JP2000106233A - プリント基板用コネクタ - Google Patents

プリント基板用コネクタ

Info

Publication number
JP2000106233A
JP2000106233A JP10273565A JP27356598A JP2000106233A JP 2000106233 A JP2000106233 A JP 2000106233A JP 10273565 A JP10273565 A JP 10273565A JP 27356598 A JP27356598 A JP 27356598A JP 2000106233 A JP2000106233 A JP 2000106233A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
lower plate
connector housing
circuit board
printed circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10273565A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Masaoka
広明 正岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Harness System Technologies Research Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd, Sumitomo Electric Industries Ltd, Harness System Technologies Research Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP10273565A priority Critical patent/JP2000106233A/ja
Publication of JP2000106233A publication Critical patent/JP2000106233A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子制御ユニットのプリント基板に複数個の
コネクタを取り付ける場合に、必要なネジの数が少な
く、取付けの工数も少なくてすみ、実装用のスペースも
節約できるようなコネクタを提供する。 【解決手段】 プリント基板用コネクタの両側部に設け
られる固定部5を、コネクタハウジングの下端位置でコ
ネクタハウジングの手前側へ延出する下板部6と、該下
板部6の板厚相当分だけ下板部6より上方の位置でコネ
クタハウジングの奥側へ延出する上板部7とを有する形
状とし、上下の板部6,7にそれぞれ上下方向の通孔
9,10を設ける。そして、プリント基板上に複数のコ
ネクタを互いに対面させてた並べたときに隣接するコネ
クタハウジングの一方の固定部の上板部7と他方の固定
部の下板部6とが上下に重なり合って、それぞれに設け
られた通孔が合致し、共通のネジ11を挿通して締め付
けることができるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車に搭載され
る電子制御ユニット等のプリント回路基板(以下、「プ
リント基板」と呼ぶ)用コネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、自動車に設けられている多数の
スイッチの信号配線は、分岐回路を有するジョイントボ
ックスに接続される。このジョイントボックスに装着さ
れる電子ユニット内には、プリント基板上にジョイント
ボックスからの信号を入出力するための垂直タイプのコ
ネクタが実装されており、このコネクタを介してジョイ
ントボックスのバスバーと電気的接続をとっている。こ
の垂直タイプのコネクタは、ネジでプリント基板に固定
するとともにその端子を半田付けしている。
【0003】このような自動車に搭載される電子ユニッ
ト内のコネクタは、自動車の振動に対する十分な保持力
を得るため、図5に示すように、コネクタハウジング2
の両側部に突出させた固定部3,3にネジ挿通用穴4を
有するボス部4aを設け、上記ネジ挿通穴4を利用して
プリント基板にネジ(図示せず)で締め付けて固着され
るようにしているが、通常、コネクタ1個に付き2箇所
でネジ締着が必要であり、コネクタを複数個使用する場
合は、コネクタの数の2倍だけネジ締着箇所も必要とな
る。このため、実装スペースが増加し、ネジ締め付けの
ためのスペースと加工工数も増加するという問題点があ
った。
【0004】なお、専用の端子を組み合わせたコネクタ
でスペースを有効活用しているものもあるが、汎用性に
乏しいという問題点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来、この種のプリン
ト基板では、大電力用と小電力用でコネクタを使い分け
ており、この場合それぞれのコネクタに実装面積が必要
であるため、基板におけるコネクタのスペース占用率が
高くなり、他の部品や配線のためのスペースが少なくな
るのみならず、コネクタ自体のスペースにも制約が生じ
ることが多くなっている。
【0006】また、各機種ごとに専用の異なる端子を組
み合わせたコネクタが使用されることも多いが、この場
合は機種ごとに異なるコネクタが必要となり、基板へ実
装するコネクタの数も多くなる。このように、コネクタ
の数が多くなれば、その実装に必要なスペースが増加す
るのみならず、ネジ止め工数も増加するという問題点が
あった。
【0007】そこで本発明は、複数個のコネクタを基板
に取り付ける場合に、必要なネジの数が少なく、取付け
の工数も少なくてすみ、実装用のスペースも節約できる
ようなコネクタを提供することを課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、コネクタハウジングの両側部に、通孔を
有する固定部を突設し、該固定部の通孔に挿通されるネ
ジによりプリント基板に取付けるプリント基板用コネク
タにおいて、上記固定部を、コネクタハウジングの下端
位置でプリント基板の板面に平行にコネクタハウジング
の手前側へ延出する下板部と、該下板部の板厚相当分だ
け下板部より上方の位置でプリント基板の板面に平行に
コネクタハウジングの奥側へ延出する上板部とを有する
形状に形成するとともに、上記上下の板部にそれぞれ上
下方向の通孔を設け、プリント基板上に複数のコネクタ
を互いに対面させてた並べたときに隣接するコネクタハ
ウジングの一方の固定部の上板部と他方の固定部の下板
部とが上下に重なり合って、それぞれに設けられた通孔
が合致するように、固定部を構成したことを特徴として
いる。
