WO2007046340A1

WO2007046340A1 - 通信端末、情報表示方法、情報表示プログラムおよび記録媒体

Info

Publication number: WO2007046340A1
Application number: PCT/JP2006/320583
Authority: WO
Inventors: Hiroaki Shibasaki
Original assignee: Pioneer Corporation
Priority date: 2005-10-21
Filing date: 2006-10-16
Publication date: 2007-04-26

Abstract

　第１の通信端末（１１０）および第２の通信端末（１２０）は、相互に通信可能な複数の通信端末からなる通信ネットワーク内の通信端末である。第１の通信端末（１１０）は、受信部（１１１）、表示部（１１２）、表示制御部（１１３）、送信部（１１４）によって構成される。受信部（１１１）は、第２の通信端末（１２０）によって取得されたデータの取得地点および当該データの取得時刻に関する情報を受信する。表示部（１１２）は、表示画面を有する。表示制御部（１１３）は、表示画面を制御して、受信部（１１１）によって受信された取得時刻に関する情報に基づいて、取得地点に関する情報を表示する。送信部（１１４）は、表示制御部（１１３）によって取得地点に関する情報が表示された場合、データの送信要求信号を第２の通信端末（１２０）に送信する。

Description

通信端末、情報表示方法、情報表示プログラムおよび記録媒体技術分野

[0001] 本発明は、ユーザ間でのデータの送受信に用いる通信端末、情報表示方法、情報表示プログラムおよび記録媒体に関する。ただし、本発明の利用は、上述した通信端末、情報表示方法、情報表示プログラムおよび記録媒体に限られない。

背景技術

[0002] 従来、ネットワークインフラの整備や、情報通信端末の普及などによって、個人のュ一ザ間で、ネットワークを介したデータ (情報)の授受がおこなわれ、同じ情報を共有するコミュニティが形成されて、る。

[0003] このようなコミュニティでは、たとえば、近距離無線通信範囲内の携帯端末より発信される信号を、他の携帯端末が近距離無線通信部によって受信し、必要なデータの交換をおこなう。受信されたデータは表示器に表示されるとともに、次フェーズへの移行が促される。つぎに、広域網上のサーバへ広域無線通信部によって接続がおこなわれ、相手の身元を確認するとともに、次フェーズへの移行が促される。この時点で個人詳細データが端末と端末との間で交換される（たとえば、下記特許文献 1参照。

) o

[0004] 特許文献 1 :特開 2001— 333451号公報

発明の開示

発明が解決しょうとする課題

[0005] し力しながら、上述した従来技術によれば、通信相手が保持する情報が、自己が必要とする情報である力否かを知ることができないという問題点が一例として挙げられる。特に、通信可能な相手の数が多い場合には、どの通信相手力情報を取得するかを効率的に判断する必要があるという問題点が一例として挙げられる。

[0006] また、通信相手の現在位置はある程度特定できるとしても、通信相手が保持する情報が、その場所に関するものであるとは限らないという問題点が一例として挙げられる。特に、移動可能な通信端末を用いた通信においては、その情報がどの場所に関するものであるかが、情報を取得する力否かを判断する重要な要素となるという問題点が一例として挙げられる。

[0007] さらに、通信相手が保持する情報が生成された時間（時刻）を知ることができないという問題点が一例として挙げられる。特に、時々刻々と変化する情報に関しては、生成されてから時間が経過してしまった情報には情報価値がなぐその情報がいつ生成されたものであるかが、情報を取得する力否かを判断する重要な要素となるという問題点が一例として挙げられる。

課題を解決するための手段

[0008] 上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項 1の発明にかかる通信端末は、相互に通信可能な複数の通信端末力なる通信ネットワーク内の通信端末であつて、前記通信端末以外の他の通信端末によって取得されたデータの取得地点および当該データの取得時刻に関する情報を受信する受信手段と、表示画面を有する表示手段と、前記表示画面を制御して、前記受信手段によって受信された取得時刻に関する情報に基づいて、前記受信手段によって受信された取得地点に関する情報を表示する表示制御手段と、を備えることを特徴とする。

[0009] また、請求項 12の発明にかかる情報表示方法は、相互に通信可能な複数の通信端末力なる通信ネットワーク内の通信端末の表示画面に情報を表示する情報表示方法であって、前記通信端末以外の他の通信端末によって取得されたデータの取得地点および当該データの取得時刻に関する情報を受信する受信工程と、前記受信工程によって受信された取得時刻に関する情報に基づいて、前記受信工程によつて受信された取得地点に関する情報を前記表示画面に表示する表示工程と、を含むことを特徴とする。

[0010] また、請求項 14の発明に力かる情報表示プログラムは、請求項 12または 13に記載の情報表示方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。

[0011] また、請求項 15の発明にかかる記録媒体は、請求項 14に記載の情報表示プログラムを記録したコンピュータに読み取り可能なことを特徴とする。

図面の簡単な説明

[0012] [図 1]図 1は、実施の形態 1にかかるデータ送受信システムの機能的構成を示すプロック図である。

[図 2]図 2は、第 1の通信端末のデータ受信処理の手順を示すフローチャートである。

[図 3]図 3は、実施例にカゝかるデータ送受信システムのシステム構成を示す説明図である。

[図 4]図 4は、ナビゲーシヨン装置のハードウェア構成を示すブロック図である。

[図 5]図 5は、データを送信する車両のナビゲーシヨン装置のデータ送信処理の手順を示すフローチャートである。

[図 6]図 6は、データを受信する車両のナビゲーシヨン装置のデータ受信処理の手順を示すフローチャートである。

[図 7]図 7は、映像データ送信希望通知の画面表示の一例を示す説明図である。

[図 8]図 8は、実施の形態 2にかかるデータ送受信システムの機能的構成を示すプロック図である。

[図 9]図 9は、第 1の通信端末のデータ受信処理の手順を示すフローチャートである。

[図 10]図 10は、データを送信する車両のナビゲーシヨン装置のデータ送信処理の手順を示すフローチャートである。

[図 11]図 11は、映像データ送信希望通知の画面表示の一例を示す説明図である。符号の説明

[0013] 100, 1100 データ送受信システム

110, 1110 第 1の通信端末

111, 1111 受信部

112, 1112 表示部

113, 1113 表示制御部

114, 1114 送信部

120, 1120 第 2の通信端末

発明を実施するための最良の形態

[0014] 以下に添付図面を参照して、この発明にかかる通信端末、情報表示方法、情報表示プログラムおよび記録媒体の好適な実施の形態を詳細に説明する。

[0015] (実施の形態 1) はじめに、実施の形態 1にかかるデータ送受信システムの機能的構成について説明する。図 1は、実施の形態 1にかかるデータ送受信システムの機能的構成を示すブロック図である。図 1において、データ送受信システム 100は、データを受信する第 1 の通信端末 110およびデータを送信する第 2の通信端末 120から構成される。第 1の通信端末 110および第 2の通信端末 120は、相互に通信可能な複数の通信端末からなる通信ネットワーク内の通信端末である。

[0016] 第 1の通信端末 110は、受信部 111、表示部 112、表示制御部 113、送信部 114 によって構成される。受信部 111は、第 1の通信端末 110以外の他の通信端末である第 2の通信端末 120によって取得されたデータの取得地点および当該データの取得時刻に関する情報を受信する。

