用いてデータを送信する場合
    に、データ送信時に前記通信装置において前記データを
    遅延させる遅延手段があふれないことを検証する手段を
    備えた、 ことを特徴とする帯域管理装置。
  17. 【請求項17】 複数の既割当要求を記憶する既割当要
    求テーブルを用いて伝送路の資源を管理する帯域管理方
    法であって、 最小帯域と最大帯域を示す情報を含む資源割当要求を入
    力すると、前記既割当テーブルに記憶されている全ての
    既割当要求の最小帯域と前記資源割当要求の最小帯域
    が、伝送路の総資源により割当可能かどうかを判定する
    ステップと、 割当可能であれば全ての前記既割当要求および前記資源
    割当要求に対して、それぞれ最小帯域以上かつ最大帯域
    以下の割当帯域を実現する資源を割り当て、前記資源割
    当要求の前記最小帯域と割当帯域を、既割当要求として
    前記既割当テーブルに書き込むステップとを含む、 ことを特徴とする帯域管理方法。
  18. 【請求項18】 複数の通信装置が接続された伝送路の
    資源を管理する帯域管理方法であって、 既に割当済みの資源が開放された時に、空資源増加通知
    を全ての前記通信装置にブロードキャストにより通知す
    る、 ことを特徴とする帯域管理方法。
  19. 【請求項19】 伝送路の資源を管理する帯域管理方法
    であって、 優先度を含む資源割当要求を入力し、該資源割当要求に
    対して資源割当が可能かどうかを判定する割当可否判定
    ステップと、 前記資源割当要求に対して資源割当が不可能である場合
    に、前記資源割当要求の前記優先度があらかじめ決めら
    れた値以上であるかどうかを判定する優先度判定ステッ
    プと、 優先度があらかじめ決められた値以上である場合には、
    既に割当済みの資源を解放し、再び前記割当可否判定ス
    テップへ戻る開放処理ステップとを含む、 ことを特徴とする帯域管理方法。
  20. 【請求項20】 伝送路と前記伝送路に接続される二つ
    以上の通信装置とから構成され、前記通信装置がデータ
    を遅延させる遅延手段を有し、伝送路を一定間隔のタイ
    ムスロットに分割して使用する伝送システムに適用さ
    れ、前記タイムスロットの割当を管理する帯域管理方法
    であって、 資源割当要求を受信し、該資源割当要求に対して前記タ
    イムスロットの割当を行なう際に、前記通信装置が割当
    によって割り当てられた前記タイムスロットを用いてデ
    ータを送信する場合に、該データ送信する前記通信装置
    の前記遅延手段があふれないことを検証するステップを
    含む、 ことを特徴とする帯域管理方法。
JP20082699A 1998-08-04 1999-07-14 伝送システム,帯域管理装置,および帯域管理方法 Expired - Fee Related JP3145083B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20082699A JP3145083B2 (ja) 1998-08-04 1999-07-14 伝送システム,帯域管理装置,および帯域管理方法
US09/366,038 US6590865B1 (en) 1998-08-04 1999-08-02 Transmission system, bandwidth management apparatus, and bandwidth management method
EP19990115349 EP0986216B1 (en) 1998-08-04 1999-08-03 Transmission system, bandwidth management apparatus, and bandwidth management method
DE1999637386 DE69937386T2 (de) 1998-08-04 1999-08-03 Übertragungssystem, Verfahren und Vorrichtung für Bandbreiteverwaltung

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22004498 1998-08-04
JP10-220044 1998-08-04
JP20082699A JP3145083B2 (ja) 1998-08-04 1999-07-14 伝送システム,帯域管理装置,および帯域管理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000115198A true JP2000115198A (ja) 2000-04-21
JP3145083B2 JP3145083B2 (ja) 2001-03-12

Family

ID=26512412

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20082699A Expired - Fee Related JP3145083B2 (ja) 1998-08-04 1999-07-14 伝送システム,帯域管理装置,および帯域管理方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6590865B1 (ja)
EP (1) EP0986216B1 (ja)
JP (1) JP3145083B2 (ja)
DE (1) DE69937386T2 (ja)

Cited By (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003087314A (ja) * 2001-09-13 2003-03-20 Telecommunication Advancement Organization Of Japan 帯域調停装置、帯域調停方法、帯域調停プログラム
JP2003101574A (ja) * 2001-09-20 2003-04-04 Telecommunication Advancement Organization Of Japan 帯域調停装置、帯域調停方法、帯域調停プログラム
US6631432B1 (en) 1998-12-24 2003-10-07 Canon Kabushiki Kaisha Information processing system, control method therefor, and information processing apparatus
WO2003096627A1 (fr) * 2002-05-08 2003-11-20 Sharp Kabushiki Kaisha Procede de gestion de communication, station de controle, station de communication, programme de gestion de communication et support d'enregistrement contenant ce programme de gestion de communication
