JP2000038148A - 車両用の電磁弁、油圧式パワーステアリング装置及び車両 - Google Patents

車両用の電磁弁、油圧式パワーステアリング装置及び車両

Info

Publication number
JP2000038148A
JP2000038148A JP10209583A JP20958398A JP2000038148A JP 2000038148 A JP2000038148 A JP 2000038148A JP 10209583 A JP10209583 A JP 10209583A JP 20958398 A JP20958398 A JP 20958398A JP 2000038148 A JP2000038148 A JP 2000038148A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
steering
hydraulic
oil
solenoid valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10209583A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Kayano
憲治 茅野
Kenichi Katae
健一 片江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Automatic Loom Works Ltd filed Critical Toyoda Automatic Loom Works Ltd
Priority to JP10209583A priority Critical patent/JP2000038148A/ja
Priority to TW088112004A priority patent/TW495457B/zh
Priority to KR1019990028830A priority patent/KR100330643B1/ko
Priority to GB9916745A priority patent/GB2339748B/en
Priority to US09/357,256 priority patent/US6193009B1/en
Priority to DE19934740A priority patent/DE19934740B4/de
Publication of JP2000038148A publication Critical patent/JP2000038148A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F15FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
    • F15BSYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F15B13/00Details of servomotor systems ; Valves for servomotor systems
    • F15B13/02Fluid distribution or supply devices characterised by their adaptation to the control of servomotors
    • F15B13/021Valves for interconnecting the fluid chambers of an actuator
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K31/00Actuating devices; Operating means; Releasing devices
    • F16K31/02Actuating devices; Operating means; Releasing devices electric; magnetic
    • F16K31/06Actuating devices; Operating means; Releasing devices electric; magnetic using a magnet, e.g. diaphragm valves, cutting off by means of a liquid
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D5/00Power-assisted or power-driven steering
    • B62D5/06Power-assisted or power-driven steering fluid, i.e. using a pressurised fluid for most or all the force required for steering a vehicle
    • B62D5/062Details, component parts
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66FHOISTING, LIFTING, HAULING OR PUSHING, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. DEVICES WHICH APPLY A LIFTING OR PUSHING FORCE DIRECTLY TO THE SURFACE OF A LOAD
    • B66F9/00Devices for lifting or lowering bulky or heavy goods for loading or unloading purposes
    • B66F9/06Devices for lifting or lowering bulky or heavy goods for loading or unloading purposes movable, with their loads, on wheels or the like, e.g. fork-lift trucks
    • B66F9/075Constructional features or details
    • B66F9/07568Steering arrangements
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T137/00Fluid handling
    • Y10T137/8593Systems
    • Y10T137/87265Dividing into parallel flow paths with recombining

