JP4892952B2 - ベアリングの予圧調整機構および駆動装置 - Google Patents

ベアリングの予圧調整機構および駆動装置 Download PDF

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Description

この発明は、ベアリングの予圧調整機構に関し、特に車両に搭載される駆動装置に用いられるベアリングの予圧調整機構に関するものである。
従来、駆動装置は、たとえば特開平8−54097号公報(特許文献1)に開示されている。
特開平8−54097号公報
上記特許文献では、ベアリングキャップ部とネジ嵌合されたアジャストナットを回転させることで、アウターレースと当接させベアリングのプリロード調整を可能とする技術が開示されている。
ところで、ベアリングのプレロードを調整する際、アジャストナットをアウターレース側に移動させることでアウターレースがナットに当接し予圧が高まるが、反対に予圧を弱める際、アジャストナットをアウターレースの位置しない側へ移動させてもアジャストナットの動きにアウターレースは追随せず、ベアリングを組み直す必要があり、組付け上の点で問題があった。
そこで、この発明は上述のような問題点を解決するためになされたものであり、ベアリングの予圧を容易に緩めることが可能なベアリングの予圧調整機構を提供することを目的とする。
この発明に従ったベアリングの予圧調整機構は、回転体を保持する保持部材と、保持部材と回転体との間に介在するベアリングと、保持部材のねじ山が設けられた面に螺合して回転することでベアリングのアウターレースを回転軸方向に移動させてベアリングの予圧を調整する、ベアリングとは別体で設けられる調整部とを備え、調整部がベアリングの予圧を小さくする方向の運動に前記ベアリングのアウターレースが追随するようにベアリングと調整部とが係合し、保持部材のねじ山が設けられていない面にベアリングのアウターレースは直接接触する。
このように構成されたベアリングの予圧調整機構は、ベアリングのインナーレースおよびアウターレースのいずれかと、調整部とが係合して調整部の動きにアウターレースおよびインナーレースのいずれかが追随するため、アウターレースまたはインナーレースを移動させることで容易に予圧を小さくすることができる。
好ましくは、ベアリングは、ボール、コロ、または針形状の転動体を有する。
この発明の駆動装置は、上記のいずれかのベアリングの予圧調整機構を有する。
この発明に従えば、ベアリングの予圧(プレロード)の調整を容易に行なうことができる。
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、以下の実施の形態では同一または相当する部分については同一の参照符号を付し、その説明については繰返さない。
図1は、この発明の実施の形態に従った差動装置の断面図である。図2は、図1中のIIで囲んだ部分を拡大して示す断面図である。図1および図2を参照して、差動装置1は、デフキャリア10と、デフキャリア10に保持されるドライブピニオン20と、ドライブピニオン20に噛合うリングギヤ30と、リングギヤ30に接続されるデフケース40と、デフケース40に保持されるピニオンシャフト50と、ピニオンシャフト50に保持されるピニオンギヤ51と、ピニオンギヤ51と噛合う1対のサイドギヤ52とを有する。
デフキャリア10は箱型であり、その内部に各部品を収納するための空間を有する。デフキャリア10内にはオイルが存在し、このオイルがさまざまな機構を冷却および潤滑する。
ドライブピニオン20はインプットシャフト21と一体に構成されており回転可能に保持されている。インプットシャフト21はベアリング12,13によりデフキャリア10に保持されており、ドライブピニオン20を回転させることが可能である。
リングギヤ30はドライブピニオン20と噛合っている。リングギヤ30の一部分がデフキャリア10内のオイルに浸され、リングギヤ30が回転することでオイルを掻き揚げることが可能となる。リングギヤ30とドライブピニオン20とは所定のバックラッシを有するように噛合っている。
デフケース40はリングギヤ30を保持している。デフケース40に貫通孔が開けられ、この貫通孔にピニオンシャフト50が差込まれている。ピニオンシャフト50はピニオンギヤ51を自転可能でかつ公転可能に保持している。ピニオンシャフト50はピンによりデフケース40内で保持されている。
