JP2000091870A - 弾性表面波デバイスおよびその製造方法 - Google Patents

弾性表面波デバイスおよびその製造方法

Info

Publication number
JP2000091870A
JP2000091870A JP10260642A JP26064298A JP2000091870A JP 2000091870 A JP2000091870 A JP 2000091870A JP 10260642 A JP10260642 A JP 10260642A JP 26064298 A JP26064298 A JP 26064298A JP 2000091870 A JP2000091870 A JP 2000091870A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal layer
electrode metal
acoustic wave
surface acoustic
electrode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP10260642A
Other languages
English (en)
Inventor
Reiko Kobayashi
玲子 小林
Kaoru Sakinada
薫 先灘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP10260642A priority Critical patent/JP2000091870A/ja
Publication of JP2000091870A publication Critical patent/JP2000091870A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Surface Acoustic Wave Elements And Circuit Networks Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部接続端子であるボンディングパッドが十
分な接続強度を有し、信頼性が高く歩留りの良好な弾性
表面波素子を備えた弾性表面波デバイスを提供する。 【解決手段】 本発明の弾性表面波デバイスは、圧電性
基板と、この圧電性基板の主面にそれぞれ配設された櫛
歯状電極および外部接続端子を備えた弾性表面波素子を
有し、外部接続端子が、櫛歯状電極を構成する第1の電
極金属層上に第2の電極金属層が積層された2層構造を
有する第1の領域と、第2の電極金属層が圧電性基板上
に直接配設された第2の領域とを有している。また、こ
のような弾性表面波デバイスでは、外部接続端子の第1
の領域において、第2の電極金属層の周端部が、全周に
亘って第1の電極金属層上に載置されるように構成する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、弾性表面波デバイ
スおよびその製造方法に係わり、特に、移動体通信用端
末の周波数フィルタ等として好適する弾性表面波デバイ
スと、その製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】弾性表面波素子は、圧電体(圧電材料か
ら成る基板または圧電性薄膜)上に設けられた薄膜金属
から成る櫛歯状電極(IDT:Inter Digital Transduc
er)により、電気的信号と弾性表面波(SAW)との変
換を行ない、信号を送受信する素子であり、弾性表面波
フィルタ、弾性表面波発振器、遅延回路等のデバイスに
用いられている。
【0003】そして、このような弾性表面波素子を用い
たデバイスは、薄型化・小型化が可能であるというメリ
ットにより、近年、特に携帯電話などの移動体通信の分
野で広く用いられるようになっている。また、移動体通
信に用いられる弾性表面波フィルタは、使用される周波
数が、従来のMHz帯からGHz帯へと高周波になってきて
いる。
【0004】弾性表面波フィルタ等として用いられる弾
性表面波素子は、LiTaO3 、LiNbO3 、水晶の
ような圧電材料から成る圧電性基板上に、AlやAl−
Cu合金等から成る所定のパターンの電極層を配設する
ことにより構成されている。そしてこの電極層により、
周波数等の特性に密接に関係する櫛歯状電極(ID
T)、反射器(Gr)、外部接続端子であるボンディン
グパッドおよびIDTとボンディングパッドとを接続す
る接続配線部が形成されている。
【0005】ここで、IDTの厚さは、弾性表面波素子
に求められる特性から決定され、通常 100nm〜 300nm程
度と極めて薄くなっているが、ボンディングパッドや接
続配線部の厚さは、電気抵抗による電力の損失を低減す
るために、できるだけ厚くすることが望ましい。特に、
ワイヤボンディングやバンプボンディング等により、外
部の回路と電気的接続を行なう外部接続端子であるボン
ディングパッドでは、ワイヤやバンプの接続強度を確保
するために、電極層の厚さを十分に厚くすることが求め
られている。
【0006】そしてこのような要求を満足させるため
に、従来から、図13に示すように、IDT1およびG
r2を薄い下層電極層の1層で構成するとともに、ボン
ディングパッド3および必要に応じて接続配線部4を、
下層電極層上にAlやAl−Cu合金等から成る第2の
電極層(上層電極層)を積層した2層構造とし、層厚を
厚くすることが行なわれている。なお、図中、符号5は
