JP2000100013A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JP2000100013A
JP2000100013A JP10263709A JP26370998A JP2000100013A JP 2000100013 A JP2000100013 A JP 2000100013A JP 10263709 A JP10263709 A JP 10263709A JP 26370998 A JP26370998 A JP 26370998A JP 2000100013 A JP2000100013 A JP 2000100013A
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JP
Japan
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state
reel base
brake member
reel
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JP10263709A
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English (en)
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Susumu Hisatomi
晋 久冨
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Toshiba Video Products Japan Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Video Products Japan Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】磁気テープの巻戻しにおいて、テープの巻きの
緩みを防止するとともに、減速時間を短縮する。 【解決手段】制御手段(マイクロコンピュータ8,モー
ド切替え手段9)は、前記テープカセットのテープの巻
戻しの際に、前記PGヘッド6,7の検出結果に基づい
て前記テープカセットのテープの巻戻し位置を検出し、
巻戻し位置が初めとなる第1の位置から第2の位置まで
は、巻取りリール台ブレーキ部材5をソフト状態にする
とともに供給リール台ブレーキ部材4をオフ状態にし、
第2の位置から減速をかけるまでは巻取りリール台ブレ
ーキ部材5をオフ状態にし、減速をかけた状態では巻取
りリール台ブレーキ部材5をソフト状態にするとともに
供給リール台ブレーキ部材4をオフ状態にし、一定制御
の低速状態では巻取りリール台ブレーキ部材5をオフ状
態にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は磁気テープの記録
再生を行う磁気記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、磁気テープの記録再生を行う磁気
記録再生装置としてビデオテープレコーダ(VTR)や
オーディオテープレコーダが各種実用化されている。こ
のような磁気記録再生装置では、テープを再生した状態
でのテープの早送り/巻戻し機能が設けられている。こ
こで、ここで、近年、巻戻しにおいては、超高速化が進
んでいるが、こような超高速の巻戻しにおいては、巻取
りリール台の負荷が軽すぎて、テープの巻きの緩みが発
生したり、減速時間が高くなり停止や通常の再生状態に
するのに時間かかっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の磁気記
録再生装置では、超高速の巻戻しにおいて、巻取りリー
ル台の負荷が軽すぎて、テープの巻きの緩みが発生した
り、減速時間が高くなり停止や通常の再生状態にするの
に時間かかっていた。
【0004】この発明は上記問題点を除去し、磁気テー
プの巻戻しにおいて、テープの巻きの緩みを防止すると
ともに、減速時間を短縮することができる磁気記録再生
装置の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の磁気記録