【0009】上記本発明によれば、複数個のコネクタを
一つの基板に取り付ける場合に、各コネクタを並べて配
置し、隣接するコネクタのうちで一方のコネクタの固定
部の下板部上に他方のコネクタの固定部の上板部をそれ
ぞれの通孔が合致するように重ね合わせた状態で、これ
らの通孔に共通のネジを挿通して締め付けることができ
るので、1本のネジで二つの固定部を同時に締めつけ固
定することができる。このため、コネクタの数が増えて
も、ネジの数と締め付けに必要な工数がそれほど増加し
ない。
【0010】また、隣接する二つのコネクタの対向する
固定部同士を重ね合わせて固定するので、当該重なり合
った面積だけ実装用のスペースを節約することができ
る。
【0011】本発明のコネクタにおいて、上記固定部の
下板部または上板部の通孔形成箇所に、上方または下方
に突出する筒状の係合部を設けておいてもよい。このよ
うにすれば、コネクタを並べて、一方のコネクタの固定
部の下板部上に他方のコネクタの固定部の上板部を重ね
合わせるときに、その重ね合わせ部分で上下いずれかの
板部の通孔形成箇所に設けられた係合部が他の板部の通
孔に係合して両者が位置決めされ、ネジによる締結作業
が簡単になる。
【0012】なお、本発明のコネクタを単独でプリント
基板に実装する場合は、通常のものと同様に、下板部又
は上板部のいずれか(好ましくは下板部)の通孔にネジ
を挿通して締め付ければよい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下図面に基づいて、この発明を
より具体的に説明する。このコネクタCは、図1、図2
に示すように、コネクタハウジング2の底部に複数の端
子T,…が設けられており、上記コネクタハウジング2
の左右両側部の下部寄りの位置には、プリント基板1に
対する固定部5,5が一体に突設されている。
【0014】上記固定部5は、コネクタハウジング2の
下端位置でプリント基板1の板面に平行にコネクタハウ
ジング2の手前側へ延出する下板部6と、該下板部6の
板厚相当分だけ下板部6より上方の位置でプリント基板
1の板面に平行にコネクタハウジング2の奥側へ延出す
る上板部7とを有し、これらの上下の板部6,7が段部
8を介して連なった屈曲形状に形成されている。
【0015】下板部6の手前側部分はコネクタハウジン
グの面Aから所定量だけ突出しており、上板部7の先端
部も同様に面Bから奥側に所定量だけ突出している。
【0016】上記固定部5の下板部6と上板部7とに
は、上下方向の通孔9,10がそれぞれ設けられてい
る。この通孔9,10は、固定用のネジ11を挿入する
締め付け用の穴であり、締め付け用のネジがボルトであ
る場合はバカ穴として形成されるる。また、図示の実施
形態では、下板部6の通孔形成箇所に上方へ突出する筒
状の係合部9aが設けられている。この係合部9aは、
その外径が上板部7の通孔10の径に対応する程度に形
成され、後述のように固定部5の下板部6に他のコネク
タの固定部5の上板部7が重ね合わされたときに係合部
9aが通孔10に嵌まり込むようになっている。
【0017】このコネクタCは、1個づつ独立に基板1
に取り付けることもできるが、図2、図3に示すよう
に、複数(これらの図では2つ)のコネクタC1,C2
を互いに対面する状態に並べて取り付けることもでき
る。このとき、一方のコネクタC1の奥側の面Bに他方
のコネクタC2の手前側の面Aを密着させた状態で重ね
合わせる。
【0018】すると、下板部6の通孔形成箇所には係合
部9aが設けられているので、コネクタC1の固定部5
の上板部6とコネクタC2の固定部5の下板部7とが重
なり合う部分において、係合部9aが通孔10に嵌合す
ることにより、両コネクタC1,C2が互いに位置決め
され、プリント基板1への取付作業中にコネクタC1,
C2同士がずれることがない。そして、ネジ11がボル
トであれば係合部9aに挿通された状態で、先端にナッ
ト12が螺着されることにより、コネクタC1,C2の
固定部5,5がプリント基板1に締着される。
【0019】このコネクタは、上記のように、複数個を
並設する場合に、隣接するコネクタの固定部同士を重ね
合わせて共通のネジで締め付け固定するので、該ネジを
共用する分だけ、ネジの数と締め付け工数を節約するこ
とができる。また、側部に突出する固定部を重ね合わせ
て取り付けるので、その分だけ取付けに必要なスペース
が少なくてすみ、他の電子部品や配線を設けるスペース
を広げることができることとなる。
【0020】なお、締め付け用のネジがビス状である場
合に、固定部5の通孔は内面に雌ネジを刻設したものと
すればよい。
【0021】また、締め付け用のネジをタッピングネジ
とすれば、通孔の内面に雌ネジを刻設する必要もなく、
ナットで固定する必要もない。
【0022】また、上記の図2,図3に示す例では二つ
のコネクタC1,C2を並べて取り付けているが、図4
に示すように、3個以上のコネクタを並べて取り付ける
場合も同様である。図4の(a)は本発明のコネクタの
実装例であり、同図(b)は従来のコネクタの実装例で
ある。図4からわかるように、複数のコネクタを実装す
る場合に、本発明のコネクタを使用した場合の実装幅D
1は従来のコネクタを使用した場合の実装幅D2よりも
小さくなる。
【0023】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
にかかるプリント基板用コネクタは、プリント基板にネ
ジで取り付けられるもので、複数のコネクタのネジ締め
付け部分を重ね合わせて共通のネジで締め付けることが
できるので、ネジの数と締め付けに必要な工数を節約す
ることが可能となるとともに、コネクタ設置用のスペー
スも節約することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコネクタの一例を表す斜視図である。
【図2】その実装方法を表す斜視図である。
【図3】その実装状態における側面図である。
【図4】本発明のコネクタと従来のコネクタの実装状態
の側面図である。
【図5】従来のコネクタの実装状態を表す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 プリント基板 1a 通孔 2 コネクタハウジング 5 固定部 6 下板部 7 上板部 9,10 通孔 9a 係合部 11 ネジ A,B コネクタハウジングの面 C コネクタ T 端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 正岡 広明 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 Fターム(参考) 5E023 AA04 AA16 BB02 BB22 CC22 GG01 GG07 HH18 HH30

