JPWO2020059475A1 - 穿孔装置及び穿孔方法 - Google Patents

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宏幸 幕内
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達人 高嶋
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Abstract

本管(10)内を管長方向に移動する移動体に、赤外線カメラ(120)が搭載される。赤外線カメラは枝管(11)内に投入された熱媒体(140)により冷却ないし加熱された管ライニング材(12)を本管側から撮影する。赤外線カメラで取得された熱画像がリアルタイムで地上の作業トラック(14)内のディスプレーに動画像として表示される。地上に伝送された熱画像に基づき生成される指令により穿孔刃(21)が枝管開口部(11a)に位置決めされる。

Description

本発明は、枝管開口部を閉塞している管ライニング材を穿孔する穿孔装置及び穿孔方法に関する。
従来、地中に埋設された下水道管などの既設管が老朽化した場合に、既設管を更生するのに、既設管を管ライニング材でライニングするライニング工法が用いられる。管ライニング材としては、管状の柔軟な不織布からなる樹脂吸収材に未硬化の液状硬化性樹脂を含浸させたライニング材、あるいは硬質の塩ビなど熱可塑性樹脂からなる管ライニング材が用いられる。
下水管などの本管には枝管が合流しているので、管ライニング材で本管をライニングした場合、管ライニング材が枝管合流部分の枝管開口部を塞いでしまう。このため、穿孔機とTVカメラを搭載した管内作業ロボットを本管に入れて地上から遠隔操作し、穿孔機のカッター(穿孔刃)を回転して枝管の端部を塞いでいる管ライニング材部分を本管側から穿孔している。
穿孔作業では、穿孔前に、穿孔機のカッターの位置決めを本管の管長方向と周方向及び上下方向のそれぞれについて行う必要があるため、枝管開口部の中心位置を検出し、カッターをこの検出位置に位置決めして穿孔を行っている。
穿孔機のカッターの位置決めに対しては、カッターの左右に設けられたレーザー発射部から発射されたレーザー光を、枝管内に挿入されたカメラで検出する方法が提案されている(下記特許文献1)。
また、管ライニング材が不織布でできている場合には、可視光を透過するので、枝管開口部を閉塞している管ライニング材を枝管内から照明すると、照明光は管ライニング材を透過する。本管内からこの透過光を見ると、本管の内面には、枝管開口部に対応した明るい開口部像が形成されるので、この開口部像に基づいて穿孔位置の位置決めを行うことが行われている(下記特許文献2)。
特開2000−97388号公報 WO2017/203823号公報
しかしながら、不織布の管ライニング材が厚くなると、あるいは不織布にガラスファイバーなど強化材が含まれているときは、薄い管ライニング材でも、レーザー光あるいは照明光は透過性が悪くなり、明るい開口部像が得にくいので、特許文献1、2に記載されたような穿孔装置の位置決めが困難になる。また、管ライニング材が塩ビなどでできていると、そもそもレーザー光あるいは照明光は透過しないので、穿孔装置の位置決めが不可能になる。
また、穿孔装置の位置決めは、穿孔装置に搭載されたカメラの撮影画像を地上の作業トラック内のモニターを用いてリアルタイムで観察したり、あるいは撮影画像を画像処理して行われるので、穿孔効率は、撮影画像をどのような方法で伝送するか、あるいはどのような画像処理を行うかにも、依存する。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたもので、枝管開口部が可視光を透過しにくいあるいは可視光を透過しない管ライニング材で塞がれている場合でも、該枝管開口部を安価な方法でしかも効率よく検出して管ライニング材を穿孔することが可能な穿孔装置及び穿孔方法を提供することを課題とする。
本発明は、
管ライニング材で内壁面がライニングされている本管内を走行し、本管と交差する枝管の開口部を閉塞している管ライニング材を穿孔刃により穿孔する穿孔装置であって、
本管内を管長方向に移動する移動体と、
前記移動体に搭載され、枝管内に投入された熱媒体により冷却ないし加熱された管ライニング材を本管側から撮影する赤外線カメラと、
