JP2000062208A - チューブポンプおよびこれを用いたインクジェット式記録装置 - Google Patents

チューブポンプおよびこれを用いたインクジェット式記録装置

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JP2000062208A JP23472498A JP23472498A JP2000062208A JP 2000062208 A JP2000062208 A JP 2000062208A JP 23472498 A JP23472498 A JP 23472498A JP 23472498 A JP23472498 A JP 23472498A JP 2000062208 A JP2000062208 A JP 2000062208A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポンプの回転方向の反転時に逆流作用を発生
しないチューブポンプを提供すること。 【解決手段】 ポンプフレーム32内にチューブT1が
配置され、レバー41に取り付けられたローラ42がチ
ューブ押圧する第1位置と、チューブの押圧を解除する
第2位置とに変位できるように構成されている。またレ
バー41が取り付けられたポンプホイル41の支持軸3
3には、コイル状バネ50によるバネクラッチが配置さ
れている。カム部材45の回転方向が反転すると、ロー
ラ42が第1位置または第2位置に移動し、その後にポ
ンプホイル41に回転力が伝達される。これと同時にコ
イル状バネ50によるバネクラッチが開放する。したが
って、ポンプの反転駆動時におけるポンプの逆流作用が
阻止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、円弧状に配置され
た可撓性チューブをローラによって加圧し、チューブの
変形を利用して圧力を発生するチューブポンプ、および
このチューブポンプを搭載し、チューブポンプによる負
圧を利用して記録ヘッドよりインクを排出するインク吐
出回復手段を備えたインクジェット式記録装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータの発達によりグ
ラフィック処理が比較的簡単に実行できるようになった
ため、ディスプレイに表示される例えばカラー画像のハ
ードコピーを高品質で出力できる記録装置が求められて
いる。このような要求に応えるためにインクジェット式
記録ヘッドを搭載した記録装置が提供されている。この
インクジェット式記録装置は、印刷時の騒音が比較的小
さく、しかも小さなドットを高い密度で形成できるた
め、昨今においてはカラー印刷を中心とした多くの印刷
に使用されている。
【0003】このようなインクジェット式記録装置は、
インクカートリッジからのインクの供給を受けるインク
ジェット式記録ヘッドと、記録用紙を記録ヘッドに対し
て相対的に移動させる紙送り手段を備え、印字信号に応
じて記録ヘッドを移動させながら記録用紙にインク滴を
吐出させてドットを形成することで記録が行われる。
【0004】このようにインクという液体を扱う関係
上、記録ヘッドへのインクの充填や、またインク溶媒の
揮散によるノズル開口の目詰まりを防止するために、記
録ヘッドからインクを強制的に吸引排出させるインク吐
出回復処理が実行される。このような記録ヘッドの目詰
まり解消のため、または記録ヘッド内に気泡が残留して
いる場合になされるインクの強制的な排出処理は、通常
クリーニング操作と呼ばれ、記録装置の長時間の休止後
に印刷を再開する場合や、ユーザが印字かすれ等の印字
品質不良を認識し、クリーニングスイッチを操作した場
合に実行される。
【0005】このクリーニング操作においては、記録ヘ
ッドをキャッピング手段により封止して負圧を作用させ
ることで、記録ヘッドのノズル開口よりインクを排出さ
せると共に、キャッピング手段内に排出されたインクを
負圧により吸引して排インクタンクに送り出し、その後
にゴムなどの弾性板からなるクリーニング部材により、
記録ヘッドのノズルプレートをワイピングするシーケン
スが実行される。
【0006】前記キャッピング手段内に負圧を与える手
段としては、比較的構造が簡単で小形化が図りやすい、
いわゆるチューブポンプが用いられている。このチュー
ブポンプは一般に、チューブ支持面に沿って円弧状に配
置された可撓性チューブと、この可撓性チューブを加圧
するローラを備えた回転体とを具備し、チューブの変形
を利用して圧力(負圧)を発生するように構成されてい
る。
【0007】このようなチューブポンプにおいては、前
記回転体を回転させることにより、ローラが可撓性チュ
