WO2018016039A1

WO2018016039A1 - 空気調和システム

Info

Publication number: WO2018016039A1
Application number: PCT/JP2016/071319
Authority: WO
Inventors: 佐藤　芳樹
Original assignee: 三菱電機株式会社
Priority date: 2016-07-20
Filing date: 2016-07-20
Publication date: 2018-01-25

Abstract

空気調和システムは、ワイヤレス送受信部を有する室外機を備えた空気調和装置と、室外機のワイヤレス送受信部と通信が可能なワイヤレス送受信部を有する汎用通信端末機器と、を備え、汎用通信端末機器には、室外機と通信を行い、空気調和装置の運転状態を報知する機能を汎用通信端末機器に実現させるアプリケーションプログラムがインストールされているものである。

Description

空気調和システム

　本発明は、空気調和機の室外機のサービスパネルを取り外すことなく、空気調和装置の運転状態を確認することができる空気調和システムに関するものである。

　従来の空気調和装置において、室外機のサービスパネルを取り外し、専用の端子に専用機器を接続することで、サービス時の運転状態を確認する方法がある。この方法では、サービスパネルを取り外して行う必要があるため、作業者の安全確保のため一旦運転を停止する必要がある。従って、室内空間の空調を一時的に停止しなければならず、常時空調が求められるような病院、サーバーなどの特殊環境下では、メンテナンスの機会が極めて制限される場合がある。

　また、室内空間に設置されているリモコンを操作して空気調和装置の運転状態を確認する方法がある。この方法では、室内空間に設置されているリモコンを操作して運転状態の確認を行う必要があるため、室内空間と室外空間とを移動する必要があり、大変時間を要する場合がある。さらに、リモコンが設置されている室内側へ進入不可の場合にはサービスによる任意の操作ができないなどの問題点がある。

　そこで、室外機のサービスパネルを取り外すことなく、また、室内空間に設置されているリモコンを操作することなく空気調和装置の運転状態を確認する方法として、専用のワイヤレスリモコンを用いて室外機側と通信する方法がある（例えば、特許文献１～３参照）。

特開２０１５－６４１５６号公報特開２０００－６５４１５号公報特開平７－１５８９４６号公報

　しかしながら、特許文献１～３では、専用のワイヤレスリモコンを用いる必要があるため、空気調和装置の製造コストが増大するという課題があった。

　本発明は、以上のような課題を解決するためになされたもので、空気調和装置の製造コストを抑制しつつ、室外機のサービスパネルを取り外すことなく、空気調和装置の運転状態を確認することができる空気調和システムを提供することを目的としている。

　本発明に係る空気調和システムは、ワイヤレス送受信部を有する室外機を備えた空気調和装置と、前記室外機の前記ワイヤレス送受信部と通信が可能なワイヤレス送受信部を有する汎用通信端末機器と、を備え、前記汎用通信端末機器には、前記室外機と通信を行い、前記空気調和装置の運転状態を報知する機能を前記汎用通信端末機器に実現させるアプリケーションプログラムがインストールされているものである。

　本発明に係る空気調和システムによれば、汎用通信端末機器には、室外機と通信を行い、空気調和装置の運転状態を報知する機能を汎用通信端末機器に実現させるアプリケーションプログラムがインストールされている。そのため、汎用通信端末機器から空気調和装置の運転状態を確認することができる。その結果、専用のワイヤレスリモコンが不要であり、空気調和装置の製造コストを抑制することができる。また、汎用通信端末機器は室外機とワイヤレス通信を行うため、室外機のサービスパネルを取り外すことなく、空気調和装置の運転状態を確認することができる。

本発明の実施の形態に係るアプリケーションプログラムがインストールされた市販の汎用通信端末機器と空気調和装置とを含む空気調和システムの構成例を示す図である。本発明の実施の形態に係るアプリケーションプログラムがインストールされた市販の汎用通信端末機器と空気調和装置とを含む空気調和システムの機能ブロック図である。

　以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する実施の形態によって本発明が限定されるものではない。また、以下の図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。

　実施の形態．
　図１は、本発明の実施の形態に係るアプリケーションプログラム５０がインストールされた市販の汎用通信端末機器４０と空気調和装置とを含む空気調和システムの構成例を示す図であり、図２は、本発明の実施の形態に係るアプリケーションプログラム５０がインストールされた市販の汎用通信端末機器４０と空気調和装置とを含む空気調和システムの機能ブロック図である。