[0017] 第 2の通信端末 120によって取得されたデータとは、たとえば、第 2の通信端末 120 によって撮影された映像データである。この場合、受信部 111は、映像データの撮影地点および当該映像データの撮影時刻に関する情報を受信する。取得地点 (撮影地点）に関する情報は、たとえば、緯度'経度情報や住所など、その情報が取得された地点を地図情報上の 1点に特定する情報である。また、たとえば、「霞ヶ関」「赤坂」など一定の広がりがあるエリアの名称や、「虎ノ門交差点」「千鳥ケ淵公園」など地物の名称などであってもよい。

[0018] 取得時刻 (撮影時刻）に関する情報とは、年月日および時刻など、データが取得された時刻を特定する情報である。また、たとえば、「21時台」「午前」などのように、一定の幅を持たせた時間帯として表してもょ、。

[0019] 表示部 112は、表示画面を有し、後述する表示制御部 113による制御を受け、情報を表示する。表示部 112は、たとえば、第 1の通信端末 110の外面に設けられたデイスプレイなどである。

[0020] 表示制御部 113は、表示画面を制御して、受信部 111によって受信された取得時刻に関する情報に基づいて、受信部 111によって受信された取得地点に関する情報を表示する。表示制御部 113は、具体的には、たとえば、取得時刻に関する情報が受信された場合、取得時刻と現在時刻との差分に基づいて、取得地点に関する情報を表示する。 [0021] たとえば、取得時刻と現在時刻との差分が小さ!/ヽ場合には、新規に取得されたデータとして、表示部 112に表示する取得地点に関する情報の表示面積を大きくしたり、表示色を変更したり、表示位置を見やすい位置においたりする。このとき、地図情報を表示部 112に表示させ、取得地点に関する情報を地図情報上に重畳表示することとしてもよい。これにより、データの取得位置を直感的にユーザに認識させることができる。

[0022] また、複数のデータの取得地点および取得時刻に関する情報を受信した場合には、それぞれの取得時刻に関する情報を比較した比較結果に基づいて、取得地点に関する情報を表示することとしてもよい。たとえば、複数のデータの取得時刻に関する情報のうち、最新のデータに関する取得地点に関する情報の表示面積を大きくするなどである。

[0023] 送信部 114は、表示制御部 113によって取得地点に関する情報が表示された場合、データの送信要求信号を第 2の通信端末 120に送信する。送信部 114は、たとえば、第 1の通信端末 110のユーザ力データの送信要求が入力された場合、送信要求信号を第 2の通信端末 120に送信する。この送信要求の入力において、映像データの長さや、撮影地点をさらに絞り込んで指定してもよい。また、映像データの送信方法 (一括送信かストリーミング送信か）を指定できるようにしてもよい。送信部 114によって送信要求信号が送信された場合、受信部 111は、送信要求されたデータを第 2の通信端末 120から受信する。

[0024] なお、受信するデータが映像データの場合には、一定時間分の映像データを 1つのファイルとして一括受信してもよいし、一定期間接続を維持してストリーミング受信してもよい。さらに、映像データや付加情報の形式によっては、第 1の通信端末 110 での利用に必要なプラグインが添付された情報であってもよ、。

[0025] つぎに、データ送受信システム 100によるデータ送受信処理の手順について説明する。図 2は、第 1の通信端末のデータ受信処理の手順を示すフローチャートである。図 2のフローチャートにおいて、第 1の通信端末 110は、まず、受信部 111によって、第 2の通信端末 120によって取得されたデータの取得地点および取得時刻に関する情報を受信するまで待機する (ステップ S201： Noのループ)。 [0026] 取得地点および取得時刻に関する情報を受信すると (ステップ S201： Yes)、表示制御部 113によって、取得時刻と現在時刻との差分を算出し (ステップ S202)、算出した差分に基づいて表示内容を決定する (ステップ S 203)。表示内容とは、取得地点に関する情報の表示面積、表示色、表示位置などである。そして、表示制御部 11 3によって、決定した表示内容を地図情報と重畳して表示部 112に表示する (ステツプ S204)。

[0027] つぎに、取得地点に関する情報が表示された結果、ユーザからデータの送信要求力 Sされたかを判断する (ステップ S205)。データの送信要求がされたかの判断は、たとえば、第 1の通信端末 110の入力キーなどから、データの送信を要求する入力がなされたカゝ否かを判断することによっておこなう。データの送信要求がなされた場合には (ステップ S205： Yes)、第 2の通信端末 120にデータの送信要求信号を送信する (ステップ S 206)。

[0028] そして、受信部 111によってデータを受信するまで待機して (ステップ S207 : Noのループ）、受信した場合には (ステップ S207 : Yes)、本フローチャートによる処理を終了する。一方、ステップ S205において、データの送信要求がなされない場合には (ステツプ S205 : No)、本フローチャートによる処理を終了する。

[0029] 以上説明したように、実施の形態 1にかかるデータ送受信システム 100によれば、相互に通信可能な複数の通信端末力なる通信ネットワークにおいて、第 2の通信端末 120によって取得されたデータの取得地点に関する情報を、取得時刻に関する情報に基づいて表示部 112に表示する。これにより、取得地点および取得時刻によつてデータ内容を特定し、ユーザが必要とする情報が存在する力否かを容易に判断することができる。

[0030] また、取得時刻と現在時刻との差分に基づいて、取得地点に関する情報を表示することによって、データが取得されて力もの経過時間を容易に把握することができる。情報は鮮度、もしくは信頼性が重視される場合が多ぐユーザはデータが取得されて力もの経過時間によって、そのデータが必要であるか否かを判断することができる。

[0031] さらに、取得地点に関する情報を地図情報上に重畳表示することによって、データの取得地点をより直感的に把握させることができる。また、データが必要な場合は、第 2の通信端末 120に送信要求信号をおこなうことによって、第 1の通信端末 110にぉ、て必要なデータを取得することができる。

[0032] (実施例）

つぎに、上述した実施の形態 1にかかるデータ送受信システム 100の実施例について説明する。以下の実施例においては、データ送受信システム 100を、車両に搭載されたナビゲーシヨン装置を用いたデータ送受信システム 300に適用した場合について説明する。

[0033] まず、実施例に力かるデータ送受信システム 300のシステム構成について説明する。図 3は、実施例にカゝかるデータ送受信システムのシステム構成を示す説明図である。図 3にお!/、て、道路 LI, L2に ίま車両 310, 320 (320a〜320e)力走行して! /、る。

[0034] また、車両 310, 320に ίま、それぞれナビゲーシヨン装置 311, 321 (321a〜321e )が搭載されている。ナビゲーシヨン装置 311, 321は、車両 310, 320がそれぞれ走行する道路脇に設置された路側機 330 (330a〜330c)と交信し、データの送受信をおこなう。

[0035] 路側機 330a〜330cは、それぞれネットワークと接続されており、通信エリアは、それぞれ図 3中の点線で示すエリア A, B, Cである。路側機 330a〜330cの通信エリア内に進入した車両 310, 320は、それぞれの路側機 330a〜330cを介してネットヮークに接続し、データの送受信をおこなう。路側機 330は、図示した他、道路や駐車場など車両 310, 320が進入し得る地点を通信エリアとしてカバーできるよう設置されている。

