JP2000104457A - 複層ガラス - Google Patents
複層ガラスInfo
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- Y02B80/22—Glazing, e.g. vaccum glazing
Landscapes
- Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
- Joining Of Glass To Other Materials (AREA)
Abstract
封着材の接着性能の低下をも防ぐことができる複層ガラ
スを提供することを目的とする。 【解決手段】 本発明は、2枚の板ガラスを所定の間隔
で隔置し、この間隔を保持するスペーサーをこのパネル
の周縁端部に配設することにより密封された中空空間が
形成されている複層ガラスにおいて、最外層の封着材は
自己粘着性を有する樹脂層からなるものであり、該最外
層の封着材の表面に粉体を付着させるようにしたことを
特徴とする。
Description
複層ガラスに関する。
な住環境をつくるため、従来に増して断熱性能を有する
複層ガラスの使用頻度が高まり、急速に普及している。
この複層ガラスとして、種々のものが使用されまた、提
案されている。
は、特開昭59-45149号公報などに開示されているような
乾燥剤を充填したアルミニウム製筒状中空体などが知ら
れている。その外側に2枚の板ガラスと形成される断面
が略コ字状の開放された凹状空間に2次封着材として液
状のポリサルファイド系、シリコーン系、ポリウレタン
系樹脂を塗布充填し、常温付近の温度で硬化させると同
時に板ガラスと強固に接着一体化させる、いわゆるデュ
アルシール方式の複層ガラスが現在、最も一般的なもの
である。
着材を液体の状態から硬化させるのに時間がかかり、生
産性が悪いのでアルミニウム製筒状中空体の外側の封着
材としてホットメルトブチルなどの自己粘着性を有する
樹脂を使用した複層ガラスが実用化されている。
平6-123191号公報には、乾燥剤を充填した自己粘着性を
有する樹脂層の中に、連続した剛性スペーサー、例えば
波形のアルミニウム板などを埋設した紐状のものを、一
方の板ガラスの周縁端部のやや内側に貼り付けた後、そ
の上に他方の板ガラスを貼り付け圧着し、粘着一体化さ
せ、2枚の板ガラスとスペーサーで密封された中空空間
が形成される、いわゆるシングルシール方式の複層ガラ
スが記載されており、現在一部使用されているものもあ
る。
イプの複層ガラスは、封着材を硬化させる必要がなく、
生産性は向上するが、ホットメルトブチルなどの自己粘
着性を有する封着材は特有のべたつきがあり、取り扱い
(ハンドリング)が困難であるので、テープなどで表面
を被覆してべたつきを抑制する方法が実用化されている
が、封着材とテープの間に雨水などの水分が侵入しやす
く、いったん侵入すると水分が抜け難く接着性を低下さ
せる恐れがあった。
ものであり、べたつきを抑制しながら、水分の侵入を防
ぎ、封着材の接着性能の低下をも防ぐことができる複層
ガラスを提供することを目的とする。
ために、本発明は、2枚の板ガラスを所定の間隔で隔置
し、この間隔を保持するスペーサーをこのパネルの周縁
端部に配設し、最外層に封着材を配設することにより密
封された中空空間が形成されている複層ガラスにおい
て、最外層の封着材は自己粘着性を有する樹脂層からな
るものであり、該最外層の封着材の表面に粉体を付着さ
せるか、あるいは2枚の板ガラスを所定の間隔で隔置
し、この間隔を保持するスペーサーを兼用する封着材を
このパネルの周縁端部に配設することにより、密封され
た中空空間が形成されている複層ガラスにおいて、該封
着材は自己粘着性を有する樹脂層からなるものであり、
該封着材の表面に粉体を付着させるようにしたことを特
徴とする。
製、あるいはこれらの材料を組み合わせたもの、例えば
樹脂製スペーサーに金属を埋設したものなどを採用する
ことができる。
ルなどの自己粘着性を有する封着材を使用するので、液
体の状態から硬化させる必要がないので、生産性が高
