JPH10127567A - 内視鏡 - Google Patents

内視鏡

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JPH10127567A
JPH10127567A JP8293848A JP29384896A JPH10127567A JP H10127567 A JPH10127567 A JP H10127567A JP 8293848 A JP8293848 A JP 8293848A JP 29384896 A JP29384896 A JP 29384896A JP H10127567 A JPH10127567 A JP H10127567A
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JP
Japan
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nozzle
distal end
endoscope
tip end
cover
Prior art date
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Pending
Application number
JP8293848A
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English (en)
Inventor
Atsushi Watanabe
厚 渡辺
Kiyoshi Miyake
清士 三宅
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP8293848A priority Critical patent/JPH10127567A/ja
Publication of JPH10127567A publication Critical patent/JPH10127567A/ja
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/00064Constructional details of the endoscope body
    • A61B1/00071Insertion part of the endoscope body
    • A61B1/0008Insertion part of the endoscope body characterised by distal tip features
    • A61B1/00098Deflecting means for inserted tools

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  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
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  • Veterinary Medicine (AREA)
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  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ノズル内に体液や血液等が侵入して固着した場
合でも、ノズル内の固着物を簡単に除去でき、しかも、
ノズルの交換を容易に行なえる内視鏡の提供を目的とし
ている。 【解決手段】本発明は、挿入部の先端部29に設けられ
た観察窓6に流体を吹き付けるノズル4を有する内視鏡
において、ノズル4が先端部29に着脱自在に装着され
るカバー12によって先端部29に固定されているもの
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は内視鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、内視鏡の挿入部を患者の体腔内
に挿入すると、その挿入部の先端に設けられた観察窓の
外表面に血液や体液あるいは汚物などの異物が付着し、
内視鏡の観察視野が妨げられる。
【0003】従来、このようにして内視鏡の観察視野が
妨げられた場合には、前記挿入部の先端に設けられたノ
ズルを用いて観察窓の外表面を洗滌するようにしてい
る。具体的には、観察窓の外表面に向けて開口するノズ
ルから洗滌水を観察窓に吹き付けて観察窓の外表面の付
着物を洗い流した後、ノズルから空気を観察窓に吹き付
けて観察窓の外表面に残る水滴を除去するようにしてい
る。
【0004】こうしたノズルの一例が図23に示されて
いる。図示のように、ノズル4は、パイプを曲げ加工し
て形成したものであり、内視鏡1の挿入部に配設された
送気送水管路13の先端側にビス22等によって係止さ
れている。また、ノズル4は、その一端が偏平に押し潰
され、その偏平部分を屈曲させることで観察窓6の外表
面に向けて開口する噴出口16を形成する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、内視鏡の挿
入部を体腔内に挿入すると、体腔内の血液や体液あるい
は汚物が前記ノズル4の噴出口16からノズル4の内部
に侵入することがある。この場合、内視鏡使用後に送気
送水管路13を通じてノズル4に送気送水してノズル4
の内部を十分に洗滌すれば、侵入物を除去することがで
きるが、ノズル4の洗滌を怠ったために血液や体液等が
ノズル4内で固着乾燥してしまっている場合には、ノズ
ル4内の固着物を簡単に洗滌除去することは難しい。ノ
ズルの噴出口16の開口幅Wは一般に狭く、ノズルの噴
出口16からノズル4内に洗滌用ブラシを挿入して侵入
物を除去することは、 細かい作業となり、非常に面倒
である。
【0006】また、血液や体液がノズル4内に蓄積され
ていくと、ノズル4に詰まりが生じ、送気送水不良に陥
ってしまう。したがって、観察窓16上に付着した汚物
を除去したり、観察窓16上の水滴を吹き飛ばす等の処
置ができなくなり、検査に支障をきたしてしまう結果と
なる。
【0007】また、ノズル4はビス22等によって挿入
部の先端側に係止されているため、ノズル4を交換修理
する必要が生じた場合に、その作業が容易ではない。本
発明は上記事情に着目してなされたものであり、その目
的とするところは、ノズル内に体液や血液等が侵入して
固着した場合でも、ノズル内の固着物を簡単に除去で
き、しかも、ノズルの交換を容易に行なえる内視鏡を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明は、挿入部の先端部に設けられた観察窓に流
体を吹き付けるノズルを有する内視鏡において、前記ノ
