JP2000069502A - 映像信号処理回路及びそれを用いた撮像装置 - Google Patents

映像信号処理回路及びそれを用いた撮像装置

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JP2000069502A
JP2000069502A JP10237413A JP23741398A JP2000069502A JP 2000069502 A JP2000069502 A JP 2000069502A JP 10237413 A JP10237413 A JP 10237413A JP 23741398 A JP23741398 A JP 23741398A JP 2000069502 A JP2000069502 A JP 2000069502A
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line
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luminance signal
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Takeshi Kishida
健 岸田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単な構成で容易にライン数変換とフォーマッ
ト変換を同時に行う。 【解決手段】4:2:2フォーマットの信号を線形補間
部32に入力する。1ライン分の輝度信号DYcと色差
信号DCcをラインメモリ321,341に書き込み、
次の1ライン分の信号DYc,DCcをメモリ322,3
42に書き込む。同様にして交互に信号を書き込む。1
ライン分の信号書込期間で例えばメモリ321,341
から信号DYcを2回読み出し、得られた信号に線形補
間のための係数KY1,KY2を乗算したのち加算して輝
度信号DYdを生成する。信号DYcを2回読み出す際
に、メモリ322,342から信号DCcを1回読み出
し、係数KC1,KC2を乗算したのち加算して色差信号
DCdを生成する。メモリに対する信号の書込読出制御
及び係数設定は補間制御部36で行う。リアルタイムで
ライン数変換できると同時に、4:2:0フォーマット
に変換できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、映像信号処理回
路及びそれを用いた撮像装置に関する。詳しくは、映像
信号のライン数変換とフォーマット変換をラインメモリ
を用いて同時に行うことができる映像信号処理回路およ
び撮像装置を提供するものである。
【0002】
【従来の技術】撮像装置例えばCCD等の固体撮像素子
を用いたディジタルスチルカメラでは、固体撮像素子で
取り込まれた画像を、液晶モニタやビューファインダ等
の画像表示装置に表示することが行われている。ユーザ
ーは、この表示された画像を利用して被写体や構図の確
認を行い、所望の画像が得られたときにシャッターを操
作することで、画像の取り込みを行う。このとき、取り
込まれた静止画像のディジタルの映像信号が、メモリカ
ードや磁気ディスクあるいは光ディスク等の記録媒体に
書き込まれて、フィルムを用いることなく撮影を行うこ
とができる。
【0003】また、記録媒体に記録された映像信号を読
み出して表示装置に供給することにより撮影された静止
画像を表示装置の画面上に表示させたり、プリンタ装置
等に供給して撮影された静止画像を印刷して出力するこ
とが行われている。さらに読み出された映像信号をコン
ピュータ装置に供給して、撮影された静止画像の加工等
も行われている。
【0004】このようなディジタルスチルカメラでは、
高画質の撮影画像を得ることができるように、固体撮像
素子の高画素数化が図られている。しかし、高画素数の
固体撮像素子を用いるものとすると、被写体や構図の確
認を行うための画像(以下「プレビュー画像」という)
を画像表示装置に表示する場合、映像信号のデータ量が
多くなることから信号の読み出しに時間を要してしま
い、プレビュー画像は動きが滑らかでない画像となって
しまう。このため、固体撮像素子のラインを間引きなが
ら映像信号を読み出すことでフレームレートの低下が防
止される。
【0005】しかし、このようにして読み出された映像
信号はラインを間引きしたものであることから、プレビ
ュー画像を正常な縦横比で表示するために更に画像サイ
ズを変更する処理が行われる。
【0006】例えば、640×480画素の固体撮像素
子を用いて毎秒30フレーム分の画像が得られる場合、
1280×960画素の固体撮像素子を用いて映像信号
の読み出し速度を等しくすると、得られる画像は毎秒
7.5フレーム分となってしまい、動きが滑らかでなく
なってしまう。このため、固体撮像素子のラインを(1
/4)に間引きながら映像信号を読み出すことで、毎秒
30フレーム分に相当する映像信号を得ることができ
る。しかし、この毎秒30フレーム分に相当する映像信
号は、ラインを(1/4)に間引きしたものであること
から、プレビュー画像を正常な縦横比で表示するために
は、水平方向に「1/2」倍縮小すると共に垂直方向に
2倍拡大する処理が行われる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このように
垂直方向に画像サイズを変更する処理、すなわちライン
数変換処理では、線形補間によるライン数変換処理が行
われている。このライン数変換処理ではフレームメモリ
に映像信号を記憶させて、フレームメモリに記憶された
映像信号を用いてライン数を所望の倍率に変換する処理
が行われる。
【0008】しかし、フレームメモリを用いることによ
りコストが高くなってしまうと共に、フレームメモリを
実装するための基板面積を確保する必要があることか
ら、小型化に支障をきたしてしまう。さらに、他の信号
処理のためにフレームメモリが用いられている場合、こ
のフレームメモリを共用してライン数変換も行うものと
すると、処理に時間を要してしまいシステム全体の処理
速度が低下してしまう。
【0009】そこで、この発明では、簡単な構成で安価
であると共に容易にライン数を変換することができ、さ
らに信号のフォーマット変換も同時にリアルタイムで行
うことができる映像信号処理回路およびそれを用いた撮
像装置を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係る映像信号
処理回路は、入力された輝度信号を記憶し、メモリ容量
が輝度信号の1ライン分のデータ量よりも大きい第1お
よび第2のラインメモリと、入力された色差信号を記憶
し、メモリ容量が色差信号の1ライン分のデータ量より
も大きい第3および第4のラインメモリと、第1から第
4のラインメモリに書き込まれる輝度信号および色差信
号の空間的ライン位置を示す第1のカウント手段と、出
力する輝度信号の空間的ライン位置を示す第2のカウン
ト手段と、出力する色差信号の空間的ライン位置を示す
第3のカウント手段と、入力された輝度信号を1ライン
毎に第1および第2のラインメモリに交互にリング方式
で書き込むと共に入力された色差信号を1ライン毎に第
3および第4のラインメモリにリング方式で交互に書き
込み、さらに第1から第3のカウント手段の整数部を用
いて、第1および第2のラインメモリに書き込まれた輝
度信号および第3および第4のラインメモリに書き込ま
れた色差信号の読出開始位置と読出開始タイミングを決
定して書き込まれた輝度信号および色差信号の読み出し
を行う書込読出手段と、第2および第3のカウント手段
の小数部を用いて第1から第4の係数を生成する係数生
成手段と、信号書込読出手段によって第1のラインメモ
リから読み出された輝度信号に係数生成手段で生成され
た第1の係数を乗算する第1の乗算器と、信号書込読出
手段によって第2のラインメモリから読み出された輝度
信号に係数生成手段で生成された第2の係数を乗算する
第2の乗算器と、信号書込読出手段によって第3のライ
ンメモリから読み出された色差信号に係数生成手段で生
成された第3の係数を乗算する第3の乗算器と、信号書
込読出手段によって第4のラインメモリから読み出され
た色差信号に係数生成手段で生成された第4の係数を乗
算する第4の乗算器と、第1の乗算器と第2の乗算器の
出力を加算して、第2のカウント手段で空間的ライン位
置が示された輝度信号を生成して出力する第1の加算器
と、第3の乗算器と第4の乗算器の出力を加算して、第
3のカウント手段で空間的ライン位置が示された色差信
号を生成して出力する第2の加算器とを有するものであ
る。
【0011】また撮像装置は、撮影画像の輝度信号と色
差信号を得る撮像手段と、撮像手段で得られた輝度信号
を記憶し、メモリ容量が輝度信号の1ライン分のデータ
量よりも大きい第1および第2のラインメモリと、撮像
手段で得られた色差信号を記憶し、メモリ容量が色差信
号の1ライン分のデータ量よりも大きい第3および第4
のラインメモリと、第1から第4のラインメモリに書き
込まれる輝度信号および色差信号の空間的ライン位置を
示す第1のカウント手段と、出力する輝度信号の空間的
ライン位置を示す第2のカウント手段と、出力する色差
信号の空間的ライン位置を示す第3のカウント手段と、
入力された輝度信号を1ライン毎に第1および第2のラ
インメモリに交互にリング方式で書き込むと共に入力さ
れた色差信号を1ライン毎に第3および第4のラインメ
モリにリング方式で交互に書き込み、さらに第1から第
3のカウント手段の整数部を用いて、第1および第2の
ラインメモリに書き込まれた輝度信号および第3および
第4のラインメモリに書き込まれた色差信号の読出開始
位置と読出開始タイミングを決定して書き込まれた輝度
信号および色差信号の読み出しを行う書込読出手段と、
第2および第3のカウント手段の小数部を用いて第1か
ら第4の係数を生成する係数生成手段と、信号書込読出
手段によって第1のラインメモリから読み出された輝度
信号に係数生成手段で生成された第1の係数を乗算する
第1の乗算器と、信号書込読出手段によって第2のライ
ンメモリから読み出された輝度信号に係数生成手段で生
成された第2の係数を乗算する第2の乗算器と、信号書
込読出手段によって第3のラインメモリから読み出され
た色差信号に係数生成手段で生成された第3の係数を乗
算する第3の乗算器と、信号書込読出手段によって第4
のラインメモリから読み出された色差信号に係数生成手
段で生成された第4の係数を乗算する第4の乗算器と、
第1の乗算器と第2の乗算器の出力を加算して、第2の
カウント手段で空間的ライン位置が示された輝度信号を
生成して出力する第1の加算器と、第3の乗算器と第4
の乗算器の出力を加算して、第3のカウント手段で空間
的ライン位置が示された色差信号を生成して出力する第
2の加算器とを有するものである。
【0012】この発明においては、第1および第2のラ
インメモリに交互に輝度信号が書き込まれて記憶される
と共に、第3および第4のラインメモリに交互に色差信
号が書き込まれて記憶される。ここで、1ライン分の輝
度信号あるいは色差信号の書き込み期間中に、例えば前
記第1および第2のラインメモリに書き込まれている1
ライン分の輝度信号が複数回読み出されると共に、前記
第3および第4のラインメモリに書き込まれている1ラ
イン分の色差信号が輝度信号の読み出し回数の半分の回
数だけ読み出される。このとき、第1および第2のライ
ンメモリに書き込まれた輝度信号および第3および第4
のラインメモリに書き込まれた色差信号の読出開始位置
と読出開始タイミングは、第1から第3のカウント手段
の整数部を用いて決定される。
【0013】出力する輝度信号の空間的ライン位置を示
