JP2000006598A - エンボス化粧材 - Google Patents

エンボス化粧材

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JP2000006598A JP10177586A JP17758698A JP2000006598A JP 2000006598 A JP2000006598 A JP 2000006598A JP 10177586 A JP10177586 A JP 10177586A JP 17758698 A JP17758698 A JP 17758698A JP 2000006598 A JP2000006598 A JP 2000006598A
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Yoshiaki Kakinuma
良明 柿沼
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 木目導管の高度な風合いと意匠性を示すエン
ボス化粧材を提供する。 【解決手段】 基材表面に細長い木目導管溝状の凹陥部
が、特定の方向に配向して複数形成された化粧材であっ
て、前記凹陥部が、長手方向の一方の向きに従って順
次、多段階的に深くなる第1の凹陥部Aと、反対の向き
に従って順次、多段階的に深くなる第2の凹陥部Bとを
混在させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高度な意匠表現を
可能とする木目導管溝状の凹陥部がエンボス成形されて
なるエンボス化粧材に関する。
【0002】
【従来の技術】これまでに、天然木材板が有する木目導
管溝の風合いをさらにリアルに再現しようとして、その
平面形状は無論のこと、木目導管溝の深度まで再現を試
みたエンボス化粧材の提案がなされている。特開平4−
308799号公報には、個々の木目導管断面パターン
とそれを段階的に細らせた画像から作成されてなる複数
枚のパターン用マスクを用いてエンボス版基材面に複数
回のフォトエッチングを行ってエンボス版を作成し、こ
のエンボス版を用いてトップ基材シートにエンボス加工
を行うことによって、中心部ほど深度のある木目導管溝
状の多段階の凹陥部を有するエンボス化粧材とその製造
方法が開示されている。国際公開WO95/21060
号公報には、木目導管溝を近似楕円モデルに置き換えた
平面的な断面パターンの情報だけから最深部が木目導管
溝の一方の端部に偏心した立体的な仮想導管溝を演算に
よって求め、所定の深度ごとの等深線を輪郭線とするパ
ターニングマスクの作成と各マスクを浅い深度のものか
ら順次用いてエンボス版基材面を多段階的に腐食して得
られたエンボス版とそれによるエンボス化粧材とその製
造方法が開示されている。図5は、従来の木目導管溝に
深度変化があるエンボス化粧材の平面の拡大模式図であ
って、特開平4−308799号公報においては、深度
変化は、図5(a)に示すように、木目導管溝の単に中
心部に向かう程深くなっており、各深さ段階の平面視輪
郭形状の中心は同心となっている。また、WO95/2
1060号公報においては、図5(b)に示すように、
各深さ段階の平面視輪郭形状は、一方向(図では、+x
方向)に向かって順次偏心されていて、木目導管溝の一
方の端部に向かうほど深くなっている。そしてすべての
木目導管溝における深度の変化は同一方向に揃ってい
る。すなわち、図5(b)では、+x方向に向かって順
次深度が増加している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、このような
従来のエンボス化粧材30のもたらす風合いは、木目導
管溝がヘアーラインのように弱い木目柄については満足
されても、木目導管溝に強さ、アクセントがある樫(か
し)、楢(なら)、ぶな等の木目柄においては、仕上が
りが単調すぎるという問題がある。本発明は、前述の問
題点に鑑みてなされたもので、より高度な変化のある意
匠表現を可能とするエンボス化粧材の提供を目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
になされた本発明によるエンボス化粧材は、基材表面に
細長い木目導管溝状の複数の凹陥部が、特定の方向に配
向して形成された化粧材であって、前記凹陥部が、長手
方向の一方の向きに従って順次、多段階的に深くなる第
1の凹陥部と、長手方向の反対の向きに従って順次、多
段階的に深くなる第2の凹陥部とを混在させたことを構
成とするものである。また、前記凹陥部内に着色インキ
を充填してもよい。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明によって製造されるエンボ
ス化粧材とは、基材表面にエンボス加工等により凹凸模
