JP2001280796A - 冷却庫 - Google Patents
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D2317/00—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass
- F25D2317/06—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation
- F25D2317/063—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation with air guides
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- Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 冷却用ファンの風量バランスが一定でないこ
とにより商品温度が一定にならず、商品が置かれた場所
によってビンの中身が凍結したり、また逆に飲み頃の温
度より高いという不都合を解消する。 【解決手段】 内部に貯蔵室を備えた断熱箱体４と、こ
の断熱箱体４の前面開口２を開閉自在に閉塞する扉を備
え、前記貯蔵室内の下部に設けられた底敷１５と、前記
貯蔵室の背面に設けられた仕切板とでダクトを形成し、
このダクト内に冷却器１３と冷却用ファン１６とを配置
した冷却庫１において、前記冷却用ファン１６の風下側
の前記ダクト内に複数の整流装置４０、４１を設け、こ
の複数の整流装置４０、４１の間は互いに前後に離間し
ているものとした。
とにより商品温度が一定にならず、商品が置かれた場所
によってビンの中身が凍結したり、また逆に飲み頃の温
度より高いという不都合を解消する。 【解決手段】 内部に貯蔵室を備えた断熱箱体４と、こ
の断熱箱体４の前面開口２を開閉自在に閉塞する扉を備
え、前記貯蔵室内の下部に設けられた底敷１５と、前記
貯蔵室の背面に設けられた仕切板とでダクトを形成し、
このダクト内に冷却器１３と冷却用ファン１６とを配置
した冷却庫１において、前記冷却用ファン１６の風下側
の前記ダクト内に複数の整流装置４０、４１を設け、こ
の複数の整流装置４０、４１の間は互いに前後に離間し
ているものとした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、貯蔵室の前面開口
を扉にて開閉自在に閉塞して成る冷却庫に関するもので
ある。
を扉にて開閉自在に閉塞して成る冷却庫に関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】従来よりこの種冷却庫は、例えば特開平
６−３４７１５１号公報に示される如く、前面に開口し
た断熱箱体の内部を仕切板により前後に区画し、前側に
貯蔵室を、後側にダクトをそれぞれ形成し、この貯蔵室
内には複数段の棚が架設されると共に、前面開口を複層
ガラス扉にて開閉自在に閉塞している。
６−３４７１５１号公報に示される如く、前面に開口し
た断熱箱体の内部を仕切板により前後に区画し、前側に
貯蔵室を、後側にダクトをそれぞれ形成し、この貯蔵室
内には複数段の棚が架設されると共に、前面開口を複層
ガラス扉にて開閉自在に閉塞している。
【０００３】また、ダクト内には冷却器が配設されると
共に、ダクトの上端部には冷却用ファンが設置され、こ
の冷却用ファンの前側に吐出口が形成されている。断熱
壁の下方には冷却装置の圧縮機等の設置される機械室が
設けられている。
共に、ダクトの上端部には冷却用ファンが設置され、こ
の冷却用ファンの前側に吐出口が形成されている。断熱
壁の下方には冷却装置の圧縮機等の設置される機械室が
設けられている。
【０００４】そして、冷却器にて冷却された冷気は冷却
用ファンによりダクト内を吸い上げられ、吐出口から貯