　本実施の形態に係る空気調和システムは、室外機１０と、室内機２０と、室内操作リモコン３０と、タブレット端末およびスマートフォンなどの市販の汎用通信端末機器４０と、を備えている。また、汎用通信端末機器４０には、汎用通信端末機器４０を空気調和装置の任意操作が可能なリモコンとして機能させるアプリケーションプログラム５０がインストールされている。

　室外機１０には室外機制御基板１１が設けられており、室外機制御基板１１は、室外機１０を制御する室外機制御部１２と、室内機２０と通信を行う室外機通信回路１３と、汎用通信端末機器４０とワイヤレス通信を行うワイヤレス送受信部１４と、冷媒を圧縮する圧縮機１６と、冷媒と空気との間で熱交換を行う室外機熱交換器（図示せず）に空気を供給する室外機ファン１７と、圧縮機１６および室外機ファン１７を駆動する室外機駆動回路１５と、を備えている。なお、ワイヤレス送受信部１４は、室外機１０本体の内部に設けられており、かつ、室外機１０本体に覆われているため、外部に露出しないようになっている。また、ワイヤレス通信は、たとえば赤外線通信、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ（登録商標）、Ｗｉ－Ｆｉ（登録商標）などである。

　室内機２０には室内機制御基板２１が設けられており、室内機制御基板２１は、室内機２０を制御する室内機制御部２２と、室外機１０と通信を行う室内機通信回路２３と、室内操作リモコン３０と通信を行う送受信部２４と、冷媒と空気との間で熱交換を行う室内機熱交換器（図示せず）に空気を供給する室内機ファン２７と、室内機ファン２７を駆動する室内機駆動回路２５と、空気調和装置の運転状態を記憶する記憶部２６と、を備えている。

　室内操作リモコン３０は、室内操作リモコン３０を制御する制御部３１と、使用者から各種操作を受け付ける操作部３２と、操作画面および設定画面など任意の内容を表示する表示部３３と、室内機２０と通信を行う送受信部３４と、を備えている。なお、室内機２０と室内操作リモコン３０とは、有線接続されて通信する構成でもよいし、両者に無線機能を設けて無線で通信する構成でもよい。

　汎用通信端末機器４０は、例えば、スマートフォン、タブレットなどであり、汎用通信端末機器４０を制御する制御部４１と、使用者から各種操作を受け付ける操作部４２と、操作画面および設定画面など任意の内容を表示する表示部４３と、室外機１０とワイヤレス通信を行うワイヤレス送受信部４４と、インストールされたアプリケーションプログラム５０が格納される例えばＲＯＭなどの記憶部４５と、を備えている。

　なお、操作部４２は、ボタンなどでもよいし、タッチパネルとして表示部４３と一体になっていてもよい。また、操作部４２の代わりに汎用通信端末機器４０が備えるマイクを用いて音声により各種操作を受け付けるようにしてもよい。

　汎用通信端末機器４０は、アプリケーションプログラム５０が起動した状態で予め設定された任意のパスワードが入力されることにより、室外機１０と通信可能状態となる。

　つまり、使用者により汎用通信端末機器４０の操作部４２から予め設定された任意のパスワードが入力されたら、制御部４１は、ワイヤレス送受信部４４から室外機１０へ通信要求信号を送信する。ワイヤレス送受信部４４から室外機１０へ送信された通信要求信号は、ワイヤレス送受信部１４を介して室外機制御部１２が受信する。室外機制御部１２は、通信要求信号を受信したら、ワイヤレス送受信部１４から汎用通信端末機器４０へ通信許可信号を送信する。ワイヤレス送受信部１４から汎用通信端末機器４０へ送信された運転許可信号は、ワイヤレス送受信部４４を介して制御部４１が受信する。制御部４１が運転許可信号を受信したら、汎用通信端末機器４０は室外機１０と通信可能状態となる。

　室外機１０と通信可能状態となった汎用通信端末機器４０は、アプリケーションプログラム５０により、運転状態の確認、運転／停止操作、冷房暖房などの運転モード切替え、温度調整など、空気調和装置の任意操作が可能となる。　

　また、室外機１０と通信可能状態となった汎用通信端末機器４０の操作部４２から通信解除指示が行われることにより、室外機１０と通信解除状態となる。

　室外機制御部１２、室内機制御部２２、制御部３１、および、制御部４１は、例えば、専用のハードウェア、またはメモリに格納されるプログラムを実行するＣＰＵ（Central Processing Unit、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、プロセッサともいう）で構成される。

