JP2000115693A - 画像データ記録方法、画像データ記録装置、画像データ再生方法、画像データ再生装置、情報記録媒体及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

画像データ記録方法、画像データ記録装置、画像データ再生方法、画像データ再生装置、情報記録媒体及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2000115693A
JP2000115693A JP10288556A JP28855698A JP2000115693A JP 2000115693 A JP2000115693 A JP 2000115693A JP 10288556 A JP10288556 A JP 10288556A JP 28855698 A JP28855698 A JP 28855698A JP 2000115693 A JP2000115693 A JP 2000115693A
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Koji Ashizaki
浩二 芦崎
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Sony Corp
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Publication date
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    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
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    • H04N5/91Television signal processing therefor
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    • H04N1/2112Intermediate information storage for one or a few pictures using still video cameras
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    • H04N5/77Interface circuits between an apparatus for recording and another apparatus between a recording apparatus and a television camera
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高精細な静止画を、十分な記録容量を確保し
ながら安価に記録することが可能な画像データ記録方法
及び記録装置、上記画像データ記録方法及び画像データ
記録装置により情報記録媒体に記録された画像データを
再生する画像データ再生方法及び再生装置、上記画像デ
ータ記録方法及び記録装置により画像データが記録され
た情報記録媒体、上記画像データ記録方法をコンピュー
タに実行させるためのプログラムが記録されたコンピュ
ータ読み取り可能な記録媒体及び上記画像データ再生方
法をコンピュータに実行させるためのプログラムが記録
されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供す
る。 【解決手段】 記録用画像2を複数の画素ブロック4に
分割し、各画素ブロック4から1以上の画素を取り出
し、それらを再合成して分割画像3を生成する第1の処
理と、記録用画像2の画像データを、各分割画像3を1
フレームとして記録媒体5に記録する第2の処理とを行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高解像度の画像デ
ータを情報記録媒体に記録する画像データ記録方法及び
記録装置、情報記録媒体に記録された画像データを高解
像度の画像データとして再生する画像データ再生方法及
び再生装置、上記画像データ記録方法により画像データ
が記録された情報記録媒体、上記画像データ記録方法を
コンピュータに実行させるためのコンピュータ読み取り
可能な記録媒体並びに上記画像データ再生方法をコンピ
ュータに実行させるためのコンピュータ読み取り可能な
記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータの普及により、静止
画の撮影機器として、画像をディジタルの画像データと
して記録するディジタルスチルカメラが注目されてい
る。このディジタルスチルカメラにおいては、記録用画
像の高精細化が盛んに行われており、近年では、記録画
素数が100万画素を超える、いわゆるメガピクセルカ
メラが提供されている。
【0003】このメガピクセルカメラは、銀塩写真に近
い高精細な静止画を撮影できるため、建設作業の記録や
自動車保険の事故証拠など、銀塩写真で行っていた撮影
の代用として使用されている。しかしながら、このメガ
ピクセルカメラは、16MB程度の容量の半導体メモリ
を記録媒体として用いており、1度に40枚から80枚
の画像が記録できる程度で、記録容量が少ない点が課題
とされている。
【0004】一方、動画を撮影してディジタルデータと
して記録するディジタルビデオカメラは、記録媒体とし
て磁気テープを用い、一度に例えば2時間もの動画を記
録することが可能である。
【0005】そこで、このように記録容量が比較的大き
いディジタルビデオカメラで静止画の記録も行えること
が望まれ、現行の民生用ディジタルビデオ規格、例え
ば、HDディジタルVCR協議会によるいわゆるDV規
格のディジタルビデオカメラにおいては、動画の撮影を
行うビデオモードの他に、静止画の撮影を行うためのス
チルモードが備えられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記デ
ィジタルビデオカメラのスチルモードでは、NTSCレ
ベルの画素数で静止画の記録を行っているため、銀塩写
真に近い高精細な静止画を記録することができない。
【0007】また、常に高精細な動画を撮影するディジ
タルビデオカメラを用いて動画を撮影し、その一部を高
精細な静止画として利用することも考えられるが、装置
のコスト等を考慮すると一般的でない。
【0008】そこで本発明は、高精細な静止画等の画像
データを、十分な記録容量を確保しながら安価に記録す
ることが可能な画像データ記録方法及び画像データ記録
装置を提供し、上記画像データ記録方法及び画像データ
記録装置により情報記録媒体に記録された画像データを
再生する画像データ再生方法及び画像データ再生装置を
提供し、上記画像データ記録方法及び画像データ記録装
置により画像データが記録された情報記録媒体を提供
し、上記画像データ記録方法をコンピュータに実行させ
るためのプログラムが記録されたコンピュータ読み取り
可能な記録媒体及び上記画像データ再生方法をコンピュ
ータに実行させるためのプログラムが記録されたコンピ
ュータ読み取り可能な記録媒体を提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】高精細な画像の画像デー
タを十分な記録容量を確保しながら安価に記録するに
は、例えば、D−1規格、D−2規格や上記DV規格の
ようなディジタルビデオ規格によって、上記高精細な画
像よりも解像度の低い画像の画像データを記録する規格
に準拠したかたちで、上記高精細な画像の画像データを
記録するようにすればよい。
【0010】そして、上記高精細な画像の画像データ
を、低解像度の画像の画像データを記録する規格に準拠
したかたちで記録するには、高精細な画像の画像データ
を、上記低解像度の画像の1フレーム分のデータ量に分
割し、分割された画像データをそれぞれ1フレームとし
て記録するようにすればよい。
【0011】本発明に係る画像データ記録方法は、以上
のような知見に基づいて創案されたものであり、記録対
象となる記録用画像を、隣接する複数の画素より構成さ
れる複数の画素ブロックに分割する第1の処理と、上記
記録用画像の画像データを、上記複数の分割画像の各分
割画像を1フレームとして情報記録媒体に記録する第2
の処理とを有し、上記第1の処理では、上記記録用画像
を隣接する複数の画素より構成される複数の画素ブロッ
クに分割し、各画素ブロックから1以上の画素を取り出
し、取り出された画素を再合成して上記分割画像を生成
することを特徴としている。
【0012】この画像データ記録方法によれば、記録対
象となる記録用画像は、第1の処理において、複数の分
割画像に分割される。具体的には、第1の処理では、ま
ず、記録用画像が、隣接する複数の画素により構成され
る複数の画素ブロックに分割される。そして、各画素ブ
ロックから1以上の画素が取り出され、取り出された画
素が再合成されて分割画像が生成される。
【0013】そして、この画像データ記録方法によれ
ば、記録対象となる記録用画像は、第2の処理におい
て、第1の処理にて生成された複数の分割画像の各分割
画像を1フレームとして情報記録媒体に記録される。
【0014】以上のように、この画像データ記録方法に
よれば、記録用画像が複数の分割画像に分割され、各分
割画像を1フレームとして情報記録媒体に記録されるの
で、高精細な画像を、低解像度の画像データを記録する
規格に準拠したかたちで、適切に記録することができ
る。
【0015】また、この画像データ記録方法によれば、
記録用画像は、隣接する複数の画素より構成される複数
の画素ブロックに分割され、各画素ブロックから1以上
の画素が取り出され、取り出された画素が再合成されて
分割画像が生成されるので、この分割画像がそのまま表
示される場合であっても、表示される画像は、記録用画
像に近い画像となる。
【0016】なお、この画像データ記録方法において、
第1の処理では、上記記録用画像を所定の画素数の画像
に変換した上で上記複数の分割画像を生成することが望
ましい。
【0017】具体的には、例えば、記録用画像の画素数
が低解像度の画像の画像データを記録する規格の1フレ
ーム分の画像(以下、単位画像という。)の画素数の整
数倍となっていない場合には、第1の処理において、記
録用画像を単位画像の画素数の整数倍の画像に変換した
上で複数の分割画像を生成する。これにより、記録用画
像の画素数が単位画像の画素数の整数倍となっていない
場合であっても、記録用画像が適切な分割画像に分割さ
れることになる。
【0018】また、この画像データ記録方法において、
第2の処理では、上記各分割画像の画像データをそれぞ
れ複数のフレームに重複して記録することが望ましい。
【0019】このように、第2の処理において、上記各
分割画像の画像データをそれぞれ複数のフレームに重複
して記録することにより、記録された画像データの信頼
性を向上させることができる。
【0020】また、この画像データ記録方法において、
第2の処理では、上記記録用画像の画像データが上記分
割画像毎に記録されていることを示す情報を、上記記録
用画像の画像データと共に上記情報記録媒体に記録する
ことが望ましい。
【0021】このように、第2の処理において、上記記
録用画像の画像データが上記分割画像を1フレームとし
て記録されていることを示す情報を、上記記録用画像の
画像データと共に上記情報記録媒体に記録することによ
り、当該画像が分割画像であることを容易に識別するこ
とが可能となる。
【0022】また、この画像データ記録方法において、
上記画素ブロック内の任意の画素を第1の画素とし、当
該第1の画素を含む分割画像が記録されるフレームを第
1のフレームとしたとき、第2の処理では、上記第1の
フレームに隣接するフレームに記録される分割画像が、
上記第1の画素に隣接する画素を含むように、上記記録
用画像の画像データを上記情報記録媒体に記録すること
が望ましい。
【0023】第2の処理において、以上のように記録用
画像の画像データを上記情報記録媒体に記録することに
より、情報記録媒体に記録された画像データは、動画と
して再生された場合でも、画像の振れが抑制され、さほ
ど違和感なく再生されることとなる。
【0024】また、本発明に係る画像データ記録装置
は、上述した知見に基づいて創案されたものであって、
記録対象となる記録用画像を複数の分割画像に分割する
画像処理部と、上記記録用画像の画像データを、上記複
数の分割画像の各分割画像を1フレームとして情報記録
媒体に記録する記録部とを備え、上記画像処理部は、上
記記録画像を隣接する複数の画素より構成される複数の
画素ブロックに分割し、各画素ブロックから1以上の画
素を取り出し、取り出された画素を再合成して上記分割
画像を生成することを特徴としている。
【0025】この画像データ記録装置によれば、記録対
象となる記録用画像は、画像処理部により複数の分割画
像に分割される。具体的には、画像処理部は、まず、記
録用画像を、隣接する複数の画素により構成される複数
の画素ブロックに分割する。そして、画像処理部は、各
画素ブロックから1以上の画素を取り出し、取り出され
た画素を再合成して上記分割画像を生成する。
【0026】そして、この画像データ記録装置によれ
ば、記録対象となる記録用画像は、記録部により、画像
処理部により生成された複数の分割画像の各分割画像を
1フレームとして情報記録媒体に記録される。
【0027】以上のように、この画像データ記録装置に
よれば、記録用画像が複数の分割画像に分割され、各分
