JP5746979B2 - 帯域幅及び遅延広がりに基づく自動利得制御 - Google Patents

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Description

本発明は、無線通信システムの受信機の利得制御に関し、特に、クリッピング又は飽和の影響を防止するために受信機における信号レベルを変化させる利得制御回路に関する。
自動利得制御装置(AGC)などの利得制御装置は、増幅器、フィルタ、アナログ/デジタル変換器及びデジタルベースバンドプロセッサなどの無線通信受信機の部品に必要とされるダイナミックレンジの条件を緩和するための手段として、無線通信受信機において広く使用されている。更に詳細には、受信機の後続段における信号強度が飽和レベル又はクリッピングレベルになるのを余儀なくされるような事態を防止すると同時に関心信号の最大信号対雑音比(SNR)を維持するように、AGCは1つ以上の可変利得増幅器(VGA)の利得を制御する。例えば、遷移信号の変動域に対するヘッドルームを規定するために、AGCは平均信号レベルをある特定の量だけ(例えば10dB)クリッピングレベルより低いレベルに保持しようとしてもよい。必要とされるヘッドルームの量は、特に、平均信号レベルを中心として信号がどれほどの量でどれほど速く変化するかによって決まる。AGCが十分に追従できるほど変化が低速であれば、問題は起こらず、従って、AGCが処理可能な速度より速い変化に対してのみヘッドルームは必要とされる。無線通信において、伝播損失及びシャドーイングの影響による低速の変化であればAGCは正確に追跡できるが、高速フェージングに対してはヘッドルームを追加することにより対処しなければならないと予想できる。更に、送信自体のエンベロープも通常は変化するので、これも考慮に入れる必要がある。
今日の通信システムのほぼすべての受信機において、信号はアナログ/デジタル変換器(ADC)によってアナログ領域からデジタル領域に変換される。信号をデジタル領域に変換するということは、何らかの量子化誤差が導入されることを示す。性能の低下を回避するために、この量子化誤差を小さく保持しなければならず、従って、ADCの有効ビット数(ENOB)を大きくする必要がある。
ENOBは本質的には2つの要因、すなわちADCのビット数及びADCにおいてビットがどれほど適切に使用されているかによって左右される。ADCを適正に動作させるために、オーバフローを発生させることなくADCの全範囲が使用されるように信号レベルは調整されるべきである。信号レベルが高すぎる場合、オーバフローによって信号は歪む(クリッピング)。逆に、信号レベルが低すぎる場合、ADCのビットのうち一部は使用されないままになるので、ENOBはADCのビット数より小さくなる。この場合、量子化誤差は必要以上に大きくなってしまう。クリッピングは信号に重大な影響を及ぼすので、受信信号が急激に強くなった場合に平均出力レベル又は平均大きさレベルからクリッピングレベルまで何らかの余裕をもたせるために信号のヘッドルームを規定するように、最上位ビットのうち1つ以上が使用される場合が多い。
受信機内のアナログ素子は、信号強度動作を上昇方向に限定するクリッピングレベル又は飽和レベル(及びおそらくは著しく大きな非線形歪みを伴う中間領域寄与)を有する。下降方向には、アナログ回路は、回路内のデバイスにより発生されるノイズにより制限される。ADCのENOBと同様に、アナログ回路も、獲得可能最大SNR及びSFDRとしてそれぞれ通常定義されるダイナミックレンジ(DR)又はスプリアスフリーダイナミックレンジ(SFDR)により通常評価される。
本発明は、無線通信システムの受信機の利得制御に関する。高速フェージングによる予想信号変化の推定値を取り出すために、無線チャネルの遅延広がり及び受信信号の帯域幅が使用される。通常、帯域幅及び/又は遅延広がりが増加するにつれて高速フェージングによる信号変化の量は減少する。予想信号変化が減少した場合、受信機部品のダイナミックレンジが効率よく使用されるようにヘッドルームを減少するために、利得制御回路は受信信号の信号レベルを上昇方向に調整する。逆に、予想信号変化が増加した場合、クリッピングが回避されるようにヘッドルームを増加するために、利得制御回路は信号レベルを下降方向に調整する。従って、クリッピングを回避すると同時に受信機部品のダイナミックレンジが効率よく利用されるように保証するために信号レベルの調整は実行される。
