JP2000040997A - 通信方法、送信電力制御方法及び移動局 - Google Patents

通信方法、送信電力制御方法及び移動局

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JP2000040997A
JP2000040997A JP10206287A JP20628798A JP2000040997A JP 2000040997 A JP2000040997 A JP 2000040997A JP 10206287 A JP10206287 A JP 10206287A JP 20628798 A JP20628798 A JP 20628798A JP 2000040997 A JP2000040997 A JP 2000040997A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 TDMA方式で通信を行う場合に、送信電力
の制御が良好に行えるようにする。 【解決手段】 基地局と移動局との間などでTDMA方
式により通信を行う場合に、移動局はタイムスロット単
位での受信信号からタイムスロット単位での受信信号品
質を推定し、そのタイムスロット単位での受信信号品質
推定値が予め定められた送信電力よりも大きい場合に
は、予め定められた送信電力よりもその差分だけ小さな
値の送信電力で、送信するタイムスロット期間に送信処
理し、タイムスロット単位での受信信号品質推定値が予
め定められた送信電力よりも小さい場合には、予め定め
られた送信電力よりもその差分だけ大きな値の送信電力
で、送信するタイムスロット期間に送信処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば無線電話シ
ステムなどのTDMA方式による無線通信システムに適
用して好適なデジタル無線通信における通信方法及び送
信電力制御方法と、その通信方法を適用した移動局に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、無線電話システムなどに適用され
る通信方式として、TDMA(Time Division Multiple
Access )方式が実用化されている。この方式は、複数
のタイムスロットで1フレームを構成して、この1フレ
ーム内の任意のタイムスロットを使用して通信を行うよ
うにしたもので、1伝送チャンネルを使用して、最大で
1フレームを構成するタイムスロット数までの多重通信
が可能である。
【0003】このTDMA方式を使用した通信システム
の場合にも、他の通信方式の場合と同様に、周波数利用
効率向上のため、他局の通信への与干渉を最低限にする
ために、各局からの送信電力を適正に制御する必要があ
る。ここで、従来のTDMA方式を適用した通信システ
ムでの送信電力制御処理としては、例えば基地局からの
制御に基づいて各移動局での送信電力を設定するいわゆ
る閉ループの送信電力制御だけが行われていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
TDMA方式の通信で行われていた閉ループでの送信電
力制御は、比較的応答性の遅い制御ループであり、かつ
制御範囲も狭く、従来の処理では送信電力を制御する頻
度,精度,制御範囲のいずれも不十分であり、他の通信
への与干渉を最低限のレベルに抑えているとは言えなか
った。
【0005】ここで、従来比較的精度の高い送信電力制
御を行う通信方式として、CDMA(Code Division Mu
ltiple Access )方式が開発されているが、このCDM
A方式の場合には、基本的に移動局は基地局からの信号
を連続受信することが前提であり、バースト状に送信及
び受信を行うTDMA方式にはそのまま適用することは
困難であった。
【0006】本発明の目的は、TDMA方式で通信を行
う場合に、送信電力の制御が良好に行えるようにするこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の通信方法は、基
地局と移動局との間でTDMA方式により通信を行う場
合に、移動局はタイムスロット単位での受信信号からタ
イムスロット単位での受信信号品質を推定し、そのタイ
ムスロット単位での受信信号品質推定値が予め定められ
た送信電力よりも大きい場合には、予め定められた送信
電力よりもその差分だけ小さな値の送信電力で、送信す
るタイムスロット期間に送信処理し、タイムスロット単
位での受信信号品質推定値が予め定められた送信電力よ
りも小さい場合には、予め定められた送信電力よりもそ
の差分だけ大きな値の送信電力で、送信するタイムスロ
ット期間に送信処理を行うようにしたものである。
【0008】この通信方法によると、各タイムスロット
期間での送信電力を、実際の受信信号品質に基づいて適
正に制御できる。
【0009】本発明の送信電力制御方法は、第1の通信
局と第2の通信局との間でTDMA方式で双方向に通信
を行う場合に、第1の通信局での送信電力制御として、
第1の通信局は第2の通信局から送信された信号を受信
してタイムスロット単位での受信信号品質を推定し、そ
のタイムスロット単位での受信信号品質推定値が予め定
められた送信電力よりも大きい場合には、予め定められ
た送信電力よりもその差分だけ小さな値の送信電力で、
所定のタイムスロット期間に第2の通信局に対して送信
処理し、タイムスロット単位での受信信号品質推定値が
予め定められた送信電力よりも小さい場合には、予め定
められた送信電力よりもその差分だけ大きな値の送信電
力で、所定のタイムスロット期間に第2の通信局に対し
て送信処理を行うものである。
【0010】この送信電力制御方法によると、第1の通
信局での送信電力制御が、第2の通信局から送信される
信号の実際の受信品質に基づいて適正に制御できる。