ーブを順次押しつぶしながら移動し、これによりチュー
ブ内に圧力を発生させてキャッピング手段に負圧を与え
る。そして、記録ヘッドから強制的にインクを排出させ
ると共に、さらにキャッピング手段内に排出されたイン
クを吸引するように作用する。
【0008】例えば特開平6−286158号公報に
は、回転体を正方向に回転させたときに、ローラがチュ
ーブを押圧してポンプ機能として動作し、回転体を逆方
向に回転させたときに、ローラによるチューブの押圧を
緩和してポンプ機能を解除するチューブポンプが開示さ
れている。このチューブポンプのローラ軸は回転体に設
けられた長穴に嵌め込まれており、回転体の回転方向に
より、ローラ軸の位置は長穴のどちらかの端部に移動す
ることになる。この長穴の各端部と回転体の中心との距
離が異なっているため、ローラは回転体の回転方向が変
わる毎に長穴内を進退することになる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記した従
来のチューブポンプにおいては、ポンプ機能として働か
す回転体の正方向回転から、ポンプ機能を解除する逆方
向回転に移行したとき、ローラ軸の位置が長穴の端部か
ら他方の端部に移動するという作用が発生する。この移
動状態においては、既に回転体は回転を開始しているた
めに、ポンプに逆流を発生させるという問題点を有して
いる。
【0010】これによりインクをキャッピング手段内に
逆流せしめ、キャッピング手段内にインクの泡を発生さ
せて、これが記録ヘッドのノズル開口に侵入して、印字
不良を発生させるという不都合な問題に発展する。
【0011】この逆流作用は、回転体の中心から長穴の
一方の端にあるローラの軸までの距離、ローラの外径、
チューブの位置規制を行なうための円弧状ガイドの形
状、およびチューブの肉厚、さらには前記各部品の取付
け精度などに起因する寸法公差が大きい程激しくなる。
したがってこれらの組み合わせによる寸法公差が小さく
なるように工夫する必要はあるものの、前記した逆流作
用は機構上免れないものであり、前記した基本機構を採
用している状況においては、根本的には解決し得ない問
題であった。
【0012】本発明は、このような従来のものの課題を
解決するためになされたものであり、回転体の反転時お
いて発生する前記した逆流作用を確実に防止することが
できるチューブポンプを提供しようとするものであり、
またこれを用いることにより印字の信頼性を高めたイン
クジェット式記録装置を提供することを目的とするもの
である。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記した目的を達成する
ためになされた本発明にかかるチューブポンプは、チュ
ーブの外形を円弧状に規制するチューブ支持面を有する
ポンプフレームと、前記チューブをチューブ支持面側に
押圧する第1位置と、チューブの押圧を解除する第2位
置とにローラを移動可能に支持するレバーを取り付けた
回転体と、駆動手段からの駆動力によって回転し、前記
レバーに支持されたローラを第1位置または第2位置に
移動させるカム部材と、前記カム部材の回転によりロー
ラを第1位置と第2位置との間で移動させる状態におい
て前記回転体の回転を制動する制動ユニットとが具備さ
れる。
【0014】この場合の好ましい実施の形態において
は、前記カム部材には、カム部材の一方向への回転によ
りレバーに係合して当該レバーを第2位置に移動させる
と共に、カム部材の他方向への回転によりレバーの係合
を解く係合部が形成され、前記係合部によるレバーの係
合が解かれた状態において、付勢手段によって前記レバ
ーを第1位置に移動させるように構成される。
【0015】また前記の形態におけるチューブ支持面
は、好ましくは周角度が180度程度となるように形成
され、それぞれにローラを支持する一対のレバーが、回
転体の回転軸心に対して対称位置に配置された構成とさ
れる。
【0016】また好ましい他の実施の形態においては、
前記カム部材には、カム部材の一方向への回転によりレ
バーに当接して当該レバーを第1位置に移動させると共
に、カム部材の他方向への回転によりレバーへの当接を
解くカム面が形成され、前記カム面によるレバーへの当
接が解かれた状態において、付勢手段によって前記レバ
ーを第2位置に移動させるように構成される。
【0017】前記の形態におけるチューブ支持面は、好
ましくは周角度がほぼ360度にわたって形成され、ロ
ーラを支持する1つのレバーが、回転体に取り付けられ
た構成とされる。
【0018】そして、前記したいずれの場合であって
も、前記回転体には、回転体の回転方向に離間して配置