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Geology (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
  • Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
  • Power Steering Mechanism (AREA)
  • Magnetically Actuated Valves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 油圧式アクチュエータに送る作動油の少なく
とも一部を還流させるために設けられた電磁弁をその閉
弁時に通り抜ける作動油に、圧力損失を起き難くする。 【解決手段】 電磁弁17のマニホールド31に2つの
T型のフィッティング43,44が組付けられている。
フィッティング43,44の両端のジョイント部43
a,44a(片側のみ図示)に、ステアリングバルブと
ステアリングシリンダとを繋ぐ2本の配管上に電磁弁1
7が跨って介装されるように各配管が接続される。電磁
弁17をその閉弁時に通り抜ける作動油は、スプール3
9の回りの比較的細い油路39a,39bを通らず、フ
ィッティング43,44の露出部分の軸線に沿って延び
る断面の広い通路45a,46aを真っ直ぐ素通りす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば車両の油圧
式パワーステアリング装置の油圧回路において、ハンド
ル角とタイヤ切角とのずれ量を補正するために作動油を
還流させるなどの目的で使用される車両用の電磁弁、油
圧式パワーステアリング装置及び車両に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、フォークリフト等の産業車両では
パワーステアリング装置を備える車種が主流になってき
ており、例えば全油圧式のパワーステアリング装置が採
用されるものがある。しかし、全油圧式パワーステアリ
ング装置では、ハンドルの操作により駆動されるステア
リングバルブ(作動油供給装置)において、ハンドルの
操作量とその吐出油量との関係値(吐出効率(実吐出量
/理論吐出量))がハンドル操作速度によって多少変動
するのが現状である。また、油圧回路において多少のオ
イルリークがあることは避けられない。このため、ハン
ドルと操舵輪の位置関係にずれが発生する。
【0003】この問題を解消するため、例えば特公平3
−30544号公報、特公平4−24270号公報及び
実公平7−5364号公報等には、ハンドルと操舵輪の
位置関係のずれを補正するハンドル角補正装置が開示さ
れている。図5はこの種のハンドル角補正装置を示す。
【0004】全油圧式パワーステアリング装置71は、
ハンドル72の操作によって駆動されるステアリングバ
ルブ73と、操舵輪74を操向させるためのステアリン
グシリンダ75とを備え、ステアリングバルブ73とス
テアリングシリンダ75とは2本の油圧配管76,77
を通じて接続されている。両油圧配管76,77の途中
には両者を跨る電磁弁(補正バルブ)78が設けられて
いる。ステアリングバルブ73は、ハンドル72が操作
されると、油圧ポンプ79から流入される作動油を2本
の油圧配管76,77のうちハンドル操作方向に応じた
一方へ吐出し、そのうち他方からの戻り油をオイルタン
ク80へ排出する。
【0005】コントローラ81は、ハンドル位置センサ
82により検出されたハンドル角から目標タイヤ角を算
出し、タイヤ角センサ83により検出された実タイヤ角
と目標タイヤ角とのずれ量が許容値を超えると、電磁弁
78を開弁させる。電磁弁78が開弁されるとハンドル
72を操作しても作動油の一部が還流してステアリング
シリンダ75へ送られる作動油が減少する。このため、
ハンドル72が空転し、ハンドル角に応じた正規のタイ
ヤ角に操舵輪74が補正される。
【0006】従来の電磁弁78は図6に示す構造になっ
ていた。電磁弁78は、駆動制御部85とマニホールド
86とを備える。駆動制御部85にはソレノイド87や
プランジャ(弁体)88等が収容されている。プランジ
ャ88はバネ89によってプラグ90に対して下方へ付
勢され、ソレノイド87によって駆動されて軸方向に変
位する。プランジャ88の下方にはスプール91が配置
され、このスプール91によって作動油を還流させるた
めの油路91a,91bや、還流させないときに作動油
が通り抜ける油路91cが形成されていた。プランジャ
88が上下方向に変位することでその先端部に嵌着され
たボール92がスプール91の上端面に対して離間・当
接することによって還流用の油路91a,91bは開閉
される。マニホールド86には、ステアリングバルブ7
3から延びる2本の油圧配管と、ステアリングシリンダ
75から延びる2本の油圧配管とを接続するための4つ
のストレート型のフィッティング93a,93b,94
a,94bが取付けられていた。
【0007】電磁弁78が閉弁状態(同図に示す状態)
にあるときは、送り油と戻りはそれぞれ上下2組ある左
右のフィッティング93a,93b,94a,94bの
間を連通する通路95,96を通り抜けることになる。
同図において上側に位置する左右のフィッティング93
a,94aの間を通る通路95は、スプール91の外周
面に凹設された比較的細い内径の油路91cを含む。油
路91cはスプール91に形成されるもので大きな内径
に加工し難く相対的にその内径が小さく制限されてい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、電磁弁78が
閉じているときでも、スプール91の回りの細い油路9
1cを必ず送り油と戻り油のいずれかが経由することに
なっていた。油路91cは内径が細いうえ屈曲している
ため、ここを通る作動油にとっては圧力損失の原因にな
っていた。そのため、ステアリングシリンダ75に送ら
れた作動油の油圧が相対的に弱く、例えばハンドル72
を操作したときに操舵輪74の応答遅れがあったり、ハ
ンドル72を僅かに操作したときに操舵輪74が切れな
い現象などを招き易かった。つまり、ハンドル72を操
作したときに操舵輪74の応答が悪くなるフィーリング
の悪化を招き易かった。
【0009】また、作動油が細い油路91cを通るとき
にはその摩擦熱が発生し易く油温上昇を招き易く、高い
油温によってパッキン類の熱損傷など油漏れの原因を作
るという問題があった。また、油温が高くなると、ソレ
ノイド87などの電気系統にも熱負担がかかりその寿命
を短くする。
【0010】本発明は前記課題を解決するためになされ
たものであって、その第1の目的は、油圧式アクチュエ
ータに送る作動油の少なくとも一部を還流させるために
設けた電磁弁をその閉弁時に通り抜ける作動油の圧力損
失を減らすことができる車両用の電磁弁、油圧式パワー
ステアリング装置及び車両を提供することにある。ま
た、第2の目的は、ハンドルと操舵輪との位置関係のず
れ補正をする機能を備えた油圧式パワーステアリング装
置において、ずれ補正をしていないときのハンドル操作
に対する操舵輪の応答を良くすることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るため請求項1に記載の発明では、作動油供給装置から
油圧式アクチュエータに送る作動油が通る配管と、該油
圧式アクチュエータから戻る作動油が通る配管とに跨っ
て接続され、前記2本の配管を流れる送り油と戻り油が
それぞれ通り抜ける2つの通路と、作動油を還流させる
ために該両通路を連通する油路の少なくとも一部と該油
路を開閉するための弁体とを有する弁機構とを備えた電
磁弁であって、前記弁体が閉じているときに作動油が通
り抜ける前記2つの通路は、本体に内蔵された前記弁機
構を経由しないバイパス通路からなる。
