JPWO2020241149A1 - 野生動物撃退装置 - Google Patents

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Abstract

農耕地、牧場、集落等に出没する野生動物を威嚇し撃退する野生動物撃退装置であって、複数の発光素子を有する発光手段と、野生動物を威嚇する威嚇音を発生する音声発生手段と、発光手段の発光動作及び音声発生手段の発音動作を制御する制御手段と、動物の風貌に似せた形状を有し、2つの発光素子が該動物の目となるように配置可能な外装手段とを備え、制御手段は、発光手段を18〜24Hzの周波数で点滅させると共に、音声発生手段を80dB以上の威嚇音を野生動物等の発現時以外は、15分以上の停止間隔で発生するように制御する。また、本装置は、移動手段を備えることで、よりリアルな天敵動物と見なされる。尚且つ、この野生動物撃退装置は、カメラ、各種環境センサを装着することにより、野生動物発現時以外も生育管理等に機能し、野生動物発現時にはその記録を残すことができる。

Description

本発明は、農耕地、牧場、集落等に出没する野生動物を威嚇し撃退するための野生動物撃退装置に関する。
近年、野生動物保護や人間の住環境拡大、農村の過疎化、猟師の減少などが要因となって、野生動物(シカ、イノシシ等)の出没地域が拡大しており、農作物等への被害が深刻なものとなっている。
これまで、野生鳥獣から農作物を守るために、電気柵の設置(例えば、特許文献1)、超音波、爆音等の音響による野生動物の退避(例えば、特許文献2)、天敵のライオンやオオカミの糞尿の臭い系の退避剤の散布、及び狩猟及び捕獲による害獣の確保や駆除等さまざまな対策が実施されている。
特開平9−98708号公報 特開2000−316460号公報
しかしながら、特許文献1に記載の電気柵の場合は、設置費用やメンテナンス費用が高額であり、また、感電事故など安全性にリスクもあるという問題点があった。
また、特許文献2に記載の爆音等の音響による野生動物を退避させる方法は、一時的な撃退効果はあるが、野生動物の学習機能によって危険との関連付を継続的に植え付けることができないので、効果が持続しないという問題点があった。
さらに、従来の退避剤を散布する方法は、効果の継続性に問題があり、十分な野生動物の退避効果が得られていない現状がある。また、狩猟及び捕獲による害獣の確保や駆除は、駆除限定的、持続性低、効率が悪く、事故のリスクもあり、さらに猟師の高齢化・減少、夜間は対応出来ない等の問題点があった。
従って、本発明は従来技術の上述した問題点を解消するものであり、その目的は、設置コストを抑え、野生動物を効率よく退避させ、かつ持続性のある野生動物撃退装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、広範囲に威嚇、撃退効果を発揮でき、かつ生育物管理等を行うことができる野生動物撃退装置を提供することにある。
本発明によれば、農耕地、牧場、集落等に出没する野生動物を威嚇し撃退する野生動物撃退装置は、複数の発光素子を有する発光手段と、野生動物を威嚇する威嚇音を発生する音声発生手段と、発光手段の発光動作及び音声発生手段の発音動作を制御する制御手段と、動物の風貌に似せた形状を有し、2つの発光素子が該動物の目となるように配置可能な外装手段とを備え、制御手段は、発光手段を18〜24Hzの周波数で点滅させると共に、音声発生手段を80dB以上の威嚇音を野生動物の発現時以外は、15分以上の停止間隔で発生するように制御する。
複数の発光素子を有する発光手段と、野生動物を威嚇する威嚇音を発生する音声発生手段と、動物の風貌に似せた形状を有する外装手段とを備え、発光手段を18〜24Hzの周波数で点滅させると共に、音声発生手段を80dB以上の威嚇音を野生動物の発現時以外は、15分以上の停止間隔で発生することにより、設置コストを抑えることができ、野生動物を効率よく威嚇し退避させると共に、持続性を得られる。
外装手段は、オオカミの風貌に似せた形状を有し、かつオオカミの頭部が60〜120度の範囲で回動可能に構成されていることが好ましい。即ち、少なくとも一部の発光手段が動くことが可能である。これにより、野生動物に対して正面から威嚇、退避効果及び持続性を向上することができる。
外装手段が載置されて移動する移動手段をさらに備え、制御手段は、移動手段を移動するように制御することが好ましい。これにより、より近くから野生動物に対して威嚇、退避効果及び持続性を向上することができると共に、広範囲に威嚇、撃退効果を発揮することができる。