す第2のカウント手段と、出力する色差信号の空間的ラ
イン位置を示す第3のカウント手段の小数部を用いて係
数生成手段で第1から第4の係数が生成される。この第
1の係数が第1のラインメモリから読み出された輝度信
号に乗算されると共に、第2の係数が第2のラインメモ
リから読み出された輝度信号に乗算されて、係数が乗算
された2つの輝度信号が加算されることにより、線形補
間による新たな輝度信号が生成されると共に、第2のカ
ウント手段と第3のカウント手段のカウントステップ量
が可変されて、生成される輝度信号のライン数がカウン
トステップ量に応じて可変される。
【0014】さらに、第1および第2のラインメモリか
ら1ライン分の輝度信号が2回読み出される期間中に、
第3および第4のラインメモリから1ライン分の色差信
号が1回読み出されて、第3の係数が第3のラインメモ
リから読み出された色差信号に乗算されると共に、第4
の係数が第4のラインメモリから読み出された色差信号
に乗算されて、係数が乗算された2つの色差信号が加算
されることにより、2ライン分の新たな輝度信号に対し
て1ライン分の新たな色差信号が同時に生成される。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、図を用いてこの発明の実施
の形態について詳細に説明する。図1は、撮像装置例え
ばディジタルスチルカメラの全体的構成を示している。
【0016】被写体光は、レンズ部11を介して光電変
換素子であるCCD等の固体撮像素子を用いて構成され
た撮像部12に供給される。この撮像部12では、被写
体光に基づいた撮像信号Scmを生成する。この撮像信号
Scmは、サンプルホールド部14でノイズ成分が除去さ
れたのち、A/D変換部16でディジタルの映像信号D
cmに変換されて信号処理部18に供給される。
【0017】信号処理部18は、映像信号Dcmに対し
て、ガンマ処理やホワイトバランス調整および輪郭補正
処理等を行う。さらに、マトリクス処理により映像信号
Dcmから、4:2:2フォーマット(輝度信号Yに対し
て色差信号Cr,Cbのデータ量が横方向に半分に削減
された方式)の輝度信号DYaおよび色差信号DCbを生
成して、信号切替部20に供給する。
【0018】信号切替部20では、信号処理部18から
供給された輝度信号DYaおよび色差信号DCaを水平画
素数変換部25あるいは後述するメモリコントローラ5
0に供給する。またメモリコントローラ50から供給さ
れた輝度信号DYbおよび色差信号DCbを水平画素数変
換部25に供給する。
【0019】水平画素数変換部25は、信号切替部20
からの輝度信号DYa,DYbと色差信号DCa,DCbの
水平画素数が後述するビデオエンコーダ42に適合した
水平画素数となるように、例えばレジスタ等を用いた線
形補間で変換処理を行う。この水平画素数の変換処理に
よって得られた輝度信号DYcおよび色差信号DCcは、
ライン数変換部30に供給される。
【0020】ライン数変換部30は、輝度信号DYcお
よび色差信号DCcをビデオエンコーダ42に適合した
ライン数であると共に、ビデオエンコーダ42に適合し
たフォーマット、例えば4:2:0フォーマット(輝度
信号Yに対して色差信号Cr,Cbのデータ量が縦方向
および横方向に半分に削減された方式)の輝度信号DY
dおよび色差信号DCdに変換する。このライン数変換部
30で変換処理して得られた輝度信号DYdおよび色差
信号DCdは、画像表示用メモリ部40に記憶されたの
ち読み出されて映像信号Dmとしてビデオエンコーダ4
2に供給される。
【0021】ビデオエンコーダ42は、画像表示用メモ
リ部40から供給された映像信号Dmを用いてNTSC
方式やPAL方式の映像信号Soutを生成し、液晶モニ
タ43や外部モニタ装置45に供給する。
【0022】メモリコントローラ50は、信号処理部1
8から信号切替部20を介して供給された輝度信号DY
aおよび色差信号DCaをフレームメモリ52に書き込む
処理を行う。またメモリコントローラ50は、フレーム
メモリ52に書き込まれている輝度信号DYbおよび色
差信号DCbを読み出して信号切替部20を介して水平
画素数変換部25に供給したり、専用バス53を介して
圧縮伸長処理部54に供給する処理も行う。
【0023】圧縮伸長処理部54は、専用バス53を介
して供給された輝度信号DYbおよび色差信号DCbに対
して、例えばJPEG(Joint Photographic Experts Gr
oup)方式による圧縮処理を行う。この圧縮処理して得
られた信号は、ヘッダ情報等が付加されて記録映像信号
Dwとしてデータバス60を介してPCカードドライバ
56に供給される。なお、圧縮伸長処理部54では圧縮
処理された信号の伸長処理も行う。
【0024】PCカードドライバ56は、供給された記
録映像信号DwをPCカードに記録する。またPCカー
ドドライバ56は、PCカードに記録されている映像信
号の読み出しも行う。このPCカードから読み出された
読出映像信号Drが圧縮されているときには、読出映像
信号Drは圧縮伸長処理部54に供給されて、伸長処理
が行われる。この伸長処理によって得られた輝度信号お
よび色差信号、あるいはは、メモリコントローラ50や
信号切替部20を介して水平画素数変換部25に供給さ
れる。
【0025】また、データバス60にはインタフェース
部58が接続されており、このインタフェース部58を
介して外部装置との映像信号の伝送を行うことができ
る。
【0026】カメラコントロール部70は、マイクロコ
ンピュータ等を用いて構成されている。このカメラコン
トロール部70には、操作部72が接続されており、操
作部72からの操作信号PSに基づき、操作部72での
操作に応じた動作を行うための制御信号CTを生成して
各部に供給し動作を制御する。
【0027】タイミング信号発生部75では、カメラコ
ントロール部70からの制御信号CTに基づきクロック
信号や水平パルス信号HDおよび垂直パルス信号VD等
を有するタイミング信号TMを生成して各部に供給す
る。またドライバ77では、タイミング信号TMに基づ
き固体撮像素子を駆動するための駆動信号RDを生成し
て撮像部12に供給する。
【0028】このように構成されたディジタルスチルカ
メラ10では、被写体を撮影して静止画像を取り込む前
に、信号切替部20で信号処理部18からの輝度信号D
Yaおよび色差信号DCaを水平画素数変換部25に供給
し、液晶モニタ43や外部モニタ装置45の画面上に、
被写体や構図の確認を行うためのプレビュー画像を表示
することが行われる。ここで、所望の画像が液晶モニタ
43や外部モニタ装置45の画面上に表示されて、ユー
ザによって操作部72のシャッタが操作されると、信号
切替部20によって信号処理部18からの輝度信号DY
aおよび色差信号DCaをメモリコントローラ50に供給
し、シャッタが操作されたタイミングの輝度信号DYa
および色差信号DCaをフレームメモリ52に書き込
む。このフレームメモリ52に書き込まれた輝度信号D
Yaおよび色差信号DCaを圧縮伸長処理部54で圧縮さ
れたのち、PCカードドライバ56に供給することで、
PCカードに所望の静止画像を記録することができる。
【0029】また、PCカードに書き込まれている画像
を確認する場合には、PCカードKら読み出した映像信
号に基づく輝度信号DYbおよび色差信号DCbをメモリ
コントローラ50から信号切替部20を介して水平画素
数変換部25に供給することによって、液晶モニタ43
や外部モニタ装置45の画面上にPCカードに書き込ま
れている画像を表示させることができる。
【0030】ここで、高精細な撮影画像を得るために高
画素数の固体撮像素子を用いていることから、ビデオエ
ンコーダ42でNTSC方式やPAL方式の映像信号S
outを生成して液晶モニタ43や外部モニタ装置45に
撮影画像を表示するため、水平画素数変換部25やライ
ン数変換部30によって、水平画素数やライン数の変換
処理を行う。
【0031】水平画素数変換部25では、例えばレジス
タ等を用いて線形補間により水平画素数変換処理を行
う。また、ライン数変換部30では、ラインメモリを用
いてライン数変換処理を行うと共に、4:2:2フォー
マットで輝度信号および色差信号が供給されたときに
は、4:2:0フォーマットにフォーマット変換する処
理もおこなう。
【0032】ここで、ライン数変換部30の構成を図2
に示す。ライン数変換部30はラインメモリを用いた線
形補間部32と、補間制御部36から構成される。
【0033】線形補間部32は、輝度信号DYcの変換
処理を行うための2つのデュアルポートラインメモリ
(以下「ラインメモリ」という)321,322、2つ
の乗算器323,324および1つの加算器325を有
する。また色差信号DCcの変換処理を行うための2つ
のラインメモリ341,342、2つの乗算器343,
344および1つの加算器345を有する。
【0034】このラインメモリ321,322,34
1,342のメモリ容量は等しいと共に、1ライン分の
輝度信号DYcや色差信号DCcのデータ量よりもメモリ
容量を大きなものとする。
【0035】このラインメモリ321,322,34
1,342では、後述する補間制御部36から供給され
た書込イネーブル信号WEN1,WEN2によって輝度信
号DYcや色差信号DCcの書き込みが可能とされて、書
込アドレス信号WADR1,WADR2に基づき輝度信号
DYcや色差信号DCcがリング方式で書き込まれる。す
なわち、ラインメモリの先頭位置から順次信号が書き込
まれて最後尾の位置となったときには、再び先頭位置か
ら信号が順次書き込まれる。また、輝度読出イネーブル
信号RENY1,RENY2によって書き込まれている輝
度信号DYcの読み出しが可能とされて、輝度読出アド
レス信号RADRY1,RADRY2に基づき輝度信号D
Ycの読み出しが行われると共に、色差読出イネーブル
信号RENC1,RENC2によって書き込まれている色
差信号DCcの読み出しが可能とされて、色差読出アド
レス信号RADRC1,RADRC2に基づき色差信号D
Ccの読み出しが行われる。
【0036】ラインメモリ321から読み出された輝度
信号は、乗算器323に供給される。乗算器323で
は、ラインメモリ321から供給された輝度信号に補間
制御部36から供給された輝度信号係数KY1を乗算し
て加算器325に供給する。また、ラインメモリ322
から読み出された輝度信号は、乗算器324に供給され
る。乗算器324では、ラインメモリ322から読み出
された輝度信号に補間制御部36から供給された輝度信
号係数KY2を乗算して加算器325に供給する。加算
器325では、乗算器323から供給された輝度信号と
乗算器324から供給された輝度信号を加算して輝度信
号DYdとして出力する。
【0037】同様に、ラインメモリ341から読み出さ
れた色差信号は、乗算器343に供給される。乗算器3
43では、ラインメモリ341から供給された輝度信号
に補間制御部36から供給された色差信号係数KC1を
乗算して加算器345に供給する。また、ラインメモリ
342から読み出された色差信号は、乗算器344に供
給される。乗算器344では、ラインメモリ342から
読み出された色差信号に補間制御部36から供給された
色差信号係数KC2を乗算して加算器345に供給す
る。加算器345では、乗算器343から供給された色
差信号と乗算器324から供給された色差信号を加算し
て色差信号DCdとして出力する。
【0038】補間制御部36は、図3に示すようにライ
ンメモリコントロール回路361を有しており、書込読
出手段を構成するラインメモリコントロール回路361
は、タイミング信号発生部75から供給されたタイミン
グ信号TMに基づき、ラインメモリ321,322に対