【0012】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明において、前記通路は、前記電磁弁を構成する
マニホールドに取付けられた三又以上のフィッティング
により形成されている。
【0013】第2の目的を達成するため請求項3に記載
の発明では、請求項1又は請求項2に記載の発明におい
て、前記作動油供給装置は、車両に設けられる油圧式パ
ワーステアリング装置においてハンドルの操作によって
駆動されるステアリングバブルであり、前記油圧式アク
チュエータは操舵輪を操向するためのステアリングアク
チュエータであって、前記電磁弁は、前記ステアリング
バルブと前記ステアリングアクチュエータとを接続する
2本の前記配管上に跨って介装され、前記ハンドルと前
記操舵輪の位置関係を補正するための補正バルブであ
る。
【0014】請求項4に記載の発明では、油圧式パワー
ステアリング装置は、請求項3に記載の前記電磁弁を前
記補正バルブとして備え、ハンドルと操舵輪との位置関
係のずれを検出すると前記電磁弁を開弁させる制御手段
を備えている。
【0015】請求項5に記載の発明では、車両には、請
求項4に記載の前記油圧式パワーステアリング装置が装
備されている。置が備えられている。
【0016】(作用)上記構成により請求項1に記載の
発明によれば、電磁弁が開弁されると、作動油供給装置
からの送り油は少なくともその一部が油路を通って油圧
式アクチュエータに送られずに還流される。電磁弁が閉
弁しているときは、作動油は弁機構を経由しないバイパ
ス通路である通路を素通りする。従って、弁機構部分の
細い油路を経由しないので、油圧アクチュエータへ送ら
れる作動油(送り油)の圧力損失が小さく抑えられる。
【0017】請求項2に記載の発明によれば、電磁弁が
閉弁しているときの作動油は、電磁弁を構成するマニホ
ールドに取付けられた三又以上のフィッティング内の通
路を通り抜け、油圧式アクチュエータに送られる。
【0018】請求項3に記載の発明によれば、ハンドル
と操舵輪との位置関係にずれがあるときに補正バルブで
ある電磁弁が開弁され、ハンドルの操作入力に基づいて
ステアリングバルブから送り出される作動油の少なくな
くとも一部が還流され、ハンドルと操舵輪との位置関係
が補正される。電磁弁が閉弁いているときは、作動油が
電磁弁の通路を通り抜けることによりその圧力損失が小
さく抑えられるので、ステアリングアクチュエータに高
い圧力のまま作動油が送られる。
【0019】請求項4に記載の発明によれば、ハンドル
と操舵角との位置関係のずれを検出すると制御手段によ
り電磁弁が開弁され、ステアリングバルブから送り出さ
れた作動油の少なくとも一部がステアリングアクチュエ
ータに送られず還流される。電磁弁が閉弁しているとき
は作動油が通路を素通りするのでその圧力損失が小さく
抑えられ、ステアリングアクチュエータに高い圧力のま
ま作動油が送られる。
【0020】請求項5に記載の発明によれば、車両に装
備された請求項4に記載のパワーステアリング装置によ
り、請求項4と同様にハンドルの操作に操舵輪の応答が
よくなる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図1〜図4に基づいて説明する。車両及び産業車
両としてのフォークリフトトラック(以下、単にフォー
クリフトという)1は、前輪駆動・後輪操舵の4輪車で
ある。前輪2はフード3の下方に収容されたエンジン4
の出力によって駆動される。後輪である操舵輪5はハン
ドル(ステアリングホイール)6が操作されると、後述
する油圧式(全油圧式)パワーステアリング装置7(図
3に示す)によって操舵される。
【0022】図3は、ハンドル6のノブ6aの位置を補
正するノブ位置補正機能を備えた油圧式パワーステアリ
ング装置7を示す。ハンドル6を支持するステアリング
シャフト8は作動油供給装置としてのステアリングバル
ブ9に連結されている。
【0023】ステアリングバルブ9には、エンジン4に
より駆動される油圧ポンプ(荷役ポンプ)10と供給管
11を通じて接続され、オイルタンク12とは排出管1
3を通じて接続されている。供給管11と排出管13と
を接続する管路14上に設けられたリリーフ弁15によ
って、油圧ポンプ10からステアリングバルブ9に流入
する作動油の油圧が一定値(設定値)に保持される。な
お、フォークリフト1がバッテリ車である場合には油圧
ポンプ10は電動モータによって駆動される。
【0024】ステアリングバルブ9はステアリングシャ
フト8に直接駆動されるものであって、2つのポート9
a,9bのうちハンドル6の操作方向に応じた一方から
その操作量にほぼ比例した油量の作動油を吐出する機能
を有する。ハンドル6が操作されていないときにステア
リングバルブ9に流入した作動油、およびハンドル6が
操作されているときに2つのポート9a,9bのいずれ
かに流入した戻り油は、排出管13を通じてオイルタン
ク12へ排出される。
【0025】ステアリングバルブ9と、ステアリングシ
リンダ16とは、2本の油圧配管18,19を通じて接
続されている。2本の油圧配管18,19はステアリン
グシリンダ16に対し、ピストン16aにより区画され
た二室にそれぞれ連通するように接続されている。ステ
アリングシリンダ16の両ロッド16bはリンク機構
(ナックルアーム等を含む)20を介して操舵輪5に連
結されている。なお、ステアリングシリンダ16が油圧
式アクチュエータ及びステアリングアクチュエータに相
当する。
【0026】ハンドル6を操作したときには、2本の油
圧配管18,19のうちその操作方向に応じた一方が、
送り油が流れる給送ラインとして機能し、2本の油圧配
管18,19のうちもう一方がステアリングシリンダ1
6からの戻り油が流れる返送ラインとして機能する。こ
うしてハンドル6を操作したときにステアリングシリン
ダ16のロッド16b,16bがハンドル6の操作方向
に応じた方向へその操作量に応じた移動量だけ駆動され
ることにより操舵輪5が操舵される。なお、ステアリン
グシリンダ16は、フォークリフト1の車体後部におい
てロール方向に揺動可能に支持されたリアアクスルビー
ム(図示せず)に収容されている。
【0027】2本の油圧配管18,19上にはノブ位置
補正用の補正バルブとしての電磁弁17が両油圧配管1
8,19に跨るように介装されている。すなわち、ステ
アリングバルブ9から延びる2本の配管18a,19a
と、ステアリングシリンダ16から延びる2本の配管1
8b,19bが、電磁弁17の4つのポートにそれぞれ
接続されている。電磁弁17は2本の油圧配管18,1
9を内部で繋ぐ油路を開閉する機能を有し、その閉弁時
にはステアリングバルブ9から吐出された作動油は全て
ステアリングシリンダ16に供給される。電磁弁17が
開弁されると、その内部の油路が開き、ステアリングシ
リンダ16へ送られるはずの作動油の一部がその内部の
油路を通ってオイルタンク12へ還流され、ハンドル6
の空転を作り出す。ハンドル6が空転することでハンド
ル角に対応する目標タイヤ角が実タイヤ角に追いつくよ
うにずれ量が縮小し、ハンドル6と操舵輪5との位置関
係が補正される。
【0028】電磁弁17のソレノイド21はコントロー
ラ22により励消磁制御される。コントローラ22に
は、ハンドル6の回転位置(ハンドル角)を検出するハ
ンドル位置センサ23と、操舵輪5の切れ角(タイヤ
角)を検出するタイヤ角センサ24とが電気的に接続さ
れている。コントローラ22は、ハンドル位置センサ2
3からの検出値から求めた目標タイヤ角と、タイヤ角セ
ンサ24からの検出値から決まる実タイヤ角とのずれ量
を求め、そのずれ量が許容値を超えたか否かを逐次判定
する。そして、ずれ量が許容値を超えたときに電磁弁1
7を開弁させるようにソレノイド21を励消磁制御す
る。なお、コントローラ22,ハンドル位置センサ23