圧電性基板、6は下層電極層のパターン、7は上層電極
層のパターンをそれぞれ示している。
【0007】このようなボンディングパッド3が2層構
造を有する弾性表面波素子の製造プロセスを、図14に
示す。
【0008】まず、図14(a)に示すように、圧電性
基板5上に第1の金属層8を成膜した後、図14(b)
に示すように、その上に第1のレジスト層(フォトレジ
スト層)を形成しパターニングして、第1のレジストパ
ターン9を形成する。次いで、図14(c)に示すよう
に、このレジストパターン9をマスク(エッチングマス
ク)として、第1の金属層8をエッチングして、第1の
電極金属層(下層電極層)10を形成する。
【0009】次に、図14(d)に示すように、第1の
レジストパターンを除去した後、下層電極層10上に第
2の電極金属層(上層電極層)を、リフトオフ法により
形成する。リフトオフ法による形成では、図14(e)
に示すように、下層電極層10が形成された基板上に、
第2のレジスト層(フォトレジスト層)11を形成した
後、このレジスト層を、図14(f)に示すように、上
層電極層を形成したくない領域にのみレジストが残るよ
うにパターニングして、第2のレジストパターン12を
形成する。次いで、図14(g)に示すように、このレ
ジストパターン12をリフトオフマスクとして、第2の
金属層を成膜した後、第2のレジストパターン12等を
リフトオフし、図14(h)に示すように、所望の形状
にパターニングされた第2の電極金属層(上層電極層)
13を得る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うにボンディングパッド3が2層構造を有する従来の弾
性表面波素子においては、下層電極層10と上層電極層
13がともにAlまたはAl合金等から構成されてお
り、これらの電極層の界面の接着強度が弱いため、ボン
ディングパッド3に、外部回路との接続用のワイヤまた
はバンプを接合する際に、下層電極層10と上層電極層
13との界面で剥離が生じ、ボンディング不良が発生す
るおそれがあった。また、このような層間剥離によるボ
ンディング不良が、製造工程で発生しなくても、使用中
に発生するおそれがあり、製品としての信頼性が低かっ
た。
【0011】また、前記した製造方法では、図15
(a)に示すように、第2のレジストパターン12の周
端部が、下層電極層10の上に載っていたりあるいは下
層電極層10から外れて圧電性基板5上にあったりと、
位置がばらばらであるため、パターン形状が良好で信頼
性の高い上層電極層13を安定して形成することが難し
かった。すなわち、ボンディングパッド部において、下
層電極層10と上層電極層13とが同一寸法に設定され
ているため、下層電極層10上に上層電極層13を形成
するための第2のレジストパターン12を重ねようとす
ると、アラインメントの精度が不十分な場合には、第2
のレジストパターン12の周端部の配置位置が、下層電
極層10上であったり圧電性基板5上であったりと、ば
らばらになっていた。そして、Al等から成る下層電極
層10とLiTaO3 等から成る圧電性基板5とでは、
光の反射率が大きく異なり、下層電極層10は圧電性基
板5に比べて非常に高い反射率を有するため、両者の上
にそれぞれ配置されたレジスト層に共通する、適切な露
光量はなかった。したがって、このようにばらばらに配
置されたレジストパターン12の周端部の一部では、逆
台形断面を有し上方にゆくほど外側に突出した形状であ
る、所望のテーパー形状は得られなかった。
【0012】そのため、図15(b)および図15
(c)に示すように、このような第2のレジストパター
ン12をリフトオフマスクとした上層電極層13の形成
において、パターンとして残したい領域の電極層が剥が
れたり、あるいは下層電極層10と上層電極層13との
間にレジストが残留したりすることがあった。また、第
2のレジストパターン12とともにその上に形成された
電極層を剥離・除去することが難しい、あるいは剥離が
できても上層電極層13の端部に剥がれかけの金属片が
残り、ショート不良の原因になるなど、多くの問題があ
った。
【0013】さらに、2層構造のボンディングパッドを
有する従来の弾性表面波素子では、焦電性を有する圧電
性基板を使用し、第2のレジストパターンを形成する場
合に、レジスト塗布後のプレベークや露光後のポストベ
ーク等の熱処理により、圧電性基板に焦電気が発生し
た。そして、この焦電気により、下層電極層のパターン
が接続されている部分と接続されずに島状になっている
部分との間で、電位の差が生じるため、両者が近接して
いるIDT間に放電が生じ、IDT溶断やショート、レ
ジスト層の破壊等が発生する結果、歩留まりが非常に低
かった。
【0014】このような焦電気によるIDT溶断等を引
き起こすことなく、特性の良好な弾性表面波素子を高歩
留まりで製造する方法として、下層電極層の形成工程
で、IDTおよびボンディングパッド等のパターンを形
成するとともに、下層電極層の全パターンが繋がる(電
気的に接続される)ような導通ラインを形成し、このよ
うなパターンを有する下層電極層上に、リフトオフ法に
より上層電極層を形成した後、エッチング等により導通
ラインを切断して、導通を解除する方法が考えられてい
る。
【0015】しかし、このような方法で製造された弾性
表面波素子においても、ボンディングパッドの下層電極
層と上層電極層との界面で剥離が生じ、ボンディング不
良が発生するおそれがあるなど、信頼性の点で問題があ
った。