本発明の例示的な実施形態は、受信回路の信号レベルを調整する回路を備える。回路の一実施例は、受信信号の帯域幅を判定する帯域幅判定回路と、無線チャネルの遅延広がりを推定する遅延広がり推定器と、受信信号の帯域幅及び/又は無線チャネルの遅延広がりに基づいてアナログ/デジタル変換器などの受信機部品の信号のヘッドルームを変化させるために受信信号の信号レベルを調整するように構成された利得制御回路とを含む。回路は、ユーザ機器で使用される無線通信受信機又は無線通信システムで動作する基地局において実現され得る。
本発明のいくつかの例示的な実施形態は、無線通信受信機において受信信号の信号レベルを調整する方法を含む。例示的な方法は、無線チャネルを介して伝播される信号を受信することと、受信信号の帯域幅を判定し且つ/又は無線チャネルの遅延広がりを判定することと、受信信号の帯域幅及び/又は無線チャネルの遅延広がりに基づいて受信信号の信号レベルを利得制御回路により調整することとを含んでもよい。
いくつかの例示的な方法において、信号帯域幅の減少及び/又はチャネル遅延広がりの減少に応答してアナログ/デジタル変換器又は他の受信機部品の信号のヘッドルームを増加するために信号レベルを減少するkとにより受信信号の信号レベルが調整される。逆に、信号帯域幅の増加及び/又はチャネル遅延広がりの増加に応答してアナログ/デジタル変換器などの受信機部品の信号のヘッドルームを減少するために信号レベルを増加することにより受信信号の信号レベルが調整される。
いくつかの例示的な方法では、受信信号の隣接チャネル干渉レベルを推定すること及び干渉レベルに応答してアナログ/デジタル変換器の信号のヘッドルームを変化させるために受信信号の信号レベルを調整することにより、隣接チャネル干渉を更に考慮に入れる。これは、干渉レベルが閾値を超えた場合に干渉に基づいて信号レベルを調整し且つ信号レベルが閾値以下である場合は信号帯域幅及び/又はチャネル遅延広がりに基づいて信号レベルを調整することにより実行され得る。
本発明のいくつかの例示的な実施形態は、受信信号の信号レベルを制御するように構成された回路を含む無線通信受信機を含み得る。1つの例示的な無線通信受信機は、受信信号の帯域幅を判定するように構成された帯域幅判定回路と、無線チャネルの遅延広がりを推定するように構成された遅延広がり推定器と、受信信号の帯域幅及び無線チャネルの遅延広がりのうち少なくとも一方に基づいて受信信号の信号レベルを調整するように構成された利得制御回路とを備える。
図1は、通信システムの一実施例を示す図である。 図2は、帯域幅が1.4MHzであり且つチャネル遅延広がりが0.1μsである場合の信号変化を示すヒストグラムである。 図3は、帯域幅が1.4MHzであり且つチャネル遅延広がりが1.0μsである場合の信号変化を示すヒストグラムである。 図4は、帯域幅が1.4MHzであり且つチャネル遅延広がりが10.0μsである場合の信号変化を示すヒストグラムである。 図5は、帯域幅が18MHzであり且つチャネル遅延広がりが0.1μsである場合の信号変化を示すヒストグラムである。 図6は、帯域幅が18MHzであり且つチャネル遅延広がりが1.0μsである場合の信号変化を示すヒストグラムである。 図7は、帯域幅が18MHzであり且つチャネル遅延広がりが10.0μsである場合の信号変化を示すヒストグラムである。 図8は、帯域幅及び遅延広がりの関数として受信信号の信号レベルを調整する本発明の例示的な一実施形態に係る受信機を示す図である。 図9は、帯域幅及び遅延広がりの関数として受信信号の信号レベルを調整するために受信機により実現される例示的な方法を示す図である。 図10は、隣接チャネル干渉、帯域幅及び遅延広がりの関数として受信信号の信号レベルを調整するために受信機により実現される例示的な方法を示す図である。