ズルが前記先端部に着脱自在に装着されるカバーによっ
て前記先端部に固定されるものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施形態について説明する。図1〜図3は本発明の第
1の実施形態を示している。図1に示すように、内視鏡
1は、体腔内に挿入可能な挿入部2と、挿入部2の手元
側に連接された操作部5とを有している。挿入部2はそ
の先端側に湾曲部3を有している。湾曲部3の先端には
先端部29が設けられている。
【0010】操作部5には湾曲操作ノブ59が配設され
ている。湾曲操作ノブ59を回転させると、先端部29
に一端が固定されたワイヤが牽引されて、湾曲部3が湾
曲動作される。これにより、先端部29を所定の方向に
向けることができる。なお、図中、20は操作部5に配
設された送気送水ボタン、7は操作部5に連結されたユ
ニバーサルコード、8はユニバーサルコード7の端部に
設けられて図示しない光源装置に接続されるコネクタで
ある。
【0011】図2に示すように、先端部29を形成する
金属製の先端構成部11には、体腔内を観察するための
観察窓6と、観察窓6に洗滌水や空気を吹き付けて観察
窓6を洗滌するためのノズル4と、体液を吸引したりポ
リープの切除などの処置を行なうために使用されるチャ
ンネル(図示せず)と、体腔内を照射するための照明レ
ンズ(図示せず)とが設けられている。なお、前記照明
レンズにはこれに対向してライトガイドファイバー(図
示せず)が接続されている。また、観察窓6は、図示し
ない対物レンズ群などとともに、先端構成部11に固定
されたレンズ枠30に接着などにより固定されている。
また、レンズ枠30の先端面には絶縁部材31が設けら
れている。
【0012】先端部29の先端面には、樹脂等により形
成された電気絶縁性の先端カバー12が着脱自在に取り
付けられている。この先端カバー12は、その環状壁の
内面に設けられた凸状の係合部12aを弾性変形させな
がら先端構成部11の外周面に形成された凹部11aに
係合させることで、先端構成部11に外装されて固定さ
れるものである。
【0013】ノズル4は、先端側の小径部4bと基端側
の大径部4cとからなり、挿入部2内に配設された送気
送水管路13と連通するように先端構成部11に形成さ
れた取り付け用孔17にその大径部4cが嵌入された状
態で、小径部4bと大径部4cとの境界に形成された段
部4aが先端カバー12により押圧されて、先端構成部
11に固定されている。図3の(a)には、ノズル4と
先端カバー12とを先端構成部11から取り外した状態
が示されている。
【0014】図3の(b)(c)に示すように、ノズル
4の大径部4cの断面形状と先端構成部11の取り付け
用孔17の形状は楕円状になっており、ノズル4の大径
部4cを取り付け用孔17に嵌入した状態(図2の状
態)ではノズル4の噴出口16が観察窓6に方向付けら
れるようになっている。
【0015】なお、図2に示すように先端カバー12を
先端構成部11に装着した状態では、先端構成部11の
金属面が外部に露出しない。また、図中、3aは湾曲部
3の外皮であり、3bは外皮3aを先端構成部11に固
定するための接着部である。
【0016】以上説明したように、本実施形態の内視鏡
1は、ノズル4が接着やビスなどによって固定されず、
先端カバー12の押圧力によって固定されているため、
図3の(a)に示すように先端カバー12を取り外す
と、ノズル4の固定状態が解除され、取り付け用孔17
からノズル4を容易に抜き取ることができる。すなわ
ち、ノズル4の取り付け及び取り外しが容易である。
【0017】また、ノズル4の取り付け及び取り外しが
容易であるため、従来において行ないにくかったノズル
4内のブラッシングや漬け置き洗いなどが簡単に行な
え、十分な洗滌が可能となる。すなわち、ノズル4内に
体液や血液等が侵入して固着した場合でも、ノズル4内
の固着物を簡単に除去できる。
【0018】さらに、ノズル4の破損などによってノズ
ル4を交換しなければならなくなった場合でも、容易に
交換でき、修理に要する時間を短縮できる。また、本実
施形態の内視鏡1は、電気絶縁性の先端カバー12の被
覆によって先端構成部11の金属部が外部に露出しない
ようになっている。したがって、挿入部2内に配設され
た前記チャンネルを通じてポリープの切除などの高周波
処置を行なう際、体腔内粘膜と先端構成部29とが電気
的に絶縁されるため、安全な高周波処置を行なうことが
できる。すなわち、先端部29の先端面に導電部材が露
出していると、高周波処置などを行なう際に、体腔内粘
膜と前記先端面とが接触した際に、接触面で導通し、炎
症を起こす可能性があるが、本実施形態の内視鏡1によ
ればそのようなことがない。
【0019】また、本実施形態の内視鏡1は、ノズル4
の大径部4cの断面形状と先端構成部11の取り付け用
孔17の形状とが楕円状になっており、ノズル4の大径
部4cを取り付け用孔17に嵌入した状態(図2の状
態)ではノズル4の噴出口16が観察窓6に方向付けら
れるようになっている。従来、ノズルの断面形状とノズ
ル取付孔の形状は円形であり、ノズルがノズル取付孔内
で容易に回転してしまうため、ノズルを取り付ける際
に、ノズルの向きを観察窓6に向けるための調節が必要
であったが、本実施形態の内視鏡1では、ノズル4の取
り付け時に噴出口16の向きが観察窓6の方向に限定さ
れるため、噴出口16の向きを調節する必要がなくノズ
ル4を容易に取り付けられる。
【0020】また、本実施形態の内視鏡1は、ノズル4
がビスなどによって固定されていないため、先端部29
の外径を細くできる。すなわち、ノズル4をビスによっ
て固定すると、ビスの取り付けスペースによって先端部
29の外径が太くなり、挿入部2の挿入時の患者の苦痛
が増大するとともに、それを回避するために先端部29
の外径を太くしないようにすると、今度は、チャンネル
やライトガイドファイバーを細くする必要があり、内視
鏡1の性能を低下させる結果となる。これに対し、本実
施形態の内視鏡1は、ビスなどを使用しないため、ノズ
ル4の取り付けによって先端部29の外径が太くなら
ず、したがって、患者の苦痛を低減させることができる
とともに、チャンネルやライトガイドファイバーを太く
して性能を向上させることもできる。
【0021】図4は本発明の第2の実施形態を示してい
る。本実施形態の内視鏡1aは、ノズルの形状とその取
り付け手段(先端カバー12の形状)が異なるのみであ
り、その他の構成は第1の実施形態と同一である。した
がって、第1の実施形態と同一の構成部分については同
一の符号を付してその説明を省略する。
【0022】図示のように、ノズル4は、その外周面の
一部に切り欠いて形成された平面部4dを除いて、その