【0011】また本発明の移動局は、タイムスロット単
位で受信手段が受信した信号からタイムスロット単位で
の受信信号品質を推定する推定手段と、推定手段で推定
したタイムスロット単位での受信信号品質を第1の基準
値と比較する比較手段と、比較手段で比較した結果、受
信信号品質が第1の基準値よりも大きかった場合には、
その差分だけ送信電力を小さくする制御信号を作成する
と共に、比較手段で比較した結果、受信信号品質が上記
第1の基準値よりも小さかった場合には、その差分だけ
送信電力を小さくする制御信号を作成して、送信電力を
可変制御する制御手段とを備えたものである。
【0012】この移動局によると、基地局から送信され
る信号の実際の受信信号品質に基づいて、送信電力を適
正に制御できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を、
添付図面を参照して説明する。
【0014】本実施の形態においては、セルラ方式の無
線電話システムに適用した例としてある。即ち、図2に
示すように、所定の状態で配置された基地局1に接続さ
れたアンテナ2を中心として、この基地局1と無線通信
が可能なサービスエリア2aが形成されている。このサ
ービスエリアが隣接して複数配置されて、無線電話シス
テムとしてのサービスエリアが、任意のエリアに設定し
てある。ここで、このサービスエリア2a内の移動局
(端末装置)3が、基地局1と無線通信を行うことで、
この無線電話システムを介した通信が可能となってい
る。
【0015】本例のシステムでは、基地局1と移動局3
との間の無線通信は、TDMA方式により行う構成とし
てある。即ち、例えば図3に示すように、所定の期間で
1タイムスロットを規定し、n個(nは予め決められた
任意の数)のタイムスロットで1フレームとし、この1
フレームを繰り返し設定する構成とする。この場合、基
地局の制御でフレーム周期は設定し、各移動局は、基地
局からの制御で割当てられたスロットを使用して、通信
を行う。図3の例では、基地局から移動局への下り回線
と、移動局から基地局への上り回線とで、別の周波数帯
域(チャンネル)を使用して通信を行う構成としてあ
り、この場合には、移動局で下り回線の信号を受信する
スロット期間と、移動局で上り回線の信号を送信するス
ロット期間は、基本的には同じに設定してある。
【0016】或いは、図4に示すように、1フレーム期
間を下り回線用のタイムスロット期間と上り回線用のタ
イムスロット期間とに分割し、上り回線の通信を下り回
線の通信とを同じチャンネルで時分割に行うTDMA/
TDD方式により通信を行う構成としても良い。
【0017】図1は、本例の移動局3の構成を示すブロ
ック図である。以下、その構成を説明すると、アンテナ
101がアンテナ共用器103を介して受信器105に
接続してあり、この受信器105で受信信号を受信処理
して得た受信データを、端子198から後段のデータ処
理回路(図示せず)に供給する。また、データ処理回路
で生成された送信データを、端子199から送信器10
7に供給し、この送信器107で生成された高周波送信
信号をアンテナ共用器103を介してアンテナ101に
供給し、無線送信する。
【0018】受信器105では、アンテナ101側から
供給される信号を、バンドパスフィルタ110に供給
し、システム受信帯域、例えば2.2GHz帯の信号を
抽出し、その抽出出力を低雑音増幅器112に供給す
る。この低雑音増幅器112の増幅出力は、受信ミキサ
116に供給する。ここで、周波数シンセサイザ109
が出力する例えば1.8GHzの周波数信号と混合し
て、所定の周波数(例えば400MHz)の中間周波信
号とする。この受信ミキサ116が出力する中間周波信
号は、中間周波バンドパスフィルタ118に供給して、
希望受信帯域のみを抽出し、その抽出出力を受信系可変
利得増幅器120により増幅して、その増幅出力を直交
検波用の2個のミキサ126I,126Qに供給する。
可変利得増幅器120での利得は、後述する制御器18
0により制御される。
【0019】周波数シンセサイザ122の出力は、移相
器124において、互いに位相が90度ずれた2つの信
号として、それぞれの信号をミキサ126I,126Q
に個別に供給し、それぞれのミキサ126I,126Q
で中間周波信号をベースバンド信号とする。ミキサ12
6Iで取り出されたI成分は、ローパスフィルタ128
Iを介してアナログ/デジタル変換器130Iに供給し
て、デジタル信号に変換し、バーストバッファ132I
を介して利得調整デジタル回路134Iにおいてデジタ
ル調整した後、復調器140に供給する。ミキサ126
Qで取り出されたQ成分は、ローパスフィルタ128Q
を介してアナログ/デジタル変換器130Qに供給し
て、デジタル信号に変換し、バーストバッファ132Q
を介して利得調整デジタル回路134Qにおいてデジタ
ル調整した後、復調器140に供給する。
【0020】ここで本例においては、受信特性の劣化を
抑えるために、受信電力の予測処理を行う。即ち、連続
的な信号を受信する通信方式の場合には、AGC制御
(自動ゲインコントロール制御)と呼ばれる制御が可能
であるが、本例の場合にはTDMA方式によりバースト
状の信号を受信するので、受信電力の予測処理が必要に
なる。本例の移動局の制御器180は、過去の数受信ス
ロットにわたるスロット単位での受信電力測定結果を記
憶しておき、それらからなるアルゴリズムで次の受信ス
ロットの受信電力を予測する。
【0021】例えば、過去に受信した10スロット期間
で移動平均をとり、その過去10スロットのスロット単
位での受信電力測定値が古い方から順に、−80dB
m,−85dBm,−90dBm,−80dBm,−7
8dBm,−75dBm,−75dBm,−70dB
m,−70dBm,−77dBmであったとすると、次
の受信スロットのスロット単位での受信電力予想値は、