図面を参照して説明する。図1は、図中符号10により示される通信システムを簡略化した形で示す。通信ネットワーク10は、例えば広帯域符号分割多元接続(WCDMA)規格及びLTE(Long Term Evolution)規格などの現在既知であるあるゆる規格又は将来開発される規格に従って動作する無線LANネットワーク又は移動通信ネットワークのような無線通信システムを備える。通信ネットワーク10は送信機100及び受信機200を含む。送信機100は通信チャネル12を介して受信機200へ情報を送信する。送信機100及び受信機200が送信機100及び受信機200の双方を有する通信装置の一部であってもよいことは当業者には理解されるだろう。送信機100が移動通信ネットワークの基地局100に含まれ、受信機200が無線通信ネットワークのユーザ機器に含まれてもよいし、逆に、送信機100が無線通信ネットワークのユーザ機器に含まれ、受信機200が移動通信ネットワークの基地局に含まれてもよい。以下に、LTE通信ネットワークに関連して本発明を説明する。しかし、他の規格に従って動作するネットワークにおいて本発明が適用され得ることは当業者には理解されるだろう。
LTEネットワークにおいて、受信機200に割り当てられる帯域幅は、送信されるべきデータの量に応じて1.4MHz〜20MHzの範囲内で変化し得る。更に、データを送信するためのチャネル12の特性は著しく大きく変化する場合がある。場合によっては、チャネル12は送信機100と受信機200との間の1つの基本経路(パス)により特徴付けられる。この場合、遅延広がりは相対的に小さく、通常は0.1〜0.2μs程度である。別の構成では、送信機100と受信機200との間のチャネル12はマルチパスチャネルであってもよい。一般に、マルチパスチャネルは、受信信号が環境中のオブジェクトを反映し且つ受信機200に種々の方向から受信信号が到達する状況にある。この場合、遅延広がりは大きくなり、通常は2〜3μsである。また、異なる場所にある2つ以上のアンテナからデータが送信される場合(例えば、2つ以上の送信機場所から同一の信号が送信される同報通信の場合)、遅延広がりは10μsの大きさになることもある。
高速フェージング(受信信号の変化の量)は受信信号の帯域幅及びチャネルの遅延広がりに関する知識に基づいて正確に推定可能であることが観測されている。図2〜図4は、帯域幅が1.4MHzであり且つ遅延広がりが変化した場合の受信機200から見た平均受信信号電力を示す。図2〜図4からわかるように、平均受信信号電力は、遅延広がりが0.1μsの場合は約20dB変化し(図2)、遅延広がりが1μsの場合は約15dB変化し(図3)、遅延広がりが10μsの場合は約6dB変化する(図4)。図5〜図7は、帯域幅が18MHzであり且つ遅延広がりが変化した場合の平均受信信号電力を示す。帯域幅が18MHzである場合、受信信号電力は、遅延広がりが0.1μsの場合は約4dB変化し(図5)、遅延広がりが1μsの場合は約2.5dB変化し(図6)、遅延広がりが10μsの場合は約1dB変化する(図7)。これらの特性図は、信号電力の変化と帯域幅及び遅延広がりの双方との間に変化の方向が逆であるという関係があることを示す。すなわち、信号の帯域幅が増加するにつれて又はチャネル遅延広がりが増加するにつれて受信信号電力の変化は減少する。なお、図2〜図7に示されるシミュレーション結果を収集するために使用されたチャネルモデルは、指数関数的に減衰するインパルス応答を有するレイリーフェージングチャネルである。
高速フェージングによる受信信号電力の予想される変化を推定するために、帯域幅及び遅延広がりの知識が利用される。受信信号の帯域幅は受信機200にはわかっている。しかし、チャネルの遅延広がりに関しては推定する必要がある。無線チャネルの遅延広がりを推定する技術は当該技術分野において知られており、遅延広がりはチャネル推定に使用される場合が多い。従って、LTE規格に従って動作する最新の受信機でも遅延広がりの推定値を同様に利用できるだろう。
本発明の実施形態によれば、受信機200は、受信信号の帯域幅及びチャネルの遅延広がりに基づいて高速フェージングによる受信信号電力の変化の量を推定し、受信機チェーンにおける信号レベルを制御するためにこの推定値を自動利得制御に使用することが可能である。更に詳細には、予想信号変化に対してマージンを提供するために受信機チェーンのアナログ/デジタル変換器又は他の素子の信号のヘッドルームを変化させるように信号帯域幅及びチャネル遅延広がりに基づいて受信信号の信号レベルを変化させるために、可変利得増幅器を含む又は可変利得増幅器と関連するAGCなどの利得制御回路を使用可能である。その代わりに又はこれに加えて、アナログ素子が適切な動作ポイントで使用されるように保証するために信号レベルを変化させることが可能である。増幅器はそのようなアナログ素子の例であり、飽和状態ではそのような性能低下により信号レベルが大きくなりすぎるという状況が発生する。これに対し、信号レベルが小さすぎる場合、一定ノイズフロアを想定して信号のSNRが悪化するので、電力効率は通常低下し且つ性能は低下する。