及びタイヤ角センサ24により制御手段が構成される。
【0029】電磁弁17は図1,図2に示す構造を有す
る。図1,図2に示すように、電磁弁17は、駆動制御
部30とマニホールド31とを備える。駆動制御部30
は従来技術で述べた図6の電磁弁78と基本的に同じ構
造を有する。すなわち、駆動制御部30は、図1に示す
ように、そのハウジング32内にソレノイド21やヨー
ク33、プラグ34、弁体としてのプランジャ35を収
容している。プラグ34はソレノイド21が巻回された
円筒状のヨーク33に嵌入され、ハウジング32の上部
を貫通して突出したその上端部位に螺着された規制部材
36によってハウジング32に対して位置決めされてい
る。プランジャ35はバネ37によってプラグ34に対
して離間する下方へ付勢され、ソレノイド21が励消磁
されることにより軸方向に変位する。プランジャ35の
先端部にはボール38が嵌着されている。
【0030】プランジャ35の下方には、駆動制御部3
0の先端側に螺着された構造体としてのスプール39が
配置されている。スプール39は外周面上の凹部によっ
て油路39aを形成するとともに、スプール39とプラ
ンジャ35との隙間によってできた油室40と油路39
aとを連通させるように貫通した油路39bと、ボール
38と対向する位置で開口するように軸線に沿って貫通
した油路39cとを有する。なお、プランジャ37及び
スプール39により弁機構が構成される。
【0031】これらの油路39a,39b,39cおよ
び油室40は、作動油を還流させるための油路のうち弁
機構の一部として構成されている。スプール39に加工
される還流用の油路は相対的に内径が細く形成されてい
る。還流用の油路の最小径は絞り弁として機能し得る程
度に小さな値に設定され、電磁弁17が開弁放置される
故障となっても、還流用の油路が絞りとして機能するこ
とで、ハンドル6を操作したときの操舵輪5の操舵が可
能となっている。
【0032】プランジャ35が軸方向に変位することで
その先端部に嵌着されたボール38によって油路39c
は開閉される。駆動制御部30はその先端部分がマニホ
ールド31に形成された組付穴31aに螺着されること
でマニホールド31と一体に組付けられている。なお、
マニホールド31及びハウジングと32により弁機構を
内蔵する本体が構成される。
【0033】マニホールド31には、前記組付穴31a
と連通する2つの通路41,42が形成され、通路41
は油路39aと連通し、通路42はスプール39に貫通
された油路39cと連通している。各通路41,42は
マニホールド31の外周面に開口する部分でネジ穴41
a,42aを形成している。これらのネジ穴41a,4
2aにはT型(三又)のフィッティング43,44が螺
着されている。
【0034】各フィッティング43,44はマニホール
ド31から露出した部分の軸線方向両端に2つずつジョ
イント部43a,43b,44a,44bを有する。ス
テアリングバルブ9から延びる2本の配管18a,19
aは、例えば各フィッティング43,44の図2におけ
る左側の各ジョイント部43a,44aに接続され、ス
テアリングシリンダ16から延びる2本の配管18b,
19bは、例えば各フィッティング43,44の同図に
おける右側のジョイント部43b,44bに接続され
る。各フィッティング43,44の内部には、両端のジ
ョイント部43a,43b、43a,43bの端面の開
口を真っ直ぐ連通する通路45a,46aと、通路45
a,46aに対してT字路をなすように分岐して通路4
1,42に連通する通路45b,46bとが形成されて
いる。フィッティング43,44の露出部分において軸
線に沿って真っ直ぐ延びる通路45a,46aが、スプ
ール39を経由しないバイパス通路となる。なお、図2
に示すようにハウジング32の側部にはソレノイド21
に電流を流す電気配線47に繋がるコネクタ48が接続
されている。
【0035】次に、ノブ位置補正機能付きの油圧式パワ
ーステアリング装置7の作用について説明する。フォー
クリフト1の運転時は、油圧ポンプ10からリリーフ弁
15により設定圧に調整された作動油がステアリングバ
ルブ9に流入する。ハンドル6を操作することでステア
リングバルブ9は直接駆動され、その操作量に比例した
油量の作動油がステアリングバルブ9の2つのポート9
a,9bのうちハンドル操作方向に応じた一方から吐出
される。
【0036】コントローラ22はフォークリフト1の運
転中はノブ位置補正制御のためのプラグラムを逐次実行
し、ハンドル位置センサ23から入力した検出値から求
めた目標タイヤ角と、タイヤ角センサ24から入力した
検出値から決まる実タイヤ角とのずれ量が許容値を超え
たか否かを判定する。そのずれ量が許容値を超えないと
きはコントローラ22により電磁弁17が閉弁状態に保
持される。
【0037】ハンドル6の操作に基づきステアリングバ
ルブ9から2本の油圧配管18,19のうち一方へ作動
油は送り出される。電磁弁17が閉弁状態にあってノブ
位置補正が行われないとき、この送り油はステアリング
シリンダ16の一方の室に流入し、その他方の室から排
出された戻り油が2本の油圧配管18,19のうち他方
を流れてステアリングバルブ9に戻る。
【0038】このとき電磁弁17では、ソレノイド21
が消磁されて図1に示すようにバネ37の付勢力によっ
て下降したプランジャ35の先端部のボール38が油路
39cを閉じた状態にある。このため、送り油と戻り油
はそれぞれ2つのT型のフィッティング43,44の露
出部分の内部を軸線方向(図2における左右方向)に延
びる通路45a,46aを真っ直ぐ通り抜けて素通りす
る。
【0039】フィッティング43,44の通路45a,
46aの内径は油圧配管18,19と同程度に大きいた
め、この通路45a,46aを通るときに作動油に圧力
損失が非常に発生し難い。このため、ハンドル6を操作
したときに操舵輪5が確実に応答し、ハンドル6を操作
したときのフィーリングがよくなる。
【0040】一方、ハンドル6の操作速度が遅いときの
ステアリングバルブ9の吐出効率の低下や、油圧回路内
でのオイルリークが原因となって、ノブ6aが正規の位
置からずれる場合がある。この場合、コントローラ22
により目標タイヤ角と実タイヤ角とのずれ量が許容値を
超えたと判断され、ソレノイド21が励磁される。
【0041】ソレノイド21に電流が流れてバネ37の
付勢力に抗してプランジャ35が上方変位すると、ボー
ル38がスプール39の上端面から離間して油路39c
を開く。すると、例えば上側のフィッティング43の露
出部分の一端(ジョイント部43a)から流入した送り
油は通路45b,41を通ってスプール39の周辺に至
り、さらに還流用の油路39a,39b,39c,40
を通って通路42,46bへ抜けて、下側のフィッティ
ング44の露出部分の一端(ジョイント部44a)から
流出する。この作動油の還流によって、ハンドル6の空
転状態が作り出され、ノブ6aの位置が補正される。
【0042】例えば操舵輪5が溝に落ちるなど操舵でき
ない状況にあるときは、フィッティング43,44を通
り抜ける作動油の油圧が非常に高くなるが、その油圧に
よってプランジャ35がバネ37の付勢力に抗して押し
上げられ、作動油の一部が油路39a,39b,39c
等を通って還流されるため、油圧回路を構成する各種油
圧部品が高圧から保護される。つまり、プランジャ35
のボール38とバネ37とがチェック弁として機構す
る。このような油圧が非常に高くなる異常時を除けば、
作動油はノブ位置補正をするときにだけスプール39に
よって形成された還流用の油路39a,39b,39
c,40を通ることになる。
【0043】以上詳述したように本実施形態によれば、
以下に列記する効果が得られる。 (1)ノブ位置補正をしないとき作動油は、T型のフィ
ッティング43,44の比較的広い断面積の通路45
