JP2000076829A - 情報記録再生装置 - Google Patents
情報記録再生装置Info
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Abstract
き、後のデータ再生時に不具合が生じないようにエラー
処理する。 【解決手段】 システムコントローラ11は、ディスク
17の所定の記録区分であるセッションに対して情報を
記録している最中にライトエラーが発生し、トラック記
録に失敗した時、当該エラーセッションのセッション情
報管理領域にセッション管理情報(TOC)を記録する
命令を上位装置のホストコンピュータから受信した場
合、当該セッションのセッション管理情報(TOC)を
記録した後に、次の新規セッションに対してエラーセッ
ション直前のセッションに記録されているファイル情報
管理部にファイル管理情報を記録する。
Description
ロック群単位で情報を記録及び再生するCD−Rドライ
ブ,CD−RWドライブなどの情報記録再生装置に関す
る。
ック」と称する)単位で記録する情報記録装置の1つに
CD−R/RWドライブ装置などの情報記録再生装置が
ある。ここでは、CD−R/RWドライブ装置を例にと
って説明する。
ディスクフォーマットには、CD−ROM用、フロッピ
ディスクドライブ(FDD)用、ハードディスクドライ
ブ(HDD)用を始め数種類あるが、一例としてCD−
ROM用ディスクフォーマットで最も一般的なISO9
660フォーマットを用いて説明する。
/RWディスクに対して一連のデータブロック群単位
(トラック)でファイルや音楽データ等の情報の記録を
行なうものであり、ディスクを1つもしくは複数の記録
区分(「セッション」と称する)に分割し(この記録区
分の大きさは各記録区分によって異なる)、その記録区
分(セッション)の中にトラックを1つもしくは複数個
記録させるものである。
は、セッション管理情報領域(Lead−In領域)と
呼ばれるセッション情報管理部であり、そのセッション
管理情報領域の中にセッション管理情報(Table
Of Contents:TOC)と呼ばれるデータが
記録される。
いて、各セッション内に存在するトラックの数は一般的
に1つである。
記録区分(セッション)内のトラックの先頭部(所定の
場所)にディレクトリやファイルの場所や属性を管理す
るファイル情報管理部50が記録されており、その後に
1つもしくは複数個のファイルのディスクリプタやファ
イル本体49が続く。
ラックアットワンス(TrackAt Once)機能
でこれらのデータを一気に記録した場合、記録最中にラ
イトエラーが発生した時、その時点でトラック記録を終
了し、アプリケーションの命令でセッション(記録区
分)を閉じていた。このセッションを閉じるとは、セッ
ション情報をTOC領域に記録することであり、TOC
を書いてセッションを完結させるのである。
されるファイル情報管理部は正しく記録されているが、
ファイルの本体が途中で途切れているような状態が発生
する時がある。例えば、ファイル情報管理部は正しく記
録されているので、その中には100個分のファイル情
報が記録されているが、ファイルの本体は30個分しか
ない時などである。
(登録商標)などのOSを用いて任意のファイルを再生
しようとすると、そのファイルの本体が無いために再生
できない不具合が生じる。
挿入されているCDに記録されている最終セッションを
アクセスし、そのセッション内に記録されているファイ
ル情報管理部を再生し、その内容に基づいてCDに記録
されているディレクトリ/ファイル管理及び再生処理を
実施する。
規格のトラック長の最小値である300セクタとなるま
でダミーデータを記録し、トラックの2重書きを防止す
る情報記録装置(例えば、特願平8−303053号公
報参照)があった。
情報記録装置では、ディスクへのライトエラー時に数〜
数十ブロックを記録したところで、このようなディスク
が後に装置に挿入されると、マウント時に当該エラート
ラックがブランクトラックとみなされる場合があるとい
う問題があった。
しても、当該トラックが第2セッションの先頭トラック
であった場合、WinsowsなどのOSでは第1セッ
ションのファイル情報を認識できない不具合が発生す
る。
されているファイル情報管理部のデータからディスク上
に記録されているファイル情報を引き出すので、従来の
情報記録装置のようなダミーデータの記録では、ファイ
ルフォーマット(ISO9660等)を意識していない
ため、後にOS上で何もファイルが記録されていないデ
ィスクであるブランクディスクと判断されてしまうとい
う問題があった。
であり、データ記録中にライトエラーが発生したとき、
後のデータ再生時に不具合が生じないようにエラー処理
することを目的とする。
達成するため、情報の記録及び再生が可能な記録媒体に
対して一連のデータブロック群単位でファイルなどの情
報の記録及び再生を行なう情報記録再生装置において、
上記記録媒体の所定のセッションに対して情報を記録し
ている最中にライトエラーが発生してトラック記録に失
敗したとき、外部に接続された上位装置から上記ライト
エラーが発生したセッションのセッション情報管理部に
セッション管理情報を記録する命令を受信したとき、そ
のセッション管理情報を記録した後、上記ライトエラー
が発生したセッションの直前セッションに記録されてい
るファイル情報管理部のデータを次の新規セッションに
コピー記録する手段を設けたものである。
体に対して一連のデータブロック群単位でファイルなど
の情報の記録及び再生を行なう情報記録再生装置におい
て、情報の記録及び消去が可能な記録媒体の所定のセッ
ションに対して情報を記録している最中にライトエラー
が発生してトラック記録に失敗したとき、外部に接続さ
れた上位装置から上記ライトエラーが発生したセッショ
ンのセッション情報管理部にセッション管理情報を記録
する命令を受信したとき、そのセッション管理情報を記
録せずに上記ライトエラーが発生したトラックを消去す
る手段を設けるとよい。
おいて、上記記録媒体の第1セッションに対して情報を
記録中にライトエラーが発生したとき、上記上位装置か
ら上記ライトエラーが発生したセッションのセッション
情報管理部にセッション管理情報を記録する命令を受信
したとき、そのセッション管理情報を記録した後、次の
新規セッションの所定の長さのトラックにファイル情報
管理部に記録するデータと異なる特殊データを記録して
その新規セッションを完結させる手段を設けるとよい。
いて、上記記録媒体の音楽用セッションの後のセッショ
ンに対して情報の記録中にライトエラーが発生したと
き、上記上位装置から上記ライトエラーが発生したセッ
ションのセッション情報管理部にセッション管理情報を
記録する命令を受信したとき、そのセッション管理情報
を記録した後、次の新規セッションの所定の長さのトラ
ックにファイル情報管理部に記録するデータと異なる特
殊データを記録してその新規セッションを完結させる手
段を設けるとよい。
媒体に対して一連のデータブロック群単位でファイルな