次式の演算で求まる。 (-80-85-90-80-78-75-75-70-70-77)dBm/10=−
78dBm
【0022】この演算処理を制御器180で行う。この
スロット単位での受信電力予測値をもとに、受信器10
5での利得調整を行う。この利得調整処理について説明
すると、例えばアンテナ101の入力端で−70dBm
の信号が入力されたときに、受信系利得調整回路120
の利得を0dBにセットし、その場合のアナログ/デジ
タル変換器103I,103Qの入力が1Vrmsとな
るように設定されているとする。また、受信電力の予測
誤差及びフェージングにより受信電力の変動を考慮して
10dBのマージンを持たせてあるものとする。
【0023】このとき、次の受信スロットのスロット単
位での受信電力予測値は、上述した式から−78dBm
であったので、受信系利得調整回路120の利得は(−
70−(−78))=+8dBにセットすると、最低と
なる。但しここでは、マージンを上述したように10d
Bとしたので、そこから10dBを引いて、−2dBに
セットする。これらの演算及び制御処理が、制御器18
0にて実行される。
【0024】ここで、次の受信スロットでの真の受信電
力が−72dBmであったと想定する。この場合、アナ
ログ/デジタル変換器103I及び103Qの入力は、
1Vrms×10^(-4/20) =0.631Vrmsとな
る。ここで、アナログ/デジタル変換器103I及び1
03Qの入力は、振幅測定回路136で測定されて、そ
の測定値を信号線137を介して制御器180に供給す
る。ここでは、受信スロット内で√(I2 +Q2 )を演
算して、入力信号の振幅が0.631Vrmsに相当す
ることをデジタル的に測定し、この測定値を制御器18
0に供給する。制御器180では、−72dBmの入力
のときに10dBのマージンがない場合に、この点での
信号振幅が1Vrms(マージン10dBを考慮すると
0.316Vrms)になるように受信系利得調整回路
120の利得を設定したことが判っているので、ここで
の測定値が0.631Vrmsであったことから、20
*Log (0.631/0.316)=6dBだけ予測さ
れた字湯電力よりも強く受信されたことが判断される。
従って、この受信スロットのスロット単位での受信電力
測定値は、制御器180において、〔予測値−78dB
m〕+〔予測誤差+6dBm〕=−72dBmであった
と計算される。このようにして計算されたスロットの受
信電力測定値が、また次の受信スロットの期間での受信
電力予測値として使用される。
【0025】一方、復調器140では信号振幅1Vrm
sで最適化されていると仮定した。その基準振幅値1V
rmsに相当するデジタル値を制御器180から信号線
139を介してデジタル演算器138に基準値として供
給し、デジタル演算器138は、振幅測定回路136で
の測定値と基準値とを比較して、振幅が基準値に対して
1/1.585、即ち、20* Log (0.631/1)
=−4dBであることを計算し、デジタル領域での利得
調整デジタル回路134I及び134Qの利得を、各々
+4dBにする設定信号を供給し、それに従って利得調
整デジタル回路134I及び134Qでの利得を+4d
Bにして、復調器140への入力振幅が基準値と等しく
なるように構成する。なお、制御器180から振幅測定
回路136には、バーストタイミング(スロットタイミ
ング)を示すゲート信号を供給して、バースト信号を受
信する区間だけ信号のシンセサイザを計算するように制
御する。
【0026】ここで、このように処理した場合の例をま
とめると、次の表のようになる。
【0027】
【表1】
【0028】なお、ここでは制御器180での計算を簡
単にするために、対数のまま計算するようにしたが、一
度真数であるmW単位に直してから平均を取付け、再度
対数に直しても良い。但し、このように処理すると、計
算結果は若干異なる値になる。また、アナログ/デジタ
ル変換器103I及び103Qや復調器140のダイナ
ミックレンジが十分であれば、利得調整デジタル回路1
34I及び134Qでの利得調整処理は省略しても良
い。
【0029】以上のように処理を行うことで、受信器1
05での受信処理は、予測値に基づいたスロット単位で
の自動利得調整動作(AGC動作)及びスロット単位で
の受信電力の測定が行える。
【0030】次に、送信器107での送信処理について
説明する。端子199に得られる送信データは、変調器
150に供給されて、送信用の符号化や変調処理を行
い、送信用のデジタルIデータ及びデジタルQデータを
得る。得られたデジタルIデータは、バーストバッファ
152Iを介してデジタル/アナログ変換器154Iに
供給し、ここでアナログI信号に変換し、ローパスフィ
ルタ156Iで不要成分を除去した後、直交変調用のミ
キサ158Iに供給する。Qチャンネルについても同様
に、バーストバッファ152Qを介してデジタル/アナ
ログ変換器154Qに供給し、ここでアナログQ信号に
変換し、ローパスフィルタ156Qで不要成分を除去し
た後、直交変調用のミキサ158Qに供給する。
【0031】また、周波数シンセサイザ162が出力す
る所定の周波数信号、例えば100MHzの信号は、移
相器160により互いに90度位相がずれた2つの信号
とし、その2つの信号をミキサ158I及びミキサ15
8Qに供給する。互いに位相の異なる信号が混合された
アナログI信号及びアナログQ信号は、周波数変換され
て例えば100MHzの信号となり、更に加算器164
で1系統の信号となって直交変調された信号となり、例
えば100MHzの中間周波信号となる。この中間周波
信号は、送信系利得調整回路166で、制御器180の
制御により利得調整された後、バンドパスフィルタ16
8を介して送信ミキサ170に供給して、周波数シンセ
サイザ109が出力する例えば1.8GHzの信号と混