【0016】本発明は、これらの問題を解決するために
なされたもので、外部接続端子であるボンディングパッ
ドが十分な接続強度を有し、信頼性が高く歩留りの良好
な弾性表面波素子を備えた弾性表面波デバイス、および
そのような弾性表面波デバイスの製造方法を提供するこ
とを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の発明の弾
性表面波デバイスは、圧電性基板と、この圧電性基板の
主面にそれぞれ配設された櫛歯状電極および外部接続端
子を備えた弾性表面波素子を有する弾性表面波デバイス
において、前記外部接続端子が、前記櫛歯状電極を構成
する第1の電極金属層上に第2の電極金属層が積層され
た2層構造を有する第1の領域と、前記第2の電極金属
層が前記圧電性基板上に直接配設された第2の領域とを
有することを特徴としている。
【0018】また、前記外部接続端子の第1の領域にお
いて、前記第2の電極金属層の周端部が、全周に亘っ
て、前記第1の電極金属層上に載置されていることを特
徴としている。
【0019】また、前記外部接続端子において、前記第
2の電極金属層が前記第1の電極金属層の少なくとも一
部を覆う構成であることを特徴としている。
【0020】本発明の第2の発明の弾性表面波デバイス
の製造方法は、圧電性基板上に第1の金属層を形成した
後、この金属層をパターニングして、櫛歯状電極のパタ
ーンを含む第1の電極金属層を形成する工程と、前記第
1の電極金属層上に、リフトオフ法により第2の電極金
属層を形成し、前記第1の電極金属層上に第2の電極金
属層が前記第1の電極金属層の面積より大なる面積で積
層された領域を有する外部接続端子を形成する工程とを
有する弾性表面波素子の製造工程を具備することを特徴
としている。
【0021】また、このような弾性表面波デバイスの製
造方法の第2の電極金属層の形成工程において、感光性
樹脂により、全周に亘り周端部が前記第1の電極金属層
上に配置されたパターンを有するレジストマスクを形成
し、このレジストマスクをリフトオフマスクとして、前
記第2の電極金属層を形成することを特徴としている。
【0022】本発明の第3の発明の弾性表面波デバイス
の製造方法は、圧電性基板上に第1の金属層を形成した
後、この金属層をパターニングして、櫛歯状電極のパタ
ーンを含む第1の電極金属層を形成する工程と、前記第
1の電極金属層上に、リフトオフ法により第2の電極金
属層を形成し、前記第1の電極金属層上に第2の電極金
属層が前記第1の電極金属層の面積より大なる面積で積
層された領域を有する外部接続端子を形成する工程と、
前記第1の電極金属層および第2の電極金属層がそれぞ
れ形成された基板から、所要の部分を切り出すダイシン
グ工程と、前記工程で切り出された弾性表面波素子を、
配線部材に実装する工程とを具備し、前記第1の電極金
属層の形成工程で、一部が欠如された外部接続端子のパ
ターンを形成するとともに、前記第2の電極金属層の形
成工程で、前記第1の電極金属層のパターンが欠如した
領域を含み、露出した圧電性基板上に直接前記第2の電
極金属層を形成することを特徴としている。
【0023】また、このような弾性表面波デバイスの製
造方法の第2の電極金属層の形成工程において、感光性
樹脂により、全周に亘り周端部が前記第1の電極金属層
上に配置されたパターンを有するレジストマスクを形成
し、このレジストマスクをリフトオフマスクとして、前
記第2の電極金属層を形成することを特徴としている。
【0024】さらに、前記第1の電極金属層の形成工程
において、パターンの少なくとも一部を電気的に接続す
る導通ラインを形成し、次いで前記第2の電極金属層を
形成した後、前記導通ラインを切断して電気的接続を解
除することを特徴としている。
【0025】本発明の弾性表面波デバイスにおいては、
圧電性基板の主面に配設された外部接続端子が、第1の
電極金属層上に第2の電極金属層が積層された2層構造
を有する第1の領域とともに、第2の電極金属層が圧電
性基板上に直接形成された第2の領域を有している。そ
して、Al等から成る第2の電極金属層とLiTaO3
等の圧電材料から成る圧電性基板との界面の接着強度
は、この第2の電極金属層と同じくAl等から成る第1
の電極金属層との界面の接着強度に比べてはるかに大き
いため、このような界面を持つ第2の領域を有すること
で、第2の電極金属層の全体としての接着強度が向上す
る。したがって、外部接続端子へのワイヤ、バンプ等の
ボンディング時に、第2の電極金属層に剥がれが発生す
ることがない。
【0026】また、本発明の製造方法を用いることで、
外部接続端子が、2層の電極金属層が積層された第1の
領域と第2の電極金属層が圧電性基板上に直接形成され
た第2の領域とを有し、信頼性が高く高歩留まりの弾性
表面波デバイスを、確実に得ることができる。
【0027】また、このような弾性表面波デバイスにお
いて、外部接続端子の2層構造を有する第1の領域で、
上層の第2の電極金属層の周端部が、全周に亘って第1
の電極金属層上に載置されるように構成することによ
り、パターン端部の形状が良好な第2の電極金属層を高
歩留まりで得ることができる。すなわち、このような構
造を有する弾性表面波デバイスの製造では、第2の電極
金属層の形成において、周端部が全周に亘って第1の電
極金属層上に配置されたレジストパターンが形成される
が、このとき、レジストの下地が全周に亘って金属層と
なり、露光の際の光反射率が一定になるため、適切な露