様が表面に施されたシート或いは板である。凹凸模様と
しては、後述の如き木目導管溝状の凹陥部の集合体から
なる。基材の材料としては、通常、ポリエチレン、ポリ
プロピレン、オレフィン系熱可塑性エラストマー等のポ
リオレフィン系樹脂、ポリメチルメタクリレート、ポリ
ブチルメタクリレート、アクリル樹脂、熱可塑性ポリエ
ステル樹脂、熱可塑性ウレタン樹脂、ポリ塩化ビニル、
ABS,ポリスチレン等の熱可塑性樹脂、メラミン樹
脂、不飽和(熱硬化性)ポリエステル樹脂、2液硬化
(熱硬化)型ウレタン樹脂等の熱硬化性樹脂、ラジカル
重合型不飽和アクリレート(またはメタクリレート)、
又はカチオン重合型エポキシ樹脂を電離放射線(紫外
線、電子線等)で架橋させてなる電離放射線硬化性樹脂
等が用いられる。また基材は、一般に図4の如く積層
体であるが、単層であってもよい。また、用途として
は、壁、床、天井等の建築物の内装材、扉、窓枠、扉
枠、手摺等の建具の表面材、テレビジョン受像機等の家
電製品の筐体の表面材、箪笥等の家具の表面材、箱等の
容器の表面材、車両等の内装材、船舶内装材等であっ
て、図4に示すように必要に応じて更に任意の素材が
裏打ちされて使用される。
【0006】図1は、本発明によるエンボス化粧材の木
目導管溝状にエンボスされた凹陥部の説明図である。図
1(a)は、本発明によるエンボス化粧材20の凹陥部
の平面模式図である。実際の天然木材板の表面に現れる
木目導管溝を正面からみた模様、すなわち導管部のみを
抽出した木目導管断面パターン(平面視パターン)は、
一見不規則に見えるが、略同一方向に延びる複数の長楕
円形の変形パターンが配向してなるものであるので、以
下個々の木目導管断面パターンを模式的に長楕円形のパ
ターンモデルをもって示すこととする。本発明によるエ
ンボス化粧材20の表面にエンボス加工される木目導管
溝状の複数の凹陥部は、図1(a)に示すように、特定
の方向(図では上下方向、すなわちx軸方向。これを長
手方向と呼称する。)に配向していて、凹陥部は、その
長手方向の一方の向き(図1(a)では下向き、すなわ
ち+x方向)に従って、深度が段階的に深くなる凹陥部
Aと逆の向き(図1(a)では上向き、すなわち−x方
向)に従って、深度が段階的に深くなる凹陥部Bとが混
在して形成されている。図1(b)は凹陥部Aの長手方
向(x軸方向)のx1 −x1 断面図、図1(c)は、凹
陥部Bの長手方向のx2 −x2 断面図である。いずれも
図1(a)を左方向から見た断面図である。図1
(b)、(c)からも明らかなように、凹陥部Aと凹陥
部Bでは深度変化の方向が逆転している。図1(a)に
示すように、本発明によるエンボス化粧材20の個々の
凹陥部は、サイズの異なる例えば3種の長楕円状パター
ンA1,A2,A3あるいはB1,B2,B3が偏心し
ながら重なって加工されており、図1(b)、(c)に
示すように、長楕円状パターン、A1,A2,A3ある
いはB1,B2,B3が総て重なって加工される凹陥部
分の深度が最も深く、2種のパターンA2,A3あるい
はB2,B3が重なる凹陥部分の深度が中間で、1種の
パターンA1あるいはB1による凹陥部分の深度が最も
浅くなっている。本発明によるエンボス化粧材20の木
目導管溝状の凹陥部を形成する長楕円状パターンの数n
は、2以上であればよく、キメの細かい多段階の凹陥部
を形成しようとすれば、長楕円パターンの数nをさらに
増やすことによって可能になる。
【0007】図2は、本発明によるエンボス化粧材面に
おける2種の凹陥部A、Bの混在状態の説明図である。
図2(a)は板目、図2(b)は柾目の場合であって、
凹陥部Aを実線で、凹陥部Bを点線で示している。本発
明によるエンボス化粧材20の加工面に特定の方向に配
向して形成される深度の変化方向が互いに逆になってい
る凹陥部Aと凹陥部Bは、無論図1(a)の如く全面に
ランダムに配置してもよいが、一般には、指定された区
域にそれぞれ振り分けて使用することが好ましい。例え
ば、図2(a)、(b)に示すように、晩材部8を境界
として、交互に凹陥部Aと凹陥部Bを早材部9の区域に
配置する構成(その場合、晩材部8中には凹陥部は設け
ない)の他、凹陥部Aを晩材部8に、凹陥部Bを早材部
9にそれぞれ振り分けるようにしてもよい。(図示略) このように2種の凹陥部A,Bを混在させることによっ
て、一方の向きのみに深度変化のある従来のエンボス化
粧材に較べて、木目柄とマッチングして従来のものには
見ることの出来ない風合いの趣があり、高度な意匠性の
あるエンボス化粧材に仕上げることができる。本発明に
よるエンボス化粧材は、特に、樫(かし)、楢(な
ら)、ぶな等のような木目導管溝が密集して、アクセン
トとなっている木目柄に適用して効果的である。
【0008】図3は、本発明によるエンボス化粧材のエ
ンボス基本シート状態での断面図である。凹陥部A,B
がエンボスされた透明なトップ基材シート1は、一般に
