WO2003045449A1

WO2003045449A1 - Agent desodorisant et preparation de shampooing cosmetique le contenant

Info

Publication number: WO2003045449A1
Application number: PCT/JP2002/012252
Authority: WO
Inventors: Toru Okada
Original assignee: Yugen Kaisha Okada Giken
Priority date: 2001-11-26
Filing date: 2002-11-25
Publication date: 2003-06-05
Also published as: EP1452188A1; EP1452188A4; JP4558321B2; US20050265940A1; JPWO2003045449A1; KR20040058325A

Description

明細書消臭剤及びこれを含有する洗髪化粧料技術分野

本発明は消臭剤に関する。さらに詳しくは、本発明は種々の塩基性臭（ァンモニァなど)や酸性臭（メルカブタンなど）に対する消臭剤であり、体臭、汚物臭、その他の室内臭など日常生活に身近な臭気の除去に適する。本発明の消臭剤は、特に頭髪へのパーマネントゥエープ処理の後に残留する処理剤の不快臭除去に有効である。また、本発明は前記消臭剤を含む洗髪化粧料、特にシャンプー、トリ一トメント剤（リンス剤）に関する。本発明の消臭剤は抗菌作用も有する。背景技術

国民の生活水準の向上に伴って、環境衛生に対する関心が高まり防臭、消臭が大きな関心となっている。従来、悪臭成分を低減する方法としては、強力な芳香剤により不快な臭気をマスキングする方法；活性炭、アルミナ、ゼォライト等の多孔質吸着剤により臭気を吸着するなどの物理的方法；触媒燃焼法やオゾンにより臭気成分を酸化する酸化法、化学薬品を用いた中和法などの化学的方法；あるいはバクテリアによる臭気成分の分解などの生物化学的方法等が知られている。例えば、美容室などで頭髪にパーマネントウエーブ処理を施す場合、ウェーブの保存をよくするためチォダリコール酸アンモ-ゥムなどが用いられる。かかる処理剤は、パーマ処理の完了後、酸処理（p H 3程度)や還元処理、あるいは水洗により、ほとんどが頭髪より除去される。しかしながら、微量のチォグリコール酸アンモニゥム成分がなお頭髪に残存し、このため 2〜 3日経過しても頭髪に特有の臭気が感じられる。

このようなパーマ処理後の残留臭気をはじめ、日常生活で実際に問題となる身近な悪臭は、塩基性臭気、酸性臭気及びこれらの混合臭気などがあり、種々の成分から構成されており、これらレ、ずれの悪臭成分に対しても消臭効果のある消臭剤が求められている。

本発明の目的は、日常生活における種々の臭気、とりわけパーマネントゥエーブ処理後の頭髪に残留する薬品臭の除去に適した消臭剤を提供することにある。本発明者は、前記の課題を解決すべく種々検討を重ねた。その結果、銅イオンなどの 2価金属イオンと、ォキシ酸、脂肪酸などの有機酸成分、又は特定のキレート剤との組み合わせによる消臭抗菌剤を用いることにより、パーマ処理後の臭気を有効に除去することができ、頭髪や皮膚に対する刺激も少ないとの知見を得た発明の開示 ' 本願の第 1の発明は、下記）〜（d )のいずれかより選ばれた消臭成分を含んでなる消臭剤である。

( a ) 2価金属のォキシ酸塩

( b ) 2価金属の脂肪酸塩

( c ) 2価金属の酸化物と、ォキシ酸、脂肪酸又はキレート剤

( d ) 2価金属の無機酸塩と、ォキシ酸、脂肪酸又はキレート剤これら 2価金属としては、銅、亜鉛及び/または鉄が好ましい。また、本願の第 2の発明は、前記消臭剤を配合したシャンプーやトリートメント剤などの洗髪用化粧料である。本願の第 3の発明は、頭髪にパーマネントウエーブを施した後、この洗髪用化粧料を用いて洗髪を行う頭髪処理法である。本願の第 4の発明は、前記の消臭剤を繊維状物、粒状物、紙、不織布、織布、多孔質物質又は高分子フィルムの表面及び/又は内部に適用してなる消臭抗菌基材である。また、他にベタイン化合物、カルボニル化合物、 α ■ォレフィン一無水マレイン酸共重合体を組み合わせてもよい。発明の詳述