前記赤外線カメラで取得された熱画像を地上に伝送する伝送手段と、
前記地上に伝送された熱画像に基づき生成される指令により穿孔刃を位置決めする位置決め手段と、
を備えることを特徴とする。
また、本発明は、
枝管開口部を閉塞している管ライニング材を穿孔刃を回転させて本管側から穿孔する穿孔方法であって、
管ライニング材により閉塞された枝管内に熱媒体を投入する工程と、
投入された熱媒体により冷却ないし加熱された管ライニング材を赤外線カメラを用いて本管側から撮影する行程と、
赤外線カメラで取得された熱画像に基づき穿孔刃を管ライニング材により閉塞された枝管開口部に位置決めする工程と、
を備えることを特徴とする。
本発明では、枝管内に投入された熱媒体により冷却ないし加熱された管ライニング材の熱画像に基づいて穿孔装置が位置決めされるので、管ライニング材が可視光を透過するだけでなく、可視光を透過しにくい、あるいは透過しない材質でできていても、単に枝管内に熱媒体を投入するだけで、枝管開口部を閉塞する管ライニング材の熱画像を取得でき、本管内での枝管開口部の位置が認識できるので、枝管開口部を閉塞している管ライニング材を効率よく穿孔することが可能になる。
管ライニング材でライニングされた本管内を移動する穿孔装置の構成を概略示した説明図である。 穿孔装置の外観を示す斜視図である。 図2のA−A線に沿った穿孔装置の縦断面図である。 穿孔装置の上面図である。 車輪ボディーが回動して中間車輪が上昇する過程を示す側面から見たときの説明図である。 穿孔装置の各種機器を駆動、制御する構成を示したブロック図である。 枝管開口部を閉塞する管ライニング材の熱画像の経時変化を示す説明図である。 本管内に搬入された穿孔装置の初期状態を示す説明図である。 本管内で車輪ボディーが回動して中間車輪が本管の管ライニング材上部に接触したときの状態を示す説明図である。 穿孔装置が枝管開口部に移動するとき、赤外線カメラで撮影された枝管開口部を閉塞する管ライニング材の熱画像の位置が変化する状態を説明する説明図である。 穿孔刃を上昇させて管ライニング材を穿孔する状態を示した説明図である。 穿孔刃を本管周方向に回動させて管ライニング材を穿孔する状態を示した説明図である。 穿孔装置がローリングして前進したとき、枝管開口部を閉塞する管ライニング材の熱画像が変位して表示されることを示した説明図である。 穿孔装置を制御する操作ボタンの配列を示した説明図である。
以下、添付図を参照して本発明の実施例を説明する。本実施例では、既設管を下水道の本管とし、該本管を管ライニング材でライニングした後、管ライニング材で塞がれた枝管開口部の管ライニング材を穿孔する例が説明される。しかし、本発明は、下水道だけでなく、その他の管路でライニング後、管ライニング材で塞がれている開口部の管ライニング材を穿孔するものにも適用できる。
図1には、老朽化した下水道の本管10の内壁面が管ライニング材12を用いてライニングされた状態が示されている。管ライニング材12は、管状の柔軟な不織布からなる樹脂吸収材に未硬化の液状硬化性樹脂を含浸させたもので、不織布にガラスファイバーを含ませて強化させたものもある。また、硬質の塩化ビニルでできた管ライニング材を用いて本管10の内面をライニングすることも行われる。
本管10には、複数の枝管11が分岐していて、家庭やビルディングなどの下水が枝管11を介して本管10に排出される。本管10が、図1に図示したように、管ライニング材12によりライニングされると、開放していた枝管11の開口部11aが管ライニング材12により塞がれてしまう。穿孔刃21を搭載した穿孔装置20は、マンホール16から本管10内に搬入され、穿孔刃21を上昇、回転させて枝管開口部11aを閉塞している管ライニング材12を切削し、穿孔する。
地上の作業トラック14には、穿孔装置20を駆動、制御するための電源、油圧ユニット、コントローラー、コンソールなどが搭載され、パイプ15内に収納された電源線、制御線、油圧配管を介して穿孔装置20の各種操作機器に電圧、圧油が供給され、また制御信号が送られる。
穿孔装置20には、赤外線カメラ120が搭載されており、赤外線カメラ120は、矢印で示したように、地上から枝管11内に投入され管ライニング材12上に堆積する水、冷却水、ドライアイス、熱湯などの熱媒体140により冷却あるいは加熱された枝管開口部11aの管ライニング材12を赤外線サーモグラフィを用いて撮影する。