された2つの当接面が備えられ、また前記カム部材に
は、カム部材の回転方向に応じて前記当接面に択一的に
接する当接部がさらに配置され、カム部材の一方向およ
び他方向への回転の初期動作においては、前記回転体を
静止状態とし、前記カム部材の所定量の回転に伴って前
記回転体を回転駆動できるように構成することが望まし
い。
【0019】さらに、前記制動ユニットは、ポンプフレ
ームに配置され前記カム部材を回転可能に支承する支持
軸と、前記支持軸に嵌め込まれたコイル状のバネを含
み、前記コイル状のバネの緩み方向への回転体の回転作
用により、回転体の制動を解除するように構成すること
が望ましい。
【0020】また、本発明にかかるインクジェット式記
録装置は、印刷データに対応してインク滴を吐出するイ
ンクジェット式記録ヘッドと、前記記録ヘッドを封止す
ると共に、ポンプユニットからの負圧を受けて記録ヘッ
ドよりインクを吸引するキャッピング手段とが備えら
れ、ポンプユニットとして前記した構成のチューブポン
プが具備される。
【0021】以上のように構成されたチューブポンプに
よると、回転体に取り付けられたレバーにローラが具備
され、カム部材の回転駆動によってローラがチューブを
押圧する第1位置と、チューブの押圧を解除する第2位
置とに移動されるようになされる。カム部材の回転によ
り第1位置から第2位置へ、または第2位置から第1位
置へローラが移動する間においては、制動ユニットの作
用により前記回転体の回転が制動される。そして、ロー
ラ位置が切替わった後において前記制動ユニットの制動
作用が解除され、カム部材の回転力を受けて前記回転体
が回転されるように作用する。
【0022】これにより、ローラが第1位置に移動して
いる場合には、チューブはローラの圧接を受けつつロー
ラが周方向に移動する作用を受けてチューブポンプとし
ての動作がなされる。
【0023】このように、カム部材の回転方向の切替え
によって、先ずローラの位置が切替わり、ローラの位置
が切替わった後にカム部材の回転力を得て回転体が回転
されるので、前記したようなポンプの逆流作用は発生し
ない。
【0024】一方、記録ヘッドを封止するキャッピング
手段に負圧を与えるために、前記したチューブポンプを
採用したインクジェット式記録装置によると、ポンプの
回転切替え時における逆流作用を確実に阻止させること
ができるので、キャッピング手段内にインクの泡を発生
させて、印字不良を発生させるという問題を解決するこ
とができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかるチューブポ
ンプを用いたインクジェット式記録装置について、図に
示す実施の形態に基づいて説明する。図1は本発明が適
用されたインクジェット式記録装置の全体構成を示すも
のである。図1において符号1はキャリッジであり、こ
のキャリッジ1はタイミングベルト2の一部に結合され
てキャリッジモータ3の往復回転により駆動され、ガイ
ド部材4に案内されてプラテン5に沿って平行に移動す
るように構成されている。キャリッジ1の記録用紙6と
対向する下面にはブラックインクを吐出する記録ヘッド
7およびカラーインクを吐出する記録ヘッド8が搭載さ
れ、各記録ヘッド7,8は、それぞれブラックインクカ
ートリッジ9、カラーインクカートリッジ10からそれ
ぞれインクの供給を受けて記録用紙6に対してインク滴
が吐出できるように構成されている。
【0026】非印刷領域側に配置された11はキャッピ
ンク装置であり、ブラックインク用記録ヘッド7を封止
するキャップユニット12と、カラーインク用記録ヘッ
ド8を封止するキャップユニット13が同一のキャップ
ホルダに搭載されている。
【0027】前記キャップユニット12,13はそれぞ
れ記録ヘッド7,8のノズル開口面を1つの空間で封止
できるサイズを備え、非印字時には記録ヘッド7,8の
ノズル開口を封止し、また吐出能力回復操作時(クリー
ニング操作時)にはポンプユニット16から負圧の供給
を受けて記録ヘッド7,8からインクを強制的に排出さ
せることができるように構成されている。
【0028】そして、キャッピング装置11の近傍に
は、ゴムなどの弾性板からなるクリーニング部材17が
配置されていて、キャリッジ1がキャッピング装置11
側に往復移動する際に、記録ヘッド7,8のノズルプレ
ートを払拭するワイピング動作がなされる。
【0029】図2は、図1に示す記録装置に搭載された
キャップユニット12,13のうちの1つ、例えばカラ
ーインク用のキャップユニット13と、これに接続され
たポンプユニット16などの構成を示したものである。
なお、他方のブラックインク用のキャップユニット12
においても、以下の説明と同様の構成になされている。