　なお、空気調和装置は、制御手段として、室外機制御部１２、室内機制御部２２、および、制御部３１を備えているが、それに限定されず、それらのうち少なくとも一つの制御手段を備え、その制御手段に他の制御手段の機能を備えさせてもよい。

　次に、室内操作リモコン３０で操作が行われた際の空気調和システムの動作について説明する。
　使用者により室内操作リモコン３０の操作部３２が操作されると、制御部３１は、送受信部３４から室内機２０へ操作指示信号を送信する。送受信部３４から室内機２０へ送信された操作指示信号は、送受信部２４を介して室内機制御部２２が受信する。室内機制御部２２は、操作指示信号を受信したら、室内機通信回路２３から室外機１０へ操作指示信号を送信する。室内機通信回路２３から室外機１０へ送信された操作指示信号は、室外機通信回路１３を介して室外機制御部１２が受信する。

　次に、汎用通信端末機器４０で操作が行われた際の空気調和システムの動作について説明する。
　使用者により汎用通信端末機器４０の操作部４２が操作されると、制御部４１は、ワイヤレス送受信部４４から室外機１０へ操作指示信号を送信する。ワイヤレス送受信部４４から室外機１０へ送信された操作指示信号は、ワイヤレス送受信部１４を介して室外機制御部１２が受信する。室外機制御部１２は、操作指示信号を受信したら、室外機通信回路１３から室内機２０へ操作指示信号を送信する。室外機通信回路１３から室内機２０へ送信された操作指示信号は、室内機通信回路２３を介して室内機制御部２２が受信する。

　次に、室内操作リモコン３０で運転操作が行われた際の空気調和システムの動作について説明する。
　使用者により室内操作リモコン３０の操作部３２が操作され、運転指示が行われると、制御部３１は、送受信部３４から室内機２０へ運転指示信号を送信する。送受信部３４から室内機２０へ送信された運転指示信号は、送受信部２４を介して室内機制御部２２が受信する。室内機制御部２２は、運転指示信号を受信したら、室内機駆動回路２５により室内機ファン２７を駆動し、室内機２０の運転を開始するとともに、室内機通信回路２３から室外機１０へ操作指示信号を送信する。

　また、このとき、室内機制御部２２は、記憶部２６に運転状態を保存する。室内機通信回路２３から室外機１０へ送信された運転指示信号は、室外機通信回路１３を介して室外機制御部１２が受信する。室外機制御部１２は、運転指示信号を受信したら、室外機駆動回路１５により圧縮機１６および室外機ファン１７を駆動し、室外機１０の運転を開始する。

　次に、汎用通信端末機器４０で運転状態確認操作が行われた際の空気調和システムの動作について説明する。
　空気調和装置が運転中であるときに、使用者により汎用通信端末機器４０の操作部４２が操作され、運転状態確認指示が行われると、制御部４１は、ワイヤレス送受信部４４から室外機１０へ運転状態確認指示信号を送信する。ワイヤレス送受信部４４から室外機１０へ送信された運転指示信号は、ワイヤレス送受信部１４を介して室外機制御部１２が受信する。

　室外機制御部１２は、運転状態確認指示を受信したら、室外機通信回路１３から室内機２０へ運転状態確認指示を送信する。室外機通信回路１３から室内機２０へ送信された運転状態確認指示は、室内機通信回路２３を介して室内機制御部２２が受信する。室内機制御部２２は、運転状態確認指示を受信したら、記憶部２６から運転状態を取得し、室内機通信回路２３から室外機１０へ運転状態信号を送信する。室内機通信回路２３から室外機１０へ送信された運転状態信号は、室外機通信回路１３を介して室外機制御部１２が受信する。

　室外機制御部１２は、運転状態信号を受信したら、ワイヤレス送受信部１４から汎用通信端末機器４０へ運転状態信号を送信する。ワイヤレス送受信部１４から汎用通信端末機器４０へ送信された運転状態信号は、ワイヤレス送受信部４４を介して制御部４１が受信する。制御部４１は、運転状態信号を受信したら、表示部４３に運転状態を表示し、使用者に空気調和装置の運転状態を報知する。そのため、使用者は、汎用通信端末機器４０の表示部４３から空気調和装置の運転状態を確認することができる。なお、表示部４３の代わりに汎用通信端末機器４０が備えるスピーカーを用いて音声により運転状態を報知するようにしてもよく、そうすることで、使用者は、音声により空気調和装置の運転状態を確認することができる。