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタハウジングの両側部に、通孔を
    有する固定部を突設し、該固定部の通孔に挿通されるネ
    ジによりプリント基板に取付けるプリント基板用コネク
    タにおいて、上記固定部を、コネクタハウジングの下端
    位置でプリント基板の板面に平行にコネクタハウジング
    の手前側へ延出する下板部と、該下板部の板厚相当分だ
    け下板部より上方の位置でプリント基板の板面に平行に
    コネクタハウジングの奥側へ延出する上板部とを有する
    形状に形成するとともに、上記上下の板部にそれぞれ上
    下方向の通孔を設け、プリント基板上に複数のコネクタ
    を互いに対面させてた並べたときに隣接するコネクタハ
    ウジングの一方の固定部の上板部と他方の固定部の下板
    部とが上下に重なり合って、それぞれに設けられた通孔
    が合致するように、固定部を構成したことを特徴とする
    プリント基板用コネクタ。
  2. 【請求項2】 上記固定部の下板部または上板部の通孔
    形成箇所に、上方または下方に突出する筒状の係合部を
    設けた請求項1記載のプリント基板用コネクタ。
JP10273565A 1998-09-28 1998-09-28 プリント基板用コネクタ Pending JP2000106233A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10273565A JP2000106233A (ja) 1998-09-28 1998-09-28 プリント基板用コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10273565A JP2000106233A (ja) 1998-09-28 1998-09-28 プリント基板用コネクタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000106233A true JP2000106233A (ja) 2000-04-11