穿孔装置20には、さらに穿孔刃21周辺を撮影する可視光カメラ130が搭載される。赤外線カメラ120並びに可視光カメラ130の撮影光軸は、穿孔刃21の上部近辺に向けられており、赤外線カメラで取得された枝管開口部11aの熱画像並びに可視光カメラ130で取得された穿孔刃21の画像は、後述するように、コントローラー132、LANケーブルなどを介してリアルタイムでライブ配信され、動画像として作業トラック14内のディスプレーに表示される。
図2〜図4には、穿孔装置20が斜視図、断面図、上面図として図示されている。穿孔装置20は、前方フレーム41と、前方フレーム41に一端が固定された互いに平行な側方フレーム42、43を備えた車台40を有する。側方フレーム42、43には、水平方向に延びるスロット42a、43aが形成され、スロット42a、43aの幅方向(垂直方向)中心は側方フレーム42、43の幅方向中心に一致している。
穿孔装置20は、ホルダー22に支持され穿孔刃21を回転させる油圧モーターとして構成された穿孔モーター23と、ホルダー24に支持され穿孔刃21を垂直方向に昇降させる油圧シリンダーとして構成された昇降シリンダー25を有する。ホルダー22の上部は、昇降シリンダー25のピストン25aの先端に結合され、ホルダー22の下方部には、ホルダー24に固定されたガイド27に沿って移動が案内される横板26が取り付けられる。昇降シリンダー25を駆動してピストン25aを上下動させると、ピストン25aに結合されたホルダー22がガイド27に沿って上下し、穿孔刃21が昇降する。
ホルダー24は、穿孔刃21と反対側が中空円柱部24aとなっていて、図3に示したように、この円柱部24aに、油圧モーターとして構成されたロータリーアクチュエーター30の回転シャフト30aが圧入される。ホルダー24の円柱部24aは、フランジ33を備えた滑り軸受け32により軸受され、ロータリーアクチュエーター30が駆動されると、昇降シリンダー25並びに穿孔モーター23は、ロータリーアクチュエーター30の回転軸v1を中心に回転し、穿孔刃21の回転軸(穿孔モーター23の回転軸23a)がロータリーアクチュエーター30の回転軸v1を中心に本管周方向に回転する。これにより、穿孔刃21が回転軸v1を中心に本管周方向に回転する。
ロータリーアクチュエーター30には、フランジ31が取り付けられ、このフランジ31と滑り軸受け32のフランジ33間に車台40の前方フレーム41を挟持してフランジ31、33を多箇所でボルト締めすることにより、ロータリーアクチュエーター30、昇降シリンダー25、並びに穿孔モーター23を車台40に取り付けることができる。
車台40の側方フレーム42、43間には、車台40の前方に配置される車輪ボディー50と、後方に配置される車輪ボディー70が支持される。車輪ボディー50は、その一端両側に、前輪となる走行車輪51、52が取り付けられ、中央部両側には、側方フレーム42、43に形成されたスロット42a、43a内に嵌入してスライドするピン53、54がそれぞれ固定される。車輪ボディー50は、両側方フレーム間でピン53、54を中心に回動できるように支持される。
車輪ボディー50は、ボルト締めして結合できる同形状の2つの半体50a、50bからなっており、内部は空洞となっていてそこに電動モーター(DCモーター)からなる走行モーター55が取り付けられる。走行モーター55は、ギアボックス56を介して走行車輪51、52を取り付けた車軸57を回転させ、走行車輪51、52を回転させる。
車輪ボディー70は、車輪ボディー50と同様な構成であり、車輪ボディー70の一端両側には、後輪となる走行車輪71、72が取り付けられ、中央部両側に固定されたピン73、74を中心に両側方フレーム間で回動できるように支持される。
車輪ボディー50、70のピン53、54、73、74は、それぞれピン中心がロータリーアクチュエーター30の回転軸v1と同じ高さにあって、回転軸v1を通る水平面に位置するように、各車輪ボディーに取り付けられる。
車輪ボディー70は、2つの半体70a、70bからなっており、内部は空洞となっていてそこに電動モーター(DCモーター)からなる走行モーター75が取り付けられる。走行モーター75は、ギアボックス76を介して走行車輪71、72を取り付けた車軸77を回転させ、走行車輪71、72を回転させる。
