JPWO2019230025A1 - エレベータ巻上機の綱車用清掃具 - Google Patents

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Abstract

エレベータ巻上機に用いられる綱がかけられる綱溝を複数有する綱車の清掃具において、摩耗量の多い綱溝の汚れを、従来の清掃具と比較して、より確実に除去することが可能なエレベータ巻上機の綱車用清掃具を提供する。エレベータ巻上機の綱車用清掃具10は、エレベータ巻上機100に用いられ複数の綱溝を有する綱車101の清掃の清掃に用いられ、第1の清掃爪42aと第2の清掃爪42bとを備える。第1の清掃爪42aは、複数の綱溝に含まれる第1の綱溝106aに対応し、第1の綱溝106aの深さ方向に可動である。第2の清掃爪42bは、複数の綱溝に含まれる第2の綱溝106bに対応し、第2の綱溝106bの深さ方向に可動、かつ、第1の清掃爪42aに対して独立して動く。

Description

本発明は、エレベータ巻上機の綱車用清掃具に関する。
エレベータの保守点検の際などに、エレベータの巻上機の綱車の清掃を行う。このとき、ブラシ、ウエス等を用いて綱車の綱溝を清掃すると煩雑な手数がかかる。そこで、特許文献1に記載のようなエレベータ用綱車の綱溝清掃装置(以下で、従来の清掃具と称す)が提案されている。
特開2003−54854号公報
ところで、綱車の複数の綱溝は、長年の使用により、綱溝それぞれで摩耗状態が異なる。したがって、従来の清掃具のように、複数の綱溝を一つの部材から成る清掃へらで清掃すると、摩耗量が浅い綱溝の底に清掃へらがあたり、摩耗量が多い綱溝の底に清掃へらが十分に到達しない。結果として、綱溝の汚れを十分に除去しきれないという課題があった。
本発明は、エレベータ巻上機に用いられる綱がかけられる綱溝を複数有する綱車の清掃具において、摩耗量の多い綱溝の汚れを、従来の清掃具と比較して、より確実に除去することが可能なエレベータ巻上機の綱車用清掃具を提供することを目的とする。
本発明の一形態に係るエレベータ巻上機の綱車用清掃具は、エレベータ巻上機の複数の綱溝を有する綱車の清掃に用いられるエレベータ巻上機の綱車用清掃具であって、複数の綱溝に含まれる第1の綱溝に対応し、綱溝の深さ方向に可動である第1の清掃爪と、複数の綱溝に含まれる第2の綱溝に対応し、綱溝の深さ方向に可動、かつ、第1の清掃爪に対して独立して動く第2の清掃爪と、を備える。
本発明の一形態に係るエレベータ巻上機の綱車用清掃具は、エレベータ巻上機の綱車の清掃に用いられるエレベータ巻上機の綱車用清掃具であって、綱車の綱溝に沿うように並んだ複数の平板部を有する清掃爪を備え、複数の平板部が並ぶ配置方向の一端に位置する第1の平板部の先端よりも、複数の平板部に含まれる第2の平板部の先端は突出している。
上記のように構成されたエレベータ巻上機の綱車用清掃具では、綱溝の汚れを従来の清掃具と比較して、より確実に除去することができる。
実施の形態1に係るエレベータ巻上機の綱車用清掃具が、エレベータ巻上機の綱車に取り付けられた状態を示す図である。 実施の形態1に係るエレベータ巻上機の綱車用清掃具の正面図である。 実施の形態1に係るエレベータ巻上機の綱車用清掃具に係る可動部の押圧部品の内部構造を示す図である。 図2のA−A断面における断面図である。 実施の形態1に係るエレベータ巻上機の綱車用清掃具の下板及び清掃爪取付板の断面図である。 実施の形態2に係るエレベータ巻上機の綱車用清掃具が、エレベータ巻上機の綱車に取り付けられた状態を示す図である。 実施の形態2に係るエレベータ巻上機の綱車用清掃具における清掃爪を綱溝と直交する方向から見た図である。 実施の形態2に係るエレベータ巻上機の綱車用清掃具における清掃爪を綱溝と平行な方向から見た図である。 実施の形態2に係るエレベータ巻上機の綱車用清掃具における清掃爪の平板部の表面を拡大した図である。 実施の形態2に係るエレベータ巻上機の綱車用清掃具の清掃爪に係る構成部品を示す図である。 