野生動物を検知する少なくとも1つの検知手段をさらに備え、制御手段は、検知手段によって野生動物を検知したとき、発光手段及び音声発生手段を動作させるように構成することが好ましい。これにより、野生動物を効率よく退避させることができると共に、広範囲に威嚇、撃退効果を発揮することができる。
発光手段は、−5℃以下で動作可能なLED素子を含む制御システムであることが好ましい。これにより、寒冷地での使用が可能となる。
音声発生手段は、オオカミの鳴き声、鹿の警戒音、犬の鳴き声、人間の声、銃声のうち少なくとも1種類を含む4パターン以上の音声を発生可能に構成されていることが好ましい。これにより、野生動物に学習させない効果を有し、より高い威嚇、退避効果を奏することができる。
発光手段は、発光波長が400〜600nmの範囲にあるLEDであることも好ましい。これにより、野生動物が認識し易い発光波長を用い、より高い威嚇、退避効果を奏することができる。
移動手段は、4足で走行可能なロボットであることも好ましい。これにより、悪路であっても移動することが容易になる。
カメラ、又は温度、湿度、風速、気圧、照度、紫外線、加速度、音圧、降雨、降雪、粉塵若しくは放射能を測定する環境センサを少なくとも一つ以上装着しており、野生動物発現時以外に生育管理を含む機能を有していることも好ましい。
光束が120ルーメン以上の複数の発光素子を有する発光手段と、野生動物を威嚇する威嚇音を発生する音声発生手段とを備え、発光手段を18〜24Hzの周波数で点滅させると共に、音声発生手段を80dB以上の威嚇音を野生動物の発現時以外は、15分以上の停止間隔で発生することにより、設置コストを抑えることができ、野生動物を効率よく威嚇し退避させると共に、持続性を得られる。そのため、農作物等の被害が減少することができる。
また、外装手段は、オオカミの風貌に似せた形状を有し、かつ該オオカミの頭部が60〜120度の範囲で回動可能に構成されていることで、野生動物に対して威嚇、退避効果及び持続性を向上することができる。
さらに、移動手段を備え、この移動手段を所定範囲に移動するように制御することで、野生動物に対して威嚇、退避効果及び持続性を向上することができると共に、広範囲に威嚇、撃退効果を発揮することができる。
またさらに、野生動物を検知する少なくとも1つの検知手段を備え、例えば、複数の検知手段が互いに距離を置いて設置され、この検知手段によって野生動物を検知したとき、発光手段及び音声発生手段を動作させることで、野生動物を効率よく退避させることができると共に、広範囲に威嚇、撃退効果を発揮することができる。
本発明の一実施形態における野生動物撃退装置の構成を概略的に示す正面から外観図である。 図1の野生動物撃退装置の構成を概略的に示すブロック図である。 図1の野生動物撃退装置の制御部の構成を概略的に示すブロック図である。 本発明の他の実施形態における野生動物撃退装置の構成を概略的に示すイメージ図である。 本発明のさらに他の実施形態における野生動物撃退装置の構成を概略的に示す正面から外観図である。 本発明のさらに他の実施形態における野生動物撃退装置の構成を概略的に示す正面から外観図である。
以下、本発明に係る野生動物撃退装置の実施形態を、図面を参照して説明する。
図1は本発明の一実施形態における野生動物撃退装置100の外観を示している。図2は図1の野生動物撃退装置100の全体の構成を示しており、図3は制御手段60の構成を概略的に示している。
図1及び図2に示すように、本実施形態に係る野生動物撃退装置100は、発光手段10と、音声発生手段20と、外装手段30と、移動手段40と、検知手段50と、制御手段60とを備えている。
発光手段10は、複数の発光素子から構成されている。発光素子としては、例えば、光束が120ルーメン以上の高輝度のLED素子を用いる。このため、夜間だけでなく、日中においても野生動物に発光を認識させることができる。また、LED素子並びにその制御装置は−5℃以下で動作可能なものである。即ち、野外の寒冷地で使用できるLED素子を含む制御システムが好ましい。発光手段10は、少なくとも2つが必要であり、この場合、2つの発光素子(発光手段10)は、オオカミの風貌に似せた形状を有する外装手段30のオオカミの目の位置に配置される。なお、3つ以上の発光素子(発光手段10)を用いる場合は、オオカミの目の位置以外に、例えばオオカミの前足の位置に配置しても良い。この場合、特に夜間において、オオカミの全体形状を認識させることもでき、威嚇効果を向上することができる。発光手段10として使用されるLED素子の数は、必要に応じて適宜に変更しても良い。一方、LED素子の光束が120ルーメンより少ない、数が2個以下の場合は暗すぎて野生動物が明かりを認知しにくい、又は認知できない。