木目柄印刷インキ層3を有するベース基材シート2とラ
ミネートされ、最終的に、凹陥部A,Bには公知のワイ
ピング法によって褐色、黒色等のワイピング用インキ層
4が形成されている。このワイピング法によって、凹陥
部の深度変化を視覚的に一層際立たせることができ、本
発明による意匠性の効果を一層高めることができる。後
述するように、天然木材板の原稿画像から木目導管断面
パターンのみ分離された2値化画像から処理、加工され
る凹陥部A,Bと原稿画像が有する木目柄に従って形成
される印刷インキ層3とは同調して元の位置関係に置か
れている。
【0009】図4は、本発明によるエンボス化粧材の製
造方法の説明図である。以下、本発明によるエンボス化
粧材20の製造方法を順を追て説明する。先ず、焼付
けパターン画像作成工程からスタートする。この工程
は、銀塩写真法等により天然木材板原稿画像を一旦感光
性フィルムに撮影し、CEPS(COLOR ELECTRONIC PRE
PRESS SYSTEM)の製版スキャナによってスキャニングし
て光電変換し、デジタル信号化して読み取り、ハードデ
ィスクに記憶させる。あるいは、デジタルカメラを用い
て撮影したデジタル画像データを直接CEPSに入力し
てもよい。次に、この画像データから木目導管断面パタ
ーンのみを2値化画像として抽出して、ディスプレー画
面に取り出し、エンボス版の円周に合わせたエンドレス
修正を行い、木目導管断面パターンファイルを作成す
る。これ以降は全てこの木目導管断面パターンの入力デ
ータをベースとしたコンピュータによる演算処理によっ
てに示す長楕円パターンA1,A2−−AnとB1,
B2−−Bnに相当する変形楕円の凹陥部焼付け用パタ
ーンを製作することができる。その一つの方法として
は、目導管断面パターン(変形した長楕円形)を、一旦
楕円柱または円柱であると見做される木材の導管を斜め
に切断して得られる近似長楕円に変換して数値モデル化
し、仮想の木目導管溝を特定し、これに対して所定の複
数の深度を指定してそれらに基づく等深線S1,S2,
−−−Snを抽出し、S1によって囲まれる領域を長楕
円パターンA1とB1,S2によって囲まれる領域をA
2とB2,Snによって囲まれる領域をAnとBnとし
て構成し、この画像を元の変形長楕円画像に逆変換し
て、焼付けパターン画像として、画像ファイルとする。
また、図2に示すような2種の凹陥部A,Bの晩材部8
と早材部9に対する振り分けも予めコンピュータにイン
プットされている木目あるいは板目の画像情報に従って
それぞれの位置指定を行うことによって処理可能であ
る。すなわち、例えば、図2において、或る指定された
早材部9内に凹陥部AまたはB(深度が+x方向に変化
するものか、あるいは−x方向に変化するものか)のい
ずれかを画像デジタル処理によって嵌め込むことができ
る。
【0010】図4、〜は、本発明によるエンボス化
粧材の多段階フォトエッチングによるエンボス版の製造
工程の説明図である。先ず、前述の焼付けパターン画像
ファイルから最深部の長楕円パターンA1(B1)に相
当する変形焼付けパターン画像データをレーザー光ビー
ム走査による直接露光装置によって、あらかじめネガ型
レジスト感光膜を形成したエンボス版基材5の銅メッキ
層上に出力して、表面を走査する光ビームを焼付けパタ
ーン画像データで変調(ビームのON−OFF)しつつ
露光し、焼き付け、現像し、非露光部の感光膜を洗浄除
去するとに示すようなレジスト層6−1を有するエン
ボス版基材5面が得られる。この状態で、塩化第2鉄あ
るいは塩化第2銅を用いて非レジスト面を矢印の方向に
腐食して蝕刻を行うと、に示すように、エンボス版基
材面は非レジスト部がサイドエッチング(図では示して
いない)を伴いながら所定の深度D1まで蝕刻される。
このレジスト層6−1を剥離し、一回目と同様に全面に
レジスト感光膜を形成したエンボス版基材5の上に、今
度は,次に深度の深い長楕円パターンA2(B2)に相
当する変形焼付けパターン画像データを同様に出力し
て、焼き付け、現像し、非露光部を洗浄除去するとに
示すようなレジスト層6−2が得られる。この状態で、
に示すように、所定の深さD2に至るまで2回目の腐
食による蝕刻を行う。さらに最浅部の長楕円パターンA
3(B3)に相当する変形焼付けパターン画像データに
もとずいて形成されたレジスト層6−3を用いて行い、
所定の深さD3に至るまで3回目の腐食による蝕刻を行
う。以上によって、に示すような3段階に高さが変化
するエンボス版Eを製造することができる。。最後に、
エンボス版Eの表面全体にクロムメッキを施して仕上げ
る。メッキは、好ましくは、マット(艶消)メッキとす
るか、あるいはエンボス版表面全面をサンドブラスト加
工で粗面としてからメッキすることによりエンボス版表
面(特に、木目導管断面パターン以外の面)を艶消し粗
