JPWO2019230076A1 - 内視鏡および先端カバー - Google Patents

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Abstract

内視鏡(100)は、流体通路(13)を有する先端部材(1)と、弾性変形可能な材料よりなる第1の先端カバー(2)と、第1の先端カバー(2)よりも硬質な材料よりなる第2の先端カバー(3)と、ノズル(4)とを備えている。ノズル(4)は、流体通路(13)に連通するノズル流路部(41)と、噴出口(42)とを有している。内視鏡(100)は、更に、第1の先端カバー(2)に設けられ、ノズル(4)の少なくとも一部を構成し、且つノズル流路部(41)において湾曲した形状の流路湾曲部(41a)の少なくとも一部を構成する第1のノズル構成部(22)を備えている。装着状態では、第1のノズル構成部(22)は、第2の先端カバー(3)によって覆われている。

Description

本発明は、洗浄用のノズルを挿入部の先端部に設けた内視鏡に関する。
近年、内視鏡装置は、医療分野および工業用分野において広く用いられている。医療分野において用いられる内視鏡は、体内に挿入される細長い挿入部を具備しており、臓器の観察、処置具を用いた治療措置、内視鏡観察下における外科手術等に、広く用いられている。
挿入部の先端部には、撮像光学系の最先端に位置する観察窓が設けられていると共に、観察窓の表面を洗浄するためのノズルが設けられている。観察窓の表面に、血液、体液、汚物等が付着した場合には、ノズルから洗浄水を噴出させて、観察窓の表面に付着した付着物を除去し、その後、ノズルから空気を噴出させて、観察窓の表面に残った水滴を除去する。
ところで、血液、体液、汚物等は、観察窓の表面に付着するだけでなく、ノズルに連通する流体管路内に侵入することがある。そのため、内視鏡の使用後には、洗浄用ブラシを用いたブラッシング等によって、流体管路を確実に洗浄する必要がある。
特開平5−317235号公報には、弾力性のあるゴム製の先端カバーに、送気送水路を観察窓の方に向ける観察窓洗浄用ノズル(以下、単にノズルと記す。)が形成された内視鏡が記載されている。この内視鏡では、先端カバーを先端部本体から取り外すことにより、先端部本体に固着された送気送水チューブに管路洗浄ブラシを挿入することができる。
しかしながら、特開平5−317235号公報に記載された内視鏡では、送気送水路を観察窓の方に向けるように湾曲した流路がゴム製の部材によって形成されている。そのため、この内視鏡では、洗浄水や空気等の流体が湾曲した流路を通過する際に、流体の圧力や衝撃によって先端カバーが変形してしまうおそれがあった。先端カバーが変形すると、先端カバーと先端部本体の隙間から流体が漏れ出してノズルから噴出する流体の量が少なくなったり、ノズルの噴出口の向きがずれて観察窓に流体を吹き付けることができなくなったりして、観察窓を効果的に洗浄することができなくなるおそれがある。
そこで、本発明は、湾曲した流路を構成する先端カバーの変形を防止することができる内視鏡を提供することを目的とする。
本発明の一態様の内視鏡は、被検体内に挿入される挿入部の先端部に設けられ、流体を流通させる流体通路を有する先端部材と、弾性変形可能な材料よりなり、前記先端部材に着脱自在に取り付けられる第1の先端カバーと、前記第1の先端カバーよりも硬質な材料よりなり、前記先端部材に取り付けられる第2の先端カバーと、前記第1の先端カバーと前記第2の先端カバーが前記先端部材に取り付けられた状態である装着状態において前記流体通路に連通するノズル流路部と、前記ノズル流路部の端に位置し前記流体を外部に噴出させる噴出口とを有するノズルと、前記第1の先端カバーに設けられ、前記ノズルの少なくとも一部を構成し、且つ前記ノズル流路部において湾曲した形状の湾曲部の少なくとも一部を構成する第1のノズル構成部と、を備え、前記装着状態では、前記第1のノズル構成部は、前記第2の先端カバーによって覆われている。
本発明の第1の実施の形態に係わる内視鏡の構成を示す説明図である。 本発明の第1の実施の形態における先端部を示す斜視図である。 図2に示した先端部を分解して示す斜視図である。 図2に示した先端部を分解して示す平面図である。 本発明の第1の実施の形態における先端部材を示す側面図である。 本発明の第1の実施の形態において第1の先端カバーを第2の先端カバーに組み付けた状態を示す平面図である。 本発明の第1の実施の形態において第1および第2の先端カバーを先端部材に取り付ける途中の状態を示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態における正常な装着状態を示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態における異常な装着状態の第1の例を示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態における異常な装着状態の第2の例を示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態における取り外し治具を示す斜視図である。 本発明の第1の実施の形態において第2の先端カバーの脆弱部が破壊された状態を示す斜視図である。 本発明の第2の実施の形態における先端部を示す斜視図である。 図13に示した先端部を分解して示す斜視図である。 本発明の第2の実施の形態における先端部材を示す平面図である。 本発明の第2の実施の形態における先端部材を示す側面図である。 本発明の第2の実施の形態において第1および第2の先端カバーを先端部材に取り付ける途中の状態を示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態における装着状態を示す断面図である。 本発明の第3の実施の形態における先端部を示す斜視図である。 図19に示した先端部を分解して示す斜視図である。 本発明の第3の実施の形態において第1および第2の先端カバーを先端部材に取り付ける途中の状態を示す断面図である。 本発明の第3の実施の形態における装着状態を示す断面図である。 視野方向が直視の内視鏡の挿入部の先端部を示す斜視図である。 図23に示した先端部の先端部材、第1の先端カバーおよび第2の先端カバーを分解して示す斜視図である。 図24に示した第1および第2の先端カバーを先端部材に取り付ける前の状態を示す断面図である。 図24に示した第1および第2の先端カバーが先端部材に取り付けられた状態を示す断面図である。 図24に示した第1および第2の先端カバーを先端部材から取り外す際に用いられる取り外し治具を示す斜視図である。 図24に示した第2の先端カバーの脆弱部が破壊された状態を示す斜視図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。
[第1の実施の形態]
(内視鏡の構成)