光量を選択して所望のテーパー形状を有するレジストパ
ターンを得ることができる。したがって、このようなレ
ジストパターンをマスクとして形成される第2の電極金
属層に、周端部の剥がれや金属小片の残留が生じること
がなく、信頼性の高い弾性表面波デバイスを安定して得
ることができる。
【0028】さらに、本発明の弾性表面波デバイスの製
造方法では、圧電性基板上に第1の金属層を形成し、こ
の金属層を所望の形状にパターニングして第1の電極金
属層を形成する工程において、パターンの少なくとも一
部を電気的に接続する導通ラインを形成することで、焦
電気による櫛歯状電極間等のスパークの発生を防止する
ことが可能となる。すなわち、導通ラインの形成後、第
1の電極金属層上にリフトオフ法により第2の電極金属
層を形成する工程で、レジストの加熱処理により圧電性
基板に焦電気が発生した場合でも、導通ラインにより第
1の電極金属層の各部が導通して同電位となるため、電
極パターン間に放電が発生することがなく、櫛歯状電極
の溶断やショート、レジスト層の破壊等が生じない。
【0029】また、このように形成された導通ライン
は、第2の電極金属層を形成した後、所要部を切断して
導通を解除することにより、素子の特性に影響を与える
ことがない。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づいて説明する。
【0031】図1は、本発明の弾性表面波デバイスの第
1の実施例を概略的に示す断面図であり、図2はその要
部である弾性表面波素子の電極構成を示す平面図であ
る。
【0032】この実施例の弾性表面波デバイスは、図1
に示すように、弾性表面波素子14が、両面にそれぞれ
Au等の接続端子部(チップ接続用パッド15aおよび
外部接続用端子部15b)を有するセラミック、樹脂等
の配線部材、例えば配線基板16上に、フェースダウン
に搭載され、Au等のバンプ17を介して接合され、さ
らにセラミック製や樹脂製のキャップ18が被覆・封止
された構造を有している。なお、図中符号19は、配線
基板15に設けられたヴィアホール(導通孔)を示す。
【0033】弾性表面波素子14は、図2に示すよう
に、LiTaO3 、LiNbO3 、水晶等の圧電材料か
ら成る圧電性基板20と、この圧電性基板20の主面に
配設された櫛歯状電極(IDT)21、反射器(Gr)
22、前記した配線基板16との接続用端子部であるボ
ンディングパッド23、およびIDT21等とボンディ
ングパッド23とを接続する接続配線部24とを有して
いる。そして、IDT21、Gr22および接続配線部
24は、図3に示すパターン形状を有する第1の電極金
属層25により構成されている。なお、弾性表面波素子
14を構成するこれらの要素の外方には、一部のボンデ
ィングパッド23と接続する導通ライン25aが、第1
の電極金属層25により構成されて配置されている。
【0034】また、ボンディングパッド23は、中央部
に方形の欠如部を持つ額縁状のパターンを有する第1の
電極金属層25上に、欠如部全体を覆うように、方形の
第2の電極金属層26を積層して構成され、第1の電極
金属層25上に第2の電極金属層26が積層された2層
構造を有する第1の領域と、第1の電極金属層25の欠
如部に形成された、第2の電極金属層26が圧電性基板
20と直接接している第2の領域とをそれぞれ有してい
る。また、第2の電極金属層26は、第1の電極金属層
25の欠如部並びに額縁状パターンの外形と相似形で、
かつこれらの中間の大きさを有しており、第2の電極金
属層26の周端部は、全周に亘って第1の電極金属層2
5の上に載せられている。
【0035】このような第1の実施例の弾性表面波デバ
イスは、以下に示す方法で製造される。まず、図4
(a)に示すように、圧電性基板20上に、Alまたは
Al合金から成る第1の金属層27を真空蒸着法やスパ
ッタ法により成膜した後、図4(b)に示すように、そ
の上に、感光性樹脂から成る第1のレジスト層(フォト
レジスト層)を形成し、露光・現像によりパターニング
して、第1のレジストパターン28を形成する。次い
で、図4(c)に示すように、このレジストパターン2
8をマスク(エッチングマスク)として、第1の金属層
27のドライエッチングまたはウェットエッチングを行
ない、第1の電極パターンを有する第1の電極金属層2
5を形成する。この第1の電極パターンでは、ボンディ
ングパッド部が、中央部に方形の欠如部が形成された額
縁状のパターン形状を有している。
【0036】次いで、図4(d)に示すように、第1の
レジストパターン28を剥離・除去した後、図4(e)
に示すように、第1の電極金属層25が形成された圧電
性基板20の主面全体を覆って、第2のフォトレジスト
層29を形成した後、このレジスト層を、図4(f)に
示すように、第2の電極金属層を形成したくない領域に
のみレジストが残るようにパターニングして、第2のレ
ジストパターン30を形成する。このとき、パターニン
グ用のフォトマスクのパターンや位置を調整することに
より、第2のレジストパターン30の周端部が、全周に
亘って第1の電極金属層25上に載るように、またアラ
インメントの精度を考慮して、多少の位置ずれが生じて
も、第1の電極金属層25上から第2のレジストパター
ン30の周端部が外れることがないように、第2のレジ
ストパターン30を設計する。さらに、第2の電極金属
層が、第1の電極金属層25の欠如部を完全に覆って形
成されるように、第2のレジストパターン30の形状等
を設定する。