再生装置は、テープカセットがカセットローディングさ
れた状態でテープカセットの供給リールと嵌合する供給
リール台と、テープカセットがカセットローディングさ
れた状態でテープカセットの巻取りリールと嵌合する巻
取りリール台と、前記供給リール台にソフト状態とこの
ソフト状態よりもブレーキ力の高いメイン状態の2段階
でブレーキを行うとともにブレーキ力をオフ状態にする
ことが可能な供給リール台ブレーキ部材と、前記巻取り
リール台にソフト状態とこのソフト状態よりもブレーキ
力の高いメイン状態の2段階でブレーキを行うとともに
ブレーキ力をオフ状態にすることが可能な巻取りリール
台ブレーキ部材と、前記供給リール台及び巻取りリール
台の回転を検出する回転検出手段と、前記テープカセッ
トのテープの巻戻しの際に、前記回転検出手段の検出結
果に基づいて前記供給リール台ブレーキ部材と巻取りリ
ール台ブレーキ部材を制御する制御手段と、を具備した
ことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。
【0007】図1乃至図3は本発明に係る磁気記録再生
装置の実施の形態を示し、図1は要部のブロック図、図
2はテープローディング前の内部を上方から見た平面
図、図3はテープローディング前の下方から見た底面図
である。
【0008】図1において、本発明の磁気記録再生装置
1は、テープカセットがカセットローディングされた状
態でテープカセットの供給リールと嵌合する供給リール
台2と、テープカセットがカセットローディングされた
状態でテープカセットの巻取りリールと嵌合する巻取り
リール台3と、前記供給リール台にソフト状態とこのソ
フト状態よりもブレーキ力の高いメイン状態の2段階で
ブレーキを行うとともにブレーキ力をオフ状態にするこ
とが可能な供給リール台ブレーキ部材4と、前記巻取り
リール台にソフト状態とこのソフト状態よりもブレーキ
力の高いメイン状態の2段階でブレーキを行うとともに
ブレーキ力をオフ状態にすることが可能な巻取りリール
台ブレーキ部材5と、前記供給リール台及び巻取りリー
ル台の回転を検出する回転検出手段{PG(Pulse Gene
rator )ヘッド6,7}と、前記テープカセットのテー
プの巻戻しの際に、前記回転検出手段の検出結果に基づ
いて前記テープカセットのテープの巻戻し位置を検出
し、巻戻し位置が初めとなる第1の位置から第2の位置
までは、巻取りリール台ブレーキ部材5をソフト状態に
するとともに供給リール台ブレーキ部材4をオフ状態に
し、第2の位置から減速をかけるまでは巻取りリール台
ブレーキ部材5をオフ状態にし、減速をかけた状態では
巻取りリール台ブレーキ部材5をソフト状態にするとと
もに供給リール台ブレーキ部材4をオフ状態にし、一定
制御の低速状態では巻取りリール台ブレーキ部材5をオ
フ状態にする制御手段(マイクロコンピュータ8,モー
ド切替え手段9)と、から構成される。
【0009】また、制御手段は、前記テープカセットの
テープの巻戻しの際に、前記回転検出手段の検出結果に
基づいて前記供給リール台ブレーキ部材4と巻取りリー
ル台ブレーキ部材5を制御する制御手段となっている。
【0010】供給リール台2,巻取りリール台3には、
それぞれ外周が周期的に極性反転した状態で付磁された
ロータマグネットが下側に取り付けられている。供給リ
ール台2,巻取りリール台3のそれぞれのロータマグネ
ットはPGヘッド6,7によりそれぞれの磁気が読み取
られるようになっている。これにより、PGヘッド6,
7は、それぞれ供給リール台2,巻取りリール台3の回
転数に周波数が比例した供給リールパルス、巻取りリー
ルパルスをそれぞれ出力する。
【0011】マイクロコンピュータ8は、PGヘッド
6,7からの供給リールパルスと巻取りリールパルスと
の周波数を比を求めることにより前記テープカセットの
テープの巻戻し位置を検出し、巻戻し位置が初めとなる
第1の位置から第2の位置まではモード切替え手段9を
第1の巻戻しモードにし、第2の位置から減速をかける
まではモード切替え手段9を第2の巻戻しモードにし、
減速をかけた状態ではモード切替え手段9を第1の巻戻
