JPH08195144A - 十字方向スイッチ - Google Patents

十字方向スイッチ

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JPH08195144A
JPH08195144A JP7004462A JP446295A JPH08195144A JP H08195144 A JPH08195144 A JP H08195144A JP 7004462 A JP7004462 A JP 7004462A JP 446295 A JP446295 A JP 446295A JP H08195144 A JPH08195144 A JP H08195144A
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JP
Japan
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terminal
movable terminal
knock pin
cross
switch
Prior art date
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Pending
Application number
JP7004462A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Ogata
勝己 緒方
Toshihiko Terashita
俊彦 寺下
Kazunori Hamazaki
和憲 浜崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsumi Electric Co Ltd filed Critical Mitsumi Electric Co Ltd
Priority to JP7004462A priority Critical patent/JPH08195144A/ja
Publication of JPH08195144A publication Critical patent/JPH08195144A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 十字方向スイッチの構成を簡素化して部品点
数を削減し、小型化を図るとともに組立性を向上させて
コストダウンを実現する。 【構成】 半球部4の直交する2軸X−X、Y−Yを回
転軸とする操作レバー1の下端にノックピン8を設けコ
イルスプリング7によって下方へ付勢する。そして、十
字型に形成された可動端子11の中央に窪み16を設け
て前記ノックピン8を係合する。また、スイッチ底盤1
0に前記可動端子11の窪み16を四方から支持する支
持端子17を設け、更に、可動端子11の各端片12,
13,14,15に対峙する位置に固定端子26,2
7,28,29を配設する。操作レバー1がN方向へ回
倒した場合には、ノックピン8が端片12に沿って上昇
することによって可動端子11を揺動させて、該端片1
2が固定端子26に当接する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は十字方向スイッチに関
するものであり、特に、簡易な節度機構によって四種類
の電気的導通を得られるようにした十字方向スイッチに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、カーオーディオ等の操作手段とし
て、操作レバーを十字方向に傾倒することができる所謂
十字方向スイッチが使用されている。この種の十字方向
スイッチは操作レバーの中央部付近に該操作レバーの回
動支点を設け、更に、該操作レバーの下端部近傍の底盤
には四個のプッシュボタン等を夫々操作レバーが傾倒す
る四方向の位置に配設することによって、該操作レバー
が傾斜した方向のプッシュボタン等がオンするように形
成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】底盤に四個のプッシュ
ボタンを設けて操作レバーによって任意のプッシュボタ
ンをオンオフする手段は、四個のスイッチを組み合わせ
たにすぎないので、部品点数が多くなり全体が大型化す
るだけでなく、組立作業も煩雑になりコストが高くな
る。
【0004】そこで、十字方向スイッチの構成を簡素化
して部品点数を削減し、小型化を図るとともに、組立性
を向上させてコストダウンを実現するために解決すべき
技術的課題が生じてくるのであり、本発明は該課題を解
決することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するために提案されたものであり、操作レバーを十
字方向へ傾倒可能に形成し、該操作レバーの傾斜方向を
検知することによりスイッチング動作を行う十字方向ス
イッチにおいて、操作レバーの下端にノックピンを設け
て下方へ付勢するとともに、可動端子を十字型に形成し
て該可動端子の中央を下方へ窪ませることによって該窪
み部分内に前記ノックピンを係合させ、且つ、底盤に該
窪み部分を四方から支持する支持端子を立設することに
より、該支持端子上に前記可動端子を載置し、更に、該
可動端子の十字方向の各端片に対峙する位置における底
盤に夫々固定端子を配設することによって、前記操作レ
バーの傾斜によってノックピンが可動端子を介して支持
端子の上方に乗り上げることにより節度機構を形成する
とともに、可動端子が揺動して該揺動した方向の固定端
子と接合する十字方向スイッチを提供するものである。
【0006】
【作用】操作レバーが平衡状態にある場合には、ノック
ピンが可動端子中央の窪み部分を下方へ付勢することに
よって可動端子は支持端子上に係止している。このと