蔵室内に吐出される。貯蔵室内に吐出された冷気はそこ
を循環して内部の商品を冷却し、その後ダクトの下端か
ら冷却器に吸い込まれ、貯蔵室内は適度に冷却維持さ
れ、瓶入りビール等の商品を販売に適した温度に冷却す
る。
用ファンによりダクト内を吸い上げられ、吐出口から貯
蔵室内に吐出される。貯蔵室内に吐出された冷気はそこ
を循環して内部の商品を冷却し、その後ダクトの下端か
ら冷却器に吸い込まれ、貯蔵室内は適度に冷却維持さ
れ、瓶入りビール等の商品を販売に適した温度に冷却す
る。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、係る従
来の冷却庫においては、冷却用ファンの風量バランスが
一定でなかった。そのため、商品温度が一定でなく、商
品が置かれた場所によって、所定の温度より低くなりビ
ンの中身が凍結したり、また逆に飲み頃の温度より高い
という不都合があった。
来の冷却庫においては、冷却用ファンの風量バランスが
一定でなかった。そのため、商品温度が一定でなく、商
品が置かれた場所によって、所定の温度より低くなりビ
ンの中身が凍結したり、また逆に飲み頃の温度より高い
という不都合があった。
【０００６】本発明は、係る従来の課題を解決するため
に成されたものであり、冷却用ファンから吐出された冷
気を整流させる効果を高め、貯蔵室内の風量を均一にす
ることにより、貯蔵室内の商品温度を均一に保持し、商
品の品質を適正に保持できるようにすることを目的とす
る。
に成されたものであり、冷却用ファンから吐出された冷
気を整流させる効果を高め、貯蔵室内の風量を均一にす
ることにより、貯蔵室内の商品温度を均一に保持し、商
品の品質を適正に保持できるようにすることを目的とす
る。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項１の冷
却庫は、内部に貯蔵室を備えた断熱箱体と、この断熱箱
体の前面開口を開閉自在に閉塞する扉とを備え、前記貯
蔵室内の下部に設けられた底敷と、前記貯蔵室の背面に
設けられた仕切板とでダクトを形成し、このダクト内に
冷却器と冷却用ファンとを配置したものであって、前記
冷却用ファンの風下側の前記ダクト内に複数の整流装置
を設け、この複数の整流装置の間を互いに前後に離間し
ているものである。
却庫は、内部に貯蔵室を備えた断熱箱体と、この断熱箱
体の前面開口を開閉自在に閉塞する扉とを備え、前記貯
蔵室内の下部に設けられた底敷と、前記貯蔵室の背面に
設けられた仕切板とでダクトを形成し、このダクト内に
冷却器と冷却用ファンとを配置したものであって、前記
冷却用ファンの風下側の前記ダクト内に複数の整流装置
を設け、この複数の整流装置の間を互いに前後に離間し
ているものである。
【０００８】請求項１の発明によれば、最初の整流装置
に流入した後、次の整流装置に流入するまでの整流装置
の無い部分において冷気が風量の多い方から少ない方へ
と流れ、圧力が略均一になってから次の整流装置に流入
するようになる。そのため、最後の整流装置から流出す
るときには最初の整流装置に流入するときに比べて均一
な冷気流となって吐出するようにすることができる。こ
れにより、貯蔵室内の風量が略均一になり商品温度を略
均一に保持することができるようになるので、商品の品
質を適正に保持できる。
に流入した後、次の整流装置に流入するまでの整流装置
の無い部分において冷気が風量の多い方から少ない方へ
と流れ、圧力が略均一になってから次の整流装置に流入
するようになる。そのため、最後の整流装置から流出す
るときには最初の整流装置に流入するときに比べて均一
な冷気流となって吐出するようにすることができる。こ
れにより、貯蔵室内の風量が略均一になり商品温度を略
均一に保持することができるようになるので、商品の品
質を適正に保持できる。
【０００９】この発明の請求項２の冷却庫は、請求項１
において、前記整流装置は、底敷と一体に形成されてい