図4に示したように、車輪ボディー50の他端で側方フレーム42側には、車軸60が固定されたアーム61が一体的に取り付けられる。車軸60の側方フレーム42に向かう端部には、中間車輪62が回転自在に取り付けられ、車軸60の他方端部には、車輪ボディー70に固定されたアーム78と一体に結合されたアーム79が回動自在に取り付けられ、車輪ボディー50、70の他端一方側が車軸60を介して回動可能に結合される。
同様に、車輪ボディー50の他端で側方フレーム43側には、車軸60と同形状の車軸63が固定されたアーム64が一体的に取り付けられる。車軸63の側方フレーム43に向かう端部には、中間車輪65が回転自在に取り付けられ、車軸63の他方端部には、車輪ボディー70に固定されたアーム80と一体に結合されたアーム81が回動自在に取り付けられ、車輪ボディー50、70の他端他方側が車軸63を介して回動可能に結合される。
また、図3に図示したように、側方フレーム43側にあるピン54は、その中心が走行車輪52の中心(車軸57の軸中心)と中間車輪65の中心(車軸63の軸中心)を結ぶ線の中点に位置するように、車輪ボディー50に取り付けられる。また、側方フレーム43側にあるピン74は、その中心が走行車輪72の中心(車軸77の軸中心)と中間車輪65の中心(車軸63の軸中心)を結ぶ線の中点に位置するように、車輪ボディー70に取り付けられる。
側方フレーム42側にあるピン53の位置に関しても、ピン54と同様であり、ピン53は、その中心が走行車輪51の中心(車軸57の軸中心)と中間車輪62の中心(車軸60の軸中心)を結ぶ線の中点に位置し、ピン73は、その中心が走行車輪71の中心(車軸77の軸中心)と中間車輪62の中心(車軸60の軸中心)を結ぶ線の中点に位置している。
両側の中間車輪62、65並びに第1と第2の車輪ボディー50、70の走行車輪51、52、71、72は、図4に示すように、全て同径、同形状で、側方フレーム42側の中間車輪62並びに走行車輪51、71の車輪面(中央車輪面)がそれぞれ同じ垂直面p1上にあり、側方フレーム43側の中間車輪65並びに走行車輪52、72の車輪面(中央車輪面)がそれぞれ同じ垂直面p2上にあるように、取り付けられる。また、ロータリーアクチュエーター30は、その回転軸v1が垂直面p1、p2間の中心を通る垂直面p0上に位置するように、取り付けられる。
車輪ボディー50、70間には、図4に示したように、クランプシリンダー82が配置され、クランプシリンダー82のピストン82aが車輪ボディー50に結合され、シリンダー部が車輪ボディー70に結合される。
車台40並びに走行車輪51、52、71、72は、本管10内を管長方向に走行する移動体を構成し、この移動体に赤外線カメラ120、可視光カメラ130並びにコントローラー132が搭載される。赤外線カメラ120は、ホルダー121に収納され、このホルダー121が車台40の側方フレーム42、43の上部に取り付けられた支持台122の両アーム間に支持される。赤外線カメラ120は、支持台122の両アームの上部に取り付けられた調節部材123により撮影光軸が穿孔刃21の上部に向くようにその傾斜角度が調節される。
赤外線カメラ120は非冷却型赤外線カメラで、赤外線レンズ124とデジタルカメラレンズ125が取り付けられ、その背面にディスプレーを有している。ディスプレー上には、赤外線レンズ124で撮影された熱画像とデジタルカメラレンズ125で撮影された可視画像を重ね合わせて表示することができる。このような赤外線カメラは、例えば、「赤外線サーモグラフィFLIR C2」の型番で入手することができる。あるいは赤外線カメラ120は、「Flir Lepton(登録商標)」の名称で販売されている小型のサーモグラフィカメラモジュールとすることができる。
可視光カメラ130は、側方フレーム42、43を跨ぐ支持台131の中央部に撮影光軸が穿孔刃21の上部に向くように、回動可能に支持され、支持台131上にコントローラー132が取り付けられる。可視光カメラ130は、USBカメラあるいはコントローラー132専用のカメラである。穿孔刃21の周辺部を撮影できるように、そこに向けて可視光を発光する照明ランプ133が支持台131に取り付けられる。