面とする。なお、本発明に使用するエンボス版は、円筒
状(シリンダー状)でも、平板状であってもよい。
【0011】次に、以上の製造方法で作成されたエンボ
ス版Eを用いて、エンボス加工を行いに示すようなト
ップ基材シート1とベース基材シート2とからなるエン
ボス基材シート10を成形することができる。エンボス
基材シート10の代表的な製造方法としては、ポリオレ
フィン系樹脂あるいはポリ塩化ビニル等の熱可塑性樹脂
からなる基材シート10を加熱軟化せしめ、その表面に
エンボス版Eを押圧する方法がある。この方法について
さらに類別すると、(1)単層シート(トップ基材シー
トのみ)を加熱軟化させ、エンボス版Eを押圧するか、
(2)トップ基材シート1にエンボスを行い、それをベ
ース基材シート2にラミネートして2層積層体の基材シ
ートとするか、あるいは,(3)エンボス版押圧時の熱
圧でトップ基材シート1とベース基材シート2とを熱融
着することにより、エンボスとラミネートを同時に行う
ダブリングエンボスにより2層積層体とするか、或い
は、トップ基材シート1をTダイから熔融押し出しして
冷却ロールを兼ねるエンボス版シリンダー上に接触させ
てエンボスすると共に、トップ基材シート1の裏面に挿
入したベース基材シート2と熱融着させてダブリングエ
ンボスをインラインで行って2層積層体とする方法があ
る。また、別の方法として、特開昭57−87318号
公報、特開平7−32476号公報等に開示の如く、エ
ンボス版E表面に電離放射線硬化性樹脂の未硬化液状物
を塗工し、その更に上にベース基材2を重ねた状態で電
離放射線を照射して該液状物を硬化せしめトップ基材1
とすると共にベース基材シート2と接着せしめた後、エ
ンボス版から離型し、トップ基材シート1に版の凹凸を
賦型する方法を用いてもよい。
【0012】本発明によるエンボス化粧材20の製造方
法の最後の仕上げ工程は、に示すように、エンボス加
工されたトップ基材シート1とベース基材シート2から
なるエンボス基材シート10に対して、さらに最終用途
に応じて裏打ち材7、例えばドアーに加工する場合には
ハニカムボード等を接着剤等によって貼り合わせる等の
方法によって、最終的に本発明によるエンボス化粧材2
0が得られる。以上の製造工程によって、木目導管溝の
長手方向のそれぞれの向きに従ってn段階に深度が変化
する木目導管溝状の凹陥部の形成されたエンボス化粧材
20を製造することができる。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、特定の方向に配向する
木目導管溝状の凹陥部を長手方向の一方の向きに従って
多段階に深くした凹陥部Aと逆の向きに従って深くした
凹陥部Bを混在させることによって、木目の種類によっ
ては、高度な風合いを伴い、高意匠性のあるエンボス化
粧材を得ることがとができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるエンボス化粧材の木目導管溝状に
エンボスされた凹陥部の説明図
【図2】本発明によるエンボス化粧材面における2種の
凹陥部A、Bの混在状態の説明図。
【図3】本発明によるエンボス化粧材のエンボス基本シ
ート状態での断面図
【図4】本発明によるエンボス化粧材の製造方法の説明
【図5】従来の木目導管溝に深度変化があるエンボス化
粧材の平面の拡大模式図
【符号の説明】
1 トップ基材シート 2 ベース基材シート 3 木目印刷インキ層 4 ワイピング用インキ層 5 エンボス版基材 6-1、6-3 レジスト層 7 裏打ち材 8 晩材部 9 早材部 10 エンボス基本シート 20 本発明によるエンボス化粧材 30 従来の木目導管溝に深度変化があるエンボス化
粧材 A 一方向に深くなる凹陥部 B 逆方向に深くなる凹陥部 A1---An 凹陥部A形成用の長楕円パターン B1---Bn 凹陥部B形成用の長楕円パターン E エンボス版 S1---Sn 等深線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材表面に細長い木目導管溝状の複数の
    凹陥部が、特定の方向に配向して形成された化粧材であ
    って、前記凹陥部が、長手方向の一方の向きに従って順
    次、多段階的に深くなる第1の凹陥部と、長手方向の反
    対の向きに従って順次、多段階的に深くなる第2の凹陥
    部とを混在させてなることを特徴とするエンボス化粧
    材。
  2. 【請求項2】 前記凹陥部内に着色インキが充填されて
    なることを特徴とする請求項1記載のエンボス化粧材。
JP10177586A 1998-06-24 1998-06-24 エンボス化粧材 Withdrawn JP2000006598A (ja)

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