また、発光手段10は、制御手段60により18〜24Hzの周波数で点滅するように構成されている。発光手段10の点滅周波数は、21Hz近辺がより好ましい。即ち、発光手段10が、21Hz近辺の周波数で点滅する場合、より効果的である。また、発光手段10の点滅発光は、音声発生手段20と共に、野生動物の発現時以外は、15分以上の停止間隔で行うように制御される。なお、各発光手段10を個別に点滅制御することで複雑な光の点滅が可能となり、野生動物の慣れを防止することができる。また、発光手段10の発光色は、必要に応じて適宜に設定しても良いが、緑を主とした光波長は、本来多くの草食動物が夜行性であり、月の明かりなどの薄暗い環境でも草や木の緑を認識する必要があったため、草食動物は400〜600nmの領域を認識する能力が高いと考えられる。また、肉食動物は600nm以上の波長でも認識できるが、両者を有効に光の認識をさせるために、発光手段10としてのLED素子の発光波長は、400〜600nmの範囲にあることが好ましい。
音声発生手段20は、野生動物を威嚇する威嚇音を発生するものであり、例えば、音及び光発生部21と、威嚇音の複数の音声データを記憶する音声記憶部62とを備えている。音及び光発生部21として、例えばスピーカー及びLEDが使用されている。この音及び光発生部21は、例えば、オオカミの口内の喉部に配置されても良いし、前足等支持部に配置されても良い。また、音及び光発生部21は、80dB以上の威嚇音を発生することができるように構成されている。音及び光発生部21から発生させる威嚇音は、後述するように、制御手段60の音声制御部64によって威嚇音の種類(パターン)をランダムに切り替え、野生動物が嫌がり、かつ慣れないものとすることができる。このため、光の点滅と共に音による威嚇を行うことによって、より高い忌避効果を奏することができる。なお、実証実験(鹿の実験)では、威嚇音は80dB以上でないと、効果が薄かった。一方、80dB以上の威嚇音では90%以上の鹿が退避した。90dBの威嚇音では100%退避した。また、威嚇音として、レーシングカーの通過音、ジェット機の音、チェーンソーの音など非日常音も高い効果(80%以上)があり、これらも音量(80dB以上)が必要である。なお、本発明の音声発生手段20は、20kHz以下の音を発生するように構成されている。
外装手段30は、オオカミの風貌に似せた形状を有し、かつこのオオカミの頭部が10度以上の角度で回動可能に構成されている。また、発光手段10の光が外装手段30の外部に出射可能に配置され、例えば、2つの発光素子(発光手段10)がオオカミの目の位置に配置され、オオカミの目に似せたものとなる。また、外装手段30の内部(胴体部)には音声発生手段20及び制御手段60(又は、制御手段60のみ)が格納される。オオカミの頭部は、発光手段10及び音声発生手段20が動作する際に、左右又は上下方向に回動することができるように構成されている。オオカミの頭部の回動はモータ等により駆動される。なお、実証実験において、オオカミの首の可動角度が小さい場合では、野生動物により動いているという認識が困難であった。
移動手段40は、外装手段30が載置されて回転又は直線移動ができるように構成されている。この移動手段40は、例えば、モータ等駆動装置により所定の回転軸(図示せず)に回転(又は回動)するように、又は所定のレール(図示せず)に移動するように駆動される。なお、外装手段30の足部に車輪等を装着し、動物ロボットのようにプログラムされた任意のルートで自走させるように構成しても良い。
検知手段50は、野生動物が近づいたことを感知して、野生動物撃退装置100を作動させるためのものである。例えば、赤外線センサを用いる。この赤外線センサによって、感知範囲内に侵入してきた野生動物を感知し、制御手段60によって制御されたパターンに基づき発光手段10を点滅させると共に、音声発生手段20から威嚇音を発生させる。検知手段50は、野生動物を感知しやすい位置に、例えばオオカミの目の位置、又は頭上部に配置される。なお、検知手段50は、複数の赤外線センサを用いて異なる位置に設置されても良い。なお、検知手段50は、より高感度なセンサ(又はセンサシステム)を用いることで、より広範囲で迅速な検知ができ、一台の野生動物撃退装置100で防御する農地の範囲を拡大することができる。
制御手段60は、図3に示すように、複数の点滅パターンを記憶する点滅パターン記憶部61と、威嚇音の複数の音声データを記憶する音声記憶部62と、発光手段10の点滅を制御する点滅制御部63と、音声発生手段20の発声を制御する音声制御部64と、移動手段40の動作を制御する移動制御部65と、電源部66と、CPU67と、ROM68と、RAM69とを備えている。