[0036] 車両 310, 320は、それぞれ自車を特定する IDが、たとえば、 IPアドレスのように、それぞれの車両 310, 320に一意に割り振られている。この IDは、データ送受信システム 300において通信用アドレスに用いられ、ナビゲーシヨン装置 311, 321は、車両 310, 320の IDを用いて特定の車両 310, 320に情報を送信することができる。それぞれの車両 310, 320の IDは、それぞれのナビゲーシヨン装置 311, 321に記憶されている。

[0037] また、ナビゲーシヨン装置 311, 321は、全ての路側機 330の通信エリア内にある車両 310, 320の共通アドレスである「同報アドレス」を用いて情報を送信することができる。同報アドレスを用いることによって、個々の車両 310, 320の IDを知らない場合であっても、不特定の車両 310, 320にデータを送信することができる。また、個々の路側機 330ごとの同報アドレスを設けてもよい。たとえば、路側機 330a用の同報ァドレスを用いて情報を配信した場合、エリア A内にある車両 310, 320に情報が配信される。

[0038] また、ナビゲーシヨン装置 311, 321は、それぞれ映像撮影用のカメラを備えている。カメラでは、静止画および動画の撮影が可能である。また、手持ちのデジタルカメラや携帯電話のカメラなどを用いて撮影した静止画や動画の映像データを取り込むことができる。車両 310, 320の搭乗者は、ナビゲーシヨン装置 311, 321のカメラで撮影した、または他の機器から取り込んだ映像データを、ネットワークを介して他の車両 310, 320に送信すること力 Sできる。

[0039] これに対し、他の車両 310, 320の搭乗者は、送信される映像データが必要か否かを判断した上で、送信を受けるか否かを判断する。たとえば、自車の現在位置近くの車両 310, 320や、自車がこれから走行する地点にいる車両 310, 320が送信する映像データ、興味がある分野の映像データであれば、送信を受ける可能性が高い。

[0040] 以下、映像データを提供する（送信する)側の車両を車両 310、映像データを提供される（受信する）側の車両を車両 320として説明するが、映像データの送信および受信は、いずれの車両 310, 320が送信側、受信側となってもよい。

[0041] (ナビゲーシヨン装置 311, 321のハードウェア構成）

つぎに、ナビゲーシヨン装置 311, 321のハードウェア構成について説明する。図 4 は、ナビゲーシヨン装置のハードウェア構成を示すブロック図である。図 4において、ナビゲーシヨン装置 311, 321は、 CPU401と、 ROM402と、 RAM403と、磁気ディスクドライブ 404と、磁気ディスク 405と、光ディスクドライブ 406と、光ディスク 407と、音声 IZF (インターフェース） 408と、マイク 409と、スピーカ 410と、入力デバイス 41 1と、映像 IZF412と、ディスプレイ 413と、通信 I/F414と、 GPSレシーノ 415と、を備えている。また、各構成部 401〜415はバス 420によってそれぞれ接続されている

[0042] まず、 CPU401は、ナビゲーシヨン装置 311, 321の全体の制御を司る。 ROM40 2は、ブートプログラム、通信プログラム、データベース作成プログラム、データ解析プログラムなどのプログラムを記録している。また、 RAM403は、 CPU401のワークエリァとして使用される。

[0043] 磁気ディスクドライブ 404は、 CPU401の制御にしたがって磁気ディスク 405に対するデータの読み取り Z書き込みを制御する。磁気ディスク 405は、磁気ディスクドライブ 404の制御で書き込まれたデータを記録する。磁気ディスク 405としては、たとえば、 HD (ノヽードディスク）や FD (フレキシブルディスク）を用いることができる。

[0044] また、光ディスクドライブ 406は、 CPU401の制御にしたがって光ディスク 407に対するデータの読み取り Z書き込みを制御する。光ディスク 407は、光ディスクドライブ 406の制御にしたがってデータの読み出される着脱自在な記録媒体である。光ディスク 407は、書き込み可能な記録媒体を利用することもできる。また、この着脱可能な記録媒体として、光ディスク 407のほ力 MO、メモリカードなどであってもよい。

[0045] また、音声 IZF408は、音声入力用のマイク 409および音声出力用のスピーカ 41 0に接続される。マイク 409に受音された音声は、音声 IZF408内で AZD変換される。また、スピーカ 410からは音声が出力される。なお、マイク 409から入力された音声は、音声データとして磁気ディスク 405あるいは光ディスク 407に記録可能である。

[0046] また、入力デバイス 411は、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えたリモコン、キーボード、マウス、タツチパネルなどが挙げられる。さらに、入力デバイス 411は、デジタルカメラなどの他の情報処理端末 (以下、単に機器という）を接続し、データの入出力をおこなうことができる。

[0047] この他、入力デバイス 411は、静止画や動画（映像)を撮影可能なカメラを備えている。カメラで撮影された静止画や動画は、映像データとして磁気ディスク 405あるいは光ディスク 407に記録可能である。また、手持ちのデジタルカメラや携帯電話などの他の機器を入力デバイス 411に接続し、それぞれの機器で撮影した映像データを取り込むことも可能である。

[0048] また、映像 IZF412は、ディスプレイ 413と接続される。映像 IZF412は、具体的には、たとえば、ディスプレイ 413全体の制御をおこなうグラフィックコントローラと、即時表示可能な画像情報を一時的に記録する VRAM (Video RAM)などのバッファメモリと、グラフィックコントローラから出力される画像データに基づいて、ディスプレイ 4 13を表示制御する制御 ICなどによって構成される。

[0049] ディスプレイ 413には、アイコン、カーソル、メニュー、ウィンドウ、あるいは文字や画像などの各種データが表示される。このディスプレイ 413は、たとえば、 CRT、 TFT 液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイなどを採用することができる。

[0050] また、通信 IZF414は、無線を介してネットワークに接続され、ナビゲーシヨン装置 311, 321と CPU401とのインターフェースとして機能する。通信 I/F414は、さらに、無線を介してインターネットなどの通信網に接続され、この通信網と CPU401とのィンターフェースとしても機能する。

[0051] 通信網には、 LAN, WAN,公衆回線網や携帯電話網などがある。具体的には、通信 IZF414は、たとえば、 FMチューナー、 VICS (Vehicle Information and Communication System) Zビーコンレシーノ、無線ナビゲーシヨン装置、およびその他のナビゲーシヨン装置によって構成され、 VICSセンター力も配信される渋滞や交通規制などの道路交通情報を取得する。なお、 VICSは登録商標である。

[0052] また、 GPSレシーバ 415は、 GPS (Global Positioning System)や各種センサ力もの出力値を用いて、車両 310, 320の現在位置（ナビゲーシヨン装置 311, 321 の現在位置)を示す情報を取得する。現在位置を示す情報は、たとえば緯度経度などの、地図情報上の 1点を特定する情報である。

[0053] (データ送受信システム 300のデータ送受信処理）

つぎに、データ送受信システム 300がおこなうデータ送受信処理の手順にっヽて説明する。以下、データを送信する車両 310のナビゲーシヨン装置 311でおこなう処理と、データを受信する車両 320のナビゲーシヨン装置 321でおこなう処理とに分けて説明する。

