JP2000079545A - カップ取付装置 - Google Patents

カップ取付装置

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JP2000079545A
JP2000079545A JP10246213A JP24621398A JP2000079545A JP 2000079545 A JP2000079545 A JP 2000079545A JP 10246213 A JP10246213 A JP 10246213A JP 24621398 A JP24621398 A JP 24621398A JP 2000079545 A JP2000079545 A JP 2000079545A
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cup
optical center
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  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 被加工レンズへの印点作業を行うことなく、
カップ取付けのためのアライメントを容易にしてカップ
取付け作業を効率良く行う。 【解決手段】 被加工レンズに加工治具用のカップ6を
基準軸Lに沿って取り付けるカップ取付手段7と、被加
工レンズ及び所定の指標パターンを有する指標板14を
略平行光束により照明する照明手段と、該照明手段によ
り照明されて投影される指標板の指標像を検出する指標
検出手段と、該指標検出手段による検出結果に基づいて
前記基準軸に対する被加工レンズの光学中心を検知する
光心検知手段と、前記カップ取付手段によりカップを取
り付ける際に検知される光学中心の位置情報を記憶する
光心位置記憶手段とを備え、記憶された光学中心の位置
情報を眼鏡レンズ加工装置による加工時の補正情報とし
て使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、眼鏡レンズ加工装
置により加工される被加工レンズに加工治具用のカップ
を取り付けるためのカップ取付装置に関する。
【0002】
【従来技術】被加工レンズを加工装置により研削加工す
る際には、その前工程作業としてカップ取付装置により
加工治具用のカップ(吸着カップ、粘着シートを介在し
て固定するカップ等)を被加工レンズに取り付ける。従
来、カップの取り付け作業は次のようにするのが一般的
であった。
【0003】被加工レンズが単焦点レンズの場合、ま
ず、レンズメータを使用して被加工レンズの光学中心
(光心)及び柱面軸角度に合わせて印点を施す。その
後、カップ取付装置に被加工レンズを移し、照明手段に
より照明された被加工レンズ上の印点及び基準スケール
をスクリーンに投影し、これを観察しながら基準スケー
ルと印点が所定の関係にようように位置決めを行ってカ
ップを取り付ける。
【0004】また、累進多焦点レンズや二重焦点レンズ
等の多焦点レンズの場合、レンズ表面に印刷されている
レイアウトマークやレンズの小玉部分をスクリーンに投
影し、これと基準スケールとに基づいて位置決めを行っ
てカップを取り付ける。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
従来装置による方法では、単焦点レンズにカップを取り
付けるためにはレンズメータとカップ取付装置が必要で
あり、設置スペースや経済的に不利である。また、それ
ぞれの装置を操作しなければならず、作業効率が悪い。
【0006】さらに、カップ取付装置側では印点に従っ
て位置決めを行うアライメント操作が必要であり、操作
に不慣れな者にとっては精度の良い位置決めを手早く行
うことは容易でない。位置決めの精度が悪いと加工時の
誤差となる。特に被加工レンズを集中的に加工する加工
センターでは、カップ取付による加工誤差の発生を抑え
るとともに、作業効率をできるだけ向上することが望ま
れている。
【0007】また、被加工レンズにカップを取り付ける
際には、そのレンズ径が枠入れされる眼鏡枠に対して足
りているかの加工可否の確認が必要であるが、その確認
作業は容易でなかった。
【0008】本発明は上記問題点に鑑み、被加工レンズ
への印点作業を行うことなく、カップ取付けのためのア
ライメントを容易にしてカップ取付け作業を効率良く行
え、また、加工可否の確認が容易に行える装置を提供す
ることを技術課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は以下のような構成を備えることを特徴とす
る。
【0010】(1) 被加工レンズに加工治具用のカッ
プを基準軸に沿って取り付けるカップ取付手段を有する
カップ取付装置において、被加工レンズ及び所定の指標
パターンを有する指標板を略平行光束により照明する照
明手段と、該照明手段により照明されて投影される指標
板の指標像を検出する指標検出手段と、該指標検出手段