るものである。
において、前記整流装置は、底敷と一体に形成されてい
るものである。
【００１０】請求項２の発明によれば、整流装置が底敷
と一体に形成されているため底敷を貯蔵室に配設するこ
とにより、容易にダクト及び整流装置を形成することが
できる。
と一体に形成されているため底敷を貯蔵室に配設するこ
とにより、容易にダクト及び整流装置を形成することが
できる。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
形態を詳述する。図１は本発明の冷却庫の正面図、図２
は扉を外して示す本発明の冷却庫の正面図、図３は本発
明の冷却庫の縦断側面図、図４は第１の実施例としての
図２におけるＡ−Ａ断面図、図５は第１の実施例におけ
る底敷の裏面図、図６は第２の実施例としての図２にお
けるＡ−Ａ断面図、図７は第２の実施例における底敷の
裏面図、図８は第３の実施例としての図２におけるＡ−
Ａ断面図、図９は図３の冷却庫の縦断面図の要部詳細
図、図１０は本発明の冷却庫の機械室の要部平面図をそ
れぞれ示している。
形態を詳述する。図１は本発明の冷却庫の正面図、図２
は扉を外して示す本発明の冷却庫の正面図、図３は本発
明の冷却庫の縦断側面図、図４は第１の実施例としての
図２におけるＡ−Ａ断面図、図５は第１の実施例におけ
る底敷の裏面図、図６は第２の実施例としての図２にお
けるＡ−Ａ断面図、図７は第２の実施例における底敷の
裏面図、図８は第３の実施例としての図２におけるＡ−
Ａ断面図、図９は図３の冷却庫の縦断面図の要部詳細
図、図１０は本発明の冷却庫の機械室の要部平面図をそ
れぞれ示している。
【００１２】１は冷却庫で、前面に開口２を有した貯蔵
室３を内部に備えた断熱箱体４と、前記貯蔵室３の下側
の断熱箱体４外に形成され、これも前面に開口６を有し
た機械室７などから構成されている。前記貯蔵室３の背
面側には断熱箱体４と間隔を存して仕切板８が取り付け
られ、この仕切板８と断熱箱体４間に冷気通路１１が形
成されている。
室３を内部に備えた断熱箱体４と、前記貯蔵室３の下側
の断熱箱体４外に形成され、これも前面に開口６を有し
た機械室７などから構成されている。前記貯蔵室３の背
面側には断熱箱体４と間隔を存して仕切板８が取り付け
られ、この仕切板８と断熱箱体４間に冷気通路１１が形
成されている。
【００１３】また、貯蔵室３の前面開口２は透視可能な
複層ガラス２１が嵌め込まれた扉２２にて開閉自在に閉
塞される。この扉２２は向かって右側上下をヒンジ２
３、２３にて、断熱箱体４に回動自在に枢支されてい
る。
複層ガラス２１が嵌め込まれた扉２２にて開閉自在に閉
塞される。この扉２２は向かって右側上下をヒンジ２
３、２３にて、断熱箱体４に回動自在に枢支されてい
る。
【００１４】そして、前記冷気通路１１内に冷凍サイク
ルの周知の冷媒回路を構成する冷却器１３が縦設される
と共に、冷気通路１１の最上部は貯蔵室３の後上部に形
成された吸込口１４にて貯蔵室３に連通している。仕切
板８前方の貯蔵室３内には商品Ｖを陳列するための棚１
７が複数段架設され（図３では１段のみ示す）、最下段
には底敷１５が架設されている。底敷１５の下側に前記
冷却用ファン１６が位置し、この冷却用ファン１６によ
り貯蔵室３内の冷気が前記吸込口１４より吸込まれる。
ルの周知の冷媒回路を構成する冷却器１３が縦設される
と共に、冷気通路１１の最上部は貯蔵室３の後上部に形
成された吸込口１４にて貯蔵室３に連通している。仕切
板８前方の貯蔵室３内には商品Ｖを陳列するための棚１
７が複数段架設され（図３では１段のみ示す）、最下段
には底敷１５が架設されている。底敷１５の下側に前記
冷却用ファン１６が位置し、この冷却用ファン１６によ
り貯蔵室３内の冷気が前記吸込口１４より吸込まれる。
【００１５】これにより、貯蔵室３内の冷気は冷却用フ
ァン１６によって吸込口１４から吸引され、冷却器１３
