JP6458596B2 - プロトコル変換装置 - Google Patents

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本発明は、プロトコル変換装置に係わり、より詳細には、あるネットワークからの指示に従って、他のネットワークに通信接続された空調機器を操作する指示装置による運転を制限する構成に関する。
従来、プロトコル変換装置を備えた空調機システムとしては特許文献1に示す構成が開示されている。この空調機システムでは、あるプロトコルを用いて通信を行なうネットワークと、あるプロトコル以外を用いて通信を行なうネットワークを共通の遠隔監視装置で制御できるようにプロトコル変換部を備えた中継装置が記載されている。このようなシステムでは2つのネットワーク内で同じ動作を行なう通信データに関しては相互にプロトコル変換可能であり、互いに異なる動作を行なう通信データに関してはプロトコル変換できないため、通信データを受信してもプロトコル変換せずに無視する。また、2つのプロトコルでほぼ同じ動作を行なう通信データであれば代替機能として変換する。
一方、近年ではビル火災が発生した場合に、ビルに設置された空調機システム内の空調機器による送風を停止させて延焼をできるだけ遅らせるため、管理装置から全ての空調機器の運転を一斉に停止させる緊急停止機能を備えたシステムが提案されている。なお、従来の空調機器には緊急停止ボタンを備えた機器も有るが人の操作を介するため、通信機能を用いて一斉に運転を停止する緊急停止機能とは異なる。
さらに、電力消費量が最大となる時間に電力のピークカットを確実に行なうため、所定時間帯に空調機システム内の空調機器に対して管理装置から各リモコンによる設定温度の変更操作を禁止する設定温度変更禁止機能を備えた空調機システムも提案されている。この緊急停止機能と設定温度変更禁止機能の2つの機能において、管理装置からの一斉指示を受信した各空調機器は指示された内容を実行すると共に、指示された内容がユーザーによって変更されないように運転開始の操作や設定温度の変更操作をリモコンで受け付けないようにしている。
例えば、図6に示す空調機システムでは、過去に設置されて運用されていた第2ネットワーク2と、新規に設置された第1ネットワーク1をプロトコル変換装置80を介して通信接続したものである。第1ネットワーク1には管理装置3と室外機4とリモコン5aを備えた室内機5と室内機6が通信接続されている。一方、第2ネットワーク2はリモコン7が接続された室内機8と、室外機9が通信接続されている。
そして、第1ネットワーク1内の空調機器は前述した緊急停止機能と設定温度変更禁止機能を備えており、第2ネットワーク2内の空調機器はこれらの機能を備えていない。管理装置3は火災発生や電力のピークカットに対応するため緊急停止の指示や設定温度変更禁止の指示を第1ネットワーク内の空調機器と、プロトコル変換装置80を介して第2ネットワーク2内の空調機器に送信する。この時、第1ネットワーク1内の空調機器は指示された内容を実行し、また、リモコン5aからの運転開始操作や設定温度の変更操作の受け付けを禁止する。
一方、プロトコル変換装置80では第2ネットワーク2内の空調機器が緊急停止機能を備えていないため、緊急停止指示の代替として運転停止の指示を第2ネットワーク内の空調機器へ送信する。これを受信した第2ネットワーク内の空調機器は運転を停止する。なお、プロトコル変換装置80は内部に記憶しているプロトコル変換テーブルに、設定温度変更禁止機能と対応する第2ネットワーク2内の空調機器のプロトコルデータが記載されていないため、設定温度変更禁止の指示をプロトコル変換できないため何もしない。
しかしながら、第2ネットワーク2ではリモコン7の操作を禁止する機能がないため、管理装置3が緊急停止指示や設定温度強制変更指示などの操作禁止指示の指示データ信号を送信した後であっても第2ネットワーク2のリモコン7の操作が可能である。このため、管理装置3が禁止したリモコン7の操作による空調機器の運転を禁止できない問題があった。
また、リモコン7の操作による空調機器の運転を禁止するためには、管理装置3が送信する操作禁止指示の指示データ信号を受信して、指示された操作の受付を禁止するリモコンを新たに開発する必要がある。
しかしながら、第2ネットワーク2に接続される空調機器用のリモコンは過去に開発・販売されているため多数の種類があり、新しいネットワークの設置時に古いネットワーク用として使用されるのか不明であるにも係わらず、過去に販売した全ての種類のリモコンに、前述した操作受付を禁止する機能を追加して販売できるように準備する必要があり、多額の費用が発生する問題があった。