どの情報の記録及び再生を行なう情報記録再生装置にお
いて、上記記録媒体が挿入されたとき、その記録媒体に
トラックは記録されているがトラック情報管理部にその
トラックに対するトラック管理情報が記録されていない
エラーセッションを判別したとき、そのトラックの最終
アドレスを検出し、その最終アドレスに基づいて上記ト
ラック情報管理部にトラック管理情報を記録し、そのト
ラックが存在するセッションのセッション情報管理部に
セッション管理情報を記録した後、上記エラーセッショ
ン直前のセッションに記録されているファイル情報管理
部のデータを次の新規セッションにコピー記録する手段
を設けるとよい。
記録媒体に対して一連のデータブロック群単位でファイ
ルなどの情報の記録及び再生を行なう情報記録再生装置
において、情報の記録及び消去が可能な記録媒体が挿入
されたとき、その記録媒体にトラックは記録されている
がトラック情報管理部にそのトラックに対するトラック
管理情報が記録されていないエラーセッションを判別し
たとき、そのトラックの最終アドレスを検出し、その最
終アドレスに基づくトラック管理情報を上記トラック情
報管理部を記録せずに不正なトラックを消去する手段を
設けるとよい。
は、上述のように構成することにより、ディスク等の記
録媒体のエラーセッションの直前のセッションに記録さ
れているファイル情報管理部を、当該記録媒体上に存在
する最後のセッションである新規セッションに記録する
ので、エラーセッションのファイル情報管理部を消去し
たことと同じにすることができ、その記録媒体をWin
dows95などのOSで使用する場合はファイル情報
管理部で管理されているファイルを正しく再生すること
ができる。
は、上述のように構成することにより、情報の記録及び
消去が可能なCD−RWディスク等の記録媒体に対して
は、上述のエラー発生時にはエラーセッションを消去す
るので、未記録部に対してスペースの無駄遣いをするこ
とがなくなる。
は、上述のように構成することにより、記録媒体上に記
録されている最終セッション内(新規に追加したダミー
セッション)には、ファイル情報管理部のデータを記録
しないので、Windows95などのOSはディレク
トリとファイル情報を誤認識することがなくなり、OS
はブランクディスクと同等の扱いができる。
は、上述のように構成することにより、記録媒体上に記
録されている最終セッション内には、ファイル情報管理
部のデータを記録しないので、Windows95など
のOSはディレクトリとファイル情報を誤認識すること
がなくなる。また、OSは音楽データのみが記録されて
いる記録媒体と同等な扱いができる。
は、上述のように構成することにより、不正なトラック
が存在するセッションを完結させ、エラーセッションの
直前のセッションのファイル情報管理部を新規セッショ
ンに記録するので、不正ディスクが記録及び再生可能に
なるだけでなく、過去に記録したファイルをWindo
ws95等のOSから再生することができる。
は、上述のように構成することにより、情報の記録及び
消去が可能なCD−RWディスク等の記録媒体に対して
は、不正なトラックを消去することにより、未記録部ス
ペースの無駄遣いをすることがなくなる。
面に基づいて具体的に説明する。図1は、この発明の情
報記録再生装置の一実施形態であるCD−R/RWドラ
イブ装置の構成を示すブロック図である。
U1,フラッシュROM2,ホストインタフェースコン
トローラ3,バッファマネジャ4,ダイナミックRAM
5,サブコードオペレーションコントローラ6,CD−
ROMエンコーダ7,SRAM8,CD−ROMデコー
ダ9,オーディオ回路10,システムコントローラ1
1,CDエンコーダ12,CDデコーダ13,サーボ回
路14,スピンドルモータコントローラ15,及びSC
SIバス16から成り、CD−Rディスク,CD−RW
ディスク等の記録媒体であるディスク17に対するデー
タの記録及び再生を行なう。
装置全体の動作を制御する中央演算処理装置(マイクロ
コンピュータ)である。フラッシュROM2は、CPU
1が任意に内容を消去書き換え可能な不揮発性メモリで
ある。
上位装置であるホストコンピュータとこのCD−R/R
Wドライブ装置との通信を司るLSIである。バッファ
マネジャ4は、ホストコンピュータからの転送データ及
びディスク17から読み出したデータの転送を制御する
LSIである。
ータからの転送データとディスク17から読み出したデ
ータを一時的に格納するバッファメモリである。サブコ
ードオペレーションコントローラ6は、ディスク17上
に記録するサブコードを生成したり、ディスク17から
読み出したサブコードを分離するLSIである。
Mデータをディスク17に書き込む前に変調するLSI
である。SRAM8は、プログラム変数等のデータを格
納するメモリである。CD−ROMデコーダ9は、読み
出したCD−ROMデータを復調するLSIである。オ
ーディオ回路10は、音楽再生をコントロールするLS
Iである。
7へのデータの記録及び再生を制御するLSIであり、
この発明に関わる各種の処理を行なう。CDエンコーダ
12は、ディスク17に書き込む前にユーザデータとサ
ブコードをメディア規格に適合するように変調するLS
Iである。
み出したデータをユーザデータとサブコードに分離して
復調するLSIである。サーボ回路14は、ディスク1
7に対するレーザ光のフォーカス,トラッキング等のサ
ーボを制御するLSIである。
ィスク17の回転制御を行なうLSIである。SCSI
バス16は、このCD−R/RWドライブ装置とホスト
コンピュータとを接続する通信線であり、この通信線を
介して両者は各種のデータをやり取りする。
等が、情報の記録及び再生が可能な記録媒体に対して一
連のデータブロック群単位でファイルなどの情報の記録
及び再生を行なう手段と、上記記録媒体の所定のセッシ
ョンに対して情報を記録している最中にライトエラーが
発生してトラック記録に失敗したとき、外部に接続され
た上位装置から上記ライトエラーが発生したセッション
のセッション情報管理部にセッション管理情報を記録す
る命令を受信したとき、そのセッション管理情報を記録
した後、上記ライトエラーが発生したセッションの直前
セッションに記録されているファイル情報管理部のデー
タを次の新規セッションにコピー記録する手段の機能を
果たす。
体の所定のセッションに対して情報を記録している最中
にライトエラーが発生してトラック記録に失敗したと
き、外部に接続された上位装置から上記ライトエラーが
発生したセッションのセッション情報管理部にセッショ
ン管理情報を記録する命令を受信したとき、そのセッシ
ョン管理情報を記録せずに上記ライトエラーが発生した
トラックを消去する手段の機能も果たす。
対して情報を記録中にライトエラーが発生したとき、上
記上位装置から上記ライトエラーが発生したセッション
のセッション情報管理部にセッション管理情報を記録す
る命令を受信したとき、そのセッション管理情報を記録
した後、次の新規セッションの所定の長さのトラックに