方向に流れ、冷却器１３で冷却された冷気は、冷却用フ
ァンを通過し、底敷１５の下部前方の吹出口１２から貯
蔵室３内に吐出される循環を行う。
ァン１６によって吸込口１４から吸引され、冷却器１３
方向に流れ、冷却器１３で冷却された冷気は、冷却用フ
ァンを通過し、底敷１５の下部前方の吹出口１２から貯
蔵室３内に吐出される循環を行う。
【００１６】底敷１５はＡＢＳ樹脂を射出成型により一
体に成型されたもので、上面が開口した箱状のもので、
前部、後部及び左右側部には、立上りフランジ１５Ａ、
１５Ｂ、１５Ｃ、１５Ｃが設けられ、この底敷に載置さ
れる商品Ｖを規制している。後部には仕切板８に設けら
れた孔に挿入し、位置決めするための第１のボス１５Ｄ
が２箇所設けられている。底敷１５の下面には、第２の
ボス１５Ｅが複数設けられており、断熱箱体４の貯蔵室
３側の底面に所定間隔を形成し、前記冷気通路１１の一
部を構成している。そして、仕切板８と底敷１５とで冷
気通路１１を内部に形成するダクトとしている。
体に成型されたもので、上面が開口した箱状のもので、
前部、後部及び左右側部には、立上りフランジ１５Ａ、
１５Ｂ、１５Ｃ、１５Ｃが設けられ、この底敷に載置さ
れる商品Ｖを規制している。後部には仕切板８に設けら
れた孔に挿入し、位置決めするための第１のボス１５Ｄ
が２箇所設けられている。底敷１５の下面には、第２の
ボス１５Ｅが複数設けられており、断熱箱体４の貯蔵室
３側の底面に所定間隔を形成し、前記冷気通路１１の一
部を構成している。そして、仕切板８と底敷１５とで冷
気通路１１を内部に形成するダクトとしている。
【００１７】さらに、底敷１５の下面には冷却用ファン
１６の風下側となる扉２２側（冷却用ファン１６より前
方側）に、所定間隔を有しかつ平行な複数の前後方向の
リブ４４から成る２箇所の整流装置（第１の整流装置４
０及び第２の整流装置４１）が設けられ、それぞれ第１
の冷気通路４５と第２の冷気通路４６を形成している。
また、この２箇所の整流装置４０、４１は、それぞれ底
敷１５の左右の幅全体に渡り設けられ、第１の整流装置
４０と第２の整流装置４１との間は、リブ４４が設けら
れておらずこれらの整流装置４０、４１の間は互いに離
間して所定の空間を形成しており、空間が拡大した冷気
拡大空間４７を形成している。
１６の風下側となる扉２２側（冷却用ファン１６より前
方側）に、所定間隔を有しかつ平行な複数の前後方向の
リブ４４から成る２箇所の整流装置（第１の整流装置４
０及び第２の整流装置４１）が設けられ、それぞれ第１
の冷気通路４５と第２の冷気通路４６を形成している。
また、この２箇所の整流装置４０、４１は、それぞれ底
敷１５の左右の幅全体に渡り設けられ、第１の整流装置
４０と第２の整流装置４１との間は、リブ４４が設けら
れておらずこれらの整流装置４０、４１の間は互いに離
間して所定の空間を形成しており、空間が拡大した冷気
拡大空間４７を形成している。
【００１８】また、この底敷１５の第２の整流装置４１
の前方及び底敷１５の下面には、これもまた底敷１５と
一体に成型された吹出孔４８、４９がそれぞれ設けられ
ている。
の前方及び底敷１５の下面には、これもまた底敷１５と
一体に成型された吹出孔４８、４９がそれぞれ設けられ
ている。
【００１９】一方、前記機械室７内には前記冷凍サイク
ルの冷媒回路を構成する圧縮機２６やワイヤアンドチュ
ーブ製の凝縮器２７などが設置されると共に、更にそれ
らに送風する凝縮器用ファン２８も設けられている。そ
して、冷却器１３の除霜水を受ける露受皿２０が凝縮器
２７の下方に設けられ、圧縮機２６および凝縮器２７
は、開口６の左右方向に並設されて台脚２９上に設置さ
れると共に、これらの後側に凝縮器用ファン２８が設置
されている。尚、冷却用ファン１６と凝縮器用ファン２
８とは、ともにプロペラファンであり、同軸の電動機３
０に固定されている。
ルの冷媒回路を構成する圧縮機２６やワイヤアンドチュ