による検出結果に基づいて前記基準軸に対する被加工レ
ンズの光学中心を検知する光心検知手段と、前記カップ
取付手段によりカップを取り付ける際に前記光心検知手
段により検知される光学中心の位置情報を記憶する光心
位置記憶手段とを備え、前記光心位置記憶手段に記憶さ
れた光学中心の位置情報を眼鏡レンズ加工装置による加
工時の補正情報として使用するようにしたことを特徴と
する。
【0011】(2) (1)のカップ取付装置におい
て、前記指標板にはグリッド指標が設けられていること
を特徴とする。
【0012】(3) (1)のカップ取付装置におい
て、被加工レンズに取り付けるカップ形状を記憶するカ
ップ形状記憶手段と、被加工レンズが枠入れされる眼鏡
枠の形状データ及び眼鏡枠に対する被加工レンズのレイ
アウトデータを入力するデータ入力手段と、記憶された
カップ形状と入力されたデータによる枠形状と前記光心
検知手段により検知された光学中心の前記基準軸に対す
る相対位置とに基づいて加工干渉を避けるためのアライ
メント情報を表示する表示手段と、を備えることを特徴
とする。
【0013】(4) (3)のカップ取付装置におい
て、前記アライメント情報は前記表示手段の画面上に前
記基準軸に対して所定の位置関係を持つように前記カッ
プ形状を表示し、前記光心検知手段により検知された光
学中心位置に前記枠形状の光学中心が位置するように枠
形状を表示することを特徴とする。
【0014】(5) (3)のカップ取付装置におい
て、前記アライメント情報は前記表示手段の画面上の前
記基準軸に対して前記光心検知手段により検知された光
学中心をアライメントする領域を表示することを特徴と
する。
【0015】(6) (4)又は(5)のカップ取付装
置において、前記アライメント情報はは、さらに画面上
に前記基準軸に対して所定の位置関係を持つアライメン
ト用のレチクルを形成するとともに、前記枠形状の光学
中心位置又は枠心位置の少なくとも一方を示す図形を形
成することを特徴とする。
【0016】(7) (1)のカップ取付装置におい
て、さらに、前記指標検出手段による検出結果に基づい
て被加工レンズの柱面軸方向を検知する柱面軸検知手段
と、処方された柱面軸角度データを入力する角度データ
入力手段と、該入力された軸角度に対して前記柱面軸検
知手段により検知された軸方向の偏位情報を得る軸角度
偏位検出手段と、前記カップ取付手段によりカップを取
り付ける際に前記軸角度偏位検出手段により得られる軸
角度偏位情報を記憶する軸角度記憶手段とを備え、前記
軸角度記憶手段に記憶された軸角度偏位情報も眼鏡レン
ズ加工装置による加工時の補正情報として使用するよう
にしたことを特徴とする。
【0017】(8) (1)のカップ取付装置におい
て、さらに、前記指標検出手段による検出結果に基づい
て被加工レンズの柱面軸方向を検知する柱面軸検知手段
と、処方された柱面軸角度データを入力する角度データ
入力手段と、前記柱面軸検知手段により検知された柱面
軸方向情報及び前記軸角度入力手段により入力された軸
角度情報を表示する表示手段を備え、前記表示手段によ
る表示を観察して柱面軸方向のアライメントを行うこと
を特徴とする。
【0018】(9) (1)のカップ取付装置におい
て、前記照明手段により照明された被加工レンズの像を
投影するスクリーンと、該スクリーンに投影された被加
工レンズの全体像を撮像する撮像手段と、被加工レンズ
が枠入れされる眼鏡枠形状データ及び眼鏡枠に対する被
加工レンズのレイアウトデータを入力するデータ入力手
段と、前記撮像手段による撮影像と前記データ入力手段
により入力されたデータに基づく眼鏡枠形状とを重ねて
表示する表示手段と、該表示手段の画面上に表示する前
記枠形状の光学中心が、前記光心検知手段により検知さ
れた光学中心位置に位置するように枠形状を表示する表
示制御手段と、を備えることを特徴とする。
【0019】(10) (1)のカップ取付装置におい
て、前記照明手段により照明された被加工レンズの像を
投影するスクリーンと、該スクリーンに投影されら被加
工レンズの全体像を撮像する撮像手段と、該撮像手段に
よる撮影像を表示する表示手段と、該表示手段の画面上
に前記基準軸に対して所定の関係を持つレチクルを表示
する表示制御手段と、被加工レンズのタイプを選択する
レンズ選択手段と有し、累進多焦点レンズを選択したと
きは、前記表示手段に表示される累進多焦点レンズのレ
イアウトマーク像と前記レチクルとを観察してアライメ
ントを行うことを特徴とする。
【0020】(11) (1)のカップ取付装置におい
て、前記照明手段により照明された被加工レンズの像を
投影するスクリーンと、該スクリーンに投影されら被加
工レンズの全体像を撮像する撮像手段と、該撮像手段に
よる撮影像を表示する表示手段と、眼鏡枠に対する被加
工レンズのレイアウトデータを入力するデータ入力手段
と、被加工レンズのタイプを選択するレンズ選択手段
と、二重焦点レンズが選択されたときに前記データ入力
手段により入力されるレイアウトに基づき二重焦点レン
ズの小玉をアライメントするための小玉マークを前記表