外径が全長にわたって同一に形成されている。すなわ
ち、第1の実施形態のような段部4aを有しておらず、
平面部4aを除いてその断面形状が円形に形成されてい
る(図4(a)(b)参照)。なお、本実施形態におい
て、平面部4dは、ノズル4の略中央部から基端に向か
って、ノズル4の軸方向に沿って延びている。また、図
4の(c)に示すように、ノズル4が嵌入される先端構
成部11の取り付け用孔17の形状も円形に形成されて
いる。
【0023】図4の(a)に示すように、先端構成部1
1の先端に着脱自在に装着される電気絶縁性の先端カバ
ー12には、先端部29から突出するノズル4の端面と
当接して取り付け用孔17からのノズル4の抜けを防止
する当接部12bが形成されている。
【0024】また、先端構成部11には、取り付け用孔
17からその側方(径方向外側)に向かって外周面に抜
ける貫通孔11bが形成されている。そして、この貫通
孔11bにはピン57が挿入固定され、このピン57の
端部は取り付け用孔17内に突出している。また、ノズ
ル4の平面部4dをピン57に対向させてノズル4を取
り付け用孔17に嵌入した状態(図4の(a)の状態)
では、ノズル4の噴出口16が観察窓6に方向付けられ
るようになっている。
【0025】以上のような本実施形態の構成によれば、
第1の実施形態と略同一の作用効果を得ることができる
とともに、ノズル4の噴出口16が観察窓6に方向付け
られる位置すなわちノズル4の平面部4dがピン57と
対向する位置でしかノズル4を取り付け用孔17内に嵌
め込むことができないため、言い換えれば、ノズル4の
取り付け時に噴出口16の向きが観察窓6の方向に限定
されるため、噴出口16の向きを調節する必要がなく、
ノズル4を容易に取り付けられる。
【0026】また、本実施形態の内視鏡1aは、第1の
実施形態のようにノズル4に段部4aを設けてノズル4
の基端側を大径部4cとする必要がないため、ノズル4
の外径を細くできる。したがって、先端部29の外径を
細くでき、挿入時の患者の苦痛が減少される。
【0027】図5〜図7は本発明の第3の実施形態を示
している。本実施形態の内視鏡1bは、側視型のもので
あり、図1と同様に、湾曲部3と先端部29とを有する
挿入部2と、湾曲操作ノブ59を有する操作部5とを備
えている。なお、図5と図7は先端部29側を別個の位
置で縦方向に切った断面を示しており、図6は樹脂製の
先端カバー12とノズル4とを先端部29から取り外し
た状態を示している。
【0028】先端部29には、例えばポリサルホン等の
絶縁部材からなるリング56が設けられている。このリ
ング56の基端面には湾曲部3の外皮3aの端面が当接
されており、外皮3aのこの当接部位の近傍は、外皮3
aが糸巻き固定後に接着された接着部3bとなってい
る。
【0029】図5に示すように、先端部29を構成する
金属製の先端構成部11には、挿入部2内に配設された
送気送水管路13の端部が固定されている。また、先端
構成部11には送気送水管路13と連通する取り付け用
孔17が形成されており、この取り付け用孔17にはノ
ズル4が嵌入されている。ノズル4は、その一端が径方
向に曲げられており、その端部が観察窓6に対して開口
する噴出口16となっている。さらに、先端構成部11
には、電気絶縁性の先端カバー12が着脱自在に装着さ
れている。
【0030】また、先端構成部11には観察窓6が固定
されており、観察窓6の内側にはプリズム6aが配置さ
れている。さらに、先端構成部11には、その軸方向に
沿って、対物レンズ系9と撮像ユニット10とが順次配
置されている。すなわち、観察窓6を通った観察光を、
プリズム6aと対物レンズ系9とを介して、撮像ユニッ
ト10の図示しない固体撮像素子に結像するようになっ
ている。なお、前記固体撮像素子は、信号ケーブルとコ
ネクタとスコープケーブル(いずれも図示せず)とを介
して、図示しないビデオプロセッサに接続されており、
固体撮像素子からの映像信号を、前記ビデオプロセッサ
により信号処理して、図示しないカラーモニタに内視鏡
像として映し出すようになっている。
【0031】また、先端構成部11にはライトガイド蓋
54が設けられており、このライトガイド蓋54には、
図示しない光源装置の照明光を先端部29に伝えるライ
トガイドファイバ53が接着剤55によって固定されて
いる。なお、ライトガイドファイバ53の先端側には、
照明窓15が、先端構成部11に固定されて位置してい
る。
【0032】図6に示すように、先端構成部11には係
止用ピン45が突設されており、この係止用ピン45は
先端カバー12に設けられた係止用孔42に係止するよ
うになっている。すなわち、ノズル4を取り付け用孔1
7に嵌入した状態で、先端カバー12を弾性変形させて
係止用孔42を係止用ピン45に係止させれば、先端カ
バー12が先端構成部11に固定的に装着される。ま
た、このようにして先端カバー12を先端構成部11に
装着した状態では、ノズル4の端部の曲げ部に先端カバ
ー12が圧接して、取り付け用孔17からのノズル4の
抜けが防止される(図5参照)。つまり、先端カバー1
2には、先端部29から突出するノズル4の端面と当接
して取り付け用孔17からのノズル4の抜けを防止する
当接部12bが形成されている。
【0033】図6または図7に示すように、先端構成部
11には、挿入部2内に配設された吸引管路48の端部
と、鉗子起上ワイヤ管路50の端部とがそれぞれ、半田
49によって固定されている。また、先端構成部11に
は、吸引管路48の端部開口と対向する位置に、鉗子起
上台43が設けられている。この鉗子起上台43は、先
端構成部11に固定された回転軸46を中心に回転自在
となっている。鉗子起上台43には起上用の操作ワイヤ
44の一端が固定されており、操作ワイヤ44の他端側
は鉗子起上ワイヤ管路50内を通って操作部5に配設さ
れた起上用レバー(図示せず)に接続されている。した
がって、前記起上用レバーを操作して操作ワイヤ44を
牽引すれば、鉗子起上台43を起上させることができ、
吸引管路40内に挿通された鉗子47などの処置具の突
出方向を所定の方向に向けることができる。
【0034】なお、前記起上用レバーの摺動面の水密を
保つOリング(図示せず)は、その硬度や寸法が所定の
値に設定されており、これによって、前記起上用レバー
に所定の摺動抵抗が付与されるようになっている。そし
て、鉗子起上台43によって起上されて曲げられた鉗子
47の弾性的な復元力によって鉗子起上台43に作用す
る力Yと、操作ワイヤ44の摩擦や前記起上用レバーの
摺動抵抗などを伴う牽引力Xとの関係がX≧Yとなるよ
うに設定されている。
【0035】以上のような本実施形態の構成によれば、
第1の実施形態と略同一の作用効果を得ることができる
とともに、鉗子起上台43に作用する鉗子47からの力