ーブ製の凝縮器２７などが設置されると共に、更にそれ
らに送風する凝縮器用ファン２８も設けられている。そ
して、冷却器１３の除霜水を受ける露受皿２０が凝縮器
２７の下方に設けられ、圧縮機２６および凝縮器２７
は、開口６の左右方向に並設されて台脚２９上に設置さ
れると共に、これらの後側に凝縮器用ファン２８が設置
されている。尚、冷却用ファン１６と凝縮器用ファン２
８とは、ともにプロペラファンであり、同軸の電動機３
０に固定されている。
【００２０】前記凝縮器用ファン２８は吸引型のファン
であり、機械室７の後方下部から前方に延在するファン
ケース２４の上面に開口した円形の開口部２５に位置し
て下向きに取り付けられている。係る機械室７の後面上
部は閉塞板３２により、また、ファンケース２４の前方
は台脚２９により閉塞され、ファンケース２４の下方お
よび後方のみが台脚２９および閉塞板３２にそれぞれ設
けられた長孔１８、１９により開口している。
であり、機械室７の後方下部から前方に延在するファン
ケース２４の上面に開口した円形の開口部２５に位置し
て下向きに取り付けられている。係る機械室７の後面上
部は閉塞板３２により、また、ファンケース２４の前方
は台脚２９により閉塞され、ファンケース２４の下方お
よび後方のみが台脚２９および閉塞板３２にそれぞれ設
けられた長孔１８、１９により開口している。
【００２１】機械室７の前面の開口６には機械室カバー
３３が取り付けられ、上方の扉２２の下方に位置してい
る。この機械室カバー３３は、硬質合成樹脂により成型
されており、前面は湾曲した形状を呈している。更に、
機械室カバー３３の上部には、複数の図示しないスリッ
トにより吹出部３７が形成され、後述する枠部材３４の
下枠３４Ｄの下部に形成された開口３５に連通してい
る。尚、機械室カバー３３の内側の領域は後面に全て開
放している。
３３が取り付けられ、上方の扉２２の下方に位置してい
る。この機械室カバー３３は、硬質合成樹脂により成型
されており、前面は湾曲した形状を呈している。更に、
機械室カバー３３の上部には、複数の図示しないスリッ
トにより吹出部３７が形成され、後述する枠部材３４の
下枠３４Ｄの下部に形成された開口３５に連通してい
る。尚、機械室カバー３３の内側の領域は後面に全て開
放している。
【００２２】扉２２は、樹脂の扉枠３６とこの扉枠３６
に嵌め込まれた透明複層ガラス２１と、扉枠３６の内面
周囲に取付けられたガスケット３９と、扉枠３６の外周
部の前方に突出した枠部材３４とから成る。この枠部材
３４は、硬質合成樹脂により一体成型されたもので、上
枠３４Ａ、左枠３４Ｂ、右枠３４Ｃおよび下枠３４Ｄの
４辺から成る略ロ字状の形状のものであり、扉枠３６以
外の部分（ガラスの部分）を透視可能とし、扉２２の扉
枠３６に嵌合し固定されている。この枠部材３４の下枠
３４Ｄの下部は、開口３５を有しており、前記機械室カ
バー３３の吹出部３７に連通している。この下枠３４Ｄ
の上部はスリットを形成し、吐出口４３としている。
に嵌め込まれた透明複層ガラス２１と、扉枠３６の内面
周囲に取付けられたガスケット３９と、扉枠３６の外周
部の前方に突出した枠部材３４とから成る。この枠部材
３４は、硬質合成樹脂により一体成型されたもので、上
枠３４Ａ、左枠３４Ｂ、右枠３４Ｃおよび下枠３４Ｄの
４辺から成る略ロ字状の形状のものであり、扉枠３６以
外の部分（ガラスの部分）を透視可能とし、扉２２の扉
枠３６に嵌合し固定されている。この枠部材３４の下枠
３４Ｄの下部は、開口３５を有しており、前記機械室カ
バー３３の吹出部３７に連通している。この下枠３４Ｄ
の上部はスリットを形成し、吐出口４３としている。
【００２３】以上の構成で、凝縮器用ファン２８が運転
されると、機械室７の下方および後方の空気は長孔１
８、１９からファンケース２４内に吸い込まれ、機械室
７を経て前方の圧縮機２６、凝縮器２７に吹き付けら
れ、それらを空冷するとともに、露受皿２０に吹き付け