【0030】キャップユニット13は、上面が開放され
た方形状のキャップケース13aと、キャップケース1
3a内に収納されたゴム材料などの可撓性物質よりなる
キャップ部材13bとにより構成さており、キャップ部
材13bはその上測縁がキャップケース13aよりも若
干突出した状態に形成されている。そしてキャップ部材
13bの内底部には多孔質材料により形成されたインク
吸収材13cが収納されており、このインク吸収材13
cはキャップ部材13bに一体に形成された保持体13
dにより保持されている。
【0031】またキャップケース13aの下底部には、
キャップケース13aおよびキャップ部材13bをそれ
ぞれ貫通するようにして、吸引口13eおよび大気開放
口13fが配置されている。
【0032】そして、キャップケース13aの吸引口1
3eにはチューブT1を介してポンプユニットとしての
チューブポンプ16が接続されており、チューブポンプ
16の排出側には排インクタンク15が配置されてい
る。さらに、キャップケース13aの大気開放口13f
には、チューブT3を介して大気開放バルブ19が接続
されている。
【0033】一方、符号8はカラーインク用記録ヘッド
を示しており、この記録ヘッド8はキャップユニット1
3が上部に移動した時、そのノズルプレート8aが前記
キャップユニット13によってキャッピングされるよう
に構成されている。ノズルプレート8aにはノズル開口
8bが配置されており、各ノズル開口8bに対応して配
置された圧電振動子8cの作用によってイエロー、シア
ン、マゼンタなどの各インクが吐出されるように構成さ
れている。
【0034】以上の構成において、記録ヘッド内の残留
気泡の排出およびノズル開口の目詰まりを解消させるた
めのインクの吸引作用は、図2に示すようにキャップ部
材13bを記録ヘッド8のノズルプレート8aに密着さ
せると共に、大気開放バルブ19を閉弁した状態で行わ
れる。
【0035】すなわち、この状態でチューブポンプ16
を作動させることで、キャップ部材13bの内部に負圧
が与えられ、ノズル開口8bからインクが排出される。
インクの排出に伴いキャップ部材内部の負圧がある程度
減少した時点で、前記大気開放バルブ19を開弁させる
と、キャップ部材内に大気が導入され内部の負圧は解除
される。
【0036】そして、大気開放バルブ19を開弁させた
状態でチューブポンプ16を再び作動させることによ
り、キャップ部材内に排出されたインクをチューブT1
を介して排インクタンク15に送り込む動作がなされ
る。
【0037】次に図3および図4はキャップ部材に囲ま
れた内部空間を吸引するためのチューブポンプの第1の
実施の形態を示したものであり、図3は分解斜視図で、
図4は正面図で示している。このチューブポンプ16に
はチューブT1(図4に示す)の外形を円弧状に規制す
るチューブ支持面31を有する硬質合成樹脂により形成
されたポンプフレーム32が具備されている。
【0038】ポンプフレーム32に形成された前記チュ
ーブ支持面31は、円弧状の周角度がほぼ180度程度
となるようになされており、一端が前記キャップユニッ
ト13の吸引口13eに接続され、他端が排インクタン
ク15に接続されたチューブT1が、前記チューブ支持
面31に沿って配置されている。そして、チューブ支持
面31によって囲撓された円弧のほぼ中心位置には、支
持軸33がポンプフレーム32に対して取り付けられて
いる。
【0039】前記支持軸33には、回転体としての円盤
状のポンプホイル34が回転可能に嵌め込まれている。
このポンプホイル34の一側面には、前記支持軸33を
囲む位置に2つのガイド体27が一体に形成されてい
る。各ガイド体27は、その端面形状が円弧状になさ
れ、その円弧状両端部には支持軸33方向に屈曲するよ
うに係止部28が形成されている。
【0040】またガイド体27のさらに内側には、円弧
状立上げ部37がポンプホイル34に一体に形成されて
おり、この円弧状立上げ部37の周角度は180度に若
干足らない程度になされている。
【0041】前記ポンプホイル34の一側面には、さら
に一対のレバー支持軸38が一体に形成されており、こ
の一対のレバー支持軸38は、ポンプホイル34の回転
軸心に対して対称位置に配置されている。また、前記ポ
ンプホイル34の一側面には、さらに一対のバネ受け座
39が一体に形成されている。
【0042】符号41は、それぞれの一端部にローラ4
2を回転可能に取り付けたレバーを示し、このレバー4
1は図に示すようにそれぞれ湾曲された形に成形されて
いる。そしてローラ42の配置位置に対する他端部には
支持孔43が形成され、前記ポンプホイル34に形成さ
