JP2000067306A - 自動取引システム - Google Patents
自動取引システムInfo
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Abstract
共に、振替取引時間を短縮でき、また現金の入出金を行
わず振替取引を行うことが可能な自動取引システムを提
供する。 【解決手段】 自動取引装置1にて振替取引が選択され
ると、自行ホスト11にて振替元の媒体チェックが行わ
れ、他行カードと判断されたときには、他行ホスト15
と通信を行って他行口座からの支払取引を行い、振替先
の自行口座への入金取引を行って、振替取引を行う。
Description
関で使用される自動取引装置と該自動取引装置が属する
金融機関のホストコンピュータとを備えた自動取引シス
テムに係り、特に他の金融機関の口座からの振替取引を
行う自動取引システムに関するものである。
は、自動取引装置に表示された各種取引キーのうち、
「振替」キーを選択することにより開始され、そして、
振替元の媒体として例えばキャッシュカードが挿入され
ると、該キャッシュカードが自動取引装置が属する金融
機関(以下、自行という)のキャッシュカード(以下、
自行カードという)か否かのカードチェックを行い、こ
の自行カードと判断した場合には振替取引が実行される
が、他の金融機関(以下、他行という)のキャッシュカ
ード(以下、他行カードという)と判断した場合にはチ
ェックエラーとなり処理を終了していた。すなわち、自
行内での口座の振替のみが可能であり、他行の口座から
自行の口座への振替取引は行えなかった。このため、例
えば他行カード口座から自行通帳口座への振替取引を行
う場合には、自動取引装置に表示された各種取引キーの
うち、「支払」キーを選択して、他行カードによりカー
ド口座(すなわち、他行の口座)から現金を出金する支
払取引を行い、その後「入金」キーを選択して、自行の
通帳により通帳口座へ現金を入金する入金取引を行うこ
とにより口座の振替を行っていた。
の自動取引システムでは、他行口座からの振替取引の
際、「支払」、「入金」の2回の取引を行わなければな
らないため、操作が面倒である上、時間もかかってい
た。また、現金の入出金があるため、機器障害や現金ト
ラブルを引き起こす要因ともなっていた。
を解消すると共に、振替取引時間を短縮でき、また現金
の入出金を行わず振替取引を行うことが可能な自動取引
システムを提供しようとするものである。
システムは、自動取引装置と、自動取引装置が属する金
融機関の自行ホストコンピュータとを備え、自動取引装
置が属する金融機関とは別の金融機関の他行ホストコン
ピュータに通信回線を介して接続される自動取引システ
ムであって、自動取引装置は、振替金額を入力する入力
手段と、各種取引を選択する選択手段と、該選択手段に
より振替取引が選択されると、入力手段にて入力された
振替金額と、振替元の媒体から取り込んだ口座番号とを
含む振替要求を自行ホストコンピュータに送信する演算
手段とを備え、自行ホストコンピュータは、自動取引装
置からの振替要求を受信すると、口座番号により自行又
は他行のどちらの媒体であるのかを判断し、他行媒体で
あると判断されたときには、振替金額及び口座番号を含
む支払要求を他行ホストコンピュータに送信し、他行ホ
ストコンピュータにて該当の他行口座から振替金額の支
払取引が行われて他行ホストコンピュータから支払許可
を受信すると、振替金額の入金取引を振替先の自行口座
へ行い振替取引を実行する演算手段とを備えたものであ
る。
ード等、支払取引を行うことができるものである。
取引が選択されると、自行ホストコンピュータにて振替
元の媒体チェックが行われ、他行カードと判断されたと
きには、他行口座からの支払取引を行い、振替先の自行
口座への入金取引を行って、振替取引を行う。
システム構成を示すブロック図である。図において、1
は自動取引装置であり、該自動取引装置1は、操作の案
内を表示し、タッチパネルにより暗証番号などの入力が
行える入力手段としての操作表示部2、印字部3、キャ
ッシュカード等の媒体の挿入及び排出、取引明細が記録
される明細票の排出を行うカード・明細票挿入排出口
4、通帳の挿入と排出を行う通帳挿入排出口5、キャッ
シュカード等の媒体の読み取り及び書き込みを行うカー
ドリードライト部6、後述の自行ホストと通信を行う通
信部7、取引内容や後述の制御部の制御プログラムが格
納される記憶部8を備え、更に記憶部8に格納されてい
る制御プログラムにより操作表示部2、明細票印字部
3、カード・明細票挿入排出口4、通帳挿入排出口5、
カードリードライト部6、通信部7、記憶部8の各ユニ
ットを含め自動取引装置1全体を制御する演算手段であ
る制御部9を備えている。なお、所定のプログラムと制
御部9によって選択手段が実現される。
融機関のホストコンピュータ(以下、自行ホストとい
う)で、自動取引装置1及び後述の中継システムとの通
信を行う通信部12と、自行ホスト11全体を制御する