　次に、汎用通信端末機器４０で運転停止操作が行われた際の空気調和システムの動作について説明する。
　使用者により汎用通信端末機器４０の操作部４２が操作され、運転停止指示が行われると、制御部４１は、ワイヤレス送受信部４４から室外機１０へ任意の運転停止指示信号を送信する。ワイヤレス送受信部４４から室外機１０へ送信された任意の運転停止指示信号は、ワイヤレス送受信部１４を介して室外機制御部１２が受信する。

　室外機制御部１２は、運転停止指示信号を受信したら、室外機駆動回路１５により圧縮機１６および室外機ファン１７を停止し、室外機１０の運転を停止するとともに、室外機通信回路１３から室内機２０へ運転停止指示信号を送信する。室外機通信回路１３から室内機２０へ送信された運転停止指示信号は、室内機通信回路２３を介して室内機制御部２２が受信する。室内機制御部２２は、運転停止指示信号を受信したら、室内機駆動回路２５により室内機ファン２７を停止し、室内機２０の運転を停止するとともに、送受信部２４から室内操作リモコン３０へ運転停止指示信号を送信する。また、このとき、室内機制御部２２は、記憶部２６に運転状態を保存する。

　送受信部２４から室内操作リモコン３０へ送信された運転停止指示信号は、送受信部３４を介して制御部３１が受信する。制御部３１は、運転停止指示信号を受信したら、表示部３３に空気調和システムの動作が外部で操作されている旨を表示すると同時に、操作部３２による操作を無効にする。このとき、汎用通信端末機器４０の操作部４２による操作は有効である。

　次に、汎用通信端末機器４０と室外機１０との通信状態が解除された際の空気調和システムの動作について説明する。
　使用者により汎用通信端末機器４０の操作部４２が操作され、室外機１０との通信解除指示が行われたら、制御部４１は、ワイヤレス送受信部４４から室外機１０へ通信解除信号を送信し、汎用通信端末機器４０は、室外機１０と通信解除状態となる。一方、ワイヤレス送受信部４４から室外機１０へ送信された通信解除信号は、ワイヤレス送受信部１４を介して室外機制御部１２が受信する。室外機制御部１２は、通信解除信号を受信したら、室外機通信回路１３から室内機２０へ通信解除信号を送信する。室外機通信回路１３から室内機２０へ送信された通信解除信号は、室内機通信回路２３を介して室内機制御部２２が受信する。

　室内機制御部２２は、通信解除信号を受信したら、送受信部２４から室内操作リモコン３０へ通信解除信号を送信する。送受信部２４から室内操作リモコン３０へ送信された通信解除信号は、送受信部３４を介して制御部３１が受信する。制御部３１は、通信解除信号を受信したら、表示部３３に表示されている空気調和システムの動作が外部で操作されている旨の表示を止めると同時に、操作部３２による操作を有効にする。

　なお、本実施の形態では、制御部３１が操作部３２による操作を有効、無効にするとしたが、それに限定されず、室内機制御部２２が操作部３２による操作を有効、無効にするようにしてもよい。

　以上のように、本実施の形態に係る空気調和システムによれば、市販の汎用通信端末機器４０には、室外機１０と通信を行い、空気調和装置の運転状態を報知する機能を汎用通信端末機器４０に実現させるアプリケーションプログラム５０がインストールされている。そのため、汎用通信端末機器４０から空気調和装置の運転状態を確認することができる。その結果、専用のワイヤレスリモコンが不要であり、空気調和装置の製造コストを抑制することができる。また、汎用通信端末機器４０は室外機１０とワイヤレス通信を行うため、室外機１０のサービスパネルを取り外すことなく、空気調和装置の運転状態を確認することができる。

　なお、室外機１０のサービスパネルを取り外して空気調和装置の運転状態を確認する必要がある場合は、使用者の安全確保のため一旦運転を停止する必要がある。そのため、室内空間の空調を一時的に停止しなければならず、常時空調が求められるような病院、サーバーなどの特殊環境下ではメンテナンスの機会が極めて制限されてしまう。しかし、本実施の形態に係る空気調和システムによれば、室外機１０のサービスパネルを取り外すことなく、空気調和装置の運転状態を確認することができるため、特殊環境下においてもメンテナンスの機会が制限されずに済む。