本発明の消臭剤において、ァミン、メルカブタンなどの酸性臭に対する有効成分は 2価の金属イオンと考えられる。また、この消臭剤において、アンモニアなどの塩基性臭気に対する有効成分はォキシ酸根、脂肪酸根 (radical)などと考えられる。

( a )金属化合物

2価金属イオンは種々の形態で導入することができるが、特に 2価の金属酸化物、無機金属塩 (硫酸塩など)、有機酸塩 (ォキシ酸金属塩、月旨肪酸金属塩など）として導入することができる。これら 2価の金属イオンにより主にアミン臭、メルカブタン臭などの酸性臭の消臭が可能となる。

かかる金属化合物の消臭剤中における配合量は、消臭剤の形態に応じて適宜に選択してもよいが、通常、消臭剤全量に対して 0. 0 1〜3 0重量％、好ましくは 0 . 1〜5重量％でぁる。また、洗髪用化粧料には 0. 0 1〜1 0重量。/。、好ましくは 0. 0 5〜 5重量％である。

金属酸化物

本発明の消臭抗菌剤で用いられる金属酸化物としては、酸化銅、酸化亜鉛、酸化鉄など、ォキシ酸や脂肪酸の存在のもと溶液中で 2価金属ィオンを与える金属酸化物が挙げられる。

無機金属塩

本発明の消臭抗菌剤で用いられる 2価金属の無機金属塩としては、硫酸塩、硝酸塩などが挙げられ、具体的には硫酸銅、硝酸銅、硫酸亜鉛、硫酸鉄などが挙げられる。これらはォキシ酸や脂肪酸の存在のもと溶液中で 2価金属イオンを与える。

ォキシ酸金属塩

有機酸塩のうちォキシ酸金属塩としては、ォキシ酸銅、ォキシ酸亜鉛、ォキシ酸鉄などが挙げられる。これらォキシ酸金属塩のォキシ酸成分としては、ダルコン酸などのアルドン酸のほ力糖酸等の糖類の酸化物、ァスコルビン酸、デビドロアスコルビン酸、乳酸、リンゴ酸、酒石酸、クェン酸、グリコール酸、ォキシ安息香酸、没食子酸、マンデル酸、トロバ酸などの種々のォキシ酸が挙げられる。これらのうち、ダルコン酸、リンゴ酸、クェン酸が好ましく、特にダルコン酸が好ましい。したがって、ダルコン酸銅、ダルコン酸亜鉛が好ましい。

ォキシ酸金属塩は市販のものを用いることができるが、この代わりにダルコン酸、糖酸、アルコルビン酸などのォキシ酸と、酸化銅、酸化亜鉛、酸化鉄などの前記の金属酸化物や無機金属塩塩を併用してもよい。このようにォキシ酸成分が共存すると 2価の金属イオンが安定化し、高い金属イオン濃度が得られる。ォキシ酸金属塩は単独で用いてもよく 2種以上を併用してもよい。

ダルコン酸銅、ダルコン酸亜鈴などのダルコン酸金属塩は、アンモニア、メルカブタンなどのいずれの悪臭に対しても高い消臭作用を有し、優れた消臭剤、抗菌剤が得られる。

脂肪酸金属塩

有機酸塩のうち脂肪酸金属塩としては、炭素数 1〜 3 0の飽和又は不飽和の脂肪酸の金属塩が用いられる。具体的には酔酸、プロピオン酸、ゥンデシレン酸、パルミチン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベへン酸などの飽和脂肪酸；あるいはォレイン酸、ソルビン酸、リノール酸、リノレン酸、リシノール酸、ァラキドン酸などの不飽和カルボン酸の金属塩などが好ましい。例えば亜鉛、銅、鉄、モリブデン、コバルト、アルミニウム、チタン、マンガン、ニッケル、銀などの金属塩が挙げられ、特に銅塩、亜鉛塩、鉄塩が好ましい。

脂肪酸金属塩は市販のものを用いることができる力この代わりにパルミチン酸、ステアリン酸などの脂肪酸と、酸化銅、酸化亜 \ 酸化鉄など前記の金属酸化物や無機金属塩塩とを併用してもよい。このように脂肪酸金属塩は、アンモニァ、メルカブタンなど塩基性、酸性の悪臭に対して優れた消臭作用を示す。これら脂肪酸金属塩は単独で用いてもよく 2種以上を併用してもよい。