図8は、本発明の例示的な一実施形態に係る受信機200を示す。受信機200は受信機フロントエンド210、プロセッサ220及び制御装置230を備える。受信機フロントエンド210は可変利得増幅器(VGA)212、フィルタ214及びアナログ/デジタル変換器216を含む。可変利得増幅器212は、制御装置230からの制御信号に応答して受信信号の信号レベルを調整する。あるいは、可変利得増幅器は、受信機チェーンの種々の場所に分散されたいくつかの増幅器により実現されてもよい。後続する受信機チェーン部品におけるクリッピングを回避すると同時に受信機部品の全ダイナミックレンジが利用されるように保証するために、信号レベルの調整は実行される。フィルタ214は低域フィルタであってもよく、ADCの前で隣接干渉のレベルを低下させることにより、所望の信号がADCのダイナミックレンジのより大きな部分を利用できるようにする。アナログ/デジタル変換器216は、プロセッサ220に入力するために受信信号をサンプリングし且つ受信信号をデジタル信号に変換する。
プロセッサ220は、チャネル推定、復調及び復号化などの機能を実行するための1つ以上のプロセッサを備え且つ送信機100から受信された情報を出力する。例示的な本実施形態において、プロセッサ220は、チャネル推定に使用され得るチャネルの遅延広がりを推定するための遅延広がり推定器222を含む。以下に更に詳細に説明されるように、遅延広がりは利得制御にも使用される。
制御装置230は、VGA212により出力される信号レベルがクリッピングを発生させないようにVGA212を制御する。制御装置230は利得制御回路232及びチャネル挙動推定器234を備える。利得制御回路232は、当該技術分野では周知の従来の自動利得制御回路であってもよい。利得制御回路232は受信信号の信号強度を判定し且つ推定された信号強度に応答して可変利得増幅器212の利得を調整する。信号強度は1つ以上の場所で推定可能である。図示される環境において、利得制御回路232は、フィルタ214及びアナログ/デジタル変換器216の出力端子で信号強度を推定する。チャネル挙動推定器234は、受信信号の帯域幅及びチャネルの遅延広がりに基づいて利得制御回路232の動作を制御する。プロセッサ220は、無線チャネルの遅延広がりを推定する遅延広がり推定器222と、受信信号の帯域幅を判定するための帯域幅判定装置224とを含んでもよい。遅延広がりはLTEシステムにおいてチャネル推定の目的で使用される場合が多い。本発明において、推定された遅延広がりは、LTEシステムの受信機200には通常わかっている受信信号の帯域幅と共にチャネル挙動推定器234に供給される。
例えば電力遅延プロファイルから遅延広がりを推定可能である。電力遅延プロファイルは、相関ピークを発見するために予想される既知の信号と受信信号の種々の遅延バージョンを相関することにより得られる。既知の信号の一例は、LTEシステムの一次同期化チャネルから得られる信号である。遅延広がりを推定する技術は当該技術分野では既知であるので、ここではそれらの技術を詳細に説明しない。
図2〜図7に示されるように、チャネルの遅延広がり及び受信信号の帯域幅から、高速フェージングによる予想信号変化を推定可能である。チャネル挙動推定器234はチャネルの遅延広がり及び受信信号の帯域幅を受信し且つデジタル/アナログ変換器216又は他の受信機部品における信号のマージンを変化させるために利得制御回路232に対して調整を実行する。クリッピングを防止すると同時に、アナログ/デジタル変換器216の有効ビット数(ENOB)が可能な限り大きくなるように保証するために、アナログ/デジタル変換器216又は他の受信機部品の信号のマージン、すなわちヘッドルームが調整される。チャネル挙動推定器234は、例えば速度、利得ステップ、範囲などの利得制御回路232のパラメータを制御する。本発明のいくつかの実施形態において、チャネル挙動推定器234はアナログ/デジタル変換器216又は他の受信機チェーン部品のENOB又はダイナミックレンジ(DR)を更に変化させてもよい。増幅器はそのようなアナログ素子の例であり、信号が大きすぎると飽和が起こり、その結果性能が低下する。これに対し、信号レベルが小さすぎる場合、一定ノイズフロアを想定して信号のSNRが悪化するので、電力効率は通常低下し且つ性能は低下する。