られる。それによって、凝縮器２７と圧縮機２６の放熱
と、露受皿２０内の除霜水の蒸発を促進させる。
されると、機械室７の下方および後方の空気は長孔１
８、１９からファンケース２４内に吸い込まれ、機械室
７を経て前方の圧縮機２６、凝縮器２７に吹き付けら
れ、それらを空冷するとともに、露受皿２０に吹き付け
られる。それによって、凝縮器２７と圧縮機２６の放熱
と、露受皿２０内の除霜水の蒸発を促進させる。
【００２４】尚、凝縮器２７および圧縮機２６を順次空
冷して暖かくなった外気（暖気）は、機械室７の後面お
よびファンケース２４前方が閉塞板３２および台脚２９
によって閉塞されている関係上、機械室７から前方に向
かう。
冷して暖かくなった外気（暖気）は、機械室７の後面お
よびファンケース２４前方が閉塞板３２および台脚２９
によって閉塞されている関係上、機械室７から前方に向
かう。
【００２５】そして、機械室カバー３３の上部に設けら
れた吹出部３７から枠部材３４の下枠３４Ｄの開口３５
を経て下枠３４Ｄの空間３１に入り、枠部材に設けられ
た吐出口４３から矢印の如く上方に吹き出され、上方の
扉２２の複層ガラス２１前面に向かって吹き出し、扉２
２前面に行き渡る。
れた吹出部３７から枠部材３４の下枠３４Ｄの開口３５
を経て下枠３４Ｄの空間３１に入り、枠部材に設けられ
た吐出口４３から矢印の如く上方に吹き出され、上方の
扉２２の複層ガラス２１前面に向かって吹き出し、扉２
２前面に行き渡る。
【００２６】他方、圧縮機２６、凝縮器用ファン２８お
よび冷却用ファン１６が運転されると、冷却器１３が冷
却作用を発揮し、それによって冷却された冷気は前述の
如く冷却用ファン１６によって貯蔵室３内に循環する。
これによって、貯蔵室３内は所定の低温度（冷蔵または
冷凍）に冷却される。
よび冷却用ファン１６が運転されると、冷却器１３が冷
却作用を発揮し、それによって冷却された冷気は前述の
如く冷却用ファン１６によって貯蔵室３内に循環する。
これによって、貯蔵室３内は所定の低温度（冷蔵または
冷凍）に冷却される。
【００２７】次に底敷１５の下面に設けられた整流装置
４０、４１について説明する。機械室７内において、左
側には大きな容積の圧縮機２６が配設されている関係
上、凝縮器用ファン２８は凝縮器２７の奥側となる右側
に設けられている。前述のように、冷却用ファン１６と
凝縮器用ファン２８とは同軸の電動機３０に固定されて
いることから、冷却用ファン１６は断熱箱体４の底面の
貯蔵室３側の右奥隅に位置することになる。したがっ
て、冷却用ファン１６を通過した冷気は、冷却用ファン
１６の回転による慣性により、冷気通路１１内の一方の
風量が多く、逆に他方側の風量が少なくなる特性を有し
ている。そのため、第１の冷気通路４５に流入する際の
冷気の風量は、この冷気通路の内、左右いずれか一方の
冷気通路４５の風量が多く、逆に他方側の冷気通路４５
の風量が少なくなる。そのため、次に冷気拡大空間４７
に冷気が流入する際は、左右いずれか一方の冷気拡大空
間４７より他方側の冷気拡大空間４７の方が小さい圧力
と成っており、この圧力差のためこの他方側方向に冷気
が流れる。そのため、この拡大空間４７内にて左右の冷
気の風量が略均一になり、その後第２の冷気通路４６に
流入することになる。これにより、吹出孔４８、４９か
ら吹出す際は、略均一な冷気が吹出されることになる。
４０、４１について説明する。機械室７内において、左
側には大きな容積の圧縮機２６が配設されている関係
上、凝縮器用ファン２８は凝縮器２７の奥側となる右側
に設けられている。前述のように、冷却用ファン１６と
凝縮器用ファン２８とは同軸の電動機３０に固定されて
いることから、冷却用ファン１６は断熱箱体４の底面の
貯蔵室３側の右奥隅に位置することになる。したがっ
て、冷却用ファン１６を通過した冷気は、冷却用ファン
１６の回転による慣性により、冷気通路１１内の一方の
