JP2000065415A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP2000065415A
JP2000065415A JP10233017A JP23301798A JP2000065415A JP 2000065415 A JP2000065415 A JP 2000065415A JP 10233017 A JP10233017 A JP 10233017A JP 23301798 A JP23301798 A JP 23301798A JP 2000065415 A JP2000065415 A JP 2000065415A
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unit
outdoor
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remote controller
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Haruhiko Konno
春彦 金野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 運転データなどメンテナンス上の情報を把握
したり、運転条件(内容)の変更設定を、外部通信で容
易に行えるようになる空気調和機を提供する。 【解決手段】 運転のON/OFF,温度設定などの空
調制御用のワイヤレスリモコン13Aを利用して、操作
した操作ボタンの信号は、メンテナンス用データの表示
処理信号或いは運転条件変更操作信号として、室外ユニ
ット7−1に設けた受信部(赤外線受信部)4Aで受信
されかつ内部の制御手段で処理され、上記趣旨のデータ
等が表示部14に表示される。これにより、従来これら
のメンテナンス作業を、沢山ある室外ユニットの電装部
パネルを1台1台開いて行っていた重労働が減り、能率
的な保守管理が実施できるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機に関
し、特に複数台の室外機を用いて、大店舗やオフィスビ
ル等の冷暖房を行う大規模な空気調和システムにおける
その保守点検(メンテナンス)装置に関する。
【0002】
【従来の技術】大店舗やオフィスビル等に設置される大
規模な空気調和システムでは、ビル屋上等に複数台設置
した室外機(以下、室外ユニットという)を使用し、複
数系統に分岐した冷媒回路でもって、各階各室に配置し
た室内機(以下、室内ユニットという)に冷媒を循環供
給して、冷暖房をおこなっている。
【0003】そしてこのような大規模な空気調和システ
ムでは、定期的に保守点検等を行ったり、あるいは運転
条件を変更設定したりして、順調に空調運転がなされる
ように尽力している。
【0004】この点検方法は、室外ユニットの電装部パ
ネル等を開け、電装部パネル内部に存在する制御基板上
の表示項目や設定の変更を行うスイッチを操作して、表
示部にトータル運転時間などを表示させ、例えば特開平
9−243203号公報に開示するエンジン駆動式ヒー
トポンプ装置の場合であると、その運転時間から推定し
てガスエンジン部の潤滑油の量が十分であるかなどの判
断をしたりすることになる。しかし設置されている室外
ユニットは多数であるから、1台ずつその室外ユニット
の外装パネルを開けて行う点検は、大変な労働である。
【0005】また保守管理上、これら室外ユニットが運
転された回数や運転時間など把握しておきたいちょっと
したデータの確認をする時も、外装パネル等を開けたり
しなければならない。一般にこれら外装パネルは機器の
保護のため、不用意に開けられないようにビス止め等さ
れた構造となっており、そのためパネル開閉などに手間
がかかり、作業は面倒となりその労力や工数はサービス
マンにとって多大な負担である。
【0006】本発明は上記実情に鑑みなされたもので、
機器のメンテナンス用データの確認をしたり、運転内容
を変更設定したりするような保守点検作業を、外装パネ
ルを開けずとも容易に行えるように図った空気調和機を
提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、複数台の室外ユニットから冷媒が、複数系