演算手段である制御部13を備えている。15は他の金
融機関のホストコンピュータ(以下、他行ホストとい
う)である。17は自行ホスト11と他行ホスト15と
を接続する中継の役割を持つ中継システムで、例えばB
ANCSやMICS等がこれに相当する。このBANC
Sとは、都市銀行のCD提携キャッシュサービスの略称
で、このサービスを行うシステムを指し、該システムの
BANCSセンターを参加各銀行ホスト(ここでは、他
行ホスト15)と接続してネットワークを構成し、各自
動取引装置を相互利用させるシステムである。MICS
とはこのCD提携キャッシュサービスの地方銀行版のシ
ステムである。本実施の形態においては、自動取引装置
1、自行ホスト11、他行ホスト15及び中継システム
17が通信回線10を介して接続されていて、他行との
取引が行われる。
れを示すフローチャート、図3は図2のステップS9の
処理の流れを示すフローチャートである。図2及び図3
に基づいて、本実施の形態の動作を説明する。なお、こ
こでは、他行のカード口座から自行の通帳口座への振替
を行う場合について、説明する。制御部9は操作表示部
2に取引選択画面を表示しており(S1)、振替人によ
り取引選択画面から振替取引が選択されると(S2)、
振替取引を開始し、まず、操作表示部2に取引媒体挿入
画面を表示する(S3)。振替人は取引媒体挿入画面に
従って他行カード及び自行の通帳をカード・レシート挿
入排出口及び通帳挿入排出口5にそれぞれ挿入する。制
御部9は取引媒体が入力されたことを認識すると、操作
表示部2にカードの暗証番号や振替金額等の振替取引に
必要なデータの入力を促す入力画面を表示し(S4)、
振替人による入力が終了すると、自行ホスト11との通
信処理を行う(S5)。すなわち、カードの暗証番号や
振替金額等の振替取引に必要なデータを含む振替要求を
自行ホスト11へ送信し、自行ホスト11は振替要求を
受信すると(S6)、振替要求に含まれるデータに基づ
き、使用カードが自行カードか他行カードかの判定を行
い(S7)、自行カードであると判断すると、自行にて
現行と同様の支払取引を行う。すなわち、カードの暗証
番号やカード口座の残高のチェック等が行われ、取引可
能であると判断すると、カード口座から振替金額の支払
取引が行われる(S8)。
であると判断すると、自行ホスト11は中継システム1
7及び他行ホスト15との通信処理を行う(S9)。こ
の処理は図3にその流れを示すように、まず、中継シス
テム17を通して他行ホスト15に支払要求を送信する
(S10)。この支払要求には、支払取引に必要なデー
タ、例えばカードの暗証番号、口座番号及び取引金額等
のデータが含まれている。そして、この支払要求を受信
した他行ホスト15では、これらのデータに基づいて現
行と同様の支払処理を行い、カード口座の更新が行われ
る(S11)。すなわち、カードの暗証番号やカード口
座の残高のチェックが行われ、取引可能であると判断す
ると、カード口座から取引金額(振替金額+手数料)の
支払取引を行う。そして、他行ホスト15は中継システ
ム17を通して自行ホスト11に支払許可を送信する
(S12)。
(S13)、現行と同様の入金取引により通帳口座の更
新(振替金額の入金及び手数料の徴収)を行うと共に記
帳データの編集を行う(S14、S15)。そして、自
行ホスト11は、自動取引装置1に対して振替許可を送
信する(S16)。自動取引装置1は振替許可を受信す
ると、印字部3にて通帳記入及び明細票の印字を行い
(S17)、通帳挿入排出口5から通帳を、カード・明
細票排出口4からカード、明細票を排出して(S1
8)、振替取引を終了する。
選択により開始される振替取引において、従来のように
自動取引装置1で振替元のカードチェックを行わず、他
行カードであってもその使用を認め、自行ホスト11で
そのチェックを行うようにし、他行カードと判断した場
合には現行と同様の他行カードからの支払取引を行い、
そして、自行口座への入金取引を行うので、従来のよう
に「支払」と「入金」の2回の取引が1回の取引で済む
こととなり、取引に伴う顧客操作を簡略化することがで
き、また取引時間を短縮することができるので、自動取
引装置1の稼働率を向上させることができる。また、自
行及び他行のホスト間での口座の更新であるため、現金
の入出金動作がなくなり、機器障害及び現金トラブルを
なくすことができる。
カードとし、振替先の媒体を通帳として説明したが、こ
れに限られたものではなく、振替元の媒体としては支払
取引を行える媒体で、振替先の媒体としては入金取引を
行える媒体であればよい。
ば、振替取引が選択されると、自行ホストコンピュータ
は振替元の媒体が自行又は他行のどちらの媒体であるの
か判断し、他行媒体の場合には、他行口座から支払取引
を行い、振替先の自行口座へ入金取引をするようにした
ので、振替取引に伴う顧客操作の簡略化及び振替取引時
間の短縮を図ることができる。また、自行及び他行のホ