キレート剤

キレート剤としてはアミノ酸型キレート剤が好ましく、具体的にはヒドロキシェチノレエチレンジァミントリアセテート、エチレンジアミンテトラァセテ一ト、ユトリロトリァセテ一ト、ジエチレントリアミンペンタァセテート、トリエチレンテトラァミンへキサァセテート、ジカルボキシメチルグルタミン酸テトラナトリウム、ジビドロキシェチルグリシンなどがあげられる。本発明においては、キレート剤を加えることにより溶液中における消臭剤の金属成分濃度を高く維持することができる。これらの配合量は消臭剤 1 0 0重量部に対し、 0. 1〜5 0、好ましくは 1〜2 0重量部である。

( b )ベタイン酸

本発明の消臭剤においては悪臭成分との接触効率の向上、消臭成分の溶液中における溶解性向上のため、前記消臭成分と共にべタイン化合物を用いるのが好ましい。かかるベタインとしては、ココアミドプロピルベタィン、 2—アルキル— N—力ノレボキシメチノレー N—ヒドロキシェチルイミダゾリニゥムベタイン、 2— ゥンデシル一 N—カルボキシメチル一 N—ヒドロキシェチルイミダゾリ二ゥムべタイン、ラウリルジメチルァミノ酢酸ベタィン、 N—ラウロイ/レー N—カノレボキシメチルー N—ヒドロキシェチノレイミダゾリビゥムベタイン、ラウリン酸ァミドピルべタイン等の種々のべタインが挙げられる。かかるベタイン化合物の配合量は、ダルコン酸金属塩などの消臭成分 1 0 0重量部に対し 1 0〜 3 0 0重量部、好ましくは 4 0〜2 0 0重量部である。

( c )カルボ二ルイヒ合物

さらに他の発明では消臭剤に更にケトカルボン酸、アルデヒド酸などのカルボニル化合物を配合してもよい。力かるカルボニル化合物としては、グリセリンァルデヒド、ピルビン酸、レブリン酸、アルデヒドノナン酸、グリオキシル酸、ァルデヒド酸などが挙げられる。これらの配合により塩基性、酸性臭の除去率の向上をはかることができる。

これらカルボエル化合物の配合量は、ダルコン酸金属塩などの消臭剤成分 1 0 0重量部に対して、 5〜 1 0 0重量部、好ましくは 1 0〜 2 0 0重量部である。

( d ) _a ■ォレフィン一無水マレイン酸共重合体

本発明の消臭剤には、金属イオンを分散し、酸性臭及び塩基性臭の除去効率を向上させるため、さらに α ·ォレフイン一無水マレイン酸共重合体を配合してもよい。かかる樹脂としては、メチルビュルエーテル一無水マレイン酸共重合体、ィソブチレン一無水マレイン酸共重合体などが挙げられる。メチ^^ビニルエーテルー無水マレイン酸共重合体の代表的なものとしては、メチルビニルエーテルと無水マレイン酸との交互共重合体でで V EMAの製品名にてダイセル化学工業（株）より市販されている種々の分子量の製品などが挙げられる。また、前記イソブチレン一無水マレイン酸共重合体の代表的なものとしては、イソプチレンと無水マレイン酸との交互共重合体で、ィソバンの製品名で (株）クラレにより市販されている種々の分子量の製品などが挙げられる。

さらに、これら α ·ォレフイン一無水マレイン酸共重合体と、銅化合物 (例：酸化銅)及び/又は亜鉛化合物 (例：酸化亜鉛)などとを反応させて得られた反応生成物を添加してもよい。これら共重合体中の無水マレイン酸構造単位には、少なくとも一部に銅、亜鉛などの金属が結合している。これら共重合体の配合量は、ダルコン酸金属塩などの消臭剤成分 1 0 0重量部に対して、 1〜 3 0 0重量部、好ましくは 5〜 1 0 0重量部である。