する輝度信号DYcの書き込みやラインメモリ341,
342に対する色差信号DCcを書き込み可能とする書
込イネーブル信号WEN1,WEN2を生成すると共に、
輝度信号DYcおよび色差信号DCcの書込位置を示す書
込アドレス信号WADR1,WADR2を生成する。さら
に、ラインメモリコントロール回路361は、1ライン
分の輝度信号DYcや色差信号DCcの書込開始位置を示
す書込開始アドレス信号WADR1top,WADR2topを
生成する。生成された書込イネーブル信号WEN1と書
込アドレス信号WADR1は、線形補間部32のライン
メモリ321,341に供給されると共に、書込イネー
ブル信号WEN2と書込アドレス信号WADR2は、線形
補間部32のラインメモリ322,342に供給され
る。また、書込開始アドレス信号WADR1top,WAD
R2topは、先頭アドレス転送制御回路374に供給され
る。
【0039】また、ラインメモリコントロール回路36
1では、タイミング信号TMの水平パルス信号HDに基
づき、この水平パルス信号HDに同期すると共に周波数
が所定倍とされた信号であるパルス信号HMを生成する
と共に、タイミング信号TMの垂直パルス信号VDに同
期したリセット信号RSTを生成する。このパルス信号
HMは、後述するMAINカウンタ362とSUBカウ
ンタ363に供給されると共に、リセット信号RST
は、MAINカウンタ362、SUBカウンタ363、
YAカウンタ365、YBカウンタ366、およびCカ
ウンタ367に供給される。
【0040】なお、書込読出手段は、ラインメモリコン
トロール回路361と、後述するSUBカウンタ36
3、デコーダ372、先頭アドレス転送制御回路37
4、輝度信号読出回路381,382、色差信号読出回
路383,384で構成される。補間制御部36は、M
AINカウンタ362、SUBカウンタ363、YAカ
ウンタ365、YBカウンタ366、およびCカウンタ
367の5つのカウンタを有している。
【0041】第1のカウント手段であるMAINカウン
タ362では、線形補間部32に入力された輝度信号D
Ycや色差信号DCcのライン数をカウントする。このM
AINカウンタ362のカウント値MAINCNTは、1ライ
ン分の輝度信号DYcや色差信号DCcが線形補間部32
に入力される毎に「1」づつ増加するものである。この
ため、カウント値MAINCNTによって、線形補間部32に
入力された輝度信号DYcや色差信号DCcの空間的な位
置を判別することができる。
【0042】第2のカウント手段であるYAカウンタ3
65およびYBカウンタ366は、予め設定された基準
値に対してライン数変換倍率に応じて設定されたステッ
プ量を順次加算することにより、YAカウンタ365の
カウント値YCNTAおよびYBカウンタ366のカウント
値YCNTBによって、ライン数変換処理で生成される輝度
信号DYdの空間的な位置を示すものである。このカウ
ント値YCNTA,YCNTBは整数部と小数部から成り、整数部
で輝度信号DYcの空間的位置が示されると共に、この
輝度信号DYcの空間的位置からの距離が小数部によっ
て示される。YAカウンタ365あるいはYBカウンタ
366では、生成された輝度信号DYdが線形補間部3
2から出力されたのち、ライン数変換倍率に応じて設定
されたステップ量を所定のタイミングでカウント値に加
算してカウント値の更新を行う。
【0043】第3のカウント手段であるCカウンタ36
7は、予め設定された基準値に対してライン数変換倍率
に応じて設定されたステップ量を順次加算することによ
り、Cカウンタ367のカウント値CCNTによって、ライ
ン数変換処理で生成される色差信号DCdの空間的な位
置情報を示すものである。このカウント値CCNTは整数部
と小数部から成り、整数部で色差信号DCcの空間的位
置が示されると共に、この色差信号DCcの空間的位置
からの距離が小数部によって示される。Cカウンタ36
7では、生成された色差信号DCdが線形補間部32か
ら出力されたのち、ライン数変換倍率に応じて設定され
たステップ量を所定のタイミングでカウント値に加算し
てカウント値の更新を行う。
【0044】また、ライン数変換部30では、2ライン
分の輝度信号DYdを出力すると共に、この2ライン分
の輝度信号DYdに対して1ライン分の色差信号DCdを
出力することにより4:2:0フォーマットへの変換を
行う。ここで、例えば1ライン目の輝度信号DYdの空
間的な位置がYAカウンタ365のカウント値YCNTAで
示されると共に、2ライン目の輝度信号DYdの空間的
な位置がYBカウンタ366のカウント値YCNTBで示さ
れる。また、色差信号DCdの空間的な位置がCカウン
タ367のカウント値CCNTで示される。
【0045】また、カウント値YCNTA,YCNTB,CCNTのス
テップ量は、ステップ量設定回路369からのステップ
設定信号STPに基づいてライン数変換倍率に応じて設
定される。なお、ステップ量設定回路369では、カメ
ラコントロール部70からの制御信号CTに基づき、操
作部72で設定されたライン数変換倍率に基づくステッ
プ設定信号STPを生成する。
【0046】SUBカウンタ363は、ライン数の倍率
に応じて設定されたN進カウンタを用いて構成されるも
のであり、カウント値SUBCNTは整数部のみから成るもの
である。
【0047】ここで、ライン数の倍率が2倍であるとき
には、例えば図4に示すLAnラインの信号を2つのラ
インメモリの一方に書き込み、LA(n+1)ラインの信号
を他方のラインメモリに記憶する。このラインメモリに
書き込まれたLAnラインの信号とLA(n+1)ラインの信
号を読み出してLBkラインの信号を生成すると共に、
再度ラインメモリに書き込まれたLAnラインの信号と
LA(n+1)ラインの信号を読み出してLB(k+1)ラインの
信号を生成する。また、ラインメモリに書き込まれたL
Anラインの信号やLA(n+1)の信号の読み出しは、次の
LA(n+2)ラインの信号やLA(n+3)ラインの信号が書き
込まれる前に行わなければならない。すなわち、一方の
ラインメモリの信号が更新されるまでの期間中に2回の
信号の読み出しが行われることから、2つのラインメモ
リの信号が共に更新されるまでの期間中に信号の読み出
しが4回行われる。このため、4進カウンタを用いてS
UBカウンタ363を構成する。また、ライン数変換倍
率が4倍であるときにも同様にして、2つのラインメモ
リの信号が共に更新されるまでの期間中に信号の読み出
しが8回行われることから、8進カウンタを用いてSU
Bカウンタ363を構成する。
【0048】なお、ライン数の倍率が2倍よりも小さい
ときには、2つのラインメモリに信号が記録される期間
中に信号の読み出しを4回行うことにより所望のライン
数の信号を生成することができるので、4進カウンタを
用いてSUBカウンタ363を構成する。またライン数
の倍率が2倍よりも大きく4倍以下であるときには、2
つのラインメモリに信号が記録される期間中に信号の読
出を8回行うことにより所望のライン数の信号を生成す
ることができるので、8進カウンタを用いてSUBカウ
ンタ363を構成する。
【0049】MAINカウンタ362、SUBカウンタ
363、YAカウンタ365、YBカウンタ366、お
よびCカウンタ367の各カウント値の整数部はデコー
ダ372に供給される。YAカウンタ365、YBカウ
ンタ366、およびCカウンタ367の各カウント値の
小数部は、係数生成回路385に供給されると共に、S
UBカウンタ363のカウント値SUBCNTの整数部は先頭
アドレス転送制御回路374と係数生成回路385に供
給される。なお、ラインメモリコントロール回路361
からのリセット信号RSTによって、1画面分の信号の
ライン数変換が終了したときに各カウンタのカウント値
は初期化される。
【0050】デコーダ372は、SUBカウンタ36
3、YAカウンタ365、YBカウンタ366、および
Cカウンタ367の各カウント値の整数部に基づき、ラ
イン数変換後の2ライン分の輝度信号DYdと1ライン
分の色差信号DCdが、どのような空間的位置の輝度信
号DYcと色差信号DCcを用いて生成されるかを示すと
共に、ラインメモリ321,322からの輝度信号DY
cの読み出しやラインメモリ341,342からの色差
信号DCcの読み出しを制御するデコード信号DECを
生成し、先頭アドレス転送制御回路374と係数生成回
路385に供給する。
【0051】先頭アドレス転送制御回路374では、S
UBカウンタ363のカウント値SUBCNTおよびデコーダ
372からのデコード信号DECに基づき、供給された
書込開始アドレス信号WADR1top,WADR2topを用
いることにより、ラインメモリ321,322から輝度
信号DYcを読み出す際の読出開始位置を示す輝度読出
開始アドレス信号RADRY1top,RADRY2topを生
成すると共に、ラインメモリ341,342から色差信
号DCcを読み出す際の読出開始位置を示す色差読出開
始アドレス信号RADRC1top,RADRC2topを生成
する。この輝度読出開始アドレス信号RADRY1topは
輝度信号読出回路381に供給されると共に、輝度読出
開始アドレス信号RADRY2topは輝度信号読出回路3
82に供給される。また、色差読出開始アドレス信号R
ADRC1topは色差信号読出回路383に供給されると
共に、色差読出開始アドレス信号RADRC2topは色差
信号読出回路384に供給される。
【0052】輝度信号読出回路381は、ラインメモリ
コントロール回路361から供給されたタイミング信号
RTMに基づいて、ラインメモリ321からの輝度信号
の読み出しを可能とする輝度読出イネーブル信号REN
Y1や、輝度読出開始アドレス信号RADRY1topで示
された位置から輝度信号の読み出しを行うための輝度読
出アドレス信号RADRY1を生成する。この生成され
た輝度読出イネーブル信号RENY1や輝度読出アドレ
ス信号RADRY1はラインメモリ321に供給され
る。
【0053】輝度信号読出回路382でも同様に、ライ
ンメモリ322からの輝度信号の読み出しを可能とする
輝度読出イネーブル信号RENY2や、輝度読出開始ア
ドレス信号RADRY2topで示された位置から輝度信号
の読み出しを行うための輝度読出アドレス信号RADR
Y2を生成してラインメモリ322に供給する。また、
色差信号読出回路383,384でも、ラインメモリ3
41,342からの色差信号の読み出しを可能とする色
差読出イネーブル信号RENC1,RENC2や、色差読
出開始アドレス信号RADRC1top,RADRC2topで
示された位置から色差信号の読み出しを行うための色差
読出アドレス信号RADRC1,RADRC2を生成して
ラインメモリ341,342に供給する。
【0054】係数生成回路385は、SUBカウンタ3
63のカウント値SUBCNTおよびデコーダ372からのデ
コード信号DECに基づき、YAカウンタ365やYB
カウンタ366のカウント値の小数部を利用して輝度信
号係数KY1,KY2を生成する。また、SUBカウンタ
363のカウント値SUBCNTおよびデコーダ372からの
デコード信号DECに基づき、Cカウンタ367のカウ
ント値CCNTの小数部を利用して色差信号係数KC1,K
C2を生成する。
【0055】このようにして生成された輝度信号係数K
Y1は乗算器323に供給されると共に、輝度信号係数
KY2は乗算器324に供給される。また、色差信号係
数KC1は乗算器343に供給されると共に、色差信号
係数KC2は乗算器344に供給される。
【0056】次に、ライン数変換部30の動作について
説明する。図5は、ライン数変換倍率を1倍よりも大き