JP2004509518A (ja) * 2000-09-13 2004-03-25 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 通信システムおよびデバイス
US6731650B1 (en) 1998-04-27 2004-05-04 Canon Kabushiki Kaisha Data transfer apparatus and its control method
JP2004515993A (ja) * 2000-12-19 2004-05-27 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 通信システムにおけるコネクションの制御方法並びに該方法用の通信システム
JP2004520637A (ja) * 2000-05-16 2004-07-08 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 車両通信網における装置のアクセス制御方法
JP2006313955A (ja) * 2005-05-06 2006-11-16 Nissan Motor Co Ltd バス通信システム及びデータ送信のための帯域割り当て方法
JP2006352522A (ja) * 2005-06-16 2006-12-28 Nissan Motor Co Ltd 通信制御装置、および通信制御方法
WO2008102555A1 (ja) * 2007-02-23 2008-08-28 Panasonic Corporation 共有経路情報取得方法、その方法で用いられる移動端末及び中継ノード
US7583595B2 (en) 2005-03-31 2009-09-01 Samsung Electronics Co., Ltd. Data slot allocation method in distributed wireless personal area networks
JP2010068139A (ja) * 2008-09-09 2010-03-25 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 通信装置及び品質・経路制御方法及び品質・経路制御プログラム
WO2010047124A1 (ja) 2008-10-24 2010-04-29 パナソニック株式会社 マルチメディア機器制御装置、ソース機器、シンク機器及び伝送システム
WO2010064654A1 (ja) * 2008-12-03 2010-06-10 三菱電機株式会社 通信装置および通信方法
US7796519B2 (en) 2001-09-10 2010-09-14 Nippon Telegraph And Telephone Corporation Dynamic bandwidth allocation circuit, dynamic bandwidth allocation method, optical network unit, PON system, dynamic bandwidth allocation program and recording medium
JP2011155600A (ja) * 2010-01-28 2011-08-11 Oki Electric Industry Co Ltd 通信制御装置
JP2011188443A (ja) * 2010-03-11 2011-09-22 Fujitsu Ltd 帯域管理方法、装置及びプログラム
JP2011217258A (ja) * 2010-04-01 2011-10-27 Fujitsu Semiconductor Ltd データ転送装置およびデータ転送方法
JP2022056017A (ja) * 2020-09-29 2022-04-08 株式会社デンソー 通信管理装置、通信管理方法、および通信管理プログラム
JP7468278B2 (ja) 2020-09-29 2024-04-16 株式会社デンソー 通信制御装置、通信制御方法、および通信制御プログラム

Families Citing this family (87)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6069882A (en) * 1997-07-30 2000-05-30 Bellsouth Intellectual Property Corporation System and method for providing data services using idle cell resources
US6804251B1 (en) * 1998-11-12 2004-10-12 Broadcom Corporation System and method for multiplexing data from multiple sources
JP2001067309A (ja) * 1999-08-25 2001-03-16 Toshiba Corp データ処理装置およびそのバス制御方法
KR100611998B1 (ko) * 1999-08-27 2006-08-11 삼성전자주식회사 상위 프로토콜과 고속 시리얼 버스의 정합방법
US7333495B2 (en) * 1999-10-27 2008-02-19 Broadcom Corporation Method for scheduling upstream communications
KR20010056722A (ko) * 1999-12-16 2001-07-04 서평원 이동 교환 시스템에서 데이터 호에 대한 프레임 릴레이채널 할당 방법
US6658499B1 (en) * 2000-03-23 2003-12-02 Globespanvirata, Inc. System and method for ADSL USB bandwidth negotiation
DE10021502A1 (de) * 2000-05-03 2001-11-08 Siemens Ag Verfahren zum Sichern der Dienstgüte von Verbindungen zwischen Teilbereichen eines paketorientierten Netzes mit einem Ressourcemanager
DE10021499A1 (de) * 2000-05-03 2001-11-08 Siemens Ag Verfahren zum Vermitteln von Verbindungen zwischen zumindest zwei Teilbereichen eines paketorientierten Netzes
DE10023703A1 (de) 2000-05-16 2001-11-22 Bosch Gmbh Robert Verfahren zum Hinzufügen eines Geräts in einem Fahrzeugkommunikationsnetz