始めに、本発明の第1の実施の形態に係わる内視鏡の概略の構成について説明する。図1は、本実施の形態に係わる内視鏡100の構成を示す説明図である。内視鏡100は、視野方向が側視または斜視の内視鏡として構成されている。内視鏡100は、被検体内に挿入される挿入部110と、挿入部110の基端に連接された操作部120と、操作部120から延出するユニバーサルコード130と、ユニバーサルコード130の先端に設けられたコネクタ140とを備えている。
挿入部110は、細長い形状を有すると共に、挿入部110の先端に位置する先端部111と、湾曲自在に構成された湾曲部112と、可撓性を有する可撓管部113とを含んでいる。先端部111、湾曲部112および可撓管部113は、挿入部110の先端側からこの順に連接されている。
先端部111には、観察のための光学部材である撮像光学系および照明光学系と、撮像装置と、挿入部110の内部に設けられた処置具チャンネルの開口部である処置具導出口114と、処置具を起上する起上台115とが設けられている。なお、図1では、起上台115のみを図示している。処置具導出口114は、後で説明する図3等に示されている。処置具導出口114は、吸引口を兼ねている。撮像装置は、被写体を撮像する撮像素子を含んでいる。
また、内視鏡100は、更に、先端部111を構成する先端部材1、第1の先端カバー2、第2の先端カバー3およびノズル4を備えている。先端部材1は、先端部111に設けられており、先端部111の主要部分を構成する。第1の先端カバー2と第2の先端カバー3は、先端部材1に取り付けられる。ノズル4は、後で説明する図2等に示されている。先端部材1、第1の先端カバー2、第2の先端カバー3およびノズル4については、後で詳しく説明する。
操作部120は、把持部121を有している。把持部121は、可撓管部113の基端に連接されている。また、把持部121には、前記の処置具チャンネルに連通する処置具挿入口122が設けられている。
また、操作部120には、2つの湾曲操作ノブ123,124と、固定レバー125が設けられている。挿入部110の湾曲部112は、湾曲操作ノブ123,124の回動操作によって、例えば、上下左右の4方向に湾曲されるように構成されている。固定レバー125は、湾曲操作ノブ123,124を、所望の回動位置において固定する。
操作部120には、更に、起上台操作レバー126が設けられている。挿入部110および操作部120の内部には、起上台115および起上台操作レバー126に接続された起上台操作ワイヤ(以下、単にワイヤと記す。)116が設けられている。起上台操作レバー126は、ワイヤ116の牽引および弛緩を操作する。ワイヤ116が起上台操作レバー126によって牽引および弛緩されることによって、起上台115が起伏および倒伏する。
操作部120には、更に、送気送水ボタン127、吸引ボタン128および洗浄チューブ取付口金129が設けられている。送気送水ボタン127は、内視鏡100の送気機能および送水機能を制御するボタンである。吸引ボタン128は、内視鏡100の吸引機能を制御するボタンである。
内視鏡100は、コネクタ140を介して、図示しない送気送液装置、光源装置およびプロセッサ等の外部装置に接続される。コネクタ140には、コネクタ140の側部から延出する信号伝達ケーブル150が設けられている。信号伝達ケーブル150の先端には、プロセッサに接続される電気コネクタ151が設けられている。
(先端部の構成)
次に、図2ないし図5を参照して、先端部111の構成について詳しく説明する。図2は、先端部111を示す斜視図である。図3は、先端部111を分解して示す斜視図である。図4は、先端部111を分解して示す平面図である。図5は、先端部材1を示す側面図である。図2では、挿入部110の挿入軸X(挿入部110の中心軸)を、一点鎖線で示している。図3および図4では、図2に示した挿入軸Xに平行な方向に、先端部材1、第1の先端カバー2および第2の先端カバー3を分離して描いている。
先端部材1は、例えば、ステンレス等の金属材料によって形成されている。第1の先端カバー2は、弾性変形可能な材料よりなり、先端部材1に着脱自在に取り付けられる。第2の先端カバー3は、第1の先端カバー2よりも硬質な材料よりなり、先端部材1に取り付けられる。
第1の先端カバー2を形成する材料としては、例えばシリコンゴム等のゴム材料が用いられる。第2の先端カバー3を形成する材料としては、例えばポリサルフォン等の樹脂材料が用いられる。また、処置具として高周波電気メス等の高周波処置具を使用する場合に、高周波電流が挿入部110の外部に漏れることを防止するために、第1の先端カバー2と第2の先端カバー3は、いずれも、材料に関する前述の要件を満たす絶縁材料によって形成されていることが好ましい。
以下、先端部材1の構成について説明する。図2ないし図5に示したように、先端部材1は、挿入部110の挿入軸Xに対して平行な側面1aを有している。先端部材1の側面1aには、撮像光学系の最先端に位置する観察窓11と、照明光学系の最先端に位置する照明窓12が設けられている。観察窓11と照明窓12は、挿入部110の挿入軸Xに沿って並ぶように配置されている。
本実施の形態におけるノズル4は、観察窓11および照明窓12の表面を洗浄するためものであり、観察窓11および照明窓12に対して所定の流体を吹き付けることができるように構成されている。所定の流体は、例えば、洗浄水と空気である。図2ないし図5に示したように、先端部材1は、更に、上記の所定の流体を流通させる流体通路13と、ノズル4の一部を構成する第2のノズル構成部14とを有している。流体通路13は、流体通路13の端に位置する開口13aを有すると共に、挿入部110の内部に設けられた送気送水管路119に連通している。第2のノズル構成部14は、先端部材1の側面1aから突出し且つ流体通路13の開口13aを挟むように配置された2つの部分を含んでいる。
図3に示したように、先端部材1は、更に、回転軸15を有している。起上台115は、回転軸15に、回動可能に固定されている。先端部材1には、起上台115によって起上される処置具が導出される処置具導出口114が設けられている。処置具導出口114と起上台115は、挿入部110の挿入軸Xに沿って並ぶように配置されている。起上台115は、例えば、ステンレス等の金属材料によって形成されている。
図3および図4に示したように、ワイヤ116の先端には、ワイヤ端末部材117が設けられている。ワイヤ116は、ワイヤ端末部材117を介して起上台115に接続されている。起上台115は、ワイヤ116が牽引および弛緩されると、回転軸15の軸周り方向に起伏および倒伏する。なお、起上台115とワイヤ端末部材117は、ワイヤ端末部材117が起上台115に対して着脱自在に接続されるように構成されていてもよい。
図3ないし図5に示したように、先端部材1は、更に、規制凹部16と、係止ピン17とを有している。規制凹部16と係止ピン17は、先端部材1の外周部のうち、側面1aを除いた部分に設けられている。規制凹部16は、挿入部110の挿入軸Xに沿って先端部材1の外周部に形成された溝部である。係止ピン17は、先端部材1の外周部から突出する凸部である。