統に分岐した冷媒回路により複数の室内ユニットに循環
供給されるように構成されると共に、室外ユニット側の
制御手段と室内ユニット側の制御手段が通信ラインによ
り接続されてなる空気調和機において、前記室外ユニッ
トの電装部パネル部に、運転時間,警報履歴あるいは設
定変更させる運転内容などメンテナンス時に必要な諸情
報が表示される表示部と、前記諸情報の表示および設定
変更等を実施させるための外部指令信号を受信する受信
部とを設けたことを特徴とする。
【0008】また、前記外部指令信号は、空調運転制御
用のワイヤレスリモコンにて送信される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づき説明する。
【0010】図1は本発明のエンジン駆動式空気調和装
置の全体構成を示す概略図であり、図2はその室外ユニ
ットおよび室内ユニットの構成を示す概略図である。な
お、これらの図においては、実線で冷媒回路を示し、一
点鎖線で制御、通信回路を示す。
【0011】先ずこの空気調和装置の構成に付いて説明
すると、7−1,7−2は室外に設置した2台の室外ユ
ニットで、冷房用或いは暖房用等の熱源を得る熱源機で
ある。この室外ユニット7−1,7−2から熱源として
のガス冷媒あるいは液冷媒が、複数に分岐した冷媒回路
によって、複数の室内機5−1〜5−11に供給される
ように構成されている。
【0012】室内ユニット5−1〜5−11と室外ユニ
ット7−1,7−2は、無極性2線方式の通信ライン3
を介して接続されている。図1中、11は運転、停止し
たり温度設定等を行うワイヤードリモコン、13は同じ
空気調和機を運転、停止したり、温度設定等を行う空調
用のワイヤレスリモコンである。
【0013】本発明は、サービスが携帯するこのワイヤ
レスリモコン13等を同機能のワイヤレスリモコン13
Aや、時にはユーザが所有するこのワイヤレスリモコン
13等を使用して、メンテナンス上、把握したい運転デ
ータなど諸データを入手したり、運転条件の変更がある
時に、その変更内容を設定させることが可能としたもの
で、その操作時に、種々の運転データが室外ユニット側
に設けてある表示部に表示され、また運転条件の設定変
更を表示部にその変更内容を表示しながら通信で行える
ように構成したものであり、その詳細は後述する。
【0014】これら、室外ユニット7−1,7−2、室
内ユニット5−1〜5−11は、通信ライン3上の通信
で使用される固有のアドレスが夫々設定されており、こ
れらは互いの間で、発信元のアドレス、発信先のアドレ
ス及びワイヤードリモコン11ンあるいはワイヤレスリ
モコン13で指令された制御コマンドを含む通信信号の
送受信が通信ライン3上で行われる。
【0015】さて、図2に示したように、室内ユニット
5−1〜5−11側には、室内熱交換器21,電動ファ
ン23,電動膨脹弁25,電気ヒータ27等が設置され
ている。また、室外ユニット7−1,7−2側には、圧
縮機31、電磁式の四方弁33、室外熱交換器35、電
動ファン37,アキュムレータ39等が設置されてい
る。また冷媒回路を構成する機器は、ガス冷媒あるいは
液冷媒の流通に供される冷媒配管41a〜41gにより
接続されている。図中51はガスエンジンであり、フレ
キシブルカップリング53を介して、圧縮機31を駆動
する。
【0016】61は、各室内ユニット5−1〜5−11
内に設置された制御手段たる室内側コントロールユニッ
ト(以下、室内側ECUと記す)61で、図示しないが
フラッシュメモリを内蔵したCPU、入出力インタフェ
ース、通信インタフェース、タイミング制御回路、RA
M等から構成されている。そしてこの室内側ECU61
には、通信ライン3や電動ファン23、電動膨脹弁2
5、電気ヒータ27の他、室温Trを検出する室温セン
サー63や、室内熱交換器21の冷房運転時における入
口側および出口側の冷媒温度Tfi、Tfoを検出する
第1、第2冷媒温度センサ65,67、リモコンユニッ
ト11等が接続されている。
【0017】同様に室外ユニット7−1,7−2内に
も、フラッシュメモリを内蔵したCPU、入出力インタ
フェース、通信インタフェース、タイミング制御回路、
RAM等から構成された、制御手段たる室外側コントロ
ールユニット(以下、室外側ECUと記す)71が設置