【0037】次いで、図4(g)に示すように、この第
2のレジストパターン30をマスク(リフトオフマス
ク)として、AlまたはAl合金から成る第2の金属層
31を、真空蒸着法等により成膜した後、第2のレジス
トパターン30とその上に形成された第2の金属層31
をそれぞれ剥離・除去(リフトオフ)し、図4(h)に
示すように、所定の形状にパターニングされた第2の電
極金属層26を形成する。
【0038】次に、ボンディングパッド23の上層をな
す第2の電極金属26上に、Au等のバンプ17を形成
した後、この基板を、図2に一点鎖線で示す位置でダイ
シングして、1素子ごと切り出す。次いで、得られた弾
性表面波素子(チップ)14を、フェースダウンでベー
ス基板である配線基板16上に搭載し、実装する。配線
基板16においては、セラミックまたは樹脂等の絶縁基
板の両面に、チップ接続用パッド15aおよび外部接続
用端子部15bがそれぞれ配設されるとともに、両面の
配線層がヴィアホール19により接続されており、この
ような配線基板16の一方の主面に弾性表面波素子14
をマウントし、素子のボンディングパッド23と配線基
板16のチップ接続用パッド15aとを、Au等のバン
プ17を介して接合する。しかる後、このように配線基
板16上に搭載・実装された弾性表面波素子14の外側
に、セラミック等から成るキャップ18を被せ、キャッ
プ18と配線基板16との界面を、はんだ封止または樹
脂封止により気密に封止する。
【0039】このように構成される弾性表面波デバイス
では、配線基板16の反対側の主面(図では下面)に設
けられた外部接続用端子部15bから、ヴィアホール1
9およびAuバンプ17を経て、弾性表面波素子14の
ボンディングパッド23への信号の入出力が行なわれ
る。そして、ボンディングパッド23が、第1の電極金
属層25上に第2の電極金属層26が積層形成された第
1の領域とともに、第2の電極金属層26が圧電性基板
20上に直接形成された第2の領域を有しているので、
第2の電極金属層26の下層との界面の接着強度が、2
層構造の第1の領域のみを有する従来のボンディングパ
ッドに比べて向上している。したがって、ボンディング
パッド23へのバンプ接続の際に、第2の電極金属層2
6の剥がれが発生することがなく、信頼性の高い弾性表
面波デバイスが得られる。
【0040】また、ボンディングパッド23が、このよ
うな第2の領域とともに、2層の電極金属層が積層され
た第1の領域をも有しているので、十分に低い電気抵抗
を有し、電力損失の増大が十分に抑えられている。
【0041】なお、第1の領域および第2の領域が、そ
れぞれボンディングパッド23の全領域に対して占める
割合は、特に限定されず、ボンディングパッドが全体と
して、十分に大きなボンディング強度を有し、かつ電気
抵抗が十分に低くなるようにすれば良い。
【0042】さらに、ボンディングパッド23の第1の
領域において、上層の第2の電極金属層26の周端部
が、全周に亘って第1の電極金属層25上に載置されて
おり、このような第2の電極金属層26が、周端部が全
周に亘って第1の電極金属層25上に載るように配置さ
れた、第2のレジストパターン30をマスクとして形成
されている。そして、このような第2のレジストパター
ン30では、下地が全周に亘って金属層となり、露光の
際の光反射率が一定になるため、適切な露光量を選択し
て所望のテーパー形状を有するレジストパターンを得る
ことができるので、第2の電極金属層26の周端部に、
剥がれや金属小片の残留が生じることがなく、信頼性の
高い弾性表面波デバイスを安定して得ることができる。
【0043】次に、本発明の弾性表面波デバイスの製造
方法の別の実施例について、説明する。
【0044】第2の実施例では、前記した第1の実施例
と同様な工程を経て弾性表面波素子を製造するが、焦電
性を有する圧電性基板を用いる場合に、第1の電極金属
層を形成する工程において、図5に示すように、全ID
T21を電気的に接続し同電位とするための導通ライン
32を、第1の電極金属層25により形成する。そし
て、このようなパターンを有する第1の電極金属層25
のボンディングパッド部に、リフトオフ法により第2の
電極金属層26を形成し、第2の電極金属層26が圧電
性基板20上に直接形成された第2の領域を含み、かつ
第2の電極金属層26の周端部が全周に亘って第1の電
極金属層25の上に載置されたボンディングパッド23
を形成した後、図5にAで示す位置で導通ライン32を
切断して、導通を解除する。
【0045】導通ライン32の切断は、図6(a)に示
すように、第1および第2の電極金属層25、26がそ
れぞれ形成された圧電性基板20上に、第3のレジスト
層(エッチングレジスト層)を形成しパターニングし
て、導通ライン32の切断部を除いた第3のレジストパ
ターン33を形成した後、図6(b)に示すように、ド
ライエッチングまたはウェットエッチング等を行ない、
図6(c)に示すように、導通ライン32の露出部で第
1の電極金属層25を除去する方法が採られる。
【0046】このように構成される第2の実施例では、
第1の電極金属層25の形成工程で形成された導通ライ
ン32により、第1の電極金属層25の全パターンが導
通されるので、第2のレジストパターンを形成する工程
で、フォトレジストを塗布した後のプレベークや露光後
のポストベーク等の熱処理により、圧電性基板20に焦
電気が発生しても、パターンの各部が全て同電位とな
り、IDT21間等に放電が生じることがない。したが