く、即納性を維持でき、さらに粉体を自己粘着性を有す
る封着材の少なくとも外側露出部分に付着させることに
よって、特有のべたつきを防ぐことができるので作業性
が向上するだけでなく、雨水などの水分の侵入を防ぐこ
とができるので封着性能の低下を抑制することができ
る。
ロート板ガラス、熱線吸収板ガラス、熱線反射板ガラ
ス、高性能熱線反射板ガラス、線入板ガラス、網入板ガ
ラス、型板ガラス、強化ガラス、倍強度ガラス、低反射
板ガラス、撥水処理板ガラス、親水処理板ガラス、光触
媒処理板ガラス、導電性処理板ガラス、高透過板ガラ
ス、摺りガラス、タペスティ(フロスト)ガラス、セラ
ミックス印刷ガラス、フュージョンガラス、ステンドガ
ラス、合わせガラス、低膨張板ガラス(ホウケイ酸ガラ
スを含む)、低融点板ガラスなど各種板ガラスを適宜組
み合わせることができるが、少なくとも1枚はこれら各
種板ガラスに特殊金属膜をコーティングした低放射板ガ
ラスか、あるいは特殊金属膜をコーティングした樹脂フ
ィルムを貼り付けた低放射板ガラスを採用することが好
ましい。
は、JIS R 3106ー1985(板ガラスの透過
率・反射率・日射熱取得率試験方法)に定める垂直放射
率が0.20 以下の、好ましくは0.10 以下のガラス
を1枚以上使用したもの、または垂直放射率が0.35
以下の、好ましくは0.25 以下のガラスを2枚使用し
たものである。
9 mm以上のものが用いられるが、強化ガラスの場合
で、とくに化学強化ガラスなどの場合はこの限りではな
く、1.9 mm以下のものを用いることができる。
るが、3枚以上の板ガラスをそれぞれ間隔を設けて組み
合わせても勿論構わない。さらに無機ガラス以外に、ア
クリル板、ポリカーボネート板などの樹脂ガラスでもよ
く、とくに限定されない。
上、好ましくは2mm以上である。3枚以上の板ガラス
を組み合わせて使用する場合でも、それぞれの間隔は、
同様に0.2 mm以上、好ましくは2mm以上である。
(ゴム、エラストマーを含む)としてはポリイソブチレ
ン(反応性ポリイソブチレンを含む)、ブチルゴム(未
加硫ブチルゴム、部分加硫ブチルゴムを含む)、ポリイ
ソブチレンを1成分とする共重合体、ホットメルトブチ
ル(例えば、横浜ゴム製M−145、M−120、カネ
ボーNSC製88−7500などの市販されているコン
パウンドを含む)などのいずれかの樹脂を含み、必要に
応じて粘着性付与剤として脂肪族炭化水素系樹脂、芳香
族炭化水素系樹脂、脂環族炭化水素系樹脂、水添脂環族
炭化水素系樹脂、テルペン系樹脂、クマロン樹脂、ロジ
ン誘導体など、可塑剤としてポリブテン、ポリブタジエ
ン、ポリイソブチレンなどを添加してさらに自己粘着性
と可とう性を発現させたものなどを使用することができ
る。
場合には、紐状に形成して、アルミニウム、SUS、S
S、チタン、マグネシウムなどの金属・合金、ポリエチ
レン、ポリプロピレン、ポリスチレン、AES樹脂、A
BS樹脂などの樹脂などを剛性部材として埋設したもの
を使用することができる。
る場合には乾燥剤を充填したアルミニウム製筒状中空体
などの金属製スペーサー、塩化ビニル樹脂、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリスチレン、アクリロニトリル
・EPDM・スチレンからなるコポリマーであるAES
樹脂などの樹脂製筒状中空体、クラフト紙、一般的な厚
紙などの紙質材料(剛性を高めるためにフェノール樹脂
などの樹脂を含浸させたものなども含み、機械的強度を
向上させるために、内部に乾燥剤を充填した閉じた空間
の集合により形成されるハニカム形状などにした方がよ
い)、バルサ材などの木質材料などを好適に使用するこ
とができる。
む場合のように、これらの材料を組み合わせたスペーサ
ーでもよい。粉体としては、必要に応じて各種のものを
用いることができ、例えば白雲母や金雲母などの天然マ
イカ、合成マイカ、グラファイト、ガラスフレーク、フ
ェライト、クレー、タルク、ヒル石、ベントナイト、有
機ベントナイト、モンモリロナイト、スメクタイト、珪
酸マグネシウム、ステンレスフレーク、アルミニウムフ