されている。そして、該室外側ECU71に通信ライン
3や四方弁33、電動ファン37、ガスエンジン51の
他、圧縮機31の吐出側冷媒圧力Pdを検出する圧力セ
ンサ73、外気温Taを検出する外気温センサ75等が
接続されている。
【0018】ここで、室外側ECU71は、図3に示す
ように、例えば、室外ユニット7−1の筐体7Aの一部
に設けた電装部10内に収容されている構成で、その電
装部10は開閉自在な電装部パネル8で塞がれて保護さ
れている。
【0019】次に、冷房運転時における冷媒の流れを説
明する。
【0020】室外ユニット側7−1,7−2側では、冷
媒配管41gから圧縮機31に吸引された冷媒ガスが、
断熱圧縮により高温高圧となって圧縮機31から吐出さ
れ、冷媒配管41a、四方弁33、冷媒配管41bを経
由して室外熱交換器35に流入する。高温高圧のガス冷
媒は、室外熱交換器35内を通過する間に外気により冷
却され、凝縮することにより液冷媒となって後、冷媒配
管41cを経由して各室外ユニット5−1〜5−11の
電動膨脹弁25に流入する。
【0021】液冷媒は、電動膨脹弁25で流量を調整さ
れた後、冷媒配管41gを経由して室内熱交換器21に
流入する。液冷媒は、室内熱交換器21内を通過する間
に気化してガス冷媒となり、気化潜熱により電動ファン
23が送風した室内空気を冷却する。この際、室内側E
CU61は、設定温度Tsと室内温度Trとの偏差に基
づき電動ファン23の回転数(rpm)を制御すると共
に、室内熱交換器21の入口側冷媒温度Tfiと出口側
冷媒温度Tfoとの偏差が所定値(例えば、0〜1度)
となるように電動膨脹弁25の開弁量(弁体駆動用ステ
ップモータのステップ数)を制御する。室内熱交換器2
1内で気化したガス冷媒は、冷媒配管41eから室外ユ
ニット7−1、7−2内の四方弁33、冷媒配管41f
を経由してアキュームレータ39に流入し、冷媒冷媒4
1gから再び圧縮機31に吸引される。
【0022】さて、ワイヤレスリモコン13Aは、そこ
に配備された複数の操作ボタンの操作により、空気調和
機のON/OFF、温度設定変更など制御操作を行うも
のであるが、本発明では、この操作ボタンがメンテナン
スデータ表示や、運転内容、運転条件等の設定変更など
も行えるようにしたのである。
【0023】ここで、室外ユニット7−1の方には、図
3および図4に示すように、電装部10の電装部パネル
8に、LEDで構成された表示部14が設けられている
と共に、ワイヤレスリモコン13Aから発信される信号
を受信する受信部4Aが設けられている。
【0024】ここで、ワイヤレスリモコン13Aの操作
ボタンとしては、図5に示すように、空気調和機(圧縮
機)を運転、停止したり、又設定温度内で継続的に運転
する自動運転や、限度時間だけ運転するおやすみタイマ
ー運転としたりするよう切替操作する運転モード切替ボ
タン15a,15b,15cなど,所望の冷房、暖房温
度に変更できるようステップアップする設定温度上げボ
タン16U,およびステップダウンさせる設定温度下げ
ボタン16D,また室内ユニットの吐出口に設けたフラ
ップを角度変更し吐出される冷気、暖気の風向きを変更
させるためのフラップ変更ボタン17など,がある。
【0025】通常、これら操作ボタン15a〜15c,
16U、16D,17などで操作した内容は、ワイヤレ
スリモコン13の先端部に設けた送信部4B,例えば赤
外線送信部により赤外線通信され、そして、室内ユニッ
ト側にある赤外線受信部で受信され、該受信部を通じて
入力された指令は、室内ユニット側ECU61および該
ECU61と通信ライン3にて通じている室外ユニット
ECU71が判断し処理して、ガスエンジン51や、電
動ファン23、37などを駆動制御する。そして、メン
テナンス時にも、上記操作ボタンの操作により赤外線通
信され、室外ユニット7−1の受信部4Aを通じて、制
御手段でメンテナンス用の処理が実行されるものとなっ
ている。
【0026】ところで、ワイヤレスリモコン13Aの操
作ボタンで操作しようとするメンテナンスに関する事柄
としては、空気調和機のON/OFF回数、ON/OF
F時間などの運転データ,運転している空気調和機の機
種,エンジンストップなどで発生する警報回数や時間帯
などを知るための警報履歴、などがある。これらは、運