サイドギヤ52はドライブシャフト53がスプライン嵌合しており、サイドギヤ52の回転はドライブシャフト53へ伝えられる。
ドライブピニオン20とリングギヤ30との間のバックラッシはバックラッシ調整機構100により行なわれる。デフケース40は図2で示すようにベアリング60によりデフキャリア10およびベアリングキャップ80に保持されている。ベアリング60は、インナーレース61と、インナーレース61の外周面を転動するコロ形状の転動体62と、転動体62と当接するアウターレース63とを有する。
ベアリング60の一部分(アウターレース63)にアジャストナット70が嵌合している。アジャストナット70はアウターレース63とともに回転する。アジャストナット70には複数の孔73が設けられている。
アジャストナット70の外周面にはネジ山78が設けられ、ネジ山78がベアリングキャップ80のネジ山83およびデフキャリア10のネジ山18と噛合っている。これにより、アジャストナット70はデフキャリア10およびベアリングキャップ80とネジで噛合っている。
アジャストナット70の突起部75がアウターレース63の溝部65と噛合っている。これにより、アジャストナット70が回転軸31方向へ動くと、この動きに伴いアウターレース63も回転軸31方向へ移動する。
また、アジャストナット70が回転すると、これに伴ってアウターレース63も回転する。
アジャストナット70の回転を止めるためのアジャストナットロックプレート82がボルト81によりベアリングキャップ80に固定されている。アジャストナット70を回転させてリングギヤ30とドライブピニオン20とのバックラッシを調整した後はアジャストナット70を止めておく必要がある。このため鍵形状のアジャストナットロックプレート82をアジャストナット70の孔73に嵌合させておくことでアジャストナット70の回転を防止し、バックラッシが狂うことを防止することが可能となる。
図1では、デフケース40の両側にバックラッシ調整機構100を設けているが、これに限られるものではなく、いずれか一方にのみバックラッシ調整機構100を設けてもよい。本発明では、アジャストナット70の動きに伴ってアウターレース63が確実に移動するためいずれか一方にのみアジャストナット70を設けてもよい。図1で示すようにデフケース40の両側にバックラッシ調整機構100を設けてもよい。
図3は、図2中の矢印IIIで示す方向から見たアウターレースとアジャストナットとの平面図である。図3を参照して、アジャストナット70の外周面にはネジ山78が設けられ、ネジ山78が螺旋状に延びている。アジャストナット70のスラスト端面74がアウターレース63のスラスト端面64と向かい合い、かつ接触している。アジャストナット70の突起部75はテーパ面76を有する。
アウターレース63には溝部65が設けられ、溝部65にはテーパ面66が設けられる。溝部65に突起部75が嵌め合わせられている。お互いのテーパ面66,76が存在することでアジャストナット70の回転方向(ネジ山78の方向)および軸方向の動きがアウターレース63へ伝わる。
この実施の形態では、アジャストナット70に凸部としての突起部75を設け、アウターレース63に凹部としての溝部65を設けているが、必ずしもこの配置に限られず、アウターレース63側に凸部を設け、この凸部に嵌まり合う凹部をアジャストナット70に設けてもよい。
また、アジャストナット70とアウターレース63との嵌合形状として、図3ではテーパ面を示しているが、これに限られるものではなく、アジャストナット70の回転方向および軸方向の動きがアウターレース63に伝わり、アウターレース63がアジャストナット70とともに回転するような嵌合形状であればよい。図3では、アジャストナット70が右に動くとテーパ面76でアウターレース63を引張る。逆にアジャストナット70が左に動くとアジャストナット70のスラスト端面74がアウターレース63のスラスト端面64を押圧してアウターレース63を移動させる。
アジャストナット70とアウターレース63との係合方法は、アジャストナット70が左右のいずれに回転してもこの回転がアウターレース63へ伝わり、かつアジャストナット70がアウターレース63から遠ざかる方向へ移動してもこの動きにアウターレース63が追随するように互いに係合していればよい。