コントローラー132は、例えばRaspberryP3モデルBあるいは同等の性能を備えたコントローラーで、赤外線カメラ120で取得された熱画像並びに可視光カメラ130で取得された穿孔刃21周辺の画像をリアルタイムで動画像としてライブ配信することができる。なお、赤外線カメラ120、可視光カメラ130、コントローラー132は、断面図示が困難なので、図3の断面図では、図示が省略され、また図4の上面図では、内部構造を図示するために、これらの図示が省略されている。
クランプシリンダー82を駆動すると、第1と第2の車輪ボディー50、70間に引力ないし反発力が発生する。この力で、ピン53、54が側方フレーム42、43のスロット42a、43a内を移動するので、ピン73、74との距離が伸縮し、車輪ボディー50、70が車軸60、63を支点として回動し車輪ボディー50、70のロータリーアクチュエーター30の回転軸v1に対する傾斜角度が変化する。図5には、このときの動作が線画として模式的に図示されている。図5は、側方フレーム43側の半径r1の走行車輪52、72、中間車輪65の動作を示すが、側方フレーム42側の走行車輪51、71、中間車輪62の動作に関しても同様である。
最初、クランプシリンダー82は駆動されず、図5の上段に示したように、ピン54がスロット43aの最右端位置にある。ロータリーアクチュエーター30の回転軸v1と、ピン54、74のピン中心は、同じ高さで回転軸v1と同じ高さにある。また、走行車輪52の中心(車軸57の軸中心)と中間車輪65の中心(車軸63の軸中心)を結ぶラインs1、走行車輪72の中心(車軸77の軸中心)と中間車輪65の中心(車軸63の軸中心)を結ぶラインs2、並びに各ピン54、74の中心を結ぶラインs3も、回転軸v1と同じ高さにある。
クランプシリンダー82を駆動すると、図5の中段に示したように、ピン54がスロット43a内を左方向に移動するので、ピン54、74間の距離が縮小し、車輪ボディー50、70が車軸63を支点として回動する。ラインs1、s2のラインs3に対する傾斜角度が大きくなり、中間車輪65と側方フレーム43が持ち上がる。ピン54の中心がラインs1の中点にあり、ピン74の中心がラインs2の中点にあることから、走行車輪52、72のラインs3からの垂直下方移動量は、中間車輪65のラインs3からの垂直上方移動量と同じ値r2になる。
車輪ボディー50、70間にさらに引力を発生させると、図5の下段に示したように、ピン54がスロット43aの最左端まで移動してラインs1、s2のラインs3に対する傾斜角度が更に大きくなる。この場合も、ピン54の中心がラインs1の中点にあり、ピン74の中心がラインs2の中点にあることから、走行車輪52、72のラインs3からの垂直下方移動量は、中間車輪65のラインs3からの垂直上方移動量と同じ値r3になる。
上述した関係は、車輪ボディー50、70間に反発力を作用させて車輪ボディー50、70を逆方向に回動させても同じであり、ピン54がスロット43a内のどの位置にあっても、中間車輪62、65と走行車輪51、52、71、72は回転軸v1より垂直方向に同距離離間する。
図6には、穿孔装置20に搭載された穿孔モーター23、昇降シリンダー25、クランプシリンダー82、ロータリーアクチュエーター30の油圧機器、並びに走行モーター55、75を駆動、制御する回路、並びに穿孔装置20とのネットワーク構成が図示されている。
図6の上部には、油圧回路が図示されており、油圧ユニット100からリリーフ弁101を介して流れる圧油は、方向切替弁104を介して穿孔モーター23に供給されて、穿孔刃21を両方向に回転させる。圧油は、さらに絞り弁103で流量が調節され、方向切替弁104を介して昇降シリンダー25、クランプシリンダー82、ロータリーアクチュエーター30に供給され、それぞれ穿孔刃21を昇降させ、車輪ボディー50、70を回動させ、穿孔刃21を回動させる。なお、ロータリーアクチュエーター30には、コントローラー110からの信号でレギュレータ102により減圧された圧油が供給される。また、方向切替弁104は、コントローラー110によりそれぞれ個別に制御されるが、図6では、簡略して1本の制御線でその制御が図示されている。
コントローラー110には、コンソール111が接続され、油圧の調整、方向切替弁の切替など、油圧機器を駆動、制御する信号をコントローラー110に入力することができ、また油圧機器を制御するデータなどがモニター115に表示される。