図3に示したように、先端部材1は、更に、先端部材1における湾曲部112側の端に位置する基端部18を有している。図3ないし図5に示したように、基端部18の外周部には、絶縁材料よりなる絶縁リング118が設けられている。絶縁リング118を形成する絶縁材料としては、例えば、樹脂材料やセラミック材料が用いられる。
次に、第1の先端カバー2の構成について説明する。図2ないし図4に示したように、第1の先端カバー2は、両端が開口した円筒形状の筒状部21と、ノズル4の少なくとも一部を構成する第1のノズル構成部22と、筒状部21と第1のノズル構成部22とを連結する連結部23とを有している。図3では、筒状部21、第1のノズル構成部22および連結部23の境界を点線で示している。本実施の形態では、第1のノズル構成部22は、ノズル4の一部を構成するものであり、板状の形状を有している。また、第1のノズル構成部22は、筒状部21の中心軸に平行な方向の端に位置する端面22aを有している。
筒状部21は、第2の先端カバー3の一部と係合する溝部21aを有している。溝部21aは、筒状部21の内周部において、筒状部21の軸周り方向に形成されている。連結部23は、筒状部21の内周部と第1のノズル構成部22とを連結している。
次に、第2の先端カバー3の構成について説明する。図2ないし図4に示したように、第2の先端カバー3は、先端部材1を覆うような筒状の形状を有している。また、第2の先端カバー3は、基端部31と先端部32とを有している。
また、図2ないし図4に示したように、第2の先端カバー3は、更に、先端部32に設けられた開口部33を有している。開口部33は、ノズル4の一部、観察窓11および照明窓12を露出させるためのものであり、且つ、起上台115によって起上される処置具を導出させるためのものである。本実施の形態では、ノズル4の一部として、開口部33から、第1の先端カバー2の第1のノズル構成部22と、先端部材1の第2のノズル構成部14が露出する。
図3および図4に示したように、第2の先端カバー3は、更に、先端部材1の規制凹部16に嵌合する規制凸部34を有している。規制凸部34は、第2の先端カバー3の中心軸に沿って第2の先端カバー3の内周部に形成された突起部である。
また、図3および図4に示したように、第2の先端カバー3は、更に、脆弱部35を有している。脆弱部35は、先端部材1から第2の先端カバー3を取り外す際に破壊可能な部分である。以下、脆弱部35を構成する部分について具体的に説明する。基端部31には、第2の先端カバー3の中心軸に沿って形成された切り込み部36が設けられている。また、先端部32には、切り込み部36の近傍において、第2の先端カバー3の中心軸に沿って形成された切り込み部37が設けられている。脆弱部35は、切り込み部36と切り込み部37との間の部分によって構成されている。
なお、図3に示したように、基端部31には、切り込み部36以外の複数の切り込み部も設けられている。
図3および図4に示したように、第2の先端カバー3は、更に、基端部31に設けられた係合孔38、係合部39および組み付け口40を有している。係合孔38は、第1の先端カバー2の係止ピン17に係合する孔である。係合部39は、第1の先端カバー2に設けられた溝部21aに係合する部分である。組み付け口40は、第1の先端カバー2と第2の先端カバー3を先端部材1に取り付ける際に、第1の先端カバー2の第1のノズル構成部22を通すための孔である。なお、図3では、組み付け口40を省略している。
(第1および第2の先端カバーの取り付け手順)
次に、第1の先端カバー2と第2の先端カバー3を先端部材1に取り付ける手順(以下、取り付け手順と言う。)について説明する。取り付け手順では、まず、第1の先端カバー2の第1のノズル構成部22を第2の先端カバー3の組み付け口40に通しながら、第2の先端カバー3の係合部39を第1の先端カバー2の溝部21aに係合させることによって、第1の先端カバー2を第2の先端カバー3に組み付ける(図3および図4参照)。図6は、第1の先端カバー2を第2の先端カバー3に組み付けた状態を示している。
図6に示した状態では、第1の先端カバー2の第1のノズル構成部22は、第2の先端カバー3の先端部32によって覆われている。また、第2の先端カバー3の基端部31(図3および図4参照)は、第1の先端カバー2の筒状部21によって覆われている。
取り付け手順では、次に、先端部材1の規制凹部16と第2の先端カバー3の規制凸部34の位置を合わせて、規制凹部16に規制凸部34を挿入しながら、一体化した第1および第2の先端カバー2,3を先端部材1に組み付ける(図3ないし図5参照)。図7は、第1および第2の先端カバー2,3を先端部材1に取り付ける途中の状態を示している。図7において、記号Dを付した矢印は、第1および第2の先端カバー2,3の挿入方向を示している。
規制凹部16と規制凸部34は、第1および第2の先端カバー2,3を先端部材1に取り付ける際に、第1および第2の先端カバー2,3が、図2に示した挿入部110の挿入軸Xの軸周り方向に回転しないように、第1および第2の先端カバー2,3の姿勢を規制する機能を有している。
取り付け手順では、次に、図7に示した状態から、第1および第2の先端カバー2,3を矢印Dの方向に押し込んで、第2の先端カバー3の係合孔38を先端部材1の係止ピン17に係合させる(図3および図4参照)。これにより、第1および第2の先端カバー2,3が先端部材1に固定されて、第1および第2の先端カバー2,3の取り付けが完了する。また、第1および第2の先端カバー2,3が先端部材1に取り付けられることにより、第1の先端カバー2の第1のノズル構成部22が、先端部材1の第2のノズル構成部14に密着する(図3ないし図5参照)。これにより、ノズル4が完成する。
以下、第1の先端カバー2と第2の先端カバー3が先端部材1に取り付けられた状態を、装着状態と言う。図2および図8は、正常な装着状態を示している。この状態では、ノズル4が正常に形成されている。
図9は、異常な装着状態の第1の例を示している。図10は、異常な装着状態の第2の例を示している。第1の例と第2の例のいずれにおいても、第1のノズル構成部22が変形し、ノズル4が正常に形成されていない。第1の例では、第1のノズル構成部22の端面22aが、ノズル4の奥側(図9における右側)に引っ込んでいる。第2の例では、ノズル4の奥側において第1のノズル構成部22が変形し、その結果、第1の先端カバー2の筒状部21の外周部が盛り上がっている。
なお、装着状態では、第1の先端カバー2の第1のノズル構成部22は、第2の先端カバー3によって覆われている。また、装着状態では、第1の先端カバー2の筒状部21は、先端部材1の係止ピン17と第2の先端カバー3の係合孔38が係合した部分(図3および図4参照)を覆っており、この部分を保護している。また、装着状態では、筒状部21は、絶縁リング118(図3ないし図5参照)に密着している。また、装着状態では、第1の先端カバー2の一部が露出する。本実施の形態では、第1の先端カバー2の一部として、筒状部21と、第1のノズル構成部22の一部である端面22aが露出する。