図4は、この発明の実施の形態に従ったアウターレースの斜視図である。図4を参照して、アウターレース63のスラスト端面64には複数の溝部65が設けられている。溝部65はテーパ面66を有し、テーパ面66はアジャストナットと係合する。図4では、溝部65は4つ設けられているが、溝部65の数はこれに限定されるものではなく、さらに多い数の溝部および少ない数の溝部が設けられていてもよい。
また、図4では溝部65は円板形状のアウターレース63の中心から外周へ延びる半径方向に設けられているが、これに限られるものではなく、溝部65が半径方向に対して傾斜するように設けられていてもよい。
図5は、この発明の実施の形態に従ったアジャストナットの斜視図である。図5を参照して、円筒形状のアジャストナット70の外周面には螺旋状にネジ山78が設けられている。アジャストナット70のスラスト端面74には2ヶ所の突起部75が設けられ、突起部75はテーパ面76を有する。アジャストナット70の底部分には複数の孔73が設けられる。
アジャストナット70はアウターレース63に対してネジ留めまたはボルト留めなどがされていてもよい。
図6は、図1中の矢印VIで示す方向から見た差動装置の側面図である。図6を参照して、差動装置1は、所定の方向に延びるインプットシャフト21と、インプットシャフト21の先端に取付けられたドライブピニオン20と、ドライブピニオン20に対して回転中心がオフセットして配置されるリングギヤ30と、リングギヤ30に固定されるデフケース40と、デフケース40に保持されるピニオンシャフト50と、ピニオンシャフト50に保持されるピニオンギヤ51と、ベアリングを保持するベアリングキャップ80と、ベアリングキャップ80を固定するボルト81とを有する。図6では、インプットシャフト21の回転軸とリングギヤ30の回転軸とがオフセットして配置される、いわゆるハイポイドギヤを示しているが、これに限られるものではなく、オフセットしていない、通常のベベルギヤに本発明を採用することが可能である。
また、この実施の形態では、リングギヤに伝えられた動力が1対のサイドギヤに伝達されてこれらの回転力に差が発生する差動装置について本発明を適用しているが、これに限られるものではなく、差動しないような動力伝達機構に本発明を採用してもよい。具体的には、リングギヤに入力された回転力が直接的に左右のドライブシャフトに伝達され、2本のドライブシャフト間で差動が行なわれないような構成としてもよい。
さらに、差動装置の内部に差動制限機構が設けられていてもよい。また、センターデフ、フロントデフ、リアデフに本発明のバックラッシ調整機構100を設けてもよい。
この発明に従った非平行ギヤのバックラッシ調整機構100は、ベアリングキャップ80と嵌合するアジャストナット70と、アジャストナット70と当接するとともに、ベアリングキャップ80に嵌め入れられるベアリング60とを備え、アジャストナット70とベアリング60のアウターレース63が、アジャストナット70の回転に伴ってアウターレース63が回転するよう、テーパ形状からなる嵌合部としての突起部75および溝部65が設けられる。
この発明に従った非平行ギヤのバックラッシ調整機構100は、非平行に配置され、互いに噛合う第一ギヤとしてのリングギヤ30および第二ギヤとしてのドライブピニオン20と、リングギヤ30を保持する保持部材としてのデフキャリア10およびベアリングキャップ80と、デフキャリア10およびベアリングキャップ80とリングギヤ30との間に介在するベアリング60と、デフキャリア10およびベアリングキャップ80に螺合して回転することでベアリング60を回転軸31方向に移動させるとともに、リングギヤ30を回転軸31方向に移動させてリングギヤ30とドライブピニオン20とのバックラッシを調整する調整部としてのアジャストナット70とを備え、アジャストナット70の左右の回転運動およびアジャストナット70がベアリング60から遠ざかる方向の運動にベアリング60が追随するようにベアリング60とアジャストナット70が係合している。
バックラッシ調整機構100は、ベアリング60の予圧調整機構であり、回転体としてのデフケース40を保持する保持部材としてのデフキャリア10およびベアリングキャップ80と、保持部材とデフケース40との間に介在するベアリング60と、保持部材に螺合して回転することでベアリング60のインナーレース61およびアウターレース63のいずれかを回転軸31方向に移動させてベアリング60の予圧を調整する調整部としてのアジャストナット70とを備える。