作業トラック14内には、無線ルーター145が設置されており、穿孔装置20のコントローラー132との間でネットワークが構築され、コントローラー132をサーバーとして機能させることができる。赤外線カメラ120と可視光カメラ130で取得された画像はLANケーブル134を介して伝送され、無線ルーター145と通信できるコンピュータ141、タブレット143、スマートフォン144にリアルタイムに動画配信される。配信された動画像は、コンピュータ141のディスプレー142、あるいはタブレット143、スマートフォン144のディスプレーに表示される。
コントローラー132はサーバー機能を有するので、コンピュータ141、タブレット143、あるいはスマートフォン144にインストールされているブラウザーからコントローラー132にアクセスし、車輪ボディー50、70に内蔵された走行モーター55、75を制御することができる。走行モーター55、75は、コンピュータ141のディスプレー142、あるいはタブレット143、スマートフォン144のディスプレーに表示される前進ボタン142a、停止ボタン142b、後進ボタン142c(図12)をクリックすることにより出力される指令により走行車輪51、52、71、72を同期して正回転あるいは逆回転させ、あるいは停止させることができる。指令は、アンプ112で増幅されてパルス幅変調器(PWM)113に入力され、パルス幅が変調されるので、走行車輪51、52、71、72はそのパルス幅に応じた速度で回転される。
なお、各図において、穿孔モーター23、昇降シリンダー25、クランプシリンダー82、ロータリーアクチュエーター30に接続される油圧ホース、走行モーター55、75を駆動する電源ケーブル、LANケーブル134などは、図示が煩雑になるので、図示が省略されている。
次に、このように構成された穿孔装置を本管内に搬送して管ライニング材を穿孔する動作を説明する。
本管10は、上述したように、不織布あるいは塩化ビニルなどからなる管ライニング材12でライニングされる。枝管開口部11aの位置を検出するために、地上から枝管11内に水、冷却水、ドライアイス、熱湯などの熱媒体140が投入される。熱媒体140が、水、冷却水や熱湯などの液体の場合には、枝管開口部11aと管ライニング材12との隙間から漏水する恐れがあるので、ビニール袋に、水、冷却水あるいは熱湯を入れて投入するようにする。
図7は、赤外線カメラ120による枝管開口部11aを閉塞する管ライニング材12の熱画像150の経時変化を示す。この熱画像は、ストリーミングプロトコルでコンピュータ141のディスプレー142に静止画像あるいは動画像として表示することができる。上段に示すように、熱媒体140の投入直後の画像には、熱変化はないが、数分後には、中段に示すように、熱画像150が輪郭を持った湾曲した像として現れ、10分も経過すれば、下段に示すように、熱媒体140の熱に応じた枝管開口部11aの輪郭を示す着色熱画像が得られる。なお、赤外線カメラ120の熱分解能、あるいは熱媒体140の種類あるいはその管ライニング上の着地状況、あるいは枝管開口部と管ライニング材の隙間によっては、輪郭内に異なる熱分布を示す像が現れたり、輪郭が2重になったりする場合があるが、すくなくとも数分後には枝管開口部11aの概略輪郭を示す熱画像150を取得することができる。
穿孔装置20は、車輪ボディー50、70が水平になった状態で、マンホール16から本管10内に搬入される。図8aに図示したように、ロータリーアクチュエーター30は、その回転軸v1が、垂直面p1、p2間の中心を通る垂直面p0上にあって、両側の走行車輪51、52の管ライニング材12の各接触点v2から垂直面p0への水平方向距離がいずれも等しい値d1になる。
続いて、クランプシリンダー82を駆動して、車輪ボディー50、70間に引力を発生させ、車輪ボディー50、70を回動させ、図8bに示したように、中間車輪62、65を管ライニング材12の上部に接触させ、その状態を保持する。
この状態で、中間車輪62、65の垂直上方移動量をr4とすると、図8bに示したように、走行車輪51、52(図8bでは不可視であるが走行車輪71、72)の管ライニング材接触点v2から回転軸v1を通る水平面までの垂直方向距離と、中間車輪62、65の管ライニング材接触点v3から同水平面までの垂直方向距離は、それぞれr1+r4となり、各車輪の管ライニング材接触点v2、v3からロータリーアクチュエーター30の回転軸v1への径方向距離はいずれも等しくなっているので、ロータリーアクチュエーター30の回転軸v1は、本管10の管中心軸10a(図1)と一致する。このように、本実施例では、本管10の管径が変化しても、中間車輪62、65が管ライニング材12の上部に接触したときには、自動的にロータリーアクチュエーター30の回転軸v1を本管10の管中心軸10aと一致させることができ、自動センタリングが行われる。
