JP2000028254A - オープンショーケース - Google Patents

オープンショーケース

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JP2000028254A
JP2000028254A JP10195847A JP19584798A JP2000028254A JP 2000028254 A JP2000028254 A JP 2000028254A JP 10195847 A JP10195847 A JP 10195847A JP 19584798 A JP19584798 A JP 19584798A JP 2000028254 A JP2000028254 A JP 2000028254A
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JP
Japan
Prior art keywords
air
discharge port
cool air
suction port
air curtain
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Pending
Application number
JP10195847A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsunobu Kagawa
克宣 賀川
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Sanden Corp
Original Assignee
Sanden Corp
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Publication date
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  • Freezers Or Refrigerated Showcases (AREA)
  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 異なる温度帯域を形成可能な商品収納部を有
するとともに、この商品収納部における温度の安定度が
高いオープンショーケースを提供する。 【解決手段】 商品収納部3の上部には第1吐出口9と
第1吐出口9の前面側に第2吐出口10とを形成し、下
部には吸入口11を形成するとともに、商品収納部3を
上下に仕切るとともに前端部に中間吸入口18を形成し
た仕切棚5とを備えた。冷却器17からの冷気は第1吐
出口9から吐出され中間吸入口18及び吸入口11から
吸入され第1エアカーテンAC1を形成するとともに、
第1エアカーテンAC2の前面側には第2吐出口10か
ら吸入口11に亘って形成された第2エアカーテンAC
2が形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷蔵・冷凍商品を
陳列収納することができるオープンショーケースに関
し、特に保存温度の異なる複数種類の商品をそれぞれ適
正な温度帯域に維持するオープンショーケースに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のオープンショーケースと
して、出願人は既に特開平8−254383号公報にか
かるものを提案している。このオープンショーケース
は、前面開口の商品収納部内を上下に仕切る仕切棚を備
えており、この仕切棚の上方空間を低温度域(例えば1
0℃以下)とし、下方空間を高温度域(例えば十数℃)
としている。すなわち、オープンショーケース本体には
冷却器を備え、前記商品収納部の上部には吐出口を設け
るとともに仕切棚の前端部には吸入口を設け、冷却器か
らの冷気を前記吐出口から吐出し前記吸入口から吸入す
ることによりエアカーテンを形成している。これによ
り、仕切棚の上方空間はエアカーテンにより低温に維持
され、下方空間はエアカーテンの漏れ冷気により適度な
温度に維持される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このオ
ープンショーケースでは、外気温等による影響が大き
く、特に商品収納部の仕切棚の下方空間の温度を維持す
るのが困難であった。すなわち、仕切棚の下方空間では
上方空間を冷却維持するエアカーテンの漏れ空気が流入
することにより温度維持されており、下方空間の前面は
エアカーテンによる温度遮蔽がなされていないので、外
気の温度変化に影響されやすいものである。
【0004】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、異なる温度帯域を形
成可能な商品収納部を有するとともに、この商品収納部
における温度の安定度が高いオープンショーケースを提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、前面開口の商品収納部を有するとともに
冷却器を備え、この冷却器からの冷気を前記商品収納部
の上部に形成した冷気吐出口から吐出して前記前面開口
部に第1エアカーテンを形成するオープンショーケース
において、前記商品収納部を上下に仕切るとともに、前
端部には冷気吐出口からの冷気の一部を吸入して前記冷
却器に導く中間吸入口を形成した仕切部材を備え、前記
商品収納部は、下部には冷気吐出口からの冷気の一部を
吸入して前記冷却器に導く冷気吸入口を形成し、前記冷