示手段に表示する表示制御手段とを備え、前記表示手段
に表示される小玉マークとレンズの小玉像を観察してア
ライメントを行うことを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態を図面に基
づいて説明する。図1は本発明の装置の外観図であり、
図2は装置内部の光学系の概略構成を示す図である。1
は略コの字状をした側面を持つ装置本体であり、その内
部には図2に示す照明光学系、撮像光学系が配置され
る。装置本体1の上部前面には液晶表示器等のモニタ2
が設けられ、下部前面にはスイッチパネル3が設けられ
ている。モニタ2には後述するCCDカメラに撮像され
る被加工レンズLEの像やアライメントのためのマー
ク、レイアウト画面等が表示される。
【0022】5は半透明状の材質(例えば、すりガラ
ス)で作られたスクリーン板であり、スクリーン板5上
には被加工レンズLEを載置するための3つのレンズ支
持部4aが装置の基準軸Lを中心にして等間隔で植設さ
れており、被加工レンズLEがスクリーン板5から約1
5mmの距離で載置される長さを持つ。このレンズ支持
部4aには所定のパターンが形成された指標板14が、
被加工レンズLEを載置したときのほぼ直下に位置する
ように取り付けられている。本形態での指標板14は、
基準軸Lを中心にする20mm四方の範囲で0.5mm
ピッチ間隔に配置された黒点ドットのグリッド指標を透
明ガラス板上に形成して構成している。なお、この指標
板14は被加工レンズLEに対して照明光源側に配置し
ても良い。
【0023】7は加工治具用のカップ6をレンズに取り
付けるためのカップ取付部である。カップ取付部7は、
装置本体1内部に設けられたモータ31、モータ32に
より回転上下動するシャフト7aと、シャフト7aに固
定されたアーム7bを備える。アーム7bの先端の下部
には、カップ6が持つ基部を装着する取付部7cが設け
られている。カップ6はアーム7bの上面に添付された
位置決めマークに従い、所定の方向に取り付ける。シャ
フト7aとともにアーム7bが点線で示す位置に回転す
ると、カップ6の中心は基準軸L上に来るようになって
いる。
【0024】図2において、10は照明光源であり、照
明光源10からの照明光はコリメータレンズ13により
被加工レンズLEより一回り大きな径の略平行光束とさ
れて被加工レンズLEに投光される。被加工レンズLE
を透過した光束は更に指標板14を照明し、スクリーン
板5には被加工レンズLEの全体像、及び被加工レンズ
LEのプリズム作用を受けた指標板14のグリッド指標
像が投影される。スクリーン板5の下方にはハーフミラ
ー15が配置されており、その透過方向の基準軸L上に
は第1CCDカメラ17aが設けられている。この第1
CCDカメラ17aはスクリーン板5に投影されたグリ
ッド指標像を検出できるように、基準軸Lを中心にした
中央領域のみを拡大して撮像する位置に置かれている。
一方、ハーフミラー15の反射方向にはミラー16、ミ
ラー16で反射する像を撮像する第2CCDカメラ17
bが設けられている。この第2CCDカメラ17bはス
クリーン板5に投影される被加工レンズLEの全体像が
得られるように、スクリーン板5の全体を撮像する位置
に置かれている。
【0025】図3は装置の制御系を示す図である。第1
CCDカメラ17aからの画像信号は画像処理部34に
入力される。画像処理部34は、スクリーン板5に投影
された指標像の位置を画像処理して検出し、その検出信
号を制御部30に入力する。制御部30は入力された検
出信号に基づき、被加工レンズLEの光学中心位置、及
び柱面軸の方向を求める(後述する)。一方、第2CC
Dカメラ17bからの画像信号は画像合成回路35に入
力され、画像合成回路35は制御部30に接続された表
示回路36で生成される文字やマーク等と合成してモニ
タ2に表示する。
【0026】また、制御部30にはレンズ取付け部7の
シャフト7aを回転するモータ31、シャフト7aを上
下動するモータ32、入力されたデータ等を記憶するメ
モリ40、スイッチパネル3、眼鏡枠の形状を測定する
枠形状測定装置37、被加工レンズ5を研削加工する加
工装置38が接続されている。
【0027】第1CCDカメラ17aにより得られる画
像から、被加工レンズLEの光学中心位置及び柱面軸の
方向を求める方法について説明する。
【0028】被加工レンズが載置されていない場合に
は、指標板14のグリッド指標は平行光束により照明さ
れるので、スクリーン板5にはそのまま指標像が投影さ
れる。画像処理部34は、被加工レンズがない状態で第
1CCDカメラ17aにより撮像された画像からグリッ
ド指標の各ドット像の座標位置を求め、これを記憶して
おく。被加工レンズが載置されると、レンズの光学中心
付近の直下に位置するドット像は、レンズの有無に拘わ
らず位置が同じであるが、光学中心でない部分のドット
像はレンズのプリズム作用により座標位置が移動する。
よって、光学中心を検出するには、被加工レンズのない
状態での各ドット像の座標位置に対して、被加工レンズ