(ノズルの構成)
次に、図2および図8を参照して、ノズル4の構成について詳しく説明する。ノズル4は、装着状態において先端部材1の流体通路13に連通するノズル流路部41と、ノズル流路部41の端に位置する噴出口42とを有している。噴出口42は、観察窓11および照明窓12に対して吹き付ける所定の流体を外部に噴出させる。
噴出口42の少なくとも一部は、第1のノズル構成部22によって構成される。本実施の形態では、ノズル流路部41と噴出口42は、いずれも、第1のノズル構成部22と第2のノズル構成部14によって構成されている。
図8に示したように、ノズル流路部41は、湾曲した形状の湾曲部として流路湾曲部41aを含んでいる。流路湾曲部41aでは、ノズル流路部41を流れる流体の進行方向が変化する。ここで、ノズル流路部41において、流体通路13から流路湾曲部41aに向かって流体が直進する第1の流路と、流路湾曲部41aから噴出口42に向かって流体が直進する第2の流路を想定する。図8に示した例では、第1の流路の中心軸を含む仮想の直線に対して第2の流路の中心軸がなす角度は鋭角である。この角度は、例えば30°である。
第1のノズル構成部22は、流路湾曲部41aの少なくとも一部を構成する。本実施の形態では、第1のノズル構成部22は、その一部が、ノズル流路部41の内周面の一部であって図8における上側の面を構成する面を有している。以下、ノズル流路部41の図8における上側の面を、上面と言う。また、ノズル流路部41の上面を構成する第1のノズル構成部22の面も、上面と言う。第1のノズル構成部22の上面は、湾曲した形状の湾曲部分を含んでいる。流路湾曲部41aは、第1のノズル構成部22の上面の湾曲部分によって構成されている。
また、図2および図8に示したように、装着状態では、第1のノズル構成部22は、第2の先端カバー3と第2のノズル構成部14に挟まれて、その位置が規制されている。本実施の形態では特に、装着状態では、第1のノズル構成部22の少なくとも一部は、挿入部110の挿入軸Xに垂直な断面において、第2の先端カバー3と第2のノズル構成部14との間に位置している。
(第1および第2の先端カバーの取り外し手順)
次に、第1の先端カバー2と第2の先端カバー3を先端部材1から取り外す手順(以下、取り外し手順と言う。)について説明する。取り外し手順では、図11に示した取り外し治具300が用いられる。取り外し治具300は、一端が開口した筒形状の筒状部301と、筒状部301に連結された把持部302と、筒状部301の内部に形成された突起である爪部303とを備えている。なお、図11では、筒状部301を二点鎖線で描いている。筒状部301の内径は、第2の先端カバー3の先端部32における先端側の部分の外径よりも大きい。爪部303は、第2の先端カバー3の先端部32に設けられた開口部33に引っ掛かるように構成されている。
以下、図2、図3および図11を参照して、取り外し手順について説明する。取り外し手順では、まず、取り外し治具300の爪部303が第2の先端カバー3の開口部33に引っ掛かるように、取り外し治具300の筒状部301を先端部111に被せる。次に、爪部303が開口部33に引っ掛かった状態で、取り外し治具300を挿入部110の挿入軸Xの軸周り方向に回転させる。挿入部110の先端側から挿入軸Xに平行な方向に先端部111を見たときの、取り外し治具300の回転方向は、例えば反時計回り方向である。これにより、第2の先端カバー3における切り込み部36と切り込み部37の間の部分すなわち脆弱部35が破壊される。図12は、脆弱部35が破壊された状態を示している。
また、脆弱部35が破壊されると、第2の先端カバー3の係合孔38が、先端部材1の係止ピン17から外れる。取り外し手順では、次に、取り外し治具300を先端部111から外す。次に、第1の先端カバー2と、脆弱部35が破壊された第2の先端カバー3を、先端部材1から引き抜く。これにより、第1の先端カバー2と第2の先端カバー3が、先端部材1から取り外される。
(作用および効果)
次に、本実施の形態に係わる内視鏡100の作用および効果について説明する。本実施の形態に係わる内視鏡100は、弾性変形可能な材料よりなる第1の先端カバー2と、第1の先端カバー2に設けられた第1のノズル構成部22とを備えている。本実施の形態では、第1のノズル構成部22によって、ノズル4のノズル流路部41において湾曲した形状の流路湾曲部41aが構成されている。装着状態では、第1のノズル構成部22は、第1の先端カバー2よりも硬質な材料よりなる第2の先端カバー3によって覆われている。これにより、本実施の形態によれば、第1の先端カバー2が他の部材によって覆われていない場合や、第2の先端カバー3が第1の先端カバー2と同じ材料によって形成されている場合に比べて、第1の先端カバー2が変形することを防止することができる。すなわち、本実施の形態によれば、洗浄水や空気等の流体が流路湾曲部41aを通過する際に、流体の圧力や衝撃によって、第1のノズル構成部22が変形することを防止することができる。これにより、本実施の形態によれば、ノズル4から噴出する流体の量が減少することを防止することができ、観察窓11および照明窓12の洗浄能力が低下することを防止することができる。
本実施の形態では特に、第1のノズル構成部22によって、ノズル4の噴出口42の一部も構成されている。本実施の形態によれば、上述のように、第1のノズル構成部22が変形することを防止することにより、噴出口42が変形することを防止することができる。その結果、本実施の形態によれば、噴出口42から噴出する流体の向きがずれることを防止することができ、これにより、観察窓11および照明窓12の洗浄能力が低下することを防止することができる。
また、本実施の形態に係わる内視鏡100は、更に、先端部材1に設けられ、ノズル4の他の一部を構成する第2のノズル構成部14を備えている。本実施の形態では、ノズル4のノズル流路部41と噴出口42は、第1のノズル構成部22と第2のノズル構成部14によって構成されている。装着状態では、第1のノズル構成部22は、第2の先端カバー3と第2のノズル構成部14に挟まれて、その位置が規制されている。本実施の形態では、第1の先端カバー2は、弾性変形可能な材料によって形成されていることから、第1のノズル構成部22を第2の先端カバー3と第2のノズル構成部14に密着させることができる。これにより、本実施の形態によれば、第1のノズル構成部22と第2の先端カバー3および第2のノズル構成部14との間の隙間から流体が漏れることを防止することができる。
また、本実施の形態では、第2の先端カバー3の脆弱部35を破壊して、第1および第2の先端カバー2,3を先端部材1から取り外す。これにより、本実施の形態によれば、第2の先端カバー3を先端部材1から取り外す際に、第2のノズル構成部14に不要な外力が印加されることを防止することができ、その結果、第2のノズル構成部14が変形したり破壊されたりすることを防止することができる。