気吐出口の前面側には第2吐出口を形成するとともに前
記冷気吸入口の前面側には第2吸入口を形成し、前記第
2吐出口から第2吸入口に亘って前記第1エアカーテン
の前面側に第2エアカーテンを形成したことを特徴とす
るものを提案する。
【0006】本発明によれば、冷却器からの冷気は商品
収納部の上部に形成された冷気吐出口から吐出され、吐
出された冷気は仕切部材の前端に形成された中間吸入口
から吸入されるとともに、その漏れ冷気は商品収納部の
下部に形成された冷気吸入口から吸入されることにより
商品収納部の前面に第1エアカーテンが形成される。さ
らに、前記冷気吐出口の前面側には第2吐出口が形成さ
れ、前記冷気吸入口の前面側には第2吸入口が形成さ
れ、この第2吐出口から第2吸入口に亘って前記第1エ
アカーテンの前面側に第2エアカーテンが形成される。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態にかかるオ
ープンショーケースについて図1〜図5を参照して説明
する。図1はオープンショーケースの側面縦断面図、図
2は図1におけるオープンショーケースのA−A’線矢
視方向断面図、図3は図1におけるオープンショーケー
スのB−B’線矢視方向断面図、図4は図1におけるオ
ープンショーケースのC−C’線矢視方向断面図で、図
5はオープンショーケースのダクト構造を背面側から見
た斜視図である。
【0008】このオープンショーケース(以下、単に
「ショーケース」と言う。)は、前面を開口した断面略
コ字状の断熱壁1aによって囲まれたショーケース本体
1と、このショーケース本体1の内側に前面を開口した
内箱2を配置して構成したものであり、この内箱2の内
側は商品を収納・陳列する商品収納部3としている。内
箱2の後壁2aには、上下複数段の商品棚4が付設され
ている。また、内箱2の後壁2aの上下方向ほぼ中央に
は、商品収納部3を上下に仕切る仕切棚5が付設されて
おり、商品収納部3はこの仕切棚5により上部収納部3
aと下部収納部3bに仕切られている。さらに、ショー
ケース本体1の下側には、機械室6が設けられており、
後述する冷却器と接続し冷凍サイクルを形成する圧縮機
7、凝縮器8等の機器が設置されている。
【0009】内箱2の天井面前端部には、左右方向に延
びる冷気吐出口である第1吐出口9が形成されており、
この第1吐出口9の前面側には左右方向に延びる第2吐
出口10が形成されている。また、内箱2の底面前端部
には、左右方向に延びる吸入口11が形成されている。
【0010】内箱2とショーケース本体1との間の空間
には、各種ダクトが設けられている。すなわち、内箱2
の下部には、前記吸入口11と連通し、背面側へ空気を
導くファンダクト12が設けられており、このファンダ
クト12の前面側には送風機13が設置してある。ファ
ンダクト12の背面側からは、上方へ延びる第1ダクト
14が設けられており、この第1ダクト14は前記第1
吐出口9に連通している。この第1ダクト14内には、
断熱壁1aの背面側に沿って冷却器17が設置されてい
る。また、ファンダクト12の背面側からは、前記第1
ダクト14と並列に設けられ上方に延びる第2ダクト1
5が設けられており、この第2ダクト15は前記第2吐
出口に連通している。さらに、内箱2の後壁2aに沿っ
て上下に延びる中間ダクト16が設けられており、その
下側は前記ファンダクト12の前面側に連通している。
ここで、図2,図3及び図5に示すように、ショーケー
ス本体1の中央より下方においては、第1ダクト14は
ほぼ中央部に断面横長に大きく設けられており、第2ダ
クト15は第1ダクト14の左右一方の側方に設けられ
ている。また、図4及び図5に示すように、ショーケー
ス本体1の中央より上方においては、第2ダクト15は
ショーケース本体1の断熱壁1aに沿って断面横長に設
けられており、第1ダクト14は第2ダクト15の前面
側に並設されている。なお、図において、点線矢印は第
1ダクトを流通する空気を表し、一点鎖線矢印は第2ダ
クトを流通する空気を表す。
【0011】商品収納部3に設けられた仕切棚5は、中
空構造のものであり、上面前端部には左右に延びる中間
吸入口18が形成されている。この中間吸入口18は、
仕切棚5の内部を通じて前記中間ダクト16に連通して
いる。
【0012】このように構成されたショーケースでは、
図1に示すように、送風機13の駆動により、ファンダ
クト12からの送風空気の一部は分流して第1ダクト1
4に流入する。第1ダクト14内の冷却器17で冷却さ
れた冷気は第1ダクト14内を流通し第1吐出口9から
吐出される。第1吐出口9から吐出された冷気は、仕切
棚5の中間吸入口18から吸入され中間ダクト16を流
通し送風機13に流入するとともに、冷気の一部(漏れ
冷気)は吸入口11から吸入され送風機13に流入し、
商品収納部3の前面に第1エアカーテンAC1を形成す
る(図1の点線矢印参照)。また、ファンダクト12か
らの送風空気の一部は分流して第2ダクト15に流入す
る。第2ダクト15を流通した空気は、冷却器17に冷
却されることなく第2吐出口10から吐出される。第2
吐出口10から吐出された空気は、その内側に第1エア
カーテンAC1が形成されていることから仕切棚5には
流入せずに、吸入口11から吸入され送風機13に流入
し、前記第1エアカーテンAC1の前面側に第2エアカ
ーテンAC2を形成する(図1の一点鎖線矢印参照)。
【0013】これにより、商品収納部3の上部収納部3
aは吐出口9から吐出される冷気により低温(例えば1