が載せられた状態における各ドット像の座標位置の変化
を調べ、各ドット像がどの位置を中心に拡散又は収束し
ているかを求める。すなわち、この拡散又は収束の中心
が光学中心として検出できる。例えば、図4に示す例で
は、レンズがない状態でのドット像の座標位置がP0を
中心に収束しているので、このP0の座標位置が光学中
心として検出できる。ドット間に光学中心が位置する場
合であっても、各ドット像の移動方向と移動量からその
移動中心を補間して求めれば良い。
【0029】被加工レンズが柱面度数を持つ場合、各ド
ット像はレンズの母線に向かう方向(又は離れる方向)
に移動する。よって、被加工レンズのない状態での各ド
ット像の座標位置に対して、各ドット像がどの方向に移
動しているかを調べることにより、同様に柱面軸の方向
を検出できる。
【0030】次に、以上のような構成を持つ装置の動作
を説明する。まず、本体1に接続されている枠形状測定
装置37で被加工レンズLEが枠入れされる眼鏡枠の形
状を予め測定した後、DATAスイッチ3jを押すと測定さ
れた枠形状(以下、これを玉型ともいう)のデータが入
力される。入力された枠データはメモリ40に記憶され
るとともに、モニタ2には入力された枠データに基づく
玉型形状図形20が表示される(初めは右眼用が表示さ
れる)。操作者は枠形状に対するレンズのレイアウトや
レンズのタイプ等の枠入れ条件を、スイッチパネル3を
操作して入力する。レンズのタイプはTYPEキー3aで選
択する。以下、被加工レンズのタイプが単焦点レンズ、
累進多焦点レンズ及び二重焦点レンズである場合につい
てそれぞれ説明する。
【0031】<単焦点レンズ>TYPEキー3aで単焦点レ
ンズのモードを選択する。モニタ2の画面左側には、単
焦点レンズをレイアウトするための入力項目が表示され
るので、カーソル移動キー3bにより反転カーソル21
を移動して入力項目を選択する。各入力項目の値は
「+」「−」キー3c又はテンキー3dで変更でき、FP
D(眼鏡枠の幾何中心間距離)、PD(瞳孔間距離)、
及びU/D(眼鏡枠の幾何学中心に対する光学中心高
さ)のレイアウトデータを入力する。また、被加工レン
ズが柱面度数を持つ場合は、反転カーソル21をAXISの
項目に合わせ、処方箋の軸角度を入力しておく。
【0032】モニタ2の画面上には(図3参照)、玉型
形状図形20の他、被加工レンズに取り付けられるカッ
プ6の形状を表すカップ図形23及び十字レチクル22
が、共に基準軸Lに対応する画面上の位置を中心にして
表示される。このカップ形状23のデータはメモリ40
に予め記憶されている。画面上において、マーク24は
玉型の幾何学中心を示しており、被加工レンズLEを載
置する前の状態では、マーク24及び玉型形状図形20
はカップ図形23の中心(カップ取付中心)を基準にし
て入力されたレイアウトデータに基づき移動して表示さ
れる。また、柱面軸角度のデータを入力すると、その角
度に合うように十字レチクル22の長軸が傾いて表示さ
れるようになる。
【0033】なお、データの入力時には、レイアウトデ
ータを加工装置38側に転送してそのまま加工がスムー
ズに行えるように、被加工レンズの種類(プラスチッ
ク、ガラス等の種類)をLENSキー3eにより、眼鏡枠の
種類をFRAMEキー3fにより予め入力しておいても良
い。
【0034】必要なデータの入力ができたら、操作者は
被加工レンズLEをレンズ支持部4aに載せ、レンズの
中央がスクリーン板5の中心付近に位置するように(レ
ンズの光学中心が指標板14のグリッド指標内に入るよ
うに)、大まかに位置決めを行う。スクリーン板5には
被加工レンズLEの像及び指標板14の指標像が投影さ
れ、第2CCDカメラ17bにより被加工レンズLEの
全体像が撮像される。モニタ2の画面上にその像LE′
が映し出される(図5参照)。また、第1CCDカメラ
17aによりスクリーン板15に投影された指標像が撮
像される。その画像信号は画像処理部34に入力され、
制御部30は画像処理部34によって検出されるグリッ
ド指標のドット像の座標位置情報に基づき、前述した方
法により基準軸Lに対する光学中心の偏位情報及び柱面
軸方向の情報を連続的に得る。
【0035】これらの情報が得られると、図5に示すよ
うに、表示回路36によりレンズの光学中心を示す十字
線マーク25が表示される。この十字線マーク25は、
その中心がレンズの光学中心に合わせて表示されるとと
もに、検出された柱面軸方向の情報に合わせて十字線マ
ーク25の長軸が傾けて表示される。また、光学中心の
偏位情報が得られると、玉型形状図形20は光学中心を
基準にして表示されるようになる。すなわち、玉型形状
図形20はレンズの光学中心とレイアウトデータの入力
により定まる玉型の光学中心が一致するように表示され
るようになる。この玉型形状図形20はレンズ像LE′
に重ねて表示されるので、操作者はこの段階で両者を観
察することによりレンズ径が加工に不足していないかの
判断を即座に行うことができる。被加工レンズLEを移
動すると、画面上における十字線マーク25の中心が移