なお、本実施の形態では、第1の先端カバー2は、弾性変形可能な材料によって形成されていることから、第1の先端カバー2を先端部材1から取り外す際に、第2のノズル構成部14に不要な外力が印加されにくくなる。
また、本実施の形態では、装着状態では、第1の先端カバー2の一部、具体的には、第1の先端カバー2の筒状部21と第1のノズル構成部22の端面22aが露出する。もし、異常な装着状態であれば、図9および図10に示したように、第1の先端カバー2の一部の位置や形状が、図8に示した正常な装着状態から変化してしまう。従って、本実施の形態によれば、装着状態において露出した第1の先端カバー2の一部を観察することにより、第1および第2の先端カバー2,3が先端部材1に正常に取り付けられたか否かを確認することができる。これにより、本実施の形態によれば、ノズル4が正常に形成されたか否かを確認することができる。
ところで、第1および第2の先端カバー2,3とは別に、観察窓11および照明窓12を洗浄するためのノズルを設けた場合、内視鏡100の使用後にノズルを取り忘れたり、ノズルを取り忘れることによって流体通路13の洗浄を忘れたりするという問題が発生するおそれがある。これに対し、本実施の形態では、ノズル4は、第1の先端カバー2に設けられた第1のノズル構成部22と先端部材1に設けられた第2のノズル構成部14によって構成されている。これにより、本実施の形態によれば、上記の問題が発生することを防止することができる。また、本実施の形態によれば、上記の場合に比べて、部品点数を少なくすることができると共に、ノズルを取り付ける作業を省略して、作業工数を少なくすることができる。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。始めに、図13ないし図16を参照して、本実施の形態に係わる内視鏡100の構成について説明する。図13は、本実施の形態における先端部を示す斜視図である。図14は、図13に示した先端部を分解して示す斜視図である。図15は、本実施の形態における先端部材を示す平面図である。図16は、本実施の形態における先端部材を示す側面図である。
本実施の形態に係わる内視鏡100の構成は、以下の点で第1の実施の形態と異なっている。本実施の形態では、先端部材1には、第1の実施の形態における第2のノズル構成部14が設けられていない。また、第1の先端カバー2は、第1の実施の形態における第1のノズル構成部22の代わりに、第1のノズル構成部24を有している。本実施の形態におけるノズル4は、その全体が、第1のノズル構成部24によって構成されている。
また、本実施の形態では、第1の先端カバー2の連結部23は、第1の先端カバー2の筒状部21の内周部と第1のノズル構成部24とを連結している。図14では、筒状部21、連結部23および第1のノズル構成部24の境界を点線で示している。第1のノズル構成部24は、筒状部21から最も遠い端面24aを有している。
なお、図13では、挿入部110の挿入軸X(挿入部110の中心軸)を、一点鎖線で示している。図14では、図13に示した挿入軸Xに平行な方向に、先端部材1、第1の先端カバー2および第2の先端カバー3を分離して描いている。本実施の形態におけるノズル4の構成については、後で説明する。
次に、本実施の形態における取り付け手順について簡単に説明する。本実施の形態における取り付け手順は、基本的には、第1の実施の形態における取り付け手順と同じである。ただし、本実施の形態では、第1の先端カバー2を第2の先端カバー3に組み付ける際には、第1の先端カバー2の第1のノズル構成部24を第2の先端カバー3の組み付け口40(図4参照)に通しながら、第1の先端カバー2を第2の先端カバー3に組み付ける。
図17は、第1および第2の先端カバー2,3を先端部材1に取り付ける途中の状態を示している。図13および図18は、第1の先端カバー2と第2の先端カバー3が先端部材1に取り付けられた状態、すなわち装着状態を示している。
次に、図18を参照して、本実施の形態におけるノズル4の構成について説明する。第1の実施の形態で説明したように、ノズル4は、装着状態において先端部材1の流体通路13に連通するノズル流路部41と、ノズル流路部41の端に位置する噴出口42とを有している。本実施の形態では、ノズル流路部41の全体が、第1の先端カバー2の第1のノズル構成部24に形成された管路によって構成されている。装着状態では、第1のノズル構成部24の上記管路は、流体通路13に連通する。また、本実施の形態では、噴出口42は、第1のノズル構成部24の端面24aに形成されている。
また、第1の実施の形態で説明したように、ノズル流路部41は、湾曲した形状の流路湾曲部41aを含んでいる。本実施の形態では、流路湾曲部41aの全体が、第1のノズル構成部24の上記管路によって構成されている。
図13および図18に示したように、装着状態では、第1のノズル構成部24は、第2の先端カバー3によって覆われている。また、装着状態では、第1のノズル構成部24は、第2の先端カバー3と先端部材1に挟まれて、その位置が規制されている。本実施の形態では特に、装着状態では、第1のノズル構成部24の少なくとも一部は、挿入部110の挿入軸Xに垂直な断面において、第2の先端カバー3と先端部材1との間に位置している。
本実施の形態におけるその他の構成、作用および効果は、第1の実施の形態と同様である。
[第3の実施の形態]
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。始めに、図19および図20を参照して、本実施の形態に係わる内視鏡100の構成について説明する。図19は、本実施の形態における先端部を示す斜視図である。図20は、図19に示した先端部を分解して示す斜視図である。
本実施の形態に係わる内視鏡100の構成は、以下の点で第1の実施の形態と異なっている。本実施の形態では、第1の先端カバー2は、第1の実施の形態における第1のノズル構成部22の代わりに、第1のノズル構成部25を有している。第1のノズル構成部25は、本実施の形態におけるノズル4の一部を構成する。
また、本実施の形態では、第1の先端カバー2の連結部23は、第1の先端カバー2の筒状部21の内周部と第1のノズル構成部25とを連結している。図20では、筒状部21、連結部23および第1のノズル構成部25の境界を点線で示している。第1のノズル構成部25は、筒状部21の中心軸に平行な方向の端に位置する端面25aを有している。
また、本実施の形態に係わる内視鏡100は、第2の先端カバー3に設けられ、本実施の形態におけるノズル4の他の一部を構成する第3のノズル構成部32aを備えている。第3のノズル構成部32aは、第2の先端カバー3の先端部32の一部である。
なお、図19では、挿入部110の挿入軸X(挿入部110の中心軸)を、一点鎖線で示している。図20では、図19に示した挿入軸Xに平行な方向に、先端部材1、第1の先端カバー2および第2の先端カバー3を分離して描いている。本実施の形態におけるノズル4の構成については、後で説明する。