れたレバー支持軸38に嵌まり込んでポンプホイル34
と一体に回転されるように構成されている。
【0043】また、各レバー41のローラ側端部と、ポ
ンプホイル34に形成された前記バネ受け座39との間
には、それぞれ付勢手段としてのコイル状のバネ40が
介装されており、このバネ40の拡開作用によって、ロ
ーラ42がチューブT1側に付勢されるように構成され
ている。また、各レバー41のローラ側端部には後述す
るカム部材によって係止される係止片44が一体に形成
されている。
【0044】符号45は、前記フレーム32に一体に形
成された支持軸33によって回転可能に支持されたカム
部材であり、このカム部材45は、その周面に歯車46
が形成された駆動ギヤ47と一体になされている。そし
て、カム部材45の内部は一部が中空状になされてお
り、支持軸33に捲装されるようにして取り付けられた
制動ユニットとしてのバネクラッチを構成するコイル状
バネ50、およびホイル34の一側面に形成された前記
円弧状立上げ部37を包囲するように配置されている。
【0045】前記カム部材45の中空部によって包囲さ
れたコイル状バネ50の一端部51および他端部52
は、前記した円弧状立上げ部37の周方向の両端部に位
置している。そしてポンプホイル34の回転に伴って回
転される円弧状立上げ部37の周方向端部に択一的に当
接した場合においてのみ、バネ50が締まり方向に作用
されるため、支持軸33との間で制動作用が発生してポ
ンプホイル34が制動状態になされる。
【0046】一方、前記カム部材45の内周部には、さ
らに円弧状のホイル駆動片35が一体に形成されてい
る。ホイル駆動片35に形成された両端の当接部48
は、カム部材45の回転に伴って、コイル状バネ50の
一端部51および他端部52に択一的に当接して、バネ
50を緩み方向に作用させてポンプホイル34の制動状
態を解除できるようになされている。
【0047】前記ホイル駆動片35に形成された当接部
48は、前記したようにホイル駆動片35の円弧状両端
部に離間して形成されており、したがって当接部48の
間においてカム部材45に形成されたリブ26が移動す
る間においては、ポンプホイル34には制動力が作用す
るように構成されている。
【0048】上述の制動力が生じる期間よりも若干大き
い角度となるようにカム部材45に形成された一対のリ
ブ26がガイド体27内に配置された構成とされてお
り、制動力が解除された状態では、カム部材45の回転
に伴うリブ26の回転によってポンプホイル34に回転
トルクが与えられる。
【0049】また、前記カム部材45の周面には、それ
ぞれ係合部49が対向するように配置されている。この
一対の係合部49は、カム部材45の一方向への回転に
よって、前記各レバー41に形成された係止片44に係
合し、図4に示すように各レバー41のローラ配置側を
中心部側に引き込むように作用する。これによりローラ
42によるチューブT1の押圧を解除する第2位置に設
定できるように構成されている。
【0050】以上の構成において、図4はローラ42に
よるチューブT1の押圧を解除した第2位置に設定され
た状態を示している。すなわち前記したようにカム部材
45の係合部49がレバー41に形成された係止片44
に係合して、各レバー41のローラ配置側が中心部側に
引き込むようになされた状態を示している。
【0051】この状態において、駆動手段としてのモー
タ(図示せず)の動力を受けて駆動ギヤ47が右回転
(時計方向回転)にされると、カム部材45も同方向に
回転し、カム部材45に配置されたリブ26が、ガイド
体27の係止部28に当接してポンプホイル34を回転
させる。この場合、カム部材45の回転に伴ってホイル
駆動片35も回転されるために、バネクラッチを構成す
るコイル状バネ50の他端部52はホイル駆動片35の
当接部48によってバネ50を緩み方向に回動される。
【0052】このために、コイル状バネ50はポンプフ
レーム34の支持軸33との間での制動が解除され、ポ
ンプホイル34はカム部材45の回転に引きづられてそ
のまま右回転を継続する。
【0053】そして、駆動手段の動力を受けて駆動ギヤ
47が左回転(反時計方向回転)に反転されると、カム
部材45も同方向に回転し、カム部材45の当接部48
がコイル状バネ50の他端部52への当接を離れ、対向
する一端部51方向に回動する。この時、カム部材45
の係合部49が各レバー41に形成された係止片44の
係合を解除するため、各レバー41は付勢手段としての
コイル状のバネ40の拡開作用によって、ローラ42は
チューブT1側に付勢され、チューブT1をチューブ支
持面31側に押圧する第1位置に移動する。