って、焦電気によるIDT溶断、ショートやレジスト層
の破壊等が防止され、特性の良好な弾性表面波デバイス
が得られる。
【0047】また、第1の実施例と同様に、ボンディン
グパッド23が、第2の電極金属層26が圧電性基板2
0上に直接形成された、界面の接着強度が大きい第2の
領域を有しているので、ボンディングパッド23へのバ
ンプ接続の際に、第2の電極金属層26の剥がれが発生
することがなく、信頼性の高い弾性表面波デバイスが得
られる。さらに、ボンディングパッド23の第1の領域
において、第2の電極金属層26の周端部が、全周に亘
って第1の電極金属層25上に載置されているので、第
2の電極金属層26の周端部に剥がれや金属小片の残留
が生じることがなく、信頼性の高い弾性表面波デバイス
を安定して得ることができる。
【0048】なお、本発明は以上の実施例に限定され
ず、第3の金属層を有する弾性表面波デバイスにおいて
も、第1の電極金属層の形成工程で、IDTとともに導
通ラインを形成し、第2の電極金属層の形成後に導通ラ
インを切断することにより、前記した第2の実施例と同
様に、焦電気による電極パターンの破壊等を防止し、特
性の良好な弾性表面波デバイスを高歩留りで得ることが
できる。
【0049】また、ボンディングパッドにおいて、2層
の電極金属層が積層された第1の領域と、第2の電極金
属層が圧電性基板上に直接接して形成された第2の領域
とが、それぞれ存在すれば良く、第1の電極金属層のパ
ターン形状と第2の電極金属層のパターン形状およびこ
れらの積層の態様は、前記した実施例に限定されない。
すなわち、図7と図8(a)、(b)および図9
(a)、(b)にそれぞれに示すように、第2の電極金
属層26が第1の電極金属層25の一部を覆う構成と
し、ボンディングパッドを構成する第2の電極金属層2
6の周端部の一部が、第1の電極金属層25上ではな
く、圧電性基板20上に配置されるように構成しても、
ボンディングの信頼性の点では十分良好な弾性表面波デ
バイスが得られる。また、図10(a)、(b)に示す
ように、第2の電極金属層26が、第1の電極金属層2
5の全体を覆いさらに外側の圧電性基板20上にも広く
配設された構成とすることもできる。
【0050】さらに、図11に示すように、中央に方形
の欠如部を有する第1の電極金属層25上に、同形の外
形を有する第2の電極金属層26を、全周に亘って周端
部が面位置に重なるように積層形成した構造とすること
もできる。
【0051】またさらに、図12(a)および(b)に
それぞれ示すように、ボンディングパッド部において、
第1の電極金属層25にパターン欠如部を設けず、欠如
部のない方形パターンを有する第1の電極金属層25上
に、相似形で一回り小さい第2の電極金属層26を積層
形成し、全周に亘って第2の電極金属層26の周端部
が、第1の電極金属層25の上に載置された実施形態を
採ることもできる。このような構造では、ボンディング
パッド23へのボンディングの信頼性の点では必ずしも
十分とはいえないが、第2の電極金属層26の形成にお
いて、適切な露光量を選択して所望のテーパー形状を有
するレジストパターンを形成することができるので、周
端部における剥がれや小片の残留がなく良好なパターン
形状を有する第2の電極金属層26を、歩留まり良く得
ることができる。
【0052】
【発明の効果】以上の記載から明らかなように、本発明
によれば、外部接続端子が、2層の電極金属層が積層さ
れた第1の領域とともに、第2の電極金属層が圧電性基
板上に直接形成された第2の領域を有しているので、第
2の電極金属層の接着強度が向上し、外部接続端子への
ボンディングの際の剥がれがなく、信頼性の高い弾性表
面波デバイスを得ることができる。
【0053】また、外部接続端子の2層構造を有する第
1の領域で、上層の第2の電極金属層の周端部が、全周
に亘って第1の電極金属層上に載置されるように構成す
ることで、パターン端部の形状が良好な第2の電極金属
層を高歩留まりで形成し、信頼性の高い弾性表面波デバ
イスを安定したプロセスで得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の弾性表面波デバイスの第1の実施例を
概略的に示す断面図。
【図2】第1の実施例に使用する弾性表面波素子の構成
を示す平面図。
【図3】第1の実施例に使用する弾性表面波素子におい
て、第1の電極金属層のパターン形状を示す平面図。
【図4】第1の実施例の弾性表面波素子の製造方法を説
明するための図であり、(a)〜(h)は、製造の各工
程を示す断面図。
【図5】本発明の第2の実施例において、弾性表面波素
子の電極構成を示す平面図。
【図6】第2の実施例において、導通ラインの切断方法
を説明するための図であり、(a)〜(c)は切断の各
工程を示す断面図。。
【図7】本発明の第3の実施例の弾性表面波素子の電極
構成を示す平面図。
【図8】第3の実施例のボンディングパッド部の構造を
示す図であり、(a)は平面図、(b)は(a)におけ
るB−B断面図。
【図9】本発明の第4の実施例のボンディングパッド部
の構造を示す図であり、(a)は平面図、(b)は
(a)におけるC−C断面図。
【図10】本発明の第5の実施例のボンディングパッド
部の構造を示す図であり、(a)は平面図、(b)は
(a)におけるD−D断面図。
【図11】本発明の第6の実施例の弾性表面波素子の電
極構成を示す平面図。
【図12】本発明の第7の実施例のボンディングパッド
部の構造を示す図であり、(a)は平面図、(b)は