次に、本実施の形態における取り付け手順について簡単に説明する。本実施の形態における取り付け手順は、基本的には、第1の実施の形態における取り付け手順と同じである。ただし、本実施の形態では、第1の先端カバー2を第2の先端カバー3に組み付ける際には、第1の先端カバー2の第1のノズル構成部25を第2の先端カバー3の組み付け口40(図4参照)に通しながら、第1の先端カバー2を第2の先端カバー3に組み付ける。
図21は、第1および第2の先端カバー2,3を先端部材1に取り付ける途中の状態を示している。図19および図22は、第1の先端カバー2と第2の先端カバー3が先端部材1に取り付けられた状態、すなわち装着状態を示している。
装着状態では、第1の先端カバー2の一部が露出する。本実施の形態では、第1の先端カバー2の一部として、筒状部21が露出する。また、第2の先端カバー3の第3のノズル構成部32aは、先端部32のうち、装着状態において第1のノズル構成部25の端面25aに接する部分によって構成されている。
次に、図20および図22を参照して、本実施の形態におけるノズル4の構成について説明する。第1の実施の形態で説明したように、ノズル4は、装着状態において先端部材1の流体通路13に連通するノズル流路部41と、ノズル流路部41の端に位置する噴出口42とを有している。本実施の形態では、ノズル流路部41は、第1の先端カバー2の第1のノズル構成部25、先端部材1の第2のノズル構成部14および第2の先端カバー3の第3のノズル構成部32aによって構成されている。
また、本実施の形態では、噴出口42は、第3のノズル構成部32aによって構成されている。
また、第1の実施の形態で説明したように、ノズル流路部41は、湾曲した形状の流路湾曲部41aを含んでいる。本実施の形態では、第1のノズル構成部25は、その一部がノズル流路部41の上面を構成する面を有している。以下、ノズル流路部41の上面を構成する第1のノズル構成部25の面も、上面と言う。第1のノズル構成部25の上面は、湾曲した形状の湾曲部分を含んでいる。流路湾曲部41aは、第1のノズル構成部25の上面の湾曲部分によって構成されている。
図22に示したように、装着状態では、第1のノズル構成部25は、第2の先端カバー3によって覆われている。また、装着状態では、第1のノズル構成部25は、第2の先端カバー3と第2のノズル構成部14に挟まれて、その位置が規制されている。本実施の形態では特に、装着状態では、第1のノズル構成部25の少なくとも一部は、挿入部110の挿入軸Xに垂直な断面において、第2の先端カバー3と第2のノズル構成部14との間に位置している。
本実施の形態におけるその他の構成、作用および効果は、第1の実施の形態と同様である。
[その他の形態]
ところで、上記各実施の形態では、視野方向が側視または斜視の内視鏡を例にとって説明してきた。上記各実施の形態における脆弱部35と同様の構造は、視野方向が直視の内視鏡に用いられる先端カバーにも適用することができる。そこで、以下、視野方向が直視の内視鏡に関する形態について説明する。
(内視鏡の構成)
始めに、図23および図24を参照して、内視鏡の構成について説明する。図23は、視野方向が直視の内視鏡の先端部を示す斜視図である。図24は、図23に示した先端部を分解して示す斜視図である。図23に示した内視鏡は、被検体内に挿入される挿入部200を備えている。挿入部200は、細長い形状を有すると共に、挿入部200の先端に位置する先端部210と、湾曲自在に構成された湾曲部220と、可撓性を有する可撓管部とを含んでいる。先端部210、湾曲部220および可撓管部は、挿入部200の先端側からこの順に連接されている。
先端部210には、観察のための光学部材である撮像光学系および照明光学系と、撮像装置と、挿入部200の内部に設けられた処置具チャンネルの開口部である処置具導出口214と、前方送水口215とが設けられている。撮像装置は、被写体を撮像する撮像素子を含んでいる。
また、内視鏡は、更に、先端部210を構成する先端部材201、第1の先端カバー202、第2の先端カバー203およびノズル204を備えている。先端部材201は、先端部210の主要部分を構成する。第1の先端カバー202と第2の先端カバー203は、先端部材201に取り付けられる。先端部材201は、例えば、ステンレス等の金属材料によって形成されている。
なお、図23では、挿入部200の挿入軸X(挿入部200の中心軸)を、一点鎖線で示している。図24では、図23に示した挿入軸Xに平行な方向に、先端部材201、第1の先端カバー202および第2の先端カバー203を分離して描いている。
第1の先端カバー202は、弾性変形可能な材料よりなり、先端部材201に着脱自在に取り付けられる。第2の先端カバー203は、第1の先端カバー202よりも硬質な材料よりなり、先端部材201に取り付けられる。第1の先端カバー202は、例えば、第1の実施の形態おける第1の先端カバー2と同じ材料によって形成されている。第2の先端カバー203は、例えば、第1の実施の形態おける第2の先端カバー3と同じ材料によって形成されている。
図23および図24に示したように、先端部材201は、挿入部200の挿入軸Xな方向に延びる略円柱形状を有しており、挿入部200の挿入軸Xに対して垂直な端面201aを有している。先端部材201の端面201aには、撮像光学系の最先端に位置する観察窓211と、照明光学系の最先端に位置する2つの照明窓212A,212Bが設けられている。
ノズル204は、観察窓211の表面を洗浄するためものであり、観察窓211に対して所定の流体を吹き付けることができるように構成されている。所定の流体は、例えば、洗浄水と空気である。図24に示したように、先端部材201は、更に、上記の所定の流体を流通させる流体通路213を有している。流体通路213は、挿入部200の内部に設けられた送気送水管路219に連通している。なお、送気送水管路219は、後で説明する図25等に示されている。
図24に示したように、先端部材201は、更に、規制凹部216と、係止ピン217とを有している。規制凹部216と係止ピン217は、先端部材201の外周部に設けられている。規制凹部216は、挿入部200の挿入軸Xに沿って先端部材201の外周部に形成された溝部である。係止ピン217は、先端部材201の外周部から突出する凸部である。
また、図24に示したように、先端部材201の基端部には、絶縁材料よりなる絶縁リング218が設けられている。絶縁リング218は、例えば、第1の実施の形態における絶縁リング118と同じ材料によって形成されている。
また、図24に示したように、第1の先端カバー202は、両端が開口した円筒形状の筒状部221と、後述する装着状態において流体通路213に連通する流路接続部222とを有している。筒状部221は、第2の先端カバー203の一部と係合する溝部221aを有している。溝部221aは、筒状部221の内周部において、筒状部221の軸周り方向に形成されている。