特開2007−327655号公報(第8頁、図2)
本発明は以上述べた問題点を解決し、ユーザーの操作による空調運転を禁止する操作禁止指示の指示データ信号が第1ネットワーク内に送信された後、これに対応して第2ネットワーク内の空調機器を操作する指示装置の操作による空調機器の運転を禁止するプロトコル変換装置を提供することを目的とする。
本発明は上述の課題を解決するため、本発明の請求項1に記載の発明は、第1指示を送信する第1指示装置と第1空調機器とが通信接続されて第1プロトコルで通信を行なう第1ネットワークと第2空調機器が通信接続されて第2プロトコルで通信を行なう第2ネットワークとの間に接続され、
前記第1プロトコルで通信を行なう第1通信手段と、前記第2プロトコルで通信を行なう第2通信手段と、前記第1プロトコルと前記第2プロトコルを相互に変換するプロトコル変換手段と、
前記第2空調機器を操作する第2指示装置から送信される第2指示を受信して前記第2空調機器に出力する指示手段と、
前記第1指示が前記第2空調機器の操作を禁止する操作禁止指示である場合、前記指示手段から出力される前記第2指示の前記第2空調機器への出力を禁止する指示禁止手段とを備えた。
以上の手段を用いることにより、本発明によるプロトコル変換装置によれば、請求項1に係わる発明は、第1ネットワークで使用されるプロトコルに規定された空調機器に関する禁止機能がない第2ネットワーク内の空調機器に対応するため、第1ネットワークから入力された第1指示の操作禁止指示に従って、第2指示装置から送信される第2ネットワークへの第2指示の出力を禁止する指示禁止手段を備えている。
このため、従来の第2指示装置(背景技術で説明したリモコン7)をそのまま利用しても、第1指示装置の操作禁止指示に従って第2指示装置による第2ネットワーク内の第2空調機器の運転を禁止することができる。
また、指示禁止手段が必要となる場合は、新しいネットワーク(第1ネットワーク)と古いネットワーク(第2ネットワーク)の間を通信接続する場合だけである。このため、指示禁止手段をプロトコル変換装置に内蔵させることで、禁止機能を備えた全ての種類のリモコンを新しく開発・生産する場合よりもコストを低減できる。また、指示禁止手段を備えた装置とプロトコル変換装置を個別の製品とするよりも一体とした方がコストや設置工数を低減できる。
本発明によるプロトコル変換装置を用いた空調機システムの実施例を示すブロック図である。 本発明によるプロトコル変換装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明によるプロトコル変換装置の機能を示す機能ブロック図である。 プロトコル変換テーブルの内容を説明する説明図である。 リモコン操作管理テーブルの内容を説明する説明図である。 従来のプロトコル変換装置を備えた空調機システムを示すブロック図である。
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に基づいた実施例として詳細に説明する。
図1は本発明によるプロトコル変換装置を用いた空調機システムの実施例を示すブロック図である。
この空調機システムは、過去に設置されて運用されていた第2ネットワーク2と、新規に設置された第1ネットワーク1が本発明による指示禁止手段30を備えたプロトコル変換装置20を介して通信接続されたものである。なお、指示禁止手段30に関しては後で詳細に説明する。
また、第1ネットワーク1には管理装置3(第1指示装置)と室外機4とリモコン5aを備えた室内機5と室内機6などの空調機器が通信接続されている。
一方、第2ネットワーク2内には室内機8と通信接続された室外機9などの空調機器が備えられており、室内機8はプロトコル変換装置20と通信接続されている。また、プロトコル変換装置20にはリモコン7(第2指示装置)が接続されている。このリモコン7はプロトコル変換装置20内の指示禁止手段30を介して第2ネットワーク2内の空調機器(室内機8)を操作するようになっている。ここで室外機4と室内機5と室内機6が第1空調機器であり、室内機8と室外機9が第2空調機器である。
図2はプロトコル変換装置20のハードウェア構成を示すブロック図である。
