JP2000090781A - レバースイッチ装置 - Google Patents

レバースイッチ装置

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JP2000090781A
JP2000090781A JP10263597A JP26359798A JP2000090781A JP 2000090781 A JP2000090781 A JP 2000090781A JP 10263597 A JP10263597 A JP 10263597A JP 26359798 A JP26359798 A JP 26359798A JP 2000090781 A JP2000090781 A JP 2000090781A
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tact
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JP10263597A
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Keigo Nishimoto
圭吾 西本
Hisashi Hirose
尚志 廣瀬
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Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 より低コストで構成することができるレバー
スイッチ装置を提供する。 【解決手段】 タクトスイッチ23a乃至23dが搭載
された基板22に、タクトスイッチ23a乃至23dの
部位に対応して設けられる貫通孔26a乃至23dとそ
れらの側より凹部27に向けて形成された斜面部28と
を備えてなるパネル25を配置し、パネル25の凹部2
7にコンタクトプレート30を配置する。そして、操作
レバー31をケース37及び45の所定位置を支点とし
て例えばx軸方向に所定量以上操作すると、圧子34が
コンタクトプレート30の操作片部30Aをパネル25
の斜面部28に沿って押圧することで、当該操作片部3
0Aの先端部30Aeがパネル25の貫通孔26aを介
して対応するタクトスイッチ23aの操作子を押圧し、
タクトスイッチ23aをオンする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定位置を支点と
して複数軸方向に操作可能に構成された操作レバーを備
えてなるレバースイッチ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、農機であるコンバインにおい
て、籾を排出するアンローダの方向制御や機体の水平制
御を行うために十字レバースイッチが使用されている。
このような十字レバースイッチの従来構成例を図5に示
す。基板1には、スイッチ2の固定接点2aが配置され
ており、その固定接点2aの上方には、操作子2bの下
端部に取り付けられた可動接点2cが対向するように配
置されている。
【0003】スイッチ2の操作子2bは、基板1上に取
り付けられるベース3に形成された収納部3aに付勢用
のスプリング4と共に収納されている。そして、操作子
2bの上端は、操作レバー5の下端部に取り付けられて
いる略半球状の圧子6の底面部6aに当接している。
【0004】操作レバー5は、ベース3の中央部に形成
されている収納部3bに収納されているスプリング7及
びボール8を介して上方に押し上げられるようになって
おり、圧子6の球面部6bは、ベース3にOリング9を
介して取り付けられるケース10の内面部に当接してい
る。
【0005】そして、操作レバー5の上端部に設けられ
ている操作ノブ11を作業者が把持し、X軸,Y軸方向
の何れか一方側に操作レバー5を傾けると、圧子6は、
球面部6bがケース10の内面部に当接した状態で摺動
し、底面部6aは、図5に示す状態の水平面から傾斜す
る。すると、スイッチ2の操作子2bは下方に押し下げ
られるので、操作レバー5の操作が所定量に達すると、
可動接点2cは固定接点2aと接触してスイッチ2はオ
ンするようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上に