また、図24に示したように、第2の先端カバー203は、両端が開口した円筒形状の筒状部231と、筒状部231に連結されたノズル構成部232とを有している。本実施の形態では、ノズル204の全体が、ノズル構成部232によって構成されている。ノズル204の構成については、後で説明する。
図23および図24に示したように、第2の先端カバー203は、更に、先端部材201の規制凹部216に嵌合する規制凸部234を有している。規制凸部234は、第2の先端カバー203の中心軸に沿って第2の先端カバー203の内周部に形成された突起部である。
また、図24に示したように、第2の先端カバー203は、更に、脆弱部235を有している。脆弱部235は、先端部材201から第2の先端カバー203を取り外す際に破壊可能な部分である。以下、脆弱部235を構成する部分について具体的に説明する。第2の先端カバー203には、第2の先端カバー203の中心軸に沿って形成され、且つ中心軸に沿って並ぶように配置された2つの切り込み部236,237が設けられている。脆弱部235は、切り込み部236と切り込み部237との間の部分によって構成されている。
また、図24に示したように、第2の先端カバー203は、更に、係合孔238、係合部239および組み付け口240を有している。係合孔238は、先端部材201の係止ピン217に係合する孔である。係合部239は、第2の先端カバー203において相対的に外径が大きい部分であり、第1の先端カバー202に設けられた溝部221aに係合する部分である。組み付け口240は、第1の先端カバー202と第2の先端カバー203を先端部材201に取り付ける際に、第1の先端カバー202の流路接続部222およびその近傍の部分を通すための孔である。
(第1および第2の先端カバーの取り付け手順)
次に、第1の先端カバー202と第2の先端カバー203を先端部材201に取り付ける手順(以下、取り付け手順と言う。)について説明する。取り付け手順では、まず、第1の先端カバー202の流路接続部222およびその近傍の部分を第2の先端カバー203の組み付け口240に通しながら、第2の先端カバー203の係合部239を第1の先端カバー202に設けられた溝部221aに係合させることによって、第1の先端カバー202を第2の先端カバー203に組み付ける(図24参照)。
次に、先端部材201の規制凹部216と第2の先端カバー203の規制凸部234の位置を合わせて、規制凹部216に規制凸部234を挿入しながら、一体化した第1および第2の先端カバー202,203を先端部材201に組み付ける(図24参照)。図25は、第1および第2の先端カバー202,203を先端部材201に取り付ける前の状態を示している。図25において、記号Dを付した矢印は、第1および第2の先端カバー202,203の挿入方向を示している。
規制凹部216と規制凸部234は、第1および第2の先端カバー202,203を先端部材201に取り付ける際に、第1および第2の先端カバー202,203が、図23に示した挿入部200の挿入軸Xの軸周り方向に回転しないように、第1および第2の先端カバー202,203の姿勢を規制する機能を有している。
取り付け手順では、次に、先端部材201に組み付けた第1および第2の先端カバー202,203を図25に示した矢印Dの方向に押し込んで、第2の先端カバー203の係合孔238を先端部材201の係止ピン217に係合させる(図24参照)。これにより、第1および第2の先端カバー202,203が先端部材201に固定されて、第1および第2の先端カバー202,203の取り付けが完了する。図23および図26は、第1の先端カバー202と第2の先端カバー203が先端部材201に取り付けられた状態、すなわち装着状態を示している。
なお、装着状態では、第1の先端カバー202の筒状部221は、先端部材201の係止ピン217と第2の先端カバー203の係合孔238が係合した部分を覆っており、この部分を保護している。また、装着状態では、筒状部221は、絶縁リング218(図24参照)に密着している。
(ノズルの構成)
次に、図26を参照して、ノズル204の構成について詳しく説明する。ノズル204は、ノズル流路部241と、ノズル流路部241の端に位置する噴出口242とを有している。ノズル流路部241は、その一部が湾曲した形状を有し、装着状態において第1の先端カバー202の流路接続部222に連通する。流路接続部222は、装着状態において先端部材201の流体通路213に連通する。噴出口242は、観察窓211に対して吹き付ける所定の流体を外部に噴出させる。
図26に示したように、装着状態では、ノズル流路部241は、弾性変形可能な材料よりなる第1の先端カバー202を介して、先端部材201の流体通路213に接続される。第1の先端カバー202が流体通路213およびノズル流路部241の周囲に密着することにより、流体が漏れることを防止することができる。
なお、本形態では、ノズル204の全体が、第2の先端カバー203の一部であるノズル構成部232によって構成されている。もし、第2の先端カバー203が、第1の先端カバー202と同様に、弾性変形可能な材料によって形成されていると、洗浄水や空気等の流体がノズル流路部241を通過する際に、流体の圧力や衝撃によって、ノズル構成部232すなわちノズル204が変形してしまうおそれがある。これに対し、本形態では、第2の先端カバー203は、第1の先端カバー202よりも硬質な材料によって形成されている。これにより、本形態によれば、ノズル204が変形することを防止することができる。
(第1および第2の先端カバーの取り外し手順)
次に、第1の先端カバー202と第2の先端カバー203を先端部材201から取り外す手順(以下、取り外し手順と言う。)について説明する。取り外し手順では、図27に示した取り外し治具400が用いられる。取り外し治具400は、一端が開口した円筒形状の筒状部401と、筒状部401に連結された把持部402と、筒状部401の内部に形成された突起である爪部403とを備えている。なお、図27では、筒状部401を二点鎖線で描いている。筒状部401の内径は、第2の先端カバー203の外径よりも大きい。爪部403は、第2の先端カバー203の切り込み部237に係合するように構成されている。
以下、図23、図24および図27を参照して、取り外し手順について説明する。取り外し手順では、まず、取り外し治具400の爪部403が第2の先端カバー203の切り込み部237に係合するように、取り外し治具400の筒状部401を先端部210に被せる。次に、爪部403が切り込み部237に係合した状態で、取り外し治具400を挿入部200の挿入軸Xの軸周り方向に回転させる。挿入部200の先端側から挿入部200の挿入軸Xに平行な方向に先端部材201の端面201aを見たときの、取り外し治具400の回転方向は、反時計回り方向であることが好ましい。これにより、第2の先端カバー203における切り込み部236と切り込み部237の間の部分すなわち脆弱部235が破壊される。図28は、脆弱部235が破壊された状態を示している。