しモードにし、一定制御の低速状態ではモード切替え手
段9を第2の巻戻しモードにする。
【0012】モード切替え手段9は、第1の巻戻しモー
ドで巻取りリール台ブレーキ部材5をソフト状態にする
とともに供給リール台ブレーキ部材4をオフ状態にし、
第2の巻戻しモードで巻取りリール台ブレーキ部材5を
オフ状態にするとともに供給リール台ブレーキ部材4を
ソフト状態にする。
【0013】次に、図2を用いて全体の構造を説明す
る。
【0014】図2において、符号11はシャーシであ
り、このシャーシ11には、テープカセットがカセット
ローディングされた状態でテープカセットの供給リール
と嵌合する供給リール台2と、テープカセットがカセッ
トローディングされた状態でテープカセットの巻取りリ
ールと嵌合する巻取りリール台3とが左右に並べて設け
られている。シャーシ11の中央には、供給リール台2
及び巻取りリール台3を回転させる5つのギアから成る
ギアボックス12が設けられている。ギアボックス12
のギアは、キャプスタンモータによって回転するように
なっている。
【0015】シャーシ11のギアボックス12奥方の供
給リール台2側の位置には供給リール台ブレーキ部材4
が回転可能な状態で設けられている。シャーシ11のギ
アボックス12奥方の巻取りリール台3側の位置には巻
取り巻取りリール台ブレーキ部材5が回転可能な状態で
設けられている。
【0016】供給リール台ブレーキ部材4は、前記供給
リール台2にソフト状態とこのソフト状態よりもブレー
キ力の高いメイン状態の2段階でブレーキを行うととも
にブレーキ力をオフ状態にすることが後述のカムスライ
ダ31によって可能になっている。
【0017】巻取りリール台ブレーキ部材5は、前記巻
取りリール台3にソフト状態とこのソフト状態よりもブ
レーキ力の高いメイン状態の2段階でブレーキを行うと
ともにブレーキ力をオフ状態にすることが後述のカムス
ライダ31によって可能になっている。
【0018】供給リール台ブレーキ部材4及び巻取りリ
ール台ブレーキ部材5は、コイルばね13によって、ブ
レーキをかける方向に付勢されている。
【0019】シャーシ11の奥側にはヘッドシリンダ1
3が設けられている。
【0020】シャーシ11のテープ供給側には、オペレ
イトレバー14及びテンションレバー15が回転可能な
状態で設けられ、テープ供給側スライダ16が、テープ
カセット側とヘッドシリンダ13側の間をスライド可能
な状態で設けられている。
【0021】テンションレバー15には、ブレーキベル
ト10の一端に接続されている。ブレーキベルト10
は、中間部が供給リール台2に巻き付けられ、他端がシ
ャーシに接続されており、テンションレバー15の回転
角に応じて供給リール台2にブレーキをかけるようにな
っている。
【0022】シャーシ11のテープ巻取り側には、テー
プ供給側スライダ17がテープカセット側とヘッドシリ
ンダ13側の間をスライド可能な状態で設けられるとと
もに、ピンチレバー18、オペレイトレバー19及び9
番ガイドレバー20が回転可能な状態で設けられてい
る。
【0023】オペレイトレバー14は、テープローディ
ング位置でテンションレバー15を駆動するようにって
いる。テンションレバー15には、テンションポスト2
1が設けられている。
【0024】テープ供給側スライダ16には、磁気テー
プのガイドを行うガイローラ22とシフトポスト23が
形成されている。シャーシ11のテープ供給側には、ガ
イドローラ24が設けられている。
【0025】テープ巻取り側スライダ17には、磁気テ
ープのガイドを行うシフトポスト25とガイローラ26
とが設けられている。ピンチレバー18にはピンチロー
ラ27が設けられている。シャーシ11のテープ巻取側
には、キャプスタン28が設けられている。9番ガイド
レバー20は、シフトポスト29が設けられている。
【0026】ピンチレバー18とオペレイトレバー19
は、レバー30を介して連動するようになっている。
【0027】図3において、カムスライダ31はシャー
シ11の下側にスライド可能な状態で取り付けられてい
る。
【0028】カムスライダ31には、カム溝32,3
3,34,35が形成されている。