動し、それにつれて玉型形状図形20も移動する。
【0036】レンズ径が問題なければさらに画面表示を
観察しながら、次のようにして被加工レンズLEのアラ
イメント(位置決め)を行う。まず、カップ取付中心に
対する光学中心のアライメントについては、玉型形状図
形20の中にカップ図形23が収まるようにレンズを移
動する。この状態でカップ取り付けが可能となる。通
常、カップをレンズに取り付けるときは、カップ中心と
光学中心が一致するようにするが、本装置では必ずしも
正確なアライメントは不要となっている。これは前述の
ようにカップ取付中心に対する光学中心の偏位情報が分
かっているので、その偏位が加工装置38側での加工時
に補正されるようになっているためである。なお、玉型
形状図形20の中にカップ図形23が収まるようにアラ
イメントするのは、加工時に取り付けたカップが加工干
渉を起こさない様にするためである。玉型形状図形20
及びカップ図形23を観察する代わりに、各データから
カップ取付中心を基準にして加工干渉を避けるために光
学中心が位置すべき領域を求め、これがアライメント情
報として表示されるようにしても良い。アライメントは
その領域内に十字線マーク25の中心が入るようにす
る。
【0037】軸角度方向のアライメントについては、十
字レチクル22の長軸の傾きと十字線マーク25の長軸
の傾きがなるべく合う様にレンズを回転する。軸角度に
ついても入力された軸角度に対するずれ量が分かるの
で、そのずれ量が加工装置38側での加工時に補正され
るが、本実施形態では検出された軸角度に対応させて玉
型形状図形20を表示していないため、軸角度のずれが
大きいと前述した玉型形状図形20とカップ図形23と
の位置関係による加工干渉が正確に把握できないことが
ある。玉型形状図形20の中にカップ図形23が十分に
収まれば、正確な軸角度のアライメント操作は不要とな
る。
【0038】なお、検出された軸角度の情報に基づき、
光学中心を基準にして玉型形状図形20を回転して表示
しても良い。こうすると、軸角度のアライメント操作を
することなく、玉型形状図形20とカップ図形23との
位置関係による加工干渉を正確に把握できるようにな
る。
【0039】このようにしてアライメントができたら、
BLOCKスイッチ3iをONする。制御部30はモータ3
1を駆動して予めカップ取付部7に装着されたカップ6
が基準軸L上にくるようにシャフト7aを回転した後、
モータ32を駆動してカップ6を下降させ、被加工レン
ズ上にカップ6を吸着させる。これと同時に、この時の
光学中心位置の偏位情報及び軸角度情報がメモリ40に
記憶される。右眼用レンズのカップ取付けができたら、
R/Lキー3kで左右の切換えを行い、左眼用レンズの
カップ取付けを行う。なお、カップ取付けを行うとき
は、JOBキー3m及びテンキー3Dを操作して予めJ
OB番号を入力しておくことにより、メモリ40に記憶
されるレンズデータはJOB番号によって管理されるよ
うになる。
【0040】カップ取付け後、JOB番号を指定して記
憶されているデータを読み出し、加工装置38側へ入力
する。加工装置38としては、例えば、本出願人による
特開平9−253999号公報のものが使用できる。加
工装置38では、入力部38bによりJOB番号を入力
すると(例えば、JOB番号に対応してバーコードが付
された作業票をバーコードスキャナーで読み取る)、カ
ップ取付装置本体1側からJOB番号に対応するレンズ
データが読み出されて入力される。加工装置38は被加
工レンズLEを2つのレンズ回転軸38cにチャッキン
グし、加工砥石38dの砥石回転軸とレンズ回転軸38
cの軸間距離を変える移動機構38eを動作させること
により、入力されたデータに基づいて加工を行う。この
とき加工装置38側の制御部38aは、眼鏡枠の形状デ
ータ及びレイアウトデータから得られる加工データに対
して、カップを取り付けた際の光学中心位置の偏位及び
軸角度のずれを座標変換して新たな加工データを求め、
これに基づいて加工を制御する。このように任意の位置
にカップが取り付けられていても、加工時にはこれが補
正されるので、被加工レンズLEは誤差なく加工され
る。したがって、カップ取付装置本体1での正確なアラ
イメントが必要ないので、操作に不慣れな者であっても
その操作を極めて容易に行え、カップ取付け作業を効率
的に行える。
【0041】以上、カップ取付けを任意の位置で行う場
合を説明したが、レンズの光学中心にカップを取り付け
る光心レイアウト、及び眼鏡枠の幾何学中心にカップを
取り付ける枠心レイアウトも容易に行える。
【0042】光心レイアウトの場合、画面上に表示され
る十字線マーク25の中心が十字レチクル22の中心に
合うように被加工レンズLEを移動する。枠心レイアウ
トの場合、眼鏡枠の枠心を示すマーク24が十字レチク
ル22の中心に一致するようにレンズLEを移動する。
柱面軸角度のアライメントは、両者とも、表示部26a
の数値表示がその上の入力角度と合うようにするか、十
字線マーク25の長軸が十字レチクル22の長軸と同じ