く2倍以下、例えば8/5倍として4:2:2フォーマ
ットから4:2:0フォーマットに変換して出力する場
合の輝度信号と色差信号の空間的位置を示している。
【0057】この図5において、輝度信号DYcおよび
色差信号DCcの0ラインの信号は、例えば画像の縦方
向に「−0.5」から「0.5」の領域に対応する信号
であり、「−0.5」の位置を基準としてライン数変換
後の輝度信号や色差信号の位置を設定する場合を示して
いる。なお、基準位置は「−0.5」の位置に限られる
ものではなく、例えば0ラインの位置を基準としても良
いことは勿論である。
【0058】ここで、ライン数を「8/5」倍すると
き、ライン数変換後の輝度信号DYdは、輝度信号DYc
に対してライン間隔が(5/8)間隔とされるので、ラ
イン数変換後の0ラインは、「(−0.5)+(5/
8)×(1/2)=(−3/16)」の位置とされる。
【0059】また、0ラインの空間的位置が「−3/1
6」の位置であることから、8ライン目の空間的位置
は、「(5/8)×8+(−3/16)=4+(13/
16)」の位置となる。また、9ライン目の空間的位置
は、8ライン目の位置に(5/8)を加算した「5+
(7/16)」の位置となる。
【0060】さらに、ライン数変換後は4:2:0フォ
ーマットとされることから、輝度信号DYdの中間位置
に色差信号DCdが位置するものとする場合、例えば4
ライン目の色差信号DCdは、8ライン目の輝度信号D
Ydと9ライン目の輝度信号DYdの中間の位置である
「5+(2/16)」の位置となり、5ライン目の色差
信号は、10ライン目の輝度信号DYdと11ライン目
の輝度信号DYdの中間の位置である「6+(6/1
6)」の位置となる。
【0061】ここで、ラインメモリコントロール回路3
61で生成された書込イネーブル信号WEN1,WEN2
および書込アドレス信号WADR1,WADR2に基づい
て、各ラインの輝度信号DYcをラインメモリ321,
322にライン毎に交互に記録すると共に、各ラインの
色差信号DCcをラインメモリ341,342にライン
毎に交互に記録する。このラインメモリに記録された輝
度信号DYcおよび色差信号DCcの空間的位置は、MA
INカウンタ362のカウント値MAINCNTで判別するこ
とができる。
【0062】また、ライン数変換およびフォーマット変
換後の輝度信号DYcの空間的位置は、基準位置にライ
ン数変換倍率に応じて設定されたステップ量を順次加算
するYAカウンタ366のカウント値YCNTAおよびYB
カウンタ366のカウント値YCNTBで示されると共に、
色差信号DCcの空間的位置はYCカウンタ367のカ
ウント値CCNTで示される。
【0063】ここで、例えば8ライン目の輝度信号DY
cを生成する場合、MAINカウンタ362のカウント
値MAINCNTに基づき、ラインメモリ321,322に4
ライン目と5ライン目の輝度信号DYcが書き込まれて
いるタイミングで、輝度信号読出回路381,382か
ら輝度読出イネーブル信号RENY1,RENY2および
輝度読出アドレス信号RADRY1,RADRY2を出力
することで、4ライン目と5ライン目の輝度信号DYc
を同時に読み出す。なお、4ライン目および5ライン目
の信号の書き込み開始位置を示す書込開始アドレス信号
WADR1top,WADR2topが輝度読出開始アドレス信
号RADRY1top,RADRY2topとして輝度信号読出
回路381,382に供給されることから、4ライン目
と5ライン目の輝度信号DYcを正しく読み出すことが
できる。
【0064】また、YAカウンタ366のカウント値YC
NTAやYBカウンタ366のカウント値YCNTBで輝度信号
DYdの空間的位置が示されていることから、8ライン
目の輝度信号DYdの空間的位置を示すカウント値の小
数部(=13/16)と、この小数部を「1」から減算
して得られる減算値(=3/16)を輝度信号係数KY
1,KY2として乗算器323,324に供給する。ここ
で、ラインメモリ321,322から読み出した4ライ
ン目の輝度信号DYcに減算値(=3/16)を乗算す
ると共に5ライン目の輝度信号DYcに小数部(=13
/16)を乗算して加算器325で加算することによ
り、8ライン目の輝度信号DYdを生成することができ
る。また、同様にして9ライン目の輝度信号DYdを生
成することができる。
【0065】さらに、4ライン目と5ライン目と6ライ
ン目の輝度信号DYcから8ライン目および9ライン目
の輝度信号DYdの生成時に、同様にして色差信号読出
回路383,384からの色差読出イネーブル信号RE
NC1,RENC2および色差読出アドレス信号RADR
C1,RADRC2によってラインメモリ341,342
から5ライン目および6ライン目の色差信号DCcを読
み出すと共に、この5ライン目および6ライン目の色差
信号DCcに、Cカウンタ367のカウント値CCNTの小
数部に基づく色差信号係数KC1,KC2を乗算して加算
して4ライン目の色差信号DCdを生成することによ
り、4:2:2フォーマットから4:2:0フォーマッ
トに同時に変換することができる。
【0066】また、ラインメモリ321,341には同
じライン番号の輝度信号DYcと色差信号DCcが書き込
まれると共に、ラインメモリ322,342にも同じラ
イン番号の輝度信号DYcと色差信号DCcが書き込まれ
る。ここで、2ライン分の輝度信号DYdの生成と1ラ
イン分の色差信号DCdの生成を同時に行う際には、例
えば8ライン目および9ライン目の輝度信号DYdと4
ライン目の色差信号DCdを生成するときのように、必
要とされる輝度信号DYcと色差信号DCcのライン番号
が異なる場合が生ずる。さらに、ラインメモリ321,
322,341,342には、リング方式で新たな信号
が順次記録される。このため、SUBカウンタ363や
デコーダ372によって、必要とされる輝度信号DYc
や色差信号DCcがラインメモリ321,322,34
1,342に書き込まれているタイミングを判別し、必
要とされる輝度信号DYcおよび色差信号DCcだけが読
み出される。また、係数KY1,KY2,KC1,KC2の
生成も正しいタイミングで行うことができる。
【0067】図6および図7は、ライン数変換部30補
間制御部36で生成される各信号を示しており、例えば
1ライン分の輝度信号DYcや色差信号DCcが640画
素のデータ量であって、800画素のデータ量を書き込
むことができるラインメモリを用いる場合を示してい
る。ここで、ラインメモリ321,322,341,3
42には、上述したようにリング方式で輝度信号DYc
や色差信号DCcを書き込むことから、1ライン分の輝
度信号DYcや色差信号DCcのデータ量よりもメモリ容
量の大きいラインメモリを用いることにより、新たな信
号を書き込んでも書き込まれている信号が新たな信号に
更新されるまでに時間を要するので、新たな信号の書き
込み中に既に書き込まれている信号を正しく読み出すこ
とができる。
【0068】図6Aはライン数変換部30に供給された
タイミング信号TMの水平パルス信号HD、図6Bはラ
イン数変換部30に入力された輝度信号DYcおよび色
差信号DCcを示している。なお図6Bのカッコ書きで
示す数字はライン番号を示している。
【0069】図6Cおよび図6Dはラインメモリコント
ロール回路361で生成された書込イネーブル信号WE
N1,WEN2を示しており、書込イネーブル信号WEN
1の信号レベルがローレベル「L」とされたときに、入
力された輝度信号DYcや色差信号DCcがラインメモリ
321,341に書き込まれる。また、書込イネーブル
信号WEN2の信号レベルがローレベル「L」とされた
ときに、入力された輝度信号DYcや色差信号DCcがラ
インメモリ322,342に書き込まれる。なお、図6
Cおよび図6Dで示す数字は信号の書込開始位置と書込
終了位置のアドレスを示している。
【0070】例えば時点t1で書込イネーブル信号WE
N1がローレベル「L」とされたときには、4ライン目
の輝度信号DYcがラインメモリ321のアドレス「0
〜639」の位置に書き込まれると共に、4ライン目の
色差信号DCcがラインメモリ341のアドレス「0〜
639」の位置に書き込まれる。また、時点t3で書込
イネーブル信号WEN2がローレベル「L」とされたと
きには、5ライン目の輝度信号DYcがラインメモリ3
22のアドレス「0〜639」の位置に書き込まれると
共に、5ライン目の色差信号DCcがラインメモリ34
2のアドレス「0〜639」の位置に書き込まれる。以
下同様に、1ライン分毎に輝度信号や色差信号がそれぞ
れ2つのラインメモリに交互に書き込まれる。
【0071】図6Eおよび図6Fは、ラインメモリコン
トロール回路361で生成された書込開始アドレス信号
WADR1top,WADR2topを示しており、時点t1でラ
インメモリ321,341のアドレス「0」の位置から
信号の書き込みが開始されると、書込開始アドレス信号
WADR1topは「0」となる。また、時点t3でラインメ
モリ322,342のアドレス「0」の位置から信号の
書き込みが開始されると、書込開始アドレス信号WAD
R2topは「0」となる。
【0072】図6Gは、ラインメモリコントロール回路
361で生成したパルス信号HMを示している。このパ
ルス信号HMは、水平パルス信号HDに同期すると共に
周波数が2倍とされた信号である。
【0073】図6Hは、SUBカウンタ363のカウン
ト値SUBCNTを示している。ここで、ライン数変換倍率は
2倍よりも小さい「8/5」倍であることから、SUB
カウンタ363は4進カウンタを用いて構成する。
【0074】図6JはMAINカウンタ362のカウン
ト値MAINCNTを示しており、線形補間部32に入力され
た輝度信号DYcや色差信号DCcのライン数を、パルス
信号HMに同期してカウントする。例えば、時点t1で
4ライン目の輝度信号DYcや色差信号DCcが線形補間
部32に入力されてラインメモリに書き込まれたときに
は、時点t2のパルス信号HMの立ち下がりのタイミン
グでカウントが行われて、カウント値MAINCNTが「4」
とされる。
【0075】図6K〜図6Mは、それぞれYAカウンタ
365のカウント値YCNTA、YBカウンタ366のカウ
ント値YCNTB、およびCカウンタ367でのカウント値C
CNTを示している。このカウント値YCNTA,YCNTBは、ラ
イン数変換処理によって生成された輝度信号DYdの空
間的位置を示すものであり、カウント値CCNTは生成され
た色差信号DCdの空間的位置を示すものである。
【0076】また、図6Nはデコーダ372からのデコ
ード信号DECを示している。このデコーダ372は、
図8に示すようにSUBカウンタ363のカウント値SU
BCNTとYAカウンタ365のカウント値YCNTA、YBカ
ウンタ366のカウント値YCNTB、およびCカウンタ3
67のカウント値CCNTの整数部の値に基づいて、デコー
ド信号DECを生成するものである。
【0077】ここで、カウント値SUBCNTが「0」あるい
は「2」であるときに、カウント値YCNTAの整数部が
「カウント値MAINCNT−1」と等しく、カウント値YCNT
B,CCNTの整数部がカウント値MAINCNTと等しいときには
デコード信号DECは「1」となる。また、カウント値
SUBCNTが「0」あるいは「2」であるときに、カウント
値YCNTA,CCNTの整数部が「カウント値MAINCNT−1」と
等しく、カウント値YCNTBの整数部がカウント値MAINCNT
と等しいときにはデコード信号DECは「3」となる。
さらに、カウント値SUBCNTが「1」あるいは「3」であ
るときに、カウント値YCNTA,YCNTB,CCNTの整数部が