実施の形態2に係るエレベータ巻上機の綱車用清掃具における清掃爪の平板部が綱溝に固着した潤滑油等の汚れを掻きとる様子を模式的に示した図である。 実施の形態2に係るエレベータ巻上機の綱車用清掃具における清掃爪の平板部が、綱溝に収まった状態を綱溝と平行な方向から見た図である。 他の実施の形態に係るエレベータ巻上機の綱車用清掃具の正面図である。 図13のB−B断面における断面図である。 他の実施の形態に係るエレベータ巻上機の綱車用清掃具の正面図である。 図15のC−C断面における断面図である。 他の実施の形態に係るエレベータ巻上機の綱車用清掃具における清掃爪を綱溝と直交する方向から見た図である。 他の実施の形態に係るエレベータ巻上機の綱車用清掃具における清掃爪の構成部品を示す図である。 他の実施の形態に係るエレベータ巻上機の綱車用清掃具における清掃爪の平板部の表面を拡大した図である。 他の実施の形態に係るエレベータ巻上機の綱車用清掃具における清掃爪の平板部の表面を拡大した図である。 他の実施の形態に係るエレベータ巻上機の綱車用清掃具における清掃爪の平板部の表面を拡大した図である。
以下で、一実施形態であるエレベータ巻上機の綱車用清掃具について、添付した図面を参照しながら説明する。各実施の形態において同一の構成については、同一の符号を付す。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係るエレベータ巻上機の綱車用清掃具10が、エレベータ巻上機100の綱車101に取り付けられた状態を示す図である。エレベータ巻上機の綱車用清掃具10は、図1に示すように、エレベータ巻上機100の上部に取り付けられ、綱車101において綱102がかかっていない綱溝を清掃する。なお、エレベータ巻上機の綱車用清掃具10は、図示しないボルトにより、エレベータ巻上機100の上部に位置する取り付け座面に固定される。
図2は、実施の形態1に係るエレベータ巻上機の綱車用清掃具10の正面図である。図3は、実施の形態1に係るエレベータ巻上機の綱車用清掃具10に係る可動部30の押圧部品34の内部構造を示す図である。エレベータ巻上機の綱車用清掃具10は、図2に示すように、筐体20、可動部30、清掃部40を備えている。
筐体20は、上板21、下板22、2枚の側板23、2本のシャフト24、2つの上端ストッパー25、2つの下端ストッパー26及び台形ネジ用ナット27を備えている。筐体20は、エレベータ巻上機の綱車用清掃具10の骨格を成す部分であり、ステンレスやアルミといった材料からなる。
上板21及び下板22は平板状の部材であり、これらが、円柱状のシャフト24を介して接続されている。具体的には、上板21は、平行に並ぶ2本のシャフト24の上側に溶接やねじ止めといった方法で固定されている。また、下板22は、平行に並ぶ2つのシャフト24の下側に溶接やねじ止めといった方法で固定されている。
側板23は、平板状の部材である。2枚の側板23は、シャフト24と平行に並ぶように、上板21及び下板22の両側面に固定されている。これにより、上板21、下板22、2つの側板23が、2本のシャフト24を取り囲むようにロの字型の形状を成している。
上端ストッパー25及び下端ストッパー26は、後述する可動部30の可動板33の動作範囲を規制する役割を担っている。また、上端ストッパー25及び下端ストッパー26は、リング状の金属製の部材である。そして、上端ストッパー25は、各シャフト24の上部に固定され、下端ストッパー26は、各シャフト24の下端に固定されている。
台形ネジ用ナット27は、上板21の主面のほぼ中央に位置し、上板21を貫く円筒状の部材である。台形ネジ用ナット27が成す円筒の内側の面には、台形ネジを通すためのネジ溝が切られている。
可動部30は、台形ネジ31、ハンドル32、可動板33、8つの押圧部品34を備えている。
台形ネジ31は、ねじ山が台形状の寸切りボルトである。また、台形ネジ31は、台形ネジ用ナット27に挿入され、2本のシャフトの間に平行に並ぶように位置している。なお、台形ネジ31の下端は上板21と下板22との間に位置し、台形ネジ31の上端は上板21を挟んで下板22と反対側に位置している。
