JP2000033822A - 自動車のグラスラン - Google Patents
自動車のグラスランInfo
- Publication number
- JP2000033822A JP2000033822A JP10219684A JP21968498A JP2000033822A JP 2000033822 A JP2000033822 A JP 2000033822A JP 10219684 A JP10219684 A JP 10219684A JP 21968498 A JP21968498 A JP 21968498A JP 2000033822 A JP2000033822 A JP 2000033822A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass run
- lip
- walls
- window glass
- main
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 窓ガラスの昇降時の操作性の改善等を図った
自動車のグラスランを提供することを目的とする。 【構成】 断面略U字状を成し両壁1a、1bの開口端
に各々メインリップ2a、2bを溝内に向けて突設した
グラスランにおいて、上記両壁の少なくとも室内側の壁
1aの内面の上記メインリップ2aが覆う部位に、陥凹
部3を形成すると共にその一端に基端を付着した補助リ
ップ4を通常時は溝内に少し突出した状態にして設け、
押圧時には上記補助リップ4が陥凹部3に収納され得る
ように構成されたものである。
自動車のグラスランを提供することを目的とする。 【構成】 断面略U字状を成し両壁1a、1bの開口端
に各々メインリップ2a、2bを溝内に向けて突設した
グラスランにおいて、上記両壁の少なくとも室内側の壁
1aの内面の上記メインリップ2aが覆う部位に、陥凹
部3を形成すると共にその一端に基端を付着した補助リ
ップ4を通常時は溝内に少し突出した状態にして設け、
押圧時には上記補助リップ4が陥凹部3に収納され得る
ように構成されたものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のグラスランに
関するものである。
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4に示す如く、断面略U字状のグラス
ラン5は昇降する窓ガラスGの縁部を挟接して保持し、
車体の振動や風などで窓ガラスGがバタツキを生じ室内
側の壁5aに向け大きく変位しても、その壁の内面に設
けた断面略半円状の突起6にメインリップ7が当ること
で窓ガラスGのバタツキが抑制されている。
ラン5は昇降する窓ガラスGの縁部を挟接して保持し、
車体の振動や風などで窓ガラスGがバタツキを生じ室内
側の壁5aに向け大きく変位しても、その壁の内面に設
けた断面略半円状の突起6にメインリップ7が当ること
で窓ガラスGのバタツキが抑制されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、窓ガラスG
の建て付きが悪く窓枠に対し窓ガラスGが室内側に大き
く変位した状態の場合は、メインリップ7が比較的硬い
突起6に常に当って、いわゆる底付きを生じ窓ガラスG
が受ける反力が非常に大きくなり、昇降時の操作性が極
めて悪くなるという不具合があった。そこで、本発明は
かかる従来の課題に鑑みて、窓ガラスの昇降時の操作性
の改善等を図った自動車のグラスランを提供することを
目的とする。
の建て付きが悪く窓枠に対し窓ガラスGが室内側に大き
く変位した状態の場合は、メインリップ7が比較的硬い
突起6に常に当って、いわゆる底付きを生じ窓ガラスG
が受ける反力が非常に大きくなり、昇降時の操作性が極
めて悪くなるという不具合があった。そこで、本発明は
かかる従来の課題に鑑みて、窓ガラスの昇降時の操作性
の改善等を図った自動車のグラスランを提供することを
目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明の構成は、図1〜図3に示すように、断面略
U字状を成し両壁1a、1bの開口端に各々メインリッ
プ2a、2bを溝内に向けて突設したグラスラン1にお
いて、上記両壁の少なくとも室内側の壁1aの内面の上
記メインリップ2aが覆う部位に、陥凹部3を形成する
と共にその一端に基端を付着した補助リップ4を通常時
は溝内に少し突出した状態にして設け、押圧時には上記
補助リップ4が陥凹部3に収納され得るように構成され
たものである。
めに本発明の構成は、図1〜図3に示すように、断面略
U字状を成し両壁1a、1bの開口端に各々メインリッ
プ2a、2bを溝内に向けて突設したグラスラン1にお
いて、上記両壁の少なくとも室内側の壁1aの内面の上
記メインリップ2aが覆う部位に、陥凹部3を形成する
と共にその一端に基端を付着した補助リップ4を通常時
は溝内に少し突出した状態にして設け、押圧時には上記
補助リップ4が陥凹部3に収納され得るように構成され
たものである。
【0005】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて詳細に
説明する。図1において、1は断面略U字状のグラスラ
ンで、両壁1a、1bの開口端に各々メインリップ2
a、2bを溝内に向けて突設している。上記室内側の壁
1aの内面の上記メインリップ2aが覆う部位に、陥凹
部3が形成されている。また、この陥凹部3の一端に補
助リップ4が基端を付着され、且つ通常時は溝内に少し
突出した状態に設けられている。
説明する。図1において、1は断面略U字状のグラスラ
ンで、両壁1a、1bの開口端に各々メインリップ2
a、2bを溝内に向けて突設している。上記室内側の壁
1aの内面の上記メインリップ2aが覆う部位に、陥凹
部3が形成されている。また、この陥凹部3の一端に補
助リップ4が基端を付着され、且つ通常時は溝内に少し
突出した状態に設けられている。
【0006】図2に示す如く振動などで窓ガラスGがバ
タツキを生じ室内側の壁1aに向け仮線から実線位置に
大きく変位したとき、メインリップ2aが補助リップ4
に接触しこの補助リップ4の撓みにより効果的に窓ガラ
スGのバタツキが抑制される。また、窓ガラスGの建て
付きが悪く底付きを生じて窓ガラスGが受ける反力が増
大するような場合にも、メインリップ2aに接触した補
助リップ4が陥凹部3に収納するまで大きく撓むため、
窓ガラスGが受ける反力が常に緩和され従来のように昇
降時の操作性が悪くならない。
タツキを生じ室内側の壁1aに向け仮線から実線位置に
大きく変位したとき、メインリップ2aが補助リップ4
に接触しこの補助リップ4の撓みにより効果的に窓ガラ
スGのバタツキが抑制される。また、窓ガラスGの建て
付きが悪く底付きを生じて窓ガラスGが受ける反力が増
大するような場合にも、メインリップ2aに接触した補
助リップ4が陥凹部3に収納するまで大きく撓むため、
窓ガラスGが受ける反力が常に緩和され従来のように昇
降時の操作性が悪くならない。
【0007】また、室内側の壁1aに対し、メインリッ