【0054】この状態においては、バネクラッチを構成
するコイル状バネ50は、ポンプフレーム32の支持軸
33に捲装されてロック状態となっており、さらに円弧
状立上げ部37の当接面36はコイル状バネ50の締ま
り方向である他端部52に当接するため、ポンプホイル
34は制動状態を維持する。カム部材45がなおも左回
転して、カム部材45の当接部48が対向するコイル状
バネ50の一端部51に当接すると、バネ50を緩み方
向に回動させる。したがってバネ50によるロックが外
れる。さらにカム部材45が回転し、リブ26がガイド
体27の係止部28に接すると、ポンプホイル34はカ
ム部材45の回転に引きづられてそのまま左回転を開始
する。
【0055】それ故、チューブT1はローラ42に押圧
されつつ順次ローラに押しつぶされ、図2に示すキャッ
プ部材13b内に負圧を与えることとなる。これによ
り、記録ヘッド8からのインクの吸引作用、およびキャ
ップ部材13b内に貯留されたインクを排インクタンク
15へ排出する作用を実行する。
【0056】図3および図4に示したチューブポンプの
実施の形態においては、チューブ支持面31の有効周角
度が180度程度となるように構成されており、一方、
180度の対称位置にそれぞれローラ42が配置されて
いるので、ポンプ動作中においては、それぞれのローラ
42が交互にチューブ支持面31に配置されたチューブ
T1を押圧してしごく作用を継続する。
【0057】なお、駆動ギヤ47が停止されて、今度は
右回転を開始した場合には、前記と同様にカム部材45
のみが回転を開始し、カム部材45の一対の係合部49
が、各レバー41の係止片44に係合し、図4に示すよ
うに各レバー41のローラ配置側を中心部側に引き込む
よう(第2位置)になされる。
【0058】この後、カム部材45の当接部48がコイ
ル状バネ50の他端部52に当接してバネクラッチを構
成するコイル状バネ50は緩み方向に回動され、したが
ってそのままポンプホイル34は右回転を継続する。
【0059】以上のように、前記したチューブポンプに
よると、駆動ギヤ(カム部材)の回転の初期状態におい
て、ポンプホイルを静止状態としつつローラ位置を第1
または第2状態に切替え、その後にポンプホイルを回転
させるように作用するため、ポンプに逆流作用を与える
という問題を解消することができる。
【0060】また図3および図4に示した例において
は、ローラが第1位置の状態、すなわちチューブをチュ
ーブ支持面側に押圧する状態においては、バネの付勢力
によって押圧力を得るようになされ、一定の圧力をチュ
ーブに加えることができる。
【0061】したがって、各部材の寸法のバラツキおよ
び組み立て精度を考慮して、チューブが完全につぶれる
ようにつぶし量を大きく設定していた従来のチューブポ
ンプに比較して、過剰な押圧力をチューブに加えること
がないため、これを駆動する駆動手段としてのモータ
は、比較的低トルクのものを用いることができる。ま
た、チューブの損傷も低減できるため、長寿命のチュー
ブポンプを提供することができる。
【0062】次に図5は本発明にかかるチューブポンプ
の第2の実施の形態の概略構成を正面図によって示した
ものである。なお、図5において前記した図3および図
4における各部に相当する部分は同一符号で示してお
り、したがってその詳細な説明は適宜省略する。
【0063】図5に示す実施の形態においては、ポンプ
フレーム32の内側面に形成されたチューブ支持面31
が、ほぼ360度にわたって形成されており、ローラ4
2を支持する1つのレバー41が、回転体としてのポン
プホイル34に取り付けられている。
【0064】フレーム32に取り付けられた支持軸33
に回転可能に装着されたカム部材45には、カム面61
が形成されており、一方、レバー41にはカム面61の
当接を受ける円弧状の摺動面62が形成されている。す
なわち、図5に示す状態においては、カム面61は摺動
面62に当接されておらず、レバー41は付勢手段とし
てのコイル状の引っ張りバネ40に引っ張られて、ロー
ラ42によるチューブT1の押圧を解除した第2位置の
状態になされている。
【0065】一方、ポンプホイル34には円弧状のホイ
ル駆動片35が一体に形成されており、ホイル駆動片3
5の円弧両端面は当接面36を形成している。またカム
部材45には、ほぼ四分の三周にわたって形成された空
間部63が形成されており、この周方向の各端面が当接
部48を形成している。
【0066】以上の構成において、図5に示す状態に対
してカム部材45が、90度程度左回転した場合には、
カム面61がレバー41の摺動面62当接し、レバー4
1に配置されたローラ42はチューブT1を押圧する第
1位置の状態になされる。