【0029】オペレイトレバー14,供給リール台ブレ
ーキ部材4,巻取りリール台ブレーキ部材5及びオペレ
イトレバー19は、それそれに形成されたピン37,3
8,39,40がそれぞれカム溝32,33,34,3
5に挿入されており、カムスライダ31のスライドによ
り回転駆動するようになっている。
【0030】テープ供給側スライダ16とテープ巻取り
側スライダ17とは、それぞれシャーシ11に形成した
溝36,37に沿ってスライド可能に設けられており、
それぞれ連結レバー38,39を介してガイドレバー4
0,41と連動するようになってる。ガイドレバー4
0,41はそれぞれに形成されたギア42,43で咬合
しており、互いに逆方向に回転するようになっている。
また、ガイドレバー41にはギア44が形成されてい
る。このギア44はギア45と咬合し、ギア45は、カ
ムスライダ31のギア部46と咬合している。これによ
り、カムスライダ31のスライドにより、テープ供給側
スライダ16とテープ巻取り側スライダ17とは、溝3
6,37に沿ってスライドするようになっている。
【0031】カムギア50は、カムスライダ31及び図
2の9番ガイドレバー20を駆動するためのものであ
り、シャーシ11に回転可能に設けられ、カムスライダ
31のギア部47と咬合するギア部が形成されるととも
に、図2の9番ガイドレバー20と連動するカムが形成
されている。また、カムギア50に形成されたギアは、
ギアと咬合し、ギア51,52,53,54,55,ウ
オームギア56により、モードモータ57の動力が伝達
するようになっている。カムギア50、ギア51,5
2,53,54,55,ウオームギア56、モードモー
タ57及びモードモータ57の駆動回路は、図1に示し
たモード切替え手段9を構成している。また、カムギア
50には第1乃至第3のカムスイッチが設けられてお
り、これらカムスイッチのオン、オフにより各種モード
を検出できるようになっている。
【0032】図4は図2の磁気記録再生装置のテープロ
ーディングを行った状態を示す平面図である。
【0033】図4において、テープ供給側スライダ16
とテープ巻取り側スライダ17は、奥方に移動し、回転
シリンダ13に磁気テープを巻き付ける位置に来てい
る。
【0034】テンションレバー15も左回り回転し、オ
ペレイトレバー14と連動する位置に来ている。オペレ
イトレバー19は回りに回転し、ピンチレバー18は、
左回りに回転して、ピンチローラ27とキャプスタン2
8が磁気テープを挟持する手前の状態となっている。
【0035】このような移動は、図3のカムスライダ3
1のスライドにより行われており、さらにカムスライダ
31を移動することにより、供給リール台ブレーキ部材
4、巻取りリール台ブレーキ部材5、9番ガイドレバー
20の回転も行われるようになっている。
【0036】テープカセットから供給側から取出された
磁気テープは、テンションポスト21とガイローラ22
に導かれ、ガイローラ22,24の間を通り、シフトポ
スト23に導かれ、回転シリンダ13に巻き付けるら
れ、シフトポスト25とガイローラ26に導かれ、ピン
チローラ27とキャプスタン28の間を通り、シフトポ
スト29に導かれ、テープカセットの巻取り供給側に導
かれる。
【0037】図5は図1の供給リール台ブレーキ部材4
の動作を示す説明図であり、図5(a)はオフ状態、図
5(b)はソフト状態、図5(b)はメイン状態を示し
ている。
【0038】図5において、供給リール台ブレーキ部材
4は、軸61を中心にして回転可能になっているととも
に、図3のカムスライダ31のスライドにより回転駆動
されるようになっている。供給リール台ブレーキ部材4
は、弾性を有する部材で形成されており、ブレーキ用の
突起部62が形成されている。
【0039】図5(a)に示すオフ状態では、供給リー
ル台ブレーキ部材4のブレーキ用の突起部62は、供給
リール台2のブレーキベルト10に接触しない。
【0040】図5(b)に示すソフト状態では、供給リ
ール台ブレーキ部材4が回転角A1まで回転し、ブレー
キ用の突起部62は、供給リール台2のブレーキベルト
10に弱く接触して小さく湾曲し、ブレーキベルト10
を介して比較的弱いブレーキ力を供給リール台2に加え