「カウント値MAINCNT−1」と等しいときにはデコード
信号DECは「2」となり、他の場合にデコード信号D
ECは「0」となる。また、デコード信号DECが
「1」「2」「3」とされたときには、パルス信号HM
の2周期分だけその状態が保持される。
【0078】なお、デコード信号が「1」であるときに
は、2ライン分の輝度信号DYdと1ライン分の色差信
号DCdを生成する際に必要とされる輝度信号DYcと色
差信号DCcのライン番号が異なり、色差信号DCcのラ
イン番号よりも値が小さいライン番号の輝度信号DYc
が必要とされる場合を示している。例えば図5に示す8
ライン目と9ライン目の輝度信号DYdと4ライン目の
色差信号DCdを生成する場合である。デコード信号が
「2」であるときには、2ライン分の輝度信号DYdと
1ライン分の色差信号DCdを生成する際に必要とされ
る輝度信号DYcと色差信号DCcのライン番号が等しい
場合を示している。例えば図5に示す10ライン目と1
1ライン目の輝度信号DYdと5ライン目の色差信号D
Cdを生成する場合である。また、デコード信号が
「3」であるときには、2ライン分の輝度信号DYdと
1ライン分の色差信号DCdを生成する際に必要とされ
る輝度信号DYcと色差信号DCcのライン番号が異な
り、色差信号DCcのライン番号よりも値が大きいライ
ン番号の輝度信号DYcが必要とされる場合を示してい
る。例えば図5に示す14ライン目と15ライン目の輝
度信号DYdと7ライン目の色差信号DCdを生成する場
合である。なお、デコード信号が「0」であるときに
は、2ライン分の輝度信号DYdと1ライン分の色差信
号DCdを生成する際に必要とされる輝度信号DYcと色
差信号DCcをラインメモリから読み出すことができな
いタイミングを示している。
【0079】時点t4でSUBカウンタ363のカウン
ト値SUBCNTが「0」とされたときに、YAカウンタ36
5のカウント値YCNTAの整数部は「4」、YBカウンタ
366のカウント値YCNTBの整数部とCカウンタ367
のカウント値CCNTの整数部は「5」であると共に、MA
INカウンタ362のカウント値MAINCNTは「5」であ
ることから、図8に基づきデコード信号DECは時点t
4からパルス信号HMの2周期分経過後の時点t8まで
「1」となる。
【0080】時点t8でSUBカウンタ363のカウン
ト値SUBCNTが「2」とされたときに、YAカウンタ36
5のカウント値YCNTAの整数部、YBカウンタ366の
カウント値YCNTBの整数部、Cカウンタ367のカウン
ト値CCNTの整数部は「6」となり、MAINカウンタ3
62のカウント値MAINCNTと等しくなる。このため、図
8からデコード信号DECは「0」となる。
【0081】時点t9でSUBカウンタ363のカウン
ト値SUBCNTが「3」とされたときに、YAカウンタ36
5のカウント値YCNTAの整数部、YBカウンタ366の
カウント値YCNTBの整数部、Cカウンタ367のカウン
ト値CCNTの整数部は「6」となり、MAINカウンタ3
62のカウント値MAINCNT「7」から「1」を減算した
値と等しくなる。このため、図8に基づきデコード信号
DECは時点t9からパルス信号HMの2周期分だけ
「2」となる。以下同様にしてデコード信号DECが生
成される。
【0082】次に、図7A,7B,7C,7Dは、先頭
アドレス転送制御回路374から出力された読出開始ア
ドレス信号を示している。先頭アドレス転送制御回路3
74では、図9に示すようにSUBカウンタ363のカ
ウント値SUBCNTの変化時およびSUBカウンタ363の
カウント値SUBCNTの変化時とデコード信号DECの値に
基づくタイミングで、ラインメモリコントロール回路3
61から供給された書込開始アドレス信号WADR1to
p,WADR2topを輝度読出開始アドレス信号RADR
Y1top,RADRY2topおよび色差読出開始アドレス信
号RADRC1top,RADRC2topとして輝度信号読出
回路381,382や色差信号読出回路383,384
に供給する。
【0083】ここで、書込開始アドレス信号WADR1t
opは、SUBカウンタ363のカウント値SUBCNTが
「0」から「1」に変化するタイミングで、輝度読出開
始アドレス信号RADRY1topとして輝度信号読出回路
381に供給される。書込開始アドレス信号WADR2t
opは、SUBカウンタ363のカウント値SUBCNTが
「2」から「3」に変化するタイミングで、輝度読出開
始アドレス信号RADRY2topとして輝度信号読出回路
382に供給される。
【0084】また、SUBカウンタ363のカウント値
SUBCNTが「0」から「1」に変化するタイミング、およ
びデコード信号DECが「1」でSUBカウンタ363
のカウント値SUBCNTが「0」であるときのラインメモリ
に書き込まれている信号の読み出しが開始される直前の
タイミングで、書込開始アドレス信号WADR1topが色
差読出開始アドレス信号RADRC1topとして色差信号
読出回路383に供給される。さらに、SUBカウンタ
363のカウント値SUBCNTが「2」から「3」に変化す
るタイミング、およびデコード信号DECが「1」でS
UBカウンタ363のカウント値SUBCNTが「2」である
ときのラインメモリに書き込まれている信号の読み出し
が開始される直前のタイミングで、書込開始アドレス信
号WADR2topが読出開始アドレス信号RADRC2top
として色差信号読出回路384に供給される。
【0085】ここで、時点t4でデコード信号DECの
値が「1」に設定されていると共にSUBカウンタ36
3のカウント値SUBCNTが「0」であることから、図9に
基づきラインメモリに書き込まれた信号の読み出しが開
始される直前の時点t5のタイミングで図6Eに示す書
込開始アドレス信号WADR1topが図7Cに示す色差読
出開始アドレス信号RADRC1topとして色差信号読出
回路383に供給される。
【0086】時点t6では、SUBカウンタ363のカ
ウント値SUBCNTが「0」から「1」に変化することか
ら、図9に基づき書込開始アドレス信号WADR1topが
図7Aに示す輝度読出開始アドレス信号RADRY1top
として輝度信号読出回路381に供給されると共に、色
差読出開始アドレス信号RADRC1topとして色差信号
読出回路383に供給される。
【0087】時点t9では、SUBカウンタ363のカ
ウント値SUBCNTが「2」から「3」に変化することか
ら、図9に基づき図6Fに示す書込開始アドレス信号W
ADR2topが図7Bに示す輝度読出開始アドレス信号R
ADRY2topとして輝度信号読出回路382に供給され
ると共に、図7Dに示す読出開始アドレス信号RADR
C2topとして色差信号読出回路384に供給される。以
下同様にして先頭アドレス転送制御回路374から輝度
信号読出回路381,382や色差信号読出回路38
3,384に読出開始アドレス信号が供給される。
【0088】図7E〜図7Hは、輝度信号読出回路38
1,382や色差信号読出回路383,384から出力
された輝度読出イネーブル信号RENY1,RENY2お
よび色差読出イネーブル信号RENC1,RENC2を示
している。
【0089】輝度信号読出回路381では、ラインメモ
リコントロール回路361からのタイミング信号RTM
に基づくタイミングで、輝度読出イネーブル信号REN
Y1と先頭アドレス転送制御回路374から供給された
輝度読出開始アドレス信号RADRY1topに基づいて生
成した輝度読出アドレス信号RADRY1をラインメモ
リ321に供給する。この輝度読出アドレス信号RAD
RY1は、ラインメモリ321に記憶されている1ライ
ン分の輝度信号を、パルス信号HMの1周期よりも短い
期間中に読み出すことができるように生成する。
【0090】例えば、図7Eに示すように、タイミング
信号RTMに基づき時点t4から所定時間経過後の時点
t5で輝度読出イネーブル信号RENY1の信号レベルが
ローレベル「L」とされて、ラインメモリ321に書き
込まれている輝度信号が輝度読出アドレス信号RADR
Y1に基づき順次読み出される。なお、1ライン分の輝
度信号の読み出しは、時点t4からパルス信号HMの1
周期分経過後の時点t6となる前に完了される。また、
時点t7で再び輝度読出イネーブル信号RENY1の信号
レベルがローレベル「L」とされて、ラインメモリ32
1に書き込まれている輝度信号が輝度読出アドレス信号
RADRY1に基づいて読み出されて、パルス信号HM
の2周期の期間中に2ライン分の輝度信号が読み出され
る。この図7Eにおける数字は、ラインメモリに書き込
まれた輝度信号の読出アドレス位置を示しており、カッ
コ書きで示す数字は、読み出される輝度信号のライン番
号を示している。なお、図7F〜図7Hも同様である。
【0091】輝度信号読出回路382でも輝度信号読出
回路381と同様に、図7Fに示す輝度読出イネーブル
信号RENY2の信号レベルローレベル「L」として、
ラインメモリ322に書き込まれている輝度信号DYc
が輝度読出アドレス信号RADRY2に基づいて順次読
み出される。
【0092】色差信号読出回路383,384でも輝度
信号読出回路と同様に、図7G,図7Hに示す色差読出
イネーブル信号RENC1,RENC2の信号レベルロー
レベル「L」として、色差読出アドレス信号RADRC
1,RADRC2に基づき、ラインメモリ341,342
に書き込まれている色差信号DCcの読み出しが行われ
る。
【0093】ここで、ライン数変換部30では、4:
2:2フォーマットの信号を4:2:0フォーマットに
変換して出力することから、色差信号DCcの読み出し
を輝度信号DYcの読み出しの1/2倍として、ライン
メモリ321,322から1ライン分の輝度信号DYc
の読み出しが2回行われたときに、ラインメモリ34
1,342から1ライン分の色差信号DCcの読み出し
が1回行われる。
【0094】このようにしてラインメモリから読み出さ
れた輝度信号DYcおよび色差信号DCcは乗算器に供給
される。
【0095】図7J〜図7Mは、係数生成回路385で
生成された輝度信号係数KY1,KY2と色差信号係数K
C1,KC2を示している。係数生成回路385では、デ
コーダ372からのデコード信号DECが「0」でない
場合、図10に示すようにSUBカウンタ363のカウ
ント値SUBCNTとYAカウンタ365のカウント値YCNTA
およびYBカウンタ366のカウント値YCNTBの小数部
に基づいて、2ライン分の輝度信号DYcから線形補間
によって新たな輝度信号DYdを生成するための輝度信
号係数KY1,KY2を設定する。また、図11に示すよ
うにSUBカウンタ363のカウント値SUBCNTとデコー
ダ372からののデコード信号DECとYCカウンタ3
67のカウント値CCNTの小数部に基づいて、2ライン分
の色差信号DCcから線形補間によって新たな色差信号
DCdを生成するための色差信号係数KC1,KC2を設
定する。
【0096】ここで、SUBカウンタ363のカウント
値SUBCNTが「1」あるいは「2」であるとき、ラインメ
モリから輝度信号を2度読み出して新たな2ライン分の
輝度信号DYdを生成する際に、1ライン目の輝度信号
DYdを生成する場合には、輝度信号係数KY1はYAカ
ウンタ365のカウント値YCNTAの小数部の値とされ、
輝度信号係数KY2はYAカウンタ365のカウント値Y
CNTAの小数部を「1」から減算した値に設定される。ま
た、2ライン目の輝度信号DYdを生成する場合には、
輝度信号係数KY1はYBカウンタ366のカウント値Y
CNTBの小数部の値とされ、輝度信号係数KY2はYBカ
ウンタ366のカウント値YCNTBの小数部を「1」から