割画像を1フレームとして情報記録媒体に記録されるの
で、高精細な画像を、低解像度の画像データを記録する
規格に準拠したかたちで、適切に記録することができ
る。
【0028】また、この画像データ記録装置は、記録用
画像を、隣接する複数の画素より構成される複数の画素
ブロックに分割し、各画素ブロックから1以上の画素を
取り出し、取り出された画素を再合成して分割画像を生
成するようにしているので、この分割画像がそのまま表
示される場合であっても、表示される画像は、記録用画
像に近い画像となる。
【0029】なお、この画像データ記録装置において、
画像処理部は、上記記録用画像を所定の画素数の画像に
変換した上で上記複数の分割画像を生成することが望ま
しい。
【0030】具体的には、例えば、記録用画像の画素数
が単位画像の画素数の整数倍となっていない場合には、
画像処理部は、記録用画像を単位画像の画素数の整数倍
の画像に変換した上で複数の分割画像を生成する。これ
により、記録用画像の画素数が単位画像の画素数の整数
倍となっていない場合であっても、記録用画像が適切な
分割画像に分割されることになる。
【0031】また、この画像データ記録装置において、
記録部は、上記各分割画像の画像データをそれぞれ複数
のフレームに重複して記録することが望ましい。
【0032】このように、記録部が、上記各分割画像の
画像データをそれぞれ複数のフレームに重複して記録す
ることにより、記録された画像データの信頼性を向上さ
せることができる。
【0033】また、この画像データ記録装置において、
記録部は、上記記録用画像の画像データが上記分割画像
毎に記録されていることを示す情報を、上記記録用画像
の画像データと共に上記情報記録媒体に記録することが
望ましい。
【0034】このように、記録部が、上記記録用画像の
画像データが上記分割画像毎に記録されていることを示
す情報を、上記記録用画像の画像データと共に上記情報
記録媒体に記録することにより、当該画像が分割画像で
あることを容易に識別することが可能となる。
【0035】また、この画像データ記録装置において、
上記画素ブロック内の任意の画素を第1の画素とし、当
該第1の画素を含む分割画像が記録されるフレームを第
1のフレームとしたとき、記録部は、上記第1のフレー
ムに隣接するフレームに記録される分割画像が、上記第
1の画素に隣接する画素を含むように、上記記録用画像
の画像データを上記情報記録媒体に記録することが望ま
しい。
【0036】記録部が、以上のように記録用画像の画像
データを上記情報記録媒体に記録することにより、情報
記録媒体に記録された画像データは、動画として再生さ
れた場合でも、画像の振れが抑制され、さほど違和感な
く再生されることとなる。
【0037】また、本発明に係る画像データ再生方法
は、上述した知見に基づいて創案されたものであって、
再生対象となる再生用画像が複数の分割画像に分割さ
れ、これら複数の分割画像の各分割画像を1フレームと
して上記再生用画像の画像データが記録された情報記録
媒体より上記再生用画像の画像データを再生するに際
し、上記情報記録媒体より上記複数の分割画像を読み出
す第1の処理と、上記第1の処理により読み出された複
数の分割画像の各分割画像毎に1以上の画素を取り出し
て複数の画素により構成される複数の画素ブロックを構
築し、これら複数の画素ブロックを組み合わせて上記再
生用画像を再合成して出力する第2の処理とを行うこと
を特徴としている。
【0038】この画像データ再生方法によれば、第1の
処理において、情報記録媒体に記録された複数の分割画
像が読み出され、第2の処理において、読み出された分
割画像から再生用画像が再合成される。具体的には、第
2の処理では、まず、複数の分割画像の各分割画像毎に
1以上の画素が取り出されて複数の画素により構成され
る複数の画素ブロックが構築される。そして、これら複
数の画素ブロックが組み合わされて再生用画像が再合成
される。
【0039】以上のように、この画像データ再生方法に
よれば、複数の分割画像に分割されて情報記録媒体に記
録された再生用画像が再合成されて再生されるので、低
解像度の画像データを記録する規格に準拠したかたちで
情報記録媒体に記録された再生用画像を高精細な画像と
して再生することが可能となる。
【0040】なお、この画像データ再生方法において、
第1の処理では、上記複数の分割画像より上記再生用画
像を再合成して再生することを示す情報を上記複数の画
像データと共に上記情報記録媒体より読み出すことが望
ましい。
【0041】このように、第1の処理において、上記複
数の分割画像より上記再生用画像を再合成して再生する
ことを示す情報を上記複数の分割画像と共に情報記録媒
体より読み出すことにより、情報記録媒体から読み出さ
れた複数の分割画像が、再合成されることにより高精細
な再生用画像となる画像であることを容易に識別するこ
とが可能となる。
【0042】また、本発明に係る画像データ再生装置
は、上述した知見に基づいて創案されたものであって、
再生対象となる再生用画像が複数の分割画像に分割さ
れ、これら複数の分割画像の各分割画像を1フレームと
して上記再生用画像の画像データが記録された情報記録
媒体より上記再生用画像の画像データを再生する画像デ
ータ再生装置であって、上記情報記録媒体より上記複数
の分割画像を読み出す読み出し部と、上記読み出し部に
より読み出された複数の分割画像の各分割画像毎に1以
上の画素を取り出して複数の画素により構成される複数
の画素ブロックを構築し、これら複数の画素ブロックを
組み合わせて上記再生用画像を再合成して出力する画像
処理部とを備えることを特徴としている。
【0043】この画像データ再生装置によれば、読み出
し部により、情報記録媒体に記録された複数の分割画像
が読み出され、画像処理部により、読み出された分割画
像から再生用画像が再合成される。具体的には、画像処
理部は、まず、複数の分割画像の各分割画像毎に1以上
の画素を取り出して複数の画素により構成される複数の
画素ブロックを構築する。そして、画像処理部は、これ
ら複数の画素ブロックを組み合わせて再生用画像を再合
成する。
【0044】以上のように、この画像データ再生装置に
よれば、複数の分割画像に分割されて情報記録媒体に記
録された再生用画像が再合成されて再生されるので、低
解像度の画像データを記録する規格に準拠したかたちで
情報記録媒体に記録された再生用画像を高精細な画像と
して再生することが可能となる。
【0045】なお、この画像データ再生装置において、
読み出し部は、上記複数の分割画像より上記再生用画像
を再合成して再生することを示す情報を上記複数の分割
画像と共に情報記録媒体より読み出すことが望ましい。
【0046】このように、読み出し部が、上記複数の分
割画像より上記再生用画像を再合成して再生することを
示す情報を上記複数の分割画像と共に情報記録媒体より
読み出すことにより、情報記録媒体から読み出された複
数の分割画像が、再合成されることにより高精細な再生
用画像となる画像であることを容易に識別することが可
能となる。
【0047】また、本発明に係る情報記録媒体は、上述
した知見に基づいて創案されたものであって、記録対象
となる記録用画像が複数の分割画像に分割され、これら
複数の分割画像の各分割画像を1フレームとして上記記
録用画像の画像データが記録された情報記録媒体であっ
て、上記分割画像は、上記記録用画像が、隣接する複数
の画素より構成される複数の画素ブロックに分割され、
各画素ブロックから1以上の画素が取り出され、取り出
された画素が再合成されてなることを特徴としている。
【0048】この情報記録媒体に記録された記録用画像
は、複数の分割画像に分割された状態で記録されている
ので、これら複数の分割画像を再合成して再生すること
により、高精細な画像として再生することが可能とな
る。
【0049】また、この情報記録媒体に記録された記録
用画像は、隣接する複数の画素より構成される複数の画
素ブロックに分割され、各画素ブロックから1以上の画
素を取り出され、取り出された画素が再合成されて複数
の分割画像とされているので、この分割画像が再合成さ
れずにそのまま再生される場合であっても、表示される
画像は、記録用画像に近い画像となる。
【0050】また、本発明に係るコンピュータ読み取り
可能な記録媒体は、上述した知見に基づいて創案された
ものであって、記録対象となる記録用画像を複数の分割
画像に分割する第1の処理と、上記記録用画像の画像デ
ータを、上記複数の分割画像の各分割画像を1フレーム
として情報記録媒体に記録する第2の処理とをコンピュ
ータに実行させるプログラムが記録されているコンピュ
ータ読み取り可能な記録媒体であって、上記第1の処理
として、上記記録用画像を隣接する複数の画素より構成
される複数の画素ブロックに分割し、各画素ブロックか
ら1以上の画素を取り出し、取り出された画素を再合成
して複数の分割画像を生成する処理をコンピュータに実
行させるプログラムが記録されていることを特徴として
いる。
【0051】この記録媒体を用いてコンピュータに上記
第1及び第2の処理を行わせるようにすれば、記録用画
像が複数の分割画像に分割され、各分割画像を1フレー
ムとして情報記録媒体に記録されるので、高精細な画像
を、低解像度の画像データを記録する規格に準拠したか
たちで、適切に記録することができる。
【0052】また、この記録媒体を用いてコンピュータ
に上記第1及び第2の処理を行わせるようにすれば、記
録用画像は、隣接する複数の画素より構成される複数の
画素ブロックに分割され、各画素ブロックから1以上の
画素が取り出され、取り出された画素が再合成されて複
数の分割画像が生成されるので、この分割画像がそのま
ま表示される場合であっても、表示される画像は、記録
用画像に近い画像となる。
【0053】また、本発明に係るコンピュータ読み取り
可能な記録媒体は、上述した知見に基づいて創案された
ものであって、再生対象となる再生用画像が複数の分割
画像に分割され、これら複数の分割画像の各分割画像を
1フレームとして上記再生用画像の画像データが記録さ
れた情報記録媒体より上記再生用画像の画像データを再
生する処理をコンピュータに実行させるプログラムが記
録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体であっ
て、上記情報記録媒体より上記複数の分割画像を読み出
す第1の処理と、上記第1の処理により読み出された複
数の分割画像の各分割画像毎に1以上の画素を取り出し
て複数の画素により構成される複数の画素ブロックを構
築し、これら複数の画素ブロックを組み合わせて上記再
生用画像を再合成して出力する第2の処理とをコンピュ
ータに実行させるプログラムが記録されていることを特
徴としている。
【0054】この記録媒体を用いてコンピュータに上記
第1及び第2の処理を行わせるようにすれば、複数の分
割画像に分割されて情報記録媒体に記録された再生用画
像が再合成されて再生されるので、低解像度の画像デー
タを記録する規格に準拠したかたちで情報記録媒体に記
録された再生用画像を高精細な画像として再生すること
が可能となる。
【0055】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。なお、ここでは、いわゆるNTS
C方式に対応した仕様である、Rec.ITU−R B
T.601−5及びRec.ITU−R BT.656
−3に準拠し、その中でも525−line、60field/
s方式によるディジタルビデオを用いる場合を例に挙げ
て説明する。すなわち、以下の説明において、1フレー
ムを構成する画像の画素数は、720×486画素であ
り、画面全体のアスペクト比は4:3である。
【0056】なお、本発明は、この例に限定されるもの
ではなく、例えば、625−line、50field/s方式
によるものや、Rec.ITU−R BT.1120に
準拠し、1フレームを構成する画像の画面全体のアスペ
クト比が16:9であるディジタルビデオを用いても実
現できる。
【0057】また、以下の説明においては、記録の対象
となる原画像を撮影画像と呼び、撮影画像が所定の画素
数を有するように変換されてなる画像を記録用画像と呼
び、記録用画像が分割されてなる画像を分割画像と呼
び、分割画像が再合成されてなる画像を再生用画像と呼
び、再生用画像が所定の画素数を有するように変換され
た画像を印刷画像と呼ぶ。
【0058】1.画像データ記録方法 先ず、本発明に係る画像データ記録方法について説明す
る。
【0059】本発明に係る画像データ記録方法による処
理の流れを図1に模式的に示す。この図1に示すよう
に、本発明に係る画像データ記録方法においては、先
ず、例えばCCD等の固体電子撮像素子により撮影され
た撮影画像1が、ディジタルビデオの1フレームを構成
する画像(以下、単位画像という。)の画素数の整数倍
の画素を有する記録用画像2に変換される。
【0060】具体的には、単位画像が、縦方向に486
画素、横方向に720画素よりなる場合は、例えば、撮
影画像1が、縦方向に単位画像の2倍の画素数である9
72画素、横方向に単位画像の2倍の画素数である14
40画素よりなり、単位画像の4倍の画素数を有する記
録用画像2に変換される。
【0061】ここで、現在あるディジタルビデオ規格
(例えば、D−1規格、D−2規格、DV規格等)で
は、画素の縦横比が1:1ではないものが多いことに対
し、撮影画像1の画素の縦横比は、1:1である場合も
想定されるので、撮影画像1を記録用画像2に変換する
際には、この画素の縦横比にも注意する必要がある。
【0062】具体的には、Rec.ITU−R BT.