おいて用いられているスイッチ2は、ベース3と共に十
字レバースイッチを構成するための特殊な構造であり、
スイッチ2を構成する各部品は全て専用部品となってい
る。そのため、コストが上昇してしまうという問題があ
る。
【0007】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、より低コストで構成することができ
るレバースイッチ装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載のレバースイッチ装置は、複数のタク
トスイッチが所定の中心位置から一定間隔を有して搭載
される基板と、この基板を覆うように配置され、前記複
数のタクトスイッチの部位に対応して設けられる複数の
貫通孔と、それら複数の貫通孔側から前記中心位置に対
応する中央部に向けて形成された斜面部とを備えてなる
パネルと、このパネルの前記中央部に配置される中心部
と、この中心部から前記複数の各貫通孔に向かって延設
される板状の操作片部とを備えたコンタクトプレート
と、先端部が前記コンタクトプレートを押圧する状態
で、所定位置を支点として複数軸方向に操作可能に構成
された操作レバーと、前記パネルに取り付けられ、前記
コンタクトプレートを収納すると共に前記操作レバーを
支持するケースとを備え、前記操作レバーを前記複数軸
方向の内の任意の方向に所定量以上操作すると、前記先
端部が前記コンタクトプレートの操作片部を前記パネル
の斜面部に沿って押圧することにより、当該操作片部の
先端部が前記パネルの貫通孔を介して前記複数の内の対
応するタクトスイッチの操作子を押圧して当該タクトス
イッチをオンするように構成されていることを特徴とす
る。
【0009】斯様に構成すれば、操作レバーを複数軸方
向の内の任意の方向に所定量以上操作すると、操作レバ
ーの先端部がコンタクトプレートの操作片部をパネルの
斜面部に沿って押圧する。そして、当該操作片部の先端
部がパネルの貫通孔を介して操作子を押圧することで、
対応するタクトスイッチをオンする。
【0010】従って、汎用のタクトスイッチを用いて構
成することが可能となる。また、タクトスイッチのオン
時には、コンタクトプレートの操作片部がパネルの斜面
部に接触した状態において操作片部の先端部が操作子に
作用する。即ち、操作レバーにかかる操作力がタクトス
イッチに直接作用することがないのでオーバーストロー
クを確実に防止することができ、比較的強度が小さいタ
クトスイッチを用いても破壊に至ることがない。
【0011】また、請求項2に記載したように、前記パ
ネルの斜面部に、前記操作レバーを前記複数軸方向の内
の任意の方向に所定量以上操作する場合に、節度感を付
与するための節度山を設けるのが好ましい。斯様に構成
すれば、操作レバーの操作時における節度感を容易に付
与することができる。
【0012】更に、請求項3に記載したように、前記基
板と前記パネルとの接合部分を覆うシール部材と、前記
複数のタクトスイッチを夫々覆うゴムカバーと、前記パ
ネルと前記ケースとの接合部分に介挿されるOリング
と、このケース及び前記操作レバーの操作端側に取り付
けられる操作ノブとの間を覆うゴムブーツとを備えるの
が好適である。斯様に構成すれば、例えば農機のように
野外で使用するものに用いられる場合であっても、各タ
クトスイッチの防水を確実に図ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明をコンバインのアン
ローダ制御を行うための十字レバースイッチに適用した
場合の一実施例について図1乃至図4を参照して説明す
る。図1は、十字レバースイッチ(レバースイッチ装
置)21の平面図及び縦断面図,図2は、分解斜視図で
ある。
【0014】尚、図1における左右方向がx軸,奥行き
方向がy軸,上下方向がz軸方向と定義する。基板22
には、4つのタクトスイッチ23a,23b,23c及
び23dが、所定の中心位置に対し一定間隔を有して十
字をなすように配置されている。これら4つのタクトス
イッチ23a乃至23dは、防水用のゴムカバー24a
乃至24dによって覆われるようになっている。
【0015】基板22の上には、タクトスイッチ23a
乃至23dを収納するパネル25が配置されるようにな