0℃以下)に冷却維持されるとともに、下部収納部3b
は漏れ冷気により上部収納部3aよりも高温(例えば十
数℃)に冷却維持される。ここで、商品収納部3内を冷
却維持する第1エアカーテンAC1の前面側には第2エ
アカーテンAC2が形成されているので、この第2エア
カーテンAC2により第1エアカーテンAC1が保護さ
れる。したがって、商品収納部3内の温度維持が、外気
温等による影響が少なく確実なものとなる。特に、仕切
棚5より下方に形成される第1エアカーテンAC1は流
量が少ないので、下部収納部3bにおける温度維持に冷
えすぎないという顕著な効果を有する。つまり、温度の
安定度の高いオープンショーケースとなる。
【0014】なお、本実施の形態では、第1吐出口9か
ら吐出した冷気と、第2吐出口10から吐出した空気
は、共通の吸入口11から吸入されるように構成した
が、それぞれ別々の吸入口により吸入するようにしても
よい。また、第1エアカーテンAC1と第2エアカーテ
ンAC2を共通の送風機13により形成したが、それぞ
れ別々の送風機により形成してもよい。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、冷却器からの冷気は商
品収納部の上部に形成された冷気吐出口から吐出され、
吐出された冷気は仕切部材の前端に形成された中間吸入
口から吸入されるとともに、その漏れ冷気は商品収納部
の下部に形成された冷気吸入口から吸入されることによ
り商品収納部の前面に第1エアカーテンが形成される。
さらに、前記冷気吐出口の前面側には第2吐出口が形成
され、前記冷気吸入口の前面側には第2吸入口が形成さ
れ、この第2吐出口から第2吸入口に亘って前記第1エ
アカーテンの前面側に第2エアカーテンが形成される。
これにより、仕切部材の上方空間は第1吐出口からの冷
気により低温に維持されると共に、下方空間は漏れ冷気
により前記上方空間よりも高温に維持される。また、第
2エアカーテンにより第1エアカーテンが保護されるの
で、第1エアカーテンによる商品収納部の温度維持が外
気温等による影響が少なく確実なものとすることができ
る。すなわち、温度の安定度の高いオープンショーケー
スとなる。特に、仕切部材より下方に形成される第1エ
アカーテンは流量が少ないので、仕切部材の下方空間に
おける温度維持に冷えすぎないという顕著な効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】オープンショーケースの側面縦断面図
【図2】図1におけるオープンショーケースのA−A’
線矢視方向断面図
【図3】図1におけるオープンショーケースのB−B’
線矢視方向断面図
【図4】図1におけるオープンショーケースのC−C’
線矢視方向断面図
【図5】オープンショーケースのダクト構造を背面側か
ら見た斜視図
【符号の説明】
1…ショーケース本体、2…内箱、3…商品収納部、5
…仕切棚、9…第1吐出口、10…第2吐出口、11…
吸入口、13…送風機、17…冷却器、18…中間吸入
口、AC1…第1エアカーテン、AC2…第2エアカー
テン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面開口の商品収納部を有するとともに
    冷却器を備え、この冷却器からの冷気を前記商品収納部
    の上部に形成した冷気吐出口から吐出して前記前面開口
    部に第1エアカーテンを形成するオープンショーケース
    において、 前記商品収納部を上下に仕切るとともに、前端部には冷
    気吐出口からの冷気の一部を吸入して前記冷却器に導く
    中間吸入口を形成した仕切部材を備え、 前記商品収納部は、下部には冷気吐出口からの冷気の一
    部を吸入して前記冷却器に導く冷気吸入口を形成し、前
    記冷気吐出口の前面側には第2吐出口を形成するととも
    に前記冷気吸入口の前面側には第2吸入口を形成し、 前記第2吐出口から第2吸入口に亘って前記第1エアカ
    ーテンの前面側に第2エアカーテンを形成したことを特
    徴とするオープンショーケース。
  2. 【請求項2】 前記冷気吸入口と第2吸入口とを共用し
    て設けたことを特徴とする請求項1記載のオープンショ
    ーケース。
  3. 【請求項3】 前記第1エアカーテンと第2エアカーテ
    ンとを共通の送風機により形成したことを特徴とする請
    求項1又は2何れか1項記載のオープンショーケース。
JP10195847A 1998-07-10 1998-07-10 オープンショーケース Pending JP2000028254A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009156480A (ja) * 2007-12-25 2009-07-16 Sanden Corp オープンショーケース
WO2023013218A1 (ja) * 2021-08-04 2023-02-09 パナソニックIpマネジメント株式会社 収納装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009156480A (ja) * 2007-12-25 2009-07-16 Sanden Corp オープンショーケース
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041109

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050712