傾きになるようにレンズLEを回転することによって行
う。
【0043】これらのレイアウトにおいても、レンズ像
LE′と玉型形状図形20とによるレンズ径についての
加工可否の確認、カップ図形23と玉型形状図形20と
による加工干渉の確認が簡単に行える。
【0044】なお、レンズの上下幅を狭く加工する、い
わゆるカニ目レンズ(これは近用専用の眼鏡によく使用
される)を加工するときには、加工干渉を避けるために
カニ目用のカップを取り付けるので、このような場合に
はカップ図形23の形状をカニ目形状として表示すれば
良い。
【0045】<累進多焦点レンズ>TYPEキー302で累
進多焦点レンズのモードを選択し、累進多焦点レンズ用
のレイアウトデータを入力する。累進多焦点レンズには
遠用アイポイントや水平方向等を示すレイアウトマーク
が施されているので、スクリーン板5にはレンズ像とと
もにレイアウトマーク像が明確に投影され、これが第2
CCDカメラ17bにより撮像されてモニタ2上に映し
出される。
【0046】図6はこのときの画面例であり、このモー
ドでの玉型形状図形20はカップ図形23の中心(カッ
プ取付中心)を基準にして入力されたレイアウトデータ
に基づき移動して表示される。50は遠用アイポイント
マーク像を、51は水平線マーク像を示す。これらの像
が十字レチクル22に重なるようにレンズLEを移動さ
せてアライメントする。アライメントを完了させた後、
レンズ像LE′と玉型形状図形20の比較によるレンズ
径についての加工可否の確認、及びカップ図形23と玉
型形状図形20の比較による加工干渉の確認をし、BLOC
Kキー3iを押してカップ6を取り付ける。
【0047】<二重焦点レンズ>TYPEキー302で二重
焦点レンズのモードを選択する。画面上には、図7に示
すように、カップ取付中心に対して所定の位置に小玉レ
イアウトマーク45が表示される(例えば、右眼用の場
合、カップ取付中心に対して右側及び下側にそれぞれ5
mm相当ずれた位置に、小玉上辺中心45aが位置す
る)。レイアウトデータは左側に表示される各入力項目
に従い、パネルスイッチ3を操作して入力する。項目5
3には近用の瞳孔間距離を入力する。項目54には装用
者のアイポイントから真下の玉型底辺までの距離を入力
する。これにより玉型形状図形20の表示位置が決定さ
れる。
【0048】二重焦点レンズのアライメントは次のよう
にする。二重焦点レンズの小玉像は、レンズを直接撮影
しても不鮮明にしか撮影できないが、平行光束でレンズ
を照明すると、スクリーン板5には二重焦点レンズの小
玉像が鮮明に投影される。これを第2CCDカメラ17
bにより撮像することにより、モニタ2上には明確な小
玉像が映し出されるようになる。操作者は、映し出され
た小玉像52が小玉レイアウトマーク45に重なるよう
にレンズを移動し、さらに小玉像52の上部中心がのマ
ークの小玉上辺中心45aに重なるようにする。これで
アライメントが完了するので、レンズ像LE′と玉型形
状図形20の比較によるレンズ径についての加工可否の
確認、及びカップ図形23と玉型形状図形20の比較に
よる加工干渉の確認をし、BLOCKキー3iを押してカッ
プ6を取り付ける。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
印点が施されていない単焦点レンズや多焦点レンズにお
けるカップ取付けのためのアライメントが容易に行え
る。殊に単焦点レンズに対しては操作に不慣れな者で
も、極めて容易なアライメント操作で加工誤差を少なく
できる。このためカップ取付け作業を効率良く行える。
また、レンズ径についての加工可否の確認、カップ取付
け位置による加工干渉の確認が簡単に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る装置の外観図である。
【図2】装置の光学系の概略構成を示す図である。
【図3】装置の制御系を示す図である。
【図4】指標像から被加工レンズの光学中心を検出する
方法を説明する図である。
【図5】単焦点レンズにおけるモニタの画面例を示す図
である。
【図6】累進多焦点レンズにおけるモニタの画面例を示
す図である。
【図7】二重焦点レンズにおけるモニタの画面例を示す
図である。
【符号の説明】
1 装置本体 2 モニタ 3 スイッチパネル 5 スクリーン板 7 カップ取付部 10 照明光源 14 指標板 17a 第1CCDカメラ 17b 第2CCDカメラ 30 制御部 34 画像処理部 38 加工装置 40 メモリ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年6月3日(1999.6.3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項6
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】(2) (1)のカップ取付装置におい
て、前記指標板には格子状に配置されたドットの指標