っている。そのパネル25には、基板22の4つのタク
トスイッチ23a乃至23dの部位に対応して4つの貫
通孔26a乃至26dが設けられている。また、パネル
25は、これら4つの貫通孔26a乃至26dから、そ
れらの中心位置に対応する凹部(中央部)27に向けて
下るように形成された斜面部28を備えている。その各
斜面部28の途中部分には、僅かに上に凸となるように
形成された節度山28aが設けられている。
【0016】そして、パネル25を基板22に取り付け
る際には、図1(b)に示すように、下方に向けて延設
されたパネル25の押さえ部29が、タクトスイッチ2
3a乃至23dを覆うゴムカバー24a乃至24dの裾
部24aa乃至24daを押さえることで、ゴムカバー
24a乃至24dによるタクトスイッチ23a乃至23
dの密封度を高めるようになっている。また、パネル2
5の4つの貫通孔26a乃至26dの間には、4つのね
じ止め孔25aが設けられている。
【0017】パネル25には、コンタクトプレート30
が配置されるようになっている。コンタクトプレート3
0は、パネル25の凹部27に配置される中心部30O
と、この中心部30Oからの各貫通孔26a乃至26d
に向かって延設される板状の操作片部30A乃至30D
とを備え、金属板で形成されている。
【0018】以下、図1(b)の一部を拡大して示す図
4を参照し、操作片部30Aを代表としてコンタクトプ
レート30の形状を詳細に説明する。操作片部30A
は、中心部30Oから、節度山28a手前の斜面部28
に沿う角度で斜め上方に延びて(30Aa及び30A
b)からその後に略垂直に立上がり(30Ac)、パネ
ル25の水平面を越えた所で外周方向に向かって略水平
に曲がっている(30Ad)。
【0019】即ち、操作片部30Aの部分30Abは、
節度山28a以降の斜面部28bとは接触せずに離れた
状態にある。そして、各操作片部30A乃至30Dの先
端部30Ae乃至30Deは、各貫通孔26a乃至26
dに臨んでゴムカバー24a乃至24dの頭部上方に位
置するようになっている。
【0020】コンタクトプレート30は、上方に配置さ
れる操作レバー31を構成するシャフト32の先端部に
スプリング33を介して取り付けられる圧子(先端部)
34によって押圧されるようになっている。圧子34
は、その先(下方)端部分が僅かに径小となり後(上
方)端面が開放された中空の略円筒形状をなしている。
そして、圧子34は、内部に配置されスプリング33に
より下方に付勢されるようになっており、操作レバー3
1の操作位置がニュートラル(中立)にある場合には、
先端部分がコンタクトプレート30の中心部30Oに収
まるようになっている。
【0021】また、パネル25には、各貫通孔26a乃
至26dを取り囲むようにして円周状に形成された溝3
5が設けられており、その溝35には、防水用のOリン
グ36が配置されるようになっている。その状態で、パ
ネル25には、ロワーケース37が後述するアッパーケ
ース45を介してねじ止めされるようになっている。
【0022】ロアーケース37は、末広がり状のスカー
ト部38を備えており、そのスカート部38の周縁部
は、パネル25の溝35に対応する寸法となっている。
また、スカート部38の上部には平坦に形成されてなる
平坦部39があり、更に、その平坦部39から概略円筒
状に***した状態に形成されてなる***部40がある。
***部40の中心部には、凹部40aが形成され、その
凹部40aの中心にシャフト32が貫通する貫通孔40
bが設けられている。
【0023】シャフト32には、途中部位に略球状をな
すブッシュ41が形成されていると共に、シャフト32
の下端部には、他の部分よりも径太となりスプリング3
3及び圧子34を収納する収納部42が形成されてい
る。また、シャフト32のブッシュ41及びその上方に
あるシャフト本体32aには、ピン43a及び43bを
挿入するための挿入孔44a及び44bが設けられてお
り、***部40の凹部40aには、ブッシュ41の挿入
孔44aに挿入されたピン43aを受け入れるための収
納部40cが形成されている。
【0024】この収納部40cは、中心から±x方向に
向けて傾斜が深くなるように形成されている。ピン43
aは、シャフト32の回り止めであり、操作レバー31