点滅パターン記憶部61は、ROM、RAM及びフラッシュメモリ等から構成されており、発光手段10の点滅のタイミングとして複数の点滅パターンデータを記憶するものである。点滅パターン記憶部61に記憶される点滅パターンデータは、予め記憶されているものに限られず、野生動物の種類に応じて効果的な点滅パターンデータを後から追加して記憶させることができる。
音声記憶部62は、ROM、RAM及びフラッシュメモリ等から構成されており、音声発生手段20から出力され、野生動物を威嚇するための威嚇音の複数の音声データを記憶するものである。威嚇音として、例えば、実際のオオカミの肉声(鳴き声)、実際の鹿の肉声(警戒音)、実際の犬の肉声(鳴き声)、人間の肉声、銃声のうち少なくとも1種類を含む4パターン以上を有する。音声記憶部62に記憶される音声データは、予め記憶されているものに限られず、野生動物の種類に応じて効果的な音声データを後から追加して記憶させることができる。なお、音声データは、実際の音声(肉声)を録音したもの、又は人工的に作り出された音声を用いても良い。
点滅制御部63は、点滅パターン記憶部61に記憶された点滅パターンについて、所定の点滅周波数が調整された点滅パターンをランダムに切り替え制御するものである。例えば、複数の点滅パターンの中から点滅パターンをランダムに選択して点滅させる。これにより、野生動物が光の点滅に慣れることを防止でき、忌避効果を持続させることができる。なお、点滅制御部63は、点滅パターンをランダムに切り替えるだけでなく、所定の点滅パターンに固定する制御を行うこともできる。
音声制御部64は、音声発生手段20によって発生させる威嚇音を制御するものである。この音声制御部64は、音声発生手段20を80dB以上の威嚇音を野生動物の発現時以外は、15分以上の停止間隔で発生するように制御する。また、音声制御部64は、音声記憶部62に記憶された威嚇音をランダムに切り替え制御する。例えば、オオカミの鳴き声、鹿の警戒音、犬の鳴き声、人間の肉声、銃声の中から威嚇音をランダムに選択して音声発生手段20により発生させる。このため、野生動物が威嚇音に慣れることを防止でき、忌避効果を持続させることができる。なお、音声制御部64は、威嚇音をランダムに切り替えるだけでなく、所定の威嚇音に固定する制御を行うこともできる。
移動制御部65は、発光手段10及び音声発生手段20が動作する際に、移動手段40を所定範囲に移動するように制御するものである。発光手段10及び音声発生手段20を配置されたオオカミの風貌に似せた形状を有する外装手段30を移動させ、動きを持たせることにより、よりリアルに野生動物を威嚇することができる。移動手段40の移動は、回転又は直線の移動、もしくは、プログラムされた任意のルートでの移動である。
電源部66は、野生動物撃退装置100に電力を供給するためのものである。例えば、太陽光パネルを設置し、太陽光発電を行うようにすれば、電気がない場所に野生動物撃退装置100を設置することができる。なお、電源部66には、蓄電池又は外部電源を用いることができる。
CPU67は、ROM68に格納された制御プログラムに従って、RAM69をワークエリアとして使用しながら、野生動物撃退装置100の全体の動作を制御する。
本実施形態において、点滅制御部63及び音声制御部64により発光手段10及び音声発生手段20の動作時間は、30秒から60秒程度とし、停止時間(間隔)15分以上とすることが好ましい。実証実験では、停止時間が5〜10分程度の場合は、慣れが生じて鹿が近寄ってくる現象があった。15分以上の停止時間にする場合、5年以上効果が持続している。望ましくは30分の停止時間を推奨している。
以下、本実施形態の野生動物撃退装置100の威嚇音の音量、威嚇音の種類及び発声発光の停止時間に関する実証実験ついて説明する。
音量に関する実証実験において、実験条件:約50m×50mの農場において、10頭のエゾシカでの実験、発光手段10は一定光量、21Hzの周波数で点滅し、音声発生手段20の威嚇音がオオカミ声のみ、音量を60dB、70dB、80dB及び90dBの4つのパターンで実験を行った結果、表1に示すように、60dBの威嚇音では30%の鹿が退避した。70dBの威嚇音では50%の鹿が退避した。80dBの威嚇音では90%の鹿が退避した。90dBの威嚇音では100%退避した。
Figure 2020241149
