JP2000114187A - 半導体製造装置 - Google Patents

半導体製造装置

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JP2000114187A
JP2000114187A JP10283701A JP28370198A JP2000114187A JP 2000114187 A JP2000114187 A JP 2000114187A JP 10283701 A JP10283701 A JP 10283701A JP 28370198 A JP28370198 A JP 28370198A JP 2000114187 A JP2000114187 A JP 2000114187A
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Japan
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chamber
processing
atmospheric pressure
wafer
processing chamber
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JP10283701A
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Yoshinori Imai
義則 今井
Kenichi Ishiguro
謙一 石黒
Hisashi Nomura
久志 野村
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Kokusai Electric Corp
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Kokusai Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 MOSトランジスタのゲート酸化膜の大気圧
形成とシリコン多結晶膜の減圧形成過程において、歩留
まり向上と総合的な処理時間の短縮を図る。 【解決手段】 バッチ式の減圧処理室32にロードロッ
ク室44を設けて、減圧処理室32と枚葉式の大気圧処
理室31との圧力連絡を断てるようにする。大気圧処理
室31側と減圧処理室32側のそれぞれに搬送室33、
35を設けるとともに、両搬送室33、35の中間にウ
ェーハを一時保管するバッファ棚34を設けて、大気圧
処理室31に対して、および減圧処理室32に対してウ
ェーハを独立して搬送できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複数の処理室を持
ち、被処理基板を大気に晒すことなく複数の処理室で連
続して処理を行なう半導体製造装置に係り、特に複数の
処理室の圧力が異なり、一方が大気圧状態のような大気
圧下で、他方が真空ないし減圧状態のような減圧下にあ
る半導体製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体のウェーハ処理において、ウェー
ハを一枚、あるいは少枚数づつ処理できる枚葉式処理室
をロードロック式の搬送室に複数個接続し、複数の枚葉
式処理室間で連続処理を行なうことのできる半導体製造
装置が知られている。この半導体製造装置は、例えば図
4に示すように、中央にロードロック式の搬送室13を
備え、その搬送室13を取り囲むように、第1の枚葉式
処理室11、第2の枚葉式処理室12が設けられ、さら
にウェーハを収納したカセットを投入する投入室15、
カセットを払い出す払出し室16が接続される。これら
の第1、第2の枚葉式処理室11、12、投入室15、
および払出し室16と、前記搬送室13との間には気密
接続のためのゲートバルブ18、19、20、21が設
けられる。
【0003】このようなウェーハを一枚、あるいは小数
枚処理する半導体製造装置は、バッチ式で多数枚を一度
に処理するバッチ式処理装置に比べてウェーハ一枚当り
の処理時間が短縮でき、ごく薄い薄膜を制御性よく形成
できる。また一つの処理を終了した後にウェーハを大気
に晒すことなく次の処理室に遅滞なく搬送し、次工程の
処理ができるという利点があり、バッチ式処理装置で見
られた処理と処理の間に大気中の酸素や水分による意図
しない自然酸化膜の形成や、大気中の汚染物質のウェー