US6748443B1 (en) * 2000-05-30 2004-06-08 Microsoft Corporation Unenforced allocation of disk and CPU bandwidth for streaming I/O
KR100424481B1 (ko) * 2000-06-24 2004-03-22 엘지전자 주식회사 디지털 방송 부가서비스 정보의 기록 재생장치 및 방법과그에 따른 기록매체
JP4657433B2 (ja) * 2000-10-02 2011-03-23 富士通株式会社 帯域制御サービス管理装置
US6941380B2 (en) * 2000-12-28 2005-09-06 Nortel Networks Limited Bandwidth allocation in ethernet networks
JP4166956B2 (ja) 2001-01-12 2008-10-15 パイオニア株式会社 データ伝送システム、コネクション確立方法及び情報伝送装置
US7116682B1 (en) * 2001-03-19 2006-10-03 Cisco Technology, Inc. Methods and apparatus for dynamic bandwidth adjustment
US7023876B2 (en) * 2001-07-09 2006-04-04 Quantum Corporation Point-to-point protocol
US7885279B2 (en) * 2001-12-18 2011-02-08 Becker Gmbh Assigning a data channel to multiple data links for simultaneous data transmission via a single data channel
AU2003250235A1 (en) * 2002-06-03 2003-12-19 Thomson Licensing S.A. Dsl modem and method for establishing a data transfer mode therefore
US8224985B2 (en) 2005-10-04 2012-07-17 Sony Computer Entertainment Inc. Peer-to-peer communication traversing symmetric network address translators
US8060626B2 (en) * 2008-09-22 2011-11-15 Sony Computer Entertainment America Llc. Method for host selection based on discovered NAT type
US7069326B1 (en) * 2002-09-27 2006-06-27 Danger, Inc. System and method for efficiently managing data transports
US7423966B2 (en) * 2002-11-07 2008-09-09 Sharp Laboratories Of America, Inc. Prioritized communication bandwidth-sharing management for plural-station wireless communication system
FR2849730A1 (fr) * 2003-01-02 2004-07-09 Thomson Licensing Sa Methode pour reserver de la bande passante dans un reseau de type ethernet
US9247288B2 (en) 2003-08-12 2016-01-26 Time Warner Cable Enterprises Llc Technique for effectively delivering targeted advertisements through a communications network having limited bandwidth
US7721289B2 (en) * 2003-08-29 2010-05-18 Microsoft Corporation System and method for dynamic allocation of computers in response to requests
US20050060395A1 (en) * 2003-09-12 2005-03-17 Lucent Technologies Inc. Network global expectation model for rapidly quantifying network needs and costs
US20050197993A1 (en) * 2003-09-12 2005-09-08 Lucent Technologies Inc. Network global expectation model for multi-tier networks
US7596633B2 (en) * 2003-10-20 2009-09-29 Sony Computer Entertainment America Inc. Island recovery in a peer-to-peer relay network
US7181170B2 (en) * 2003-12-22 2007-02-20 Motorola Inc. Apparatus and method for adaptive broadcast transmission
US20060056308A1 (en) * 2004-05-28 2006-03-16 International Business Machines Corporation Method of switching fabric for counteracting a saturation tree occurring in a network with nodes
US8843978B2 (en) * 2004-06-29 2014-09-23 Time Warner Cable Enterprises Llc Method and apparatus for network bandwidth allocation
US7529188B2 (en) * 2004-10-18 2009-05-05 Abheek Saha Load equalization method for new connections in a wireless environment supporting shared access for multiple terminals in a QoS controlled manner
US9383750B2 (en) * 2004-12-02 2016-07-05 Lockheed Martin Corporation System for predictively managing communication attributes of unmanned vehicles