レーク、ニッケルフレークなどのフレーク状粉体、炭酸
カルシウム、炭酸マグネシウム、シリカ、アルミナ、酸
化鉄、ボロンナイトライド、補強性シリカ、珪砂、セリ
サイト、珪酸カルシウム、酸化チタン、キルン灰、カー
ボンブラック、ホワイトカーボン、超微粉末シリカ、超
微粉末チタニア、超微粉末アルミナ、加硫ゴム粉、樹脂
ビーズ、樹脂粉、木粉、ガラスビーズ、ガラス粉などの
粒子状粉体、ガラス繊維、カーボン繊維、アラミド繊維
などの繊維状粉体を用いることができ、また、それらに
必要に応じて、シラン系・チタネート系・アルミニウム
系カップリング剤などの接着性向上剤により処理をした
ものでももちろん構わないが、廃タイヤを粉砕した粉体
や廃ガラスを粉砕した粉体がリサイクルの点から望まし
く、廃タイヤを粉砕した粉体などの撥水性を有する粉体
および撥水性を発現させる処理をした粉体は、自己粘着
性を有する樹脂(ゴム、エラストマーを含む)とガラス
との接着強さの耐久性を保持できるのでとくに望まし
い。
材に接触させれば粘着性を有する封着材に容易に付着す
るので、布・刷毛などを用いて人手によって付着させる
方法以外にも、粉体を入れた容器に複層ガラスの封着材
の部分を浸漬させて付着させる方法、粉体を付着させた
回転するローラ上に複層ガラスの封着部分を接触させる
方法、マスキングして封着材の部分だけを露出させた部
分に粉体を吹き付ける方法など各種の方法を採用するこ
とができる。粉体はほぼ隙間なく付着させるのが好まし
いが、ハンドリングに問題がなければ多少の隙間はあっ
ても構わない。
サーまたはハニカムのセル内に充填する乾燥剤は、シリ
カゲル、焼結シリカ、活性炭、活性アルミナ、無水硫酸
カルシウム、ゼオライト(3A、4A、5A、13X)
などの少なくとも1種類以上のものであり、複層ガラス
1m2 当たり 少なくとも20グラム以上充填する。乾
燥剤の形状としては微粉末状、顆粒状、棒状のものが用
いられ、とくに限定されないが、セルのサイズによって
は微粉末状のものは飛散が問題となり、棒状のものは充
填しにくいこともあり、顆粒状のものが充填しやすいの
で好ましい。顆粒状の乾燥剤の粒子径(直径)は0. 8
〜2. 0mm、好ましくは1. 0〜1.5mmである。
には、乾燥剤を含有させる必要があり、乾燥剤としては
シリカゲル、焼結シリカ、活性炭、活性アルミナ、無水
硫酸カルシウム、ゼオライト(3A、4A、5A、13
X)などの少なくとも1種類以上の乾燥剤を必須成分と
して20〜60wt%、好ましくは25〜45wt%含
有し、乾燥剤の形状としては微粉末状、顆粒状、棒状の
ものが用いられ、とくに限定されないが、初期露点を速
やかに下げるためには粒子径が200μm以下、とくに
100μm以下の微粉末状のものが好ましい。
しては、必要に応じて各種のものを用いることができ、
例えば白雲母や金雲母などの天然マイカ、合成マイカ、
グラファイト、ガラスフレーク、フェライト、クレー、
タルク、ヒル石、スメクタイト、珪酸マグネシウム、ス
テンレスフレーク、アルミニウムフレーク、ニッケルフ
レークなどのフレーク状充填材、炭酸カルシウム、炭酸
マグネシウム、シリカ、アルミナ、酸化鉄、ボロンナイ
トライド、補強性シリカ、珪砂、セリサイト、珪酸カル
シウム、酸化チタン、キルン灰、ガラスビーズ、カーボ
ンブラック、ホワイトカーボンなどの粒子状充填材、ガ
ラス繊維、カーボン繊維、アラミド繊維などの繊維状充
填材を用いることができ、各種繊維を加工した、例えば
繊維を束ねた紐状物、ロープ、フェルト、不織布、織布
あるいは編物などの繊維加工材を芯材として用いること
ができる。さらにこれまでに説明した以外に必要に応じ
て、難燃剤、シラン系・チタネート系・アルミニウム系
カップリング剤などの接着性向上剤、ベントナイト、有
機ベントナイト、モンモリロナイト、超微粉末シリカ、
超微粉末チタニア、超微粉末アルミナなどのチクソトロ
ピー性付与剤、メチルセルロース、メチルセルロースナ
トリウム塩、酸化マグネシウム、水酸化マグネシウムな
どの増粘剤を適宜添加することができる。これらの充填