[0054] 図 5は、データを送信する車両のナビゲーシヨン装置のデータ送信処理の手順を示すフローチャートである。図 5のフローチャートにおいて、ナビゲーシヨン装置 311は、入力デバイス 411を介して、映像データの撮影開始指示が入力されるまで待機する（ステップ S501 :Noのループ)。撮影開始指示が入力されると (ステップ S501： Yes) 、ナビゲーシヨン装置 311は、自装置に設けられたカメラによって周囲の映像を撮影する（ステップ S 502)。

[0055] ナビゲーシヨン装置 311は、撮影終了指示が入力されない間は (ステップ S503 :N o)、ステップ S502に戻り、周囲の撮影を継続する。このとき、ディスク容量などハードウェア資源に制約がある場合には、一定時間ごと、または一定距離ごとに撮影することとしてもよい。また、映像データに関する状況解説の音声情報やテキスト情報など（以下、付加情報という）を付加してもよい。

[0056] そして、撮影終了指示が入力されると (ステップ S503： Yes)、撮影を終了し、詳細情報を付カ卩して映像データを保存する（ステップ S504)。ここで、ステップ S504で付加する詳細情報とは、たとえば、映像データの撮影時におけるナビゲーシヨン装置 3 11の現在地点（すなわち、映像データの撮影地点）や、映像データが撮影された時間（時刻）、映像データのカテゴリー（たとえば、渋滞に関する映像、風景に関する映像など)、映像データのタイトル、付加情報 (状況解説の音声情報やテキスト情報など )の有無である。

[0057] また、詳細情報には、撮影時に車両 310が停止している力、高速で走行しているかなどの速度情報を付加してもよい。この場合、たとえば、停止した車両 310が定点観測的に捉えた映像や、所望の経路を高速で走行する車両 310の映像、渋滞に巻き込まれ低速で走行する車両 310の映像などを選別することができる。

[0058] また、たとえば、ユーザが周囲に撮影したいものを発見した場合、その後に撮影開始指示を入力しても、車両 310は移動しており、撮影したいものを取り逃してしまう可能性がある。これを回避するため、撮影の指示に関わらず、常時周囲の映像を一定時間分バッファリングしておいてもよい。この場合、入力操作によって、撮影したいものを捉えた映像を切り出し、該当する詳細情報を付加して保存する。

[0059] つぎに、ナビゲーシヨン装置 311は、入力デバイス 411を介して、保存した映像データの送信希望が入力された力否かを判断する (ステップ S505)。送信希望が入力された場合は（ステップ S505 : Yes)、他の車両 320のナビゲーシヨン装置 321に、同報アドレスを用いて映像データ送信希望通知を配信する (ステップ S 506)。一方、映像データの送信希望が入力されない場合は (ステップ S505 : No)、ステップ S501に戻り、映像の撮影開始の指示を待つ。 [0060] ステップ S506で配信する映像データ送信希望通知には、送信を希望する映像データについての詳細情報が含まれている。詳細情報は、前述したように映像データの撮影地点や、映像データが撮影された時間（時刻）、映像データのカテゴリー、映像データのタイトル、付加情報の有無などである。なお、これらの情報が常時共通している場合などは、送信を省略してもよい。

[0061] ステップ S502の撮影力車両 310の移動を伴いながらおこなわれた場合、詳細情報のうち映像データの撮影地点情報は、映像を撮影した区間の経路の情報となる。また、撮影時間の情報は、映像を撮影した時間帯情報となる。この他、車両 310の走行経路の位置情報を全て送信してもよい。この場合、他のナビゲーシヨン装置 321において、車両 310の走行経路を全て表示した上で、映像データが存在する区間を把握することができる。

[0062] また、データに対して送信期限を設けてもよい。たとえば、渋滞情報など、時間の経過とともに変動する情報は、あまりに古い情報を送信しても情報価値がない。このため、たとえば、映像データ送信希望通知を送信した後、一定時間経過後はデータ送信をおこなわな!/、よう設定する。

[0063] 一方、特に期限を定めず映像データを送信したいときは、「常設送信」などに設定できるようにしてもよい。また、たとえば、車両 310, 320などの移動体だけではなぐ信号機など道路近くの地物にカメラを設置してもよい。この場合も、アクセス期限を定めず「常設送信」とすれば、ユーザは常に固定した場所の映像データを得ることができる。

[0064] さらに、全ての車両 320に送信される同報アドレスではなぐ特定の基地局内にいる車両 320のみに送信される同報アドレスを用いるなどによって、特定のエリア内にのみ映像データ送信希望通知を配信してもよい。他にも、たとえば、知り合いのダループゃ特定のサービスを受けられる端末を持って、るグループなどを指定できる同報アドレスを用いてもよい。

[0065] ステップ S506で映像データ送信希望通知を配信した場合、ナビゲーシヨン装置 31 1は、他の車両 320のナビゲーシヨン装置 321から映像データ送信要求信号を受信するまで待機する (ステップ S 507 : Noのループ)。そして、映像データ送信要求信号を受信した場合は (ステップ S507 : Yes)、映像データ送信要求信号を送信した車両 320のナビゲーシヨン装置 321に、映像データを送信して (ステップ S508)、本フロ一チャートによる処理を終了する。

[0066] なお、送信する映像データを利用するのに必要なプラグインがある場合には、映像データと合わせて送信する。また、一括送信力ストリーミング送信かの指定がある場合は、指定に合わせた形式で送信する。

[0067] つぎに、情報を受信する車両 320のナビゲーシヨン装置 321がおこなう処理について説明する。図 6は、データを受信する車両のナビゲーシヨン装置のデータ受信処理の手順を示すフローチャートである。図 6のフローチャートにおいて、ナビゲーシヨン装置 321は、まず、車両 310のナビゲーシヨン装置 311から映像データ送信希望通知を受信するまで待機する（ステップ S601 :Noのループ)。

[0068] 映像データ送信希望通知を受信すると (ステップ S601： Yes)、ディスプレイ 413による画面表示やスピーカ 410からの音声出力などによって、受信した通知を出力する (ステップ S602)。図 5のステップ S504で説明したように、映像データ送信希望通知には、映像データについての詳細情報が含まれている。ナビゲーシヨン装置 321は、受信したこれらの情報を出力し、ユーザがデータを受信するか否かの判断を待つ。すなわち、映像データの送信を求める映像データ送信要求が入力されたか否かを判断する (ステップ S603)。

[0069] ユーザが映像データを受信すると判断し、映像データの送信を求める映像データ送信要求が入力されると（ステップ S603 : Yes)、ナビゲーシヨン装置 321は、ナビゲーシヨン装置 311に対して、映像データ送信要求信号を返信する (ステップ S604)。このとき、映像データの送信形式や長さなどを指定してもよい。ナビゲーシヨン装置 3 11の通信用アドレスは、ステップ S601で受信した映像データ送信希望通知の送信元アドレスを用いる。