き、該可動端子の十字方向の各端片はいずれも対峙する
固定端子と切離されてオフの状態にある。
【0007】操作レバーを十字方向のうちの一つの方向
へ傾倒させると、それに伴ってノックピンが前記窪み部
分に沿って傾きながら上昇し、支持端子の高さまで達し
た時にノックピンの付勢力が極値を越えることによって
クリックを生じるとともに、該ノックピンの傾きの方向
へ可動端子が回動して該方向の固定端子と接合する。斯
くして、該方向の固定端子と支持端子とが可動端子を介
して導通する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1乃至図4に従
って詳述する。図1において1は十字方向スイッチの操
作レバーであり合成樹脂にて成形され、該操作レバー1
のつまみ2はスイッチ外筐(図示せず)の上方に露出し
ている。該つまみ2の下部にはロッドシャフト3が垂設
され、更に、該ロッドシャフト3の下部には半球部4が
設けられている。該半球部4はスイッチ外筐に固着され
た球面軸受(図示せず)に遊嵌されることによって操作
レバー1の回動支点を形成し、該操作レバー1は相互に
直交する水平方向の軸X−XまたはY−Yを回転軸とし
て十字方向E,W,S,Nに傾倒する。
【0009】半球部4の下方には角柱状シャフト5が垂
設され、該角柱状シャフト5の底部には円柱状挿通孔6
が開設されることによって該円柱状挿通孔6にコイルス
プリング7が挿入され、更に、ノックピン8が挿入され
て下方へ付勢されている。該ノックピン8の外周には鍔
9が付設されることによって、前記円柱状挿通孔6内に
必要以上に陥入するのを防止するとともに、該鍔9の下
方は先細に形成されることによって後述する可動端子の
揺動動作を円滑化している。
【0010】そして、該ノックピン8とスイッチ底盤1
0との間には可動端子11が介装されている。該可動端
子11は前記回転軸X−XおよびY−Yの回転方向に対
応して、十字方向に合計四個の端片12,13,14,
15が延設され、且つ、該各端片12,13,14,1
5は夫々「へ」の字状に屈曲することによって、可動端
子11の中央には窪み16が形成されている。
【0011】また、スイッチ底盤10上には枡形に形成
された支持端子17が立設されており、該支持端子17
の各辺18,19,20,21は前記回転軸X−Xまた
はY−Y方向に向いている。そして、該各辺18,1
9,20,21の角にはボス22,23,24,25が
設けられ、前記可動端子11を載置した場合に該可動端
子11が各辺18,19,20,21上からずれないよ
うに形成されている。また、該各辺18,19,20,
21の外側近傍で、且つ、前記可動端子11の各端片1
2,13,14,15に対峙する位置におけるスイッチ
底盤10上には、固定端子26,27,28,29が植
設されている。
【0012】図2に図示する如く、操作レバー1に外力
が加えられていない場合にはノックピン8がコイルスプ
リング7によって下方へ付勢され、可動端子11の窪み
16中央に当接して該可動端子11を下方へ押圧してい
る。また、該可動端子11の各端片12,13,14,
15が支持端子17の各辺18,19,20,21の上
縁に当接することによって、該可動端子11は平衡状態
を保っている。この時、該可動端子11の各端片12,
13,14,15と固定端子26,27,28,29と
はいずれも切離され、一定の距離を隔てて対峙するよう
に形成されている。
【0013】而して、つまみ2にN方向への外力を加え
ると操作レバー1にはY−Y軸を回転軸として紙面時計
回りに回転するトルクが発生する。そして、ノックピン
8はコイルスプリング7を収縮させながら可動端子11
の一端片12に沿って時計回りに上昇していく。図3
(a)に図示する如く、該ノックピン8の先端が支持端
子17の一辺18の高さhに達するまでは、該ノックピ
ン8が可動端子11を下向きに押す力f0 は、支持端子
17の辺18および20が左右から可動端子11を支え
る上向きの力f1 およびf2 の内側に加えられているの
で、可動端子11にはトルクが発生せず平衡状態を維持
している。
【0014】そして、同図(b)に図示する如くノック
ピン8の先端が支持端子17の一辺18の高さhを越え
た時、前記上向きの力f1 およびf2 の左外側に前記下
向きの力fo が位置するようになるので、可動端子11
には支持端子17の一辺18の上縁を回動支点とする反
時計回りのトルクが作用する。また、該可動端子11が
回転するとノックピン8は下方へ押し出される。従っ
て、コイルスプリング7はノックピン8の先端が前記高
さhに達した時に最も収縮することになり、この時該コ
イルスプリング7のばね力が極値を示し、クリックを発
生する。
【0015】かかる節度機構とともに可動端子11が反
時計回りに回転することによって、図4に図示する如
く、可動端子11の一端片12と固定端子26とが当接
する。斯くして、可動端子11を介して固定端子26と
支持端子17とが導通する。同様にして、つまみ2に
E,WまたはS方向へ外力を加えた場合には、それぞれ
固定端子29,27,または28と支持端子17とが導
通することになる。尚、操作レバー1はノックピン8の
先端が前記高さhをわずかに越えた時の傾斜角度θより
も傾くことがないように形成されており、不必要な応力
が可動端子11に作用しないようにしている。
【0016】また、つまみ2に加えられていた外力が無
くなると、コイルスプリング7のばね力によってノック
ピン8が可動端子11の窪み16へ陥入していくので、
可動端子11は図2に示す平衡位置に復帰し、四方向の
すべての接点がオフの状態になる。
【0017】斯くして、十字型の可動端子等の簡素な構
成によって四種類の電気的導通を得ることが可能とな
り、また、スイッチをオンする際にクリックが発生する