本発明の消臭剤は、パーマ後の残留臭気をはじめ、日常生活で問題となる身近なァンモニァなどの塩基性臭気およびメルカプタンなどの酸性臭気のいずれに対しても優れた吸着力、消臭効果を示す。さらに、ベタイン、脂肪酸金属塩、無機金属化合物及びカルボニル化合物などを酉己合することにより、硫化水素ゃメルカブタンなどのィォゥ系の悪臭原因物質を一層効果的に吸収する。

(製造法）本発明消臭剤の製造にあたっては、消臭成分である酸化金属、無機金属塩、有機酸金属塩などの 2価金属の化合物に、さらには必要に応じて、ベタイン、カルボェノレ化合物、無水マレイン酸系共重合体などを、適宜の媒体中に分散又は溶解し液状で使用することができる。

消臭剤の調製に用いる前記溶媒としては、各成分を溶解するものであれば特に限定されず、例えば水、メチルアルコール、エチルアルコールなどのアルコール類、ジメチルホルムアルド、ジメチルスルフォキサイドなどが挙げられる。これら溶媒の使用量は、消臭成分 1重量部に対して 2〜 5 0重量部が好ましい。本発明の消臭剤は、洗髪用化粧料をはじめ種々の毛髪処理剤、例えばシャンプ一、トリートメント斉 IJ、ヘアスプレー、ヘアミルク、ブロー剤などに配合することができ、また他の化粧料に配合してもよレ、。シャンプー、トリートメントなどの洗髪化粧料、毛髪処理剤を製造するには、前記の消臭剤を公知の洗髪化粧料成分、毛髪処理成分に添加混合すればよレヽ。かかる洗髪剤、毛髪処理剤には消臭剤のほか、その剤型に応じた公知の界面活性剤、香料、色素、油分、殺菌剤などを配合してよい。

さらに、この消臭剤を繊維やフィルムの表面に塗布したり、フィルム中に混合するなどして周囲の環境の消臭を行ってもよい。すなわち、本発明消臭剤は、シート状、糸状などの種々の形状の基材上に層状に塗布したり、あるいは含浸させて消臭用組成物の表面積を増大させ消臭作用の向上をはかることもできる。このような基材としては、不織布、織布；糸、モノフィラメントなどの ¾維状物、粒状物、紙又はゼォライト、セピオライト、ケイソゥ土、活性炭等の多孔質物質などが単独で、または併用して用いられる。

消臭剤を種々の基材に適用する場合、風合いや外観の調製、あるいはシート状や糸状の成形物からなる基材への付着、塗布のために、さらに種々の接着性の素材を配合してもよい。このような基材として適宜の高分子化合物を用いることができ、例えば、酢酸ビニル一アクリル系共重合体、ポリビニルアルコール、ウレタン系樹脂、エチレン一酢酸ビニル共重合体、カルボキシメチルセル口ースなどが挙げられる。これらは単独で用いてもよく、混合してもよい。

本発明消臭剤の他の使用形態としては、種々の高分子化合物に分散、混合したり、あるいはベースポリマーと相互に溶解させてポリマーブレンドとし、この混合物をシート、フィルムなどとしてもよい。実施例

つぎに本発明を実施例にもとづき、さらに具体的に説明する。実施例、比較例におレ、て配合量は重量％である。

[実施例 1]

酸化銅 1.0 g及びエチレンジアミンテトラアセテート（EDTA) 5.0 gを水に加えて分散、攪拌し全体で 100 gとした。得られた消臭液をちり紙（10 X 10 cm)に噴霧し含浸させた（付着量： 1 m 1 )。このちり紙を 80°Cにて 1時間乾燥し消臭紙を得た。

この消臭液をテフロン (登録商標)製の容器 (容量 5 L)に入れ、アンモニア（5 00 p p m) 5 L及び硫化水素（100 p pm) 5 Lに調製した窒素ガスを封入した。容器内の気体濃度の変化を経時的に測定した。結果を表 1に示す。

[実施例 2〜 4]

表 1に示す成分を用いて消臭剤を調製したこと以外は、実施例 1と同様にして各消臭剤を製造した。これをちり紙に噴霧して消臭紙を得た。実施例 1と同様にして消臭テストを行った結果を表 1に示す。 ¾瑯撇