プロトコル変換装置20は、第1ネットワーク1内の空調機器と通信を行なう第1通信部20aと、第2ネットワーク2内の空調機器と通信を行なう第2通信部20bと、後述するプロトコル変換テーブル及びリモコン操作管理テーブルが記憶された記憶部20dと、リモコン7と通信を行なうリモコン通信部20cと、これらを制御する制御部20eを備えている。
制御部20eは第1通信部20aから入力されたデータを記憶部20dに記憶されたプロトコル変換テーブルを用いてプロトコル変換して第2通信部20bへ出力し、逆に第2通信部20bから受信したデータをプロトコル変換して第1通信部20aへ出力する。一方、制御部20eは、リモコン通信部20cで受信したリモコン7からの操作指示信号のデータを記憶部20dに記憶されたプロトコル変換テーブルを用いてプロトコル変換して第2通信部20bへ出力する。従って第2ネットワーク内の空調機器は管理装置3、又はリモコン7の双方から制御することができる。
図4は前述したプロトコル変換テーブルを説明する説明図である。このプロトコル変換テーブルでは第1ネットワークで使用される第1プロトコルと、第2ネットワークで使用される第2プロトコルと、リモコン7で使用される第3プロトコルが相互にプロトコル変換できるように、それぞれのプロトコルで規定された項目ごとに対応するデータ(各プロトコルに適応した通信フォーマットで構成されたデータ群)が格納されている。
項目としては「運転開始」、「運転停止」、「冷房運転モード」、「暖房運転モード」、・・・・「設定温度」などの指示データや、「室温」を通知する状態データ、さらに、例えば火災発生時に送信される緊急停止の指示である「運転禁止」、また、緊急停止の解除指示である「運転許可」、「設定温度変更禁止」、「設定温度変更許可」の操作禁止に関する指示データが規定されている。ただし、前述したように、第2ネットワーク内の空調機器は機能的な制限があるため、すべての項目に対して全てのプロトコルが対応していない。
例えば第1プロトコルではすべての項目に対応しているが、第2プロトコルでは、「運転禁止」、「運転許可」、「設定温度変更禁止」、「設定温度変更許可」と対応する機能がない。ただし、「運転禁止」は全ての空調機器の運転を停止させると共に、リモコン7からの運転開始の操作を禁止するものであるが、運転の停止だけは「運転停止」の指示データで代替可能であるため、第2プロトコルの「運転禁止」の欄は「運転停止」のデータB’が格納されている。また、第3プロトコルに関しては操作禁止指示の指示データがすべて対応していない。また、リモコン7は室温を表示する機能がないため、室温の項目も対応する機能がない。なお、前述したように、「対応機能なし」の項目は第1ネットワーク1側から指示が有ったとしてもプロトコル変換が実行されない。
図3は本発明によるプロトコル変換装置20の機能を示す機能ブロック図である。
プロトコル変換装置20は、第1ネットワーク内の空調機器と通信する第1通信部20aである第1通信手段21と、第2ネットワーク内の空調機器と通信する第2通信部20bである第2通信手段24と、記憶部20dに記憶されたプロトコル変換テーブルを用いて第1プロトコルと第2プロトコルと第3プロトコルのプロトコル変換を相互に行なうプロトコル変換手段23と、第2ネットワーク2に接続された空調機器である室内機8を操作するリモコン7から操作指示信号を受信して操作指示データとして出力する指示手段33と、指示禁止手段30を備えている。
指示禁止手段30は、管理装置3から送信される指示データ(第1指示)に従って、指示手段33から出力される操作指示データ(第2指示)の第2ネットワーク内の空調機器への出力を禁止するものである。なお、詳細な動作は後で説明する。
指示禁止手段30は、記憶部20dに記憶されたプロトコル変換テーブル及び後述するリモコン管理テーブルを使用する禁止指示検出手段31と、リモコン管理テーブルを使用する禁止操作管理手段32とを備えている。
なお、プロトコル変換手段23と指示禁止手段30は、記憶部20dと制御部20eで構成され、指示手段33はリモコン通信部20cと制御部20eで構成されている。
まず最初に各手段の概略機能を説明し、その後、具体的なデータを用いて詳細な動作説明を行なう。
第1通信手段21は、第1ネットワーク1に接続された管理装置3からの指示信号を受信して指示データとしてプロトコル変換手段23に出力する。プロトコル変換手段23は、この指示データを第2ネットワーク2で用いられるプロトコルに対応する指示データに変換して第2通信手段24に出力する。第2通信手段24はプロトコル変換手段23から出力された指示データを第2ネットワーク2へ送信する。なお、プロトコル変換手段23は、第2通信手段24で受信した第2ネットワークのデータをプロトコル変換して第1通信手段21から第1ネットワーク1へ送信する機能も備えている。