ファイル情報管理部に記録するデータと異なる特殊デー
タを記録してその新規セッションを完結させる手段の機
能を果たす。
後のセッションに対して情報の記録中にライトエラーが
発生したとき、上記上位装置から上記ライトエラーが発
生したセッションのセッション情報管理部にセッション
管理情報を記録する命令を受信したとき、そのセッショ
ン管理情報を記録した後、次の新規セッションの所定の
長さのトラックにファイル情報管理部に記録するデータ
と異なる特殊データを記録してその新規セッションを完
結させる手段の機能も果たす。
その記録媒体にトラックは記録されているがトラック情
報管理部にそのトラックに対するトラック管理情報が記
録されていないエラーセッションを判別したとき、その
トラックの最終アドレスを検出し、その最終アドレスに
基づいて上記トラック情報管理部にトラック管理情報を
記録し、そのトラックが存在するセッションのセッショ
ン情報管理部にセッション管理情報を記録した後、上記
エラーセッション直前のセッションに記録されているフ
ァイル情報管理部のデータを次の新規セッションにコピ
ー記録する手段の機能を果たす。
記録媒体が挿入されたとき、その記録媒体にトラックは
記録されているがトラック情報管理部にそのトラックに
対するトラック管理情報が記録されていないエラーセッ
ションを判別したとき、そのトラックの最終アドレスを
検出し、その最終アドレスに基づくトラック管理情報を
上記トラック情報管理部を記録せずに不正なトラックを
消去する手段の機能を果たす。
マットを示す図である。このCD−R/RWドライブ装
置は、図2に示したフォーマットのディスク17に対し
てデータの記録及び再生が可能である。
のための試し書きを行なうパワーキャリブレーションエ
リア(PCA)20,トラック情報管理部(プログラム
メモリエリア:PMA)21,記録区分(セッション)
22(セッションNo.1,2…)が存在する。
り、その中のトラック数や、トラックの大きさによって
変わる。セッション22は、セッション情報管理部であ
るセッション情報管理領域(リードインエリア:Lea
d In Area)23,1つまたは複数のトラック
24,記録区分最終領域(リードアウトエリア:Lea
d Out Area)25とから構成されており、セ
ッション情報管理領域と記録区分最終領域とは共に大き
さが決まっている。
ンの始めを示すエリアであり、セッション内のトラック
情報であるセッション管理情報(TOC)を記録するエ
リアである。トラック24は、ユーザがファイル、音楽
などのデータを記録するエリアである。記録区分最終領
域25は、セッションの終わりを示すエリアである。プ
ログラムエリア26は、ユーザデータを記録するエリア
である。
の大きさは、ディスクメーカによって異なり、おおよそ
2分30秒ぐらいの大きさである。また、第1セッショ
ンの記録区分最終領域の大きさは1分30秒である。第
2セッション以降のセッション情報管理領域の大きさは
1分であり、記録区分最終領域の大きさは30秒であ
る。
れるセッション管理情報データが記録されており、CD
再生装置はこれをもとに挿入されているディスク上のト
ラック情報を得ることができる。
ヤ(Audio CD Player)に挿入すると、
ディスプレイにトラックの総数と、それぞれのトラック
の長さが時間単位で表示されるが、これはプレーヤがT
OCを再生しているから表示できるのである。
らプログラムエリア26の始まりであり、スタート開始
アドレスは0分0秒0フレームである。
たトラックのフォーマットである。CD−R/RWディ
スク上に記録されたトラックは、プレギャップ(Pre
Gap)30,ユーザデータ(User Data)3
1,2ブロックのランアウトブロック(Run Out
Block)32とから構成される。プレギャップ3
0は、1ブロックのリンクブロック(Link Blo
ck)33,4ブロックのランインブロック(Run
In Block)34等からなる。
5ブロック)は、トラックの先頭に位置し、音楽で言え
ば無音部である。ユーザデータ部31は、ユーザ(ホス
トコンピュータ)から転送されたデータを記録するとこ
ろである。ランアウトブロック(2ブロック)32は、
トラックの最後を意味するブロックである。
ラックとトラックのつなぎめを意味するブロックであ
る。ランインブロック(4ブロック)34は、トラック
の先頭を意味するブロックである。
イルフォーマットとしてISO9660規格を用いる。
図4は、ISO9660ファイルフォーマット図であ
る。
e)40 CD上の各セッションを大きく分割すると、システムエ
リア41とデータエリア42の2つになる。
rea)41 各セッションの第1トラックの先頭から16ブロック
(LBN0−15)分がシステム領域として存在する。
本規格では、内容は定義されていない。
a)42 ボリュームスペースの残りの部分をいう。この中は、以
下のデータからなる。 ・プライマリボリュームディスクリプタ43(Prim
ary Volume Descriptor) ・サプルメンタリボリュームディスクリプタ44(Su
pplementary Volume Descri
ptor) ・ターミネータ(Terminator)45 ・パステーブル(Path Table)46 ・ディレクトリディスクリプタ47(Director
y Descriptor) ・ファイルディスクリプタ(File Descrip
tor)48 ・ファイル(File)本体部49 このエリアは、ファイル情報管理部50とファイルの本
体部49とからなる。
タ43 PVDと言われ、LBN16に位置する。Window
sなどのOSは必ずここをアクセスする。ボリュームス
ペースの大きさや、パステーブル46の大きさ及び位
置、ルートディレクトリ情報、ボリュームの日付等が記
述されている。
リプタ44 SVDと言われ、存在するのであればPVDの直後にあ
る。日本語環境で使用する場合や、ユニコード(Uni
Codeを用いる場合はOSはこれを参照する。
SVD,ターミネータの順でディスク上に記録される。
プタ48の名前と、記録位置が記述される。
属性が記述されている。
位置やその名前や属性が記述されている。
されている。
ュームスペース40があり、システムエリア41とデー
タエリア42が存在する。データエリア42には、ファ
イル情報管理部50とそれに続くパステーブル46,デ
ィレクトリディスクリプタ47及びファイルディスクリ
プタ48,及び複数の1つもしくは複数のファイルとか
ら構成されるファイル本体部49とからなり、ファイル
情報管理部50は先頭からプライマリボリュームディス
クリプタ(PVD)43,サプルメントボリュームディ
スクリプタ(SVD)44,ターミネータ45とから構
成される。
5は少なくとも1セクタずつで構成され、各セクタの先
頭にはそれらを示すIDがある。PVD43は“0
1”,SVD44は“02”,ターミネータ45は“F
F”である。
クに存在する最終セッションの第1トラックの先頭から
17番目(LBN=16)のセクタを再生して、PVD