ハへの付着を大幅に抑制できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ウェー
ハを一枚、あるいは小数枚処理する半導体製造装置にお
いて、複数の枚葉式処理室が大気圧処理室と減圧処理室
とからなる場合であって、これらの大気圧処理室と減圧
処理室とを使用した連続処理を行なうときには問題が生
じる。例えば、図8に示すようにSi基板51上にMO
Sトランジスタのゲート酸化膜52および上部電極であ
るシリコン多結晶膜53を形成する場合、大気圧下でゲ
ート酸化膜の形成を行う第1枚葉処理部と、減圧下で多
結晶シリコン膜の形成を行う第2枚葉処理部との間でや
りとりする場合を考える。
【0005】図4において、投入室15から第1枚葉処
理室11としての大気圧処理室へはロードロック式の搬
送室13を介し大気圧下で搬送される。大気圧処理室で
の処理が終了した後に第2枚葉処理室12としての減圧
処理室に搬送するためには搬送室13を減圧にする必要
がある。したがって図5に示すように、大気圧処理室か
らウェーハを取り出した後、搬送治具17にウェーハを
保持した状態で目的の圧力になるまで減圧処理室への搬
送を待たせる必要がある(A)。
【0006】あるいは図6に示すように、ウェーハを一
時的に置くバッファ棚14を設けて大気圧処理室での処
理が済んだウェーハを搬送治具17から開放し、バッフ
ァ棚14に一時退避し、次の要処理ウェーハを投入室1
5から大気圧処理室に搬送し、大気圧処理室で処理が進
行している間に搬送室13を減圧にし、減圧処理室にバ
ッファ棚14のウェーハを搬送する方法も考えられる。
【0007】しかしながらこの方法では、図7に示すよ
うに、搬送室13が減圧状態時に大気圧処理室の処理が
完了した場合、圧力差があるため大気圧処理室と搬送室
13の間のゲートバルブ18を開けることができず、大
気圧処理室のウェーハを搬送室13に回収できない。そ
の結果、大気圧処理室内でウェーハを待機させることに
なり(B)、大気圧処理室内のウェーハ滞在時間を一定
に保つことができず、処理時間にばらつきが生じる。そ
の結果、MOSトランジスタのゲート酸化膜およびシリ
コン多結晶膜の効率的な形成ができない。
【0008】このような待ち時間を減らすためには、全
て減圧あるいは全て大気圧の処理室を組み合わせるか、
搬送室13の減圧時間、大気圧復帰時間を考慮に入れた
搬送手順を構成する必要がある。
【0009】しかしながら前者では、組み合わせる処理
は大気圧処理室のみ、あるいは減圧処理室のみという制
限が生じる。また後者は搬送室の減圧、および大気圧復
帰を搬送ごとに行わねばならないため、必然的に総合的
な処理時間の大幅な増加となり、大気暴露せずに連続処
理ができるという優位性が失われる。
【0010】本発明の課題は、前述した従来技術の問題
点を解決し、大気暴露せずに連続処理ができるという優
位性を失うことなく、大気圧処理と減圧処理の連続処理
を効率的に行える半導体製造装置を提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、大気圧状態の
下で1枚または小数枚ずつ被処理基板に第1の処理を施
す枚葉式処理室と、前記枚葉式処理室で第1の処理の済
んだ被処理基板をボートに多数枚収容しかつ減圧状態の
下で各被処理基板に第2の処理を施すバッチ式処理室
と、前記バッチ式処理室に対して被処理基板を多数枚収
容したボートを真空状態で出し入れするロードロック室
と、前記第1の処理の済んだ被処理基板、または前記第
2の処理の済んだ被処理基板を大気圧状態の下で多数枚
一時収容する基板受渡し室と、前記基板受渡し室と前記
枚葉式処理室との間で被処理基板のやりとりを大気圧状
態の下で行う第1搬送部と、前記基板受渡し室と前記ロ
ードロック室との間で、大気圧状態の下で被処理基板の
やりとりを行う第2搬送部とを備えた基板処理装置であ
る。
【0012】減圧状態には真空状態も含まれる。大気圧
状態は大気圧に近い状態のみならず、減圧状態と大きな
圧力差が生じる大気圧よりも低い状態、あるいは大気圧
よりも高い状態も含まれる。小数枚とは2〜5枚、好ま
しくは2〜3枚である。基板受渡し室はバッファ棚など
で構成され、被処理基板の収容枚数は、ボートに収容す
る枚数よりも多いことが好ましい。第1搬送部および第
2搬送部は被処理基板を1枚または小数枚ずつやりとり
することが好ましい。バッチ式処理室に対するロードロ
ック室からのボートの出し入れは、ボート上下機構によ
り行う。
【0013】第1の搬送部を介して大気圧状態の下で、