設けられていることを特徴とする。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】(6) (4)又は(5)のカップ取付装
置において、前記アライメント情報、さらに画面上に
前記基準軸に対して所定の位置関係を持つアライメント
用のレチクルを形成するとともに、前記枠形状の光学中
心位置又は枠心位置の少なくとも一方を示す図形を形成
することを特徴とする。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】また、制御部30にはレンズ取付け部7の
シャフト7aを回転するモータ31、シャフト7aを上
下動するモータ32、入力されたデータ等を記憶するメ
モリ40、スイッチパネル3、眼鏡枠の形状を測定する
枠形状測定装置37、被加工レンズLEを研削加工する
加工装置38が接続されている。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0039
【補正方法】変更
【補正内容】
【0039】このようにしてアライメントができたら、
BLOCKスイッチ3iをONする。制御部30はモータ3
1を駆動して予めカップ取付部7に装着されたカップ6
が基準軸L上にくるようにシャフト7aを回転した後、
モータ32を駆動してカップ6を下降させ、被加工レン
ズ上にカップ6を吸着させる。これと同時に、この時の
光学中心位置の偏位情報及び軸角度情報がメモリ40に
記憶される。右眼用レンズのカップ取付けができたら、
R/Lキー3kで左右の切換えを行い、左眼用レンズの
カップ取付けを行う。なお、カップ取付けを行うとき
は、JOBキー3m及びテンキー3を操作して予めJ
OB番号を入力しておくことにより、メモリ40に記憶
されるレンズデータはJOB番号によって管理されるよ
うになる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0045
【補正方法】変更
【補正内容】
【0045】<累進多焦点レンズ>TYPEキー3aで累進
多焦点レンズのモードを選択し、累進多焦点レンズ用の
レイアウトデータを入力する。累進多焦点レンズには遠
用アイポイントや水平方向等を示すレイアウトマークが
施されているので、スクリーン板5にはレンズ像ととも
にレイアウトマーク像が明確に投影され、これが第2C
CDカメラ17bにより撮像されてモニタ2上に映し出
される。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0047
【補正方法】変更
【補正内容】
【0047】<二重焦点レンズ>TYPEキー3aで二重焦
点レンズのモードを選択する。画面上には、図7に示す
ように、カップ取付中心に対して所定の位置に小玉レイ
アウトマーク45が表示される(例えば、右眼用の場
合、カップ取付中心に対して右側及び下側にそれぞれ5
mm相当ずれた位置に、小玉上辺中心45aが位置す
る)。レイアウトデータは左側に表示される各入力項目
に従い、パネルスイッチ3を操作して入力する。項目5
3には近用の瞳孔間距離を入力する。項目54には装用
者のアイポイントから真下の玉型底辺までの距離を入力
する。これにより玉型形状図形20の表示位置が決定さ
れる。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被加工レンズに加工治具用のカップを基
    準軸に沿って取り付けるカップ取付手段を有するカップ
    取付装置において、被加工レンズ及び所定の指標パター
    ンを有する指標板を略平行光束により照明する照明手段
    と、該照明手段により照明されて投影される指標板の指
    標像を検出する指標検出手段と、該指標検出手段による
    検出結果に基づいて前記基準軸に対する被加工レンズの
    光学中心を検知する光心検知手段と、前記カップ取付手
    段によりカップを取り付ける際に前記光心検知手段によ
    り検知される光学中心の位置情報を記憶する光心位置記
    憶手段とを備え、前記光心位置記憶手段に記憶された光
    学中心の位置情報を眼鏡レンズ加工装置による加工時の
    補正情報として使用するようにしたことを特徴とするカ
    ップ取付装置。
  2. 【請求項2】 請求項1のカップ取付装置において、前
    記指標板にはグリッド指標が設けられていることを特徴
    とするカップ取付装置。
  3. 【請求項3】 請求項1のカップ取付装置において、被
    加工レンズに取り付けるカップ形状を記憶するカップ形
    状記憶手段と、被加工レンズが枠入れされる眼鏡枠の形
    状データ及び眼鏡枠に対する被加工レンズのレイアウト
    データを入力するデータ入力手段と、記憶されたカップ
    形状と入力されたデータによる枠形状と前記光心検知手
    段により検知された光学中心の前記基準軸に対する相対
    位置とに基づいて加工干渉を避けるためのアライメント
    情報を表示する表示手段と、を備えることを特徴とする