43の内容を見る。
再生し、ターミネータブロックを検出するまで次の論理
アドレスを再生する。SVD44の中にはルートディレ
クトリディスクリプタ(Root Directory
Descriptor)の存在する位置等が記録され
ており、この位置を再生することにより、そのルートデ
ィレクトリ下に存在するディレクトリ又はファイルの名
称及びそれらのディスクリプタが存在するアドレスがわ
かる。
クトリのディスクリプタを再生すれば、その下にあるデ
ィレクトリの名称やファイルの名称やそれらに対するデ
ィスクリプタの存在位置がわかる。このようにルートデ
ィレクトリからその下のディレクトリ、ファイルと内容
を確認し、ファイル本体へとたどりつく。
複数個のセッションが存在し、そのセッション数分のフ
ァイル情報管理部が存在することが一般的である。この
ようなディスクは、ユーザが保存させたいファイルを追
記する場合に作成される。
ションに書いたとする。一ヶ月が過ぎ、11月のデータ
をそのディスクに記録する場合は、第2セッションに記
録する。この場合、10月のデータもOS上から見れる
ようにするために、第1セッションに記録されているフ
ァイル情報管理部50を第2セッションのファイル情報
管理部50にコピーする必要があり、一般のライタソフ
トはこのような操作をし、過去に記録したファイル情報
管理部50のデータを継承するのである。
おけるこの発明の請求項1に係る処理について説明す
る。
報の記録と再生が可能なディスク17を用い、そのディ
スク17に対して一連のデータブロック群であるトラッ
ク単位でファイルなどの情報の記録及び再生を行なうも
のである。
あるセッションに対して情報を記録している最中にライ
トエラーが発生し、トラック記録に失敗した時、当該エ
ラーセッションのセッション情報管理領域にセッション
管理情報(TOC)を記録する命令を上位装置のホスト
コンピュータから受信した場合、当該セッションのセッ
ション管理情報(TOC)を記録した後に、次の新規セ
ッションに対してエラーセッション直前のセッションに
記録されているファイル情報管理部にファイル管理情報
を記録する。そのファイル情報管理部は、ディスクフォ
ーマットとして、記録されているファイルやディレクト
リの場所や属性を管理している情報管理部である。
ロー図である。図中の「S」はステップを示す。この処
理は、ステップ1でライトエラーが発生したトラックが
有りか否かを判断し、有ればステップ2へ進んでエラー
セッションのTOCを記録し、ステップ3へ進んでエラ
ーセッションのリードアウト(Lead−Out)領域
を記録し、ステップ4へ進んでISO9660フォーマ
ットデータか否かを判断し、ISO9660フォーマッ
トデータなら、ステップ5へ進んでリカバーセッション
記録処理を実行し、この処理を終了する。
たトラックが無ければ、ステップ6へ進んで現セッショ
ンのTOCを記録し、ステップ7へ進んで現セッション
のリードアウト(Lead−Out)領域を記録し、こ
の処理を終了する。また、ステップ4の判断でISO9
660フォーマットデータでなければ、そのまま処理を
終了する。
理を示すフロー図である。このリカバーセッション記録
処理は、ステップ11で前セッションの第1トラックの
先頭アドレスを取得し、ステップ12へ進んでファイル
情報管理部のアドレスを設定し、ステップ13へ進んで
ファイル管理情報をリードし、ステップ14へ進んで前
セッションはISO9660フォーマットデータか否か
を判断する。
ーマットデータなら、ステップ15へ進んでリカバート
ラック記録処理を実行し、ステップ16へ進んでリカバ
ーセッションのTOCを記録し、ステップ17へ進んで
リカバーセッションのリードアウト(Lead−Ou
t)領域を記録し、この処理を終了する。また、ステッ
プ14の判断でISO9660フォーマットデータでな
ければ、そのまま処理を終了する。
らに説明する。このセッション記録処理は、ホストコン
ピュータからセッションを閉じる命令(Close S
ession Command)を受信した時に実行す
る。そのセッションを閉じる命令は、セッション管理情
報(TOC)及びリードアウト(Lead−Out)領
域にデータを記録してセッションを完結させる命令であ
る。
スク17の対象となるセッション内のトラックを記録し
た時に、オフトラック等のサーボエラーやバッファアン
ダーラン(Buffer Under run)などの
インタフェース(I/F)エラーによるライトエラーが
発生していたかを確認する(S1)。
は、エラーセッションのTOC領域にセッション管理情
報を記録し(S2)、セッションの最後をあらわすリー
ドアウト(Lead−Out)領域を記録し(S3)、
エラートラックがISO9660フォーマットデータで
あるか否かを確認する(S4)。
ネータ(Terminator)の各ID(セクタの先
頭バイト)がそれぞれ“01”,“02”,“FF”で
あること、また、PVD,SVD内の規格識別子(2バ
イト目−6バイト目)が“CD001”であることを確
認することによって行なう。
タと判断した場合は、リカバーセッション記録処理(S
5)を行なって終了する。
ーセッションの次のセッションに対して、エラーセッシ
ョン直前の正しく記録されているファイル情報管理部
を、次の新規セッションに対してコピー記録する処理で
ある。
管理部は、PVD,SVD,ターミネータ(Termi
nator)の3つをさす。
ディレクトリディスクリプタ(Root Direct
ory Descriptor)のアドレスがわかり、
そこからファイル本体までたどりつくことができる。
においてライトエラーが発生していない時、現セッショ
ンのTOC領域にセッション管理情報を記録し(S
6)、リードアウト(Lead−Out)領域を記録し
(S7)、セッション完結処理を終了する。
か否かの判断(S4)で、エラートラックにISO96
60フォーマットデータが記録されていないと判断した
時、そのままエラーセッションを完結したままで終了す
る。
は、最初にエラーセッション直前のセッションの第1ト
ラックの開始アドレスを、CD−R/RWドライブ装置
内部のDRAM5に記憶しているTOC情報から読み取
り(S11)、そのアドレスに10h(16セクタ)を
足したアドレスをPVDアドレスとして設定し(S1
2)、ターミネータ(Terminator)が確認で
きるまで連続的に再生する(S13)。
minator)までの情報を得ることができない場合
は、ISO9660フォーマットデータと判定しない。
で(S14)、前セッションがISO9660フォーマ
ットデータと判定したなら、リカバートラックの記録処
理を行なう(S15)。
300セクタと設定し、ユーザデータ部にISO966
0フォーマットに合致するように、正常セッション(エ
ラーセッション直前のセッション)のPVDからターミ
ネータ(Terminator)までを記録する。
該セッションのセッション情報管理データを記録し(S
16)、リードアウト(Lead−Out)領域を記録
して処理を終了する。また、ISO9660フォーマッ