減算した値に設定される。
【0097】カウント値SUBCNTが「0」あるいは「3」
であるとき、1ライン目の輝度信号DYdを生成する場
合には、輝度信号係数KY1はYAカウンタ365のカ
ウント値YCNTAの小数部を「1」から減算した値とさ
れ、輝度信号係数KY2はYAカウンタ365のカウン
ト値YCNTAの小数部の値に設定される。また、2ライン
目の輝度信号DYdを生成する場合には、輝度信号係数
KY1はYBカウンタ366のカウント値YCNTBの小数部
を「1」から減算した値とされ、輝度信号係数KY2は
YBカウンタ366のカウント値YCNTBの小数部の値に
設定される。
【0098】色差信号係数KC1は、デコード信号DE
Cが「2」あるいは「3」であると共にカウント値SUBC
NTが「1」あるいは「2」である場合、およびデコード
信号DECが「1」であると共にカウント値SUBCNTが
「0」あるいは「1」である場合、Cカウンタ367の
カウント値CCNTの小数部の値に設定される。また、
デコード信号DECが「2」あるいは「3」であると共
にカウント値SUBCNTが「0」あるいは「3」である場
合、およびデコード信号DECが「1」であると共にカ
ウント値SUBCNTが「2」あるいは「3」である場合、C
カウンタ367のカウント値CCNTの小数部を「1」
から減算した値に設定される。
【0099】色差信号係数KC2は、デコード信号DE
Cが「2」あるいは「3」であると共にカウント値SUBC
NTが「1」あるいは「2」である場合、およびデコード
信号DECが「1」であると共にカウント値SUBCNTが
「0」あるいは「1」である場合、Cカウンタ367の
カウント値CCNTの小数部を「1」から減算した値に
設定される。また、デコード信号DECが「2」あるい
は「3」であると共にカウント値SUBCNTが「0」あるい
は「3」である場合、およびデコード信号DECが
「1」であると共にカウント値SUBCNTが「2」あるいは
「3」である場合、Cカウンタ367のカウント値CC
NTの小数部の値に設定される。
【0100】ここで、時点t4で図6Nに示すデコード
信号DECが「1」となると、図6Hに示すSUBカウ
ンタ363のカウント値SUBCNTが「0」であることか
ら、デコード信号DECが「1」である期間中、ライン
メモリから輝度信号を2度読み出して新たな輝度信号を
2ライン分生成する際に、1ライン目の輝度信号が生成
される場合の輝度信号係数KY1は、図10からYAカ
ウンタ365のカウント値YCNTAの小数部を「1」から
減算した値、すなわち図7Jに示すように「3/16」
となる。同様にして、輝度信号係数KY2は図7Kに示
すように「13/16」となる。
【0101】次に、2ライン目の輝度信号が生成される
場合の輝度信号係数KY1は、SUBカウンタ363の
カウント値SUBCNTが「1」であることから、図10から
YBカウンタ366のカウント値YCNTBの小数部、すな
わち「7/16」となり、輝度信号係数KY2は「9/
16」となる。
【0102】さらに、色差信号係数KC1,KC2は、デ
コード信号DECが「1」とされている時点t4から時
点t8までの期間中、SUBカウンタ363のカウント
値SUBCNTは「0」あるいは「1」であることから、図1
1に示すように色差信号係数KC1は、Cカウンタ36
7のカウント値CCNTの小数部、すなわち図7Lに示すよ
うに「2/16」となり、色差信号係数KC2は図7M
に示すように「14/16」となる。
【0103】このようにして求められた輝度信号係数K
Y1,KY2を乗算器323,324に供給することによ
り、加算器325から線形補間によってライン数が「8
/5」倍された図7Nに示す新たな輝度信号DYdを得
ることができる。なお図7Nのカッコ書きの数字は、後
述する色差信号DCdのライン番号を示している。
【0104】ここで、時点t5で読み出しが開始された
メモリ321からの4ライン目の輝度信号DYcに輝度
信号係数KY1(=3/16)を乗算し、メモリ322
からの5ライン目の輝度信号DYcに輝度信号係数KY2
(=13/16)を乗算し、2つの輝度信号を加算する
ことで、8ライン目の輝度信号DYdを生成することが
できる。また、続けて時点t7で読み出しが開始された
メモリ321からの6ライン目の輝度信号DYcに輝度
信号係数KY1(=7/16)を乗算し、メモリ322
からの5ライン目の輝度信号DYcに輝度信号係数KY2
(=9/16)を乗算し、2つの輝度信号を加算するこ
とで、9ライン目の輝度信号DYdを生成することがで
きる。
【0105】また、色差信号係数KC1,KC2を乗算器
343,344に供給することにより、加算器345か
ら線形補間によってライン数変換が行われると共に4:
2:0フォーマットでの色差信号DCdを得ることがで
きる。
【0106】例えば、時点t5および時点t7で読み出し
が開始されたメモリ341からの6ライン目の色差信号
DCcに色差信号係数KC1(=14/16)を乗算し、
メモリ342からの5ライン目の色差信号DCcに色差
信号係数KC2(=2/16)を乗算し、2つの色差信
号を加算することで、4ライン目の色差信号DCdを生
成することができる。
【0107】以下同様な処理を行うことにより、ライン
数変換部30によって、4:2:2フォーマットの輝度
信号DYcおよび色差信号DCcから、ライン数を8/5
倍とした4:2:0フォーマットの輝度信号DYdおよ
び色差信号DCdを生成することができる。
【0108】なお、ステップ量設定回路369からのス
テップ設定信号STPによってYAカウンタ365、Y
Bカウンタ366、Cカウンタ367のステップ量を大
きくすればライン数変換倍率を小さくすることができる
と共に、ステップ量を小さくすればライン数変換倍率を
大きくすることができ、ライン数変換倍率を1倍よりも
大きく2倍以下の範囲内で可変することができる。
【0109】次に、ライン数変換倍率が2倍よりも大き
く4倍以下の場合、例えば電気的信号処理によって行わ
れるズーム動作、いわゆる電子ズームによって撮影画像
を16/5倍とする場合について説明する。
【0110】図12は、ライン数変換倍率を16/5倍
として4:2:2フォーマットの信号を4:2:0フォ
ーマットに変換して出力する場合の輝度信号と色差信号
の空間的位置を示している。
【0111】ここで、ライン数を「16/5」倍すると
き、ライン数変換後の輝度信号DYdは、輝度信号DYc
に対してライン間隔が(5/16)間隔とされるので、
図5に示す場合と同様に「−0.5」の位置を基準とす
ると、4ライン目の位置は、「29/32」の位置とな
る。また、5ライン目の位置は、4ライン目の位置に
(5/16)を加算した「1+(7/32)」の位置と
なる。
【0112】さらに、ライン数変換後は4:2:0フォ
ーマットとされることから、輝度信号DYdの中間位置
に色差信号DCdが位置するものとする場合、例えば2
ライン目の色差信号DCdは、4ライン目の輝度信号D
Ydと5ライン目の輝度信号DYdの中間の位置である
「1+(2/32)」の位置となる。
【0113】図13および図14は、ライン数変換倍率
を16/5倍としたときのライン数変換部30の各信号
を示している。
【0114】図13Aは水平パルス信号HD、図13B
はライン数変換部30に入力された輝度信号DYcおよ
び色差信号DCcを示しており、図13Bのカッコ書き
で示す数字はライン番号を示している。なお、電子ズー
ム動作では、画像の中央を基準としてズーム動作が行わ
れることから、ライン数変換部30には、水平パルス信
号HDのパルス間隔のほぼ中央部分の輝度信号および色
差信号が所定のデータ量だけ入力される。
【0115】図13Cおよび図13Dは書込イネーブル
信号WEN1,WEN2を示しており、書込イネーブル信
号WEN1がローレベル「L」とされたときに、輝度信
号DYcや色差信号DCcがラインメモリ321,341
に書き込まれ、書込イネーブル信号WEN2の信号レベ
ルがローレベル「L」とされたときに、輝度信号DYc
や色差信号DCcがラインメモリ322,342に書き
込まれる。なお、図13Cおよび図13Dで示す数字は
信号の書込開始位置と書込終了位置のアドレスを示して
いる。
【0116】ここで、時点t11で書込イネーブル信号W
EN2がローレベル「L」とされたときには、1ライン
目の輝度信号DYcがラインメモリ322のアドレス
「0〜639」の位置に書き込まれると共に、1ライン
目の色差信号DCcがラインメモリ341のアドレス
「0〜639」の位置に書き込まれる。
【0117】図13Eおよび図13Fは、書込開始アド
レス信号WADR1top,WADR2topを示しており、時
点t11でラインメモリ322,342のアドレス「0」
の位置から信号の書き込みが開始されると、書込開始ア
ドレス信号WADR2topは「0」となる。
【0118】図13Gは、ラインメモリコントロール回
路361で生成したパルス信号HMを示している。この
パルス信号HMは、水平パルス信号HDに同期すると共
に周波数が4倍とされた信号である。
【0119】図13Hは、SUBカウンタ363のカウ
ント値SUBCNTを示している。ここで、ライン数変換倍率
は2倍よりも大きく4倍よりも小さい「16/5」倍で
あることから、SUBカウンタ363は8進カウンタを
用いて構成する。
【0120】図13JはMAINカウンタ362のカウ
ント値MAINCNTを示しており、時点t11で1ライン目の
輝度信号DYcや色差信号DCcが線形補間部32に入力
されてラインメモリに書き込まれたときには、時点t12
のパルス信号HMの立ち下がりのタイミングでカウント
が行われて、カウント値MAINCNTが「1」とされる。
【0121】図13K〜図13Mは、それぞれYAカウ
ンタ365のカウント値YCNTA、YBカウンタ366の
カウント値YCNTB、およびCカウンタ367でのカウン
ト値CCNTを示している。
【0122】図13Nはデコーダ372からのデコード
信号DECを示している。このデコーダ372は、ライ
ン数変換倍率が「16/5」倍であるときに図15に示
すようにSUBカウンタ363のカウント値SUBCNTとY
Aカウンタ365のカウント値YCNTA、YBカウンタ3
66のカウント値YCNTB、およびCカウンタ367のカ
ウント値CCNTの整数部の値に基づいて、デコード信号D
ECを生成するものである。
【0123】例えば時点t13でSUBカウンタ363の
カウント値SUBCNTが「0」とされたときに、YAカウン
タ365のカウント値YCNTAの整数部は「0」、YBカ
ウンタ366のカウント値YCNTBの整数部とCカウンタ
367のカウント値CCNTの整数部は「1」であると共
に、MAINカウンタ362のカウント値MAINCNTは
「1」であることから、図15に基づきデコード信号D
ECは「0」となる。
【0124】時点t14でSUBカウンタ363のカウン
ト値SUBCNTが「1」とされたときに、YAカウンタ36
5のカウント値YCNTAの整数部は「0」、YBカウンタ
366のカウント値YCNTBの整数部とCカウンタ367
のカウント値CCNTの整数部は「1」であると共に、MA
INカウンタ362のカウント値MAINCNTは「1」であ
ることから、図15に基づきデコード信号DECは、時
点t14からパルス信号HMの2周期分経過後の時点t18
まで「1」となる。
【0125】時点t18では、SUBカウンタ363のカ
ウント値SUBCNTが「3」となり、YAカウンタ365の
カウント値YCNTAの整数部、YBカウンタ366のカウ
ント値YCNTBの整数部、Cカウンタ367のカウント値C
CNTの整数部は「1」となり、MAINカウンタ362