Yと操作ワイヤ44の牽引力Xとの関係がX≧Yとなる
ように設定されているため、鉗子起上台43によって鉗
子47を所望の方向に方向付けた後に前記起上用レバー
から手を離しても、鉗子起上台43はその起上位置(回
転位置)に保持されて動かない。したがって、鉗子47
の突出方向がずれることがなく、安定して処置を行なう
ことができる。
【0036】図8は本発明の第4の実施形態を示してい
る。本実施形態の内視鏡1cは、ノズルの形状とその取
り付け手段が異なるのみであり、その他の構成は第1の
実施形態と同一である。したがって、第1の実施形態と
同一の構成部分については同一の符号を付してその説明
を省略する。
【0037】図示のように、ノズル4は、樹脂製のノズ
ル本体51aと、ノズル本体51aが嵌着され且つノズ
ル本体51aよりも大径な電気絶縁性の結合部51bと
からなる。そして、ノズル4は、挿入部2内に配設され
た送気送水管路13と連通するように先端構成部11に
形成された取り付け用孔17にその大径の結合部51b
が嵌入された状態で、ノズル本体51aと結合部51b
との境界に形成された段部4a(結合部51bの端面)
が着脱自在な先端カバー12(電気絶縁性)により押圧
されて、先端構成部11に固定されている。
【0038】ノズル本体51aは、その一部に蛇腹状に
形成された蛇腹部52を有しており、通常の収縮状態で
は先端カバー12を含む先端部29内に格納されている
(図8の(a)参照)が、後述するように送気送水管路
13を介して流体圧を受けると、蛇腹部52が引き伸ば
されて、先端部29の前方に突出し、その噴出口16が
観察窓6に対して開口する(図8の(b)参照)ように
なっている。
【0039】上記構成では、観察窓6を洗滌するために
洗滌水及び空気を送気送水管路13を通じて供給する
と、洗滌水の水圧または空気圧により蛇腹部52が引き
伸ばされてノズル4が突出し、洗滌水及び空気が噴出口
16から観察窓6に向けて吹き付けられる。そして、送
気送水を止めると、蛇腹部52の弾性的な復元力によっ
て蛇腹部52が再び元の長さに収縮して、 ノズル4が
先端部29内に格納される。
【0040】以上のように、本実施形態の内視鏡1c
は、ノズル4の取り付け及び取り外しが容易であるた
め、第1の実施形態と略同一の作用効果を得ることがで
きる。また、従来の内視鏡に設けられたノズルは、その
形状が固定されているため、内視鏡の観察視野を妨げな
いように観察窓6から離れた観察視野外に配置されてい
たが、本実施形態のノズル4は、通常の状態では収縮し
て先端部29内に格納されるため、観察窓6に近接して
配置されても観察視野に入ることがない。したがって、
先端部29の細径化に寄与できる。また、ノズル4を観
察窓6に近接して配置できることから、噴出口16を通
じた洗滌水や空気の吹き付け力を大きくでき、洗滌性を
向上できる。
【0041】また、本実施形態の内視鏡1cは、ノズル
4が通常の状態で先端部29内に収縮格納されているた
め、先端部29が生体に接触しても、ノズル4によって
生体を傷付けてしまうことがない。また、送気送水時に
ノズル4が突出した状態で先端部29が生体に接触して
も、弾性体であるノズル4が生体に押されて縮むため、
生体を傷付けてしまうことがない。
【0042】図9は本発明の第5の実施形態を示してい
る。本実施形態の内視鏡1dは、先端部29の端面形状
に特徴があり、 その他の構成は第4の実施形態と同一
である。したがって、第4の実施形態と同一の構成部分
については同一の符号を付してその説明を省略する。
【0043】図示のように、本実施形態の内視鏡1dの
先端部29は、略半球状をなしており、ノズル4の取り
付け部が曲面上に位置している。先端部29がこのよう
に略半球状をなしていると、咽頭など狭い部分を先端部
29が通過した際でも、図9の(a)に示すように先端
部29が体腔内粘膜41と滑らかな曲面で接触するた
め、先端部29の端面によって生体を傷付けることがな
い。無論、ノズル4の取り付け部がある曲面も体腔内粘
膜41に接触するが、第4の実施形態において説明した
ごとくノズル4も先端部29から突出しないため、ノズ
ル4によって生体を傷付けてしまうことがない。
【0044】なお、先端部29の形状は、図9に示すよ
うな略半球状に限らず、例えば砲弾型のように先端部2
9の角部の曲率半径を大きくしたものなど、端面が凸状
の曲面をなすようなものであっても良い。
【0045】また、第4および第5の実施形態におい
て、ノズル4は、通常の状態で先端部29内に収縮格納
され、流体圧を受けて蛇腹部52が引き伸ばされて先端
部29の前方に突出するが、その逆であっても良い。す
なわち、噴出口16が観察窓6に向くようにノズル4を
観察視野内に入らない位置で突出して配置するととも
に、ノズル4が生体等に接触すると、ノズル4が弾性変
形して収縮し先端部29内に引き込まれるような構成と
しても良い。
【0046】図10および図11は、ノズルが先端部に
固定的に取り付けられた状態でもノズルの洗滌性を向上
できる内視鏡の第1の実施例を示している。図示しない
が、本実施例の内視鏡1eは、図1と同様に、湾曲部3
と先端部29とを有する挿入部2と、湾曲操作ノブ59
を有する操作部5とを備えている。
【0047】図10に示すように、先端部29を形成す
る金属製の先端構成部11には電気絶縁性の弾性体であ
る先端カバー12が着脱自在に装着されている。また、
先端構成部11には、観察窓6と、対物レンズ系9と、
CCDを有する撮像ユニット10とが軸方向に沿って順
位配置されている。なお、この場合、観察窓6は、その
外面が先端部29の先端面と略面一となるようにして配
置されている。また、先端カバー12の先端構成部11
に対する固定は、しまりばめでの嵌め合いや、突起同士
ないしは突起と凹部との係合固定であっても良い。
【0048】挿入部2内に配設された送気送水管路13
と連通するように先端構成部11に形成された取り付け
用孔17には、ノズル4が絶縁部材14を介して嵌合固
定されている。この場合、ノズル4と絶縁部材14はそ
れぞれ先端構成部11にビス等によって係合固定されて
いるが、ビスによらず、第1ないし第5の実施形態で示
したようにノズル4に設けられたフランジ部を先端カバ
ー12によって押圧することでノズル4を先端構成部1
1に固定するようにしても良い。なお、ノズル4がSU
S304やSUS303などの金属によって形成されて
いる場合には、本実施例のように絶縁部材14を設ける
ことは、先端構成部11を外部と電気的に絶縁する(先
端カバー12も同様)意味で有益であり、この場合に
は、ノズル4と絶縁部材14とを接着等で固定するよう
にする。また、ノズル4が樹脂製(例えば、PTFEや
PSF等)のものである場合には、絶縁部材14を敢え