のz軸中心の回転を防止するものである。また、***部
40の外周には、半円部分が突出するようにして4か所
にねじ止め用の貫通孔40dが形成されている。
【0025】シャフト32が配置された状態で、ロワー
ケース37にアッパーケース45が取り付けられるよう
になっている。アッパーケース45は、円板状の基部4
6があり、その基部46の中心部にはドーム状に***し
た***部47がある。また、***部47の外周の4カ所
から基部46の外周部にかけて山形に立ち上がる山部4
8が十字をなすように形成されている。尚、基部46の
直径は、ロワーケース37の***部40の径よりも若干
大となるように設定されている。
【0026】***部47の中心には、シャフト32が貫
通する貫通孔47aが形成されており、基部46上の4
つの山部48の間には、4つのねじ止め孔46aが形成
されている。貫通孔47aの内周端面47bは、上方に
向けて広がる斜面を成すように形成されており、操作レ
バー31の操作範囲を規制するようにシャフト32を係
止するようになっている。また、図1に示すように、ア
ッパーケース45側にも、ロワーケース37の収納部4
0cを反転した形状をなす収納部45aが形成されてい
る。そして、アッパーケース45は、ねじ49によりロ
ワーケース37を介してパネル25にねじ止めされるよ
うになっている。
【0027】この状態で、概略円筒状をなし、上方側に
蛇腹部50aを備えたゴムブーツ50の下端部50b
が、アッパーケース45の基部46とロワーケース37
の平坦部39との間に係合されて取り付けられるように
なっている。操作ノブ51は、略四角柱状のヘッド52
を有している。ヘッド52は、ユーザが把持する部分よ
りも下方側の寸法が小となっていると共に、その先に、
ゴムブーツ50の上端部50cを係合するための係合段
部52aが形成されている。
【0028】また、ヘッド52の内部には、シャフト3
2を挿通するための挿通孔52bが形成されており、そ
の挿通孔52bの入り口部分には、短い円筒状をなす円
筒部53が形成されている。その円筒部53の側面に
は、ピン43bを挿通するための挿通孔53a,53a
が設けられている。
【0029】そして、操作ノブ51は、ゴムブーツ50
の蛇腹部50aが押し縮められた状態で挿通孔52bに
シャフト32を挿通させて、挿通孔53a,53aとシ
ャフト本体32aの挿入孔42bとの位置を合わせた状
態でピン43bをそれらに挿入することにより操作ノブ
51をシャフト32に取り付けて、操作レバー31を構
成するようになっている。それから、ゴムブーツ52の
上端部52cをヘッド52の係合段部52aに係合させ
る。尚、基板22とパネル25との接合部分には、ポッ
ティングにより防水用の樹脂(シール部材)54が配置
されている。
【0030】次に、本実施例の作用について説明する。
ユーザが、操作ノブ51のヘッド52を把持して、ニュ
ートラル位置から+x方向(図1中右方向)に操作する
場合について述べる。この場合、シャフト32の中心と
ピン41aの中心との交点を回動中心として、シャフト
32の先端にある圧子34は、コンタクトプレート30
の操作片30Aを中心部30Oからパネル25の−x方
向の斜面部28に沿って押圧しながら移動する。
【0031】そして、操作ノブ51の操作角が15度を
超えると、圧子34は斜面部28の節度山28aを超え
るようになっている(この時、ユーザは、操作レバー3
1を介して節度感を得ることができる)。この時、操作
片30Aにおける節度山28a以降の部分30Abは、
圧子34に押圧されて折れ曲がり斜面部28に全面的に
接触する。すると、先端部30Aeは、ゴムカバー24
aを介してタクトスイッチ23aの操作子を押圧するこ
とでタクトスイッチ23aをオンさせる。
【0032】タクトスイッチ23aがオンすると、その
オン信号は図示しないアクチュエータに出力され、アン
ローダの排出口側は、そのオン時間に応じて所定方向に
回動されるようになる。また、操作レバー31の操作範
囲は、前述したように、シャフト32がアッパーケース
45の内周端面47bに当接することで規制される。
尚、操作レバー31を−x方向及び±y方向に操作する
場合の作用についても同様であり、各操作方向に応じて
タクトスイッチ23b及び23c,23dがオンされ、