この状態で、走行モーター55、75を駆動し、穿孔装置20を前進させたとき、コンピュータ141のディスプレー142上に表示される赤外線カメラ120による熱画像150と可視光カメラ130による穿孔刃21の画像21’が図9に図示されている。なお、穿孔刃21の画像21’がディスプレー142のほぼ中央に表示されるように可視光カメラ130の位置を予め調整しておく。
穿孔装置20が前進して、その穿孔刃21が枝管開口部11aに近づくと、図9の最上段に示したように、枝管開口部11aの熱画像150の一部がディスプレー142の下方部に表示される。以降、穿孔装置20が前進するにつれて、熱画像150は順次拡大されながら上部に移動し、図9の最下段に示したように、熱画像150と穿孔刃21の画像21’がマッチングしたとき、つまり熱画像150内に穿孔刃21の画像21’が内包された状態となったときに、走行モーター55あるいは75を停止する。このとき、図10aに示したように、昇降シリンダー25を駆動して穿孔刃21を上昇させ、回転する穿孔刃21により枝管開口部11aを閉塞している本管10のライニング材12を切削する。
穿孔刃21の径は枝管開口部11aの径より小さく、この1回の動作で管ライニング材を全部切削できない場合は、一度穿孔刃21を下降させ、図10bに示したように、穿孔刃21をロータリーアクチュエーター30の回転軸v1を中心に回動させ、管ライニング材12を切削する。このとき、ロータリーアクチュエーター30の回転軸v1が本管10の管中心軸10aと一致しているので、穿孔刃21の本管周方向回動に偏心がなく、本管周方向の切削を円滑に行うことができる。なお、穿孔時には、中間車輪62、65を強く管ライニング材12に押し当て穿孔装置20を安定させるようにする。
なお、熱画像150と穿孔刃21の画像21’のマッチング精度を向上させるために、図12に図示したように、前進、後進を微調節する操作ボタン142d、142eを設けるようにする。
操作ボタン142dを1回押すごとに、走行モーター55を微小時間回転し、穿孔刃21を微小距離前進させ、また、操作ボタン142eを1回押すごとに、走行モーター75を微小時間回転し穿孔刃21を微小距離後進させる。これにより、穿孔刃21は微小距離ずつ前後動するので、マッチング精度を高めることができる。
穿孔装置20が本管10の管軸周りに回動してローリングした状態で本管内を移動する場合には、図11に示したように、枝管開口部11aの熱画像150と穿孔刃21の画像21’はマッチングしないので、穿孔刃21を本管周方向に回動させる必要がある。このような場合には、ロータリーアクチュエーター30を時計方向あるいは反時計方向に回転させて両画像をマッチングさせる。ロータリーアクチュエーター30も、時計方向、反時計方向、回転停止の各ボタン並びに各方向の微小量回転ボタンを設け、走行モーター55、75の回転と同様に、回転させてマッチング精度を向上させることができる。
上述した実施例では、車輪ボディーを回動させるのに、油圧シリンダーを用いているが、引きばねの一端を一方の車輪ボディーに取り付け、他端を他方の車輪ボディーに取り付けて、両車輪ボディーを回動させるようにしてもよい。また、上述した実施例では、ロータリーアクチュエーター30は油圧モーターであったが、ステッピングモーターやサーボモーターであってもよい。また、穿孔モーター21に、電動モーターあるいはエアモーターを用いるようにしてもよい。また、穿孔装置に搭載される穿孔刃は、上面にビットを有する径の大きな円柱状の穿孔刃21であったが、径の小さなロッド状のミリングビットであってもよい。
上述した実施例では、赤外線カメラ120による熱画像と、可視光カメラ130による画像を個々に伝送したが、赤外線カメラ120が背面にディスプレー付きのカメラである場合には、ディスプレーに表示される熱画像を可視光カメラ130で撮影して、枝管開口部11aの熱画像150と穿孔刃21の周辺画像を一つの動画像として伝送するようにしてもよい。