US7567565B2 (en) 2005-02-01 2009-07-28 Time Warner Cable Inc. Method and apparatus for network bandwidth conservation
JP4394590B2 (ja) * 2005-02-22 2010-01-06 株式会社日立コミュニケーションテクノロジー パケット中継装置および通信帯域制御方法
JP5077617B2 (ja) * 2005-10-27 2012-11-21 富士通株式会社 想定外需要検出システムおよび想定外需要検出プログラム
CN101317395A (zh) * 2005-11-24 2008-12-03 日本电气株式会社 通信***、通信设备和其用于控制传输线路的方法
US7664067B2 (en) * 2005-12-15 2010-02-16 Microsoft Corporation Preserving socket connections over a wireless network
US7487307B2 (en) * 2006-01-05 2009-02-03 International Business Machines Corporation Method, apparatus and program product for managing memory in a virtual computing system
US8458753B2 (en) 2006-02-27 2013-06-04 Time Warner Cable Enterprises Llc Methods and apparatus for device capabilities discovery and utilization within a content-based network
US8170065B2 (en) 2006-02-27 2012-05-01 Time Warner Cable Inc. Methods and apparatus for selecting digital access technology for programming and data delivery
EP2030403B1 (en) * 2006-06-02 2010-01-06 TELEFONAKTIEBOLAGET LM ERICSSON (publ) Ims service proxy in higa
US20080235746A1 (en) 2007-03-20 2008-09-25 Michael James Peters Methods and apparatus for content delivery and replacement in a network
US7995478B2 (en) * 2007-05-30 2011-08-09 Sony Computer Entertainment Inc. Network communication with path MTU size discovery
KR100925175B1 (ko) 2007-08-30 2009-11-05 전자부품연구원 Most 네트워크의 채널 할당 장치 및 그 방법
EP2037635A1 (en) * 2007-09-13 2009-03-18 Deutsche Thomson OHG Method for managing network resources in a network and network resource management apparatus
US9071859B2 (en) 2007-09-26 2015-06-30 Time Warner Cable Enterprises Llc Methods and apparatus for user-based targeted content delivery
US8561116B2 (en) 2007-09-26 2013-10-15 Charles A. Hasek Methods and apparatus for content caching in a video network
US8099757B2 (en) 2007-10-15 2012-01-17 Time Warner Cable Inc. Methods and apparatus for revenue-optimized delivery of content in a network
US7856501B2 (en) 2007-12-04 2010-12-21 Sony Computer Entertainment Inc. Network traffic prioritization
US8229449B2 (en) * 2007-12-21 2012-07-24 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and system for allocating subcarrier frequency resources for a relay enhanced cellular communication system
US8428608B2 (en) * 2007-12-21 2013-04-23 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and system for resource allocation in relay enhanced cellular systems
US8259630B2 (en) * 2007-12-21 2012-09-04 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and system for subcarrier allocation in relay enhanced cellular systems with resource reuse
US8813143B2 (en) 2008-02-26 2014-08-19 Time Warner Enterprises LLC Methods and apparatus for business-based network resource allocation
US7856506B2 (en) * 2008-03-05 2010-12-21 Sony Computer Entertainment Inc. Traversal of symmetric network address translator for multiple simultaneous connections
DE102008049600A1 (de) * 2008-09-30 2010-04-01 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Ethernet-MOST-Gateway-Einrichtung und Verfahren zum Koppeln eines Ethernet-Netzknotens mit einem MOST-Empfänger