アジャストナット70がベアリング60の予圧を小さくする方向の運動にベアリング60のインナーレース61およびアウターレース63のいずれかが追随するようにベアリング60とアジャストナット70とが係合する。
ベアリングは、ボール、コロ、または針形状の転動体を有してもよい。また、アジャストナット70とベアリング60とは、係合、嵌合、または螺合により互いに係合する。本発明に従った駆動装置は、上記の予圧調整機構を備える。
次に、この実施の形態に従ったバックラッシ調整機構100の使用方法について説明する。
(1)アウターレース63をインナーレース61に組付けたリングギヤ30のサブアッシをドライブピニオン20と組合せながら、かつ適度のバックラッシとなるようにデフキャリア10に組込む。
(2)アジャストナット70の突起部75をアウターレース63の溝部65に合わせてデフキャリア10のネジ山18に差込み、ベアリング60に接触するようにアジャストナット70を組付ける。
(3)サイドベアリング保持用のベアリングキャップ80を組付け、ボルト81を用いてデフキャリア10に締結する。
(4)(3)の状態でハイポイドギヤ(リングギヤ30とドライブピニオン20)のバックラッシとベアリング60のプレロードを調べる。
(5)アジャストナット70を組付けるかまたは緩め、バックラッシおよびプレロード(予圧)が規定値となるように調整する。
上記(2)および(5)のとき、アジャストナット70とともにアウターレース63も回転する。なお、アウターレース63は上記(3)でベアリングキャップ80にて円周方向に締付けられるが、嵌合形状をテーパ形状することにより(5)においてアジャストナット70とともにアウターレース63が回転し、かつ左右の動きをスムーズにすることが可能となる。
上記の本発明では、差動装置単体でベアリング60の予圧を調整することができるため、従来予圧調整用に用いるシムの種類の低減が可能となる。また、トランスアクスル用のデフ用のベアリングの予圧調整機構として本発明を用いていもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明は車両の動力伝達機構の分野で用いることができる。
この発明の実施の形態に従った差動装置の断面図である。 図1中のIIで囲んだ部分を拡大して示す断面図である。 図2中の矢印IIIで示す方向から見たアジャストナットとアウターレースの平面図である。 この発明の実施の形態に従ったアウターレースの斜視図である。 この発明の実施の形態に従ったアジャストナットの斜視図である。 図1中の矢印VIで示す方向から見た差動装置の側面図である。
符号の説明
1 差動装置、10 デフキャリア、12,13,60 ベアリング、18,78,83 ネジ山、20 ドライブピニオン、30 リングギヤ、40 デフケース、50 ピニオンシャフト、51 ピニオンギヤ、52 サイドギヤ、53 ドライブシャフト、54 アクスルハウジング、61 インナーレース、62 コロ、63 アウターレース、64,74 スラスト端面、65 溝部、66,76 テーパ面、70 アジャストナット、75 突起部、81 ボルト、82 アジャストナットロックプレート。

Claims (3)

  1. 回転体を保持する保持部材と、
    前記保持部材と前記回転体との間に介在するベアリングと、
    前記保持部材のねじ山が設けられた面に螺合して回転することで前記ベアリングのアウターレースを回転軸方向に移動させて前記ベアリングの予圧を調整する、前記ベアリングとは別体で設けられる調整部とを備え、
    前記調整部が前記ベアリングの予圧を小さくする方向の運動に前記ベアリングのアウターレースが追随するように前記ベアリングと前記調整部とが係合し、
    前記保持部材のねじ山が設けられていない面に前記ベアリングのアウターレースは直接接触する、ベアリングの予圧調整機構。
  2. 前記ベアリングは、ボール、コロ、または針形状の転動体を有する、請求項1に記載のベアリングの予圧調整機構。
  3. 請求項1または2に記載のベアリングの予圧調整機構を有する駆動装置。
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