る。
【0041】図5(c)に示すメイン状態では、供給リ
ール台ブレーキ部材4が回転角B1まで回転し、額のブ
レーキ用の突起部62は、供給リール台2のブレーキベ
ルト10に強く接触して大きく湾曲し、ブレーキベルト
10を介して比較的強いブレーキ力を供給リール台2に
加える。
【0042】図6は図1の巻取りリール台ブレーキ部材
5の動作を示す説明図であり、図6(a)はオフ状態、
図6(b)はソフト状態、図6(b)はメイン状態を示
している。
【0043】図6において、巻取りリール台ブレーキ部
材5は、軸63を中心にして回転可能になっているとと
もに、図3のカムスライダ31のスライドにより回転駆
動されるようになっている。巻取りリール台ブレーキ部
材5は、弾性を有する部材で形成されており、ブレーキ
用の突起部64が形成されている。突起部64の巻取り
リール3側にはブレーキゴム65が取り付けられてい
る。突起部64のブレーキゴム65の反対側には、コイ
ルばね66が設けられている。コイルばね66は、突起
部64を巻取りリール3側に付勢するようになってい
る。
【0044】図6(a)に示すオフ状態では、巻取りリ
ール台ブレーキ部材5のブレーキ用の突起部64のブレ
ーキゴム65は、巻取りリール台3に接触しない。
【0045】図6(b)に示すソフト状態では、巻取り
リール台ブレーキ部材5が回転角A2まで回転し、額の
ブレーキ用の突起部64は、ブレーキゴム65が巻取り
リール台3に弱く接触して小さく湾曲し、比較的弱いブ
レーキ力を巻取りリール台3に加える。
【0046】図6(c)に示すメイン状態では、巻取り
リール台ブレーキ部材5が回転角B2まで回転し、額の
ブレーキ用の突起部64は、ブレーキゴム65が巻取り
リール台3に強く接触して大きく湾曲し、比較的強いブ
レーキ力を巻取りリール台3に加える。
【0047】図7は図3のカムスライダ31によるモー
ド設定の動作を示す説明図であり、図7(a)は第1の
カムスイッチの状態を示し、図7(b)は第2のカムス
イッチの状態を示し、図7(c)は第3のカムスイッチ
の状態を示し、図7(d)は供給リール台ブレーキ部材
2の状態を示し、図7(e)は巻取りリール台ブレーキ
部材3の状態を示している。
【0048】図7(a)〜(e)に示すように、停止モ
ードでは、カムギア50の第1及び第2のカムスイッチ
がオン、カムギア50の第3のカムスイッチがオフ、供
給リール台ブレーキ部材2及び巻取りリール台ブレーキ
部材3はメイン状態となる。
【0049】第2の巻戻しモードでは、カムギア50の
第1カムスイッチがオフ、カムギア50の第2及び第3
のカムスイッチがオン、供給リール台ブレーキ部材2が
ソフト状態、巻取りリール台ブレーキ部材3はオフ状態
となる。
【0050】第1の巻戻しモードでは、カムギア50の
第1カムスイッチがオン、カムギア50の第2及び第3
のカムスイッチがオフ、供給リール台ブレーキ部材2が
オフ状態、巻取りリール台ブレーキ部材3はソフト状態
となる。
【0051】図8は巻戻しモードにおける図1のマイク
ロコンピュータ8の制御を示す説明図である。
【0052】テープカセットのテープの巻戻しの際に
は、マイクロコンピュータ8は、PGヘッド6,7から
の供給リールパルスと巻取りリールパルスとの周波数を
比を求めることにより前記テープカセットのテープの巻
戻し位置を検出しているが、この場合、供給リールパル
ス36(供給リール3回転)の間の巻取りリールパルス
をTP として説明する。
【0053】マイクロコンピュータ8は、巻戻し位置が
初めとなる第1の位置から第2の位置までは、TP は1
2から50となり、モード切替え手段9を第1の巻戻し
モードにし、第2の位置から減速をかけるまではTP は
50から60となりモード切替え手段9を第2の巻戻し
モードにし、減速をかけた状態ではモード切替え手段9
を第1の巻戻しモードにし、一定制御の低速状態ではモ
ード切替え手段9を第2の巻戻しモードにする。
【0054】このような発明の実施の形態によれば、テ
ープカセットのテープの巻戻しの際において、テープの
巻きの緩みをが発生しやすい巻戻し位置が初めとなる第
1の位置からTP は12が50となる第2の位置まで