装置内に投入された被処理基板を枚葉式処理室に1枚な
いし小数枚搬送する。同じく大気圧状態下の枚葉式処理
室で被処理基板に第1の処理を施す。枚葉式処理室で処
理された被処理基板は、処理が終わる毎に大気圧状態下
の第1搬送部を介して基板受渡し室に収容される。
【0014】基板受渡し室に収容された被処理基板がボ
ートに収容可能な多数枚に達したら、基板受渡し室の多
数枚の被処理基板を第2搬送部を介して大気圧状態下に
あるロードロック室の前記ボートに収容していく。ボー
トに収容された被処理基板が所定枚数に達したら、ロー
ドロック室を真空状態にする。多数枚の被処理基板が収
容されたボートをロードロック室から減圧状態下にある
バッチ式処理室に入れる。バッチ式処理室で被処理基板
に第2の処理を施す。第2の処理を施した後、ボートを
バッチ式処理室から真空状態が保持されているロードロ
ック室に出す。ロードロック室を大気圧状態に戻す。ボ
ートに収容された多数枚の被処理基板を第2搬送部を介
してロードロック室から基板受渡し室に移載していく。
ボートに収容された全ての被処理基板の移載が終わった
ら、基板受渡し室から第1の搬送部を介して被処理基板
を装置外へ払い出す。
【0015】基板受渡し室とロードロック室、あるいは
ロードロック室とバッチ式処理室とで被処理基板のやり
とりをしている間も、枚葉処理室での第1の処理と基板
受渡し室への搬送は並行して動作しており、第1の処理
を完了した被処理基板は基板受渡し室に順次収納され
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を説明
する。
【0017】図1は代表的な半導体デバイスであるMO
Sトランジスタのゲート酸化膜または酸窒化膜の形成処
理と上部電極であるシリコン多結晶膜形成処理の二つの
処理をウェーハを大気に晒すことなく連続して行う半導
体製造装置例である。ここで、二つの処理をウェーハを
大気に晒すことなく連続して行うことで自然酸化膜形成
や汚染物質の付着を抑制できるため、MOSトランジス
タの性能や歩留まりが上がる。また薄い酸化膜を形成す
るためにはバッチ式の酸化処理よりもウェーハを一枚、
あるいは少数枚ずつ処理して酸化する方が膜厚制御性や
処理速度の点で有利であることは知られている。また、
酸化処理は通常大気圧処理であり、シリコン多結晶膜形
成処理は通常減圧処理である。
【0018】図1に示すように半導体製造装置は、大気
圧の状態の下で1枚または小数枚ずつ被処理基板として
のウェーハに酸化膜処理を施す大気圧処理室31と、大
気圧処理室31で酸化膜処理の済んだウェーハをボート
45に多数枚収容しかつ減圧状態で各ウェーハにシリコ
ン多結晶膜の形成処理を施す減圧処理室32と、酸化膜
処理の済んだウェーハまたはシリコン多結晶膜の形成処
理の済んだウェーハを大気圧の状態の下で多数枚一時収
容する基板受渡し室としてのバッファ棚34と、大気圧
処理室31とバッファ棚34との間でウェーハのやりと
りを大気圧状態の下で搬送治具42を使って行う第1搬
送室33とを主に備える。搬送治具42はウェーハを1
枚または小数枚を同時に搬送することができるような構
造になっている。
【0019】この第1搬送室33は装置の略中央に位置
し、この第1搬送室33を取り囲むように、前記大気圧
処理室31、バッファ棚34、およびウェーハを収納し
たカセットを投入する投入室36、投入室36と横並び
でカセットを払い出す払出し室37が設けられる。前記
大気圧処理室31、投入室36、および払出し室37
と、第1搬送室33との間には気密接続のためのゲート
バルブ38、39、40が設けられる。
【0020】また、ウェーハを一時的に置くバッファ棚
34には、このバッファ棚34と、ウェーハを大気に暴
露せずに処理するためのロードロック室44との間で大
気圧状態の下でウェーハのやりとりを搬送治具43を使
って行う第2搬送室35が接続され、この第2搬送室3
5には前記減圧処理室32に対して多数枚のウェーハを
収容したウェーハボート45を出し入れするロードロッ
ク室44が接続されている。このロードロック室44
は、ボックスを真空チャンバ構造にしロードロック構造
により減圧処理室32内を減圧状態ないし真空状態に保
ったままウェーハボート45の出し入れができるように
なっている。
【0021】バッファ棚34、第2搬送室35、ロード
ロック室44、減圧処理室32の配置関係は、図1のA
−A′線断面図である図2に示すようになっている。バ