a,46aを素通りするので、圧力損失がほとんど生じ
ない。このため、ハンドル6を操作したときにステアリ
ングシリンダ16へ送られる作動油の油圧が高く保たれ
て操舵輪5の応答がよく、ハンドル操作時のフィーリン
グを良くすることができる。
【0044】(2)ノブ位置補正をしないときは電磁弁
17の内部にある比較的細い還流用の油路39aを作動
油が通らないので、油温の異常な上昇が避けられる。よ
って、パッキン類の異常に高い油温による熱損傷、ひい
てはこれが原因でもたらされる油漏れをなるべく防ぐこ
とができる。また、油温の異常な高温によるソレノイド
21等の電気系統への熱負担を軽く済ませられる。
【0045】(3)T型のフィッティング43,44を
使用してバイパス通路としているので、マニホールド3
1の内部にバイパス通路を形成する場合に比べ、その製
造が簡単で済む。
【0046】(4)フィッティング43,44のための
ネジ穴41a,42aや通路41,42がそれぞれ2つ
分あればよいので、4つ分必要であった従来構造に比べ
てマニホールド31を小型化でき、電磁弁17の小型化
を実現できる。ひいては油圧式パワーステアリング装置
7の収容スペースを狭くでき、フォークリフト1の小型
化に寄与する。
【0047】なお、実施形態は、上記に限定されず例え
ば次のように実施してもよい。 ○ 前記実施形態ではT型のフィッティング43,44
によりバイパス通路を構成したが、マニホールド31の
内部に圧力損失が生じ難い程度の内径(例えば油圧配管
18,19とほぼ同内径)の油路をバイパス通路として
形成してもよい。この場合、従来技術の電磁弁構造と同
様にストレート型のフィッティングを4つ使用したもの
であってもよい。この構成によれば、マニホールド31
がやや大型化するものの、前記実施形態と同様の効果が
得られる。
【0048】○ 電磁弁の使用用途は、パワーステアリ
ング装置7におけるノブ位置補正用に限定されない。油
圧式アクチュエータを駆動させるための作動油(送り
油)を途中で少なくとも一部還流させるための電磁弁に
広く採用できる。特に作動油供給装置は操作量に応じた
油量を送り出すものであるもので油圧式アクチュエータ
の応答性をよくすることができるが、作動油供給装置は
操作部の操作量に応じた油量を送り出すものであること
には限定されない。例えば、センサによって検出された
ある時期に作動油供給装置の弁が開き、油圧式アクチュ
エータに作動油が送られる装置に適用することもでき
る。
【0049】○ 図6に示す従来構造の電磁弁において
ストレート型のフィッティングが螺着された4つのネジ
穴のうち、同図左右いずれか一方側の2つにT型のフィ
ッティングを螺着し他方の2つのネジ穴を栓して本発明
の電磁弁を構成することもできる。
【0050】○ フィッティングの形状はT型に限定さ
れない。要するに三又であればよい。例えばY型でもよ
く、また十字型であっても、使用しないポートに栓をし
て三又使用にしたものであってもよい。
【0051】○ 油圧式アクチュエータは油圧シリンダ
に限定されない。例えば油圧モータであっても構わな
い。 ○ 車両はフォークリフトに限定されない。パワーステ
アリング装置を備えるフォークリフト以外の産業車両、
さらに自動車(乗用車)などの車両にも広く本発明を適
用することができる。
【0052】次に、前記実施形態及び別例から把握でき
る請求項に記載した発明以外の技術的思想について、そ
れらの効果と共に以下に記載する。 (1)前記弁機構は、前記油路を形成する構造体または
前記弁体である。この構成によれば、電磁弁を閉弁時に
通り抜ける作動油は、還流用油路を形成する構造体と弁
体のうち少なくとも一方を経由せず、構造体や弁体の周
辺にできた細い油路を通らないので、その圧力損失が小
さく抑えられる。
【0053】(2)前記(1)において、前記構造体
は、還流用の前記油路のうち、電磁弁が開弁放置の故障
時にも前記油圧式アクチュエータを駆動できるように形
成された絞り油路を形成するために前記本体に内蔵され
ている。この構成によれば、本体の内蔵物である構造体
に大きな内径の孔や溝などの加工をしなくても、電磁弁
をその閉弁時に通り抜ける作動油の圧力損失を小さく抑
えることができる。
【0054】(3)請求項1〜5及び(1),(2)の
いずれかにおいて、前記通路の内径は前記油路のうち前
記弁機構の部分に形成された油路の内径よりも大きい。
この構成によれば、電磁弁を閉弁時に通り抜ける作動油
は、弁機構部分の内径の細い油路を通らなくて済むの
で、圧力損失が小さく抑えられる。
【0055】(4)請求項2〜5及び前記(1)〜
(3)のいずれかにおいて、前記フィッティングはT型
のものである。この構成によれば、作動油が通路を真っ
直ぐ通り抜けるので、通路に屈曲等がある場合の圧力損
失を無くすことができる。
【0056】(5)請求項3〜5のいずれかにおいて、
前記車両は産業車両である。産業車両のように車重が重
く操舵輪の操舵のときに高い油圧が必要な車両で特に著
しい効果が得られる。
【0057】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1及び請求項
5に記載の発明によれば、電磁弁が閉弁状態のときは、
作動油が弁機構の細い油路を経由せずバイパス通路を通
り抜けてその圧力損失が小さく抑えられるため、油圧式
アクチュエータの応答性を高めることができる。
【0058】請求項2及び請求項5に記載の発明によれ
ば、バイパス通路は電磁弁の本体を構成するマニホール
ドに取付けられた三又以上のフィッティングにより構成
されるので、電磁弁の構成を簡素化できるとともに、フ
ィッティングの組付個数の低減から電磁弁を小型化でき
る。
【0059】請求項3〜請求項5に記載の発明によれ
ば、油圧式パワーステアリング装置においてハンドルと
操舵輪の位置関係のずれを補正する補正バルブに電磁弁
が使用されるので、補正をしないときはハンドルを操作
したときの操舵輪の応答性を良くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態における電磁弁の側断面図。
【図2】同じく正面図。
【図3】油圧式パワーステアリング装置の模式図。
【図4】フォークリフトの側面図。
【図5】従来の油圧式パワーステアリング装置の模式
図。
【図6】従来の電磁弁の正断面図。
【符号の説明】
1…車両及び産業車両としてのフォークリフトトラッ
ク、5…操舵輪、6…ハンドル、7…油圧式パワーステ
アリング装置、9…作動油供給手段としてのステアリン
グバルブ、16…油圧式アクチュエータ及びステアリン
グアクチュエータとしてのステアリングシリンダ、17
…電磁弁及び補正バルブとしての電磁弁、18,19…
配管、22…制御手段を構成するコントローラ、23…
制御手段を構成するハンドル位置センサ、24…制御手
段を構成するタイヤ角センサ、31…本体を構成するマ
ニホールド、32…本体を構成するハウジング、37…
弁機構を構成するとともに弁体としてプランジャ、38
…弁体を構成するボール、39…弁機構を構成するとと
もに構造体としてスプール、39a,39b,39c…
弁機構を構成する油路、40…弁機構を構成する油路と
しての油室、41,42…油路を構成する通路、43,
44…通路を構成するフィッティング、45a,46a
…バイパス通路としての通路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3D032 CC12 CC48 CC50 DA03 DA06 DD02 EA02 EB04 EC06 GG06 3D033 EB05 GC05 3F333 AA02 AB13 BE02 CA12 FA20 FD09 FE04 FH05 FH08 3H106 DA07 DA13 DA23 DB02 DB12 DB23 DB32 DB38 DC02 DC17 DD02 EE22 KK03 KK17