ハンドル32は、手で握れる程度に厚みのある円盤状の部材である。また、ハンドル32は、台形ネジ31の上端に固定されている。そして、ハンドル32を上方から見て右回りに回転させることで、ハンドル32に固定された台形ネジ31も回転し、ハンドル32及び台形ネジ31が下方へ移動する。また、ハンドル32を上方から見て左回りに回転させることで、ハンドル32に固定された台形ネジ31も回転し、ハンドル32及び台形ネジ31が上方へ移動する。
可動板33は、ステンレスやアルミといった材料からなる平板状の部材であり、台形ネジ31の下端に接続されている。従って、可動板33は、上板21及び下板22及び2枚の側板23に囲まれた領域内に位置している。そして、ハンドル32の回転に伴って台形ネジ31とともに上下に動く。ただし、可動板33は、可動板33に設けられた軸受けを介して台形ネジ31と接続されているため、台形ネジ31とともに回転することはない。また、可動板33を、2本のシャフト24が貫いている。これにより、可動板33は、シャフト24をガイドとして、シャフト24に沿うように、上板21及び下板22及び2枚の側板23に囲まれた領域内を上下に移動する。また、可動板33には、後述する押圧部品34を固定するための、ネジ穴が設けられている。さらに、可動板33には、後述する清掃爪取付板41のための長方形状の孔が設けられている。なお、可動板33の主面は、上板21や下板22の主面と平行である。
押圧部品34は、後述する清掃爪を、下方(綱溝の深さ方向)へ押圧する力を付与する部材であり、本実施の形態においてはプランジャである。図3に示すように、押圧部品34は、外筒35、伸縮部材36及び接触部材37を備えている。また、押圧部品34は、エレベータ巻上機の綱車用清掃具10の有する清掃爪42の数に対応して設けられている。具体的には、エレベータ巻上機の綱車用清掃具10の4つの清掃爪42それぞれに対して、2つずつ設けられている。従って、一つのエレベータ巻上機の綱車用清掃具10が有する押圧部品34は、8個である。なお、複数ある押圧部品34のうち、特に、後述する第1の清掃爪42aに対応する押圧部品を第1の押圧部品34aとし、第2の清掃爪42bに対応する押圧部品を第2の押圧部品34bと称す。
外筒35は、金属製の円筒状の部材である。ただし、外筒35の上端側は塞がれている。従って、外筒35は、有底の円筒状を成している。外筒35の下部の外側表面には、ネジ山が形成されており、この部分が可動板33に形成されたネジ穴に差し込まれる。これにより、外筒35は、可動板33を貫通しつつ、可動板33に固定される。
伸縮部材36は、コイルばねであり、外筒35の内部に収納されている。コイルばねの上端は、外筒35の底部に位置し、下端は、後述する接触部材37と接触している。
接触部材37は、POMなどの樹脂等から成る円柱状の部材である。接触部材37の上端は、伸縮部材36の下端と接触している。そして、接触部材37の上部は、外筒35内に位置し、接触部材37の下部は、外筒35からはみ出している。また、接触部材37の下部は、可動板33の下側に突出している。なお、接触部材37の下端は、清掃部40との接触の際に、清掃部40が傷つくことを防止するために、若干丸みを帯びた形状になっている。
図4は、図2のA−A断面における断面図である。図5は、実施の形態1に係るエレベータ巻上機の綱車用清掃具の下板22及び清掃爪取付板41の断面図である。
清掃部40は、図4に示すように、4つの清掃爪取付板41、4つの清掃爪42を備える。なお、以下で、4つの清掃爪42のうち、特に、第1の綱溝106aに対応する清掃爪を第1の清掃爪42a、第2の綱溝106bに対応する清掃爪を第2の清掃爪42bと称す。