ッファ棚34の隣に第2の搬送室35が開放状態で接続
され、第2の搬送室35にはロードロック室44がゲー
トバルブ41を介して気密状態で接続される。ロードロ
ック室44の真上に減圧処理室32が設けられる。減圧
処理室に対するウェーハボート45の出し入れは、ボー
ト上下機構としてのエレベータ46によって行う。
【0022】なお、図1のレイアウト例では、第2搬送
室35およびロードロック室44、減圧処理室32をバ
ッファ棚34に対して、投入室36および払出し室37
の取付け側と反対方向(矢印方向)に延びるように直列
接続したが、これは設置面積を低減するためである。設
置面積が許容できるのであれば、投入室36及び払出し
室37が並ぶ横並び方向に延ばしてもよい。いずれにし
てもレイアウトは自由である。
【0023】さて上記のような構成における作用を図3
を用いて説明する。
【0024】始めに第1搬送室33と投入室36および
大気圧処理室31との間にそれぞれ設けられたゲートバ
ルブ38、39を開ける。搬送治具42を投入室36に
挿入して、投入室36に投入されたカセットから1枚ま
たは2〜3枚のウェーハを抜取り、大気圧処理室31へ
搬送する(a)。この時の第1搬送室33の圧力は大気
圧である。大気圧処理室31のゲートバルブ38を閉じ
て大気圧処理室31で酸化膜処理をする(b)。ゲート
バルブ38を開いて酸化膜処理を終了したウェーハを搬
送治具42でバッファ棚34に収納する(c)。バッフ
ァ棚34に所定枚数収納されるまで上記操作を繰り返
す。
【0025】上記操作を繰り返した後、ロードロック室
44のゲートバルブ41を開放し、第2搬送室35内の
搬送治具43を使ってバッファ棚34からロードロック
室44内のバッチ式処理用のウェーハボート45に順次
ウェーハを搬送(d)、収納していく(e)。1度に処
理可能な枚数がウェーハボート45に収納し終わった
ら、ゲートバルブ41を閉じ、ロードロック室44を減
圧にする(f)。ウェーハボート45を減圧処理室32
内にエレベータ46を使ってロードし(g)、ボート4
5下部で減圧処理室32を塞いでシリコン多結晶膜形成
を行う(h)。シリコン多結晶膜の形成が終わったら、
減圧処理室32からウェーハボート45をアンロードし
(i)、ロードロック室44に返す。ゲートバルブ41
を開けてロードロック室44を大気圧に戻した後
(j)、搬送治具43によりボート45に収納されてい
るウェーハを搬送して(k)、ボート45から再びバッ
ファ棚34に収納する(l)。
【0026】この間も大気圧処理室31での酸化膜処理
(b)とバッファ棚34への搬送(a)は並行して動作
しており、酸化処理を完了したウェーハはバッファ棚3
4に順次収納される(c)。
【0027】大気圧処理室31で多結晶シリコン膜を形
成し終わり、バッファ棚34に収納されているウェーハ
は、大気圧処理室31でウェーハの酸化処理を行ってい
る時間で、かつ搬送治具42の動作空き時間を利用し
て、ゲートバルブ40を開けることにより、バッファ棚
34から払出し室37に搬送されたうえ(m)、払出し
室37から払い出されて(n)、全ての処理を完了す
る。
【0028】実施形態では、バッファ棚34をプロセス
の中心に位置させ、バッファ棚34の一方に第1の搬送
室33を介して大気圧処理室31を接続し、バッファ棚
34の他方に第2の搬送室35を介して減圧処理室32
を接続するとともに、減圧処理室32にはロードロック
室44を設けて、減圧処理室32と大気圧処理室31と
の圧力連絡を断てるようにしたので、大気圧処理室31
からバッファ棚34、およびバッファ棚34から減圧処
理室32また減圧処理室32からバッファ棚34への移
送を、圧力差の影響を受けずに、独立して行うことがで
きる。
【0029】また、大気圧処理室31側の搬送室33と
減圧処理室32側の搬送室35とを別個に設けたので、
大気圧処理室31とバッファ棚34との間、およびバッ
ファ棚34とロードロック室44との間で並行してウェ
ーハのやりとりを行うことができる。
【0030】さらに、これにより大気圧処理室31は減
圧処理室32の減圧状態の影響を受けないので、大気圧
処理室31内にウェーハを待機させずに、いつでも大気
圧処理室31から酸化処理済みのウェーハを取り出して
バッファ棚34に搬送することができる。また、大気圧
処理室31から酸化処理済みのウェーハを取り出してバ
ッファ棚34へ移送するときにも、バッファ棚34と減
圧処理室32との間にロードロック室44を介在させる