合して、1.9GHzの周波数帯の送信RF信号に周波
数変換する。この周波数変換された送信信号は、バンド
パスフィルタ172を介して送信パワーアンプ174に
供給し、この送信パワーアンプ174で電力増幅し、さ
らにバンドパスフィルタ176とアンテナ共用器103
を介してアンテナ101に供給し、無線送信する。
【0032】ここで、この送信器107での送信電力制
御処理について以下説明する。ここでは、仮に送信器1
07の設計として、−70dBmで受信したときに送信
系利得調整回路166の利得は0dBにセットされ、ア
ンテナ101から−10dBmの電力で送信できる構成
としてあるものとする。また、先に受信器105で説明
した場合と同様に、スロット単位での受信電力の測定結
果は、−72dBmであったとする。
【0033】このとき、制御器180は、送信すべき電
力値は−8dBmであることを示す制御信号を信号線1
84を介して演算器182に、また送信電力の基準は−
10dBmであることを示す制御信号を信号線186を
介して演算器182に供給する。演算器182では、こ
れを比較して、送信系利得調整回路166の利得を調整
する(ここでの説明では図1に示す演算器188及び信
号線190は無視する)。この例では、利得を+2dB
に設定することになる。この結果、アンテナ101での
送信信号の電力は−8dBmになる。
【0034】このように移動局内だけで処理されるいわ
ゆる開ループによる送信電力制御を行うことで、受信電
力が大きい場合には小さな送信電力で、受信電力が小さ
い場合には大きな送信電力で送信を自動的に行うように
なる。
【0035】本例の説明においては、送信タイムスロッ
ト直前の受信スロットのスロット単位での受信信号電力
そのものを開ループ送信電力制御のパラメータとした
が、例えば過去に受信した複数の受信スロットのスロッ
ト単位での受信電力の移動平均値から求められる平均的
なスロット単位での推定受信電力値をパラメータとして
開ループ送信電力制御を行う構成としても良い。先に説
明した受信系の受信AGC処理の為の予測電力の例をそ
のまま使用すると、過去10スロットのスロット単位で
の受信電力測定値が、古い方から順に−80dBm,−
85dBm,−90dBm,−80dBm,−78dB
m,−75dBm,−75dBm,−70dBm,−7
0dBm,−77dBmであり、直前の受信スロットの
スロット単位での受信電力は−72dBmと求められた
とすると、10スロットの移動平均を用いる場合であれ
ば、最も古いスロットのスロット単位での受信電力であ
る−80dBmの値を破棄して残りの10スロットから
移動平均を取付け、−77dBmという値が制御器18
0で求められる。
【0036】この場合には制御器180は、送信すべき
電力値は−3dBmであるという信号を信号線184を
介して演算器182に、また送信電力の基準は−10d
Bmであるという信号を信号線186を介して演算器1
82に供給する。演算器182は、両信号を比較して、
送信系利得調整回路166の利得を調整する。この例で
は、利得を+7dBに設定することになり、アンテナ1
01での送信電力は−3dBmになる。このように移動
平均を用いた場合には、急激な変動には追従しにくくな
るが、バースト状の測定のエラーの影響を低減できる効
果があり、システム全体としての安定度が増す。
【0037】また、帯域内の全受信電力ではなく、そこ
から干渉波の受信電力推定値を差し引いた値を基準にし
て開ループ送信電力制御を行う構成としても良い。例え
ば、受信器105内でキャリアと妨害波との比であるC
/Iの比を測定して、C/I推定値が3dBと推定さ
れ、受信電力は上述したように−72dBmであった場
合、受信電力の内の2/3が希望波で、干渉波及び雑音
成分が1/3であると容易に算出でき、希望受信電力は
−72dBm−1.76dB=約−74dBmと、制御
器180内で計算でき、これをもとに開ループ送信電力
制御を行う構成としても良い。この場合には、送信系利
得調整回路166の利得は+4dBとなり、アンテナ1
01からは−6dBmで送信されることになる。
【0038】また、ここまでの説明では、いわゆる開ル
ープの電力制御についてだけ述べたが、閉ループの送信
電力制御処理を併用しても良い。閉ループ電力制御を行
う場合には、基地局が各移動局からの受信信号のC/I
値を推定し、それと基準となるC/I値とを比較して、
基準C/I値よりも推定C/I値が小さい場合には、移
動局の送信電力を大きくするような閉ループ電力制御コ
マンドを基地局側で作成し、基準C/I値よりも推定C
/I値が大きい場合には、移動局の送信電力を小さくす
るような閉ループ電力制御コマンドを基地局側で作成す
る。
【0039】図5及び図6は、基地局側での回線品質を
推定する処理の例を示したものである。
【0040】例えば、基地局内の受信処理系の復調器2
01で、各移動局からの信号を復調して受信シンボルを
得た場合に、その受信シンボルから回線品質推定回路2
10で、回線品質を推定する場合を想定すると、受信シ
ンボルは仮判定回路211に供給して、受信シンボルの
仮判定を行い、その仮判定されたデータと、受信シンボ
ルとの差分を減算器212で求める。ここで求められる
差分は、雑音の成分に相当する。そして、その差分のデ
ータを、2乗回路213に供給して、絶対値を2乗化す
る処理を行い、その2乗された値を平均化214に供給
して、平均値を求める。また、受信シンボルを直接2乗
回路216に供給して、絶対値を2乗化する処理を行
い、その2乗された値を平均化217に供給して、平均
値を求める。そして、それぞれの平均回路214,21
7の出力を、割り算回路215に供給して除算処理し、
その除算値を回線品質推定値Qとする。このように処理
することで、雑音電力の推定値と受信電力の推定値とが
求まり、受信信号のC/I値を推定することができる。
【0041】また、図6に示す構成にて、シンボルエラ