風量が多く、逆に他方側の風量が少なくなる特性を有し
ている。そのため、第１の冷気通路４５に流入する際の
冷気の風量は、この冷気通路の内、左右いずれか一方の
冷気通路４５の風量が多く、逆に他方側の冷気通路４５
の風量が少なくなる。そのため、次に冷気拡大空間４７
に冷気が流入する際は、左右いずれか一方の冷気拡大空
間４７より他方側の冷気拡大空間４７の方が小さい圧力
と成っており、この圧力差のためこの他方側方向に冷気
が流れる。そのため、この拡大空間４７内にて左右の冷
気の風量が略均一になり、その後第２の冷気通路４６に
流入することになる。これにより、吹出孔４８、４９か
ら吹出す際は、略均一な冷気が吹出されることになる。
【００２８】次に、図６及び図７は第２の実施例、図８
は第３の実施例を示す。これらの整流装置は、第１の実
施例において、第１の整流装置より冷却用ファン１６側
に延在してそれぞれ第３の冷気通路５０、第４の冷気通
路５１を設けたものである。これらの実施例に示す如
く、冷却用ファン１６から送られた冷気を略均一にする
ために種々の冷気通路の変形例が考えられる。
は第３の実施例を示す。これらの整流装置は、第１の実
施例において、第１の整流装置より冷却用ファン１６側
に延在してそれぞれ第３の冷気通路５０、第４の冷気通
路５１を設けたものである。これらの実施例に示す如
く、冷却用ファン１６から送られた冷気を略均一にする
ために種々の冷気通路の変形例が考えられる。
【００２９】
【発明の効果】以上詳述した如く、請求項１の発明によ
れば、最初の整流装置に流入した後、次の整流装置に流
入するまでの整流装置の無い部分において冷気が風量の
多い方から少ない方へと流れ、圧力が略均一になってか
ら次の整流装置に流入するようになる。そのため、最後
の整流装置から流出するときには最初の整流装置に流入
するときに比べて均一な冷気流となって吐出するように
することができる。これにより、貯蔵室内の風量が略均
一になり商品温度を略均一に保持することができるよう
になるので、商品の品質を適正に保持できる。
れば、最初の整流装置に流入した後、次の整流装置に流
入するまでの整流装置の無い部分において冷気が風量の
多い方から少ない方へと流れ、圧力が略均一になってか
ら次の整流装置に流入するようになる。そのため、最後
の整流装置から流出するときには最初の整流装置に流入
するときに比べて均一な冷気流となって吐出するように
することができる。これにより、貯蔵室内の風量が略均
一になり商品温度を略均一に保持することができるよう
になるので、商品の品質を適正に保持できる。
【００３０】また、請求項２の発明によれば、整流装置
が底敷と一体に形成されているため底敷を貯蔵室に配設
することにより、容易にダクト及び整流装置を形成する
ことができる。
が底敷と一体に形成されているため底敷を貯蔵室に配設
することにより、容易にダクト及び整流装置を形成する
ことができる。
【図１】本発明の冷却庫の正面図を示す。
【図２】扉を外して示す本発明の冷却庫の正面図であ
る。
る。
【図３】本発明の冷却庫の縦断側面図を示す。
【図４】第１の実施例としての図２におけるＡ−Ａ断面
図を示す。
図を示す。
【図５】第１の実施例における底敷の裏面図を示す。
【図６】第２の実施例としての図２におけるＡ−Ａ断面
図を示す。
図を示す。
【図７】第２の実施例における底敷の裏面図
【図８】第３の実施例としての図２におけるＡ−Ａ断面
図を示す。
図を示す。
【図９】図３の冷却庫の縦断面図の要部詳細図を示す。
【図１０】本発明の冷却庫の機械室の要部平面図を示
す。
す。
１ 冷却庫 ２、６ 開口 ３ 貯蔵室 ４ 断熱箱体 ７ 機械室 １５ 底敷 ２０ 露受皿 ２４ ファンケース ２６ 圧縮機 ２７ 凝縮器 ２８ 凝縮器用ファン ４０ 第１の整流装置 ４１ 第２の整流装置 ４５ 第１の冷気通路 ４６ 第２の冷気通路 ４７ 冷気拡大空間 ４８、４９ 吹出孔