は、巻取りリール台ブレーキ部材5をソフト状態にする
とともに供給リール台ブレーキ部材4をオフ状態にし、
巻取りリール台5に比較的弱いブレーキをかけて、供給
リール2の巻戻しによりテープの巻きの緩みを防止し、
減速をかけた状態では巻取りリール台ブレーキ部材5を
ソフト状態にすることにより、減速時間を短縮すること
ができる磁気記録再生装置の提供を目的とする。ここ
で、第2の位置から減速をかけるまでは巻取りリールに
テープがあまり巻かれていないため、テープの巻きの緩
みを防止できる負荷を巻取りリールに確保できる。
【0055】このような発明の実施の形態によれば、磁
気テープの巻戻しにおいて、テープの巻きの緩みを防止
するとともに、減速時間を短縮することができるので、
テープのトラブルを防止するとともに、磁気テープの巻
戻しスピードを高めることができる。
【0056】尚、図1乃至図8に示した発明の実施の形
態では、第2の巻戻しモードにおいて、供給リール台ブ
レーキ部材2をソフト状態にしたがオフ状態にしてもよ
い。また、図1乃至図8に示した発明の実施の形態で
は、回転検出手段として磁気式のPGヘッドを用いたが
光学式のものを用いてもよい。
【0057】
【発明の効果】本発明によれば、磁気テープの巻戻しに
おいて、テープの巻きの緩みを防止するとともに、減速
時間を短縮することができるので、テープのトラブルを
防止するとともに、磁気テープの巻戻しスピードを高め
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係る磁気記録再生装置の実施の
形態を示すブロック図。
【図2】図1の磁気記録再生装置のテープローディング
前の内部の平面図。
【図3】図1の磁気記録再生装置のテープローディング
前の内部の底面図。
【図4】図2の磁気記録再生装置のテープローディング
を行った状態を示す平面図。
【図5】図1の供給リール台ブレーキ部材の動作を示す
説明図。
【図6】図1の巻取りリール台ブレーキ部材の動作を示
す説明図。
【図7】図3のカムスライダによるモード設定の動作を
示す説明図。
【図8】巻戻しモードにおける図1のマイクロコンピュ
ータの制御を示す説明図。
【符号の説明】
1 磁気記録再生装置 2 供給リール台 3 巻取りリール台 4 供給リール台ブレーキ部材 5 巻取りリール台ブレーキ部材 6,7 PGヘッド 8 マイクロコンピュータ 9 モード切替え手段
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年9月29日(1998.9.2
9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図8】
【図6】
【図7】

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープカセットがカセットローディング
    された状態でテープカセットの供給リールと嵌合する供
    給リール台と、 テープカセットがカセットローディングされた状態でテ
    ープカセットの巻取りリールと嵌合する巻取りリール台
    と、 前記供給リール台にソフト状態とこのソフト状態よりも
    ブレーキ力の高いメイン状態の2段階でブレーキを行う
    とともにブレーキ力をオフ状態にすることが可能な供給
    リール台ブレーキ部材と、 前記巻取りリール台にソフト状態とこのソフト状態より
    もブレーキ力の高いメイン状態の2段階でブレーキを行
    うとともにブレーキ力をオフ状態にすることが可能な巻
    取りリール台ブレーキ部材と、 前記供給リール台及び巻取りリール台の回転を検出する
    回転検出手段と、 前記テープカセットのテープの巻戻しの際に、前記回転
    検出手段の検出結果に基づいて前記供給リール台ブレー
    キ部材と巻取りリール台ブレーキ部材を制御する制御手
    段と、 を具備したことを特徴とする磁気記録再生装置。
  2. 【請求項2】 テープカセットがカセットローディング
    された状態でテープカセットの供給リールと嵌合する供
    給リール台と、 テープカセットがカセットローディングされた状態でテ