* ifc ΛϊΙ 1

Μ wl 丄 o 4

1 1

銅 . A

酸化 0 0.2 酸化亜鉛 0.5

「

酸化鉄 0,5

硫酸銅 2.0

ェナレノンァ：ンァトフ尸セア^"ト (EDTA) 5.0 ― 一

ヒ卜口ンェテ /レエナレノンァン

一 7.0 一 ―

卜リでァ "~卜

二トリ口トリ /セァ^ト 5.0

トリエチレンァトフンへキサァセァート 1.5

ジカルポキシメチルダタミン酸テトラナトリウム 1,0 7.0 ココアミトプロピルベタィン 10.0 10.0 10.0 5.0 精製水残部残部残部残部

ir¾*P —《〜ヽ NH₃ H₂S NH₃ H₂S NH₃ H₂S NH₃ H₂S

0分後 500 100 500 100 500 100 500 100

30分後 40 22 35 15 40 15 20 15

60分後 5 3 1 2 2 1 2 1

90分後 0 0 0 0 0 0 0 0

¾1 9/1

[実施例 5 ]

ダルコン酸銅 4. 0 gを水に加えて分散、攪拌し全体で 1 0 0 gとした。得られた消臭液をちり紙（ 1 0 X 1 0 c m)に噴霧し含浸させた (付着量： 1 m 1 )。このちり紙を 8 0。Cにて 1時間乾燥し消臭紙を得た。この消臭液をテフロン（登録商標)製の容器 (容量 5 L)に入れ、アンモニア（5 0 0 p p m) 5 L及び硫化水素（1 0 0 p p m) 5 L又はさらに酢酸（2 0 p p m) 5 Lに調製した窒素ガスを封入した。容器内の気体濃度の変化を経時的に測定した。結果を表 2に示す。

[実施例 6〜1 4 ]

表 2及び表 3に示す成分を用いて消臭剤を調製したこと以外は、実施例 5と同様にして各消臭剤を製造した。これをちり紙に噴霧して消臭紙を得た。実施例 5 と同様にして評価した結果を表 2及び表 3に示す。

差替え用紙（規則 26》雕 ¾撇

実施例 5 6 7 8 9 10 11 対!い、

グルコン酸銅 4.0 10 5.0 5.0 5,0

グルコン酸亜鉛 5,0 5.0

薩銅 5,0 一

ココアミドプロピルべタイン 2.0 5,0 ― 一

2 -アルキル一 N -かレポキシ

メチルー N—ヒドロキシェチル一一 5.0 ― ― イミダゾリユウムべタイン

ピルビン酸 - 一 1,0

讕水残部残部残部残部残部残部残部残部気体濃度 (p pm) NH₃ H₂S NH₃ H₂ S NH₃|H₂S| SS 題 ₃|H₂S匪 ₃iH₂S叫 H₂S NH₃iH₂S

0分後 500！ 100 500 i 100 500！ 100！ 20 500 i 100 500 100 500 100 500！ 100 500 i層

30分後 _ 35！ 1 _ 50 _ 30！ 1 _ 35 15！ 30！ 2 30 30 45 50 15 一 25 10 ί 30 棚！ 100

一一一

6 0分後 2 ！ 5 5 j 8 0 ！ 2 j 0 5 j 10 10 15 0 5 0 j 5 490！ 100

1 1

90分後 1 1 0 ！ 0 ！ 0 0 ！ 0 1 5 0 0 o i o 柳！ 100

¾2

¾

実施例 12 13 14

酸化銅 0.5 一 0.5 CO 酸化亜鉛 ― 0.2 ― 糖酸 5.0 一一瞧没食子酸一 ― 4.0

ァスコルビン酸 ― 5,0 ― ココアミドプロピルべタイン ― 10,0 10.0

精製水残部残部残部気体濃度 ( P P m) NH₃iH₂S NH₃!H₂S NHJH₂S

0分後 500！ 100 500 ί 100 500 ！ 100

30分後 30 ！ 25 35 ！ 20 25 ί 40

60分後 1 j 2 5 i 2 5 j 10

90分後 0 ！ 0 0 ！ 0 0 ί 0

11/1

[実施例 1 5 ] (シャンプー）

消臭剤組成

ダルコン酸銅 5

2 _アルキル一 N—カルボキシメチル一

N—ヒドロキシェチルーィミダゾリニゥムベタイン 1 0

ピルビン酸

精製水残部

-成分

アルキル硫酸トリエタノ—ルァミン 2 5 ポリオキシエチレンアルキル（1 2， 1 3 )エーテノレ硫酸ナトリウム 1 5 ヤシ油肪酸ジエタノールアミド 5 食塩 1 プロピレングリコール 5 精製水残部上記の各成分を混合攪拌し、消臭剤及びシャンプー基剤を調製した。ついで、このシャンプー基剤 9 7 . 5 gに消臭剤 2 . 5 g加えて消臭剤配合シャンプーを調