601−5及びRec.ITU−RBT.656−3に
準拠したディジタルビデオでは、図2に示すように、画
素の縦横比が1:0.9であるので、撮影画像1の画素
の縦横比が1:1の場合には、この画素の縦横比の違い
を考慮しながら、撮影画像1を記録用画像2に変換す
る。
【0063】また、ここで、記録用画像2の画面全体の
アスペクト比が、単位画像の画面全体のアスペクト比と
同じになるように、撮影画像1を記録用画像2に変換す
ることが望ましい。
【0064】具体的には、Rec.ITU−R BT.
601−5及びRec.ITU−RBT.656−3に
準拠したディジタルビデオでは、単位画像の画面全体の
アスペクト比が3:4であるので、記録用画像2の画面
全体のアスペクト比が3:4となるように、撮影画像1
を記録用画像2に変換する。
【0065】このように、記録用画像2の画面全体のア
スペクト比を単位画像の画面全体のアスペクト比と同じ
にすることにより、分割画像をディジタルビデオで動画
として再生したときに、歪みの発生を低減することが可
能となる。
【0066】また、撮影画像1の画面全体のアスペクト
比が単位画像の画面全体のアスペクト比と同じである場
合には、分割画像をディジタルビデオで動画として再生
したときに、さらに歪みの少ない画面を表示することが
可能となる。
【0067】なお、以上は、記録用画像2の画素数を単
位画像の画素数の4倍とした例について説明したが、記
録用画像2の画素数の単位画像の画素数に対する倍率
は、大きければ大きいほど再生用画像が高画質な画像と
なる。また、以上は、記録用画像2の画素数を、単位画
像の画素数に対して縦方向に2倍、横方向に2倍とした
例について説明したが、記録用画像2の画素数の単位画
像の画素数に対する倍率は、縦方向と横方向とで異なる
ものであってもよい。
【0068】なお、撮影画像1が単位画像の画素数の整
数倍の画素を有し、画素の縦横比が使用するディジタル
ビデオの単位画像の画素の縦横比に一致する場合は、こ
の変換処理を省略して、撮影画像1をそのまま記録用画
像2として用いるようにしてもよい。
【0069】次に、記録用画像2が、単位画像に対する
画素の倍率に等しい枚数の分割画像3に分割される。具
体的には、例えば、記録用画像2が単位画像の4倍の画
素数を有する場合には、記録用画像2が4枚の分割画像
3に分割される。
【0070】分割の方法は、先ず、記録用画像2が、図
3に示すように、隣接する複数の画素より構成される複
数の画素ブロック4に分割される。具体的には、記録用
画像2が、縦方向に単位画像の2倍の画素数である97
2画素、横方向に単位画像の2倍の画素数である144
0画素よりなり、単位画像の4倍の画素数を有する場合
には、記録用画像2が、縦横双方に2個ずつの4個の画
素から構成される、486×720個の画素ブロック4
に分割される。
【0071】また、図4に示すように、記録用画像2
が、縦方向に単位画像の3倍の画素数である1458画
素、横方向に単位画像の3倍の画素数である2160画
素よりなり、単位画像の9倍の画素数を有する場合に
は、記録用画像2が、縦横双方に3個ずつの9個の画素
から構成される、486×720個の画素ブロック4に
分割される。
【0072】また、図5に示すように、記録用画像2
が、縦方向に単位画像の4倍の画素数である1872画
素、横方向に単位画像の4倍の画素数である2880画
素よりなり、単位画像の16倍の画素数を有する場合に
は、記録用画像2が、縦横双方に4個ずつの16個の画
素から構成される、486×720個の画素ブロック4
に分割される。
【0073】そして、分割された486×720個の画
素ブロック4からそれぞれ1個ずつの画素が取り出さ
れ、取り出された画素が再合成されることにより、4枚
の分割画像3が生成される。
【0074】ここで、記録用画像2において、縦方向又
は横方向に単位画像の画素数に対する倍率分だけ離れた
画素同士が、分割画像3において隣り合う画素となる。
例えば、単位画像に対して縦横双方にそれぞれ2倍の画
素を有する記録用画像2をもとに生成された分割画像3
においては、記録用画像2の縦方向又は横方向に画素2
つ分だけ離れた画素同士が隣り合う画素となる。また、
単位画像に対して縦横双方にそれぞれ3倍の画素を有す
る記録用画像2をもとに生成された分割画像3において
は、記録用画像2の縦方向又は横方向に画素3つ分だけ
離れた画素同士が隣り合う画素となる。また、単位画像
に対して縦横双方にそれぞれ4倍の画素を有する記録用
画像2をもとに生成された分割画像3においては、記録
用画像2の縦方向又は横方向に画素4つ分だけ離れた画
素同士が隣り合う画素となる。
【0075】なお、以上は、分割された複数個の画素ブ
ロック4からそれぞれ1個ずつの画素を取り出して分割
画像3を生成するようにした例について説明したが、本
発明に係る画像データ記録方法はこの例に限定されるも
のではなく、分割された複数の画素ブロック4からそれ
ぞれ複数個ずつの画素を取り出してこれらを再合成する
ことにより、複数枚の分割画像3を生成するようにして
もよい。この場合は、各画素ブロック3を構成する画素
の数は、分割画像3の枚数よりも多いことになる。
【0076】次に、生成された各分割画像3が、ディジ
タルビデオの1フレームとして時間方向に並ぶように、
ディジタルビデオテープやディジタルビデオディスク等
の記録媒体5に順次記録される。
【0077】ここで、生成された各分割画像3は、それ
ぞれ1つのフレームのみに記録されるようにしてもよい
が、図6に示すように、各分割画像3がそれぞれ複数の
フレームに重複して記録されるようにしてもよい。この
ように、各分割画像3をそれぞれ複数のフレームに重複
して記録することにより、記録された画像データのエラ
ーレートを低減して、データの信頼性を向上させること
ができる。
【0078】また、複数の分割画像3を時間方向に順次
記録する場合に、分割画像3の記録の順番は、記録用画
像2で縦方向又は横方向又は斜め方向に隣り合う画素の
順番に記録することが望ましい。このように、分割画像
3の記録の順番を記録用画像2で隣り合う画素の順番と
することにより、分割画像3をディジタルビデオで動画
として再生した場合に良好な再生用画像を表示すること
ができる。すなわち、時間方向に順次記録された複数の
分割画像3は、それぞれ記録用画像2の異なる画素を取
り出してこれらを再合成することにより生成されている
ため、時間方向に順次記録された複数の分割画像3をデ
ィジタルビデオで動画として再生すると、画像が振動し
ているように見えることになる。しかしながら、分割画
像3の記録の順番を記録用画像2で隣り合う画素の順番
とすれば、画像の変化がスムーズになり、画像の振動を
目立たなくすることができる。
【0079】なお、この場合、時間方向に順次記録され
る複数の分割画像3のうち、最初に記録される分割画像
3に含まれる画素と最後に記録される分割画像3に含ま
れる画素も、記録用画像2において縦方向又は横方向又
は斜め方向に隣り合う画素となるように、複数の分割画
像3を記録するようにすれば、画像の変化をよりスムー
ズなものとすることができる。
【0080】以上説明したように、本発明に係る画像デ
ータ記録方法においては、記録用画像2を複数の分割画
像3に分割し、各分割画像3を1フレームとして記録媒
体5に記録するようにしているので、高精細な画像を既
存のディジタルビデオ規格に準拠したディジタルビデオ
を用いて適切に記録することができる。
【0081】また、この画像データ記録方法によれば、
記録用画像2は、隣接する複数の画素より構成される複
数の画素ブロック4に分割され、各画素ブロック4から
1以上の画素が取り出され、取り出された画素が再合成
されて複数の分割画像3が生成されるので、この分割画
像3を動画として表示した場合であっても、記録用画像
2に近似した違和感の少ない画像を表示することができ
る。
【0082】2.画像データ再生方法 次に、上述した画像データ記録方法により記録媒体5に
記録された画像データを再生する、本発明に係る画像デ
ータ再生方法について説明する。
【0083】本発明に係る画像データ再生方法による処
理の流れを図7に模式的に示す。この図7に示すよう
に、本発明に係る画像データ記録方法においては、先
ず、ディジタルビデオテープやディジタルビデオディス
ク等の記録媒体5の複数のフレームに記録された複数枚
の分割画像3が取り出される。
【0084】ここで、1枚の分割画像3が複数のフレー
ムに重複して記録されている場合には、複数のフレーム
の中から任意の1枚の分割画像3を取り出すようにして
もよいが、複数のフレーム全て又は複数のフレームの中
の一部を取り出し、取り出されたフレームの間で画素毎
に平均化処理を行って、これを分割画像として取り出す
ようにすることが望ましい。この場合、平均化処理とし
ては、例えば、加重平均を行う方法や中間値をとる方
法、複数の値の中で一番数の多い値を選択する方法等が
挙げられる。このように、平均化処理を行って1枚の分
割画像を取り出すことで、記録媒体5に保存中、或いは
ディジタルビデオでの再生中に生じた画像データの欠損
を修復することが可能となる。
【0085】次に、取り出された複数枚の分割画像3か
ら再生用画像6が再合成される。
【0086】この再生用画像6の再合成は、図8に示す
ように、上述した画像データ記録方法において記録用画
像2を複数枚の分割画像3に分割する方法と逆の手順で
行われる。すなわち、複数枚の分割画像3から再生用画
像6を再合成する際には、先ず、分割画像3毎に1個又
は複数個ずつの画素が取り出され、これら取り出された
複数の画素より、記録時に記録用画像2を分割画像3に
分割したときと同様の画素ブロック4が構築される。
【0087】そして、以上のように構築された複数の画
素ブロック4が、記録時と同様の順序で組み合わされる
ことにより、再生用画像6が再合成される。
【0088】次に、再生用画像6を任意の画素数の印刷
画像7へと変換する。この再生用画像6の印刷画像7へ
の変換は、上述した画像データ記録方法において、撮影
画像1を記録用画像2に変換した方法と逆の手順で行え
ばよい。
【0089】なお、印刷画像7をプリンタで印刷、又は
モニタ等で表示する場合の画素の縦横比が再生用画像6
の画素の縦横比、すなわち、単位画像の画素の縦横比と
一致し、印刷画像7の画素数とを撮影画像1が単位画像
の画素数の整数倍の画素を有し、再生用画像6の画素数
が印刷画像7の画素数と等しい場合には、この変換処理
を省略して、再生用画像6をそのまま印刷画像7として
用いるようにしてもよい。
【0090】以上説明したように、本発明に係る画像デ
ータ再生方法においては、複数の分割画像3に分割され
て記録媒体5に記録された再生用画像6が再合成されて