[0070] そして、送信要求した映像データを受信するまで待機して (ステップ S605： Noのループ）、映像データを受信すると (ステップ S605 : Yes)、本フローチャートによる処理を終了する。一方、ステップ S603において、映像データ送信要求が入力されない場合は（ステップ S603 :No)、ステップ S601に戻り、以降の処理を繰り返す。 [0071] ここで、ステップ S602の映像データ送信希望通知の出力形態について説明する。図 7は、映像データ送信希望通知の画面表示の一例を示す説明図である。図 7の説明図において、ナビゲーシヨン装置 321のディスプレイ 413には、映像データ送信希望通知を示すアイコン 711〜716が地図情報 701上に重畳表示されている。

[0072] 映像データ送信希望通知を示すアイコン 711〜716は、それぞれが送信希望がなされて!/、る映像データに対応して、る。各アイコン 711〜 716が表示される位置は、それぞれの映像データが撮影された場所 (映像データ送信希望通知が配信された場所）、もしくは映像データの内容に関わる地点である。また、たとえば、映像データの送信を希望する者が、同じ地点で複数存在する場合には、より新しい (撮影時刻と現在時刻との差分が小さい）データのアイコンを優先させて表示することとしてもよい

[0073] 各アイコン 711〜716の大きさは、映像データの撮影時刻からの経過時間を示しており、より大きヽアイコンが新、 (撮影時刻からの経過時間が少なヽ）映像データである。図示した例では、アイコン 711、 712、その他のアイコンの順に新しい映像データであることがわ力る。各アイコン 711〜716の大きさは、撮影時刻からの時間の経過とともに小さくなつていき、所定の時間経過するとディスプレイ 413から消えるようにしてもよい。また、映像データの送信期限が定められている場合には、送信期限に至つたときにディスプレイ 413からアイコンを消去することとしてもよい。

[0074] また、図 7には示していないが、映像データの撮影時刻からの経過時間によって、各アイコン 711〜716の色を調節してもよい。たとえば、映像データの撮影時刻からの経過時間が少な、うちは濃、色で表示し、時間の経過とともに色味を薄くして、く。そして、所定の時間経過するとディスプレイ 413から消去する。この場合も、大きさを変化させる場合と同様に、送信期限を考慮して色味を変化させてもよい。また、新着の映像データ送信希望通知に対応するアイコンを点滅させるなど、ユーザの注意を喚起させる視覚的効果を用いてもょ、。

[0075] さらに、映像データの内容をアイコンによって示してもよい。たとえば、アイコン 716 は、この地点で発生した事故に関する映像データであることを示している。このアイコン 716は、映像データの送信者である車両 310の搭乗者が選択できることとしてもよいし、映像データ送信希望通知に含まれる情報から、対応するアイコンをナビゲーシヨン装置 321で判断することとしてもよい。

[0076] ユーザは、カーソル 720を操作して、所望のアイコン 711〜716を選択して送信要求をおこなう。たとえば、各アイコン 711〜716にカーソル 720をあてると、吹き出し 7 21に映像データ送信希望通知に含まれる情報が表示される。図示した例では、映像データの送信者、カテゴリー、付加情報の有無などが表示される。

[0077] このように、地図上に地点情報を表示する場合、映像データ送信希望通知を送信した車両 310の映像データの地点情報、すなわち、映像データが撮影された地点にアイコンで表示させる。また、撮影された映像データの数が多い場合や、映像データが撮影された地点が一定の区間を有する場合 (すなわち、移動しながら撮影した場合）、地図上の経路を塗りつぶしていく（道塗り）こととしてもよい。これにより、地点情報の送信元力送信される映像データがどの地点の映像かをより正確に把握することがでさる。

[0078] 以上説明したように、実施例に力かるデータ送受信システム 300によれば、相互に通信可能な複数の通信端末力なる通信ネットワークにおいて、ナビゲーシヨン装置 321によって取得されたデータの撮影地点に関する地点情報を、撮影時刻に関する時刻情報に基づいてナビゲーシヨン装置 311に表示する。これにより、撮影地点および撮影時刻によって映像データの内容を特定し、ユーザが必要とする情報が存在するか否かを容易に判断することができる。

[0079] また、映像データの新しさを示す撮影時刻と現在時刻との差分に基づヽて、地点情報を表示することによって、映像データが撮影されてからの経過時間を容易に把握することができる。映像データは鮮度、もしくは信頼性が重視される場合が多ぐュ一ザはデータが撮影されて力の経過時間によって、その映像データが必要であるか否かを判断することができる。

[0080] さらに、地点情報を地図情報上に重畳表示することによって、映像データの撮影地点をより直感的に把握させることができる。また、映像データが必要な場合は、ナビゲーシヨン装置 321に送信要求をおこなうことによって、ナビゲーシヨン装置 311において必要な映像データを取得することができる。 [0081] (実施の形態 2)

つぎに、実施の形態 2にかかるデータ送受信システムの機能的構成について説明する。図 8は、実施の形態 2にかかるデータ送受信システムの機能的構成を示すプロック図である。図 8において、データ送受信システム 1100は、映像データを送信する第 1の通信端末 1110および映像データを受信する第 2の通信端末 1120から構成される。第 1の通信端末 1110および第 2の通信端末 1120は、相互に通信可能な複数の通信端末力なる通信ネットワーク内の通信端末である。

[0082] 第 1の通信端末 1110は、受信部 1111、表示部 1112、決定部 1113、表示制御部 1114、送信部 1115によって構成される。受信部 1111は、第 1の通信端末 1110以外の他の通信端末である第 2の通信端末 1120によって取得された一連のデータの各取得地点および当該一連のデータの各取得時刻に関する情報を受信する。

[0083] 第 2の通信端末 1120によって取得された一連のデータとは、たとえば、第 2の通信端末 1120によって連続的に撮影された映像データである。連続的とは、たとえば、第 2の通信端末 1120が移動を伴、ながら、もしくは 1つの地点に留まって継続的に撮影したことを示す。一連のデータが映像データの場合、受信部 1111は、映像データの各撮影地点および当該映像データの各撮影時刻に関する情報を受信する。

[0084] 取得地点 (撮影地点）に関する情報は、たとえば、緯度'経度情報や住所など、その情報が取得された地点を地図情報上の 1点に特定する情報である。また、たとえば、「霞ヶ関」「赤坂」など一定の広がりがあるエリアの名称や、「虎ノ門交差点」「千鳥ケ淵公園」など地物の名称などであってもよい。また、取得時刻 (撮影時刻）に関する情報とは、年月日および時刻など、データが取得された時刻を特定する情報である。また、たとえば、「21時台」「午前」「21 : 30〜21 : 35」などのょぅに、一定の幅を持たせた時間帯として表してもょ、。

[0085] 各取得地点および各取得時刻は、一連のデータの各部分とそれぞれ対応しており、取得地点または取得時刻を指定することによって、一連のデータのうち特定の部分を抜き出すことが可能である。

[0086] 表示部 1112は、表示画面を有し、後述する表示制御部 1114による制御を受け、情報を表示する。表示部 1112は、たとえば、第 1の通信端末 1110の外面に設けられたディスプレイなどである。

[0087] 決定部 1113は、受信部 1111によって受信された各取得時刻に関する情報に基づいて、各取得地点に関する情報を表示画面に表示する表示内容を決定する。決定部 1113は、具体的には、たとえば、取得時刻に関する情報が受信された場合、取得時刻と現在時刻との差分に基づいて、取得地点に関する情報を決定する。さらに具体的には、たとえば、取得時刻と現在時刻との差分が小さい場合には、新規に取得されたデータとして、表示部 1112に表示する取得地点に関する情報の表示面積を大きくしたり、表示色を変更したり、表示位置を見やすい位置においたりする。