清掃爪取付板41は、2つの直方体が上下に積み重なった形状を成し、ステンレスやアルミ等を材料とする部材である。上部に位置する直方体の上面は、押圧部品34の接触部材37の下端と接触する。また、図5に示すように、上部の直方体41aは、下板22よりも上側に位置している。下部の直方体41bは、下板22を貫くように位置している。具体的には、直方体41bの一部は、下板22に設けられた孔H内に位置している。また、直方体41bの他の部分は、可動板33の上側若しくは下側にはみ出している。ここで、下板22に設けられた孔Hは、直方体41bの幅よりもわずかに大きい。従って、直方体41bは可動板33に設けられた孔Hの内側で上下に動くことが可能である。ただし、直方体41aは、直方体41bよりも大きく下板22に設けられた孔Hを通過することができない。結果として、清掃爪取付板41が下板22の孔Hを通って脱落することが防止される。
図4に示めされる第1の清掃爪42a、第2の清掃爪42bを含む清掃爪42は、樹脂製の部材である。また、第1の清掃爪42aは、その上端が清掃爪取付板41の下端に接着剤等により固定されている。第2の清掃爪42b及び他の清掃爪42も同様である。また、第1の清掃爪42aは、エレベータ巻上機の綱車用清掃具10が、エレベータ巻上機100の綱車101に取り付けられると、第1の押圧部品34aからの力により綱車101の綱溝106aに押し当てられる。さらに、第2の清掃爪42bについても、エレベータ巻上機の綱車用清掃具10が、エレベータ巻上機100の綱車101に取り付けられると、第2の押圧部品34bからの力により綱車101の綱溝106bに押し当てられる。他の清掃爪42についても、エレベータ巻上機の綱車用清掃具10が、エレベータ巻上機100の綱車101に取り付けられると、綱溝に押し当てられる。
以上のように構成されたエレベータ巻上機の綱車用清掃具10では、摩耗量の多い綱溝の汚れを従来の清掃具と比較して、より確実に除去することができる。具体的には、従来の清掃具のように、複数の綱溝を一つの部材から成る清掃へらで清掃すると、摩耗量が浅い綱溝の底に清掃へらがあたり、摩耗量が多い綱溝の底に清掃へらが十分に到達しない。結果として、摩耗量が多い綱溝の汚れを十分に除去しきれない。一方、エレベータ巻上機の綱車用清掃具10では、押圧部品34が可動板33とともに移動する。従って、ハンドル32を操作して可動板33を下方へ移動させると、押圧部品34の接触部材37の下端が、清掃部40の清掃爪取付板41の上面と接触する。接触部材37が清掃爪取付板41に接触すると、接触部材37は、押圧部品34の外筒35内に位置する伸縮部材36から押されて、清掃爪取付板41を押圧する。これにより、第1の清掃爪42aが第1の綱溝106aに、第2の清掃爪42bが第2の綱溝106bに押し当てられる。ただし、第1の清掃爪42a及び第2の清掃爪42bが綱溝106a及び綱溝106bの深さと対応するように、コイルばねである伸縮部材36が伸縮して、第1の清掃爪42a及び第2の清掃爪42bが固定された各清掃爪取付板41が上下へ動く。このようにして、清掃爪取付板41の先端に固定された第1の清掃爪42aが第1の綱溝106aに沿って、第1の綱溝106aの深さ方向に向かって動くことができる。第2の清掃爪42bも同様に、第2の綱溝106bに沿って、第2の綱溝106bの深さ方向に動くことができる。さらに、第1の清掃爪42a及び第2の清掃爪42bは、それぞれ異なる押圧部品34によって押圧されているため、第1の清掃爪42a及び第2の清掃爪42bは、独立して動くことができる。これにより、エレベータ巻上機の綱車用清掃具10では、摩耗量が浅い綱溝の底に第1の清掃爪42aがあたり、摩耗量が多い綱溝の底に第2の清掃爪42bが十分に到達しないという状況を防止できる。結果として、摩耗量の多い綱溝の汚れを、従来の清掃具と比較して、より確実に除去することができる。なお、エレベータ巻上機の綱車用清掃具10が備える他の清掃爪42についても、綱溝に深さ方向に動くことが可能であり、他の清掃爪42それぞれは、独立して動くことが可能である。従って、第1の清掃爪42a、第2の清掃爪42b及び2つの他の清掃爪42はそれぞれ、独立して動くことが可能である。
実施の形態2.