て設ける必要はない。
【0049】ノズル4は、観察窓6の外面に対して開口
する噴出口16を有している。この噴出口16はその一
部が先端カバー12によって塞がれている。具体的に
は、図11の(b)(c)に示すように、噴出口16の
開口幅bは、洗滌用ブラシ21を簡単に挿通できるよう
に最低でも0.9mm以上の寸法に設定されており、ま
た、図11の(a)に示すように、先端カバー12を先
端構成部11に装着した状態での噴出口16の開口幅a
は0.3〜0.4mmの寸法に設定されている。
【0050】なお、送気送水管路13は、図10に示す
ように、接続管18を介して送気送水チューブ19を先
端構成部11に固定することにより形成されている。こ
の場合、送気送水チューブ19は、図示しない光源に一
体または別体に設けられた送水装置および送気装置(い
ずれも図示せず)に接続されている。また、ノズル4に
対する洗滌水および空気の供給は、操作部5の送気送水
ボタン20( 図1参照)により制御されるようになっ
ている。
【0051】次に、上記構成の内視鏡1eにおいて、ノ
ズル4を洗滌する場合について図11を参照しながら説
明する。図11の(a)に示すように、先端カバー12
が先端構成部11に装着された使用状態では、ノズル4
の噴出口16はその一部が先端カバー12によって塞が
れており、この時の噴出口16の開口幅aは0.3mm
〜0.4mmとなっている。このような小さい開口幅a
の噴出口16からノズル4内に洗滌用ブラシ21を挿通
してノズル4内の侵入物を取り除くことは、細かな作業
であり、非常に面倒である。
【0052】そこで、噴出口16を通じてノズル4内に
侵入した体液や血液等の侵入物を除去する場合には、図
11の(b)に示すように、先端構成部11から先端カ
バー12を取り外して、ノズル4の噴出口16の開口を
全て露呈させる。そして、この状態で、図11の(c)
に示すように、噴出口16からノズル4内に洗滌用ブラ
シ21を挿通してノズル4内の侵入物を取り除く。
【0053】以上のように、本実施例の内視鏡1eは、
先端カバー12の着脱によってノズル4の噴出口16の
開口幅が拡縮自在となっている。したがって、先端カバ
ー12を先端構成部11から取り外してノズル4の噴出
口16の開口幅を大きくすれば、噴出口16からノズル
4内に洗滌用ブラシ21を容易に挿通することができ、
また、大容量の液体・気体を送れるようになる。これに
より、洗滌性が向上し、ノズル4内の侵入物を短時間で
効率よく除去することができる。すなわち、多量の洗滌
水によって強力な洗滌力を得ることができるとともに、
ノズル4内に残る水滴を吹き飛ばす空気を多量に送り込
むことができ、残水が乾燥して発生する水あかによるノ
ズル4の詰まりも防止できる。
【0054】図12〜図14は、ノズルが先端部に固定
的に取り付けられた状態でもノズルの洗滌性を向上でき
る内視鏡の第2の実施例を示している。図12に示すよ
うに、本実施例の内視鏡の送気送水管路13は、先端カ
バー12の先端面で送気送水開口部26として開口して
いる。先端カバー12には、ポリサルホン等の樹脂によ
って形成された環状の外装部材23が回転可能に外装さ
れている。環状の外装部材23には、その径方向内側に
延びる舌部32が設けられている。この舌部32は、図
示のように、送気送水開口部26と対向する位置で、先
端カバー12の端面とともにノズル4を形成して、その
噴出口16から送気送水管路13からの流体を観察窓6
に向けて吹き付けることができる。
【0055】また、先端カバー12の端面には、凹状の
溝25が形成されている。この溝25の深さは、図13
に示すように外装部材23を先端カバー12に対して回
転させて舌部32を溝25に対向させた際に舌部32の
内面と溝25の底面とによって形成される空間S内に洗
滌用ブラシを容易に挿通できる深さに設定されている。
具体的には、舌部32の内面と溝25の底面との間の距
離bは、舌部32が送気送水開口部26と対向すること
により形成されるノズル4の噴出口16の開口幅a(図
12参照)よりも大きく、洗滌用ブラシを挿通できる少
なくとも0.5mm以上の寸法に設定されている。ま
た、空間Sに通じる開口Pの大きさ、特に舌部32の端
部から溝25の端までの距離xは、開口Pを通じて空間
S内に洗滌用ブラシを簡単に挿入できる0.9mm以上
の寸法に設定されている。なお、図12および図13
中、9は対物レンズ系、15は照明窓、24は吸引口で
ある。
【0056】以上の構成では、図12に示すように外装
部材23の舌部32を送気送水開口部26に対向させて
ノズル4を形成した状態では、送気送水管路13を通じ
て供給された流体(洗滌水、空気)をノズル4の噴出口
16から観察窓6に向けて吹き付けることができる。
【0057】一方、検査終了後において内視鏡の洗滌・
消毒を行なう場合には、図13に示すように、外装部材
23を先端カバー12に対して回転させて舌部32を溝
25に対向させる。これにより、送気送水開口部26が
外部に露出し、 図14の(a)に示すように、洗滌用
ブラシ21を送気送水管路13内に容易に挿通できると
ともに、図14の(b)に示すように空間S内に洗滌用
ブラシ21を容易に挿通して舌部32の内面も十分に洗
滌することができる。
【0058】以上説明したように、本発明の内視鏡は、
いわばノズル4の噴出口16を拡縮自在とし得るような
構成をとっているため、外装部材23を先端カバー12
に対して回転させて送気送水開口部26を外部に露出さ
せるとともに舌部32を溝25に対向させれば、洗滌用
ブラシ21によって送気送水管路13内を容易に洗滌で
きるとともに、舌部32の内面(すなわちノズル4の内
面)を容易に洗滌できる。
【0059】なお、本実施例においては、内視鏡の洗滌
・消毒時に、外装部材23を先端カバー12に対して回
転させて舌部32を吸引口24に対向させても良い。こ
の場合には、舌部32の内面と吸引口24との間の距離
を、洗滌用ブラシによって舌部32の内面を容易に洗滌
できるような寸法に設定する必要がある。
【0060】また、本実施例においては、外装部材23
と先端カバー12との間を容易に洗滌できるように、図
15に示すような構成をとっても良い。すなわち、溝2
5を内視鏡の軸方向に沿って延長して設け、舌部32を
溝25に位置合わせした状態で外装部材23が内視鏡の
軸方向に沿ってスライドされるようにしても良い。
【0061】また、本実施例においては、図16に示す
ように、外装部材23と先端部29とに指標94を設け
て、舌部32が送気送水管路13に対向する位置と舌部
32が溝25に対向する位置とを容易に視認できるよう
にしても良い。これにより、操作性が簡便になる。な
お、指標は印字ないし突起などで良い。
【0062】また、本実施例においては、外装部材23