ー推定値Eを求めて、そのシンボルエラー推定値Eか
ら、受信信号のC/I値を推定する構成としても良い。
即ち、例えばデインターリーブ回路202で受信シンボ
ルをデインターリーブ処理した後、ビタビ復号化器20
3でビタビ復号された受信ビットを、シンボルエラー推
定回路220に供給する。このシンボルエラー推定回路
220内では、再符号化回路221に供給し、再び符号
化されたシンボルとして比較器222に供給する。ま
た、デインターリーブ回路202でデインターリーブさ
れた受信シンボルを、バッファ223を介して比較器2
22に供給し、再符号化されたシンボルと受信シンボル
とが比較される。その比較の結果が一致しない場合に
は、シンボルエラーカウンタ224に不一致を示すデー
タを出力する。シンボルエラーカウンタ224では、そ
の不一致を示すデータの数をカウントし、所定時間内の
カウント値からシンボルエラーの発生率を判断し、その
判断した値をシンボルエラー推定値Eとして出力する。
このシンボルエラー推定値を、受信信号のC/I値とす
ることもできる。或いは、図5に示す構成で推定した回
線品質推定値Qと、図6に示す構成で推定したシンボル
エラー推定値Eの双方から受信信号のC/I値を判断し
ても良い。
【0042】このようにして判断された移動局からの受
信出力のC/I値に基づいて、閉ループ制御コマンドを
作成して、その制御コマンドを該当する移動局に対する
下り回線の無線伝送信号に乗せて送信する。
【0043】移動局はその信号を受信すると、復調器1
40にてその制御コマンドを抽出して、制御器180に
供給する。制御器180は、その制御コマンドによっ
て、どの程度送信電力を増減するのかを判断し、その結
果を図1に示す信号線190を経て演算器188に供給
する。この演算器188は、演算器182の出力が供給
され、開ループにより求められた利得と、この閉ループ
コマンドにより利得とを加算して、送信系利得調整回路
166の制御信号を作成する回路で、この制御信号によ
り送信系利得調整回路166の利得制御を行うことで、
開ループと閉ループの双方の制御を併用することができ
る。
【0044】例えば、閉ループによる電力制御コマンド
が−2dBであり、演算器182の出力による開ループ
による利得制御値が+2dBであった場合には、演算器
188の出力における利得制御値は合計した値である0
dBとなる。
【0045】また、移動局が受信ダイバーシティを行う
ために複数の受信器を備えている場合には、各々の受信
器でスロット単位での受信電力の測定値、或いは干渉波
電力を差し引いたスロット単位での希望受信波電力推定
値とが、各受信器で互いに異なっているのが普通であ
る。このような場合には、その中から最大のスロット単
位での受信電力を選んで、それをもとに上述した開ルー
プ電力制御処理を行う場合と、各受信器でのスロット単
位での受信電力の平均値を取って、それをもとに開ルー
プ電力制御処理を行う場合とが考えられる。
【0046】最大のスロット単位での受信電力を選んで
開ループ電力制御処理を行う場合には、回路構成が簡単
になり、送信電力を最も低くすることが可能であり、他
の通信信号に与える干渉を最低にすることができる。一
方、受信器でのスロット単位での受信電力の平均値を取
って、それをもとに開ループ電力制御処理を行う場合に
は、自局からの送信波が基地局で所定の電力以上で受信
される確率が高くなる。但し、平均処理を行うために、
回路規模が若干大きくなると共に、他の通信信号に与え
る干渉が若干大きくなる可能性がある。
【0047】また、基地局が送信する下り回線の送信信
号の送信電力についても可変設定する構成としても良
い。但し、このような下り回線の送信信号の送信電力
を、そのときの状態によって可変設定した場合には、移
動局でスロット単位での受信信号電力だけを基準として
上り回線の開ループ電力制御処理を行っても、基地局が
送信電力を変えた分だけ常にオフセットをもってしま
う。このような場合には、基地局は移動局に対して送信
信号の電力値、あるいは基準値との差分のデータを送信
し、移動局は復調器140でそれを抽出してから制御器
180に供給する構成とする。制御器180では、移動
局で設定される送信電力の基準値を、そのデータに従っ
て更新してから信号線186を介して演算器182に供
給して、開ループ電力制御処理を実行させる。例えば、
基地局の送信電力が基準値から+5dBであるというデ
ータを移動局が受信したとすると、上述した例であれば
送信電力の基準値が元々は−10dBであったものを−
5dBに変更して、これを基準値として送信信号電力を
開ループ制御する処理を行えば、基地局での受信信号電
力はより規定された所定の値に近づくことになる。
【0048】なお、上述した実施の形態では、無線電話
システム用の通信システムに適用したが、他のTDMA
方式が適用される通信システムでの処理にも適用できる
ことは勿論である。例えば、2台の無線通信装置の間
で、TDMA方式により双方向で無線通信を行う場合
に、各通信装置での通信処理に適用することもできる。
【0049】また、タイムスロット構造を持つ通信方式
であれば、図3,図4に示したような純粋なTDMA方
式でない通信方式にも適用できる。例えば、TD−CD
MA方式のようないわゆるCDMAハイブリッドと称さ
れる通信方式にも適用できる。
【0050】また、上述した実施の形態では、1フレー
ムの1スロットなどの限られたタイムスロットだけを通
信に使用する通常のTDMA方式の通信処理について説
明したが、伝送されるデータレートを上げるために、1
フレーム内の複数のスロット又は全スロットを使用して
送信又は受信を行うようなシステム及びそのシステム用
の移動局にも適用できる。
【0051】
【発明の効果】請求項1に記載した通信方法によると、
各タイムスロット期間での送信電力を実際の受信信号品