トデータの判断で(S14)、エラーセッション直前の
セッションがISO9660フォーマットデータと判断
できなければ、この処理を終了する。
ーセッションを伴ったディスクフォーマットは、上述の
処理によって図8に示すディスクフォーマットになる。
している最中にライトエラーが発生し、エラーセクタが
発生した場合のディスクフォーマットを示すが、上述の
セッションリカバリ処理によって、図8に示すように、
第3セッションに第1セッションのファイル情報管理部
のみをコピーしたリカバリセッションを作成することに
より、後の再生時にOSからファイル情報が正しく認識
されるようになる。
のセッションに記録されているファイル情報管理部を、
当該ディスク上に存在する最後のセッションである新規
セッションに記録するので、エラーセッションのファイ
ル情報管理部を消去したことと同じにするので、そのデ
ィスクをWindows95などのOSシステムで使用
する場合はファイル情報管理部で管理されているファイ
ルを正しく再生することができる。
理では、例えば、1度しか記録できないCD−Rディス
ク等の記録媒体に対して新規セッションにエラーセッシ
ョン直前のセッションのファイル情報管理部をコピーす
るのは有効であるが、何度も情報の書き換えができるC
D−RWディスク等の記録媒体については記録スペース
の無駄使いになってしまう。
め、次に、上記CD−R/RWドライブ装置におけるこ
の発明の請求項2に係る処理について説明する。
なディスク17に対しては、所定の記録区分(セッショ
ン)に対して情報を記録している最中にライトエラーが
発生し、トラック記録に失敗した時、当該エラーセッシ
ョンのセッション情報管理部にセッション管理情報(T
OC)を記録する命令をホストコンピュータから受信し
た場合、セッション管理情報(TOC)を記録せずに、
エラーが発生したトラックを消去し、この処理を終了す
る。
ロー図である。このディスク別セッション記録処理は、
ステップ21でライトエラーが発生したトラックが有り
か否かを判断し、有りならステップ22へ進んでエラー
ディスクはCD−RWディスクか否かを判断し、CD−
RWディスクなら、ステップ27へ進んでエラートラッ
ク消去処理を実行し、この処理を終了する。
クがCD−RWディスクでなければ、ステップ23へ進
んでエラーセッションのTOCを記録し、ステップ24
へ進んでエラーセッションのリードアウト(Lead−
Out)領域を記録し、ステップ25へ進んでISO9
660フォーマットデータか否かを判断し、ISO96
60フォーマットデータなら、ステップ26へ進んで図
6に示したリカバーセッション記録処理を実行し、この
処理を終了する。
したトラックが無ければ、ステップ28へ進んで現セッ
ションのTOCを記録し、ステップ29へ進んで現セッ
ションのリードアウト(Lead−Out)領域を記録
し、この処理を終了する。また、ステップ25の判断で
ISO9660フォーマットデータでなければ、そのま
ま処理を終了する。
らに説明する。この処理は、挿入しているディスク17
がCD−RディスクかCD−RWディスクかを判断し、
CD−RWディスクだと判断した場合は、リカバーセッ
ション記録処理を実行せずに終了させるものである。
ストコンピュータからセッションを閉じる命令(Clo
se Session Command)を受信した時
に実行する。
7のセッション内のトラックが、ライトエラーで終了し
た場合(S21)、挿入されているディスク17の種類
の確認を行なう(S22)。ここで、CD−RWディス
クと判断した場合は、当該エラートラック領域に消去パ
ターンを記録し、当該エラートラックを消去して(S2
3)、セッション完結処理を終了させる。
の判断(S22)で、挿入されているディスク17がC
D−Rディスクと判断した場合は、エラーセッションの
TOC領域にセッション管理情報を記録し(S23)、
セッションの最後をあらわすリードアウト(Lead−
Out)領域を記録し(S24)、エラートラックがI
SO9660フォーマットデータであるか否かを確認す
る(S25)。
なう。さらに、ISO9660フォーマットデータと判
断した場合は、上述のリカバーセッション記録処理(S
26)を行なって終了する。
ディスク等のディスクにおいては、図8に示したディス
クフォーマットにせずに、図10に示したディスクフォ
ーマットの状態に変えることができる。
クフォーマットにすることにより、ディスク17の第2
セッションに記録されたエラーセッションが消去され、
第1セッションのみがディスク17上に存在し、CD−
RWディスクでもOSから正しくファイル情報が認識さ
れるようにすることができる。
能なCD−RWディスク等のディスクに対してはエラー
セッションを消去することにより、未記録部スペースの
無駄遣いをせずに済む。
理では、エラーセッションがディスク上の第1セッショ
ンであった場合、エラーセッション直前のセッションが
存在しないので、次の新規セッションに対してファイル
情報管理部を記録できなくなり、OS上でディレクトリ
/ファイル情報を誤認識してしまう。
め、次に、上記CD−R/RWドライブ装置におけるこ
の発明の請求項3に係る処理について説明する。
の記録中にエラーが発生した場合は、当該エラーセッシ
ョンのセッション情報管理部にセッション管理情報(T
OC)を記録する命令をホストコンピュータから受信し
た時に、当該エラーセッションのセッション管理情報
(TOC)を記録した後に、次の新規セッションに対し
て所定の長さのトラックにファイル情報管理部データと
異なる特殊データを記録して新規セッションを完結させ
る。
フロー図である。この第1のダミーセッション記録処理
は、ステップ31でライトエラーが発生したトラックが
有るか否かを判断して、有ればステップ32へ進んでエ
ラーセッションのTOCを記録し、ステップ33へ進ん
でエラーセッションのリードアウト(Lead−Ou
t)領域を記録し、ステップ39へ進んでエラーセッシ
ョンが第1セッションか否かを判断する。
第1セッションなら、ステップ34へ進んでダミーデー
タをセットし、ステップ35へ進んでトラック長=30
0セクタに設定し、ステップ36へ進んでダミートラッ
クを記録し、ステップ37へ進んでダミーセッションの
TOC領域を記録し、ステップ38へ進んでダミーセッ
ションのリードアウト(Lead−Out)領域を記録
し、この処理を終了する。
第1セッションでなければ、ステップ40へ進んでIS
O9660フォーマットデータか否かを判断して、IS
O9660フォーマットデータでなければ、そのままこ
の処理を終了し、ISO9660フォーマットデータな
ら、ステップ41へ進んで新規セッション記録処理を実
行し、この処理を終了する。
したトラックがなければ、ステップ42へ進んで現セッ
ションのTOCを記録し、ステップ43へ進んで現セッ
ションのリードアウト(Lead−Out)領域を記録
し、この処理を終了する。
らに説明する。この第1のダミーセッション記録処理