ストコンピュータ間での口座の更新であるため、現金の
入出金動作がなくなり、機器障害及び現金トラブルをな
くすことができる。
図である。
ローチャートである。
チャートである。
Claims (1)
- 【請求項1】 自動取引装置と、該自動取引装置が属す
る金融機関の自行ホストコンピュータとを備え、前記自
動取引装置が属する金融機関とは別の金融機関の他行ホ
ストコンピュータに通信回線を介して接続される自動取
引システムであって、 前記自動取引装置は、振替金額を入力する入力手段と、
各種取引を選択する選択手段と、該選択手段により振替
取引が選択されると、前記入力手段にて入力された振替
金額と、振替元の媒体から取り込んだ口座番号とを含む
振替要求を自行ホストコンピュータに送信する演算手段
とを備え、 前記自行ホストコンピュータは、自動取引装置からの振
替要求を受信すると、前記口座番号により自行又は他行
のどちらの媒体であるのかを判断し、他行媒体であると
判断されたときには、前記振替金額及び前記口座番号を
含む支払要求を他行ホストコンピュータに送信し、他行
ホストコンピュータにて該当の他行口座から前記振替金
額の支払取引が行われて他行ホストコンピュータから支
払許可を受信すると、前記振替金額の入金取引を振替先
の自行口座へ行い振替取引を実行する演算手段とを備え
たことを特徴とする自動取引システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23853598A JP3738379B2 (ja) | 1998-08-25 | 1998-08-25 | 自動取引システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23853598A JP3738379B2 (ja) | 1998-08-25 | 1998-08-25 | 自動取引システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000067306A true JP2000067306A (ja) | 2000-03-03 |
JP3738379B2 JP3738379B2 (ja) | 2006-01-25 |
Family
ID=17031702
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23853598A Expired - Fee Related JP3738379B2 (ja) | 1998-08-25 | 1998-08-25 | 自動取引システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3738379B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005321968A (ja) * | 2004-05-07 | 2005-11-17 | Fujitsu Ltd | 金融システム,自動取引装置,金融取引方法,金融取引プログラムおよび同プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体 |
US7401051B2 (en) | 2000-04-07 | 2008-07-15 | International Business Machines Corporation | Automated teller machine system and method relay center |
-
1998
- 1998-08-25 JP JP23853598A patent/JP3738379B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7401051B2 (en) | 2000-04-07 | 2008-07-15 | International Business Machines Corporation | Automated teller machine system and method relay center |
US8290869B2 (en) | 2000-04-07 | 2012-10-16 | International Business Machines Corporation | Automated teller machine system and method and relay center |
JP2005321968A (ja) * | 2004-05-07 | 2005-11-17 | Fujitsu Ltd | 金融システム,自動取引装置,金融取引方法,金融取引プログラムおよび同プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3738379B2 (ja) | 2006-01-25 |
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