プ2aに補助リップ4が重なる多層構造が形成されるた
め遮音効果も期待される。更に、図3に示す如く型成形
の際、補助リップ4が陥凹部3に収納された状態で成形
する即ち潰し成形されるため、金型構造が複雑化されず
に済む利点がある。なお、上記では室内側の壁1aに補
助リップ4を設けた場合を説明したが、室外側の壁1b
にも補助リップを設けても略同様の効果が得られる。
プ2aに補助リップ4が重なる多層構造が形成されるた
め遮音効果も期待される。更に、図3に示す如く型成形
の際、補助リップ4が陥凹部3に収納された状態で成形
する即ち潰し成形されるため、金型構造が複雑化されず
に済む利点がある。なお、上記では室内側の壁1aに補
助リップ4を設けた場合を説明したが、室外側の壁1b
にも補助リップを設けても略同様の効果が得られる。
【0008】
【発明の効果】以上説明したように本発明の自動車のグ
ラスランは、断面略U字状の両壁の少なくとも室内側の
壁の内面に、補助リップを陥凹部に収納可能に設けてい
るため、振動などで生じる窓ガラスのバタツキを効果的
に抑制できると共に、窓ガラスの建て付きが悪い場合
に、従来と異なり窓ガラスの昇降時の操作性が悪くなら
ずに済み、また遮音性の向上等が期待される。
ラスランは、断面略U字状の両壁の少なくとも室内側の
壁の内面に、補助リップを陥凹部に収納可能に設けてい
るため、振動などで生じる窓ガラスのバタツキを効果的
に抑制できると共に、窓ガラスの建て付きが悪い場合
に、従来と異なり窓ガラスの昇降時の操作性が悪くなら
ずに済み、また遮音性の向上等が期待される。
【図1】本発明の自動車のグラスランの断面図である。
【図2】同上グラスランの使用状態を示す断面図であ
る。
る。
【図3】同上グラスランの金型による潰し成形の状態を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図4】従来の自動車のグラスランの断面図である。
1 グラスラン 1a、1b 壁 2a、2b メインリップ 3 陥凹部 4 補助リップ
Claims (1)
- 【請求項1】 断面略U字状を成し両壁の開口端に各々
メインリップを溝内に向けて突設したグラスランにおい
て、上記両壁の少なくとも室内側の壁の内面の上記メイ
ンリップが覆う部位に、陥凹部を形成すると共にその一
端に基端を付着した補助リップを通常時は溝内に少し突
出した状態にして設け、押圧時には上記補助リップが陥
凹部に収納され得るように構成されたことを特徴とする
自動車のグラスラン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10219684A JP2000033822A (ja) | 1998-07-18 | 1998-07-18 | 自動車のグラスラン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10219684A JP2000033822A (ja) | 1998-07-18 | 1998-07-18 | 自動車のグラスラン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000033822A true JP2000033822A (ja) | 2000-02-02 |
Family
ID=16739359
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10219684A Withdrawn JP2000033822A (ja) | 1998-07-18 | 1998-07-18 | 自動車のグラスラン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000033822A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1849638A1 (en) | 2006-04-28 | 2007-10-31 | Toyoda Gosei Co., Ltd. | Glass run |
JP2007296899A (ja) * | 2006-04-28 | 2007-11-15 | Toyoda Gosei Co Ltd | ガラスラン |
JP2007314124A (ja) * | 2006-05-29 | 2007-12-06 | Toyoda Gosei Co Ltd | ガラスラン |
JP2007314123A (ja) * | 2006-05-29 | 2007-12-06 | Toyoda Gosei Co Ltd | ガラスラン |
JP2008239104A (ja) * | 2007-03-29 | 2008-10-09 | Toyoda Gosei Co Ltd | ガラスラン |
-
1998
- 1998-07-18 JP JP10219684A patent/JP2000033822A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1849638A1 (en) | 2006-04-28 | 2007-10-31 | Toyoda Gosei Co., Ltd. | Glass run |
JP2007296899A (ja) * | 2006-04-28 | 2007-11-15 | Toyoda Gosei Co Ltd | ガラスラン |
JP2007296897A (ja) * | 2006-04-28 | 2007-11-15 | Toyoda Gosei Co Ltd | ガラスラン |
US8567127B2 (en) | 2006-04-28 | 2013-10-29 | Toyoda Gosei Co., Ltd. | Glass run |
JP2007314124A (ja) * | 2006-05-29 | 2007-12-06 | Toyoda Gosei Co Ltd | ガラスラン |
JP2007314123A (ja) * | 2006-05-29 | 2007-12-06 | Toyoda Gosei Co Ltd | ガラスラン |
JP2008239104A (ja) * | 2007-03-29 | 2008-10-09 | Toyoda Gosei Co Ltd | ガラスラン |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20040210 |
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040210 |
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RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20040210 |
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A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20050325 |