指示禁止手段30は、指示手段33から出力される操作指示データと、第1通信手段21を介して管理装置3が送信する第2ネットワーク2内の空調機器を制御する指示データが入力される。
指示禁止手段30内の禁止指示検出手段31は、第1通信手段21からプロトコル変換手段23へ出力される指示データを監視しており、この指示データのうち第2ネットワーク2のプロトコルに対応していない操作禁止指示の指示データを後述するプロトコル変換テーブルを参照して検出する。
禁止操作管理手段32は、指示手段33から入力される操作指示データをプロトコル変換手段23を介して第2通信手段24へ出力し、第2通信手段24は入力された操作指示データを室内機8へ送信する機能を備えている。
禁止操作管理手段32は、指示手段33から入力された操作指示データのうち、禁止指示検出手段31で検出された操作禁止指示の指示データによって、指示手段33から出力される操作指示データの室内機8への出力を禁止する。
次に以上説明した各手段について具体的なデータを用いて詳細な動作説明を行なう。
前述したように第1通信手段21からプロトコル変換手段23へ出力される指示データは図4で説明したプロトコル変換テーブルの項目と対応している。ただし、室温のデータは第2通信手段24から入力されてプロトコル変換手段23からプロトコル変換されたデータが第1通信手段21へ出力される状態データである。
禁止指示検出手段31は第1通信手段21からプロトコル変換手段23へ出力される指示データを監視しており、この指示データの中から操作禁止指示の指示データを検出する。そして、禁止指示検出手段31は「運転禁止」、「運転許可」、「設定温度変更禁止」、「設定温度変更許可」のいずれかの操作禁止指示の指示データが有れば、記憶部20dに記憶されるリモコン操作管理テーブルを更新する。なお、リモコン操作管理テーブルと、その更新内容については後で詳細に説明する。
図5はこのリモコン操作管理テーブルを説明する説明図である。リモコン操作管理テーブルは操作禁止指示の指示データ、つまり、「運転禁止」、「運転許可」、「設定温度変更禁止」、「設定温度変更許可」と対応する指示状態の欄が設けられており、禁止指示検出手段31は検出した項目に対応してリモコン操作管理テーブルの指示状態の欄を更新する。なお、リモコン操作管理テーブルの指示状態の欄の初期状態は「運転許可」と「設定温度変更許可」の項目が共に「指示有り」であり、その他の項目は「指示無し」になっている。
例えば、最初にリモコン操作管理テーブルの指示状態の欄が初期状態で管理装置3から「運転禁止」の指示信号(データQ)が送信された場合、プロトコル変換装置20の第1通信手段21はこれを受信して「運転禁止」のデータQをプロトコル変換手段23へ出力する。「運転禁止」のデータQが入力されたプロトコル変換手段23は、プロトコル変換テーブルの第1プロトコルにおけるデータQと対応する第2プロトコルのデータB’(運転停止)を第2通信手段24へ出力し、第2通信手段24は第2ネットワーク2内の空調機器に「運転停止」の信号を送信する。この信号を受信した室内機8は室外機9と共に運転を停止する。
一方、禁止指示検出手段31は、第1通信手段21が出力する「運転禁止」のデータQを検出すると、リモコン操作管理テーブルの「運転禁止」の「指示状態」の欄を「指示無し」から「指示有り」に変更すると共に、リモコン操作管理テーブルの「運転許可」の「指示状態」の欄を「指示有り」から「指示無し」に変更する。
この状態の時にリモコン7から設定温度の操作指示信号(データO”)を受信した指示手段33は、操作指示のデータO”(設定温度)を禁止操作管理手段32へ出力する。操作指示データO”(設定温度)が入力された禁止操作管理手段32は、記憶部20dに記憶されているリモコン操作管理テーブルを参照し、「設定温度変更禁止」の指示状態の欄が「指示無し」であり、「設定温度変更許可」の指示状態の欄が「指示有り」であるため、設定温度に関する禁止は管理装置3から指示されていないと判断し、入力された操作指示データO”(設定温度)をプロトコル変換手段23へ出力する。
操作指示データO”(設定温度)が入力されたプロトコル変換手段23は、プロトコル変換テーブルの第3プロトコルのデータO”と対応する第2プロトコルのデータO’を第2通信手段24を介して室内機8へ送信する。データO’(設定温度)の送信信号を受信した室内機8は受信した指示に従って設定温度を設定する。