のカウント値MAINCNTは「2」であることから、デコー
ド信号DECは時点t18から時点t19まで「2」とな
る。以下同様にしてデコード信号DECが生成される。
【0126】次に、図14A,10B,10C,10D
は先頭アドレス転送制御回路374から出力された読出
開始アドレス信号を示しており、図16に基づいて、輝
度読出開始アドレス信号RADRY1top,RADRY2t
opおよび色差読出開始アドレス信号RADRC1top,R
ADRC2topを輝度信号読出回路381,382や色差
信号読出回路383,384に供給する。
【0127】ここで、時点t14ではデコード信号DEC
の値が「1」に設定されると共にSUBカウンタ363
のカウント値SUBCNTが「1」であることから、図16に
基づきラインメモリに書き込まれた信号の読み出しが開
始される直前の時点t15のタイミングで図13Eに示す
書込開始アドレス信号WADR1topが図14Cに示す色
差読出開始アドレス信号RADRC1topとして色差信号
読出回路383に供給される。
【0128】時点t16では、SUBカウンタ363のカ
ウント値SUBCNTが「1」から「2」に変化することか
ら、図16に基づき書込開始アドレス信号WADR1top
が図14Aに示す輝度読出開始アドレス信号RADRY
1topとして輝度信号読出回路381に供給されると共
に、色差読出開始アドレス信号RADRC1topとして色
差信号読出回路383に供給される。なお、色差読出開
始アドレス信号RADRC1topは、時点t14で「64
0」に設定されているので、アドレス値は変化しない。
【0129】時点t20では、SUBカウンタ363のカ
ウント値SUBCNTが「5」から「6」に変化することか
ら、図16に基づき図13Fに示す書込開始アドレス信
号WADR2topが図14Bに示す輝度読出開始アドレス
信号RADRY2topとして輝度信号読出回路382に供
給されると共に、図14Dに示す読出開始アドレス信号
RADRC2topとして色差信号読出回路384に供給さ
れる。以下同様にして先頭アドレス転送制御回路374
から輝度信号読出回路381,382や色差信号読出回
路383,384に読出開始アドレス信号が供給され
る。
【0130】図14E〜図14Hは、輝度信号読出回路
381,382や色差信号読出回路383,384から
出力された輝度読出イネーブル信号RENY1,REN
Y2および色差読出イネーブル信号RENC1,RENC
2を示している。
【0131】輝度信号読出回路381では、ラインメモ
リコントロール回路361からのタイミング信号RTM
に基づくタイミングで、輝度読出アドレス信号RADR
Y1をラインメモリ321に供給する。また、輝度読出
アドレス信号RADRY1は、ラインメモリ321に記
憶されている1ライン分の輝度信号を、パルス信号HM
の1周期よりも短い期間中で読み出すことができるよう
に生成する。
【0132】例えば、図14Eに示すように、タイミン
グ信号RTMに基づき時点t14から所定時間経過後の時
点t15で輝度読出イネーブル信号RENY1の信号レベ
ルがローレベル「L」とされて、ラインメモリ321に
書き込まれている輝度信号の読み出しが輝度読出アドレ
ス信号RADRY1に基づいて順次行われる。なお、1
ライン分の輝度信号の読み出しは、時点t14からパルス
信号HMの1周期分経過後の時点t16となる前に完了さ
れる。また、時点t17で再び輝度読出イネーブル信号R
ENY1の信号レベルがローレベル「L」とされて、輝
度読出アドレス信号RADRY1に基づいて、ラインメ
モリ321に書き込まれている輝度信号の読み出し行わ
れ、以下同様にして輝度信号の読み出しが行われる。こ
の図14Eの数字は、ラインメモリに記録された輝度信
号の読出アドレス位置を示しており、カッコ書きで示す
数字は、読み出される輝度信号のライン番号を示してい
る。なお、図14F〜図14Hも同様である。
【0133】輝度信号読出回路382でも輝度信号読出
回路381と同様に、図14Fに示す輝度読出イネーブ
ル信号RENY2の信号レベルローレベル「L」とし
て、輝度読出アドレス信号RADRY2に基づき、ライ
ンメモリ322に書き込まれている輝度信号の読み出し
が行われる。
【0134】色差信号読出回路383,384でも輝度
信号読出回路と同様に、図14G,図14Hに示す色差
読出イネーブル信号RENC1,RENC2の信号レベル
ローレベル「L」として、色差読出アドレス信号RAD
RC1,RADRC2に基づき、ラインメモリ341,3
42に書き込まれている色差信号の読み出しが行われ
る。
【0135】ここで、ライン数変換部30では、4:
2:2フォーマットの信号を4:2:0フォーマットに
変換して出力することから、色差信号の読み出しを輝度
信号の読み出しの1/2倍として、パルス信号HMの2
周期の期間中にラインメモリ321,322から1ライ
ン分の輝度信号の読み出しが2回行われると共に、ライ
ンメモリ341,342から1ライン分の色差信号の読
み出しが1回行われる。このようにしてラインメモリか
ら読み出された輝度信号や色差信号は乗算器に供給され
る。
【0136】図14J〜図14Mは、係数生成回路38
5で生成された輝度信号係数KY1,KY2と色差信号係
数KC1,KC2を示している。係数生成回路385で
は、デコーダ372からのデコード信号DECが「0」
でない場合、図17に示すようにSUBカウンタ363
のカウント値SUBCNTとYAカウンタ365のカウント値
YCNTAおよびYBカウンタ366のカウント値YCNTBの小
数部に基づいて、輝度信号係数KY1,KY2を設定す
る。また、図18に示すようにSUBカウンタ363の
カウント値SUBCNTとデコーダ372からのデコード信号
DECとYCカウンタ367のカウント値CCNTの小数部
に基づいて、色差信号係数KC1,KC2を設定する。
【0137】ここで、時点t14で図13Nに示すデコー
ド信号DECが「1」となると、図14Hに示すSUB
カウンタ363のカウント値SUBCNTが「1」であること
から、デコード信号DECが「1」である期間中、ライ
ンメモリから輝度信号を2度読み出して新たな輝度信号
を2ライン分生成する際に、1ライン目の輝度信号の生
成する場合の輝度信号係数KY1は、図17からYAカ
ウンタ365のカウント値YCNTAの小数部を「1」から
減算した値、すなわち図14Jに示すように「2/3
2」となる。同様にして、輝度信号係数KY2は図14
Kに示すように「29/32」となる。
【0138】次に、2ライン目の輝度信号の生成する場
合の輝度信号係数KY1は、SUBカウンタ363のカ
ウント値SUBCNTが「2」であることから、図17に基づ
きYBカウンタ366のカウント値YCNTBの小数部、す
なわち「7/32」となり、輝度信号係数KY2は「2
5/32」となる。
【0139】さらに、色差信号係数KC1,KC2は、デ
コード信号DECが「1」とされている時点t14から時
点t15までの期間中、SUBカウンタ363のカウント
値SUBCNTは「1」あるいは「2」であることから、図1
8に示すように色差信号係数KC1は、Cカウンタ36
7のカウント値CCNTの小数部、すなわち図14Lに示す
ように「2/32」となり、色差信号係数KC2は図1
4Mに示すように「30/32」となる。
【0140】このようにして求められた輝度信号係数K
Y1,KY2を乗算器323,324に供給することによ
り、加算器325から線形補間によってライン数が「1
6/5」倍された図14Nに示す輝度信号DYdを得る
ことができる。なお図14Nのカッコ書きの数字は、後
述する色差信号DCdのライン番号を示している。
【0141】例えば時点t15で読み出しが開始されたメ
モリ321からの0ライン目の輝度信号DYcに輝度信
号係数KY1(=3/32)を乗算し、メモリ322か
らの1ライン目の輝度信号DYcに輝度信号係数KY2
(=29/32)を乗算し、2つの輝度信号を加算する
ことで、4ライン目の輝度信号DYdを生成することが
できる。また、続けて時点t17で読み出しが開始された
メモリ321からの2ライン目の輝度信号DYcに輝度
信号係数KY1(=7/32)を乗算し、メモリ322
からの1ライン目の輝度信号DYcに輝度信号係数KY2
(=25/32)を乗算し、2つの輝度信号を加算する
ことで、5ライン目の輝度信号DYdを生成することが
できる。
【0142】また、色差信号係数KC1,KC2を乗算器
343,344に供給することにより、加算器345か
ら線形補間によってライン数変換が行われると共に4:
2:0フォーマットの色差信号DCdを得ることができ
る。
【0143】例えば時点t15および時点t17で読み出し
が開始されたメモリ341からの2ライン目の色差信号
DCcに色差信号係数KC1(=2/32)を乗算し、メ
モリ342からの1ライン目の色差信号DCcに色差信
号係数KC2(=30/32)を乗算し、2つの色差信
号を加算することで、2ライン目の色差信号DCdを生
成することができる。
【0144】以下同様な処理を行うことにより、ライン
数変換部30によって、4:2:2フォーマットの輝度
信号DYcおよび色差信号DCcから、ライン数を16/
5倍とした4:2:0フォーマットの輝度信号DYdお
よび色差信号DCdを生成することができる。
【0145】なお、この場合にも、ステップ量設定回路
369からのステップ設定信号STPによってYAカウ
ンタ365、YBカウンタ366、Cカウンタ367の
ステップ量を大きくすればライン数変換倍率を小さくす
ることができると共に、ステップ量を小さくすればライ
ン数変換倍率を大きくすることができ、ライン数変換倍
率を2倍よりも大きく4倍以下の範囲内で可変すること
ができ、電子ズームのような動作を行うことができる。
【0146】このように、上述の実施の形態によれば、
1ライン分の輝度信号や色差信号よりもメモリ容量の大
きなラインメモリを用いるものとして2つのラインメモ
リに交互に輝度信号を1ライン分毎にリング方式で記録
すると共に、2つのラインメモリに交互に色差信号を1
ライン分毎にリング方式で記録し、ラインメモリに書き
込まれた輝度信号や色差信号の読み出し回数やタイミン
グを制御し、さらに新たな輝度信号や色差信号の空間的
ライン位置を示す係数を2つのラインメモリから読み出
された輝度信号あるいは色差信号に乗算して加算するこ
とにより、線形補間によるライン数変換が行われた輝度
信号や色差信号を生成してリアルタイムに出力させるこ
とができる。また、2つのラインメモリから輝度信号を
2回読み出す際に2つのラインメモリから色差信号を1
回読み出すことにより、リアルタイムでライン数変換と
例えば4:2:2フォーマットの信号を4:2:0フォ
ーマットに同時に変換することができる。
【0147】なお、ライン数変換やフォーマット変換
は、ディジタルスチルカメラで得られた輝度信号や色差
信号に限られるものではなく、ビデオカメラで得られた
輝度信号や色差信号、あるいは他の電子機器で生成され
た輝度信号や色差信号を用いても良いことは勿論であ
る。
【0148】さらに、上述の実施の形態では、ライン数
変換倍率が2倍までのときと4倍までの場合について説
明したが、デコーダ372や先頭アドレス転送制御回路
374、係数生成回路385の動作を切り換えること
で、ライン数変換倍率が4倍よりも大きい場合にも対応
させることができる。
【0149】
【発明の効果】この発明によれば、1ライン分の輝度信
号あるいは色差信号がラインメモリに書き込まれて、こ
の信号書き込み期間中にラインメモリに書き込まれてい
る1ライン分の輝度信号や色差信号を複数回読み出すこ
とにより、簡単な構成で処理速度を低下させることなく
ライン数変換をリアルタイムで行うことができる。