を先端カバー12に対して回転させることで、いわばノ
ズル4の噴出口16を拡縮自在とし得るような構成をと
っているが、図17に示すように、外装部材23を内視
鏡の軸方向にスライド自在とすることで、ノズル4の噴
出口16を拡縮自在としても良い。
【0063】このような構成では、外装部材23のスラ
イドによってノズル4の噴出口16の開口幅が拡縮自在
となるため、外装部材23を前方にスライドさせてノズ
ル4の噴出口16の開口幅を大きくすれば、噴出口16
からノズル4内に洗滌用ブラシ21を容易に挿通するこ
とができ(図18参照)、また、大容量の液体・気体を
送れるようになる。これにより、洗滌性が向上し、ノズ
ル4内の侵入物を短時間で効率よく除去することができ
る。すなわち、多量の洗滌水によって強力な洗滌力を得
ることができるとともに、ノズル4内に残る水滴を吹き
飛ばす空気を多量に送り込むことができ、ノズル4の詰
まりも防止できる。
【0064】なお、この構成では、外装部材23の後方
へのスライドを規制するストッパ58が設けられている
ことが望ましい。この場合には、外装部材23の後端面
がストッパ58に突き当たった際( 図17の(a)参
照)の噴出口16の開口幅を0.3〜0.4mmに設定
するとともに、噴出口16の開口幅が少なくとも0.9
mm以上(洗滌ブラシを簡単にノズル4内に挿通できる
寸法)となるように外装部材23を前方にスライドさせ
ることができるようにする(図17の(b)参照)。
【0065】また、図12〜図18に示した構成におい
て、外装部材23を内視鏡から外せば、内視鏡の先端部
をブラシ等で確実に洗滌できる。なお、外装部材23を
嵌め合いによる固定手段や突起同士による係合固定とす
る。
【0066】また、外装部材23を設けることなく、先
端カバー12を外装部材23のように内視鏡に対してス
ライドもしくは回転させて、ノズル4の噴出口16の開
口幅を拡縮自在としても良い。この場合には、先端カバ
ー12に舌部32が形成される。外装部材23を設ける
必要がないため、内視鏡先端部の細径化を図ることがで
きる。
【0067】図19は、ノズルが先端部に固定的に取り
付けられた状態でもノズルの洗滌性を向上できる内視鏡
の第3の実施例を示している。図19の(a)に示すよ
うに、先端構成部11には、送気送水管路13に連通す
るようにして、弾性部材からなる筒状のノズル4が固着
されている。また、図19の(b)に示すように、先端
構成部11に着脱される先端カバー12には、その先端
部に、ノズル4の突出部を内側に折り曲げるようにして
押圧してノズル4の噴出口16を観察窓6に向ける押圧
部28が形成されている。
【0068】この構成の内視鏡は、先端構成部11に先
端カバー12を装着して先端カバー12の押圧部28に
よってノズル4の突出端部を折り曲げた(弾性的に変形
させた)図19の(b)の状態で使用され、先端構成部
11から先端カバー12を取り外してノズル4を直線状
にした(弾性的に復元させた)図19の(a)の状態で
洗滌される。図19の(a)の状態では、図19の
(c)に示すように洗滌ブラシ21をノズル4内に容易
に挿通でき、ノズル4内を十分に洗滌することができ
る。
【0069】ところで、従来の4方向湾曲型の内視鏡1
01の操作部105には、図22に示すように、挿入部
102の湾曲部103を観察視野の上下2方向に湾曲さ
せる第1の湾曲操作ノブ108と、観察視野の左右2方
向に湾曲させる第2の湾曲操作ノブ109とが設けられ
ている。また、各湾曲操作ノブ108,109には、そ
の回転に付勢力を生起させて湾曲部3を固定するための
機構が設けられており、この機構は湾曲操作ノブ10
8,109に隣接して設けられたレバー110,111
の操作によって作動されるようになっている。
【0070】図示のように、第1の湾曲操作ノブ108
と第2の湾曲操作ノブ109は互いに上下方向に重なる
ようにして位置し、しかも、第1の湾曲操作ノブ108
が第2の湾曲操作ノブ109よりも大径となっている。
したがって、こうした配置構成では、片手で湾曲操作ノ
ブの操作を行なう場合、操作部5側すなわち下側に配置
された第1の湾曲操作ノブ108によって第2の湾曲操
作ノブ109の操作が妨げられることとなる。特に、操
作者の手が小さい場合には、片手で第2の湾曲操作ノブ
109を操作することは困難である。また、片手で湾曲
部3を固定するためのレバー110,111を操作する
ことは不可能に近い。
【0071】そこで、以下では、片手で湾曲操作ノブを
容易に操作することができる湾曲操作機構について、図
20および図21を参照しながら説明することとする。
なお、以下、内視鏡の各構成部のうち図1と共通する部
分については図1と同一の符号を用いる。
【0072】図20に示すように、操作部5を形成する
ケーシング部71には、固定板60が図示されない位置
に固定されて配設されている。固定板60には固定軸6
1がネジ等によって固定されている。固定軸61の固定
されていない端部は、ケーシング部71に設けられた通
孔より外部に突出している。固定軸61には、第1およ
び第2のスプロケット62,63と、第1および第2の
回転軸部材68,69とが回動自在に順次外挿されてい
る。
【0073】第1および第2の回転軸部材68,69に
はそれぞれ係合爪81,82が形成されている。これら
の係合爪81,82は第1および第2のスプロケット6
2,63に設けられた複数の係合溝83,84にそれぞ
れ係合されており、これにより、第1のスプロケット6
2と第1回転軸部材68とが固定されて一体的に回動
し、また、第2のスプロケット63と第2の回転軸部材
69とが固定されて一体的に回動するようになってい
る。
【0074】第1および第2のスプロケット62,63
の外周部にはそれぞれ、観察視野を任意の方向に指向さ
せる湾曲ワイヤ(図示せず)が連結されたチェーン(図
示せず)がそれぞれ噛み合い固定されている。
【0075】ケーシング部71の通孔には支持軸72と
支持軸固定部材73とが設けられており、これら72,
73は第1および第2の回転軸部材68,69が内嵌し
ている軸受け70を内嵌支持している。なお、軸受け7
0は固定板60にネジ等によって固定されたカバー64
に取り付けられている。また支持軸72とケーシング部
71との間には水密を保つためのOリング80が介挿さ
れ、軸受け70と第1の回転軸部材68との間には水密
を保つためのOリング78が介挿され、軸受け70と支
持軸72との間には水密を保つためのOリング79が介
挿されている。
【0076】第1の回転軸部材68には湾曲操作ノブ
74が接着等によって固定されている。この湾曲操作ノ
ブ74には第2の回転軸部材69との間の水密を保つO
リング77が設けられている。また、湾曲操作ノブ74
には係合爪85が設けられており、第2の回転軸部材6