次に、リモコン7から運転開始の操作指示信号(データA”)を受信した指示手段33は、操作指示のデータA”(運転開始)を禁止操作管理手段32へ出力する。操作指示データA”(運転開始)が入力された禁止操作管理手段32は、記憶部20dに記憶されているリモコン操作管理テーブルを参照し、「運転許可」の指示状態の欄が「指示無し」であり、「運転禁止」の指示状態の欄が「指示有り」であるため、運転開始に関する禁止が管理装置3から指示されていると判断し、入力された操作指示データA”(運転開始)をプロトコル変換手段23へ出力しない。
この結果、第2ネットワーク2内の空調機器は、次に管理装置3から「運転許可」の指示データ信号が送信されるまでリモコン7の操作による運転開始をすることができず、管理装置3が指示した「運転禁止」が第1ネットワーク1だけでなく、第2ネットワーク2でも実現されたことになる。なお、管理装置3が「運転許可」の指示を出力した場合、禁止指示検出手段31は、リモコン操作管理テーブルの「運転禁止」の「指示状態」欄を「指示無し」に、また、「運転許可」の「指示状態」欄を「指示有り」に変更する。なお、同様の動作にてリモコン7の設定温度変更を許可/禁止することができる。
以上説明したようにプロトコル変換装置20は、第1ネットワーク1で使用されるプロトコルに規定された空調機器に関する禁止機能がない第2ネットワーク2内の空調機器に対応するため、第1ネットワーク1から入力された操作禁止指示の指示データによって第2ネットワーク2に指示を出力するリモコン7の操作指示データを、第2ネットワーク2内の室内機8に出力することを禁止する指示禁止手段30を備えている。
このため、従来の第2指示装置(背景技術で説明したリモコン7)をそのまま利用しても、管理装置3の操作禁止指示に従ってリモコン7による第2ネットワーク内の室内機8の運転を禁止することができる。
また、指示禁止手段30が必要となる場合は、新しいネットワーク(第1ネットワーク)と古いネットワーク(第2ネットワーク)の間を通信接続する場合だけである。このため、指示禁止手段30をプロトコル変換装置に内蔵させることで、禁止機能を備えた全ての種類のリモコンを新しく開発・生産する場合よりもコストを低減できる。また、指示禁止手段とプロトコル変換装置を個別の製品とするよりも一体とした方がコストや設置工数を低減できる。
なお、本実施例では禁止操作管理手段32から出力される操作指示データをプロトコル変換手段23でプロトコル変換してから第2ネットワーク2へ送信しているが、これに限るものでなく、リモコン7と第2ネットワークの通信プロトコルが同じであれば、操作指示データをプロトコル変換手段23でなく、直接、第2通信手段24へ出力し、第2通信手段24から第2ネットワーク2へ送信するようにしてもよい。これにより、プロトコル変換処理が軽減される。
1 第1ネットワーク
2 第2ネットワーク
3 管理装置(第1指示装置)
4 室外機
5 室内機
5a リモコン(第2指示装置)
6 室内機
7 リモコン
8 室内機
9 室内機
10 室外機
20 プロトコル変換装置
20a 第1通信部
20b 第2通信部
20c リモコン通信部
20d 記憶部
20e 制御部
21 第1通信手段
23 プロトコル変換手段
24 第2通信手段
30 指示禁止手段
31 禁止指示検出手段
32 禁止操作管理手段
33 指示手段

Claims (1)

  1. 第1指示を送信する第1指示装置と第1空調機器とが通信接続されて第1プロトコルで通信を行なう第1ネットワークと第2空調機器が通信接続されて第2プロトコルで通信を行なう第2ネットワークとの間に接続され、
    前記第1プロトコルで通信を行なう第1通信手段と、前記第2プロトコルで通信を行なう第2通信手段と、前記第1プロトコルと前記第2プロトコルを相互に変換するプロトコル変換手段と、
    前記第2空調機器を操作する第2指示装置から送信される第2指示を受信して前記第2空調機器に出力する指示手段と、
    前記第1指示が前記第2空調機器の操作を禁止する操作禁止指示である場合、前記指示手段から出力される前記第2指示の前記第2空調機器への出力を禁止する指示禁止手段とを備えたことを特徴とするプロトコル変換装置。
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