【0150】また、ラインメモリから2ライン分の輝度
信号を読み出してライン数変換が行われた新たな2ライ
ン分の輝度信号を生成する際に、ラインメモリから1ラ
イン分の色差信号を読み出しライン数変換が行われた新
たな1ライン分の色差信号が生成されて、4:2:2フ
ォーマットから4:2:0フォーマットへのフォーマッ
ト変換を同時に行うことができる。
【0151】さらに、第2のカウント手段と第3のカウ
ント手段のカウントステップ量と、1ライン分の輝度信
号あるいは色差信号の書き込み期間中にラインメモリに
書き込まれている1ライン分の輝度信号あるいは色差信
号の読み出し回数を可変することでライン数変換倍率を
容易に変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ディジタルスチルカメラの構成を示す図であ
る。
【図2】ライン数変換部の構成を示す図である。
【図3】補間制御部の構成を示す図である。
【図4】線形補間動作を説明するための図である。
【図5】ライン数を「8/5」倍したときの輝度信号と
色差信号の空間位置を示す図である。
【図6】ライン数を「8/5」倍してフォーマット変換
を行う場合の動作を説明するための図である。
【図7】ライン数を「8/5」倍してフォーマット変換
を行う場合の動作を説明するための図である。
【図8】ライン数を「8/5」倍してフォーマット変換
を行う場合のデコーダの動作を説明するための図であ
る。
【図9】ライン数を「8/5」倍してフォーマット変換
を行う場合の先頭アドレス転送制御回路の動作を説明す
るための図である。
【図10】ライン数を「8/5」倍してフォーマット変
換を行う場合の係数生成回路の動作を説明するための図
である。
【図11】ライン数を「8/5」倍してフォーマット変
換を行う場合の係数生成回路の動作を説明するための図
である。
【図12】ライン数を「16/5」倍したときの輝度信
号と色差信号の空間位置を示す図である。
【図13】ライン数を「16/5」倍してフォーマット
変換を行う場合の動作を説明するための図である。
【図14】ライン数を「16/5」倍してフォーマット
変換を行う場合の動作を説明するための図である。
【図15】ライン数を「16/5」倍してフォーマット
変換を行う場合のデコーダの動作を説明するための図で
ある。
【図16】ライン数を「16/5」倍してフォーマット
変換を行う場合の先頭アドレス転送制御回路の動作を説
明するための図である。
【図17】ライン数を「16/5」倍してフォーマット
変換を行う場合の係数生成回路の動作を説明するための
図である。
【図18】ライン数を「16/5」倍してフォーマット
変換を行う場合の係数生成回路の動作を説明するための
図である。
【符号の説明】
10・・・ディジタルスチルカメラ、18・・・信号処
理部、20・・・信号切替部、25・・・水平画素数変
換部、30・・・ライン数変換部、32・・・線形補間
部、36・・・補間制御部、40・・・画像表示用メモ
リ部、42・・・ビデオエンコーダ、43・・・液晶モ
ニタ、45・・・外部モニタ装置、321,322,3
41,342・・・ラインメモリ、323,324,3
43,344・・・乗算器、325,345・・・加算
器、361・・・ラインメモリコントロール回路、36
2・・・MAINカウンタ、363・・・SUBカウン
タ、365・・・YAカウンタ、366・・・YBカウ
ンタ、367・・・Cカウンタ、369・・・ステップ
量設定回路、372・・・デコーダ、374・・・先頭
アドレス転送制御回路、381,382・・・輝度信号
読出回路、383,384・・・色差信号読出回路、3
85・・・係数生成回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C057 AA01 AA06 BA02 BA03 BB00 DA03 DB01 DC01 EA02 EA07 ED03 ED08 EH03 EL01 EM09 GB04 GF05 GG01 GG06 GG07 GJ01 GJ03 GM01 GM07 5C065 AA03 BB48 CC02 CC03 CC04 CC05 CC08 CC09 DD01 FF02 GG13 GG18 GG21 GG23 GG30 GG33 GG35 5C066 AA01 AA03 BA02 BA03 BA17 CA21 DD01 GA02 GA05 HA03 HA04 KE02 KE03 KE07 KE12 KE13 KE24 KM01 KM13

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された輝度信号を記憶し、メモリ容
    量が前記輝度信号の1ライン分のデータ量よりも大きい
    第1および第2のラインメモリと、 入力された色差信号を記憶し、メモリ容量が前記色差信
    号の1ライン分のデータ量よりも大きい第3および第4
    のラインメモリと、 前記第1から第4のラインメモリに書き込まれる前記輝
    度信号および前記色差信号の空間的ライン位置を示す第
    1のカウント手段と、 出力する輝度信号の空間的ライン位置を示す第2のカウ
    ント手段と、 出力する色差信号の空間的ライン位置を示す第3のカウ
    ント手段と、 前記入力された輝度信号を1ライン毎に第1および第2
    のラインメモリに交互にリング方式で書き込むと共に前
    記入力された色差信号を1ライン毎に第3および第4の
    ラインメモリにリング方式で交互に書き込み、さらに前
    記第1から第3のカウント手段の整数部を用いて、前記
    第1および第2のラインメモリに書き込まれた輝度信号
    および前記第3および第4のラインメモリに書き込まれ
    た色差信号の読出開始位置と読出開始タイミングを決定
    して書き込まれた輝度信号および色差信号の読み出しを
    行う書込読出手段と、 前記第2と第3のカウント手段の小数部を用いて第1か
    ら第4の係数を生成する係数生成手段と、 前記信号書込読出手段によって前記第1のラインメモリ
    から読み出された輝度信号に前記係数生成手段で生成さ
    れた第1の係数を乗算する第1の乗算器と、 前記信号書込読出手段によって前記第2のラインメモリ
    から読み出された輝度信号に前記係数生成手段で生成さ
    れた第2の係数を乗算する第2の乗算器と、 前記信号書込読出手段によって前記第3のラインメモリ
    から読み出された色差信号に前記係数生成手段で生成さ
    れた第3の係数を乗算する第3の乗算器と、 前記信号書込読出手段によって前記第4のラインメモリ
    から読み出された色差信号に前記係数生成手段で生成さ
    れた第4の係数を乗算する第4の乗算器と、 前記第1の乗算器と前記第2の乗算器の出力を加算し
    て、前記第2のカウント手段で空間的ライン位置が示さ
    れた輝度信号を生成して出力する第1の加算器と、 前記第3の乗算器と前記第4の乗算器の出力を加算し
    て、前記第3のカウント手段で空間的ライン位置が示さ
    れた色差信号を生成して出力する第2の加算器とを有す
    ることを特徴とする映像信号処理回路。
  2. 【請求項2】 前記第2のカウント手段と前記第3のカ
    ウント手段のカウントステップ量を設定するステップ量
    設定手段を有し、 前記信号書込読出手段では、前記第1から第4のライン
    メモリで1ライン分の輝度信号あるいは色差信号の書き
    込み期間中に、前記第1から第4のラインメモリに書き
    込まれている1ライン分の輝度信号あるいは色差信号の
    読み出し回数を切り換え可能とすることを特徴とする請
    求項1記載の映像信号処理回路。
  3. 【請求項3】 前記信号書込読出手段では、前記第1お
    よび第2のラインメモリから2ライン分の輝度信号を読
    み出す際に、前記第3および第4のラインメモリから1
    ライン分の色差信号を読み出すことを特徴とする請求項
    1記載の映像信号処理回路。
  4. 【請求項4】 撮影画像の輝度信号と色差信号を得る撮
    像手段と、 前記撮像手段で得られた輝度信号を記憶し、メモリ容量
    が前記輝度信号の1ライン分のデータ量よりも大きい第
    1および第2のラインメモリと、 前記撮像手段で得られた色差信号を記憶し、メモリ容量
    が前記色差信号の1ライン分のデータ量よりも大きい第
    3および第4のラインメモリと、 前記第1から第4のラインメモリに書き込まれる前記輝
    度信号および前記色差信号の空間的ライン位置を示す第
    1のカウント手段と、 出力する輝度信号の空間的ライン位置を示す第2のカウ
    ント手段と、 出力する色差信号の空間的ライン位置を示す第3のカウ
    ント手段と、 前記入力された輝度信号を1ライン毎に第1および第2
    のラインメモリに交互にリング方式で書き込むと共に前
    記入力された色差信号を1ライン毎に第3および第4の
    ラインメモリにリング方式で交互に書き込み、さらに前
    記第1から第3のカウント手段の整数部を用いて、前記
    第1および第2のラインメモリに書き込まれた輝度信号
    および前記第3および第4のラインメモリに書き込まれ
    た色差信号の読出開始位置と読出開始タイミングを決定
    して書き込まれた輝度信号および色差信号の読み出しを
    行う書込読出手段と、 前記第2および第3のカウント手段の小数部を用いて第
    1から第4の係数を生成する係数生成手段と、 前記信号書込読出手段によって前記第1のラインメモリ
    から読み出された輝度信号に前記係数生成手段で生成さ
    れた第1の係数を乗算する第1の乗算器と、 前記信号書込読出手段によって前記第2のラインメモリ
    から読み出された輝度信号に前記係数生成手段で生成さ
    れた第2の係数を乗算する第2の乗算器と、 前記信号書込読出手段によって前記第3のラインメモリ
    から読み出された色差信号に前記係数生成手段で生成さ
    れた第3の係数を乗算する第3の乗算器と、 前記信号書込読出手段によって前記第4のラインメモリ
    から読み出された色差信号に前記係数生成手段で生成さ
    れた第4の係数を乗算する第4の乗算器と、 前記第1の乗算器と前記第2の乗算器の出力を加算し
    て、前記第2のカウント手段で空間的ライン位置が示さ
    れた輝度信号を生成して出力する第1の加算器と、 前記第3の乗算器と前記第4の乗算器の出力を加算し
    て、前記第3のカウント手段で空間的ライン位置が示さ
    れた色差信号を生成して出力する第2の加算器とを有す
    ることを特徴とする撮像装置。
  5. 【請求項5】 前記第2のカウント手段と前記第3のカ
    ウント手段のカウントステップ量を設定するステップ量
    設定手段を有すると共に、 前記信号書込読出手段では、前記第1から第4のライン
    メモリで1ライン分の輝度信号あるいは色差信号の書き
    込み期間中に、前記第1から第4のラインメモリに書き
    込まれている1ライン分の輝度信号あるいは色差信号の
    読み出し回数を切り換え可能とすることを特徴とする請
    求項4記載の撮像装置。
  6. 【請求項6】 前記信号書込読出手段では、前記第1お
    よび第2のラインメモリから2ライン分の輝度信号を読
    み出す際に、前記第3および第4のラインメモリから1
    ライン分の色差信号を読み出すことを特徴とする請求項
    4記載の撮像装置。
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