質に基づいて適正に制御でき、結果としてシステムとし
ての周波数利用効率の向上が図れる。
【0052】請求項2に記載した通信方法によると、請
求項1に記載した発明において、移動局が推定するタイ
ムスロット単位での受信信号品質として、タイムスロッ
ト単位での受信信号電力の推定値を用いることで、受信
信号電力の推定値に基づいて良好に移動局での送信電力
の制御が行える。
【0053】請求項3に記載した通信方法によると、請
求項1に記載した発明において、移動局が推定するタイ
ムスロット単位での受信信号品質として、タイムスロッ
ト単位での受信信号電力の推定値からタイムスロット単
位での受信信号帯域内の干渉電力推定値を差し引いたタ
イムスロット単位での希望受信信号電力推定値を用いる
ことで、干渉波の影響のない正確な送信電力制御が移動
局で行える。
【0054】請求項4に記載した通信方法によると、請
求項1に記載した発明において、基地局は、送信電力制
御を行うと共に、その送信電力値又は基準値と送信電力
値との差分の値を移動局に対して送信し、この信号を受
信した移動局は、その送信電力値又は差分の値に基づい
て、予め定められた送信電力値を更新するようにしたこ
とで、基地局から送信される値を使用した移動局での良
好な送信電力制御が行える。
【0055】請求項5に記載した通信方法によると、請
求項1に記載した発明において、基地局は、移動局が送
信した信号を受信してその回線品質を推定し、その推定
値に基づいた送信電力制御データを生成して送信し、移
動局は、受信信号品質推定値に基づいた送信電力制御と
共に、受信した送信電力制御データに基づいた閉ループ
の送信電力制御を行うようにしたことで、いわゆる開ル
ープによる送信電力制御と閉ループによる送信電力制御
の双方を用いたより良好な送信電力制御が行える。
【0056】請求項6に記載した送信電力制御方法によ
ると、第1の通信局での送信電力制御が、第2の通信局
から送信される信号の実際の受信品質に基づいて適正に
制御でき、結果として第1,第2の通信局で構成される
通信システムの周波数利用効率の向上が図れる。
【0057】請求項7に記載した送信電力制御方法によ
ると、請求項6に記載した発明において、第1の通信局
が推定するタイムスロット単位での受信信号品質とし
て、タイムスロット単位での受信信号電力の推定値を用
いることで、受信信号電力の推定値に基づいて良好に送
信電力の制御が行える。
【0058】請求項8に記載した送信電力制御方法によ
ると、請求項6に記載した発明において、第1の通信局
が推定するタイムスロット単位での受信信号品質とし
て、タイムスロット単位での受信信号電力の推定値から
タイムスロット単位での受信信号帯域内の干渉電力推定
値を差し引いたタイムスロット単位での希望受信信号電
力推定値を用いることで、干渉波の影響のない正確な送
信電力制御が行える。
【0059】請求項9に記載した送信電力制御方法によ
ると、請求項6に記載した発明において、第2の通信局
は、送信電力制御を行うと共に、その送信電力値又は基
準値と送信電力値との差分の値を第1の通信局に対して
送信し、この信号を受信した第1の通信局は、その送信
電力値又は差分の値に基づいて、予め定められた送信電
力値を更新するようにしたことで、相手の局から送信さ
れる値を使用した良好な送信電力制御が行える。
【0060】請求項10に記載した送信電力制御方法に
よると、請求項6に記載した発明において、第2の通信
局は、第1の通信局が送信した信号を受信してその回線
品質を推定して送信電力制御データを生成して、この送
信電力制御データを送信し、第1の通信局は、受信信号
品質推定値に基づいた送信電力制御と共に、受信した送
信電力制御データに基づいた閉ループの送信電力制御を
行うようにしたことで、いわゆる開ループによる送信電
力制御と閉ループによる送信電力制御の双方を用いたよ
り良好な送信電力制御が行える。
【0061】請求項11に記載した移動局によると、基
地局から送信される信号の実際の受信信号品質に基づい
て、送信電力を適正に制御でき、この移動局を備えた通
信システムでの周波数利用効率の向上が図れると共に、
移動局での平均的な送信電力の低減によって、移動局が
備えるバッテリの長時間化が行え、通信可能な時間(通
話可能な時間)の長時間化を図ることができる。
【0062】請求項12に記載した移動局によると、請
求項11に記載した発明において、推定手段が推定する
タイムスロット単位での受信信号品質として、タイムス
ロット単位での受信信号電力の推定値を用いることで、
受信信号電力の推定値に基づいた良好な送信電力の制御
が行える。
【0063】請求項13に記載した移動局によると、請
求項11に記載した発明において、受信手段として、受
信信号をデジタル変換するアナログ/デジタル変換手段
と、このアナログ/デジタル変換手段の前段に配置され
た利得調整手段と、過去の複数スロットの受信電力測定
結果から次に受信するスロットでの受信電力レベルの予
測を行って、その予測結果に基づいて利得調整手段を制
御する受信利得制御手段と、アナログ/デジタル変換手
段で変換されたデジタル信号の信号振幅を測定してその
測定値値と予め設定された最適受信信号振幅とを比較し
て、その差分だけ信号振幅を調整するデジタル利得調整
手段とを備えたことで、デジタル変換する前段と後段の
双方の利得調整で良好に受信処理が行える。
【0064】請求項14に記載した移動局によると、請
求項13に記載した発明において、推定手段がタイムス
ロット単位での受信信号品質を推定する処理として、送
信手段が送信する送信スロットに最も近いタイミングに
受信手段が受信した受信スロットの受信電力に基づいて
推定することで、最も最近の受信状態に基づいた適切な
送信電力設定が行える。
【0065】請求項15に記載した移動局によると、請
求項13に記載した発明において、推定手段が推定する