再生されるので、既存のディジタルビデオ規格に準拠し
たディジタルビデオを用いて記録された再生用画像6を
高精細な画像として再生することが可能となる。
【0091】3.画像データ記録装置 次に、本発明に係る画像データ記録装置について説明す
る。
【0092】本発明を適用した画像データ記録装置の一
例のブロック図を図9に示す。この図9に示す画像デー
タ記録装置10は、高解像度静止画信号S1、高解像度
動画信号S2又は低解像度動画信号S3が入力されるよ
うになされており、入力された高解像度静止画信号S1
又は高解像度動画信号S2を複数枚の分割画像3からな
る静止画の画像データD1として記録媒体5に記録する
とともに、入力された高解像度動画信号S2又は低解像
度動画信号S3を低解像度の動画の画像データD2とし
て記録媒体5に記録することが可能な構成とされてい
る。なお、以下の説明において、高解像度とは、この画
像データ記録装置10が準拠するディジタルビデオ規格
に基づいて記録される画像の解像度よりも高い解像度を
いい、低解像度とは、この画像データ記録装置10が準
拠するディジタルビデオ規格に基づいて記録される画像
の解像度をいう。
【0093】この画像データ記録装置10は、高解像度
静止画信号S1、高解像度動画信号S2又は低解像度動
画信号S3が入力される映像入力部11と、映像入力部
11から供給される高解像度静止画信号S1又は高解像
度動画信号S2を複数枚の分割画像3からなる静止画の
画像データD1に変換する静止画信号処理部12と、映
像入力部11から供給される高解像度動画信号S2又は
低解像度動画信号S3を低解像度の動画の画像データD
2に変換する動画信号処理部13と、静止画信号処理部
12から供給される静止画の画像データD1又は動画信
号処理部13から供給される低解像度の動画の画像デー
タD2に対して所定の信号処理を施してディジタルビデ
オ規格に準拠した形式の画像データD3を生成する記録
信号処理部14と、記録信号処理部14から供給される
画像データD3を記録媒体5に記録する信号記録部15
とを備えている。
【0094】映像入力部11は、静止画入力部16と動
画入力部17とで構成される。映像入力部11は、複数
の入力信号から必要な信号を選択する機能を有する。
【0095】静止画入力部16は、高解像度静止画信号
S1又は高解像度動画信号S2を入力し、必要な画像を
静止画信号処理部12に供給する。すなわち、入力され
た画像を撮影画像1として静止画信号処理部12に供給
する。一方、動画入力部17は、高解像度動画信号S2
又は低解像度動画信号S3を入力し、必要な画像を動画
信号処理部13に供給する。
【0096】静止画信号処理部12は、本発明の主要部
である撮影画像1から記録用画像2を経て分割画像3へ
の変換を行う。すなわち、静止画信号処理部12は、先
ず、静止画入力部16から供給される撮影画像1(高解
像度静止画信号S1又は高解像度動画信号S2)に対し
て、データ形式、画像の画素数や色域などの変換を行っ
て、撮影画像1を記録用画像2のデータ形式に相当する
画像データへと変換する。ここで、撮影画像1が記録用
画像2のデータ形式となっている場合には、この変換処
理を省略してもよい。
【0097】その後、静止画信号処理部12は、上述し
た方式に基づいて、記録用画像2の画像データを分割画
像3のデータ形式に相当する画像データD1へと変換す
る。そして、複数枚の分割画像3からなる静止画の画像
データD1は、記録信号処理部14へと供給される。
【0098】動画信号処理部13は、動画入力部17か
ら供給された動画信号(高解像度動画信号S2又は低解
像度動画信号S3)に対して、データ形式、画像のフレ
ーム周波数や画素数や色域などの変換を行って、高解像
度動画信号S2又は低解像度動画信号S3を低解像度の
動画の画像データD2として記録可能な信号形式に変換
し、記録信号処理部14へ供給する。
【0099】記録信号処理部14は、静止画信号処理部
12から供給される静止画の画像データD1又は動画信
号処理部13から供給される低解像度の動画の画像デー
タD2に対し、シャッフリング処理、符号化処理、誤り
訂正処理、記録符号化処理等の所定の処理を行って、静
止画の画像データD1又は動画の画像データD2をディ
ジタルビデオ規格に準拠した形式の画像データD3へと
変換する。また、記録信号処理部14には、静止画の画
像データD1又は動画の画像データD2の他に、音声信
号、日付時刻や著作権情報等の付加情報、記録用画像2
の画像データが分割画像3のデータ形式に相当する画像
データD1に変換されて記録されることを示す情報等も
供給される。
【0100】信号記録部15は、記録信号処理部14と
クロックなどの同期を取りながら、ディジタルビデオ規
格に準拠した形式の画像データD3へと変換れた静止画
の画像データD1又は動画の画像データD2及び音声信
号、付加情報、記録用画像2の画像データが分割画像3
のデータ形式に相当する画像データD1に変換されて記
録されていることを示す情報等をディジタルビデオテー
プやディジタルビデオディスク等の記録媒体5に記録す
る。
【0101】以上のように構成される画像データ記録装
置10によれば、撮影画像1(高解像度静止画信号S1
又は高解像度動画信号S2)は、静止画信号処理部12
において、記録用画像2を経て複数の分割画像3のデー
タ形式に相当する画像データD1へと変換される。そし
て、この画像データD1が、記録信号処理部14におい
て、ディジタルビデオ規格に準拠した形式の画像データ
D3に変換される。そして、この画像データD3が、信
号記録部15において、各分割画像3を1フレームとし
て記録媒体5に記録される。したがって、この画像デー
タ記録装置10によれば、高精細な画像を既存のディジ
タルビデオ規格に則って適切に記録することができる。
【0102】また、この画像データ記録装置10は、静
止画信号処理部12において、記録用画像2を隣接する
複数の画素より構成される複数の画素ブロック4に分割
し、各画素ブロック4から1以上の画素を取り出し、取
り出された画素を再合成して複数の分割画像3を生成す
るようにしているので、この分割画像3を動画として表
示した場合であっても、記録用画像2に近似した違和感
の少ない画像を表示することができる。
【0103】なお、以上は、高解像度静止画信号S1、
高解像度動画信号S2又は低解像度動画信号S3を外部
から入力し、入力された高解像度静止画信号S1又は高
解像度動画信号S2を複数枚の分割画像3からなる静止
画の画像データD1として記録媒体5に記録する画像デ
ータ記録装置10を例に説明したが、本発明に係る画像
データ記録装置は、この例に限定されるものではなく、
例えば、被写体を撮影する映像撮影部を備え、この映像
撮影部により生成された高解像度静止画信号S1又は高
解像度動画信号S2を複数枚の分割画像3からなる静止
画の画像データD1として記録媒体5に記録するように
構成されていてもよい。
【0104】映像撮影部を備えた画像データ記録装置の
一例のブロック図を図10に示す。この図10に示す画
像データ記録装置20は、上述した画像データ記録装置
10の映像入力部11の代わりに映像撮影部21を備え
る以外は、画像データ記録装置10と同様の構成とされ
るので、画像データ記録装置10と同様の構成について
は同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
【0105】この画像データ記録装置20において、映
像撮影部21は、撮像部22と撮像信号処理部23とで
構成され、被写体を撮像し、高解像度静止画信号S1、
高解像度動画信号S2又は低解像度動画信号S3を映像
信号として出力する機能を有する。
【0106】撮像部22は、光学系と撮像素子などによ
って構成され、CCD撮像素子等の撮像手段によって撮
像した信号を撮像信号処理部23に供給する。撮像信号
処理部23は、撮像部22より供給された信号を高解像
度静止画信号S1、高解像度動画信号S2又は低解像度
動画信号S3へと変換する。そして、撮像信号処理部2
3は、高解像度静止画信号S1又は高解像度動画信号S
2を静止画信号処理部12に供給し、高解像度動画信号
S2又は低解像度動画信号S3を動画信号処理部13に
供給する。
【0107】撮像信号処理部23より供給される高解像
度静止画信号S1又は高解像度動画信号S2(撮影画像
1)は、上述した画像データ記録装置10の場合と同様
に、静止画信号処理部12において、記録用画像2を経
て分割画像3へと変換される。そして、記録信号処理部
14において、複数枚の分割画像3からなる静止画の画
像データD1に対して所定の処理が施され、ディジタル
ビデオ規格に準拠した形式の画像データD3へと変換さ
れる。そして、この画像データD3が記録部15により
記録媒体5に記録される。
【0108】したがって、この画像データ記録装置20
によれば、上述した画像データ記録装置10と同様に、
高精細な画像を既存のディジタルビデオ規格に則って適
切に記録することができる。
【0109】また、この画像データ記録装置20は、上
述した画像データ記録装置10と同様に、静止画信号処
理部12において、記録用画像2を隣接する複数の画素
より構成される複数の画素ブロック4に分割し、各画素
ブロック4から1以上の画素を取り出し、取り出された
画素を再合成して複数の分割画像3を生成するようにし
ているので、この分割画像3を動画として表示した場合
であっても、記録用画像2に近似した違和感の少ない画
像を表示することができる。
【0110】4.画像データ再生装置 次に、本発明に係る画像データ再生装置について説明す
る。
【0111】本発明を適用した画像データ再生装置の一
例のブロック図を図11に示す。この図11に示す画像
データ再生装置30は、ディジタルビデオテープやディ
ジタルビデオディスク等の記録媒体5に記録されている
画像データD3から高解像度静止画信号S1又は低解像
度動画信号S3を再生することが可能な構成とされてい
る。
【0112】この画像データ再生装置30は、記録媒体
5から画像データD3を読み出す信号読み出し部31
と、信号読み出し部31により読み出された画像データ
D3に対して所定の信号処理を施して、静止画の画像デ
ータD1又は低解像度の動画の画像データD2、音声信
号、付加情報等を生成する記録信号処理部32と、記録
信号処理部32から供給される静止画の画像データD1
を高解像度静止画信号S1に変換する静止画信号処理部
33と、記録信号処理部32から供給される低解像度の
動画の画像データD2を低解像度動画信号S3に変換す
る動画信号処理部34と、静止画信号処理部33から供
給される高解像度静止画信号S1又は動画信号処理部3
4から供給される低解像度動画信号S3を出力する映像