【0067】この時、カム部材45に形成された前記当
接部48が、ホイル駆動片35に形成された当接面36
に当接し、ポンプホイル34を図中左方向に回転させる
ように作用する。これと同時にカム部材45の当接部4
8がバネクラッチを構成するコイル状バネ50の一端部
51に当接してバネ50は緩み方向に回動され、ポンプ
ホイル34の制動を解除する。
【0068】これにより、カム部材45の左回転にした
がってポンプホイル34も回転され、チューブT1がロ
ーラ42に押圧された状態で順次押しつぶされるポンプ
作用がなされる。
【0069】このようにカム部材45が左回転している
間においては、カム部材45のカム面61がレバー41
の摺動面62に当接した状態に維持され、レバー41に
配置されたローラ42は、チューブT1を押圧する第1
位置の状態に維持される。
【0070】一方、カム部材45を右回転させた場合に
は、カム部材45のカム面61がレバー41の摺動面6
2より退避して、図5に示すようにローラ42を第2位
置に移動させる。この間においては、制動ユニットを構
成する前記コイル状バネ50の作用によりポンプホイル
34の回転はロックされている。
【0071】そして、図5に示す状態となった時に、カ
ム部材45の他方の当接部48がホイル駆動片35に形
成された他方の当接面36に当接し、ポンプホイル34
を図中右方向に回転させるように作用する。
【0072】これと同時にカム部材45の他方の当接部
48がコイル状バネ50の他端部52に当接され、バネ
50は緩み方向に回動されてポンプホイル34の制動を
解除する。これにより、カム部材45の左回転にしたが
ってポンプホイル34も回転される動作が継続する。
【0073】図5に示したチューブポンプの例において
も同様に、カム部材の回転の初期状態において、ポンプ
ホイルを静止状態としつつローラ位置を第1または第2
状態に切替え、その後にポンプホイルを回転させるよう
に作用するため、ポンプに逆流作用を与えるという問題
を解消することができる。
【0074】また、図5に示したチューブポンプの場合
には、1つのローラにより全周にわたってポンプ作用を
成すため、チューブの損傷を低減させることができ、し
たがって長寿命のチューブポンプを提供することができ
る。また使用部品数も低減することができるので、低コ
ストのチューブポンプを提供することができる。
【0075】なお前記したチューブポンプは、記録ヘッ
ドのクリーニング手段に利用することで、好ましい作用
効果を得ることができるが、本発明にかかるチューブポ
ンプは、逆流作用を発生しないという特質を生かせるそ
の他の機器に対して利用できることは勿論のことであ
る。
【0076】
【発明の効果】以上の説明で明らかなとおり、本発明に
かかるチューブポンプによると、チューブをチューブ支
持面側に押圧する第1位置と、チューブの押圧を解除す
る第2位置とにローラを移動可能に支持するレバーを取
り付けた回転体と、駆動手段からの駆動力によって、レ
バーに支持されたローラを第1位置または第2位置に移
動させるカム部材と、カム部材の回転によりローラを第
1位置と第2位置との間で移動させる状態において前記
回転体の回転を制動する制動ユニットとを具備したの
で、ローラを第1位置または第2位置に移動させる際
に、回転体の回転が制動され、ローラ位置が定められた
後に回転体が回転できるようになる。したがって、回転
体の逆転時に発生するチューブポンプ特有の逆流作用を
阻止させることができる。
【0077】そして、印刷データに対応してインク滴を
吐出するインクジェット式記録ヘッドと、前記記録ヘッ
ドを封止すると共に、ポンプユニットからの負圧を受け
て記録ヘッドよりインクを吸引するキャッピング手段と
を備えたインクジェット式記録装置のポンプユニットと
して前記チューブポンプを用いることにより、インクの
逆流によるキャッピング手段内へのインクの泡の発生作
用を阻止することができる。これにより、インクの泡に
よる記録ヘッドへの悪影響をなくした信頼性の高い記録
装置を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるインクジェット式記録装置
の構成を示した斜視図である。
【図2】図1に示す記録装置に具備されたキャッピング
手段の構成を示した断面図である。
【図3】図1に示す記録装置に装填し得るチューブポン
プの第1の実施の形態を示した分解斜視図である。
【図4】図3に示すチューブポンプを一部透視状態で示
した正面図である。
【図5】図1に示す記録装置に装填し得るチューブポン
プの第2の実施の形態を示した正面図である。
【符号の説明】