転データ項目,機種項目,警報履歴項目としてそれぞれ
項目別に表示部14に表示される。
【0027】また、運転内容、条件に関する設定事柄と
しては、通常、空気調和機はエンジンを最高回転数とし
て運転するが、空調条件が厳しくないケースでは、エン
ジン最高回転数を下げての運転を行い、省エネ効果や機
器寿命の延長を図ることもあるので、運転状態を知るた
めにエンジン回転数なども、表示部14に表示される。
【0028】さらに、制御手段の制御基板には、運転制
御情報を書き換え可能としたフラッシュメモリ等の不揮
発性記憶装置を搭載しているが、このフラッシュメモリ
が故障等で交換した場合に、運転制御内容をその機種に
合わせた初期設定が、その機種コードを入力すれば自動
設定できるようになっているので、その入力手段として
ワイヤレスリモコン13Aを用いて行えるように成して
ある。そのために機種入力操作も必要で、機種を表示に
表示操作させ、また機種入力を行うことも設定操作の1
事項となっている。
【0029】以上の所操作をワイヤレスリモコン13A
で行おうとするもので、そのために、ワイヤレスリモコ
ン13Aを利用しての、上記メンテナンスデータ表示
や、運転条件設定変更するために、操作ボタン15a〜
15c,16U、16D,17からの発信信号との関係
を仮に下記の通りにする。
【0030】運転モード切替ボタン15a〜15c
→ 表示内容切り替え 温度設定上げボタン16U → 項目・設定値(エ
ンジン回転数,機種)上がり 設定温度下げボタン16D → 項目・設定値下
がり フラップ変更ボタン17 → 設定確定
【0031】各種操作ボタンをこのような役割関係にす
ると、操作ボタンを操作すると、その指令信号は赤外線
Rにより通信され、そして受信部4Bを通じて入力され
た信号を、室外ユニット7−1のECU71が判断し
て、表示させたり、運転内容の設定変更をするのであ
る。
【0032】すなわち、運転モード切替ボタン15a〜
15cを押す毎に、運転データ表示,機種表示、警報履
歴表示などと表示内容が順次、表示部14に切り替わり
表示され、表示内容の大項目を変更させることができ
る。
【0033】また、項目・設定値上がり(下がり)で
は、表示内容切り替えで選択された表示内容における項
目を変更させたり、設定値を変更する際の、数値入力手
段として用いる。すなわち、例えば温度設定下げボタン
16Dを押して、先ず大項目として表示される運転デー
タ内容を、さらにON/OFF回数や運転時間など細項
目内容として変更させる。また、エンジン回転数を減ら
して、所定値に設定するのである。
【0034】設定確定では、設定入力したエンジン回転
数等、その設定値を最終的に運転条件としてそれを有効
にする操作を、フラップ変更ボタン17で行うことを意
味する。
【0035】上述したように、空調運転制御用のワイヤ
レスリモコン13Aを、メンテナンス、サービス時の表
示操作用及び設定変更用の入力操作器として利用し、室
外ユニットの表示部14に運転データ等を表示させ、ま
た設定操作を可能としたので、これらのメンテナンス作
業をするときに、従来のように電装部パネルを開けなく
ても済むようになり、メンテナンスやサービスのための
労力は減り、作業が容易になる。
【0036】また、空調運転制御用のワイヤレスリモコ
ン13Aは、サービス担当者が携帯するものであるか
ら、これをメンテナンス用送信機に兼用できれば、サー
ビス作業の能率はアップする。また、メンテナンス専用
の送信機器を開発する必要がなくなり、コストが低減で
きる。そして、この通信方式での点検作業が可能となる
ことで、サービスマンは、従来のメンテナンスで携帯し
ていたツールの種類、数が減り、これらの置き忘れなど
に注意する負担も軽減され、サービスの能率がアップす
る。
【0037】なお、ワイヤレスリモコンは本来、空調運
転制御用として用いるものであるから、メンテナンスを
していないときに、偶然上記信号と同様の信号を、室外
ユニット側で受け取った時に動作してしまうという誤認
識,誤設定を防止するため、設定変更を行う際は、暗証
番号入力(例えば、4桁の数値××××)を行うように
制限したり、あるいは、表示項目の切り替えだけでも、
保守管理する上で利用価値があるので、ワイヤレスリモ
コンからの設定機能に、操作ボタンの操作は、別の特定