[0088] また、複数のデータの取得地点および取得時刻に関する情報を受信した場合には、それぞれの取得時刻に関する情報を比較した比較結果に基づいて、取得地点に関する情報を表示することとしてもよい。たとえば、複数のデータの取得時刻に関する情報のうち、最新のデータに関する取得地点に関する情報の表示面積を大きくするなどである。

[0089] 表示制御部 1114は、表示画面を制御して、決定部 1113によって決定された表示内容に基づいて、各取得地点に関する情報を表示する。このとき、地図情報を表示部 1112に表示させ、取得地点に関する情報を地図情報上に重畳表示することとしてもよい。これにより、データの取得位置を直感的にユーザに認識させることができる

[0090] 送信部 1115は、表示制御部 1114によって取得地点に関する情報が表示された場合、データの送信要求信号を第 2の通信端末 1120に送信する。送信部 1115は、たとえば、第 1の通信端末 1110のユーザ力もデータの送信要求が入力された場合、送信要求信号を第 2の通信端末 1120に送信する。

[0091] この送信要求の入力において、送信を受ける映像データの長さや、撮影地点、撮影時刻をさらに絞り込んで指定してもよい。また、映像データの送信方法 (一括送信力ストリ一ミング送信か）を指定できるようにしてもょ、。送信部 1115によって送信要求信号が送信された場合、受信部 1111は、送信要求されたデータを第 2の通信端末 1120から受信する。

[0092] なお、受信するデータが映像データの場合には、一定時間分の映像データを 1つのファイルとして一括受信してもよいし、一定期間接続を維持してストリーミング受信してもよい。さらに、映像データや付加情報の形式によっては、第 1の通信端末 1110 での利用に必要なプラグインが添付された情報であってもよ、。

[0093] つぎに、データ送受信システム 1100によるデータ送受信処理の手順について説明する。図 9は、第 1の通信端末のデータ受信処理の手順を示すフローチャートである。図 9のフローチャートにおいて、第 1の通信端末 1110は、まず、受信部 1111によつて、第 1の通信端末 1110によって取得された一連のデータの各取得地点および各取得時刻に関する情報を受信するまで待機する (ステップ S 1201： Noのループ）

[0094] 各取得地点および各取得時刻に関する情報を受信すると (ステップ S1201： Yes) 、決定部 1113によって、取得時刻と現在時刻との差分を算出し (ステップ S1202)、算出した差分に基づいて表示内容を決定する (ステップ S1203)。表示内容とは、取得地点に関する情報の表示面積、表示色、表示位置などである。そして、表示制御部 1114によって、ステップ S 1203で決定部 1113が決定した表示内容を地図情報と重畳して表示部 1112に表示する（ステップ S 1204)。

[0095] つぎに、取得地点に関する情報が表示された結果、ユーザからデータの送信要求がされたかを判断する (ステップ S 1205)。データの送信要求がされたかの判断は、たとえば、第 1の通信端末 1110の入力キーなどから、データの送信を要求する入力がなされたか否かを判断することによっておこなう。データの送信要求がなされた場合には (ステップ S 1205 : Yes)、第 2の通信端末 1120にデータの送信要求信号を送信する（ステップ S 1206)。

[0096] そして、受信部 1111によってデータを受信するまで待機して (ステップ S1207 : No のループ）、受信した場合には (ステップ S1207 : Yes)、本フローチャートによる処理を終了する。一方、ステップ S 1205において、データの送信要求がなされない場合には（ステップ S1205 :No)、本フローチャートによる処理を終了する。

[0097] 以上説明したように、実施の形態 2にかかるデータ送受信システム 1100によれば、相互に通信可能な複数の通信端末力なる通信ネットワークにおいて、第 2の通信端末 1120によって取得された一連のデータの各取得地点に関する情報を、各取得時刻に関する情報に基づ、て表示部 1112に表示する。

[0098] これにより、データの取得地点および取得時刻によってデータを特定し、ユーザが必要とする情報が存在するか否かを容易に判断させることができる。特に、取得地点や取得時刻によって、一連のデータの中なら必要な部分を、抜き出すことができる。

[0099] また、取得時刻と現在時刻との差分に基づいて、取得地点に関する情報を表示することによって、データが取得されて力もの経過時間を容易に把握することができる。情報は鮮度、もしくは信頼性が重視される場合が多ぐユーザはデータが取得されて力もの経過時間によって、そのデータが必要であるか否かを判断することができる。

[0100] さらに、取得地点に関する情報を地図情報上に重畳表示することによって、データの取得地点をより直感的に把握させることができる。また、データが必要な場合は、第 2の通信端末 1120に送信要求信号をおこなうことによって、第 1の通信端末 1110 にお、て必要なデータを取得することができる。

[0101] (実施例）

つぎに、上述した実施の形態 2にかかるデータ送受信システム 1100の実施例について説明する。以下の実施例においては、データ送受信システム 1100を、車両に搭載されたナビゲーシヨン装置を用いたデータ送受信システム 300に適用した場合について説明する。

[0102] 実施例に力かるデータ送受信システム 300のシステム構成およびナビゲーシヨン装置 311, 321のハードウェア構成については、実施の形態 1の実施例で説明した通りであるので、説明を省略する（図 3および図 4参照)。

[0103] (データ送受信システム 300のデータ送受信処理）

[0104] 図 10は、データを送信する車両のナビゲーシヨン装置のデータ送信処理の手順を示すフローチャートである。図 10のフローチャートにおいて、ナビゲーシヨン装置 311 は、自装置に備えられたカメラを用いて、車両 310の周囲の映像を撮影する (ステツプ S1501)。そして、撮影した映像の映像データに詳細情報を付加して記録する (ステツプ S1502)。このとき、ディスク容量などハードウェア資源に制約がある場合には、一定時間ごと、または一定距離ごとに撮影することとしてもよい。また、詳細情報と同時に、状況解説の音声情報やテキスト情報など (以下、「付加情報」という）を付カロしてちよい。

[0105] ステップ S 1502で付加する詳細情報とは、たとえば、映像データの撮影時におけるナビゲーシヨン装置 311の現在地点（すなわち、映像データの撮影地点）や、映像データが撮影された時間（時刻）、映像データのカテゴリー（たとえば、渋滞に関する映像、風景に関する映像など)、映像データのタイトル、付加情報 (状況解説の音声情報やテキスト情報など)の有無である。

[0106] 映像データは、詳細情報をインデックスとして、選択またはソートすることができる。

また、たとえば、映像データのうち一定の時間帯に撮影された映像のみを切り出して、別ファイルとして保存することができる。なお、詳細情報のうち連続的に変化する情報、たとえば、映像データの撮影位置や映像データが撮影された時間などは、連続的に付加するのではなく一定間隔ごとに付加してもよい。

[0107] つぎに、ナビゲーシヨン装置 311は、ユーザが映像データの送信を希望する力否かを判断する (ステップ S 1503)。具体的には、たとえば、映像データの送信を希望する旨の情報が入力デバイス 411を介して入力されたかを判断する。映像データの送信を希望する場合は (ステップ S 1503 : Yes)、他の車両 320のナビゲーシヨン装置 3 21に、同報アドレスを用いて映像データ送信希望通知を配信する (ステップ S 1504)