出力部35とを備えている。
【0113】信号読み出し部31は、記録信号処理部3
2とクロックなどの同期を取りながら、ディジタルビデ
オテープやディジタルビデオディスク等の記録媒体5か
ら画像データD3を読み出す。このとき、信号読み出し
部31は、画像データD3と共に、音声信号、日付時刻
や著作権情報などの付加情報、再生用画像6の画像デー
タが分割画像3のデータ形式に相当する画像データD1
に変換されて記録されることを示す情報等を記録媒体5
から読み出す。
【0114】記録信号処理部32は、信号読み出し部3
1から読み出された画像データD3に対してシャッフリ
ング処理、符号化処理、誤り訂正処理、記録符号化処理
などを施して、静止画の画像データD1又は低解像度の
動画の画像データD2を生成する。
【0115】静止画信号処理部33は、本発明の主要部
である分割画像3から再生用画像6を経て印刷画像7へ
の変換を行う。すなわち、静止画信号処理部33は、先
ず、記録信号処理部32から供給される静止画の画像デ
ータD1(複数のフレームからなる複数枚の分割画像
3)を、上述した方式に基づいて、再生用画像6のデー
タ形式に相当する画像データへと変換する。
【0116】その後、静止画信号処理部33は、再生用
画像6のデータ形式に相当する画像データに対して、デ
ータ形式、画像の画素数や色域などの変換を行って、再
生用画像6のデータ形式に相当する画像データを撮影画
像1(高解像度静止画信号S1)へと変換する。そし
て、静止画信号処理部33は、高解像度静止画信号S1
を映像出力部35へと供給する。
【0117】動画信号処理部34は、記録信号処理部3
2から供給される低解像度の動画の画像データD2に対
して、データ形式、画像のフレーム周波数や画素数や色
域などの変換を行って、低解像度の動画の画像データD
2を映像出力部35より出力可能な信号(低解像度動画
信号S3)へと変換し、映像出力部35へと供給する。
【0118】映像出力部35は、静止画出力部36と動
画出力部37とで構成される。映像出力部35は、静止
画信号処理部33から供給される撮影画像1(高解像度
静止画信号S1)又は動画信号処理部34から供給され
る低解像度動画信号S3を外部の機器へ出力する機能を
有する。すなわち、映像出力部35は、静止画信号処理
部33から高解像度静止画信号S1が供給されたとき
は、静止画出力部36が、高解像度静止画信号S1を外
部へ出力し、動画信号処理部34から低解像度動画信号
S3が供給されたときは、動画出力部37が、低解像度
動画信号S3を外部へ出力する。
【0119】以上のように構成される画像データ再生装
置30によれば、複数の分割画像3に分割されて記録媒
体5に記録された再生用画像6は、静止画信号処理部3
3において再合成され、高解像度の印刷画像7(高解像
度静止画信号S1)に変換されて、静止画出力部36か
ら外部へと出力される。したがって、この画像データ再
生装置30によれば、分割画像3に分割され、既存のデ
ィジタルビデオ規格に準拠した形式で記録媒体5に記録
された再生用画像6を高精細な印刷画像7として再生す
ることが可能となる。
【0120】5.画像データ記録再生装置 次に、本発明を適用した画像データ記録再生装置につい
て説明する。
【0121】本発明を適用した画像データ記録再生装置
の一例の詳細なブロック図を図12に示す。この図12
に示す画像データ記録再生装置40は、上述した画像デ
ータ記録装置10、画像データ記録装置20及び画像デ
ータ再生装置30の機能を併せ持つように構成されてい
る。
【0122】すなわち、この画像データ記録再生装置4
0は、映像撮像部により被写体を撮像することにより得
られる高解像度静止画信号S1又は高解像度動画信号S
2を分割画像からなる静止画の映像信号として記録媒体
5に記録し、或いは、映像入力部に入力された高解像度
静止画信号S1又は高解像度動画信号S2を分割画像か
らなる静止画の映像信号として記録媒体5に記録すると
ともに、映像撮像部により被写体を撮像することにより
得られる高解像度動画信号S2又は低解像度動画信号S
3を低解像度の動画の映像信号として記録媒体5に記録
し、或いは、映像入力部に入力された高解像度動画信号
S2又は低解像度動画信号S3を低解像度の動画の映像
信号として記録媒体5に記録する機能を有する。
【0123】また、この画像データ記録再生装置40
は、記録媒体5に記録されている映像信号から高解像度
静止画信号S1又は低解像度動画信号S3を再生する機
能を有する。
【0124】なお、ここでは、低解像度の動画信号記録
再生方法、すなわち、ディジタルビデオ方式として上記
DV規格によるものを例に説明するが、本発明はこの例
に限定されるものではなく、上述したような他のディジ
タルビデオの規格によるものであってもよい。
【0125】この画像データ記録再生装置40におい
て、映像撮像部41は、撮像部42と撮像信号処理部4
3とにより構成され、被写体を撮像し、高解像度静止画
信号S1、高解像度動画信号S2又は低解像度動画信号
S3を映像信号として出力する機能を有する。
【0126】撮像部42は、ズームレンズ44やアイリ
ス45等からなる光学系と、光学系機構制御部46と、
CCD撮像素子等の撮像手段47と、焦点検知及び露光
量検知を行う検知部48とによって構成される。そし
て、撮像部42は、撮像手段47が被写体を撮像するこ
とにより得られた信号を撮像信号処理部43に供給す
る。
【0127】撮像信号処理部43は、撮像手段47より
供給される信号を高解像度静止画信号S1、高解像度動
画信号S2又は低解像度動画信号S3へと変換し、映像
入力部49に供給する。
【0128】映像入力部49は、静止画入力部50と動
画入力部51とで構成される。映像入力部49は、複数
の入力信号から必要な信号を選択する機能を有する。
【0129】静止画入力部50は、高解像度静止画信号
S1又は高解像度動画信号S2を入力し、必要な画像を
静止画信号処理部52に供給する。すなわち、入力され
た画像を撮影画像1として静止画信号処理部52に供給
する。一方、動画入力部51は、高解像度動画信号S2
又は低解像度動画信号S3を入力し、必要な画像を静止
画信号処理部53に供給する。
【0130】静止画信号処理部52は、記録時におい
て、本発明の主要部である撮影画像1から記録用画像2
を経て分割画像3への変換を行う。すなわち、静止画信
号処理部52は、先ず、静止画入力部50から供給され
る撮影画像1(高解像度静止画信号S1又は高解像度動
画信号S2)に対して、データ形式、画像の画素数や色
域などの変換を行って、撮影画像1を記録用画像2のデ
ータ形式に相当する信号へと変換する。ここで、撮影画
像1が記録用画像2のデータ形式となっている場合に
は、この変換処理を省略してもよい。
【0131】その後、静止画信号処理部52は、上述し
た方式に基づいて、記録用画像2の画像データを分割画
像3のデータ形式に相当する画像データD1へと変換す
る。そして、複数枚の分割画像3からなる静止画の画像
データD1は、記録信号処理部54へと供給される。
【0132】また、静止画信号処理部52は、再生時に
おいて、本発明の主要部である分割画像3から再生用画
像6を経て印刷画像7への変換を行う。すなわち、静止
画信号処理部52は、先ず、記録信号処理部54から供
給される静止画の画像データD1(複数のフレームから
なる複数枚の分割画像3)を、上述した方式に基づい
て、再生用画像6のデータ形式に相当する画像データへ
と変換する。
【0133】その後、静止画信号処理部52は、再生用
画像6のデータ形式に相当する画像データに対して、デ
ータ形式、画像の画素数や色域などの変換を行って、再
生用画像6のデータ形式に相当する画像データを撮影画
像1(高解像度静止画信号S1)へと変換する。そし
て、静止画信号処理部52は、高解像度静止画信号S1
を映像出力部55へと供給する。
【0134】動画信号処理部53は、記録時において、
動画入力部51から供給された動画信号(高解像度動画
信号S2又は低解像度動画信号S3)に対して、データ
形式、画像のフレーム周波数や画素数や色域などの変換
を行って、高解像度動画信号S2又は低解像度動画信号
S3を低解像度の動画の画像データD2として記録可能
な信号形式に変換し、記録信号処理部54へ供給する。
【0135】また、動画信号処理部53は、再生時にお
いて、記録信号処理部54から供給される低解像度の動
画の画像データD2に対して、データ形式、画像のフレ
ーム周波数や画素数や色域などの変換を行って、低解像
度の動画の画像データD2を映像出力部55より出力可
能な信号(低解像度動画信号S3)へと変換し、映像出
力部55へと供給する。
【0136】記録信号処理部54は、記録時において、
静止画信号処理部52から供給される静止画の画像デー
タD1又は動画信号処理部53から供給される低解像度
の動画の画像データD2に対し、シャッフリング処理、
符号化処理、誤り訂正処理、記録符号化処理等の所定の
処理を行って、静止画の画像データD1又は動画の画像
データD2をDV規格に準拠した形式の画像データD3
へと変換する。また、記録信号処理部54には、静止画
の画像データD1又は動画の画像データD2の他に、音
声信号、日付時刻や著作権情報等の付加情報、記録用画
像2の画像データが分割画像3のデータ形式に相当する
画像データD1に変換されて記録されることを示す情報
等も供給される。
【0137】また、記録信号処理部54は、再生時にお
いて、信号書き込み及び読み出し部56から読み出され
た画像データD3に対してシャッフリング処理、符号化
処理、誤り訂正処理、記録符号化処理などを施して、静
止画の画像データD1又は低解像度の動画の画像データ
D2を生成する。
【0138】なお、この画像データ記録再生装置40に
おいては、記録信号処理部54にディジタル信号入出力
部57を接続し、ディジタル信号をこのディジタル信号
入出力部57を介して入力し、又はディジタル信号をこ
のディジタル信号入出力部57を介して出力するように
してもよい。
【0139】信号書き込み及び読み出し部56は、記録
時において、記録信号処理部54とクロックなどの同期
を取りながら、DV規格に準拠した形式の画像データD
3へと変換れた静止画の画像データD1又は動画の画像
データD2及び音声信号、付加情報、記録用画像2の画
像データが分割画像3のデータ形式に相当する画像デー
タD1に変換されて記録されていることを示す情報等を
ディジタルビデオテープやディジタルビデオディスク等
の記録媒体5に記録する。
【0140】また、信号書き込み及び読み出し部56
は、再生時において、記録信号処理部54とクロックな
どの同期を取りながら、ディジタルビデオテープやディ
ジタルビデオディスク等の記録媒体5から画像データD