9には係合爪85と係合し得る複数の係合溝86が設け
られている。
【0077】固定軸61の端部に形成されたネジ部には
ナット75が取り付けられており、このナット75によ
って第2の回転軸部材69の軸方向の移動が規制されて
いる。なお、第2の回転軸部材69にはカバー76が接
着等によって固定されており、これにより、固定軸61
と第2の回転軸部材69との間の水密が確保されてい
る。
【0078】第1のスプロケット62の近傍には、回転
軸66を中心に回動する歯車65が設けられている。こ
の歯車65の外周面の一部には、第1の回転軸部材68
に形成された複数の歯車状溝88と噛み合う複数の歯8
7が形成されている。また、歯車65の外周面には、複
数の歯87の反対側の部位に、弾性体67が設けられて
いる。
【0079】軸受け70には第1の回転軸部材68の軸
方向に対して垂直な方向に延びる貫通孔が形成されてい
る。この貫通孔には、球91と、この球91を第1の回
転軸部材68に対して付勢するスプリング92とが内装
されている。前記貫通孔の外側の端部には、スプリング
92を圧縮させるためのネジ93が設けられている。
【0080】第1の回転軸部材68には第1の凹部89
と第2の凹部90とが軸方向に隣接して形成されてい
る。そして、係合爪81と係合溝83とが係合する位置
にある時には、前記貫通孔と第1の凹部89とが対向
し、係合爪85と係合溝86とが係合する位置にある時
には、前記貫通孔と第2の凹部90とが対向するように
なっている。
【0081】このような構成では、湾曲操作ノブ74を
操作することによって第1のスプロケット62を回転さ
せると、湾曲部3が湾曲動作されて先端部29が所定の
方向に指向される。この時、球91はスプリング92に
よって付勢されて第1の凹部89に押圧されるため、第
1の回転軸部材68は係止される。
【0082】また、湾曲操作ノブ74を固定軸61の軸
方向に動かすと、第1の回転軸部材68は、湾曲操作ノ
ブ74とともに、図20(図21の(a))に示された
状態から図21の(b)に示された状態へと軸方向に移
動する。この時、歯車状溝88に噛み合っている歯87
に力が加わり、車軸65が回転軸66を中心として回動
し、弾性体67が第1のスプロケット62に押圧される
(図21の(b)参照)。また、これと同時に、係合
爪81が係合溝83から抜け、湾曲操作ノブ74が第1
のスプロケット62と独立して回転するようになるとと
もに、係合爪85が係合溝86に係合して湾曲操作ノブ
74と第2の回転軸部材69とが一体的に回動するよう
になる。したがって、湾曲操作ノブ74を操作すると、
第2のスプロケット63が回転し、湾曲部3の湾曲動作
によって先端部29が所望の方向に指向される。この
時、球91はスプリング92により付勢されて第2の凹
部90に押圧されるため、第1の回転軸部材68は係止
される。
【0083】以上説明したような湾曲操作機構では、湾
曲操作ノブ74を軸方向に動かすだけで、第1のスプロ
ケット62に付勢力が生じるため、湾曲操作ノブ74を
操作する片手で湾曲部3を容易に固定することができ
る。また、湾曲操作ノブ74を操作するだけで第2のス
プロケット63を回転させることができるため、操作者
の手の大小に関わらず片手での湾曲操作が容易になる。
【0084】また、第1の回転軸部材68の移動の前後
において、第1の回転軸部材68の軸方向の位置が係止
されるため、常に操作者が手で押さえている必要がな
い。無論、本構成においては、第2の回転軸部材69に
第2の湾曲操作ノブが設けられてあっても良い。
【0085】なお、以上説明してきた技術内容によれ
ば、以下に示すような各種の構成が得られる。 1.挿入部の先端部に設けられた観察窓に流体を吹き付
けるノズルを有する内視鏡において、前記ノズルは前記
先端部に着脱自在に装着されるカバーによって前記先端
部に固定されることを特徴とする内視鏡。 2.前記ノズルは、前記カバーに当接する抜け止め用の
当接部を有することを特徴とする第1項に記載の内視
鏡。 3.前記当接部が前記ノズルの先端面であることを特徴
とする第2項に記載の内視鏡。
【0086】4.前記先端部に設けられたノズル装着用
孔は、前記ノズルを装着した時、前記ノズルを所定の向
きに向ける形状を備えていることを特徴とする第1項に
記載の内視鏡。 5.前記ノズルと前記ノズルを取り付ける取付孔は、断
面が非円形であることを特徴とする第4項に記載の内視
鏡。 6.前記ノズルは、前記ノズルを取り付ける取付孔に嵌
挿される部位の外周面の少なくとも一部が平面であるこ
とを特徴とする第4項に記載の内視鏡。
【0087】7.前記ノズルを取り付ける取付孔の内周
面の一部に、前記取付孔の半径方向に向かう凸部が設け
られていることを特徴とする第4項に記載の内視鏡。 8.前記先端部が導電部材からなり、前記カバーは露出
する先端部を覆う電気的絶縁部材からなることを特徴と
する第1項に記載の内視鏡。 9.前記ノズルは、流体圧が加わると、前記観察窓に向
けて開口することを特徴とする第1項に記載の内視鏡。
【0088】10.前記ノズルは、所定の流体圧以下で
は、観察視野の範囲外に位置することを特徴とする第9
項に記載の内視鏡。 11.前記ノズルは、外力により少なくとも一部が前記
先端部内に引き込まれることを特徴とする第1項に記載
の内視鏡。 12.前記ノズルの噴出口は、前記先端部あるいはカバ
ーにより一部塞がれていることを特徴とする第1項に記
載の内視鏡。
【0089】13.前記ノズルの噴出口は、ブラシが挿
入可能な大きさであることを特徴とする第12項に記載
の内視鏡。 14.挿入部の先端部に設けられた観察窓に流体を吹き
付けるノズルを有する内視鏡において、前記ノズルは少
なくとも一部が前記先端部内に収納可能であることを特
徴とする内視鏡。 15.前記ノズルは、所定の流体圧以下では、観察視野
の範囲外に位置することを特徴とする第14項に記載の
内視鏡。
【0090】16.前記ノズルは、外力により前記先端
部内に引き込まれることを特徴とする第14項に記載の
内視鏡。 17.挿入部の先端部に設けられた観察窓に流体を吹き
付けるノズルを有する内視鏡において、前記ノズルは少
なくとも一部がノズルの軸方向に伸縮する伸縮部を有す
ることを特徴とする内視鏡。 18.前記伸縮部が蛇腹状に形成されていることを特徴
とする第17項に記載の内視鏡。
【0091】19.前記ノズルが伸長した状態では、前
記ノズルの開口部が前記内視鏡の先端面より突出し、前
記ノズルが収縮した状態では、前記ノズル端部が前記内
視鏡の先端面より突出していないことを特徴とする第1
7項または第18項に記載の内視鏡。 20.挿入部の先端部に設けられた観察窓に流体を吹き
付けるノズルを有する内視鏡において、前記ノズルの噴