は、ホストコンピュータからセッションを閉じる命令
(Close Session Command)を受
信した時、ライトエラーが発生したトラックが属するセ
ッションがディスク上の第1セッションか否かを確認
し、第1セッションならそのセッションの後にISO9
660フォーマットのファイル情報管理部データを記録
せずに、“00”データをダミーデータとしてトラック
に記録し、ダミーセッションを作成する。
どのOSは、挿入されているディスクがブランクディス
クと同等なディスクと判断することができ、ディスク上
の残りの記録スペースにデータを追記することができる
ようになる。
ピュータからセッションを閉じる命令(Close S
ession Command)を受信した時、ライト
エラーが発生したトラックが存在するなら(S31)、
そのセッションのTOC領域を記録し(S32)、リー
ドアウト(Lead−Out)領域を記録する(S3
3)。その後、当該セッションがディスク上の第1セッ
ションか否かを確認する(S39)。
合、DRAM5に“00”データからなるダミーデータ
を記憶し(S34)、トラック長をCD−RWディスク
規格の最小値である300セクタに設定し(S35)、
ダミーデータトラックを記録する(S36)。
記録し(S37)、リードアウト(Lead−Out)
領域を記録して(S38)、ダミーセッション記録処理
を終了する。また、S39でエラーセッションが第1セ
ッションでなければ、図5と同様な処理S40〜S43
を行なう。
ットのように、第2セッションにダミーデータを記録し
てセッションを閉じるので、OSは最終セッションにフ
ァイル情報管理部が記録されていないものと判断するこ
とができ、ブランクディスクと同様の扱いをできる。
いる最終セッション内(新規に追加したダミーセッショ
ン)にはファイル情報管理部データを記録しないので、
Windows95などのOSはディレクトリ/ファイ
ル情報を誤認識することがなくなる。また、OSはブラ
ンクディスクと同等の扱いができる。
理では、エラーセッションの直前のセッションが音楽用
セッションであった場合、そのセッション内にはファイ
ル情報管理部が存在しない為、エラーセッション直後の
新規セッションに対してファイル情報管理部を記録でき
なくなり、Windows95(登録商標)等のOS上
でディレクトリ/ファイル情報を誤認識してしまう。
め、次に、上記CD−R/RWドライブ装置におけるこ
の発明の請求項4に係る処理について説明する。
ョン(オーディオセッション)の後のセッションに対し
て情報の記録中にエラーが発生した場合は、当該エラー
セッションのセッション情報管理部にセッション管理情
報(TOC)を記録する命令をホストコンピュータから
受信した時に、当該エラーセッションのセッション管理
情報(TOC)を記録した後に、次の新規セッションに
対して所定の長さのトラックにファイル情報管理部デー
タと異なる特殊データを記録してセッションを完結させ
る。
フロー図である。この第2のダミーセッション記録処理
は、ステップ51で前セッションの第1(1st)トラ
ックのアドレスを取得し、ステップ52へ進んでファイ
ル情報管理部のアドレスを設定し、ステップ53へ進ん
でファイル管理情報をリードし、ステップ54へ進んで
前セッションがISO9660フォーマットデータか否
かを判断する。
O9660フォーマットデータなら、ステップ55へ進
んでリカバートラック記録処理を実行し、ステップ56
へ進んでリカバーセッションのTOCを記録し、ステッ
プ57へ進んでリカバーセッションのリードアウト(L
ead−Out)領域を記録し、この処理を終了する。
O9660フォーマットデータでないなら、ステップ5
8へ進んで前セッションがオーディオセッションか否か
を判断して、オーディオセッションなら、ステップ59
へ進んでダミーデータをセットし、ステップ60へ進ん
でトラック長=300セクタをセットし、ステップ61
へ進んでダミートラックを記録し、ステップ62へ進ん
でダミーセッションのTOC領域を記録し、ステップ6
3へ進んでダミーセッションのリードアウト(Lead
−Out)領域を記録し、この処理を終了する。また、
ステップ58の判断で前セッションがISO9660フ
ォーマットデータでなければ、そのままこの処理を終了
する。
らに説明する。この第2のダミーセッション記録処理
は、リカバーセッション記録処理時に、エラーセッショ
ン直前のセッションがオーディオセッションか否かを確
認し、オーディオセッションであれば、エラーセッショ
ンの後にダミーセッションを記録する。
の中に存在する。このCDは、第1セッションがオーデ
ィオセッション(音楽用セッション)であり、第2セッ
ションがデータセッションであり、オーディオプレーヤ
(Audio Player)で通常の音楽(Audi
o)再生ができ、パソコン上で画像再生しながら音楽再
生ができる。第2セッションの中にはもちろん、画像デ
ータが記録されている。
RWドライブ装置を用いて作成することができるが、第
2セッションでライトエラーが発生した場合は、上述の
ような原因でWindows95などのOS上で画像が
正しく再生できない等の不具合が発生することがある。
セッションの後にダミーセッションを記録し、その後画
像データが正しく記録できるようにする必要がある。そ
のダミーセッションは最終セッションであり、そのセッ
ションのトラックには“00”データを記録しており、
ファイル情報管理部が記録されていない為、OSは誤っ
た情報を参照しないで済む。
図6のリカバーセッション記録処理を改良したものであ
る。システムコントローラ11は、まず、図6のリカバ
ーセッション記録処理と同様にして、前セッションのフ
ァイル情報管理部を再生した後(S51〜S53)、そ
のセッションがISO9660フォーマットディスクか
否かを確認する(S54)。
スクでないと判断した場合は、オーディオセッションか
否かを確認する(S58)。その確認(S58)でオー
ディオセッションと判断した場合は、CD−R/RWド
ライブ装置のDRAM5に“00”データからなるダミ
ーデータを設定し(S59)、ダミートラックの長さを
CD規格の最小値である300セクタに設定し(S6
0)、ダミートラックを記録する(S61)。
理として、ダミーセッションのTOC領域を記録し(S
62)、リードアウト(Lead−Out)領域を記録
(S63)して、この処理を終了する。
(S58)で前セッションがISO9660フォーマッ
トデータでもなく、またオーディオデータでもないと判
断した場合はこの処理を終了する。
タか否かの判断(S54)で、前セッションがISO9
660フォーマットデータと判断した場合は、図6に示
した処理と同様にリカバーセッション記録処理を行ない
(S55〜S57)、この処理を終了する。
ットのように、エラーセッション後にダミーセッション
を記録するので、OSはオーディオ(Audio)デー
タが記録されたディスクと同等なものと判断することが
でき、音楽(Audio)再生を正確に行なえる。
いる最終セッション内にはファイル情報管理データを記