(a)におけるE−E断面図。
【図13】従来の弾性表面波素子の電極構成を概略的に
示す平面図。
【図14】従来からの弾性表面波素子の製造方法を説明
するための図であり、(a)〜(h)は、製造の各工程
を示す断面図。
【図15】従来の弾性表面波素子の製造方法における問
題を説明するための図であり、(a)〜(c)は、リフ
トオフ法による上層電極層の形成の各工程を示す断面
図。
【符号の説明】
14………弾性表面波素子 16………配線基板 17………Au等のバンプ 18………キャップ 20………圧電性基板 21………IDT 23………ボンディングパッド 25………第1の電極金属層 26………第2の電極金属層 28………第1のレジストパターン 30………第2のレジストパターン 25a、32………導通ライン

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧電性基板と、この圧電性基板の主面に
    それぞれ配設された櫛歯状電極および外部接続端子を備
    えた弾性表面波素子を有する弾性表面波デバイスにおい
    て、 前記外部接続端子が、前記櫛歯状電極を構成する第1の
    電極金属層上に第2の電極金属層が積層された2層構造
    を有する第1の領域と、前記第2の電極金属層が前記圧
    電性基板上に直接配設された第2の領域とを有すること
    を特徴とする弾性表面波デバイス。
  2. 【請求項2】 前記第2の領域が、ボンディングパッド
    部であることを特徴とする請求項1記載の弾性表面波デ
    バイス。
  3. 【請求項3】 前記外部接続端子が、ボンディングパッ
    ド部および接続配線部で構成されることを特徴とする請
    求項1記載の弾性表面波デバイス。
  4. 【請求項4】 前記外部接続端子の第1の領域におい
    て、前記第2の電極金属層の周端部が、全周に亘って、
    前記第1の電極金属層上に載置されていることを特徴と
    する請求項1記載の弾性表面波デバイス。
  5. 【請求項5】 前記外部接続端子において、前記第2の
    電極金属層が前記第1の電極金属層の少なくとも一部を
    覆う構成であることを特徴とする請求項1記載の弾性表
    面波デバイス。
  6. 【請求項6】 圧電性基板上に第1の金属層を形成した
    後、この金属層をパターニングして、櫛歯状電極のパタ
    ーンを含む第1の電極金属層を形成する工程と、 前記第1の電極金属層上に、リフトオフ法により第2の
    電極金属層を形成し、前記第1の電極金属層上に第2の
    電極金属層が前記第1の電極金属層の面積より大なる面
    積で積層された領域を有する外部接続端子を形成する工
    程とを有する弾性表面波素子の製造工程を具備すること
    を特徴とする弾性表面波デバイスの製造方法。
  7. 【請求項7】 前記外部接続端子が、ボンディングパッ
    ド部および接続配線部で構成されることを特徴とする請
    求項6記載の弾性表面波デバイスの製造方法。
  8. 【請求項8】 前記第2の電極金属層の形成工程におい
    て、感光性樹脂により、全周に亘り周端部が前記第1の
    電極金属層上に配置されたパターンを有するレジストマ
    スクを形成し、このレジストマスクをリフトオフマスク
    として、前記第2の電極金属層を形成することを特徴と
    する請求項6記載の弾性表面波デバイスの製造方法。
  9. 【請求項9】 圧電性基板上に第1の金属層を形成した
    後、この金属層をパターニングして、櫛歯状電極のパタ
    ーンを含む第1の電極金属層を形成する工程と、 前記第1の電極金属層上に、リフトオフ法により第2の
    電極金属層を形成し、前記第1の電極金属層上に第2の
    電極金属層が前記第1の電極金属層の面積より大なる面
    積で積層された領域を有する外部接続端子を形成する工
    程と、 前記第1の電極金属層および第2の電極金属層がそれぞ
    れ形成された基板から、所要の部分を切り出すダイシン
    グ工程と、 前記工程で切り出された弾性表面波素子を、配線部材に
    実装する工程とを具備し、 前記第1の電極金属層の形成工程で、一部が欠如された
    外部接続端子のパターンを形成するとともに、 前記第2の電極金属層の形成工程で、前記第1の電極金
    属層のパターンが欠如した領域を含み、露出した圧電性
    基板上に直接前記第2の電極金属層を形成することを特
    徴とする弾性表面波デバイスの製造方法。
  10. 【請求項10】 前記外部接続端子が、ボンディングパ
    ッド部および接続配線部で構成されることを特徴とする
    請求項9記載の弾性表面波デバイスの製造方法。
  11. 【請求項11】 前記第2の電極金属層の形成工程にお
    いて、感光性樹脂により、全周に亘り周端部が前記第1
    の電極金属層上に配置されたパターンを有するレジスト
    マスクを形成し、このレジストマスクをリフトオフマス
    クとして、前記第2の電極金属層を形成することを特徴
    とする請求項9記載の弾性表面波デバイスの製造方法。
  12. 【請求項12】 前記第1の電極金属層の形成工程にお
    いて、パターンの少なくとも一部を電気的に接続する導
    通ラインを形成し、次いで前記第2の電極金属層を形成
    した後、前記導通ラインを切断して電気的接続を解除す