3及び音声信号、付加情報、記録用画像2の画像データ
が分割画像3のデータ形式に相当する画像データD1に
変換されて記録されていることを示す情報等を読み出
す。
【0141】映像出力部55は、静止画出力部58と動
画出力部59とで構成される。映像出力部55は、静止
画信号処理部52から供給される撮影画像1(高解像度
静止画信号S1)又は動画信号処理部34から供給され
る低解像度動画信号S3を外部の機器へ出力する機能を
有する。すなわち、映像出力部55は、静止画信号処理
部52から高解像度静止画信号S1が供給されたとき
は、静止画出力部58が、高解像度静止画信号S1を外
部へ出力し、動画信号処理部53から低解像度動画信号
S3が供給されたときは、動画出力部59が、低解像度
動画信号S3を外部へ出力する。
【0142】以上のように構成される画像データ記録再
生装置40によれば、撮影画像1(高解像度静止画信号
S1又は高解像度動画信号S2)は、静止画信号処理部
52において、記録用画像2を経て複数の分割画像3の
データ形式に相当する画像データD1へと変換される。
そして、この画像データD1が、記録信号処理部54に
おいて、DV規格に準拠した形式の画像データD3に変
換される。そして、この画像データD3が、信号書き込
み及び読み出し部56において、各分割画像3を1フレ
ームとして記録媒体5に記録される。したがって、この
画像データ記録装置40によれば、高精細な画像を既存
のDV規格に則って適切に記録することができる。
【0143】また、この画像データ記録装置40は、静
止画信号処理部52において、記録用画像2を隣接する
複数の画素より構成される複数の画素ブロック4に分割
し、各画素ブロック4から1以上の画素を取り出し、取
り出された画素を再合成して複数の分割画像3を生成す
るようにしているので、この分割画像3を動画として表
示した場合であっても、記録用画像2に近似した違和感
の少ない画像を表示することができる。
【0144】また、この画像データ記録再生装置40に
よれば、複数の分割画像3に分割されて記録媒体5に記
録された再生用画像6は、静止画信号処理部52におい
て再合成され、高解像度の印刷画像7(高解像度静止画
信号S1)に変換されて、静止画出力部58から外部へ
と出力される。したがって、この画像データ記録再生装
置40によれば、分割画像3に分割され、既存のDV規
格に準拠した形式で記録媒体5に記録された再生用画像
6を高精細な印刷画像7として再生することが可能とな
る。
【0145】なお、本発明を適用した画像データ記録再
生装置は、汎用コンピュータを用いて実現することも可
能である。
【0146】汎用コンピュータを用いた画像データ記録
再生装置の一例の詳細なブロック図を図13に示す。こ
の図13に示す画像データ記録再生装置60は、上述し
た画像データ記録装置10及び画像データ再生装置30
の機能を併せ持つように構成されている。
【0147】すなわち、この画像データ記録再生装置6
0は、コンピュータ61に入力された高解像度静止画信
号S1又は高解像度動画信号S2を分割画像からなる静
止画の映像信号として記録媒体5に記録するとともに、
コンピュータ61に入力された高解像度動画信号S2又
は低解像度動画信号S3を低解像度の動画の映像信号と
して記録媒体5に記録する機能と、記録媒体5に記録さ
れている映像信号から高解像度静止画信号S1又は低解
像度動画信号S3を再生する機能とを有する。
【0148】そして、この画像データ記録再生装置60
は、上述した画像データ記録装置10における映像入力
部11及び静止画信号処理部12の機能と、上述した画
像データ再生装置30における静止画信号処理部33及
び映像出力部35の機能をコンピュータ61に行わせて
いる点に特徴を有する。
【0149】この画像データ記録再生装置60におい
て、コンピュータ61のCPU62は、本装置の全体の
制御と演算を行う機能を有するもので、例えばインテル
社のPentium(商標)等が用いられる。このCP
U62は、上述の撮影画像1や記録用画像2、再生用画
像6、印刷画像7の間の変換処理などの画像処理の演算
を行うことができる。
【0150】キャッシュメモリ63は、CPU62が頻
繁にアクセスするメモリ64内の情報を記憶する高速の
記憶部であり、CPU62と直接情報を授受することに
より、システムの高速化を図れるようになっている。
【0151】システムコントローラ65は、CPU62
と、キャッシュメモリ63、メモリ64、ホストバス6
6やPCIバス67などのコンピュータバスのタイミン
グ調整等を行う回路部であり、例えばインテル社のTR
ITON(430FX)(商標)等が用いられる。
【0152】メモリ64は、CPU62もしくはシステ
ムコントローラ65の指示により、情報の書き込み・読
み出しを行う記憶部分であって、例えばDRAM(Dyna
micRandom Access Memory)等が用いられる。そして、
メモリ64は、システムコントローラ65を通じて、C
PU62、PCIバス67上の各種資源に接続されて、
情報の記憶ができるようになっている。もちろん、この
メモリ64は、画像データを記憶することも可能であ
る。
【0153】ホストバス66は、CPU62に直接接続
された情報の伝達手段であって、キャッシュメモリ6
3、システムコントローラ65等と高速に情報授受がで
きるようになっている。
【0154】PCIバス67は、ホストバス66と分離
された情報の伝達手段であって、システムコントローラ
65に接続されている。そして、CPU62は、システ
ムコントローラ65を介してPCIバス67に接続され
た各種資源にアクセスできるようになっている。
【0155】ビデオコントローラ68は、PCIバス6
7とモニタ69との間に接続され、CPU62等の指示
に基づいて、画像、図形、文字等の情報をビデオコント
ローラ68内のビデオメモリ上に描画し、その内容をモ
ニタ69へ出力するようになっている。もちろん、この
ビデオコントローラ68内のビデオメモリには、画像デ
ータを記憶することも可能である。また、モニタ69と
の間で、VESA DDC(ディスプレイデータチャン
ネル)規格のように信号線の一部を用いて、モニタ69
が記憶しているデバイスの特性情報なども授受可能であ
る。
【0156】モニタ69は、CRTやPDP、液晶表示
装置、プロジェクタなどの映像表示装置からなり、高解
像度静止画信号や低解像度動画信号の映像を含めた画
像、図形、文字等の情報を表示することができる。
【0157】外部記憶制御部70は、PCIバス67と
外部記憶装置71との間に接続され、PCIバス67を
介した情報アクセス要求に基づいて、外部記憶装置71
の所定の領域に対し情報の書き込み・読み出しの制御を
行うようになっている。この接続には、例えば、SCS
I、IEEE1394等が用いられる。
【0158】外部記憶装置71は、ハードディスクやフ
ロッピーディスクなどの磁気ディスク装置、CD−RO
Mなどの光ディスク装置、MD−DATAなどの光磁気
ディスク装置、フラッシュメモリなどの半導体メモリ装
置、DATなどの磁気テープ装置などの情報記録媒体と
その駆動装置からなり、高解像度静止画信号S1や低解
像度動画信号S3の映像を含めた画像、図形、文字、プ
ログラム等の情報を記録再生することができる。
【0159】静止画像入出力処理部72は、PCIバス
67に接続され、CPU62等の指示に基づいて、高解
像度静止画信号S1又は高解像度動画信号S2を入出力
可能なようになっている。この静止画像入出力処理部7
2は、例えば、ディジタルスチルカメラなどにより撮影
された画像データをRS−232Cやセントロニクス準
拠のパラレル信号、SCSIなどのインターフェースに
より、メモリ64や外部記憶装置71へ取りこむ。また
逆に、この静止画像入出力処理部72は、メモリ64や
外部記憶装置71に記憶されている画像データを他のコ
ンピュータやプリンタなどに出力することができる。
【0160】動画像入出力処理部73は、PCIバス6
7に接続され、CPU62等の指示に基づいて、高解像
度動画信号S2又は低解像度動画信号S3を入出力可能
なようになっている。この動画像入出力処理部73は、
例えば、NTSC、PAL、SECAMなどに準拠した
コンポジット映像信号や輝度信号とクロマ信号が分離さ
れたSビデオ信号やコンポーネント映像信号の選択や分
岐、映像信号のレベル調整などの入出力処理をすること
ができる。また、この動画像入出力処理部73は、メモ
リ64や外部記憶装置71へ映像信号をディジタル化し
て取りこんだり、逆にメモリ64や外部記憶装置71に
記憶されている映像信号を出力することができる。
【0161】送受信制御部74は、PCIバス67とコ
ンピュータ61外のディジタル信号入出力部75に接続
され、画像データ記録再生装置60内からの情報アクセ
ス要求や通信相手の情報アクセス要求に基づいて、情報
の送信、受信の制御を行うようになっている。この接続
には、例えば、SCSI、IEEE1394等が用いら
れる。
【0162】動画信号処理部76は、記録時において、
コンピュータ61の動画像入出力処理部73から供給さ
れた動画信号(高解像度動画信号S2又は低解像度動画
信号S3)に対して、データ形式、画像のフレーム周波
数や画素数や色域などの変換を行って、高解像度動画信
号S2又は低解像度動画信号S3を低解像度の動画の画
像データD2として記録可能な信号形式に変換し、記録
信号処理部77へ供給する。
【0163】また、動画信号処理部76は、再生時にお
いて、記録信号処理部77から供給される低解像度の動
画の画像データD2に対して、データ形式、画像のフレ
ーム周波数や画素数や色域などの変換を行って、動画像
入出力処理部73へと供給する。
【0164】記録信号処理部77は、記録時において、
動画信号処理部76から供給される低解像度の動画の画
像データD2に対し、シャッフリング処理、符号化処
理、誤り訂正処理、記録符号化処理等の所定の処理を行
って、静止画の画像データD1又は動画の画像データD
2をDV規格に準拠した形式の画像データD3へと変換
する。また、記録信号処理部77には、動画の画像デー
タD2の他に、音声信号、日付時刻や著作権情報等の付
加情報も供給される。
【0165】また、記録信号処理部77は、再生時にお
いて、信号書き込み及び読み出し部78から読み出され
た画像データD3に対してシャッフリング処理、符号化
処理、誤り訂正処理、記録符号化処理などを施して、低
解像度の動画の画像データD2、音声信号、日付時刻や
著作権情報などの付加情報等を生成する。
【0166】信号書き込み及び読み出し部78は、記録
時において、記録信号処理部77とクロックなどの同期
を取りながら、DV規格に準拠した形式の画像データD