Claims (2)
- 【請求項１】 内部に貯蔵室を備えた断熱箱体と、この
断熱箱体の前面開口を開閉自在に閉塞する扉とを備え、
前記貯蔵室内の下部に設けられた底敷と、前記貯蔵室の
背面に設けられた仕切板とでダクトを形成し、このダク
ト内に冷却器と冷却用ファンとを配置した冷却庫におい
て、前記冷却用ファンの風下側の前記ダクト内に複数の
整流装置を設け、この複数の整流装置の間は互いに前後
に離間していることを特徴とする冷却庫。 - 【請求項２】 前記整流装置は、底敷と一体に形成され
ていることを特徴とする請求項１の冷却庫。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000097374A JP2001280796A (ja) | 2000-03-31 | 2000-03-31 | 冷却庫 |
| CNB011121459A CN1134632C (zh) | 2000-03-31 | 2001-03-29 | 冰箱 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000097374A JP2001280796A (ja) | 2000-03-31 | 2000-03-31 | 冷却庫 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001280796A true JP2001280796A (ja) | 2001-10-10 |
Family
ID=18612004
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000097374A Pending JP2001280796A (ja) | 2000-03-31 | 2000-03-31 | 冷却庫 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001280796A (ja) |
| CN (1) | CN1134632C (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102011075946A1 (de) * | 2011-05-17 | 2012-11-22 | BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH | Haushaltskältegerät mit Ventilator |
| CN102502114B (zh) * | 2011-11-04 | 2013-11-06 | 海信容声(广东)冰箱有限公司 | 一种用于有压缩机后罩的冰箱底垫及制作方法 |
-
2000
- 2000-03-31 JP JP2000097374A patent/JP2001280796A/ja active Pending
-
2001
- 2001-03-29 CN CNB011121459A patent/CN1134632C/zh not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| CN1319755A (zh) | 2001-10-31 |
| CN1134632C (zh) | 2004-01-14 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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| A977 | Report on retrieval |
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| A521 | Written amendment |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070123 |