1 キャリッジ 3 キャリッジモータ 6 記録用紙 7,8 記録ヘッド 11 キャッピング装置 12,13 キャップ部材 16 ポンプユニット(チューブポンプ) 17 クリーニング部材 19 大気開放バルブ 26 リブ 27 ガイド体 28 係止部 31 チューブ支持面 32 ポンプフレーム 33 支持軸 34 ポンプホイル(回転体) 35 ホイル駆動片 36 当接面 40 バネ(付勢手段) 41 レバー 42 ローラ 44 係止片 45 カム部材 47 駆動ギヤ 48 当接部 49 係合部 50 コイル状バネ(制動ユニット) 61 カム面 62 摺動面 T1 チューブ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チューブの外形を円弧状に規制するチュ
    ーブ支持面を有するポンプフレームと、 前記チューブをチューブ支持面側に押圧する第1位置
    と、チューブの押圧を解除する第2位置とにローラを移
    動可能に支持するレバーを取り付けた回転体と、 駆動手段からの駆動力によって回転し、前記レバーに支
    持されたローラを第1位置または第2位置に移動させる
    カム部材と、 前記カム部材の回転によりローラを第1位置と第2位置
    との間で移動させる状態において前記回転体の回転を制
    動する制動ユニットとを具備したことを特徴とするチュ
    ーブポンプ。
  2. 【請求項2】 前記カム部材には、カム部材の一方向へ
    の回転によりレバーに係合して当該レバーを第2位置に
    移動させると共に、カム部材の他方向への回転によりレ
    バーの係合を解く係合部が形成され、前記係合部による
    レバーの係合が解かれた状態において、付勢手段によっ
    て前記レバーを第1位置に移動させるように構成したこ
    とを特徴とする請求項1に記載のチューブポンプ。
  3. 【請求項3】 前記チューブ支持面は、周角度が180
    度程度となるように形成され、それぞれにローラを支持
    する一対のレバーが、回転体の回転軸心に対して対称位
    置に配置されていることを特徴とする請求項1または請
    求項2に記載のチューブポンプ。
  4. 【請求項4】 前記カム部材には、カム部材の一方向へ
    の回転によりレバーに当接して当該レバーを第1位置に
    移動させると共に、カム部材の他方向への回転によりレ
    バーへの当接を解くカム面が形成され、前記カム面によ
    るレバーへの当接が解かれた状態において、付勢手段に
    よって前記レバーを第2位置に移動させるように構成し
    たことを特徴とする請求項1に記載のチューブポンプ。
  5. 【請求項5】 前記チューブ支持面は、周角度がほぼ3
    60度にわたって形成され、ローラを支持する1つのレ
    バーが、回転体に取り付けられていることを特徴とする
    請求項4に記載のチューブポンプ。
  6. 【請求項6】 前記回転体には、回転体の回転方向に離
    間して配置された2つの当接面が備えられ、また前記カ
    ム部材には、カム部材の回転方向に応じて前記当接面に
    択一的に接する当接部がさらに配置され、カム部材の一
    方向および他方向への回転の初期動作においては、前記
    回転体を静止状態とし、前記カム部材の所定量の回転に
    伴って前記回転体を回転駆動するように構成したことを
    特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のチ
    ューブポンプ。
  7. 【請求項7】 前記制動ユニットは、ポンプフレームに
    配置され前記カム部材を回転可能に支承する支持軸と、
    前記支持軸に嵌め込まれたコイル状のバネを含み、前記
    コイル状のバネの緩み方向への回転体の回転作用によ
    り、回転体の制動を解除するように構成したことを特徴
    とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のチュー
    ブポンプ。
  8. 【請求項8】 印刷データに対応してインク滴を吐出す
    るインクジェット式記録ヘッドと、前記記録ヘッドを封
    止すると共に、ポンプユニットからの負圧を受けて記録
    ヘッドよりインクを吸引するキャッピング手段とを備え
    たインクジェット式記録装置であって、 前記ポンプユニットとして請求項1乃至請求項7のいず
    れかに記載のチューブポンプを具備したことを特徴とす
    るインクジェット式記録装置。
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