威嚇音の種類に関する実証実験において、実験条件:約50m×50mの農場において、10頭のエゾシカでの実験、発光手段10は一定光量、21Hzの周波数で点滅し、音声発生手段20の威嚇音の音量を80dBにし、威嚇音の種類が(1)一定周波数音、(2)複合周波数音(犬の声と銃声を組み合わせた音)、(3)オオカミ音のみで実験を行った結果を表2に示している。
(1)一定周波数音の場合、初日は80%の鹿が退避した。5日後は50%の鹿が退避した。10日後は20%の鹿が退避した。20日後は退避0%だった。
(2)複合周波数音の場合、初日は100%の鹿が退避した。5日後は100%の鹿が退避した。10日後は100%の鹿が退避した。20日後も100%の鹿が退避した。
(3)オオカミ音のみの場合、初日は90%の鹿が退避した。5日後は100%の鹿が退避した。10日後は100%の鹿が退避した。20日後も100%の鹿が退避した。
なお、実験では、15kHzの音とオオカミの声を組み合わせた音でも高い退避効果が得られた。
Figure 2020241149
停止時間に関する実証実験において、実験条件:約50m×50mの農場において、10頭のエゾシカでの実験、発光手段10は一定光量、21Hzの周波数で点滅し、音声発生手段20の威嚇音がオオカミ声のみ、威嚇音の音量を80dBにし、発声発光30秒、停止時間が(1)5分、(2)15分、(3)30分で実験を行った結果を表3に示している。
(1)5分停止の場合、初日は90%の鹿が退避した。5日後は50%の鹿が退避した。10日後は20%の鹿が退避した。
(2)15分停止の場合、初日は90%の鹿が退避した。5日後は80%の鹿が退避した。10日後も80%の鹿が退避した。
(3)30分停止の場合、初日は90%の鹿が退避した。5日後は100%の鹿が退避した。10日後も100%の鹿が退避した。
Figure 2020241149
なお、LEDの光の波長に関する実証実験において、実験条件:約50m×50mの農場において、10頭のエゾシカでの実験、発光手段10は一定光量、21Hzの周波数で点滅し、音声発生手段20の威嚇音がオオカミ声のみ、音量を80dBで実験を行った結果、400〜600nmの光では100%の鹿が退避した(5回の実験とも100%退避)。400〜750nmの光では96%の鹿が退避した(5回の実験中3回100%退避、2回90%退避)。
以上説明したように、本実施形態の野生動物撃退装置100において、発光手段10と、音声発生手段20と、外装手段30と、移動手段40と、検知手段50と、制御手段60とを備えている。発光手段10を18〜24Hzの周波数で点滅させると共に、音声発生手段20を80dB以上の威嚇音を15分以上の停止間隔で発生することにより、設置コストを抑えることができ、野生動物を効率よく威嚇し退避させると共に、学習(慣れ)困難であり、威嚇効果を長期間持続することができる。発光手段10と音声発生手段20との発声発光を15分以上の停止間隔で行うことは、退避効果及び持続性の向上に対して非常に有効であることが証明された。
また、外装手段30は、オオカミの風貌に似せた形状を有し、かつ2つの発光素子が目となるオオカミの頭部が60〜120度の範囲で回動可能に構成されていることで、野生動物に対して正面から威嚇、退避効果及び持続性を向上することができる。
また、移動手段40を移動するように制御することで、動物ロボットのように動きを持たせることにより、よりリアルに野生動物を威嚇することができ、より近くから野生動物に対して威嚇、退避効果及び持続性を向上することができると共に、広範囲に威嚇、撃退効果を発揮することができる。
図4は本発明の他の実施形態における野生動物撃退装置100Aの構成を概略的に示している。
図4に示すように、野生動物撃退装置100Aは、野生動物撃退装置100と、複数の音及び光発生部21と、複数の検知手段50とを備えている。この場合、複数の音及び光発生部21及び複数の検知手段50は、それぞれ野生動物撃退装置100と離れた所定範囲の異なる場所(例えば、数百メートル間隔)に設置されている。この場合、制御手段60Aは、複数の検知手段50のいずれかが野生動物が近づいたことを感知した場合、発光手段10及び音声発生手段20を動作させるように構成されている。これにより、より広範囲に威嚇、撃退効果を発揮できる。
なお、上述した実施形態の野生動物撃退装置100において、移動手段40を備えている例を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、図5に示すように、移動手段40をなくしてしても良い。図5に示す野生動物撃退装置100Bの場合、移動手段を設けずに、野生動物撃退装置100B一か所に固定して設置するようにしても良い。また、野生動物撃退装置100Bにおいて、制御手段60Bは、複数の点滅パターンを記憶する点滅パターン記憶部61と、威嚇音の複数の音声データを記憶する音声記憶部62と、発光手段10の点滅を制御する点滅制御部63と、音声発生手段20の発声を制御する音声制御部64と、電源部66とを備えている。即ち、移動制御部を有しない。