US20100260113A1 (en) * 2009-04-10 2010-10-14 Samsung Electronics Co., Ltd. Adaptive resource allocation protocol for newly joining relay stations in relay enhanced cellular systems
US9866609B2 (en) 2009-06-08 2018-01-09 Time Warner Cable Enterprises Llc Methods and apparatus for premises content distribution
KR101980128B1 (ko) * 2011-12-30 2019-05-21 한국전자통신연구원 하이브리드 수동형 광가입자망 시스템
US9854280B2 (en) 2012-07-10 2017-12-26 Time Warner Cable Enterprises Llc Apparatus and methods for selective enforcement of secondary content viewing
US8862155B2 (en) 2012-08-30 2014-10-14 Time Warner Cable Enterprises Llc Apparatus and methods for enabling location-based services within a premises
US9131283B2 (en) 2012-12-14 2015-09-08 Time Warner Cable Enterprises Llc Apparatus and methods for multimedia coordination
US9066153B2 (en) 2013-03-15 2015-06-23 Time Warner Cable Enterprises Llc Apparatus and methods for multicast delivery of content in a content delivery network
US10368255B2 (en) 2017-07-25 2019-07-30 Time Warner Cable Enterprises Llc Methods and apparatus for client-based dynamic control of connections to co-existing radio access networks
US9313568B2 (en) 2013-07-23 2016-04-12 Chicago Custom Acoustics, Inc. Custom earphone with dome in the canal
DE102014200226A1 (de) * 2014-01-09 2015-07-09 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Zentrale Kommunikationseinheit eines Kraftfahrzeuges
US11540148B2 (en) 2014-06-11 2022-12-27 Time Warner Cable Enterprises Llc Methods and apparatus for access point location
US10028025B2 (en) 2014-09-29 2018-07-17 Time Warner Cable Enterprises Llc Apparatus and methods for enabling presence-based and use-based services
US9992076B2 (en) * 2014-10-15 2018-06-05 Cisco Technology, Inc. Dynamic cache allocating techniques for cloud computing systems
US9935833B2 (en) 2014-11-05 2018-04-03 Time Warner Cable Enterprises Llc Methods and apparatus for determining an optimized wireless interface installation configuration
KR101943989B1 (ko) * 2015-06-05 2019-01-30 삼성전자주식회사 데이터를 송수신하는 방법, 서버 및 단말기
US9986578B2 (en) 2015-12-04 2018-05-29 Time Warner Cable Enterprises Llc Apparatus and methods for selective data network access
US9918345B2 (en) 2016-01-20 2018-03-13 Time Warner Cable Enterprises Llc Apparatus and method for wireless network services in moving vehicles
US10148453B2 (en) * 2016-02-24 2018-12-04 Qualcomm Incorporated Using update slot to synchronize to Bluetooth LE isochronous channel and communicate state changes
US10492034B2 (en) 2016-03-07 2019-11-26 Time Warner Cable Enterprises Llc Apparatus and methods for dynamic open-access networks
US10586023B2 (en) 2016-04-21 2020-03-10 Time Warner Cable Enterprises Llc Methods and apparatus for secondary content management and fraud prevention
US10687115B2 (en) 2016-06-01 2020-06-16 Time Warner Cable Enterprises Llc Cloud-based digital content recorder apparatus and methods
US10164858B2 (en) 2016-06-15 2018-12-25 Time Warner Cable Enterprises Llc Apparatus and methods for monitoring and diagnosing a wireless network
US10911794B2 (en) 2016-11-09 2021-02-02 Charter Communications Operating, Llc Apparatus and methods for selective secondary content insertion in a digital network