    ることを特徴とする請求項9記載の弾性表面波デバイス
    の製造方法。
JP10260642A 1998-09-14 1998-09-14 弾性表面波デバイスおよびその製造方法 Withdrawn JP2000091870A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10260642A JP2000091870A (ja) 1998-09-14 1998-09-14 弾性表面波デバイスおよびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10260642A JP2000091870A (ja) 1998-09-14 1998-09-14 弾性表面波デバイスおよびその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000091870A true JP2000091870A (ja) 2000-03-31

Family

ID=17350763

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10260642A Withdrawn JP2000091870A (ja) 1998-09-14 1998-09-14 弾性表面波デバイスおよびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000091870A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002261571A (ja) * 2001-02-27 2002-09-13 Kyocera Corp 弾性表面波装置及びその製造方法
JP2011097481A (ja) * 2009-10-30 2011-05-12 Kyocera Corp 弾性表面波素子の製造方法、弾性表面波素子および弾性表面波素子用基板
JP7508104B2 (ja) 2020-11-16 2024-07-01 三安ジャパンテクノロジー株式会社 弾性波デバイス

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002261571A (ja) * 2001-02-27 2002-09-13 Kyocera Corp 弾性表面波装置及びその製造方法
JP4731026B2 (ja) * 2001-02-27 2011-07-20 京セラ株式会社 弾性表面波装置の製造方法
JP2011097481A (ja) * 2009-10-30 2011-05-12 Kyocera Corp 弾性表面波素子の製造方法、弾性表面波素子および弾性表面波素子用基板
JP7508104B2 (ja) 2020-11-16 2024-07-01 三安ジャパンテクノロジー株式会社 弾性波デバイス

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7479852B2 (en) Method for manufacturing surface acoustic wave device and surface acoustic wave device
US6792656B2 (en) Surface acoustic wave apparatus and manufacturing method therefor
JP3677409B2 (ja) 弾性表面波装置及びその製造方法
US6552475B2 (en) Surface acoustic wave device
CN101192817A (zh) 声波器件
JP4886485B2 (ja) 弾性波デバイスおよびその製造方法
KR100766262B1 (ko) 탄성표면파 장치의 제조방법 및 탄성표면파 장치
JP2007142491A (ja) 弾性表面波装置の製造方法及び弾性表面波装置
JP2007081555A (ja) 弾性表面波装置
US11159143B2 (en) Filter device and method for manufacturing the same
JP4195605B2 (ja) 弾性表面波装置
JP2002374137A (ja) 弾性表面波装置の製造方法、弾性表面波装置、およびこれを搭載した通信装置
JP2000091870A (ja) 弾性表面波デバイスおよびその製造方法
US11050408B2 (en) Acoustic wave device
JP4731216B2 (ja) 弾性表面波装置
WO2018198730A1 (ja) 電子部品およびそれを備えるモジュール
JP2000261279A (ja) 弾性表面波装置
JP2000236230A (ja) 弾性表面波フィルタ
JP4684343B2 (ja) 弾性表面波装置
JP2004235896A (ja) 弾性表面波装置
JP2001077658A (ja) 弾性表面波装置
JP2010118828A (ja) 弾性波フィルタ装置
JP2006067211A (ja) 弾性表面波装置および弾性表面波装置の製造方法
JP2022137818A (ja) 弾性波デバイスおよびその製造方法、フィルタおよびマルチプレクサ
KR100484078B1 (ko) 탄성 표면파 장치 및 그 제조 방법과 이것을 이용한 전자부품

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20060110