また、上述した実施形態の野生動物撃退装置100において、発光手段10のLED素子を含む制御装置は、−5℃以下で動作可能なものを用いた例を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。寒冷地以外では、寒冷地仕様ではなく、通常市販のLED素子を含む制御装置を用いても良い。
さらに、上述した実施形態の野生動物撃退装置100において、外装手段30は、オオカミの風貌に似せた形状を有する例を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、トラ、犬等の風貌に似せた形状を有するようにしても良い。
さらにまた、上述した実施形態の野生動物撃退装置100において、移動手段40は、所定範囲に回転又は直線移動ができるように構成されている例を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、移動手段40の代わりに、野生動物撃退装置100Bをクローラーのようなものに乗せて移動させるようにしても良い。
さらにまた、上述した実施形態の野生動物撃退装置100及び100Aにおいて、移動手段40には、4足で走行可能なロボットを用いて、動物ロボットのように自走させるように構成しても良い。例えば、図6に示す野生動物撃退装置100Cの場合、移動手段40Cは、4足で走行可能なロボットを用いて、動物ロボットのように自走させるように構成されている。この場合、制御手段60Cは、移動手段40Cを制御するように構成されている。これにより、多くの野生動物の天敵であるオオカミのようにリアルな動きができ、野生動物に対して危険認識を高める効果が得られる。野生動物撃退装置の有効性をさらに高めることができる。
さらにまた、上述した実施形態の野生動物撃退装置100及び100Aにおいて、検知手段50により野生動物が近づいたことを感知して、発光手段10を点滅させると共に、音声発生手段20から威嚇音を発生させる例を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、検知手段50を設けずに、タイマーで停止と稼働時間を設定制御するようにしても良い。又は、検知手段50により動作を制御する方法とタイマーで動作を制御する方法の両者を兼備するようにしても良い。
さらにまた、上述した実施形態の野生動物撃退装置100、100A、100B及び100Cにおいて、野生動物が危険、嫌悪を感じるニオイを発生する臭気発生手段をさらに備えるようにしても良い。この臭気発生手段は、例えば、外装手段30の内部(胴体部)に配置され、周辺にニオイを噴射、放出することができるように構成されている。また、野生動物撃退装置100Aの場合、例えば複数の検知手段50と一緒にそれぞれ野生動物撃退装置100と離れた所定範囲の異なる場所(例えば、数百メートル間隔)に設置されても良い。臭気は、危険検知、可食判断などを判断する機能として野生動物には重要な感覚である。例えば、この危険、嫌悪を感じる臭気は、オオカミなどの天敵臭や銃等の火薬臭に代表される天敵危険を察知する臭気、腐敗臭、刺激臭、毒物臭という天敵以外の危険を感じる臭気だけではなく、他の動物個体の縄張りと思わせる他の動物個体の臭気を感じさせることで、無駄な戦いを回避する本能を呼び覚える臭気もある。これにより、野生動物に嫌悪学習させる効果を有し、より高い退避効果を奏することができる。このように、光、音と臭気を合わせることで、さらに退避効果を強化することができる。
臭気発生手段を有する場合の実証実験において、実験条件:約50m×50mの農場において、10頭のエゾシカでの実験、発光手段10は400〜600nmの光を主にした一定光量、21Hzの周波数で点滅し、音声発生手段20の威嚇音がオオカミ声のみ、音量を80dBで、臭気として火薬臭を用いた。火薬臭が放出する場合は、1日目の退避100%、5日後の退避100%(5回実験中5回100%退避)。一方、火薬臭が無い場合、1日目の退避100%、5日目の退避98%(5回の実験中4回100%退避、1回90%退避)。従って、臭気(火薬臭)を用いることで、退避効果を強化することができる。