節度機構を伴っているので、操作の着実性が増すととも
に心地好い操作感を得ることができる。
【0018】尚、本発明は、操作レバーが三方向に倒回
できる場合や、五方向以上に倒回できる場合等にも応用
することができ、また、本発明の精神を逸脱しない限り
種々の改変を為すことができる。そして、本発明が該改
変されたものに及ぶことは当然である。
【0019】
【発明の効果】この発明は上記一実施例にて詳述した如
く、固定端子と支持端子とに十字型の可動端子を組み合
わせることによって四種類の導通回路の切り替えを可能
にしている。従って、四個のプッシュボタン等を利用し
た従来の十字方向スイッチと比べて部品点数が減少する
だけでなく、各要素が簡素に形成されているので組立作
業も極めて容易であり、スイッチ全体を小形にすること
ができる。更に、大幅なコストダウンを図ることができ
る等、正に諸種の効果を奏する発明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示し、要部の分解斜視図。
【図2】平衡状態における十字方向スイッチの要部正面
図。
【図3】操作レバーにトルクが作用している場合の要部
解説端面図であり、(a)は可動端子にトルクが発生し
ない状態を示し、(b)は可動端子にトルクが発生する
状態を示す。
【図4】N方向にスイッチオンされた状態を示す要部正
面図。
【符号の説明】
1 操作レバー 4 半球部 7 コイルスプリング 8 ノックピン 10 スイッチ底盤 11 可動端子 12,13,14,15 可動端子の各端片 16 窪み 17 支持端子 26,27,28,29 固定端子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作レバーを十字方向へ傾倒可能に形成
    し、該操作レバーの傾斜方向を検知することによりスイ
    ッチング動作を行う十字方向スイッチにおいて、操作レ
    バーの下端にノックピンを設けて下方へ付勢するととも
    に、可動端子を十字型に形成して該可動端子の中央を下
    方へ窪ませることによって該窪み部分内に前記ノックピ
    ンを係合させ、且つ、底盤に該窪み部分を四方から支持
    する支持端子を立設することにより、該支持端子上に前
    記可動端子を載置し、更に、該可動端子の十字方向の各
    端片に対峙する位置における底盤に夫々固定端子を配設
    することによって、前記操作レバーの傾斜によってノッ
    クピンが可動端子を介して支持端子の上方に乗り上げる
    ことにより節度機構を形成するとともに、可動端子が揺
    動して該揺動した方向の固定端子と接合することを特徴
    とする十字方向スイッチ。
JP7004462A 1995-01-13 1995-01-13 十字方向スイッチ Pending JPH08195144A (ja)

Priority Applications (1)

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JP7004462A JPH08195144A (ja) 1995-01-13 1995-01-13 十字方向スイッチ

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JP7004462A JPH08195144A (ja) 1995-01-13 1995-01-13 十字方向スイッチ

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JPH08195144A true JPH08195144A (ja) 1996-07-30

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ID=11584813

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JP7004462A Pending JPH08195144A (ja) 1995-01-13 1995-01-13 十字方向スイッチ

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JP (1) JPH08195144A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1190050A (ja) * 1997-09-25 1999-04-06 Futaba Corp 模型用操縦装置のレバー自動復帰機構
JP2007018973A (ja) * 2005-07-11 2007-01-25 Shinden Co Ltd スイッチ装置
WO2007097501A1 (en) * 2006-02-23 2007-08-30 Depams Precision Co., Ltd. Operation lever for joggles switch
CN100360342C (zh) * 2001-06-19 2008-01-09 罗伯特-博希股份公司 操作机构

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JP2007018973A (ja) * 2005-07-11 2007-01-25 Shinden Co Ltd スイッチ装置
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Effective date: 20040506

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040518

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040928