材は、乾燥剤との総和量が20〜60wt%、好ましく
は25〜45wt%含有するものである。
サーまたはハニカムのセルなどに乾燥剤を充填する場合
でも、封着材の自己粘着性を有する樹脂(ゴム、エラス
トマーを含む)の中に前記乾燥剤やその他充填材を充填
しても構わない。
気体として、空気以外にアルゴンガス、クリプトンガ
ス、キセノンガス、ヘリウムガス、六弗化イオウガスな
どを断熱性能や防音性能をより高めるために用いること
ができる。
よび/または中空空間側に、装飾フィルム、電磁遮蔽用
の導電性フィルムや金属メッシュ、視界制御フィルム、
特殊金属膜をコーティングした樹脂フィルムなどの機能
性フィルムやメッシュを貼り付けたり、あるいは中空空
間に展張貼りすることもできる。また、中空空間に展張
貼りする場合、機能性フィルムやメッシュのコーナー部
に隔離された中空空間を連通させる穴を必要に応じて設
けることができる。
または樹脂製の各種格子を内蔵することもできる。
的に説明する。図1と図2はそれぞれ実施例1と実施例
を示す要部断面図(一部)である。
した複層ガラスを例示する。
000mm×3mmサイズのフロート板ガラスで、一方
の板ガラス3は中空空間側に特殊金属膜をコーティング
した低放射板ガラスであり、垂直放射率は0.07 であ
る。
い)を用いて接続した高さ5mm、幅7mmのアルミス
ペーサーであり、空隙部にはゼオライトなどの乾燥剤5
を充填し、前記一方の板ガラスの端部から1cmの位置
に1次封着材(ブチルゴム)6により接着した。
ーサー4に1次封着材(ブチルゴム)6により接着し、
2枚の板ガラス2、3とアルミスペーサー4により形成
されるアルミスペーサー外側空間部にホットメルトブチ
ルを2次封着材7として充填した。
100μmに粉砕したフロートガラスの粉末7を人手に
より付着させた。このようにして得られた複層ガラス1
はハンドリング時においても、軍手、パレットなどに付
着しないばかりか、施工後、雨水がこの複層ガラス1の
封着部7に接触しても、直ぐに自然乾燥し、ホットメル
トブチル7と板ガラス2、3の接着に全く影響を及ぼさ
ないことを確認した。
スを例示する。実施例1と同じサイズの2枚の板ガラス
2、3の一方の板ガラスの端部にゼオライトを乾燥剤5
(図示しない)として30wt%含有し、さらに剛性部
材9としてSUSの薄板を埋設した高さ、幅とも8mm
の紐状のスペーサー兼封着材47としてのホットメルト
ブチルを配設、接着し、次いで、他方の板ガラスを重ね
合わせ、2枚の板ガラス2、3を50℃雰囲気で圧着
し、所定の間隔の密閉中空層を有する複層ガラス1を
得、この複層ガラス1のホットメルトブチル47の表面
露出部に粒径1mm程度の廃タイヤを粉砕した粉末8を
ほぼ隙間なく付着させた。
においても、軍手、パレットなどに付着しないばかり
か、施工後、雨水がこの複層ガラスの封着部47に接触
しても、廃タイヤを粉砕した粉末8が撥水性を有するの
で直ぐに自然乾燥し、ホットメルトブチル47と板ガラ
ス2、3の接着に全く影響を及ぼさないことを確認し
た。
チレンテープを巻いた以外は実施例1と同じ構成にした
複層ガラスを作製した。
いても、軍手、パレットなどに付着しないばかりか、ゴ
ミなどの付着もほとんどなかったが、施工後、雨水がこ
の複層ガラスの封着部に接触すると、雨水がホットメル
トブチルとテープの間に侵入してしまい、好天時であっ
ても侵入した水分が蒸発せず、常にホットメルトブチル
と水分が接触している状態であり、約450日でホット
メルトブチルが板ガラスから剥離した。
最外層にホットメルトブチルなどの自己粘着性を有する
封着材を使用するので、生産性を向上させ、さらに封着
材の露出表面に粉体を付着させるので、封着材によるべ
たつきを防止して、作業性を向上させるとともに、雨水
などの水分の侵入を防ぐことができ、その結果接着性能
の低下を抑制することができる。
要部断面図である。
要部断面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】2枚の板ガラスを所定の間隔で隔置し、こ
の間隔を保持するスペーサーをこのパネルの周縁端部に