タイムスロット単位での受信信号品質として、受信手段
が過去に受信した複数の受信スロットの受信電力を移動
平均した値に基づいて推定することで、過去の平均に基
づいた適切な送信電力設定が行える。
【0066】請求項16に記載した移動局によると、請
求項11に記載した発明において、推定手段が推定する
タイムスロット単位での受信信号品質として、タイムス
ロット単位での受信信号電力の推定値からタイムスロッ
ト単位での受信信号帯域内の干渉電力推定値を差し引い
たタイムスロット単位での希望受信信号電力推定値を用
いることで、干渉波の影響のない適切な送信電力設定が
行える。
【0067】請求項17に記載した移動局によると、請
求項11に記載した発明において、制御手段は、推定手
段での受信信号品質推定値に基づいた送信電力制御と共
に、基地局から送信されて受信手段が受信した送信電力
制御データに基づいた閉ループの送信電力制御を行うこ
とで、いわゆる開ループによる送信電力制御と閉ループ
による送信電力制御の双方を用いたより良好な送信電力
制御が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による移動局の構成例を
示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施の形態による通信システム構成
例を示す説明図である。
【図3】TDMA方式による通信状態の例を示す説明図
である。
【図4】TDMA/TDD方式による通信状態の例を示
す説明図である。
【図5】本発明の一実施の形態による回線品質推定処理
例を示すブロック図である。
【図6】本発明の一実施の形態によるシンボルエラー推
定処理例を示すブロック図である。
【符号の説明】
101…アンテナ、105…受信器、107…送信器、
120…受信系利得調整回路、130I,130Q…ア
ナログ/デジタル変換器、134I,134Q…利得調
整デジタル回路、136…振幅測定回路、166…送信
系利得調整回路、180,182,188…演算器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K060 BB05 BB07 CC04 CC11 DD04 FF06 FF09 GG03 HH06 LL11 5K067 AA03 AA11 AA23 BB02 CC04 CC21 DD27 EE02 EE10 GG08 GG09 HH22

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つの基地局と複数の移動局
    との間で、複数のタイムスロットで構成されるフレーム
    周期内の任意のタイムスロットを使用して通信を行うT
    DMA方式の通信方法において、 上記移動局はタイムスロット単位での受信信号からタイ
    ムスロット単位での受信信号品質を推定し、 そのタイムスロット単位での受信信号品質推定値が予め
    定められた送信電力よりも大きい場合には、予め定めら
    れた送信電力よりもその差分だけ小さな値の送信電力
    で、送信するタイムスロット期間に送信処理し、 上記タイムスロット単位での受信信号品質推定値が予め
    定められた送信電力よりも小さい場合には、予め定めら
    れた送信電力よりもその差分だけ大きな値の送信電力
    で、送信するタイムスロット期間に送信処理を行う通信
    方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の通信方法において、 上記移動局が推定するタイムスロット単位での受信信号
    品質として、タイムスロット単位での受信信号電力の推
    定値を用いる通信方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の通信方法において、 上記移動局が推定するタイムスロット単位での受信信号
    品質として、タイムスロット単位での受信信号電力の推
    定値からタイムスロット単位での受信信号帯域内の干渉
    電力推定値を差し引いたタイムスロット単位での希望受
    信信号電力推定値を用いる通信方法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の通信方法において、 上記基地局は、送信電力制御を行うと共に、その送信電
    力値又は基準値と送信電力値との差分の値を移動局に対
    して送信し、この信号を受信した移動局は、その送信電
    力値又は差分の値に基づいて、上記予め定められた送信
    電力値を更新するようにした通信方法。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の通信方法において、 上記基地局は、上記移動局が送信した信号を受信してそ
    の回線品質を推定し、その推定値を定められた基準値と
    比較してその大小関係によって移動局の送信電力制御デ
    ータを生成して、この送信電力制御データを送信し、 上記移動局は、上記受信信号品質推定値に基づいた送信
    電力制御と共に、受信した上記送信電力制御データに基
    づいた閉ループの送信電力制御を行うようにした通信方
    法。
  6. 【請求項6】 第1の通信局と第2の通信局との間で、
    複数のタイムスロットで構成されるフレーム周期内の任
    意のタイムスロットを使用してTDMA方式で双方向に
    通信を行う場合に、上記第1の通信局での送信電力を制
    御する送信電力制御方法において、 上記第1の通信局は上記第2の通信局から送信された信
    号を受信してタイムスロット単位での受信信号品質を推
    定し、 そのタイムスロット単位での受信信号品質推定値が予め
    定められた送信電力よりも大きい場合には、予め定めら
    れた送信電力よりもその差分だけ小さな値の送信電力