図9は、本発明の実施形態に係る受信機200により実現される方法150の一実施例を示す。受信機200は受信信号の帯域幅及び/又はチャネルの遅延広がりを判定する(ブロック152及び154)。受信機200に対して資源割り当てが実行される場合、受信信号の帯域幅は受信機200には通常わかっている。また、前述のように、遅延広がりは例えば遅延広がり推定器222により電力遅延プロファイルから推定可能である。受信信号の帯域幅及び/又はチャネルの遅延広がりに基づいて、可変利得増幅器212は受信信号の信号レベルを調整するように制御される(ブロック156)。前述のように、クリッピングを回避するためにアナログ/デジタル変換器216などの受信機部品における信号のヘッドルームを変化させるように信号レベルの調整は実行される。一般に、信号帯域幅の減少及びチャネル遅延広がりの減少に応答してアナログ/デジタル変換器216の信号のヘッドルームを増加するために信号レベルは低下される。逆に、信号帯域幅の増加及びチャネル遅延広がりの増加に応答してアナログ/デジタル変換器216の信号のヘッドルームを減少するために信号レベルは増加される。受信機部品の全ダイナミックレンジを更に効率よく使用するためには、クリッピングを回避しつつ可変利得増幅器212により出力される信号レベルを可能な限り高くするのが理想である。これは、ヘッドルームを可能な限り低くすべきであるということを示す。
本発明のいくつかの実施形態において、アナログ/デジタル変換器216又は他の受信機部品の信号において提供されるヘッドルームの量は、隣接するチャネルからの干渉の量にも基づく。隣接チャネル干渉が大きい場合、ヘッドルームの調整はその干渉のレベルに基づくようにする。逆に、隣接チャネル干渉が小さい場合、ヘッドルームの調整は先に説明したように帯域幅及び遅延広がりに基づくようにする。干渉の推定はプロセッサ220により実行されてもよく、干渉推定値はチャネル挙動推定器234に供給されてもよい。隣接チャネルからの干渉を推定する技術は当該技術分野において周知であるので、ここでは説明しない。
図10は、隣接チャネルからの干渉の量を考慮に入れて受信機200により実現される利得制御方法250の一実施例を示す。本実施形態において、受信機200は先に説明したように受信信号の帯域幅及びチャネルの遅延広がりを判定する(ブロック252及び254)。受信機200は隣接チャネルからの干渉の量を更に推定する(ブロック256)。隣接チャネル干渉の推定はプロセッサ220により実行され得る。干渉推定値、遅延広がり推定値及び帯域幅は制御装置230に入力される。制御装置230は干渉推定値を所定の閾値と比較する(ブロック258)。干渉推定値が所定の閾値以上である場合、制御装置230は隣接チャネル干渉に基づいてヘッドルームを変化させるために調整を実行する(ブロック260)。しかし、隣接チャネル干渉が閾値を下回る場合、制御装置230は、アナログ/デジタル変換器216又は他の受信機部品の信号のヘッドルームを変化させるために先に説明したように帯域幅及び/又は遅延広がりに基づいて受信信号の信号レベルを調整する。
受信信号の遅延広がり及び帯域幅は、信号の予想変化量を正確に示す指標を提供する。遅延広がり及び帯域幅がわかっていることにより、クリッピングを回避すると同時に全ダイナミックレンジ又は有効ビット数を利用するために、制御装置230はアナログ/デジタル変換器216又は他の受信機部品のヘッドルームの量を変化させることができる。本発明はアナログ/デジタル変換器216の入力端子における信号レベルを変化させるために使用されるが、ダイナミックレンジ又はスプリアスフリーダイナミックレンジにより通常評価される他のアナログ回路にこの技術が適用されてもよい。本発明の種々の実施形態を説明し且つ図示したが、本発明はそれらに限定されず、添付の請求の範囲及びその法律上の同等物において定義される対象の範囲内で他の方法により実施されてもよい。