Family

ID=17529585

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10273565A Pending JP2000106233A (ja) 1998-09-28 1998-09-28 プリント基板用コネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000106233A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002012097A (ja) * 2000-06-28 2002-01-15 Unisia Jecs Corp 車両用電子制御装置
JP2010244814A (ja) * 2009-04-03 2010-10-28 Denso Corp 車載用制御装置のコネクタ固定構造
WO2013005697A1 (ja) * 2011-07-04 2013-01-10 三菱重工パーキング株式会社 接触式コネクタ

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002012097A (ja) * 2000-06-28 2002-01-15 Unisia Jecs Corp 車両用電子制御装置
JP2010244814A (ja) * 2009-04-03 2010-10-28 Denso Corp 車載用制御装置のコネクタ固定構造
JP4735999B2 (ja) * 2009-04-03 2011-07-27 株式会社デンソー 車載用制御装置のコネクタ固定構造
WO2013005697A1 (ja) * 2011-07-04 2013-01-10 三菱重工パーキング株式会社 接触式コネクタ
JP2013016350A (ja) * 2011-07-04 2013-01-24 Nanahoshi Kagaku Kenkyusho:Kk 接触式コネクタ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6697262B2 (en) Electromechanical device for mounting an electronic assembly on a mounting rack, in particular for mounting a display instrument recessed in a dashboard
EP2768083A1 (en) Connector
JPH09139264A (ja) Pcb用多極コネクタ
US5543581A (en) Branching connection box for electrical circuits
US6065977A (en) Device for connecting circuit boards to each other
JP2000106233A (ja) プリント基板用コネクタ
JP2516104Y2 (ja) プリント配線板
KR200243895Y1 (ko) 단자대 모듈의 접지 구조
JPH0611282U (ja) Catv用機器の接栓取付構造
JP2007124862A (ja) バスバー付き回路基板
JP3487542B2 (ja) 屈曲配線板
JP2000091003A (ja) プリント基板用コネクタ
JP3006543B2 (ja) 給電ユニット
JPH11297387A (ja) プリント基板相互間接続用コネクタ
JP2001185255A (ja) 基板固定構造
JPH0230869Y2 (ja)
KR200290721Y1 (ko) 인쇄회로기판의 대용량 와이어 고정용 볼트
JPH10284177A (ja) 電気接続構造
JP2000200640A (ja) コネクタ
JP2926675B2 (ja) メータモジュールの車両への組付け方法
JPH04186790A (ja) プリント配線板への電子部品装着方法
JP3356117B2 (ja) 電気接続箱
KR200290720Y1 (ko) 인쇄회로기판의 대용량 와이어 고정용 볼트
EP0984516B1 (en) Electrical connector for a PCB
JP2005045882A (ja) 電気接続箱の車両搭載構造

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030107