また、脆弱部235が破壊されると、第2の先端カバー203の係合孔238が、先端部材201の係止ピン217から外れる。取り外し手順では、次に、取り外し治具400を先端部210から外す。次に、第1の先端カバー202と、脆弱部235が破壊された第2の先端カバー203を、先端部材201から引き抜く。これにより、第1の先端カバー202と第2の先端カバー203が、先端部材201から取り外される。
なお、第2の先端カバー203におけるノズル構成部232、規制凸部234および切り込み部237の配置は、取り外し治具400の上記回転方向に基づいて規定されることが好ましい。具体的には、装着状態において、挿入部200の先端側から挿入部200の挿入軸Xに平行な方向に第2の先端カバー203を見たときに、ノズル構成部232は切り込み部237よりも上記回転方向の後側に位置し、規制凸部234は切り込み部237よりも上記回転方向の前側に位置することが好ましい。これにより、脆弱部235を破壊する際に、不要な外力がノズル構成部232を介して先端部材201の流体通路213に印加されることを防止することができ、その結果、流体通路213の開口部等が変形したり破壊されたりすることを防止することができる。また、脆弱部235を破壊する際に発生する第2の先端カバー203の破片が、流体通路213に侵入することを防止することもできる。
本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を変えない範囲において、種々の変更、改変等が可能である。
本出願は、2018年6月1日に日本国に出願された特願2018−105956号を優先権主張の基礎として出願するものであり、上記の開示内容は、本願明細書、請求の範囲に引用されるものとする。
本発明は、洗浄用のノズルを挿入部の先端部に設けた内視鏡および先端カバーに関する。
そこで、本発明は、湾曲した流路を構成する先端カバーの変形を防止することができる内視鏡および先端カバーを提供することを目的とする。
本発明の一態様の内視鏡は、被検体内に挿入される挿入部の先端部に設けられ、流体を流通させる流体通路を有する先端部材と、弾性変形可能な材料よりなり、前記先端部材に着脱自在に取り付けられる第1の先端カバーと、前記第1の先端カバーよりも硬質な材料よりなり、前記先端部材に取り付けられる第2の先端カバーと、前記第1の先端カバーと前記第2の先端カバーが前記先端部材に取り付けられた状態である装着状態において前記流体通路に連通するノズル流路部と、前記ノズル流路部の端に位置し前記流体を外部に噴出させる噴出口とを有するノズルと、前記第1の先端カバーに設けられ、前記ノズルの少なくとも一部を構成し、且つ前記ノズル流路部において湾曲した形状の湾曲部の少なくとも一部を構成する第1のノズル構成部と、を備え、前記装着状態では、前記第1のノズル構成部は、前記第2の先端カバーによって覆われている。
本発明の一態様の先端カバーは、内視鏡の挿入部の先端部に流体を流通させる流体通路を有する先端部材に着脱自在な先端カバーであって、弾性変形可能な材料よりなり、前記先端部材に着脱自在に取り付けられる第1のカバーと、前記第1のカバーよりも硬質な材料よりなり、前記先端部材に取り付けられる第2のカバーと、前記第1のカバーと前記第2のカバーが前記先端部材に取り付けられた状態である装着状態において前記流体通路に連通するノズル流路部と、前記ノズル流路部の端に位置し前記流体を外部に噴出させる噴出口とを有するノズルと、前記第1のカバーに設けられ、前記ノズルの少なくとも一部を構成し、且つ前記ノズル流路部において湾曲した形状の湾曲部の少なくとも一部を構成する第1のノズル構成部と、を備え、前記装着状態では、前記第1のノズル構成部は、前記第2のカバーによって覆われている。

Claims (12)

  1. 被検体内に挿入される挿入部の先端部に設けられ、流体を流通させる流体通路を有する先端部材と、
    弾性変形可能な材料よりなり、前記先端部材に着脱自在に取り付けられる第1の先端カバーと、
    前記第1の先端カバーよりも硬質な材料よりなり、前記先端部材に取り付けられる第2の先端カバーと、
    前記第1の先端カバーと前記第2の先端カバーが前記先端部材に取り付けられた状態である装着状態において前記流体通路に連通するノズル流路部と、前記ノズル流路部の端に位置し前記流体を外部に噴出させる噴出口とを有するノズルと、
    前記第1の先端カバーに設けられ、前記ノズルの少なくとも一部を構成し、且つ前記ノズル流路部において湾曲した形状の湾曲部の少なくとも一部を構成する第1のノズル構成部と、
    を備え、
    前記装着状態では、前記第1のノズル構成部は、前記第2の先端カバーによって覆われていることを特徴とする内視鏡。
  2. 前記噴出口の少なくとも一部は、前記第1のノズル構成部によって構成されることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
  3. 更に、前記先端部材に設けられ、前記ノズルの他の一部を構成する第2のノズル構成部を備え、
    前記噴出口は、前記第1のノズル構成部と前記第2のノズル構成部によって構成されることを特徴とする請求項2に記載の内視鏡。
  4. 前記ノズル流路部は、前記第1のノズル構成部と前記第2のノズル構成部によって構成されることを特徴とする請求項3に記載の内視鏡。
  5. 前記装着状態では、前記第1のノズル構成部は、前記第2の先端カバーと前記第2のノズル構成部に挟まれて、その位置が規制されることを特徴とする請求項3に記載の内視鏡。
  6. 前記装着状態では、前記第1のノズル構成部の少なくとも一部は、前記挿入部の挿入軸に垂直な断面において、前記第2の先端カバーと前記第2のノズル構成部との間に位置することを特徴とする請求項5に記載の内視鏡。
  7. 前記第1のノズル構成部は、前記ノズルの全体を構成することを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
  8. 前記装着状態では、前記第1のノズル構成部は、前記第2の先端カバーと前記先端部材に挟まれて、その位置が規制されることを特徴とする請求項7に記載の内視鏡。
  9. 前記装着状態では、前記第1のノズル構成部の少なくとも一部は、前記挿入部の挿入軸に垂直な断面において、前記第2の先端カバーと前記先端部材との間に位置することを特徴とする請求項8に記載の内視鏡。
  10. 前記第2の先端カバーは、前記先端部材から前記第2の先端カバーを取り外す際に破壊可能な脆弱部を有することを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
  11. 前記装着状態では、前記第1の先端カバーの一部が露出することを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
  12. 前記装着状態では、前記第1のノズル構成部の一部が露出することを特徴とする請求項11に記載の内視鏡。
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