オンされたスイッチに応じてアンローダの排出口側は回
動される。
【0033】以上のように構成された本実施例によれ
ば、十字レバースイッチ21を、汎用のタクトスイッチ
23a乃至23dを用いてより低コストで構成すること
が可能となる。また、タクトスイッチ23a乃至23d
のオン時には、コンタクトプレート30の操作片部30
A乃至30Dがパネル25の斜面部28に接触した状態
で、ゴムカバー24a乃至24dの弾性部を介して各操
作子に作用するので、操作レバー31にかかる操作力が
タクトスイッチ23a乃至23dに直接作用することが
なくオーバーストロークを確実に防止することができ、
比較的強度が小さいタクトスイッチ23a乃至23dを
用いても破壊に至ることがなく、寿命を長期化すること
ができる。
【0034】加えて、汎用のタクトスイッチ23a乃至
23dを用いることによって、従来の構成よりも部品点
数を削減することができる。更に、パネル25の斜面部
28に節度山28aを設けたので、操作レバー31の操
作時における節度感を容易に付与することができ、ユー
ザは良好な操作感を得ることができる。
【0035】ところで、農機のように野外で使用するス
イッチ装置については防水対策が不可欠であるが、例え
ば、図4に示す従来構成の十字レバースイッチでは、操
作ノブ11とケース10との間をゴムブーツ12により
覆うことで防水対策を施しているだけであり、例えば、
操作ノブ11とゴムブーツ12との係合部分から一端水
分が侵入すると各スイッチ2は水分による悪影響を非常
に受け易く、接触不良などが生じる可能性が高い。
【0036】これに対して、本実施例の十字レバースイ
ッチ21によれば、タクトスイッチ23a乃至23dを
用いて構成したことにより、各スイッチをゴムカバー2
4a乃至24dで覆うことが可能となった。そして、基
板22とパネル25との接合部分に樹脂54を配置し、
パネル25とロワーケース37との接合部分にOリング
36を配置してアッパー及びロワーケース45及び37
と操作ノブ51との間をゴムブーツ52で覆うようにし
たので、例え操作ノブ51とゴムブーツ52との係合部
分から水分が侵入した場合であっても、ゴムカバー24
a乃至24dにより各スイッチ23a乃至23dの防水
を確実に図ることができる。
【0037】本発明は上記し且つ図面に記載した実施例
にのみ限定されるものではなく、以下のような変形また
は拡張が可能である。x,y軸の2軸方向に操作可能な
十字レバースイッチ21に限ることなく、タクトスイッ
チの数及び配置やコンタクトプレートの形状等を適宜変
更することで、ニュートラルから3軸方向以上に操作可
能なレバースイッチに適用しても良い。例えば、タクト
スイッチ23a乃至23dはそのままで、パネル及びコ
ンタクトプレートの形状を適宜変更することにより操作
レバー31を4軸方向に操作可能として、タクトスイッ
チ23a及び23c,23b及び23d,23c及び2
3b,23a及び23dを夫々同時にオン操作可能な構
成として、アンローダのような操作対象を4軸方向に操
作するようにしても良い。パネル25の斜面部28にお
ける節度山28aは必要に応じて設ければ良い。また、
ゴムカバー24a乃至24dについても、レバースイッ
チ装置の使用環境に応じて適宜設ければ良い。コンバイ
ンなどの農機に限ることなく、他の車両や車両以外の機
器などに適用しても良い。野外で使用するものに限らな
いことも言うまでもない。
【0038】
【発明の効果】本発明は以上説明した通りであるので、
以下の効果を奏する。請求項1記載のレバースイッチ装
置によれば、操作レバーを複数軸方向の内の任意の方向
に所定量以上操作すると、操作レバーの先端部がコンタ
クトプレートの操作片部をパネルの斜面部に沿って押圧
する。そして、当該操作片部の先端部がパネルの貫通孔
を介して操作子を押圧することで、対応するタクトスイ
ッチをオンするので、汎用のタクトスイッチを用いて構
成することが可能となる。また、タクトスイッチのオン
時には、コンタクトプレートの操作片部がパネルの斜面
部に接触した状態で当該操作片部の先端部が操作子に作
用するので、操作レバーにかかる操作力がタクトスイッ
チに直接作用することがなく、オーバーストロークを確
実に防止することができる。
【0039】請求項2記載のレバースイッチ装置によれ