US10645547B2 (en) 2017-06-02 2020-05-05 Charter Communications Operating, Llc Apparatus and methods for providing wireless service in a venue
US10638361B2 (en) 2017-06-06 2020-04-28 Charter Communications Operating, Llc Methods and apparatus for dynamic control of connections to co-existing radio access networks
CN107547445B (zh) * 2017-07-31 2020-04-03 新华三技术有限公司 资源分配方法及装置
US11109290B2 (en) 2017-08-04 2021-08-31 Charter Communications Operating, Llc Switching connections over frequency bands of a wireless network
US10939142B2 (en) 2018-02-27 2021-03-02 Charter Communications Operating, Llc Apparatus and methods for content storage, distribution and security within a content distribution network
US10906483B2 (en) * 2018-06-21 2021-02-02 Robert Bosch Gmbh Reduced-complexity vehicle instrument control utilizing backchannel transmission
CN115617531B (zh) * 2022-11-16 2023-04-28 沐曦集成电路(上海)有限公司 一种快速检测离散资源的方法、装置、存储介质及设备

Family Cites Families (37)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4404557A (en) 1982-03-05 1983-09-13 Burroughs Corporation Timed token ring with multiple priorities
US5001707A (en) 1989-11-02 1991-03-19 Northern Telecom Limited Method of providing reserved bandwidth in a dual bus system
US5043981A (en) * 1990-05-29 1991-08-27 Advanced Micro Devices, Inc. Method of and system for transferring multiple priority queues into multiple logical FIFOs using a single physical FIFO
US5164938A (en) * 1991-03-28 1992-11-17 Sprint International Communications Corp. Bandwidth seizing in integrated services networks
JP3053690B2 (ja) 1992-03-18 2000-06-19 富士通株式会社 優先呼と非優先呼が混在される呼収容方式
US5313454A (en) * 1992-04-01 1994-05-17 Stratacom, Inc. Congestion control for cell networks
JPH0646082A (ja) 1992-07-22 1994-02-18 Toshiba Corp 情報転送制御方式
CA2112756C (en) * 1993-01-06 1999-12-14 Chinatsu Ikeda Burst band-width reservation method in asynchronous transfer mode (atm) network
JPH06284148A (ja) 1993-03-30 1994-10-07 Hitachi Ltd 動画通信制御方法及び通信制御装置
DE69330371T2 (de) 1993-04-19 2002-05-02 Ibm System zur netzwerkweiten Bandbreitenzuordnung
SE501272C2 (sv) 1993-05-03 1994-12-19 Ellemtel Utvecklings Ab Sätt och anordning för att åt en påkallande förbindelse välja en ledig länk
JPH06334680A (ja) 1993-05-24 1994-12-02 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 通信方法
WO1994029987A1 (en) * 1993-06-07 1994-12-22 Telecom Technologies Pty. Ltd. Communication system
US5581703A (en) * 1993-06-29 1996-12-03 International Business Machines Corporation Method and apparatus for reserving system resources to assure quality of service
JP3419080B2 (ja) 1993-07-26 2003-06-23 株式会社デンソー 回転電機
US5390182A (en) 1993-07-30 1995-02-14 Mitsubishi Electric Research Laboratories, Inc. System for synchronous bandwidth allocation in token ring networks
JPH0758744A (ja) 1993-08-20 1995-03-03 Fujitsu Ltd 緊急呼と通常呼が混在される呼収容方式
JPH0824303A (ja) 1993-09-16 1996-01-30 Isamu Watanabe お腹の周りの脂肪をとる健康器具
JPH07226756A (ja) 1994-02-10 1995-08-22 Mitsubishi Electric Corp トークンパッシング方式データ転送装置
GB2288947B (en) * 1994-04-20 1999-01-06 Roke Manor Research Improvements in or relating to ATM communication systems
ES2147610T3 (es) * 1994-07-05 2000-09-16 Koninkl Philips Electronics Nv Sistema de procesamiento de señal.