出口は、前記先端部あるいはカバーにより一部塞がれて
いることを特徴とする内視鏡。 21.前記ノズルの噴出口は、観察窓に流体を吹き付け
る噴出口の一部が塞がれた第1の状態と、前記噴出口全
体を開口させる第2の状態とを有することを特徴とする
第20項に記載の内視鏡。
【0092】22.挿入部の先端部に設けられた観察窓
に流体を吹き付けるノズルを有する内視鏡において、前
記ノズルは前記先端部に装着されたカバーで形成された
ノズル部を有し、前記ノズル部は、管路に対向し前記観
察窓に流体を吹き付ける第1の位置と、前記ノズル部と
前記先端部との間に所定の隙間を形成する第2の位置と
の間で移動可能であることを特徴とする内視鏡。 23.前記第2の位置にある時は、前記管路の開口が露
出していることを特徴とする第22項に記載の内視鏡。
【0093】24.湾曲操作部材により湾曲操作機構を
介して湾曲部を湾曲させる内視鏡湾曲装置において、前
記湾曲操作部材に連動して前記湾曲部を湾曲させる第1
のモードと、前記湾曲操作部材に連動して前記湾曲部の
姿勢を保持する第2のモードとを有することを特徴とす
る内視鏡湾曲装置。 25.前記第2のモードは前記湾曲機構の動作を制限す
ることを特徴とする第24項に記載の内視鏡湾曲装置。
【0094】26.前記湾曲機構は、湾曲操作ワイヤを
牽引する牽引部材と、前記湾曲操作部材の回動に基づい
て前記牽引部材に牽引力を伝達する回動軸とからなるこ
とを特徴とする第24項に記載の内視鏡湾曲装置。 27.前記回動軸は軸方向に移動自在であり、前記回動
軸の軸方向の移動に伴って前記牽引部材の動きに制動を
かける制動部材を備えることを特徴とする第26項に記
載の内視鏡湾曲装置。 28.前記制動部材は、前記牽引部材に押圧力をかけて
制動をかける弾性体を含むことを特徴とする第27項に
記載の内視鏡湾曲装置。
【0095】29.前記湾曲操作部材は前記内視鏡の操
作部に積み重ねられた複数の湾曲操作ノブからなり、操
作部側の湾曲操作ノブは軸方向に移動可能な前記回動軸
と連動することを特徴とする第27項に記載の内視鏡湾
曲装置。 30.前記回動軸は、前記第1のモードと前記第2のモ
ードとに対応する位置において前記内視鏡の操作部に係
合することを特徴とする第27項に記載の内視鏡湾曲装
置。 31.上下方向に湾曲させる第1の牽引部材と、左右方
向に湾曲させる第2の牽引部材と、前記第1の牽引部材
に係合する第1の伝達部材と、前記第2の牽引部材に係
合する第2の伝達部材と、前記第1の伝達部材あるいは
前記第2の伝達部材に設けられた湾曲操作部材とを備え
た内視鏡湾曲操作装置であって、前記湾曲操作部材が設
けられた伝達部材は前記牽引部材と離脱可能に係合し、
前記伝達部材と前記牽引部材との係合が離脱した時に前
記湾曲操作部材は他の伝達部材と係合することを特徴と
する内視鏡湾曲操作装置。 32.前記湾曲操作部材は、湾曲操作範囲の任意の位置
において前記他の伝達部材と係合可能であることを特徴
とする第31項に記載の内視鏡湾曲操作装置。
【0096】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の内視鏡に
よれば、ノズル内に体液や血液等が侵入して固着した場
合でも、ノズル内の固着物を簡単に除去でき、しかも、
ノズルの交換を容易に行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る内視鏡の全体図
である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係る内視鏡の先端部
の断面図である。
【図3】(a)は図2に示された先端部から先端カバー
とノズルとを取り外した状態を示す分解断面図、(b)
は(a)のAーA線に沿うノズルの断面図、(c)は
(a)のBーB線に沿う先端構成部の断面図である。
【図4】(a)は本発明の第2の実施形態に係る内視鏡
の先端部の断面図、(b)は(a)のCーC線に沿うノ
ズルの断面図、(c)は(a)のDーD線に沿う先端構
成部の断面図である。
【図5】本発明の第3の実施形態に係る内視鏡の先端部
の断面図である。
【図6】図5に示された先端部から先端カバーとノズル
とを取り外した状態を示す分解斜視図である。
【図7】本発明の第3の実施形態に係る内視鏡を図5と
は別の部分で切断した際の先端部断面図である。
【図8】本発明の第4の実施形態に係る内視鏡の先端部
の断面図である。
【図9】本発明の第5の実施形態に係る内視鏡の先端部
の断面図である。
【図10】ノズルが先端部に固定的に取り付けられた状
態でもノズルの洗滌性を向上できる内視鏡の第1の実施
例を示す先端部断面図である。
【図11】図10の内視鏡の先端部を分解して洗滌する
様子を段階的に示した断面図である。
【図12】(a)はノズルが先端部に固定的に取り付け
られた状態でもノズルの洗滌性を向上できる内視鏡の第
2の実施例を示す先端部正面図、(b)は(a)のEー
E線に沿う断面図である。
【図13】(a)は図12に示された先端部の外装部材
を回転させた状態を示す先端部正面図、(b)は(a)
のFーF線に沿う断面図である。
【図14】図12の内視鏡の先端部を洗滌する様子を示
す断面図である。
【図15】図12の内視鏡の先端部の第1の変形例を示
す斜視図である。
【図16】図12の内視鏡の先端部の第2の変形例を示
す斜視図である。
【図17】図12の内視鏡の先端部の第3の変形例を示
す先端部断面図である。
【図18】図17の内視鏡の先端部を洗滌する様子を示
す断面図である。
【図19】ノズルが先端部に固定的に取り付けられた状
態でもノズルの洗滌性を向上できる内視鏡の第3の実施
例を示し、(a)は先端構成部から先端カバーを取り外
した状態を示す断面図、(b)は先端構成部に先端カバ
ーを取り付けた状態を示す断面図、(c)は先端構成部
から先端カバーを取り外した状態でノズルを洗滌する様
子を示す断面図である。
【図20】好適な湾曲操作機構を示す断面図である。
【図21】図20の湾曲操作機構の動作状態を示す断面
図である。
【図22】従来の湾曲操作機構を有する内視鏡の斜視図
である。
【図23】ノズルを有する従来の内視鏡の先端部断面図
である。
【符号の説明】
1,1a,1b,1c,1d…内視鏡 2…挿入部 4…ノズル 6…観察窓 12…先端カバー 29…先端部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 挿入部の先端部に設けられた観察窓に流
    体を吹き付けるノズルを有する内視鏡において、 前記ノズルは前記先端部に着脱自在に装着されるカバー
    によって前記先端部に固定されることを特徴とする内視
    鏡。
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