ボタンの操作を前提とする等の制限を設けるような対応
を講じるようにする。
【0038】また、空調用の上記ワイヤレスリモコン1
3Aの換わりに、テレビ用のリモコンを利用するようこ
とも可能である。
【0039】その場合の,TVリモコン用信号とメンテ
ナンス用内容との関係は、次の通りにすることが考えら
れる。
【0040】 チャンネルボタン → 表示内容切り替え チャンネル送りボタン → 項目・設定値(エン
ジン回転数、機種)上がり チャンネル戻りボタン → 項目・設定値下がり 電源スイッチ → 設定確定
【0041】このように、テレビ用のリモコンを用い
て、メンテナンス用のデータや、制御内容、条件の変更
を行うことも可能である。
【0042】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、複
数台の室外ユニットを用いて、ビルの空調を行うような
大規模な空気調和システムの場合に、そのメンテナンス
に必要なデータの入手や運転条件などの設定変更など
が、外部からの通信で、室外ユニットに具備させた受信
部でキャッチされ内部の制御部で信号処理されて、表示
部に表示されることで可能となったで、従来のように、
多数ある室外ユニットの電装部パネルを1つ1つ開け
て、データ表示用操作スイッチ等を操作して、確認する
などの大変な労力は減り、保守管理作業が能率的、また
効率的に行えるようになり、その便益性は多大である。
要するに施工時、メンテナンス時に、電装部パネルの開
閉を最小限にすることが可能になり、一台当たりのメン
テナンス時間を大幅に短縮でき、施工性、メンテナンス
性が大幅に向上する。
【0043】そして、外部からの通信装置として、室内
でリモコン操作する空調用のリモコンを代用するものと
したので、別途専用の送信機を使わずともよくなり、送
信機の開発コストなどかからず、安価に提供できると共
に、サービスマンもこの空調用リモコンは携帯している
ので、その操作に慣れていることもプラスされて、迅速
にサービス作業を進められるという作業性の向上の期待
もできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空調用ワイヤレスリモコンでメンテナ
ンスデータの表示及び運転内容変更設定を可能とした空
気調和システムの全体構成を示すブロック図である。
【図2】室外ユニットおよび室内ユニットの構成を示す
概略図である。
【図3】本発明の受信部と表示部を備え、通信により運
転データ等が表示されるように構成された室外ユニット
の正面図である。
【図4】上記表示部及び受信部の拡大図である。
【図5】上記メンテナンスデータの表示及び運転内容変
更設定を可能とする空調用ワイヤレスリモコンを示す説
明図である。
【符号の説明】
3 通信ライン 4A 受信部 4B 送信部 5−1〜5−11 室内ユニット(空調要素) 7−1,7−2 室外ユニット(空調要素) 8 電装部パネル 10 電装部 13A ワイヤレスリモコン 14 表示部 61 室内側ECU(制御手段) 71 室外側ECU(制御手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数台の室外ユニットから冷媒が、複数
    系統に分岐した冷媒回路により複数の室内ユニットに循
    環供給されるように構成されると共に、室外ユニット側
    の制御手段と室内ユニット側の制御手段が通信ラインに
    より接続されてなる空気調和機において、 前記室外ユニットの電装部パネルに、運転時間,警報履
    歴あるいは設定変更させる運転内容などメンテナンス時
    に必要な諸情報が表示される表示部と、前記諸情報の表
    示および設定変更等を実施させるための外部指令信号を
    受信する受信部とを設けたことを特徴とする空気調和
    機。
  2. 【請求項2】 前記外部指令信号は、空調運転制御のた
    めのワイヤレスリモコンにて送信されることを特徴とす
    る請求項1に記載の空気調和機。
JP10233017A 1998-08-19 1998-08-19 空気調和機 Pending JP2000065415A (ja)

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