CA2162200A1 (en) * 1994-11-23 1996-05-24 Gagan Lal Choudhury Efficiently providing multiple grades of service with protection against overloads in shared resources
SE514987C2 (sv) 1995-03-30 2001-05-28 Telia Ab Förfarande och anordning vid ett telesystem för HIPERLAN- överföring
GB2301977B (en) 1995-06-05 1999-10-27 Fujitsu Ltd ABR traffic management in ATM networks
US5742592A (en) * 1995-09-01 1998-04-21 Motorola, Inc. Method for communicating data in a wireless communication system
US5872769A (en) * 1995-07-19 1999-02-16 Fujitsu Network Communications, Inc. Linked list structures for multiple levels of control in an ATM switch
JPH0946344A (ja) 1995-07-25 1997-02-14 Fujitsu Ltd パケット流量監視制御方式
US6226265B1 (en) 1995-07-25 2001-05-01 Fujitsu Limited Packet flow monitor and control system
JPH0946367A (ja) 1995-08-02 1997-02-14 Hitachi Ltd コネクション管理方法
JPH09130388A (ja) 1995-10-30 1997-05-16 Chokosoku Network Computer Gijutsu Kenkyusho:Kk 非同期転送モード網における通信帯域拡大方式
EP0781068A1 (en) 1995-12-20 1997-06-25 International Business Machines Corporation Method and system for adaptive bandwidth allocation in a high speed data network
US5768123A (en) * 1995-12-29 1998-06-16 At&T Corp System and method for capacity management in multi-service networks
US5926459A (en) * 1996-06-27 1999-07-20 Xerox Corporation Rate shaping in per-flow queued routing mechanisms for available bit rate service
JPH1065718A (ja) 1996-08-23 1998-03-06 Sony Corp データ伝送方法及び装置
KR100516538B1 (ko) 1997-01-10 2005-12-01 코닌클리케 필립스 일렉트로닉스 엔.브이. 통신버스시스템
JPH10303925A (ja) 1997-05-01 1998-11-13 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 広帯域通信網
JP4238415B2 (ja) 1998-05-26 2009-03-18 株式会社日立製作所 送信端末装置およびネットワークノードおよび中継スイッチ

Cited By (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6967973B2 (en) 1998-04-27 2005-11-22 Canon Kabushiki Kaisha Data transfer apparatus and its control method
US7095755B2 (en) 1998-04-27 2006-08-22 Canon Kk Data transfer apparatus and its control method
US6731650B1 (en) 1998-04-27 2004-05-04 Canon Kabushiki Kaisha Data transfer apparatus and its control method
US6631432B1 (en) 1998-12-24 2003-10-07 Canon Kabushiki Kaisha Information processing system, control method therefor, and information processing apparatus
JP2004520637A (ja) * 2000-05-16 2004-07-08 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 車両通信網における装置のアクセス制御方法
JP2004509518A (ja) * 2000-09-13 2004-03-25 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 通信システムおよびデバイス
US7643415B2 (en) 2000-12-19 2010-01-05 Robert Bosch Gmbh Method for controlling link connections in a communication system and corresponding communication system
JP2004515993A (ja) * 2000-12-19 2004-05-27 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 通信システムにおけるコネクションの制御方法並びに該方法用の通信システム
US7796519B2 (en) 2001-09-10 2010-09-14 Nippon Telegraph And Telephone Corporation Dynamic bandwidth allocation circuit, dynamic bandwidth allocation method, optical network unit, PON system, dynamic bandwidth allocation program and recording medium
JP2003087314A (ja) * 2001-09-13 2003-03-20 Telecommunication Advancement Organization Of Japan 帯域調停装置、帯域調停方法、帯域調停プログラム
JP2003101574A (ja) * 2001-09-20 2003-04-04 Telecommunication Advancement Organization Of Japan 帯域調停装置、帯域調停方法、帯域調停プログラム
WO2003096627A1 (fr) * 2002-05-08 2003-11-20 Sharp Kabushiki Kaisha Procede de gestion de communication, station de controle, station de communication, programme de gestion de communication et support d'enregistrement contenant ce programme de gestion de communication