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作動油供給装置から油圧式アクチュエー
    タに送る作動油が通る配管と、該油圧式アクチュエータ
    から戻る作動油が通る配管とに跨って接続され、前記2
    本の配管を流れる送り油と戻り油がそれぞれ通り抜ける
    2つの通路と、作動油を還流させるために該両通路を連
    通する油路の少なくとも一部と該油路を開閉するための
    弁体とを有する弁機構とを備えた電磁弁であって、 前記弁体が閉じているときに作動油が通り抜ける前記2
    つの通路は、本体に内蔵された前記弁機構を経由しない
    バイパス通路からなる車両用の電磁弁。
  2. 【請求項2】 前記通路は、前記電磁弁を構成するマニ
    ホールドに取付けられた三又以上のフィッティングによ
    り形成されている請求項1に記載の車両用の電磁弁。
  3. 【請求項3】 前記作動油供給装置は、車両に設けられ
    る油圧式パワーステアリング装置においてハンドルの操
    作によって駆動されるステアリングバブルであり、前記
    油圧式アクチュエータは操舵輪を操向するためのステア
    リングアクチュエータであって、 前記電磁弁は、前記ステアリングバルブと前記ステアリ
    ングアクチュエータとを接続する2本の前記配管上に跨
    って介装され、前記ハンドルと前記操舵輪の位置関係を
    補正するための補正バルブである請求項1又は請求項2
    に記載の車両用の電磁弁。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の前記電磁弁を前記補正
    バルブとして備え、ハンドルと操舵輪との位置関係のず
    れを検出すると前記電磁弁を開弁させる制御手段を備え
    ている油圧式パワーステアリング装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の前記油圧式パワーステ
    アリング装置が装備されている車両。
JP10209583A 1998-07-24 1998-07-24 車両用の電磁弁、油圧式パワーステアリング装置及び車両 Pending JP2000038148A (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10209583A JP2000038148A (ja) 1998-07-24 1998-07-24 車両用の電磁弁、油圧式パワーステアリング装置及び車両
TW088112004A TW495457B (en) 1998-07-24 1999-07-15 An electromagnetic valve for a vehicle and a power steering device
KR1019990028830A KR100330643B1 (ko) 1998-07-24 1999-07-16 차량용 전자밸브 및 파워 스티어링장치
GB9916745A GB2339748B (en) 1998-07-24 1999-07-19 An electromagnetic valve for a vehicle and a power steering device
US09/357,256 US6193009B1 (en) 1998-07-24 1999-07-20 Electromagnetic valve for a vehicle and a power steering device
DE19934740A DE19934740B4 (de) 1998-07-24 1999-07-23 Elektromagnetisches Ventil für eine Fahrzeugvorrichtung