    ープカセットの巻取りリールと嵌合する巻取りリール台
    と、 前記供給リール台にソフト状態とこのソフト状態よりも
    ブレーキ力の高いメイン状態の2段階でブレーキを行う
    とともにブレーキ力をオフ状態にすることが可能な供給
    リール台ブレーキ部材と、 前記巻取りリール台にソフト状態とこのソフト状態より
    もブレーキ力の高いメイン状態の2段階でブレーキを行
    うとともにブレーキ力をオフ状態にすることが可能な巻
    取りリール台ブレーキ部材と、 前記供給リール台及び巻取りリール台の回転を検出する
    回転検出手段と、 前記テープカセットのテープの巻戻しの際に、前記回転
    検出手段の検出結果に基づいて前記テープカセットのテ
    ープの巻戻し位置を検出し、巻戻し位置が初めとなる第
    1の位置から第2の位置までは、巻取りリール台ブレー
    キ部材をソフト状態にするとともに供給リール台ブレー
    キ部材をオフ状態にし、第2の位置から減速をかけるま
    では巻取りリール台ブレーキ部材をオフ状態にし、減速
    をかけた状態では巻取りリール台ブレーキ部材をソフト
    状態にするとともに供給リール台ブレーキ部材をオフ状
    態にし、一定制御の低速状態では巻取りリール台ブレー
    キ部材をオフ状態にする制御手段と、 を具備したことを特徴とする磁気記録再生装置。
  3. 【請求項3】 テープカセットがカセットローディング
    された状態でテープカセットの供給リールと嵌合する供
    給リール台と、 テープカセットがカセットローディングされた状態でテ
    ープカセットの巻取りリールと嵌合する巻取りリール台
    と、 前記供給リール台にソフト状態とこのソフト状態よりも
    ブレーキ力の高いメイン状態の2段階でブレーキを行う
    とともにブレーキ力をオフ状態にすることが可能な供給
    リール台ブレーキ部材と、 前記巻取りリール台にソフト状態とこのソフト状態より
    もブレーキ力の高いメイン状態の2段階でブレーキを行
    うとともにブレーキ力をオフ状態にすることが可能な巻
    取りリール台ブレーキ部材と、 前記供給リール台及び巻取りリール台の回転を検出する
    回転検出手段と、 前記テープカセットのテープの巻戻しの際に、前記回転
    検出手段の検出結果に基づいて前記テープカセットのテ
    ープの巻戻し位置を検出し、巻戻し位置が初めとなる第
    1の位置から第2の位置までは、巻取りリール台ブレー
    キ部材をソフト状態にするとともに供給リール台ブレー
    キ部材をオフ状態にし、第2の位置から減速をかけるま
    では、巻取りリール台ブレーキ部材をオフ状態にすると
    ともに供給リール台ブレーキ部材をソフト状態にし、減
    速をかけた状態では、巻取りリール台ブレーキ部材をソ
    フト状態にするとともに供給リール台ブレーキ部材をオ
    フ状態にし、一定制御の低速状態では巻取りリール台ブ
    レーキ部材をオフ状態にするとともに供給リール台ブレ
    ーキ部材をソフト状態にする制御手段と、 を具備したことを特徴とする磁気記録再生装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段の制御において、第1の巻
    戻しモードで、巻取りリール台ブレーキ部材をソフト状
    態にするとともに供給リール台ブレーキ部材をオフ状態
    にし、第2の巻戻しモードで、巻取りリール台ブレーキ
    部材をオフ状態にするとともに供給リール台ブレーキ部
    材をソフト状態にしたことを特徴とする磁気記録再生装
    置。
  5. 【請求項5】 前記回転検出手段は供給リールパルスと
    巻取りリールパルスとを出力し、前記制御手段は該供給
    リールパルスと巻取りリールパルスとの周波数を比を求
    めることにより前記テープカセットのテープの巻戻し位
    置を検出することを特徴とする請求項1乃至4のいずれ
    か一記載の磁気記録再生装置。
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