3へと変換れた動画の画像データD2及び音声信号、付
加情報等をディジタルビデオテープやディジタルビデオ
ディスク等の記録媒体5に記録する。
【0167】また、信号書き込み及び読み出し部78
は、再生時において、記録信号処理部77とクロックな
どの同期を取りながら、ディジタルビデオテープやディ
ジタルビデオディスク等の記録媒体5から画像データD
3を読み出す。
【0168】以上のように構成される画像データ記録再
生装置70において、撮影画像1を記録用画像2を経て
分割画像3へ変換して記録媒体5に記録する処理と、記
録媒体5から分割画像3を取り出して再生用画像6を経
て印刷画像7を再生する処理は、例えば、コンピュータ
61にこれらの処理を行わせるプログラムが記録された
記録媒体から当該プログラムを読み出して、このプログ
ラムに従ってCPU62を動作させることにより行われ
る。
【0169】コンピュータ61に上述した処理を行わせ
るプログラムは、外部記憶装置71に書き込まれる。外
部記憶装置71に書き込まれたプログラムは、外部記憶
制御部70により外部記憶装置71から読み出され、P
CIバス67を介してシステムコントローラ65に供給
される。システムコントローラ65は、供給されたプロ
グラムに従ってCPU62を動作させ、CPU62に、
撮影画像1を記録用画像2を経て分割画像3へ変換して
記録媒体5に記録する処理と、記録媒体5から分割画像
3を取り出して再生用画像6を経て印刷画像7を再生す
る処理とを行わせる。
【0170】この画像データ記録再生装置60は、上述
した画像データ記録装置10における映像入力部11及
び静止画信号処理部12の機能と、上述した画像データ
再生装置30における静止画信号処理部33及び映像出
力部35の機能をコンピュータ61に行わせるようにし
ている。したがって、この画像データ記録再生装置60
は、上述した画像データ記録再生装置40と同様に、高
精細な画像を既存のDV規格に則って適切に記録するこ
とができるとともに、既存のDV規格に準拠した形式で
記録媒体5に記録された再生用画像6を高精細な印刷画
像7として再生することができる。
【0171】また、この画像データ記録再生装置60
は、主要な機能をコンピュータ61に行わせるようにし
ているので、構成の簡素化が図られる。
【0172】
【発明の効果】本発明に係る画像データ記録方法は、記
録対象となる記録用画像を複数の分割画像に分割し、各
分割画像を1フレームとして情報記録媒体に記録するよ
うにしているので、高精細な画像を、この高精細な画像
よりも解像度の低い低解像度の画像データを記録する規
格に準拠したかたちで、適切に記録することができる。
したがって、この画像データ記録方法によれば、高精細
な画像を、充分な記録容量を確保しながら安価に記録す
ることが可能となる。
【0173】また、この画像データ記録方法によれば、
記録用画像は、隣接する複数の画素より構成される複数
の画素ブロックに分割され、各画素ブロックから1以上
の画素が取り出され、取り出された画素が再合成されて
複数の分割画像が生成されるので、この分割画像がその
まま表示される場合であっても、表示される画像は、記
録用画像に近い画像となる。
【0174】また、本発明に係る画像データ記録装置に
よれば、記録対象となる記録用画像が画像処理部におい
て複数の分割画像に分割され、これら複数の分割画像が
記録部により各分割画像を1フレームとして情報記録媒
体に記録されるので、高精細な画像を低解像度の画像デ
ータを記録する規格に準拠したかたちで、適切に記録す
ることができる。したがって、この画像データ記録装置
によれば、高精細な画像を、充分な記録容量を確保しな
がら安価に記録することが可能となる。
【0175】また、この画像データ記録装置は、記録用
画像を、隣接する複数の画素より構成される複数の画素
ブロックに分割し、各画素ブロックから1以上の画素を
取り出し、取り出された画素を再合成して複数の分割画
像を生成するようにしているので、この分割画像がその
まま表示される場合であっても、表示される画像は、記
録用画像に近い画像となる。
【0176】また、本発明に係る画像データ再生方法に
よれば、複数の分割画像に分割されて情報記録媒体に記
録された再生用画像が再合成されて再生されるので、低
解像度の画像データを記録する規格に準拠したかたちで
情報記録媒体に記録された再生用画像を高精細な画像と
して再生することが可能となる。
【0177】また、本発明に係る画像データ再生装置に
よれば、複数の分割画像に分割されて情報記録媒体に記
録された再生用画像が画像処理部により再合成され出力
されるので、低解像度の画像データを記録する規格に準
拠したかたちで情報記録媒体に記録された再生用画像を
高精細な画像として再生することが可能となる。
【0178】また、本発明に係る情報記録媒体には、記
録用画像が隣接する複数の画素より構成される複数の画
素ブロックに分割され、各画素ブロックから1以上の画
素が取り出され、取り出された画素が再合成されてなる
複数の分割画像を1フレームとして上記記録用画像の画
像データがが記録されているので、これら複数の分割画
像を再合成して再生することにより、高精細な画像とし
て再生することが可能となる。
【0179】また、この情報記録媒体に記録された記録
用画像は、隣接する複数の画素より構成される複数の画
素ブロックに分割され、各画素ブロックから1以上の画
素を取り出され、取り出された画素が再合成されて複数
の分割画像とされているので、この分割画像が再合成さ
れずにそのまま再生される場合であっても、表示される
画像は、記録用画像に近い画像となる。
【0180】また、本発明に係るコンピュータ読み取り
可能な記録媒体を用いて、コンピュータに、記録対象と
なる記録用画像を情報記録媒体に記録する処理を行わせ
るようにすれば、記録用画像が複数の分割画像に分割さ
れ、各分割画像を1フレームとして情報記録媒体に記録
されるので、高精細な画像を低解像度の画像データを記
録する規格に準拠したかたちで、適切に記録することが
できる。したがって、このコンピュータ読み取り可能な
記録媒体を用いて、コンピュータに記録用画像を情報記
録媒体に記録する処理を行わせるようにすれば、高精細
な画像を、充分な記録容量を確保しながら安価に記録す
ることが可能となる。
【0181】また、この記録媒体を用いてコンピュータ
に記録用画像を情報記録媒体に記録する処理を行わせる
ようにすれば、記録用画像は、隣接する複数の画素より
構成される複数の画素ブロックに分割され、各画素ブロ
ックから1以上の画素が取り出され、取り出された画素
が再合成されて複数の分割画像が生成されるので、この
分割画像がそのまま表示される場合であっても、表示さ
れる画像は、記録用画像に近い画像となる。
【0182】また、本発明に係るコンピュータ読み取り
可能な記録媒体を用いて、コンピュータに、情報記録媒
体より再生対象となる再生用画像を再生する処理を行わ
せるようにすれば、複数の分割画像に分割されて情報記
録媒体に記録された再生用画像が再合成されて再生され
るので、低解像度の画像データを記録する規格に準拠し
たかたちで情報記録媒体に記録された再生用画像を高精
細な画像として再生することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像データ記録方法の処理の流れ
を説明する模式図である。
【図2】既存のディジタルビデオ規格の1フレームを構
成する画像の一例を示す模式図である。
【図3】記録用画像を分割する方法の一例を説明する模
式図である。
【図4】記録用画像を分割する方法の他の例を説明する
模式図である。
【図5】記録用画像を分割する方法の更に他の例を説明
する模式図である。
【図6】分割画像を記録する方法の一例を示す模式図で
ある。
【図7】本発明に係る画像データ再生方法の処理の流れ
を説明する模式図である。
【図8】再生用画像を再合成する方法の一例を説明する
模式図である。
【図9】本発明に係る画像データ記録装置の一構成例を
示すブロック図である。
【図10】本発明に係る画像データ記録装置の他の構成
例を示すブロック図である。
【図11】本発明に係る画像データ再生装置の一構成例
を示すブロック図である。
【図12】本発明を適用した画像データ記録再生装置の
一構成例を示すブロック図である。
【図13】本発明を適用した画像データ記録再生装置の
他の構成例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 撮影画像、2 記録用画像、3 分割画像、4 画
素ブロック、5 記録媒体、6 再生用画像、7 印刷
画像、10,20 画像データ記録装置、12静止画信
号処理部、14 記録信号処理部、15 信号記録部、
30 画像データ再生装置、31 信号読み出し部、3
2 記録信号処理部、33 静止画信号処理部、40,
60 画像データ記録再生装置、52 静止画信号処理
部、54,77 記録信号処理部、56,78 信号書
き込み及び読み出し部、61コンピュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B057 CA16 CB16 CC02 CD10 CE08 5C053 FA03 FA04 FA08 FA17 FA22 FA23 FA25 GA14 GA16 GA20 GB06 GB07 GB11 GB15 GB18 JA16 JA22 KA08 KA24 LA01 LA03 LA06 LA11 LA15 5C076 AA19 AA22 AA36 BA03 BB06 BB14

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録対象となる記録用画像を複数の分割
    画像に分割する第1の処理と、 上記記録用画像の画像データを、上記複数の分割画像の
    各分割画像を1フレームとして情報記録媒体に記録する
    第2の処理とを有し、 上記第1の処理では、上記記録用画像を隣接する複数の
    画素より構成される複数の画素ブロックに分割し、各画
    素ブロックから1以上の画素を取り出し、取り出された
    画素を再合成して上記分割画像を生成することを特徴と
    する画像データ記録方法。
  2. 【請求項2】 上記第1の処理では、上記記録用画像を
    所定の画素数の画像に変換した上で上記複数の分割画像
    に分割することを特徴とする請求項1記載の画像データ
    記録方法。
  3. 【請求項3】 上記第2の処理では、上記各分割画像の
    画像データをそれぞれ複数のフレームに重複して記録す
    ることを特徴とする請求項1記載の画像データ記録方
    法。
  4. 【請求項4】 上記第2の処理では、上記記録用画像の