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10209583A JP2000038148A (ja) 1998-07-24 1998-07-24 車両用の電磁弁、油圧式パワーステアリング装置及び車両

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000038148A true JP2000038148A (ja) 2000-02-08

Family

ID=16575246

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10209583A Pending JP2000038148A (ja) 1998-07-24 1998-07-24 車両用の電磁弁、油圧式パワーステアリング装置及び車両

Country Status (6)

Country Link
US (1) US6193009B1 (ja)
JP (1) JP2000038148A (ja)
KR (1) KR100330643B1 (ja)
DE (1) DE19934740B4 (ja)
GB (1) GB2339748B (ja)
TW (1) TW495457B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109026875A (zh) * 2018-08-28 2018-12-18 豫北转向***(新乡)有限公司 一种液压转向器的卸荷机构

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19829531A1 (de) * 1998-07-02 2000-01-05 Zahnradfabrik Friedrichshafen Hilfskraftlenkung mit hydraulischer Hilfskraftunterstützung
DE19931143B4 (de) * 1999-07-06 2004-10-14 Sauer-Danfoss Holding Aps Hydraulische Lenkeinrichtung
US6484841B2 (en) * 1999-12-13 2002-11-26 Kayaba Industry Co., Ltd. Power steering
JP2001180508A (ja) * 1999-12-27 2001-07-03 Toyota Autom Loom Works Ltd パワーステアリングバルブ
DE10056364B4 (de) * 2000-11-14 2016-01-14 Ebe Elektro-Bau-Elemente Gmbh Abfüllanlage
NL1018699C2 (nl) 2001-08-03 2003-02-04 Skf Ab Reserve hydraulisch systeem voor stuursysteem met besturing via draad.
JP3689046B2 (ja) * 2002-01-25 2005-08-31 カヤバ工業株式会社 パワーステアリング装置
JP2004306712A (ja) * 2003-04-04 2004-11-04 Hitachi Unisia Automotive Ltd パワーステアリング装置
JP4315881B2 (ja) * 2004-09-10 2009-08-19 株式会社日立製作所 パワーステアリング装置
KR100873369B1 (ko) * 2007-12-28 2008-12-10 학교법인 두원학원 왕복동식 압축기의 제어밸브
JP5909861B2 (ja) * 2011-04-04 2016-04-27 株式会社ジェイテクト 油圧装置、およびこれを備える油圧パワーステアリング装置
CN102424069B (zh) * 2011-11-18 2013-06-12 江苏大学 一种双电磁阀装置
WO2015156708A1 (en) * 2014-04-08 2015-10-15 Volvo Construction Equipment Ab Steering and feeedback assembly for an articulated vehicle
CN107387474A (zh) * 2016-05-14 2017-11-24 勇猛机械股份有限公司 一种青饲收获机的液压控制装置
EP3323771B1 (de) * 2016-11-21 2019-08-28 STILL GmbH Flurförderzeug, insbesondere gegengewichtsgabelstapler, mit einer hydrostatischen lenkungseinrichtung
US11148710B2 (en) * 2017-05-31 2021-10-19 R.H. Sheppard Co., Inc. Plunger assembly for a power steering system
CN116892228A (zh) * 2023-06-30 2023-10-17 江苏汇智高端工程机械创新中心有限公司 一种液压挖掘机工作联及重载矿用液压挖掘机