瘥簪ぇ紙（規則²⁶) 12

製した。このシャンプーを、通常のパーマネント処理（チオダリコール酸アンモ -ゥム処理を含む）を行った後の、最後の洗髪に使用した。シャンプー後、チォダリコール酸アンモニゥムの臭いの残留について官能試験を行った。テストは 2 0人ずつ実施例 1 5のシャンプーを使用した人と使用しない人に分けてテストした。実施例 1 5のシャンプーを使用した人はいずれも処理剤の臭気が感じられず、一方使用しなかった人にはいずれも処理剤の臭気が残留していた。

[実施例 1 6〜 2 9 ] (シャンプ一）

実施例 1 5における消臭剤を各々実施例 1 〜 1 4の消臭剤に代えた以外は同様にして実施例 1 6〜 2 9のシャンプーを製造した。実施例 1 5と同様にして評価を行ったところ残留臭気はなくいずれも良好な結果を得た。

[実施例 3 0 ] (トリートメント剤）

毛髪用トリートメント成分重量％ビニノレピロリドンージメチルアミノエチルメタクリレート

の共重合の四級化物 2 5

臭化セチ /レトリメチ /レアンモニゥム 1 0

精製水残部

上記の各成分を混合攪拌し、消臭剤及びトリートメント基剤を調製した。ついで、このトリートメント基剤 9 7 . 5 gに、実施例 1 5で調製した消臭剤 2. 5 g 加えて消臭剤配合のトリートメント剤を調製した。このトリートメント剤を、通常のパーマネント処理 (チォダリコール酸アンモニゥム処理を含む）を行い洗髪した後のトリートメント処理に使用した。毛髪のトリートメント後、チォダリコール酸アンモニゥム臭の残留について実施例 1 5と同様の官能試験を行ったところ残留臭気はなく同様の良好な結果を得た。産業上の利用可能性

本発明の消臭剤は、皮膚や頭髪など人体に対する刺激、影響が少なく、特にパ 13

一マネント処理後の頭髪のアンモニア臭の除去に優れた効果を有する _c

Claims

14 請求の範囲

1. 下記（ a )〜（ d )のいずれかより選ばれた消臭成分を含んでなる消臭剤。

(a) 2価金属のォキシ酸塩

(b) 2価金属の脂肪酸塩

(c) 2価金属の酸化物と、ォキシ酸、脂肪酸又はキレート剤

(d) 2価金属の無機酸塩と、ォキシ酸、脂肪酸又はキレート剤

2. 2価金属が銅、亜鉛及び鉄から選ばれた少なくとも 1種の金属である請求項 1の消臭剤。

3. 前記（a)〜（d)の消臭成分が下記のとおりである請求項 1の消臭剤。

( a )ォキシ酸銅、ォキシ酸亜鈴及びォキシ酸鉄

(b)酢酸銅、プロピオン酸銅

(c)酸化銅、酸化亜鉛又は酸化鉄と、ォキシ酸、脂肪酸又はキレート剤

(d)硫醜と、ォキシ酸、脂肪酸又はキレート剤

4. さらにべタイン化合物及び Z又はカルボ二ノレ化合物を配合してなる請求項 1 の消臭剤。

5. 請求項 1〜 4レ、ずれかの消臭剤を配合した洗髪用化粧料。

6. 頭髪にパーマネントウエーブを施した後、請求項 5の洗髪用化粧料を用いて洗髪を行うことを特徴とする頭髪処理法。

7. 請求項 1〜4いずれかの消臭剤を繊維状物、粒状物、紙、不織布、織布、多孔質物質又は高分子フィルムの表面及び Z又は内部に適用してなる消臭抗菌材。