    画像データが上記分割画像毎に記録されていることを示
    す情報を、上記記録用画像の画像データと共に上記情報
    記録媒体に記録することを特徴とする請求項1記載の画
    像データ記録方法。
  5. 【請求項5】 上記画素ブロック内の任意の画素を第1
    の画素とし、当該第1の画素を含む分割画像が記録され
    るフレームを第1のフレームとしたとき、 上記第2の処理では、上記第1のフレームに隣接するフ
    レームに記録される分割画像が、上記第1の画素に隣接
    する画素を含むように、上記記録用画像の画像データを
    上記情報記録媒体に記録することを特徴とする請求項1
    記載の画像データ記録方法。
  6. 【請求項6】 記録対象となる記録用画像を複数の分割
    画像に分割する画像処理部と、 上記記録用画像の画像データを、上記複数の分割画像の
    各分割画像を1フレームとして情報記録媒体に記録する
    記録部とを備え、 上記画像処理部は、上記記録用画像を隣接する複数の画
    素より構成される複数の画素ブロックに分割し、各画素
    ブロックから1以上の画素を取り出し、取り出された画
    素を再合成して上記分割画像を生成することを特徴とす
    る画像データ記録装置。
  7. 【請求項7】 上記画像処理部は、上記記録用画像を所
    定の画素数の画像に変換した上で上記複数の分割画像に
    分割することを特徴とする請求項6記載の画像データ記
    録装置。
  8. 【請求項8】 上記記録部は、上記各分割画像の画像デ
    ータをそれぞれ複数のフレームに重複して記録すること
    を特徴とする請求項6記載の画像データ記録装置。
  9. 【請求項9】 上記記録部は、上記記録用画像の画像デ
    ータが上記分割画像毎に記録されていることを示す情報
    を、上記記録用画像の画像データと共に上記情報記録媒
    体に記録することを特徴とする請求項6記載の画像デー
    タ記録装置。
  10. 【請求項10】 上記画素ブロック内の任意の画素を第
    1の画素とし、当該第1の画素を含む分割画像が記録さ
    れるフレームを第1のフレームとしたとき、 上記記録部は、上記第1のフレームに隣接するフレーム
    に記録される分割画像が、上記第1の画素に隣接する画
    素を含むように、上記記録用画像の画像データを上記情
    報記録媒体に記録することを特徴とする請求項6記載の
    画像データ記録装置。
  11. 【請求項11】 再生対象となる再生用画像が複数の分
    割画像に分割され、これら複数の分割画像の各分割画像
    を1フレームとして上記再生用画像の画像データが記録
    された情報記録媒体より上記再生用画像の画像データを
    再生するに際し、 上記情報記録媒体より上記複数の分割画像を読み出す第
    1の処理と、 上記第1の処理により読み出された複数の分割画像の各
    分割画像毎に1以上の画素を取り出して複数の画素によ
    り構成される複数の画素ブロックを構築し、これら複数
    の画素ブロックを組み合わせて上記再生用画像を再合成
    して出力する第2の処理とを行うことを特徴とする画像
    データ再生方法。
  12. 【請求項12】 上記各分割画像は、それぞれ複数のフ
    レームに重複して記録されており、 上記第2の処理では、上記複数のフレームに重複して記
    録された分割画像のうちの一つを選択し、この選択され
    た分割画像をもとに上記再生用画像を再合成することを
    特徴とする請求項11記載の画像データ再生方法。
  13. 【請求項13】 上記各分割画像は、それぞれ複数のフ
    レームに重複して記録されており、 上記第2の処理では、上記複数のフレームに重複して記
    録された分割画像に対して平均化処理を行い、この平均
    化処理により得られた画像をもとに上記再生用画像を再
    合成することを特徴とする請求項11記載の画像データ
    再生方法。
  14. 【請求項14】 上記第1の処理では、上記複数の分割
    画像より上記再生用画像を再合成して再生することを示
    す情報を上記複数の分割画像と共に上記情報記録媒体よ
    り読み出すことを特徴とする請求項11記載の画像デー
    タ再生方法。
  15. 【請求項15】 上記複数の分割画像のうち任意のフレ
    ームに記録された分割画像を第1の分割画像とし、この
    第1の分割画像に隣接したフレームに記録された分割画
    像を第2の分割画像としたときに、 上記第2の処理では、上記第1の分割画像に含まれる画
    素と上記第2の分割画像に含まれる画素とが、上記画素
    ブロックにおいて隣接する画素となるように、上記再生
    用画像を再合成することを特徴とする請求項11記載の
    画像データ再生方法。
  16. 【請求項16】 再生対象となる再生用画像が複数の分
    割画像に分割され、これら複数の分割画像の各分割画像
    を1フレームとして上記再生用画像の画像データが記録
    された情報記録媒体より上記再生用画像の画像データを
    再生する画像データ再生装置であって、 上記情報記録媒体より上記複数の分割画像を読み出す読
    み出し部と、 上記読み出し部により読み出された複数の分割画像の各
    分割画像毎に1以上の画素を取り出して複数の画素によ
    り構成される複数の画素ブロックを構築し、これら複数
    の画素ブロックを組み合わせて上記再生用画像を再合成
    して出力する画像処理部とを備えることを特徴とする画
    像データ再生装置。
  17. 【請求項17】 上記各分割画像は、それぞれ複数のフ
    レームに重複して記録されており、 上記画像処理部は、上記複数のフレームに重複して記録
    された分割画像のうちの一つを選択し、この選択された
    分割画像をもとに上記再生用画像を再合成することを特
    徴とする請求項16記載の画像データ再生装置。
  18. 【請求項18】 上記各分割画像は、それぞれ複数のフ
    レームに重複して記録されており、 上記画像処理部は、上記複数のフレームに重複して記録
    された分割画像に対して平均化処理を行い、この平均化
    処理により得られた画像をもとに上記再生用画像を再合
    成することを特徴とする請求項16記載の画像データ再
    生装置。
  19. 【請求項19】 上記読み出し部は、上記複数の分割画
    像より上記再生用画像を再合成して再生することを示す
    情報を上記複数の分割画像と共に上記情報記録媒体より
    読み出すことを特徴とする請求項16記載の画像データ
    再生装置。
  20. 【請求項20】 上記複数の分割画像のうち任意のフレ
    ームに記録された分割画像を第1の分割画像とし、この
    第1の分割画像に隣接したフレームに記録された分割画
    像を第2の分割画像としたときに、 上記画像処理部は、上記第1の分割画像に含まれる画素
    と上記第2の分割画像に含まれる画素とが、上記画素ブ
    ロックにおいて隣接する画素となるように、上記再生用
    画像を再合成することを特徴とする請求項16記載の画
    像データ再生装置。
  21. 【請求項21】 記録対象となる記録用画像が複数の分
    割画像に分割され、これら複数の分割画像の各分割画像
    を1フレームとして上記記録用画像の画像データが記録
    された情報記録媒体であって、 上記分割画像は、上記記録用画像が、隣接する複数の画
    素より構成される複数の画素ブロックに分割され、各画
    素ブロックから1以上の画素が取り出され、取り出され
    た画素が再合成されてなることを特徴とする情報記録媒
    体。
  22. 【請求項22】 上記各分割画像がそれぞれ複数のフレ
    ームに重複して記録されていることを特徴とする請求項
    21記載の情報記録媒体。
  23. 【請求項23】 上記記録用画像が複数の分割画像に分
    割されて記録されていることを示す情報が、上記記録用
    画像の画像データと共に記録されていることを特徴とす
    る請求項21記載の情報記録媒体。
  24. 【請求項24】 上記画素ブロック内の任意の画素を第
    1の画素とし、当該第1の画素を含む分割画像が記録さ
    れるフレームを第1のフレームとしたとき、上記第1の
    フレームに隣接するフレームに記録される分割画像が、
    上記第1の画素に隣接する画素を含むように、上記記録
    用画像の画像データ記録されていることを特徴とする請
    求項21記載の情報記録媒体。
  25. 【請求項25】 記録対象となる記録用画像を複数の分
    割画像に分割する第1の処理と、 上記記録用画像の画像データを、上記複数の分割画像の
    各分割画像を1フレームとして情報記録媒体に記録する
    第2の処理とをコンピュータに実行させるプログラムが
    記録されているコンピュータ読み取り可能な記録媒体で
    あって、 上記第1の処理として、上記記録用画像を隣接する複数
    の画素より構成される複数の画素ブロックに分割し、各
    画素ブロックから1以上の画素を取り出し、取り出され
    た画素を再合成して上記分割画像を生成する処理をコン
    ピュータに実行させるプログラムが記録されていること
    を特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  26. 【請求項26】 再生対象となる再生用画像が複数の分
    割画像に分割され、これら複数の分割画像の各分割画像
    を1フレームとして上記再生用画像の画像データが記録
    された情報記録媒体より上記再生用画像の画像データを
    再生する処理をコンピュータに実行させるプログラムが
    記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体であっ
    て、 上記情報記録媒体より上記複数の分割画像を読み出す第
    1の処理と、 上記第1の処理により読み出された複数の分割画像の各
    分割画像毎に1以上の画素を取り出して複数の画素によ
    り構成される複数の画素ブロックを構築し、これら複数
    の画素ブロックを組み合わせて上記再生用画像を再合成
    して出力する第2の処理とをコンピュータに実行させる
    プログラムが記録されていることを特徴とするコンピュ
    ータ読み取り可能な記録媒体。
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