さらにまた、上述した実施形態の野生動物撃退装置100、100A、100B及び100Cにおいて、監視用カメラ、及び温度、湿度、風速、気圧、照度、紫外線、加速度、音圧、降雨、積雪、粉塵又は放射能を測定する各種環境センサを設けても良い。監視用カメラの監視映像及び上記各種センサのデータによって、農産物や家畜等の生育状況、健康状態、災害時等の被災状況判断等の遠隔監視システムとして利用できる。これにより、普段はこれらのデータを採取し、種々の分析を行うことで、農産物や家畜等の生育、飼育管理の効率化、省力化に寄与することができる。また、野生動物の接近の頻度、傾向等を映像やデータで管理することで、ベストな設置位置、センサの位置等を解析することも可能となる。これによって、本発明の野生動物撃退装置の有効性も客観的に評価することができる。また、これらのデータをクラウドに管理することで、いつでもどこでもデータを見て管理することが可能になり、生動物撃退装置の所有者の効率的な管理を行う一助となる。
本発明は、上記の実施形態に限定されるものでなく、特許請求の範囲に記載された発明の要旨を逸脱しない範囲内での種々、設計変更した形態を技術的範囲に含むものである。
本発明は、農耕地、牧場、集落等に出没する野生動物を威嚇し撃退する目的に利用できる。
10 発光手段
20 音声発生手段
21 音及び光発生部
30 外装手段
40、40C 移動手段
50 検知手段
60、60A、60B、60C 制御手段
61 パターン記憶部
62 音声記憶部
63 点滅制御部
64 音声制御部
65 移動制御部
66 電源部
67 CPU
68 ROM
69 RAM
100、100A、100B、100C 野生動物撃退装置

Claims (9)

  1. 農耕地、牧場、集落等に出没する野生動物を威嚇し撃退する野生動物撃退装置であって、
    複数の発光素子を有する発光手段と、
    前記野生動物を威嚇する威嚇音を発生する音声発生手段と、
    前記発光手段の発光動作及び前記音声発生手段の発音動作を制御する制御手段と、
    動物の風貌に似せた形状を有し、2つの前記発光素子が該動物の目となるように配置可能な外装手段とを備え、
    前記制御手段は、前記発光手段を18〜24Hzの周波数で点滅させると共に、前記音声発生手段を80dB以上の威嚇音を前記野生動物の発現時以外は、15分以上の停止間隔で発生するように制御することを特徴とする野生動物撃退装置。
  2. 前記外装手段は、オオカミの風貌に似せた形状を有し、かつオオカミの頭部が60〜120度の範囲で回動可能に構成されていることを特徴とする請求項1に記載の野生動物撃退装置。
  3. 前記外装手段が載置されて移動する移動手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記移動手段を移動するように制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の野生動物撃退装置。
  4. 前記野生動物を検知する少なくとも1つの検知手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記検知手段によって前記野生動物を検知したとき、前記発光手段及び前記音声発生手段を動作させるように構成することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の野生動物撃退装置。
  5. 前記発光手段は、−5℃以下で動作可能なLED素子を含む制御システムであることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の野生動物撃退装置。
  6. 前記音声発生手段は、オオカミの鳴き声、鹿の警戒音、犬の鳴き声、人間の声、銃声のうち少なくとも1種類を含む4パターン以上の音声を発生可能に構成されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の野生動物撃退装置。
  7. 前記発光手段は、発光波長が400〜600nmの範囲にあるLEDであることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の野生動物撃退装置。
  8. 前記移動手段は、4足で走行可能なロボットであることを特徴とする請求項3から7のいずれか1項に記載の野生動物撃退装置。
  9. カメラ、又は温度、湿度、風速、気圧、照度、紫外線、加速度、音圧、降雨、降雪、粉塵若しくは放射能を測定する環境センサを少なくとも一つ以上装着しており、野生動物発現時以外に生育管理を含む機能を有していることを特徴とする請求項1から8のいずれかの記載の野生動物撃退装置。
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