配設し、最外層に封着材を配設することにより密封され
た中空空間が形成されている複層ガラスにおいて、最外
層の封着材は自己粘着性を有する樹脂層からなるもので
あり、該最外層の封着材の表面に粉体を付着させるよう
にしたことを特徴とする複層ガラス。 - 【請求項2】2枚の板ガラスを所定の間隔で隔置し、こ
の間隔を保持するスペーサーを兼用する封着材をこのパ
ネルの周縁端部に配設することにより、密封された中空
空間が形成されている複層ガラスにおいて、該封着材は
自己粘着性を有する樹脂層からなるものであり、該封着
材の表面に粉体を付着させるようにしたことを特徴とす
る複層ガラス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10273698A JP2000104457A (ja) | 1998-09-28 | 1998-09-28 | 複層ガラス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10273698A JP2000104457A (ja) | 1998-09-28 | 1998-09-28 | 複層ガラス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000104457A true JP2000104457A (ja) | 2000-04-11 |
Family
ID=17531318
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10273698A Pending JP2000104457A (ja) | 1998-09-28 | 1998-09-28 | 複層ガラス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000104457A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014157666A1 (ja) * | 2013-03-28 | 2014-10-02 | Agc-Lixilウィンドウテクノロジー株式会社 | 多重ガラス障子及びその製法並びに多重ガラス障子に関係する部材及び製品 |
JP2014208568A (ja) * | 2013-03-28 | 2014-11-06 | Agc−Lixilウィンドウテクノロジー株式会社 | 多重ガラス障子及び多重ガラス障子用枠体 |
JP2015143420A (ja) * | 2014-01-31 | 2015-08-06 | Agc−Lixilウィンドウテクノロジー株式会社 | 多重ガラス障子 |
JP2015163748A (ja) * | 2013-03-28 | 2015-09-10 | Agc−Lixilウィンドウテクノロジー株式会社 | 多重ガラス障子 |
-
1998
- 1998-09-28 JP JP10273698A patent/JP2000104457A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014157666A1 (ja) * | 2013-03-28 | 2014-10-02 | Agc-Lixilウィンドウテクノロジー株式会社 | 多重ガラス障子及びその製法並びに多重ガラス障子に関係する部材及び製品 |
JP2014208568A (ja) * | 2013-03-28 | 2014-11-06 | Agc−Lixilウィンドウテクノロジー株式会社 | 多重ガラス障子及び多重ガラス障子用枠体 |
JP2015163748A (ja) * | 2013-03-28 | 2015-09-10 | Agc−Lixilウィンドウテクノロジー株式会社 | 多重ガラス障子 |
JP2015143420A (ja) * | 2014-01-31 | 2015-08-06 | Agc−Lixilウィンドウテクノロジー株式会社 | 多重ガラス障子 |
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