上述した実施例では、走行モーター55、75を穿孔装置20に搭載したコントローラー132で制御したが、作業トラック14に搭載されたコントローラー110で制御するようにしてもよい。この場合には、図12に図示した操作ボタンはコントローラー110に接続されたコンソール111に配置するようにする。
穿孔装置は、上述した実施例のものに限定されるものでなく、特許文献1、2に記載されたような穿孔刃を管長方向と周方向並びに上下方向に移動させる穿孔装置も含むものである。また、本管内を管長方向に移動する移動体は、実施例に記載されたような走行車輪を備えたものだけでなく、移動体の前後にワイヤを接続して、地上から前後のワイヤをウインチなどで巻き上げて移動体を本管内で前後させるものも含むものである。
10 本管
11 枝管
12 管ライニング材
14 作業トラック
20 穿孔装置
21 穿孔刃
23 穿孔モーター
25 昇降シリンダー
30 ロータリーアクチュエーター
40 車台
41 前方フレーム
42、43 側方フレーム
50 車輪ボディー
51、52 走行車輪
53、54 ピン
55 走行モーター
57、60 車軸
62、65 中間車輪
70 車輪ボディー
71、72 走行車輪
73、74 ピン
75 走行モーター
77 車軸
82 クランプシリンダー
100 油圧ユニット
110 コントローラー
111 コンソール
120 赤外線カメラ
130 可視光カメラ
131 支持台
132 コントローラー
133 照明ランプ
140 熱媒体
150 熱画像

Claims (10)

  1. 管ライニング材で内壁面がライニングされている本管内を走行し、本管と交差する枝管の開口部を閉塞している管ライニング材を穿孔刃により穿孔する穿孔装置であって、
    本管内を管長方向に移動する移動体と、
    前記移動体に搭載され、枝管内に投入された熱媒体により冷却ないし加熱された管ライニング材を本管側から撮影する赤外線カメラと、
    前記赤外線カメラで取得された熱画像を地上に伝送する伝送手段と、
    前記地上に伝送された熱画像に基づき生成される指令により穿孔刃を位置決めする位置決め手段と、
    を備えることを特徴とする穿孔装置。
  2. 前記熱媒体が水、冷却水、ドライアイス、又は熱湯であることを特徴とする請求項1に記載の穿孔装置。
  3. 前記移動体に穿孔刃周辺を撮影する可視光カメラが搭載され、該可視光カメラで取得された穿孔刃の画像と赤外線カメラで取得された熱画像のマッチングにより穿孔刃の位置決めが行われることを特徴とする請求項1又は2に記載の穿孔装置。
  4. 前記穿孔刃周辺が可視光を発光する照明ランプにより照明されることを特徴とする請求項3に記載の穿孔装置。
  5. 前記移動体にサーバー機能を有するコントローラーが搭載され、該コントローラーと地上のコンピュータとでネットワークが構築され、前記赤外線カメラで取得された熱画像と可視光カメラで取得された画像がライブ配信によりコンピュータに接続されたディスプレーにリアルタイムで表示されることを特徴とする請求項3又は4に記載の穿孔装置。
  6. 前記コントローラーが移動体の移動を制御することを特徴とする請求項5に記載の穿孔装置。
  7. 枝管開口部を閉塞している管ライニング材を穿孔刃を回転させて本管側から穿孔する穿孔方法であって、
    管ライニング材により閉塞された枝管内に熱媒体を投入する工程と、
    投入された熱媒体により冷却ないし加熱された管ライニング材を赤外線カメラを用いて本管側から撮影する行程と、
    赤外線カメラで取得された熱画像に基づき穿孔刃を管ライニング材により閉塞された枝管開口部に位置決めする工程と、
    を備えることを特徴とする穿孔方法。
  8. 前記熱媒体が水、冷却水、ドライアイス、又は熱湯であることを特徴とする請求項7に記載の穿孔方法。
  9. 前記水、冷却水又は熱湯がプラスチック袋に入れられ、該プラスチック袋が枝管内に投入されることを特徴とする請求項7又は8に記載の穿孔方法。
  10. 前記移動体に穿孔刃周辺を撮影する可視光カメラが搭載され、該可視光カメラで取得された穿孔刃の画像と赤外線カメラで取得された熱画像のマッチングにより穿孔刃の位置決めが行われることを特徴とする請求項7から9のいずれか1項に記載の穿孔方法。
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