[0108] ステップ S 1504で配信する映像データ送信希望通知には、送信を希望する映像データについての詳細情報が含まれている。詳細情報は、前述したように映像データの撮影地点や、映像データが撮影された時間（時刻）、映像データのカテゴリー、映像データのタイトル、付加情報の有無などである。

[0109] 詳細情報のうち、映像データの撮影地点（以下、「地点情報」という）は、車両 310の現在位置情報および映像を撮影した経路の情報となる。また、撮影時間の情報は、映像を撮影した経路上、いくつかのポイントの情報を送信する。このポイントは、一定距離または一定時間ごとであってもよいし、交差点など地図情報の地物に合わせて選択してちょい。

[0110] また、データに対して送信期限を設けてもよい。たとえば、渋滞情報など、時間の経過とともに変動する情報は、あまりに古い情報を送信しても情報価値がない。このため、たとえば、映像データ送信希望通知を送信した後、一定時間経過後はデータ送信をおこなわな!/、よう設定する。

[0111] 一方、たとえば車両 310が、ある地点に定常的に静止している場合など、定点観測として特に期限を定めず映像データを送信したいときは、「常設送信」などに設定できるようにしてもよい。また、たとえば、車両 310, 320などの移動体だけではなぐ信号機など道路近くの地物にカメラを設置してもよい。この場合も、アクセス期限を定めず「常設送信」としてもよい。ユーザは常に固定した場所の映像データを得ることができる。

[0112] さらに、全ての車両 320に送信される同報アドレスではなぐ特定の基地局内にいる車両 320のみに送信される同報アドレスを用いるなどによって、特定のエリア内にのみ映像データ送信希望通知を配信してもよい。他にも、たとえば、知り合いのダループゃ特定のサービスを受けられる端末を持って、るグループなどを指定できる同報アドレスを用いてもよい。

[0113] 一方、映像データの送信を希望しない場合は (ステップ S 1503 : No)、ステップ SI 501に戻り、映像の撮影を継続する。なお、ステップ S 1504以降の処理をおこなう場合も、その処理と並列してナビゲーシヨン装置 311は周囲の映像の撮影を継続している。

[0114] ステップ S 1504で映像データ送信希望通知を配信した場合、ナビゲーシヨン装置 3 11は、他の車両 320のナビゲーシヨン装置 321から映像データ送信要求信号を受信するまで待機する (ステップ S 1505 : Noのループ)。そして、映像データ送信要求信号を受信した場合は (ステップ S 1505： Yes)、映像データ送信要求信号に含まれる指定事項に基づいて、送信用の映像データを生成する (ステップ S 1506)。

[0115] 映像データ送信要求信号に含まれる指定事項とは、たとえば、映像データが撮影された地点や時間、撮影時における車両 310の速度などである。ナビゲーシヨン装置 311は、撮影 ·保存している映像データのうち、指定事項に合致する部分のみを切り出して、送信用の画像データを生成する。

[0116] たとえば、午後 2時から午後 3時にかけて、霞ヶ関力レインボーブリッジを通り、舞浜まで走行した場合、指定事項 (地点）として「レインボーブリッジ」が指定されて!、る場合には、レインボーブリッジ走行中の映像および前後所定の範囲の映像データを切り出して送信用の画像データを生成する。

[0117] また、指定事項 (時間）として「午後 2時力も午後 2時 10分」が指定されている場合は、該当する時間帯の映像データを切り出して送信用の画像データを生成する。また、指定事項 (速度)として「停止」が指定されて!、る場合は、渋滞や信号待ちなどで停止中の映像データを切り出して送信用の画像データを生成する。切り出す映像の長さは、ナビゲーシヨン装置 311側であら力じめ設定しておいてもよいし、その都度設定してもよい。また、映像データ送信要求信号の送信元から指定された長さでもよい。

[0118] そして、映像データ送信要求信号を送信した車両 320のナビゲーシヨン装置 321 に、生成した映像データを送信して (ステップ S 1507)、本フローチャートによる処理を終了する。なお、送信する映像データを利用するのに必要なプラグインがある場合には、映像データと合わせて送信する。また、一括送信かストリーミング送信かの指定がある場合は、指定に合わせた形式で送信する。

[0119] 情報を受信する車両 320のナビゲーシヨン装置 321がおこなう処理については、実施の形態 1の実施例で説明した通りであるので、説明を省略する（図 6参照)。なお、ステップ S603で入力される映像データ送信要求には、送信して欲ヽ映像の撮影地点や時間、撮影時の速度など (指定事項)が含まれる。なお、指定事項を入力せず、映像データ送信希望通知の送信元が送信可能な映像データをそのまま受信してもよい。また、映像データの送信形式や長さなどを指定してもよい。

[0120] ここで、図 6におけるステップ S602の映像データ送信希望通知の出力形態について説明する。図 11は、映像データ送信希望通知の画面表示の一例を示す説明図である。図 11の説明図において、ナビゲーシヨン装置 321のディスプレイ 413には、映像データ送信希望通知を配信した車両の走行軌跡を示す道塗り 1711〜 1715が地図情報 1701上に重畳表示されている。 [0121] 道塗り 1711〜1715は、たとえば、地点情報の送信力もアクセス期限までの間、送信元から定期的に現在地点情報を受信し、受信した情報を元に地図上の経路を塗りつぶすことによって表示する。これにより、地点情報の送信元力送信される映像データがどの地点の映像かをより正確に把握することができる。

[0122] 映像データ送信希望通知を配信した車両の走行軌跡を示す道塗り 1711〜 1715 は、それぞれが送信希望がなされている映像データに対応している。各道塗り 1711 〜1715が表示される位置は、それぞれの映像データが撮影された区間 (経路)である。また、たとえば、映像データの送信を希望する者が、同じ区間で複数存在する場合には、より新しい (撮影時刻と現在時刻との差分が小さい)データの道塗りを優先させて表示することとしてもょ、。

[0123] 各道塗り 1711〜1715の太さは、映像データの撮影時刻力もの経過時間を示しており、より太、道塗りが新し、 (撮影時刻からの経過時間が少な、）映像データである。図示した例では、道塗り 1711, 1712, 1714, 1713の順に新しい映像データであることがゎカゝる。また、道塗り 1715のように、撮影時刻からの時間の経過とともに道塗りの太さが細くなつていき、所定の時間経過するとディスプレイ 413から消えるようにしてもよい。また、映像データの送信期限が定められている場合には、送信期限に至つたときにディスプレイ 413から道塗りを消去することとしてもよい。

[0124] また、図 11には示していないが、映像データの撮影時刻からの経過時間によって、各道塗り 1711〜1715の色を調節してもよい。たとえば、映像データの撮影時刻からの経過時間が少な、うちは濃、色で表示し、時間の経過とともに色味を薄くして、く。そして、所定の時間経過するとディスプレイ 413から消去する。この場合も、道塗りの太さを変化させる場合と同様に、送信期限を考慮して色味を変化させてもよい。また、新着の映像データ送信希望通知に対応する道塗りを点滅させるなど、ユーザの注意を喚起させる視覚的効果を用いてもょヽ。