ことにより、減圧処理室32とバッファ棚34との連絡
を断ち、減圧処理室32の減圧状態がバッファ棚34や
第1搬送室33に伝わらないようにしたので、減圧処理
室32へのウェーハ搬送や、減圧処理室32からのウェ
ーハ取出しを待たせることがない。
【0031】このように大気圧状態が最適な処理と、減
圧状態が最適な処理を連続して行う場合の搬送圧力調整
時間を縮小できるため、全体として処理効率が向上す
る。また、一枚あるいは少数枚処理が最適な処理と、バ
ッチ式で大量処理が最適な処理を互いに組合せることが
できるため、それぞれの利点を生かした処理の組み合わ
せが可能になる。これらの組み合わせにより、特にMO
Sトランジスタのゲート酸化膜とシリコン多結晶膜の形
成過程において、搬送圧力調整のための待ち時間を設け
ずに二つの処理を連続処理にすることができ、製品の歩
留まり向上、および総合的な処理時間の短縮が図れる。
【0032】なお、上記実施の形態では、大気圧処理室
と減圧処理室とがそれぞれ1室の場合を説明したが、2
室以上の場合にも本発明を適用できる。また、バッファ
棚を中心にして一方に第1搬送室と大気圧処理室、他方
に第2搬送室、ロードロック室、減圧処理室を配置した
が、この配置レイアウトを変更しない限り、変更は任意
である。例えば各室の形状は任意であり、また搬送室内
に設けられる搬送治具も制約を受けない。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、バッチ式処理室に対し
て多数枚の被処理基板を収容したボートを真空状態で出
し入れするロードロック室を備えたので、大気圧処理と
減圧処理との2つの処理を大気暴露せずに続けて行う過
程において、搬送部での圧力調整のための待ち時間を設
けずに二つの処理を連続処理にすることができ、製品の
歩留まり向上、および総合的な処理時間の短縮が図れ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態による半導体製造装置の概略平面図で
ある。
【図2】図1のA−A′線断面図である。
【図3】実施形態のタイムチャートである。
【図4】従来例による半導体製造装置の概略平面図であ
る。
【図5】従来例のタイムチャートである。
【図6】他の従来例の半導体製造装置の概略平面図であ
る。
【図7】他の従来例のタイムチャートである。
【図8】シリコン基板上に形成したゲート酸化膜上にシ
リコン多結晶膜を形成したMOSトランジスタの概略断
面図である。
【符号の説明】
31 大気圧処理室(枚葉式処理室) 32 減圧処理室(バッチ式処理室) 33 第1搬送室 34 バッファ棚(基板受渡し室) 35 第2搬送室 36 投入室 37 払出し室 38 ゲートバルブ 39 ゲートバルブ 40 ゲートバルブ 41 ゲートバルブ 42 搬送治具 43 搬送治具 44 ロードロック室 45 ウェーハボート 46 エレベータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野村 久志 東京都中野区東中野三丁目14番20号 国際 電気株式会社内 Fターム(参考) 5F045 AA06 AB03 AB32 BB08 BB10 CA05 DP19 EB08 EB10 EB12 EN02 EN05

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】大気圧状態の下で1枚または小数枚ずつ被
    処理基板に第1の処理を施す枚葉式処理室と、 前記枚葉式処理室で第1の処理の済んだ被処理基板をボ
    ートに多数枚収容しかつ減圧状態の下で各被処理基板に
    第2の処理を施すバッチ式処理室と、 前記バッチ式処理室に対して被処理基板を多数枚収容し
    たボートを真空状態で出し入れするロードロック室と、 前記第1の処理の済んだ被処理基板、または前記第2の
    処理の済んだ被処理基板を大気圧状態の下で多数枚一時
    収容する基板受渡し室と、 前記基板受渡し室と前記枚葉式処理室との間で被処理基
    板のやりとりを大気圧状態の下で行う第1搬送部と、 前記基板受渡し室と前記ロードロック室との間で、大気
    圧状態の下で被処理基板のやりとりを行う第2搬送部と
    を備えた基板処理装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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