録しないので、Windows95などのOSはディレ
クトリ/ファイル情報を誤認識することがなくなる。ま
た、OSは音楽データのみが記録されているディスクと
同等の扱いができる。
などの原因によってこのCD−R/RWドライブ装置の
電源がシャットダウンされてしまった場合、トラックが
途中で途切れ、トラック情報管理部(PMA)が記録さ
れていない状態になり、セッションが未完結のままのデ
ィスクが作られてしまう。
ているが、そのトラックに対するトラック情報管理部
(PMA)がないディスクが存在した場合、そのディス
クをCD−R/RWドライブ装置に挿入するとCD−R
/RWドライブ装置は不正なディスクと判断して記録も
再生も不能になり、以前に記録されているセッション内
のファイルまで再生できなくなり、過去に記録されたデ
ータを見かけ上失ってしまうことになる。
め、上記CD−R/RWドライブ装置においてこの発明
の請求項5に係る処理を実行するとよい。
して、トラックは記録されているがそのトラックに対す
るトラック情報管理部(PMA)がないと判断した場
合、当トラックの最終アドレスを検出し、トラック情報
管理部(PMA)を記録し、そのトラックが存在するセ
ッションに対してセッション管理情報(TOC)を記録
した後、次の新規セッションに対してエラーセッション
直前のセッションに記録されているファイル情報管理部
のデータをコピー記録する。
−Rディスク等のディスクに対して、不正なトラックが
存在するセッションを完結し、エラーセッションの直前
のセッションのファイル情報管理部を新規セッションに
記録する手段は有効であるが、何度も情報の書き換えが
できるCD−RWディスク等のディスクに関しては記録
スペースの無駄使いになってしまう。
め、上記CD−R/RWドライブ装置においてこの発明
の請求項6に係る処理を実行するとよい。
ディスクに対しては、トラック情報管理部(PMA)の
ないトラックの最終アドレスを検出し、トラック情報管
理部(PMA)を記録せずに不正なトラックを消去す
る。
示すフロー図である。このディスク情報取得処理は、デ
ィスクをCD−R/RWドライブ装置に挿入した時のマ
ウント処理であり、トラック情報がPMAに記録されて
いないトラックを検出した時に対して考慮した処理であ
る。
中に電源遮断等が発生して、TOC領域が記録できなか
ったために発生する。そこで、当該トラックをマウント
時に検出した場合は、そのトラックをリカバーしてセッ
ションを完結し、次のリカバーセッションを記録すれば
よい。
1でスタンプディスクか否かを判断して、スタンプディ
スクでなければ、ステップ72へ進んでTOCを再生
し、ステップ73へ進んでPMAを再生し、ステップ7
4へ進んでプログラムエリアを再生し、ステップ75へ
進んでPMAに無いトラックが存在するか否かを判断す
る。
クが存在しなければ、この処理を終了し、PMAに無い
トラックが存在すれば、ステップ76へ進んで当トラッ
クの最終アドレスを検出し、ステップ77へ進んでCD
−RWディスクか否かを判断して、CD−RWディスク
なら、ステップ78へ進んで不正トラック消去処理を実
行し、この処理を終了する。
でなければ、ステップ80へ進んでPMAを記録し、ス
テップ81へ進んで不正セッションのTOCを記録し、
ステップ82へ進んで不正セッションのリードアウト
(Lead−Out)領域を記録し、ステップ83へ進
んで不正トラックのデータがISO9660フォーマッ
トデータか否かを判断する。
タがISO9660フォーマットデータでなければ、そ
のままこの処理を終了し、不正トラックのデータがIS
O9660フォーマットデータなら、ステップ84の図
6に示したリカバーセッション記録処理を実行し、この
処理を終了する。また、ステップ71の判断でスタンプ
ディスクなら、ステップ79へ進んでTOCを再生し、
この処理を終了する。
てさらに説明する。システムコントローラ11は、ま
ず、挿入されているディスクがスタンプディスクか否か
を確認する(S71)。
スクのプリフォーマットされているATIPが検出でき
るかによって判断するものである。スタンプディスクか
否かの判断(S71)でスタンプディスクと判断した場
合は、第1セッションのTOCを再生し、次にマルチセ
ッションであったら、各々のセッションのTOCを再生
し、セッション情報を取得する(S79)。
いため、TOC再生によってトラック情報を得てマウン
ト処理を終了する。
で、スタンプディスクでないと判断した場合は、CD−
R/RWディスクとして、TOC再生を上記スタンプデ
ィスクと同様な処理を用いて実行する(S72)。
MAを再生し(S73)、各トラックのモードやスター
トアドレス,エンドアドレス等を確認する。
クの最終アドレスの外側を再生し(プログラムエリア再
生)(S74)、PMAに記録されていないトラックが
存在しているかを確認する(S75)。
(S75)で、不正なトラックがあったと判断した場合
は、当該トラックがどこまで記録されているかを再生信
号の検出によって行なう(S76)。そして、再生信号
を検出できた最終アドレスが当該トラックのエンドアド
レスと設定する(S76)。
Wディスクか否かを判断し(S77)、CD−RWディ
スクであればその不正トラックを消去して(S78)、
この処理を終了する。また、PMAに無いトラックの存
在の有無の判断(S75)で、PMAに記録されていな
いトラックがプログラムエリアに検出できない場合は正
常ディスクと判断して、ディスク情報マウント処理を終
了する。
7)で、挿入されているディスクがCD−Rディスクで
あると判断した場合は、不正トラックのアドレス情報等
のトラック情報をPMAに記録し(S80)、当該トラ
ックが属するセッションのTOC領域を記録し(S8
1)、リードアウト(Lead−Out)領域を記録し
(S82)、不正トラックに記録されているデータがI
SO9660フォーマットデータか否かを確認する(S
83)。
(論理アドレスの16番地)アドレスから連続的に再生
し、PVD,SVD,ターミネータ(Terminat
or)の識別子が検出できたらISO9660フォーマ
ットデータと判定する。
ォーマットデータか否かの判断(S83)で、ISO9
660フォーマットデータと判断した場合は、次のセッ
ションに不正セッション直前のセッションのファイル情
報管理部をコピー記録するリカバーセッション記録処理
(S84)を実行して、この処理を終了する。
60フォーマットデータか否かの判断(S83)で不正
トラックのデータがISO9660データでなければ、
このマウント処理を直ちに終了する。
るセッションを完結し、エラーセッションの直前のセッ
ションのファイル情報管理部を新規セッションに記録す
るので、不正ディスクが記録及び再生可能となるだけで
なく、過去に記録したファイルをWindows95等
のOSから再生することができる。
RWディスク等のディスクに対しては不正なトラックを
消去することにより、未記録部スペースの無駄遣いをす
ることがなくなる。
る情報記録再生装置によれば、データ記録中にライトエ