US7583595B2 (en) 2005-03-31 2009-09-01 Samsung Electronics Co., Ltd. Data slot allocation method in distributed wireless personal area networks
JP2006313955A (ja) * 2005-05-06 2006-11-16 Nissan Motor Co Ltd バス通信システム及びデータ送信のための帯域割り当て方法
JP2006352522A (ja) * 2005-06-16 2006-12-28 Nissan Motor Co Ltd 通信制御装置、および通信制御方法
WO2008102555A1 (ja) * 2007-02-23 2008-08-28 Panasonic Corporation 共有経路情報取得方法、その方法で用いられる移動端末及び中継ノード
JP2010068139A (ja) * 2008-09-09 2010-03-25 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 通信装置及び品質・経路制御方法及び品質・経路制御プログラム
WO2010047124A1 (ja) 2008-10-24 2010-04-29 パナソニック株式会社 マルチメディア機器制御装置、ソース機器、シンク機器及び伝送システム
WO2010064654A1 (ja) * 2008-12-03 2010-06-10 三菱電機株式会社 通信装置および通信方法
JPWO2010064654A1 (ja) * 2008-12-03 2012-05-10 三菱電機株式会社 通信装置および通信方法
JP2011155600A (ja) * 2010-01-28 2011-08-11 Oki Electric Industry Co Ltd 通信制御装置
JP2011188443A (ja) * 2010-03-11 2011-09-22 Fujitsu Ltd 帯域管理方法、装置及びプログラム
JP2011217258A (ja) * 2010-04-01 2011-10-27 Fujitsu Semiconductor Ltd データ転送装置およびデータ転送方法
JP2022056017A (ja) * 2020-09-29 2022-04-08 株式会社デンソー 通信管理装置、通信管理方法、および通信管理プログラム
JP7354979B2 (ja) 2020-09-29 2023-10-03 株式会社デンソー 通信管理装置、通信管理方法、および通信管理プログラム
JP7468278B2 (ja) 2020-09-29 2024-04-16 株式会社デンソー 通信制御装置、通信制御方法、および通信制御プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
EP0986216A3 (en) 2002-08-28
JP3145083B2 (ja) 2001-03-12
DE69937386T2 (de) 2008-08-07
DE69937386D1 (de) 2007-12-06
US6590865B1 (en) 2003-07-08
EP0986216B1 (en) 2007-10-24
EP0986216A2 (en) 2000-03-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3145083B2 (ja) 伝送システム,帯域管理装置,および帯域管理方法
US10715461B2 (en) Network control to improve bandwidth utilization and parameterized quality of service
JP5628211B2 (ja) サービス品質を伴うマネージド共有ネットワーク内でのフレキシブルな予約要求及びスケジューリング機構
CN101601321B (zh) 用于在无线网络中传输数据分组的方法以及分配信道的方法
JP4299461B2 (ja) 回線切替チャネルへ時間スロットを割付ける方法および装置
JP2592213B2 (ja) データ処理システム及び情報伝送方法
KR20120099412A (ko) 서비스 품질을 이용해 관리되는 네트워크를 위한 시스템 및 방법
JP2006500830A (ja) 無線ネットワーク・チャンネルを管理するためのシステムおよび方法
JP2004517566A (ja) 視聴覚放送の記録を管理する方法及び関連する装置
JP2003188908A (ja) ネットワーク帯域幅を最適化する方法及びシステム
WO2010139244A1 (zh) 一种网络中资源委托调整的方法、装置及***
US7123614B2 (en) Method and device for communicating between a first and a second network
KR100815581B1 (ko) 통신 네트워크에서 링크 자원을 관리하기 위한 방법
JP2001504316A (ja) 通信ネットワーク内でスケジューリングを行うシステム,装置および方法
Woo et al. Dynamic resource allocation tor multimedia services in mobile communication environments
Corner et al. A priority scheme for the IEEE 802.14 MAC protocol for hybrid fiber-coax networks
US8472321B2 (en) Method for managing data transfer services on a network
KR100503417B1 (ko) 이더넷 수동형 광 네트워크에서의 QoS 보장형 스케쥴링시스템 및 방법
WO2014018245A1 (en) Method and apparatus for supporting variable bit-rate reservations
JP3425911B2 (ja) 非対称通信システム及びその方法
CN102687467A (zh) 用于传输单播PQoS DFID信息的方法和设备
Kurose et al. Distributed Multiple Access Protocols and Real-Time Communication
JP2002026977A (ja) データ通信システムにおける帯域配信サービス方法及びそれを実行するための通信装置
JP2001237861A (ja) データ通信装置、データ通信システムおよびデータ通信方法
WO2008010673A1 (en) Method for managing data transfer services on a network

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080105

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090105

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100105

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees