WO2000044336A1

WO2000044336A1 - Tampons du type feuille

Info

Publication number: WO2000044336A1
Application number: PCT/JP2000/000459
Authority: WO
Inventors: Kazunori Muta; Yasuhisa Kose; Shigehiro Oishi; Tomoyuki Hinotani
Original assignee: Hisamitsu Pharmaceutical Co., Inc.
Priority date: 1999-01-28
Filing date: 2000-01-28
Publication date: 2000-08-03
Also published as: CN1338918A; EP1147759B1; DE60024058T2; TWI228424B; KR100614090B1; MY128817A; US7045137B1; KR20020011960A; CN1158986C; DE60024058D1; EP1147759A4; AU2254800A; EP1147759A1; AU764018B2; CA2360784A1; BR0008192B1; CA2360784C; BR0008192A

Description

明細書シ一ト状パック斉 IJ 技術分野

本発明はシート状パック剤に関するものである。更に詳細には、肌にしっとり感を与え、整肌および美容のために用いる化粧品用又は医薬部外品用として適したシート状パック剤に関する。背景技術

パック剤として、ポリアクリル酸塩、多価アルコールおよび水を主成分とした保水性に優れた低剥離力のパック剤が、特開昭 5 4— 4 9 3 3 4号公報に記載されている。また、特公平 1一 4 6 4 8 5号公報において、架橋型含水ゲルを基材として用いたシート状パック剤、さらには、特開平 5— 2 9 5 0 0 4号公報において、天然由来半合成成分を保湿剤および増粘剤として配合したパック剤が開示されている。

しかしながら、従来のパック剤は、肌に対する水分補給や保湿効果、あるいは保湿成分の放出性に欠ける嫌いがあり、その結果肌に対するパック作用が充分でないという問題点を有していた。

発明の開示

従って本発明が解決しょうとする課題は、上記従来の問題点を解決し、肌に対し適度な保湿性を保ちながら美肌作用効果を示し、しかも、使用感と肌に対する安全性に優れたパック作用を有するシート状パック剤を提供することにある。本発明者は、上記課題を解決するために鋭意研究を重ねたところその解決手段を見出すに至った。

即ち、本発明は、フルーツエキスを含有してなるシート状パック剤に関する。発明のシート状パック剤は、本質的に基剤と基布とからなつており、基剤は通常、保湿剤、水溶性高分子、架橋剤、水を含む。さらにこれに防腐剤、美肌用補助成分（例えば、グリチルリチン酸ジカリウム、マロニエエキス、アラントイン、水溶性ブラセンタエキス、チヨウジ油、セージエキス等）、酸化防止剤、粘着付与剤、溶解剤、色素、香料、界面活性剤、紫外線吸収剤、無機充填剤および p H 調整剤等を適宜適量含むことができる。

又、本発明のシート状パック剤において、フルーツエキスの比重は 0 . 9 5〜 1 . 2 0、 p t^i 3 . 3〜5 . 0、糖度は 1 9〜2 3 w t %であることが好ましい。さらに、本発明のシート状パック剤において、基剤全体量にしめるフルーツエキスの配合割合は 0 . 0 0 0 3〜3 3 . 8 7重量％であることが好ましく、保湿剤全体量にしめるフルーツエキスの割合は 0 . 0 3〜9 6 . 7 7重量％であることが好ましい。基剤は、保湿剤 1〜3 5重量％、水溶性高分子 3〜 2 5重量％、架橋剤 0 . 0 5〜2 0重量。 /₀及び水 6 0〜9 5重量％を含有することが好ましい。基剤は、さらに防腐剤 0 . 0 0 5〜1 0重量％を含有することができる。

又、本発明のシート状パック剤は、フルーツエキスに加え、さらにグリコール類を含有するものであってもよい。この場合、グリコール類とフルーツエキスの配合比は、 1〜3 5 : 0 . 0 1〜3 0であることが好ましく、又、グリコール類は、ポリエチレングリコールおよび Z又はポリプロピレンダリコールであることが好ましい。

本発明において、フルーツエキスは、エイジッエキス、オレンジエキス、ォレンジ果汁、キイチゴエキス、キウイエキス、キューカンバーエキス、クチナシェキス、グレープフノレ一ツエキス、サンザシエキス、サンショウエキス、セィヨウサンザシエキス、セィヨウネズエキス、タイソゥエキス、デュークエキス、トマトエキス、ブドゥエキス、へチマエキス、ライム果汁、リンゴエキス、リンゴ果汁、レモンエキス、レモン果汁を含む群から選択される 1種または 2種以上のフルーツエキスであることが好ましい。

さらに本発明によれば、上記のシート状パック剤を用いた美肌用化粧品又は医薬部外品が提供される。

発明の実施の形態

以下に、本発明にかかるシート状パック剤の実施の態様についてさらに詳細に説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。

本発明において、フルーツエキスは保湿剤に含まれ、果実および/又は果皮を、水、エタノール、プロピレングリコール、 1 , 3—ブチレングリコールおよびポリエチレングリコ一ルのレ、ずれか単独あるいは 2種以上の混液で抽出したものである。好適にはェイジツエキス、オレンジエキス、オレンジ果汁、キイチゴェキス、キウイエキス、キューカンバーエキス、クチナシエキス、グレープフノレーツエキス、サンザシエキス、サンショウエキス、セィヨウサンザシエキス、セィヨウネズエキス、タイソゥエキス、デュークエキス、トマトエキス、ブドウエキス、へチマエキス、ライム果汁、リンゴエキス、リンゴ果汁、レモンエキス、レモン果汁から 1種もしくは 2種以上配合して用いられる。これらのフルーツェキスの配合量としては適宜適量配合されるものであるが、好ましくは 0. 000 3 〜3 3. 8 7重量％、より好ましくは 0. 00 2 5〜2 0重量％配合される。このとき、フル一ツエキスが保湿剤全体量に占める割合を 0. 0 3〜9 6. 7 7重量％、好ましくは 0. 04〜8 3. 3 3重量％、より好ましくは 0. 0 5〜8 0 . 00重量。 /₀の範囲とし、また、 1種もしくは 2種以上配合されたフル—ツエキスにおける比重を 0. 9 5〜1. 20、好ましくは 0. 9 8〜1. 1 0の範囲内、また、 pHを 3. 3〜5. 0、好ましくは 3. 5〜4. 0の範囲とし、さらに、糖度が 1 9〜 2 3 w t %、好ましくは 20〜 2 2 w t %の範囲内、また、動粘度（2 5。C) が 2. 3〜2. 8 mm² /S、好ましくは 2. 5〜2. 7 mm² / Sの範囲内、また、ビタミン C (ァスコルビン酸）の含有量が 1 0. 以上であるフルーツエキスを含有させることにより、皮膚に対する刺激性がより緩和され、しかもソフトな香気によるリラックス効果は勿論、美肌作用効果が著しく向上されるのでより好ましい。又、フルーツエキスはそれぞれのエキス特有の芳香性により香料としての作用効果も有する。

次に、本発明において同じく保湿剤として用いられるダリコール類としては、ポリエチレンダリコールおよび/又はポリプロピレンダリコール、とくにポリエ一テルの構造を有する平均分子量が 200〜6 00のポリエチレンダリコール、平均分子量が 5 00〜3 0 0 0のポリプロピレンダリコール等が好ましく、これら 1種もしくは 2種以上を配合して用いることができる。

これらの保湿剤の基剤全体量に占める配合量は、製剤の粘着性や凝集性、使用前における保水性および保型性、ゲルの均一性、作業性、使用時の使用感等を考慮して決定されるが、好ましくは 1〜35重量。 /₀、より好ましくは 5〜30重量 %、さらに好ましくは 5〜25重量％である。

一方、ダリコール類およびフルーツエキスの 2成分からなる保湿剤の配合比についても、製剤の粘着性や凝集性、使用前における保水性および保型性、ゲルの均一化、作業性、使用時の使用感、さらにはフルーツエキスに含まれるビタミン Cやひ一ヒドロキシ酸による美肌作用効果や、ほのかなフルーツエキスの香りによるソフ卜でさわやかな作用効果等を考慮して決定されるが、好ましくは 1〜3 5 : 0. 01〜30の範囲、より好ましくは 5〜25 : 0. 01〜25、さらに好ましくは 5〜20 : 0. 01〜 20の範囲内である。

ダリコール類およびフルーツエキスからなる保湿剤を含有するパック剤としては、該保湿剤が 5〜25重量％の配合量で、その中に含まれるグリコール類とフルーツエキスの配合比が 5〜 20 ： 0. 0：！〜 20の範囲内に調製したものが好ましい。このとき、グリコール類が保湿剤全体に占める割合は 3. 23〜99. 97重量％、好ましくは 1 6. 67〜99. 96重量％、より好ましくは 20. 00〜99. 95重量％の範囲である。

水溶性高分子としては、ゼラチン、ポリアクリル酸又はその塩、あるいは部分中和物等が挙げられ、各々単独あるいは 2種以上配合して使用することができる。ポリアクリル酸塩の塩類としては、ナトリウム、リチウム、カリウムなどの金属塩が好ましく、その平均重合度は 1 000〜 1 00000のものが好適に用いられる。これら水溶性高分子の配合量は、製剤の粘着性や凝集性、保型性、吸水能、膏体の不均一化、作業性の低下および使用感の低下等を考慮して決定される、 3〜25重量％、好ましくは 5〜20重量。 /₀、より好ましくは 5〜 1 0重量 %の範囲で使用される。

架橋剤としては、水難溶性アルミニウム化合物や多官能性エポキシ化合物を単独又は 2種以上配合して用いることができる。水難溶性アルミニウム化合物としては、水酸化アルミニウム、含水ケィ酸アルミニウム、合成ケィ酸アルミニウム、カオリン、酢酸アルミニウム、乳酸アルミニウム、ステアリン酸アルミニウム、乾燥水酸化アルミニウムゲル、メタケイ酸アルミン酸マグネシウム、ケィ酸ァルミン酸マグネシウム、ジヒドロキシアルミニウムァミノアセテート、合成ヒド口タルサイト、ケィ酸アルミニウムマグネシウム、などが挙げられ、これらの 1 種もしくは 2種以上を配合して用いることができる。水難溶性アルミニウム化合物を用いることにより、制酸作用による皮膚刺激性の抑制効果や微量のアルミ二ゥムイオンによる皮膚収れん作用に加え、初期物性には充填剤としてゲルに適度な強度を与えると共に、経時変化でアルミニウムイオンが製剤内に溶出し、高分子の経時分解および高分子間共有結合架橋部の経時切断によるゲル強度の低下を補う機能を呈することができる。更には p H調整により、そのアルミニウム溶出速度を制御することも可能である。

前記多官能エポキシ化合物としては、ポリエチレンダリコールジグリシジルェ一テル、エチレングリコールジグリシジルエーテル、グリセリンジグリシジルェ一テル、グリセリントリグリシジルエーテル、プロピレングリコ一ルジグリシジルエーテル、ポリグリセロールポリグリシジルエーテル、ソルビトールポリグリシジルエーテル、ソノレビタンポリグリシジルエーテル、トリメチ口一ルプロパンポリグリシジルエーテル、ペンタエリスリトールポリグリシジルエーテノレ、レゾルシノールジグリシジルエーテル、ネオペンチルグリコールジグリシジルエーテル、その 1種もしくは 2種以上を配合して用いることができる。多官能性ェポキシ化合物を用いることにより、優れた吸水能と保型性を得ることができ、また力ルポキシル基、アミノ基または水酸基等を有する水溶性高分子と効率よく共有結合を生起し、ゲル強度を高めることができる。

これら架橋剤の配合量は、製剤の凝集性や保型性、吸水能の低下、製剤物性の経時安定性の低下、作業性の低下、肌への安全性の低下、使用感の低下、粘着性、製造中における過度の粘度増加及びゲル化による膏体の不均一化等を考慮して決定されるが、 0 . 0 5〜2 0重量。 /₀、好ましくは 0 . 5〜1 5重量。 /₀、より好ましくは 1〜1 0重量％で使用される。なお、保湿剤との配合バランスからすると水難溶性アルミニウム化合物と多官能性エポキシ化合物を併用して使用することが製剤上好ましい。

水としては、精製水や滅菌水、天然水が用いられる。水は水溶性高分子、保湿成分、架橋剤、防腐剤等の分散 '溶解剤として働き、特に保湿剤であるグリコール類およびフルーツエキスを製剤中均一に分散 ·溶解させるために重要である。更には、水自身も使用時および使用後の使用感を著しく向上させ、また保湿剤とともに皮膚へ移行し、潤いやハリを与えるなどの効果をもたらす。このため水の配合量は、製剤の粘着性や使用前における保水性の低下、作業性の低下、使用時における使用感の低下、粘着性や凝集性の阻害、また、使用前における保型性の低下等を考慮して決定されるが、 6 0〜9 5重量％、好ましくは 6 5〜 9 0重量 %、より好ましくは 7 0〜8 5重量％添加する。多量の水を製剤中に含有させることにより製剤自体の相対湿度を高めることができ、また使用時において多くの水を効率よく外部に排出することが可能となり、結果として肌に潤いを与え、さらに外部に水が揮散することにより気化熱を奪い、心地よい清涼感を与えることができる。

防腐剤としては、パラォキシ安息香酸エステル（例えば、メチルパラベン、ェチルパラベン、プロピルパラベン）、 1 , 2—ペンタンジオール、安息香酸、安息香酸塩、サリチル酸塩、ソルビン酸、ソルビン酸塩、デヒドロ酢酸塩、 4一イソプロピル一 3—メチノレフエノール、 2—ィソプロピノレー 5—メチノレフエノール、フエノーノレ、ヒノキチオール、クレゾ一ル、 2 , 4， 4 ' 一トリクロロー 2 ' — ヒドロキシジフエニルエーテル、 3 , 4 , 4 ' 一トリクロロカルバニド、クロ口ブタノール、塩化ベンザルコニゥム、塩化べンゼトニゥム及びこの目的のために当業者に周知のものが挙げられ、これらの 1種もしくは 2種以上を配合して用いることができる。これらの中でもパラォキシ安息香酸エステルが好ましい。配合量としては、保存中の力ビゃ菌の発生による製剤の腐敗、使用時および使用後の使用感の低下、製剤における粘着性、凝集性および刺激や防腐剤臭による不快感等を考慮して決定されるが、 0 . 0 0 5〜 1 0重量。 /。、好ましくは 0 . 0 1〜5 重量％、より好ましくは 0 . 0 1〜1重量％で使用される。清涼剤あるいは冷感剤として、 L一メントール、 d l —メントール、 d 1 —カンフル、ユーカリ油、ノヽッ力油、イソプレゴール、 3— Lーメントキシプロパン一 1， 2—ジオール、メンチルピロリドンカルボキシレート、 L一メンチルー 3—ヒドロキシブチレ一ト等を適宜配合することができる。

酸化防止剤としてはェデト酸ナトリゥム塩、ァスコルビン酸、没食子酸プロピル、ブチルヒドロキシァニソール、ジブチルヒドロキシトルエン、ノルジヒドログアヤレチン酸、トコフエロール、酢酸トコフエロール等を酉己合することができる。

粘着付与剤としてはカゼイン、プルラン、寒天、デキストラン、アルギン酸ソーダ、可溶性デンプン、カルボキシデンプン、デキストリン、カルボキシメチルセノレロース、カノレボキシメチノレセノレロースナトリウム、メチノレセノレロース、ェチノレセノレロース、ヒドロキシェチノレセノレロース、ポリビニノレアノレコーノレ、ポリェチレンオキサイド、ポリアクリルアミド、ポリアクリル酸、ポリビュルピロリドン、カルボキシビ二ルポリマー、ポリビュルエーテル、ポリマレイン酸共重合体、メトキシエチレン無水マレイン酸共重合体、イソブチレン無水マレイン酸共重合体、ポリエチレンイミン等を配合できる。

溶解剤としてはべンジルアルコール、ノヽッ力油、ミリスチン酸イソプロピル、クロタミトン等を配合できる。

色素については製剤イメージに大きく影響を与え、使用感ゃ肌の活性化感の向上につながるものが好ましく、例えば赤色 2号（アマランス）、赤色 3号（エリス口シン）、赤色 1 0 2号（ニューコクシン）、赤色 1 0 4号の（1 ) (フロキシン B )、赤色 1 0 5号の（1 ) (ローズベンガル）、赤色 1 0 6号（アシッドレッド）、黄色 4号（タートラジン）、黄色 5号（サンセットエロー F C F )、緑色 3号（ファストグリーン F C F )、青色 1号（ブリリアントブルー F C F )、青色 2号（ィンジゴカルミン）等の法定色素が挙げられるが、特に限定されるものではない。界面活性剤としては、ジォクチルスルホコハク酸ナトリウム、アルキルサルフエート塩、 2—ェチルへキシルアルキル硫酸エステルナトリウム塩、ノルマルドデシルベンゼンスルホン酸ナトリゥム等の陰イオン界面活性剤、へキサデシルトリメチルアンモニゥムク口ライド、ォクタデシルジメチルベンジルアンモニゥムクロライド、ポリオキシエチレンドデシルモノメチルアンモニゥムクロライド等の陽イオン界面活性剤、ポリオキシエチレンステアリルエーテル、ポリオキシェチレントリデシルエーテル、ポリオキシエチレンノユルフェニルエーテル、ポリォキシエチレンォクチノレフエニノレエーテノレ、ポリォキシエチレンモノステアレート、ソルビタンモノステアレート、ソルビタンモノノ、。ノレミネート、ソルビタンセスキォレエート、ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレート、ポリオキシェチレンソノレビタンモノォレエート、グリセロールモノステアレート、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンォクタデシルァミン等の非イオン界面活性剤が配合できる。

紫外線吸収剤としては、パラアミノ安息香酸、パラアミノ安息香酸エステル、パラジメチルァミノ安息香酸ァミル、サリチル酸エステル、アントラニル酸メンチル、ゥンベリフエロン、エスクリン、ケィ皮酸ベンジル、シノキサート、グァィァズレン、ゥロカニン酸、 2— ( 2—ヒドロキシ一 5—メチノレフエニル）ベンゾトリァゾール、 4 —メトキシベンゾフエノン、 2—ヒドロキシ一 4—メトキシベンゾフエノン、ジォキシベンゾン、ォクタベンゾン、ジヒドロキシジメトキシベンゾフエノン、スリソベンゾン、ベンゾレソルシノール、ォクチルジメチルバラァミノべンゾエート、ェチルへキシルパラメトキシサイナメート等を配合できる。

無機充填剤としては、酸化チタン、タルク、酸化亜鉛、含水シリカ、炭酸マグネシゥム、リン酸水素カルシウム、ケィ酸マグネシウム、ケイソゥ土、無水ケィ酸、ベントナイト等を配合できる。

p H調整剤としては、酢酸、蟻酸、乳酸、酒石酸、シユウ酸、安息香酸、ダリコール酸、リンゴ酸、クェン酸、塩酸、硝酸、硫酸、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、メチルァミン、ェチルァミン、プロピルァミン、ジメチルァミン、ジェチルァミン、ジプロピルァミン、トリメチルァミン、トリェチルァミン、トリプロピルァミン、モノメタノールァミン、モノエタノールァミン、モノプロパノールァミン、ジメタノールァミン、ジエタノールァミン、ジプロパノールァミン、トリメタノールァミン、トリエタノールァミン、トリプロパノールァミン等が配合できる。

前述の各成分を適宜適量配合した膏体の p H値は、皮膚に刺激を与えないように配慮することが望まれ、好ましくは 5〜8、より好ましくは 5 . 5〜7 . 5、さらに好ましくは 6〜 7の範囲である。

また、膏体を塗布してなる支持体としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、エチレン一酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル、ポリウレタン、ポリエステル、ポリアミド、レイヨン、ポリエステルなどの合成樹脂フィルム、伸縮性不織布、不織紙、前記合成樹脂製フィルムやシートと不織布もしくは不織紙の積層体、脱脂綿等の不織布、布、伸縮性布、紙、セロハン等の可撓性のものが挙げられ、その用途に応じて従来当業者に公知のものを適宜に選択することができる。更に可撓性の支持体からなる基布上にパック剤層を塗布して、このパック剤層の表面に更に剥離性のフィルムもしくは紙で被覆することで、製剤の安定性を保持することができる。また、剥離紙については顔に貼付しやすいように割線、ミシン目状等を設けて剥がしやすくて貼りやすい形状とすることができる。また、基布の色については特に限定しないが、製剤イメージに大きく影響を与え、使用感ゃ肌の活性化感の向上につながるものであるため、白色、肌色、黄色、赤色、橙色、緑色、青色、ピンク色、水色、茶色等が挙げられ、必要に応じ濃淡を調整したものが好ましい。

本発明のシート状パック剤の製造方法としては、撹拌機中で上記成分を均一に混合および/又は溶解し、これを非染色または染色した基布上に展延し、その上から剥離紙を貼着して顔面の形状に裁断するものである。また、適宜目、鼻、口および顎を適当な形状に切り、取り扱いやすく加工したものである。また、顔における部分的な箇所に用いることを目的として、鼻を適用部位とする鼻用パック、目もとを適用部位とする目もとパックのように目的の部位にうまく適用できる形状に加工することもできる。尚、シート状パック剤は、保存中における汚染、揮発性物質の蒸散等による効果の減少等を防止する意味から、使用時まで密封性の袋または容器に保存しておくことが望ましい。

本願発明のシート状ノ、。ック斉リは、フル一ツエキスに含まれるビタミン Cや α— ヒドロキシ酸、あるいはその他のビタミン類が皮膚に作用して皮膚の活性化をもたらし、また、保水性が良好なためソフトタツチな肌触りと、気分を和らげリラッタスさせる香気を有するなどの優れた作用を示す。特にダリコール類とフルーツエキスからなる組み合わせによる保湿剤を用いたシ一ト状パックは、製剤における粘着性や凝集性、使用前における保水性および保型性に優れ、また、使用時の皮膚に対する刺激感についても刺激性を示すことなく、使用感において従来にない極めて優れたものである。また、この保湿剤に加え、水溶性高分子、架橋剤、水および防腐剤を主成分とするシート状パック剤は、粘着性や凝集性、使用前における保水性および保型性に優れ、肌に優しいタイプの、美肌作用に優れたシ一ト状ノヽ。ック斉 IJとして特に好適である。実施例

以下本発明のシート状パック剤について、実施例及び試験例によって更に詳しく説明するが、これらは本発明を何ら限定するものではない。

実施例 1

精製水 7 8 . 6重量％に合成ケィ酸アルミニウム 4重量。 /₀を分散させ、これにゼラチン 1重量⁰ /₀、エチレングリコールジグリシジルエーテル 0 . 0 5重量⁰ /₀、グレープフルーツエキス 0 . 0 4 5重量。/。、リンゴエキス 0 . 0 4 5重量⁰ /₀、ォレンジ果汁 0 . 0 0 3重量％、レモン果汁 0 . 0 0 2重量％、ライム果汁 0 . 0 0 5重量％、メチルパラベン 0 . 2重量％を加え溶解し、更にポリアクリル酸ナトリウム 6重量％、ポリエチレングリコール 1 0重量⁰ /₀およびプロピルパラベン 0 . 0 5重量。 /。の混合物を加え均一になるまで撹拌する。次に、これを淡橙色に染色した基布に厚み約 1 . 4 mmになるように展延し、フィルムを貼着する。また貼着後は顔の形に裁断し、目、鼻、口および顎部を適当な形状に切りシート状パック剤を得た。

実施例 2〜 2 0

表 1、表 2、表 3に示す配合剤および配合量で実施例 1と同様に調製して、シ一ト状パック剤を得た。

実施例

A Ό 7 O Q

O

成分（％) "~

フグレープフルーツエキス 5 3 0.3 0.1 ノレキイチゴエキス

ί リンゴエキス 0.01 10 15

ソリンゴ果汁

ェ才レンジエキス 5

キオレンジ果汁 5 2 0.2 5

スブドゥエキス

0.3

レモン果汁 5 15

ライム果汁 5 10 0.2 0.05

比重 1.10 1.06 1.02 0.98 1.01 1.20 0.99 1.01 ρ Η ( ] -> 10) 5.0 4.2 4.7 3.3 3.4 4.3 3.5 4.0 糖度（wt%) 21 23 23 20 21 22 19 19 ポリエチレングリコール 25 5 15 5 5 ポリプロピレンダリコ一ル 10 1 5 10 10 3

ゼラチン 3 5 4 0.9 1 0.5 10 ポリアクリル酸ナトリゥム 5 3 4 6 7 5 15 力オリン 5 15 酢酸ァノレミニゥム 0.5

合成ゲイ酸アルミニウム 3 5 4

ソルヒ"トルホ' !1ク"リシシ'ルエーテル 0.05 0.01

ホ' ϋエチレンク'！)コ-ルシ"ク" 0シシ"ルエーテ 0.01 0.1 0.25 フ'口匕'レンク"リコ-ルシ'ク' !1シシルエーテ 0.3

ク、'リセリンシ"ク'リシシ、'ルェ-テル 0.01 0.02 0.5 ホ'リク- 'リセロールホ"リク'リシシ ' -テル 0.2

ク Ίセリントリク'リシシ''ルェ—テル 0.01 0.25 0.5 メチ /レノラベン 1 0.1 9.9 4.5 ェチノレノラベン 0.01 0.1 0.1 0.5 プロピルパラベン 0.005 0.01 0.1 0.05 0.1 香料 0.001 0.01

水 61.9 60 60 65 63.6 62.4 62 64.4

(染色) 淡赤非染ンク淡緑非染橙緑 2 実施例

1 0 1 1 1 2 1 3 1 4 1 5 1 6 1 7 成分（％) 、 _

フグレープフルーツエキス 0.6 · 0.1 0.001 1 ノレキイチゴエキス 1 . 0.002

1 リンゴエキス 1 0.1 0.05 0.001 5 ソリンゴ果汁 0.5 0.005 ェ才レンジエキス

キオレンジ果汁 0.1 0.05 1 スブドゥエキス 0.01 0.001 レモンエキス 2 レモン果汁 0.02 0.1 0.01

ライム果汁 0.1 1 比重 1.1 1 1.02 0.95 1.09 1.10 0.99 1.01 1.07 p H (l -→ 10) 4.2 3.6 3.4 4.6 4.4 4.0 3.9 4.8 糖度（ t%) 19 21 20 22 23 22 21 23 ポリエチレングリコーノレ 15 3 15 5 7 ポリプロピレングリコ一ノレ 5 10 1 1 2 3

2 0.3 2.5 3 10 3 1 ポリアクリル酸ナトリウム 6 4 1 10 8 6 カオリン 1 8 10 酢酸アルミニウム 0.01 2 2

合成ケィ酸アルミニウム 0.05 1 1 4 ソルヒ"トールホ。リク *！)シシ" エーテル 0.3 ホ-リエチレンク-'リコールシ *ク、'リシシ、'ルエーテル 0.05 0.4 0.2 フ。 πヒ。レンク"リコールシ-'ク-、リシシ、ルェ一テル 0.1 0.25 ク'リセリンシ"ク'リシシ'ルエーテル 0.5 ホ-リク"リセ口—ルホ' 'Jク"リシシ"ルェ-テ 0.5 0.05 ク、'！)セ!)ントリク"リシルエーテ 0.08 0.1 0.25 メチ ^ ^パラベン 0.3 0.5 0.3 0.1 ェチノレノラベン 0.5 0.1 プロピグレノラベン 0.1 0.4 0.04 0.05 香料 .005 水 70 85 90 95 64.6 75 80 68.7 基布 (染色) 白肌色淡黄水色非染非染非染非染 3

、 -" — 実施例

1 8 1 9 2 0 成分（％) 、 - フグレープフノレーツエキス 3.5 ノレキイチゴエキス

！リンゴエキス 13.5 クリンゴ果汁

ェオレンジエキス 0.005

キオレンジ果汁 3.5

スブドゥエキス 0.005

7

レモン果汁

ライム果汁 3.5

1.16 1.03 1.10 p H ( l→ 10) 4.3 4.5 4.4 糖度（wt%) 22 22 23 ポリエチレンダリコール 0.5 20 ポリプロピレンダリコール 0.5 >6 ゼラチン 10 7

ポリアクリル酸ナトリウム 3.7 力オリン

酢酸アルミニウム

合成ケィ酸アルミニウム 3

ソルヒ、、ト-ル本'リク"！)シシ'ルエ-テル 0.01 ホ'リエチレンク"リコ—ルシ"丫リシシ"ルエーテル

フ'口匕'レンク'リコ-ルシ"ク"リシシ'ルェ -テル 0.04 ク'リセリンシ"ク'リシルエーテル

ホ'リク'リセ 0-ルホ'リク'リシシ' エーテル 1

ク'リセリントリク"リシシ"ルエーテル 1

メチノレズラベン 0.5 0.5 0.25 ェチルパラベン

プロピルパラベン

香料

水 85 60 60 基布（染色）非染非染非染比較例

先に出願した特開平 8— 188527号公報の実施例 1を比較例とし、以下の試験例において実施例と比較した。

比較例 1

精製水 76. 5重量％に合成ケィ酸アルミニウム 4重量％を分散させ、これにゼラチン 1重量⁰ /。、 2%サクシ二ルケフイラン水溶液 0. 1重量％、エチレングリコールジグリシジルエーテル 0. 05重量％、水溶性プラセンタエキス 2重量 %、アラントイン 0. 1重量⁰ /。、メチルパラベン 0. 2重量％を加え溶解し、更にポリアクリル酸ナトリゥム 6重量⁰ /₀、ポリエチレングリコール 10重量⁰ /₀およびプロピルパラベン 0. 05重量％の混合物を加え均一になるまで撹拌する。次に、これを淡青色に染色した基布に厚み約 1. 4 mmになるように展延し、フィルムを貼着する。また貼着後は顔の形に裁断し、目、鼻、口および顎部を適当な形状に切りシート状パック剤を得た。

(試験例 1) 粘着性試験

実施例 1、 6、 1 1、 18、 1 9、 20について粘着性試験を実施した結果を表 4に示す。試験は予め 25°C— 60%Rh条件下に 30分間以上放置した試料を用い、同条件下で実施した。まず、水平な台に試料の粘着面を上向きに固定した。次に、直径 20/32インチのスチールボールを高さ 1 7. 35 cmから底辺 3 0 c mの距離をサインカーブで降ろし、粘着面上に転がした。このときのスチ一ルポール接地点から到達地点までの距離（cm) を粘着力として評価した。尚、使用したスチールボールは材質が JIS G4805 (高炭素クロム軸受鋼鋼材）の SUJ 2、精度は JISB1501 (玉軸受用鋼球）の上級のものを用いた。表 4

(試験例 2 ) 表皮における水分量および油分量の残存試験

実施例 3、 1 0、 1 3について表皮における水分量および油分量を使用前と使用後で測定し、それぞれ比較した結果を表 5に示す。試験は予め 2 5 °C— 6 0 % R h条件下に被験者を 3 0分間以上拘束した後、（株)ァミック製 SKICOS 301 を用いて頰の水分量と額の油分量を測定した。次に、 3 c m X 3 c mに裁断した試料を被験者の頰と額に 1 5分間貼った後、同様に頰の水分量と額の油分量を測定した。

表 5

(試験例 3 ) 使用感評価試験

実施例 1および比較例 1について使用感テストを実施した。試験は 2 0代女性 5 0名に実施例 1および比較例 2の両サンプルを 1枚ずつ渡し、それぞれ別の日に使用させた。その後、被験者に〔肌に馴染む感じ〕〔効き目 ·浸透感〕〔リラックス感〕の項目について 5段階で評価させた。表 6に〔肌に馴染む感じ〕、表 7

〔効き目 '浸透感〕、表 8に〔リラックス感〕についての試験結果を示す。

表 6 〔肌に馴染む感じ〕（％表示）

(試験例 4 ) 皮膚安全性試験

実施例 1、 2、 4、 7、 1 7および比較例 1について皮膚安全性試験を実施した。試験は健常人男女 3 0名による 4 8時間クローズドパツチを行レ、、剥離後 1 時間および 2 4時間経過後の皮膚変化程度を観察し、皮膚刺激度を下記基準に従い評価した。その試験結果を表 9に示す。

一：皮膚に変化が認められない

土：皮膚に微弱な発赤

+ ：皮膚に明瞭な発赤

++：皮膚に重篤な気触表 9

上記のように本発明のシート状パック剤は適度な粘着を有し、使用感が良く、皮膚安全性に優れることが判明した。また肌に対する効果やフルーツ成分によるリラックス効果に優れることも判明した。

産業上の利用可能性

本願発明のシ一ト状ノック斉 Uは、フルーツエキスに含まれるビタミンじゃひ一ヒドロキシ酸、あるいはその他のビタミン類が皮膚に作用して皮膚の活性化をもたらし、また、保水性が良好なためソフトタツチな肌触りと、気分を和らげリラックスさせる香気を有するなどの優れた作用を示す。特にダリコール類とフルーツエキスからなる組み合わせによる保湿剤を用いたシート状パックは、製剤における粘着性や凝集性、使用前における保水性および保型性に優れ、また、使用時の皮膚に対する刺激感についても刺激性を示すことなく、使用感において従来にない極めて優れたものである。また、この保湿剤に加え、水溶性高分子、架橋剤、水および防腐剤を主成分とするシート状パック剤は、粘着性や凝集性、使用前における保水性および保型性に優れ、肌に優しいタイプの、美肌作用に優れたシ一ト状パック剤として特に好適である。

従って、本発明のシート状パック剤は取り扱いが簡便であり、肌に対する安全性、使用感および肌に対する効果に優れるため、とくに整肌および美容のために用いる医薬部外品または化粧品分野での応用に適しており、産業上極めて有用なものである。

Claims

請求の範囲

I . フルーツエキスを含有してなるシート状パック剤。

2. フルーツエキスの比重が 0. 95〜： 1. 20、 pHが 3. 3〜5. 0、糖度が 1 9〜23 w t%であることを特徴とする、請求項 1に記載のシート状パック剤。

3. 基剤全体量にしめるフルーツエキスの配合割合が 0. 0003〜33. 87 重量％であることを特徴とする、請求項 1又は 2に記載のシ一ト状パック剤。

4. 保湿剤全体量にしめるフルーツエキスの割合が 0. 03〜96. 77重量％であることを特徴とする、請求項 3に記載のシート状パック剤。

5. 基剤が、保湿剤 1〜35重量％、水溶性高分子 3〜25重量％、架橋剤 0. 05〜20重量。 /₀及び水 60〜95重量％を含有することを特徴とする、請求項 3又は 4に記載のシート状ノック斉 IJ。

6. 基剤が、さらに防腐剤 0. 005〜1 0重量％を含有することを特徴とする、請求項 5に記載のシート状パック剤。

7. グリコール類をさらに含有することを特徴とする、請求項 1〜6のいずれかに記載のシート状パック剤。

8. グリコール類とフルーツエキスの配合比が、 1〜35 : 0. 0：！〜 30であることを特徴とする、請求項 7に記載のシート状パック剤。

9. グリコール類が、ポリエチレングリコールおよび/又はポリプロピレングリコールであることを特徴とする、請求項 7又は 8に記載のシート状パック剤。

10. フル一ツエキスが、エイジッエキス、オレンジエキス、オレンジ果汁、キイチゴエキス、キウイエキス、キューカンバーエキス、クチナシエキス、グレープフルーツエキス、サンザシエキス、サンショウエキス、セィヨウサンザシェキス、セィヨウネズエキス、タイソゥエキス、デュークエキス、トマトエキス、ブドゥエキス、へチマエキス、ライム果汁、リンゴエキス、リンゴ果汁、レモンェキス、レモン果汁を含む群から選択される 1種もしくは 2種以上からなることを特徴とする、請求項 1〜 9のいずれかに記載のシート状パック斉 IJ。

I I. 美肌用化粧品又は医薬部外品として使用されることを特徴とする、請求項：!〜 10のいずれかに記載のシート状パック斉 lj。捕正書の請求の範囲

[2000年 6月 23日（23. 06. 00 ) 国際事務局受理：出願当初の請求の範囲 1及び 2は補正された；他の請求の範囲は変更なし。（2頁）]

1. (補正後）比重が 0. 95〜： I . 20、 pHが 3. 3〜5. 0、糖度が 1 9〜

2 3 w t %であるフルーツエキスを含有することを特徴とする、シート状パック剤。

2. (補正後）基布と基剤とを含むことを特徴とする、請求項 1に記載のシート状パック剤。

3. 基剤全体量にしめるフルーツエキスの配合割合が 0. 0003〜33. 8 7 重量％であることを特徴とする、請求項 1又は 2に記載のシ一ト状パック剤。

4. 保湿剤全体量にしめるフルーツエキスの割合が 0. 0 3〜9 6. 7 7重量％であることを特徴とする、請求項 3に記載のシート状パック剤。

5. 基剤が、保湿剤 1〜3 5重量％、水溶性高分子 3〜2 5重量％、架橋剤 0. 05〜20重量％及び水 60〜9 5重量％を含有することを特徴とする、請求項 3又は 4に記載のシ— ト状パック剤。

6. 基剤が、さらに防腐剤 0. 005〜 1 0重量％を含有することを特徴とする、請求項 5に記載のシ— ト状パック剤。

8. グリコール類とフル一ツエキスの配合比が、 1〜3 5 : 0. 0 1〜30であることを特徴とする、請求項 7に記載のシート状パック剤。

9. グリコール類が、ボリエチレングリコールおよび Z又はポリプロピレンダリコールであることを特徴とする、請求項 7又は 8に記載のシート状バック剤。

1 0. フルーツエキス力エイジッエキス、オレンジエキス、オレンジ果汁、キイチゴエキス、キウイエキス、キュ一カンバーエキス、クチナシエキス、グレープフル一ツエキス、サンザシエキス、サンショウエキス、セィヨウサンザシェキス、セィヨウネズエキス、タイソゥエキス、デュークエキス、トマトエキス、ブドゥエキス、へチマエキス、ライム果汁、リンゴエキス、リンゴ果汁、レモンェキス、レモン果汁を含む群から選択される 1種もしくは

2種以上からなることを特徴とする、請求項 1〜9のいずれかに記載のシート状パック斉 IJ。一 20-

補正された用紙（条約第 19条）

1 . 美肌用化粧品又は医薬部外品として使用されることを特徴とする、請求項〜 1 0のいずれかに記載のシート状パック剤。

-21- 補正された用紙（条約第 19条)