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61200060A (ja) 1985-02-27 1986-09-04 Nissan Motor Co Ltd 全油圧式パワ−ステアリング装置
US4703819A (en) * 1985-02-27 1987-11-03 Nissan Motor Co., Ltd. Full hydraulic power steering system
CN1008297B (zh) * 1985-04-29 1990-06-06 浙江省瑞安永久机电研究所 多功能电磁阀
JPS62174273A (ja) 1985-10-25 1987-07-31 Toyo Ink Mfg Co Ltd 珪素化合物の硬化剤および硬化性組成物
JPS62261164A (ja) 1986-05-08 1987-11-13 Mitsubishi Electric Corp 樹脂封止型半導体装置
KR920700983A (ko) * 1989-04-18 1992-08-10 가타다 테쓰야 전체 유압식 스티어링 시스템의 핸들위치 보정장치
FR2665134B1 (fr) * 1990-07-27 1992-11-06 Peugeot Dispositif de direction assistee hydraulique pour vehicule automobile.
DE4042151C2 (de) * 1990-12-28 1996-12-12 Danfoss As Steuereinrichtung für ein vollhydraulisches Lenksystem
IT1253751B (it) * 1991-09-05 1995-08-23 Alberto Giorgetti Insieme valvola bypass - ritardatrice per sistemi frenanti
JP2791244B2 (ja) 1992-03-19 1998-08-27 住友イートン機器株式会社 入力検出装置付全油圧パワーステアリング装置
JP2651782B2 (ja) * 1993-05-21 1997-09-10 京三電機株式会社 燃料タンクとインマニ間に配置される電磁弁
JP3067965B2 (ja) 1994-12-01 2000-07-24 ティー・シー・エム株式会社 パワーステアリング装置
JPH0939816A (ja) 1995-08-02 1997-02-10 Sumitomo R Kk 全油圧式パワーステアリング装置
JP3620006B2 (ja) * 1996-03-29 2005-02-16 小松フォークリフト株式会社 産業車両の全油圧式パワーステアリング装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109026875A (zh) * 2018-08-28 2018-12-18 豫北转向***(新乡)有限公司 一种液压转向器的卸荷机构

Also Published As

Publication number Publication date
US6193009B1 (en) 2001-02-27
GB2339748B (en) 2000-10-25
GB2339748A (en) 2000-02-09
TW495457B (en) 2002-07-21
GB9916745D0 (en) 1999-09-15
DE19934740B4 (de) 2009-04-09
KR100330643B1 (ko) 2002-03-29
KR20000011766A (ko) 2000-02-25
DE19934740A1 (de) 2000-02-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000038148A (ja) 車両用の電磁弁、油圧式パワーステアリング装置及び車両
US7086494B2 (en) Power steering system
US4781262A (en) Vehicle steering system
JPH0345470A (ja) 全油圧式パワーステアリング装置
JPH0616145A (ja) ハイドロスタティック・パワーステアリング装置
US7434655B2 (en) Power steering system
JP2514248B2 (ja) 車両動特性制御装置
US5147008A (en) Four-wheel vehicle steering apparatus
JP2001151131A (ja) ハンドル角補正用電磁弁、パワーステアリング用バルブ及び全油圧式パワーステアリング装置
US5062494A (en) Hydraulic power steering apparatus for industrial vehicle
JPH1137204A (ja) 産業車両用揺動規制装置及び油圧シリンダ
JPS6234860A (ja) 車両の操舵装置
JPH0742805Y2 (ja) タイヤ圧制御装置
JP3042315B2 (ja) アライメント制御装置のフェイルセーフ構造
JPH07186759A (ja) 車両の駆動力伝達装置
JPS63151578A (ja) 車両の4輪操舵装置
JPH11157457A (ja) 可変絞り弁
JP2712351B2 (ja) 後輪操舵装置
JPS643738Y2 (ja)
JP3664515B2 (ja) 油圧パワーステアリング装置
JPH0313420Y2 (ja)
JP2943537B2 (ja) 車両の後輪操舵装置
JPH11263236A (ja) ステアリング装置
JPS61211166A (ja) 動力舵取装置の制御装置
JPH07186752A (ja) 四輪駆動車のトランスファ油圧制御装置