    カップ取付装置。
  4. 【請求項4】 請求項3のカップ取付装置において、前
    記アライメント情報は前記表示手段の画面上に前記基準
    軸に対して所定の位置関係を持つように前記カップ形状
    を表示し、前記光心検知手段により検知された光学中心
    位置に前記枠形状の光学中心が位置するように枠形状を
    表示することを特徴とするカップ取付装置。
  5. 【請求項5】 請求項3のカップ取付装置において、前
    記アライメント情報は前記表示手段の画面上の前記基準
    軸に対して前記光心検知手段により検知された光学中心
    をアライメントする領域を表示することを特徴とするカ
    ップ取付装置。
  6. 【請求項6】 請求項4又は5のカップ取付装置におい
    て、前記アライメント情報はは、さらに画面上に前記基
    準軸に対して所定の位置関係を持つアライメント用のレ
    チクルを形成するとともに、前記枠形状の光学中心位置
    又は枠心位置の少なくとも一方を示す図形を形成するこ
    とを特徴とするカップ取付装置。
  7. 【請求項7】 請求項1のカップ取付装置において、さ
    らに、前記指標検出手段による検出結果に基づいて被加
    工レンズの柱面軸方向を検知する柱面軸検知手段と、処
    方された柱面軸角度データを入力する角度データ入力手
    段と、該入力された軸角度に対して前記柱面軸検知手段
    により検知された軸方向の偏位情報を得る軸角度偏位検
    出手段と、前記カップ取付手段によりカップを取り付け
    る際に前記軸角度偏位検出手段により得られる軸角度偏
    位情報を記憶する軸角度記憶手段とを備え、前記軸角度
    記憶手段に記憶された軸角度偏位情報も眼鏡レンズ加工
    装置による加工時の補正情報として使用するようにした
    ことを特徴とするカップ取付装置。
  8. 【請求項8】 請求項1のカップ取付装置において、さ
    らに、前記指標検出手段による検出結果に基づいて被加
    工レンズの柱面軸方向を検知する柱面軸検知手段と、処
    方された柱面軸角度データを入力する角度データ入力手
    段と、前記柱面軸検知手段により検知された柱面軸方向
    情報及び前記軸角度入力手段により入力された軸角度情
    報を表示する表示手段を備え、前記表示手段による表示
    を観察して柱面軸方向のアライメントを行うことを特徴
    とするカップ取付装置。
  9. 【請求項9】 請求項1のカップ取付装置において、前
    記照明手段により照明された被加工レンズの像を投影す
    るスクリーンと、該スクリーンに投影された被加工レン
    ズの全体像を撮像する撮像手段と、被加工レンズが枠入
    れされる眼鏡枠形状データ及び眼鏡枠に対する被加工レ
    ンズのレイアウトデータを入力するデータ入力手段と、
    前記撮像手段による撮影像と前記データ入力手段により
    入力されたデータに基づく眼鏡枠形状とを重ねて表示す
    る表示手段と、該表示手段の画面上に表示する前記枠形
    状の光学中心が、前記光心検知手段により検知された光
    学中心位置に位置するように枠形状を表示する表示制御
    手段と、を備えることを特徴とするカップ取付装置。
  10. 【請求項10】 請求項1のカップ取付装置において、
    前記照明手段により照明された被加工レンズの像を投影
    するスクリーンと、該スクリーンに投影されら被加工レ
    ンズの全体像を撮像する撮像手段と、該撮像手段による
    撮影像を表示する表示手段と、該表示手段の画面上に前
    記基準軸に対して所定の関係を持つレチクルを表示する
    表示制御手段と、被加工レンズのタイプを選択するレン
    ズ選択手段と有し、累進多焦点レンズを選択したとき
    は、前記表示手段に表示される累進多焦点レンズのレイ
    アウトマーク像と前記レチクルとを観察してアライメン
    トを行うことを特徴とするカップ取付装置。
  11. 【請求項11】 請求項1のカップ取付装置において、
    前記照明手段により照明された被加工レンズの像を投影
    するスクリーンと、該スクリーンに投影されら被加工レ
    ンズの全体像を撮像する撮像手段と、該撮像手段による
    撮影像を表示する表示手段と、眼鏡枠に対する被加工レ
    ンズのレイアウトデータを入力するデータ入力手段と、
    被加工レンズのタイプを選択するレンズ選択手段と、二
    重焦点レンズが選択されたときに前記データ入力手段に
    より入力されるレイアウトに基づき二重焦点レンズの小
    玉をアライメントするための小玉マークを前記表示手段
    に表示する表示制御手段とを備え、前記表示手段に表示
    される小玉マークとレンズの小玉像を観察してアライメ
    ントを行うことを特徴とするカップ取付装置。
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