ラーが発生したとき、後のデータ再生時に不具合が生じ
ないようにエラー処理することができる。
るCD−R/RWドライブ装置の構成を示すブロック図
である。
マットを示す図である。
のフォーマットである。
る。
けるこの発明の請求項1に係る処理を示すフロー図であ
る。
ー図である。
示す図である。
フォーマット例を示す図である。
けるこの発明の請求項2に係る処理を示すフロー図であ
る。
クフォーマット例を示す図である。
おけるこの発明の請求項3に係る処理を示すフロー図で
ある。
スクフォーマット例を示す図である。
おけるこの発明の請求項4に係る処理を示すフロー図で
ある。
スクフォーマット例を示す図である。
おけるこの発明の請求項5と6に係る処理を示すフロー
図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 情報の記録及び再生が可能な記録媒体に
対して一連のデータブロック群単位でファイルなどの情
報の記録及び再生を行なう情報記録再生装置において、 前記記録媒体の所定のセッションに対して情報を記録し
ている最中にライトエラーが発生してトラック記録に失
敗したとき、外部に接続された上位装置から前記ライト
エラーが発生したセッションのセッション情報管理部に
セッション管理情報を記録する命令を受信したとき、該
セッション管理情報を記録した後、前記ライトエラーが
発生したセッションの直前セッションに記録されている
ファイル情報管理部のデータを次の新規セッションにコ
ピー記録する手段を設けたことを特徴とする情報記録再
生装置。 - 【請求項2】 情報の記録及び再生が可能な記録媒体に
対して一連のデータブロック群単位でファイルなどの情
報の記録及び再生を行なう情報記録再生装置において、 情報の記録及び消去が可能な記録媒体の所定のセッショ
ンに対して情報を記録している最中にライトエラーが発
生してトラック記録に失敗したとき、外部に接続された
上位装置から前記ライトエラーが発生したセッションの
セッション情報管理部にセッション管理情報を記録する
命令を受信したとき、該セッション管理情報を記録せず
に前記ライトエラーが発生したトラックを消去する手段
を設けたことを特徴とする情報記録再生装置。 - 【請求項3】 請求項1記載の情報記録再生装置におい
て、 前記記録媒体の第1セッションに対して情報を記録中に
ライトエラーが発生したとき、前記上位装置から前記ラ
イトエラーが発生したセッションのセッション情報管理
部にセッション管理情報を記録する命令を受信したと
き、該セッション管理情報を記録した後、次の新規セッ
ションの所定の長さのトラックにファイル情報管理部に
記録するデータと異なる特殊データを記録してその新規
セッションを完結させる手段を設けたことを特徴とする
情報記録再生装置。 - 【請求項4】 請求項1記載の情報記録再生装置におい
て、 前記記録媒体の音楽用セッションの後のセッションに対
して情報の記録中にライトエラーが発生したとき、前記
上位装置から前記ライトエラーが発生したセッションの
セッション情報管理部にセッション管理情報を記録する
命令を受信したとき、該セッション管理情報を記録した
後、次の新規セッションの所定の長さのトラックにファ
イル情報管理部に記録するデータと異なる特殊データを
記録してその新規セッションを完結させる手段を設けた
ことを特徴とする情報記録再生装置。 - 【請求項5】 情報の記録及び再生が可能な記録媒体に
対して一連のデータブロック群単位でファイルなどの情
報の記録及び再生を行なう情報記録再生装置において、 前記記録媒体が挿入されたとき、該記録媒体にトラック
は記録されているがトラック情報管理部に該トラックに
対するトラック管理情報が記録されていないエラーセッ
ションを判別したとき、そのトラックの最終アドレスを
検出し、該最終アドレスに基づいて前記トラック情報管
理部にトラック管理情報を記録し、そのトラックが存在
するセッションのセッション情報管理部にセッション管
理情報を記録した後、前記エラーセッション直前のセッ
ションに記録されているファイル情報管理部のデータを
次の新規セッションにコピー記録する手段を設けたこと
を特徴とする情報記録再生装置。 - 【請求項6】 情報の記録及び再生が可能な記録媒体に
対して一連のデータブロック群単位でファイルなどの情
報の記録及び再生を行なう情報記録再生装置において、 情報の記録及び消去が可能な記録媒体が挿入されたと
き、該記録媒体にトラックは記録されているがトラック
情報管理部に該トラックに対するトラック管理情報が記
録されていないエラーセッションを判別したとき、その
トラックの最終アドレスを検出し、その最終アドレスに
基づくトラック管理情報を前記トラック情報管理部を記
録せずに不正なトラックを消去する手段を設けたことを
特徴とする情報記録再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25014798A JP3992850B2 (ja) | 1998-09-03 | 1998-09-03 | 情報記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25014798A JP3992850B2 (ja) | 1998-09-03 | 1998-09-03 | 情報記録再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000076829A true JP2000076829A (ja) | 2000-03-14 |
JP3992850B2 JP3992850B2 (ja) | 2007-10-17 |
Family
ID=17203523
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25014798A Expired - Fee Related JP3992850B2 (ja) | 1998-09-03 | 1998-09-03 | 情報記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3992850B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100430265B1 (ko) * | 2001-07-05 | 2004-05-04 | 엘지전자 주식회사 | 광기록재생기의 목록정보를 기록 및 재생하는 방법 |
-
1998
- 1998-09-03 JP JP25014798A patent/JP3992850B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR100430265B1 (ko) * | 2001-07-05 | 2004-05-04 | 엘지전자 주식회사 | 광기록재생기의 목록정보를 기록 및 재생하는 방법 |
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