[0125] さらに、映像データの内容をアイコンによって示してもよい。たとえば、アイコン 172 3は、道塗り 1712がこの区間の風景 (たとえば、花見など）に関する映像データであることを示している。このアイコン 1723は、映像データの送信者である車両 310の搭乗者が選択できることとしてもよいし、映像データ送信希望通知に含まれる情報から、対応するアイコンをナビゲーシヨン装置 321で判断することとしてもよい。

[0126] ユーザは、カーソル 1720を操作して、所望の道塗り 1711〜 1715を選択して送信要求をおこなう。たとえば、各道塗り 1711〜1715にカーソル 1720をあてると、吹き出し 1721に映像データ送信希望通知に含まれる情報が表示される。図示した例では、映像データの送信者、カテゴリー、付加情報の有無などが表示される。

[0127] また、カーソル 1720によって、各道塗り 1711〜1715のうち送信を要求する区間を選択することとしてもよい。たとえば、ジャンクション付近の映像や、桜の名所といわれる地点付近の映像など、映像データが撮影された地点や区間、映像データのカテゴリーなどを指定して送信要求をおこなう。

[0128] 以上説明したように、実施例に力かるデータ送受信システム 300によれば、相互に通信可能な複数の通信端末力なる通信ネットワークにおいて、ナビゲーシヨン装置 321によって連続的に撮影された映像データの地点情報を、時刻情報に基づいてディスプレイ 413に表示する。

[0129] これにより、映像データの撮影地点および撮影時刻によってデータを特定し、ユーザが必要とする情報が存在する力否かを容易に判断させることができる。特に、撮影地点や撮影時刻によって、一連の映像データの中なら必要な部分を、抜き出すことができる。

[0130] また、撮影時刻と撮影時刻との差分に基づいて、地点情報を表示することによって、映像データが取得されてからの経過時間を容易に把握することができる。情報は鮮度、もしくは信頼性が重視される場合が多ぐユーザは映像データが取得されてからの経過時間によって、その映像データが必要である力否かを判断することができる。

[0131] さらに、地点情報を地図情報上に重畳表示することによって、映像データの撮影地点をより直感的に把握させることができる。また、映像データが必要な場合は、ナビゲーシヨン装置 321に送信要求をおこなうことによって、ナビゲーシヨン装置 311において必要な映像データを取得することができる。

[0132] なお、各実施の形態で説明した情報表示方法は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナル 'コンピュータやワークステーションなどのコンピュータで実行することにより実現することができる。このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、 CD-ROM, MO、 DVDなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体力も読み出されることによって実行される。またこのプログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。

Claims

請求の範囲

[1] 相互に通信可能な複数の通信端末力なる通信ネットワーク内の通信端末であつて、

前記通信端末以外の他の通信端末によって取得されたデータの取得地点および当該データの取得時刻に関する情報を受信する受信手段と、

表示画面を有する表示手段と、

前記表示画面を制御して、前記受信手段によって受信された取得時刻に関する情報に基づいて、前記受信手段によって受信された取得地点に関する情報を表示する表示制御手段と、

を備えることを特徴とする通信端末。

[2] 前記受信手段は、前記通信端末以外の他の通信端末によって取得された一連のデータの各取得地点および当該一連のデータの各取得時刻に関する情報を受信し

前記受信手段によって受信された各取得時刻に関する情報に基づいて、前記各取得地点に関する情報を前記表示画面に表示する表示内容を決定する決定手段を備え、

前記表示制御手段は、前記決定手段によって決定された表示内容に基づいて、前記取得地点に関する情報を表示することを特徴とする請求項 1に記載の通信端末。

[3] 前記表示制御手段は、前記取得時刻に関する情報が受信された場合、前記取得時刻と現在時刻との差分に基づいて、前記取得地点に関する情報を表示することを特徴とする請求項 1に記載の通信端末。

[4] 前記表示手段は、地図情報を表示画面に表示し、

前記表示制御手段は、前記取得地点に関する情報を前記地図情報上に重畳表示することを特徴とする請求項 1に記載の通信端末。

[5] 前記データは前記他の通信端末によって撮影された映像データであり、

前記受信手段は、前記映像データの撮影地点および当該映像データの撮影時刻に関する情報を受信し、

前記表示制御手段は、前記受信手段によって受信された撮影時刻に関する情報に基づ!/、て、前記撮影地点に関する情報を表示することを特徴とする請求項 1に記載の通信端末。

[6] 前記表示制御手段によって前記取得地点に関する情報が表示された場合、前記データの送信要求信号を前記他の通信端末に送信する送信手段を備え、

前記受信手段は、前記送信手段によって送信要求信号が送信された結果、前記データを前記他の通信端末から受信することを特徴とする請求項 1に記載の通信端末。

[7] 前記決定手段は、前記取得時刻と現在時刻との差分に応じて、前記表示画面における前記各取得地点に関する情報の表示面積を決定することを特徴とする請求項 2 に記載の通信端末。

[8] 前記決定手段は、前記取得時刻と現在時刻との差分に応じて、前記表示画面における前記各取得地点に関する情報の表示色を決定することを特徴とする請求項 2に記載の通信端末。

[9] 前記決定手段は、前記取得時刻と現在時刻との差分に応じて、前記表示画面における前記各取得地点に関する情報の表示位置を決定することを特徴とする請求項 2 に記載の通信端末。

[10] 前記一連のデータは前記他の通信端末により前記各取得地点において撮影された一連の映像データであり、

前記表示制御手段は、前記受信手段によって受信された撮影時刻に関する情報に基づ!/、て、前記撮影地点に関する情報を表示することを特徴とする請求項 2に記載の通信端末。

[11] 前記表示制御手段によって前記取得地点に関する情報が表示された場合、前記一連のデータの送信要求信号を前記他の通信端末に送信する送信手段を備え、前記受信手段は、前記送信手段によって送信要求信号が送信された結果、前記一連のデータを前記他の通信端末力も受信することを特徴とする請求項 2〜 10のいずれか一つに記載の通信端末。

[12] 相互に通信可能な複数の通信端末力なる通信ネットワーク内の通信端末の表示画面に情報を表示する情報表示方法であって、

前記通信端末以外の他の通信端末によって取得されたデータの取得地点および当該データの取得時刻に関する情報を受信する受信工程と、

前記受信工程によって受信された取得時刻に関する情報に基づいて、前記受信工程によって受信された取得地点に関する情報を前記表示画面に表示する表示ェ程と、

を含むことを特徴とする情報表示方法。

[13] 前記受信工程では、前記通信端末以外の他の通信端末によって取得された一連のデータの各取得地点および当該一連のデータの各取得時刻に関する情報を受信し、

前記受信工程によって受信された各取得時刻に関する情報に基づいて、前記各取得地点に関する情報を前記表示画面に表示する表示内容を決定する決定工程を含み、

前記表示制御工程では、前記決定工程によって決定された表示内容に基づいて、前記取得地点に関する情報を表示することを特徴とする請求項 12に記載の情報表示方法。

[14] 請求項 12または 13に記載の情報表示方法をコンピュータに実行させることを特徴とする情報表示プログラム。

[15] 請求項 14に記載の情報表示プログラムを記録したコンピュータに読み取り可能な記録媒体。