ば、パネルの斜面部に、操作レバーを複数軸方向の内の
任意の方向に所定量以上操作する場合に節度感を付与す
るための節度山を設けたので、操作レバーの操作時にお
ける節度感を容易に付与することができる。
【0040】請求項3記載のレバースイッチ装置によれ
ば、複数のタクトスイッチを夫々ゴムカバーで覆うよう
にしたので、例えば農機のように野外で使用するものに
用いる場合であっても、各タクトスイッチの防水を確実
に図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を十字レバースイッチに適用した場合の
一実施例を示すものであり、(a)は平面図、(b)は
縦断面図
【図2】組立て状態を示す分解斜視図
【図3】パネルの要部及びコンタクトプレートの形状を
示す斜視図
【図4】図1(b)の一部を拡大して示す図
【図5】従来技術を示す図1(b)相当図
【符号の説明】
21は十字レバースイッチ(レバースイッチ装置)、2
2は基板、23a乃至23dはタクトスイッチ、24a
乃至24dはゴムカバー、25はパネル、26a乃至2
6dは貫通孔、27は凹部(中央部)、28は斜面部、
28aは節度山、30はコンタクトプレート、30Oは
中心部、30A乃至30Dは操作片、30Ae乃至30
Deは先端部、31は操作レバー、34は圧子(先端
部)、36はOリング、37はロアーケース、45はア
ッパーケース、50はゴムブーツ、51は操作ノブ、5
4は樹脂(シール部材)を示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のタクトスイッチが所定の中心位置
    から一定間隔を有して搭載される基板と、 この基板を覆うように配置され、前記複数のタクトスイ
    ッチの部位に対応して設けられる複数の貫通孔と、それ
    ら複数の貫通孔側から前記中心位置に対応する中央部に
    向けて形成された斜面部とを備えてなるパネルと、 このパネルの前記中央部に配置される中心部と、この中
    心部から前記複数の各貫通孔に向かって延設される板状
    の操作片部とを備えたコンタクトプレートと、 先端部が前記コンタクトプレートを押圧する状態で、所
    定位置を支点として複数軸方向に操作可能に構成された
    操作レバーと、 前記パネルに取り付けられ、前記コンタクトプレートを
    収納すると共に前記操作レバーを支持するケースとを備
    え、 前記操作レバーを前記複数軸方向の内の任意の方向に所
    定量以上操作すると、前記先端部が前記コンタクトプレ
    ートの操作片部を前記パネルの斜面部に沿って押圧する
    ことにより、当該操作片部の先端部が前記パネルの貫通
    孔を介して前記複数の内の対応するタクトスイッチの操
    作子を押圧して当該タクトスイッチをオンするように構
    成されていることを特徴とするレバースイッチ装置。
  2. 【請求項2】 前記パネルの斜面部に、前記操作レバー
    を前記複数軸方向の内の任意の方向に所定量以上操作す
    る場合に、節度感を付与するための節度山を設けたこと
    を特徴とする請求項1記載のレバースイッチ装置。
  3. 【請求項3】 前記基板と前記パネルとの接合部分を覆
    うシール部材と、 前記複数のタクトスイッチを夫々覆うゴムカバーと、 前記パネルと前記ケースとの接合部分に介挿されるOリ
    ングと、 このケース及び前記操作レバーの操作端側に取り付けら
    れる操作ノブとの間を覆うゴムブーツとを備えたことを
    特徴とする請求項1または2記載のレバースイッチ装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100454135C (zh) * 2004-11-29 2009-01-21 奥林巴斯映像株式会社 水中开关机构
JP2010285109A (ja) * 2009-06-12 2010-12-24 Clarion Co Ltd 車載器の入力装置
CN102479639A (zh) * 2010-11-24 2012-05-30 株式会社东海理化电机制作所 开关的操作装置

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