　また、室内空間に設置されているリモコンを操作して空気調和装置の運転状態を確認する必要がある場合は、室内空間と室外空間とを移動する必要があり、大変時間を要する場合がある。さらに、リモコンが設置されている室内側へ進入不可の場合にはサービスによる任意の操作ができない。しかし、本実施の形態に係る空気調和システムによれば、室外機１０のサービスパネルを取り外すことなく、空気調和装置の運転状態を確認することができるため、空気調和装置の運転状態を確認に要する時間を短縮することができ、リモコンが設置されている室内側へ進入不可の場合でも空気調和装置の運転状態を確認することができる。　

　また、室内操作リモコン３０を用いなくても、汎用通信端末機器４０により空気調和装置を操作することができる。また、汎用通信端末機器４０を操作して空気調和装置を運転停止させると、室内操作リモコン３０の操作部３２による操作が無効となる。そのため、空気調和装置が運転停止中は室内操作リモコン３０の操作部３２による操作が無効となり、室外機１０におけるメンテナンスを安全に実施することが可能となる。

　また、汎用通信端末機器４０を操作して空気調和装置を運転停止させ、室内操作リモコン３０の操作部３２による操作が無効となった状態でも、汎用通信端末機器４０の操作部４２を操作して空気調和装置を運転させることができる。そのため、室内操作リモコン３０が設置されている室内空間に浸入できないような状況であっても、メンテナンスをスムーズかつ安全に行うことができる。

　また、汎用通信端末機器４０は、アプリケーションプログラム５０が起動した状態で予め設定された任意のパスワードが入力されることにより、室外機１０と通信可能状態となり、汎用通信端末機器４０の操作部４２から空気調和装置の任意操作が可能となる。そのため、パスワードを知っている使用者のみが汎用通信端末機器４０から空気調和装置を操作することができるため、室外機１０におけるメンテナンスを安全に実施することが可能となる。

　また、室外機１０のワイヤレス送受信部１４は室外機１０の本体内部の外部に露出しない位置に設けられている。そのため、室外機１０の意匠性を向上させることができる。

　１０　室外機、１１　室外機制御基板、１２　室外機制御部、１３　室外機通信回路、１４　ワイヤレス送受信部、１５　室外機駆動回路、１６　圧縮機、１７　室外機ファン、２０　室内機、２１　室内機制御基板、２２　室内機制御部、２３　室内機通信回路、２４　送受信部、２５　室内機駆動回路、２６　記憶部、２７　室内機ファン、３０　室内操作リモコン、３１　制御部、３２　操作部、３３　表示部、３４　送受信部、４０　汎用通信端末機器、４１　制御部、４２　操作部、４３　表示部、４４　ワイヤレス送受信部、４５　記憶部、５０　アプリケーションプログラム。

Claims

　ワイヤレス送受信部を有する室外機を備えた空気調和装置と、
　前記室外機の前記ワイヤレス送受信部と通信が可能なワイヤレス送受信部を有する汎用通信端末機器と、を備え、
　前記汎用通信端末機器には、前記室外機と通信を行い、前記空気調和装置の運転状態を報知する機能を前記汎用通信端末機器に実現させるアプリケーションプログラムがインストールされている
　空気調和システム。
　前記アプリケーションプログラムは、前記汎用通信端末機器に、使用者が前記汎用通信端末機器から前記空気調和装置の運転操作を行うことができる機能を実現させるものである
　請求項１に記載の空気調和システム。
　前記アプリケーションプログラムは、前記汎用通信端末機器に、予め設定されたパスワードが入力されたら、前記空気調和装置と通信可能状態にする機能を実現させるものである
　請求項１または２に記載の空気調和システム。
　前記空気調和装置は、
　室内機と、
　前記室内機を操作する室内操作リモコンと、
　前記室内操作リモコンを制御する制御部と、を備え、
　前記制御部は、前記汎用通信端末機器から運転停止指示信号を受信したら、前記室内操作リモコンによる操作を無効とするものである
　請求項２に従属する請求項３に記載の空気調和システム。
　前記制御部は、前記汎用通信端末機器から通信解除信号を受信したら、前記室内操作リモコンによる操作を有効とするものである
　請求項４に記載の空気調和システム。
　前記室外機の前記ワイヤレス送受信部は、前記室外機の本体内部に設けられており、かつ、前記室外機の本体に覆われている
　請求項１～５のいずれか一項に記載の空気調和システム。