    で、所定のタイムスロット期間に上記第2の通信局に対
    して送信処理し、 上記タイムスロット単位での受信信号品質推定値が予め
    定められた送信電力よりも小さい場合には、予め定めら
    れた送信電力よりもその差分だけ大きな値の送信電力
    で、所定のタイムスロット期間に上記第2の通信局に対
    して送信処理を行う送信電力制御方法。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の送信電力制御方法におい
    て、 上記第1の通信局が推定するタイムスロット単位での受
    信信号品質として、タイムスロット単位での受信信号電
    力の推定値を用いる送信電力制御方法。
  8. 【請求項8】 請求項6記載の送信電力制御方法におい
    て、 上記第1の通信局が推定するタイムスロット単位での受
    信信号品質として、タイムスロット単位での受信信号電
    力の推定値からタイムスロット単位での受信信号帯域内
    の干渉電力推定値を差し引いたタイムスロット単位での
    希望受信信号電力推定値を用いる送信電力制御方法。
  9. 【請求項9】 請求項6記載の送信電力制御方法におい
    て、 上記第2の通信局は、送信電力制御を行うと共に、その
    送信電力値又は基準値と送信電力値との差分の値を上記
    第1の通信局に対して送信し、この信号を受信した第1
    の通信局は、その送信電力値又は差分の値に基づいて、
    上記予め定められた送信電力値を更新するようにした送
    信電力制御方法。
  10. 【請求項10】 請求項6記載の送信電力制御方法にお
    いて、 上記第2の通信局は、上記第1の通信局が送信した信号
    を受信してその回線品質を推定し、その推定値を定めら
    れた基準値と比較してその大小関係によって上記第1の
    通信局の送信電力制御データを生成して、この送信電力
    制御データを送信し、 上記第1の通信局は、上記受信信号品質推定値に基づい
    た送信電力制御と共に、受信した上記送信電力制御デー
    タに基づいた閉ループの送信電力制御を行うようにした
    送信電力制御方法。
  11. 【請求項11】 基地局との間で、複数のタイムスロッ
    トで構成されるフレーム周期内の任意のタイムスロット
    を使用してTDMA方式で送信及び受信を行う送信手段
    及び受信手段と、 タイムスロット単位で上記受信手段が受信した信号から
    タイムスロット単位での受信信号品質を推定する推定手
    段と、 上記推定手段で推定したタイムスロット単位での受信信
    号品質を第1の基準値と比較する比較手段と、 上記比較手段で比較した結果、受信信号品質が上記第1
    の基準値よりも大きかった場合には、その差分だけ送信
    電力を小さくする制御信号を作成すると共に、上記比較
    手段で比較した結果、受信信号品質が上記第1の基準値
    よりも小さかった場合には、その差分だけ送信電力を小
    さくする制御信号を作成して、この制御信号により上記
    送信手段での送信電力を可変制御する制御手段とを備え
    た移動局。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の移動局において、 上記推定手段が推定するタイムスロット単位での受信信
    号品質として、タイムスロット単位での受信信号電力の
    推定値を用いる移動局。
  13. 【請求項13】 請求項12記載の移動局において、 上記受信手段として、 受信信号をデジタル変換するアナログ/デジタル変換手
    段と、 上記アナログ/デジタル変換手段の前段に配置されて上
    記受信信号の利得が上記アナログ/デジタル変換手段の
    ダイナミックレンジを越えないように調整する利得調整
    手段と、 過去の複数スロットの受信電力測定結果から次に受信す
    るスロットでの受信電力レベルの予測を行って、その予
    測結果に基づいて上記利得調整手段を制御する受信利得
    制御手段と、 上記アナログ/デジタル変換手段で変換されたデジタル
    信号の信号振幅を測定してその測定値値と予め設定され
    た最適受信信号振幅とを比較して、その差分だけ信号振
    幅を調整するデジタル利得調整手段とを備えた移動局。
  14. 【請求項14】 請求項13記載の移動局において、 上記推定手段がタイムスロット単位での受信信号品質を
    推定する処理として、送信手段が送信する送信スロット
    に最も近いタイミングに上記受信手段が受信した受信ス
    ロットの受信電力に基づいて推定する移動局。
  15. 【請求項15】 請求項13記載の移動局において、 上記推定手段が推定するタイムスロット単位での受信信
    号品質として、上記受信手段が過去に受信した複数の受
    信スロットの受信電力を移動平均した値に基づいて推定
    する移動局。
  16. 【請求項16】 請求項11記載の移動局において、 上記推定手段が推定するタイムスロット単位での受信信
    号品質として、タイムスロット単位での受信信号電力の
    推定値からタイムスロット単位での受信信号帯域内の干
    渉電力推定値を差し引いたタイムスロット単位での希望
    受信信号電力推定値を用いる移動局。
  17. 【請求項17】 請求項11記載の移動局において、 上記制御手段は、上記推定手段での受信信号品質推定値
    に基づいた送信電力制御と共に、基地局から送信されて
    上記受信手段が受信した送信電力制御データに基づいた
    閉ループの送信電力制御を行う移動局。
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