本発明の範囲及び本質的特徴から逸脱せずに本明細書において記載された方法以外の特定の方法で本発明が実施されてもよいのは当然である。従って、上記の実施形態はあらゆる点において単なる例示であって、限定的な意味を持たないと考えられるべきであり且つ添付の請求の範囲の意味及び均等性の範囲はそれに含まれることを意図する。

Claims (9)

  1. 無線通信回路において信号レベルを制御する方法であって、
    遅延広がりを有する無線チャネルを介して伝播される、所定の帯域幅を有する信号を受信し、
    前記無線チャネルの前記遅延広がりを判定し、
    前記受信信号の信号レベルを推定し、
    前記無線通信回路の受信機部品の全ダイナミックレンジを使用する間、受信信号の信号レベルのクリッピングが防止されるように、前記受信信号の前記帯域幅及び前記無線チャネルの前記遅延広がりに基づいて利得制御回路により前記受信信号の信号レベルを調整し、
    前記受信信号において隣接するチャネルからの干渉レベルを、前記受信信号が前記隣接するチャネルからの干渉を受ける場合に推定することを有し、
    前記受信信号の前記信号レベルを調整することは、前記干渉レベルが閾値を超えた場合に前記干渉レベルに基づいて前記信号レベルを調整することと、前記干渉レベルが閾値以下である場合、前記受信信号の前記帯域幅及び前記無線チャネルの前記遅延広がりに基づいて前記信号レベルを調整することを含む、ことを特徴とする方法。
  2. 前記受信機部品は、増幅器とアナログ/デジタル変換器の何れかであることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記受信信号の前記帯域幅及び前記無線チャネルの前記遅延広がりに基づいて利得制御回路により前記受信信号の前記信号レベルを調整することは、帯域幅の減少及び遅延広がりの減少に応答して前記受信機部品における信号のヘッドルームを増加するために前記信号レベルを減少することを含む、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 前記受信信号の前記帯域幅及び前記無線チャネルの前記遅延広がりに基づいて利得制御回路により前記受信信号の前記信号レベルを調整することは、帯域幅の増加及び遅延広がりの増加に応答して前記受信機部品における信号のヘッドルームを減少するために前記信号レベルを増加することを含む、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 所定の帯域幅を有する受信信号の信号レベルを制御する回路であって、
    遅延広がりを有する無線チャネルの遅延広がりを判定し、前記受信信号の信号レベルを推定するためのプロセッサと、
    前記回路の受信機部品の全ダイナミックレンジを使用する間、受信信号の信号レベルのクリッピングが防止されるように、前記受信信号の前記帯域幅及び前記無線チャネルの遅延広がりに基づいて前記受信信号の前記信号レベルを調整するように構成された利得制御回路と
    前記受信信号において隣接するチャネルからの干渉レベルを、前記受信信号が前記隣接するチャネルからの干渉を受ける場合に推定するように構成された干渉推定器とを備え、
    前記利得制御回路は、前記干渉レベルが閾値を超えた場合に前記干渉レベルに基づいて前記信号レベルを調整するように、また、前記干渉レベルが閾値以下である場合、前記受信信号の前記帯域幅及び前記無線チャネルの前記遅延広がりに基づいて前記信号レベルを調整するように構成される、ことを特徴とする回路。
  6. 前記受信機部品は、増幅器とアナログ/デジタル変換器の何れかであることを特徴とする請求項に記載の回路。
  7. 前記利得制御回路は、前記受信信号の帯域幅の減少及び前記無線チャネルの遅延広がりの減少に応答して前記受信機部品の信号のヘッドルームを増加するために前記信号レベルを減少するように構成される、ことを特徴とする請求項に記載の回路。
  8. 前記利得制御回路は、前記受信信号の帯域幅の増加及び前記無線チャネルの遅延広がりの増加に応答して前記受信機部品の信号のヘッドルームを減少するために前記信号レベルを増加するように構成される、ことを特徴とする請求項に記載の回路。
  9. 請求項乃至のいずれか1項に記載の回路を備える無線通信受信機を備えるユーザ機器。
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