図6は、実施の形態2に係るエレベータ巻上機の綱車用清掃具10Aが、エレベータ巻上機100の綱車101に取り付けられた状態を示す図である。また、図7は、実施の形態2に係るエレベータ巻上機の綱車用清掃具10Aにおける清掃爪を綱溝と直交する方向から見た図である。図8は、実施の形態2に係るエレベータ巻上機の綱車用清掃具10Aにおける清掃爪を綱溝と平行な方向から見た図である。図9は、実施の形態2に係るエレベータ巻上機の綱車用清掃具10Aにおける清掃爪の平板部の表面を拡大した図である。図10は、実施の形態2に係るエレベータ巻上機の綱車用清掃具10Aの清掃爪に係る構成部品を示す図である。
図6に示めされる実施の形態2であるエレベータ巻上機の綱車用清掃具10Aと実施の形態1であるエレベータ巻上機の綱車用清掃具10との相違点は、清掃爪である。以下で、より具体的に説明する。なお、以下では、冗長な記載になることを避けるため、エレベータ巻上機の綱車用清掃具10Aが備える複数の清掃爪のうち第1の清掃爪42a及びこれに対応する綱溝106aについてのみ説明するが、エレベータ巻上機の綱車用清掃具10Aが備える第2の清掃爪42b及び他の2つの清掃爪42も以下の説明と同様の構成である。
図7に示すように、実施の形態2であるエレベータ巻上機の綱車用清掃具10Aの第1の清掃爪42aは、第1の平板部51、第2の平板部52、第3の平板部53、平板部54、平板部55、各平板部の間に挟まる間隔部材60、ピン70及びナット72を有している。また、第1の平板部51、第2の平板部52、第3の平板部53、平板部54、平板部55は、PPSなどの樹脂を材料とし、板状を成している。さらに、第1の平板部51、平板部54、第2の平板部52、平板部55、第3の平板部53の順で、綱車101の綱溝106aに沿うように一列に並んでいる。ここで、第1の平板部51、平板部54、第2の平板部52、平板部55、第3の平板部53が並ぶ方向を配置方向Xとする。そうすると、第1の平板部51は配置方向Xの一端に位置し、第2の平板部52は配置方向Xの中央に位置している。また、第3の平板部53は、配置方向Xの他端に位置している。なお、各平板部の主面は、配置方向Xと直交する。
また、第1の平板部51の先端よりも、平板部54の先端は、綱溝106aの深さ方向に突出している。さらに、平板部54の先端よりも、第2の平板部52の先端は、綱溝106aの深さ方向に突出している。以上より、第1の平板部51の先端よりも、第2の平板部52の先端は、綱溝106aの深さ方向に突出している。これにより、第1の平板部51から第2の平板部52に向かうにしたがって、平板部の先端と綱溝106aの底部との間隔は狭くなり、配置方向Xの中央に位置する第2の平板部52は、綱溝106aの底部と接触している。従って、第1の平板部51の先端と綱溝106aの底部との間隔は、第2の平板部の先端と綱溝106aの底部との間隔よりも広いと言える。さらに、第3の平板部53の先端よりも、平板部55の先端は、綱溝106aの深さ方向に突出している。これに加え、平板部55の先端よりも、第2の平板部52の先端は、綱溝106aの深さ方向に突出している。以上より、第3の平板部53の先端よりも、第2の平板部52の先端は、綱溝106aの深さ方向に突出している。これにより、第2の平板部52から第3の平板部53に向かうにしたがって、平板部の先端と綱溝106aの底部との間隔は広くなる。従って、第3の平板部53の先端と綱溝106aの底部との間隔は、第2の平板部の先端と綱溝106aの底部との間隔よりも広いと言える。
図8に示すように、配置方向X及び溝の深さ方向と直交する直交方向Zにおける平板部の幅は、第1の平板部51から第2の平板部52に向かうにしたがって広くなる。従って、第1の平板部51の幅d1は、第2の平板部52の幅d2よりも狭いと言える。また、直交方向Zにおける平板部の幅は、第2の平板部52から第3の平板部53に向かうにしたがって狭くなる。つまり、第3の平板部53の幅は、第2の平板部の幅d2よりも狭いと言える。
さらに、図9のように、第1の平板部51、第2の平板部52、第3の平板部53、平板部54、平板部55には、配置方向Xと平行な面である側面に直方体状の細かな凹凸が設けられている。
間隔部材60は、図7に示すように、各平板部の間に設けられている。また、間隔部材60は、直方体状をなし、PPSなどを材料とする樹脂製の部材である。ここで、直交方向Zにおける間隔部材60の幅は、各平板部の幅よりも小さい。結果として、第1の平板部51
及びこれと隣り合う平板部54の間には、凹部が設けられることになる。他の平板部の間にも間隔部材60があるため、同様に平板部同士の間には凹部が設けられることになる。
ピン70及びナット72は、図7に示すように、第1の平板部51、平板部54、第2の平板部52、平板部55、第3の平板部53及び各平板部の間に設けられた間隔部材60を、配置方向Xの両側から挟み込み、これらの部材を固定している。これに対応するため、各平板部及び間隔部材60には、ピン70を通すための孔が形成されている。
図10に示すように、ピン70は、先端部にのみネジ山が形成されたネジ部を有するボルトである。そして、ピン70におけるねじ山のない円筒部に、間隔部材60、第1の平板部51、間隔部材60、平板部54、間隔部材60といったように、平板部と間隔部材60が交互にはめ込まれ、ネジ部にナット72が締結されることで、各平板部と間隔部材60とが固定される。ここで、ピン70の円筒部上には、各平板部及び間隔部材60が直交方向Zに動くことを防止するために、配置方向Xに延びる直方体状の突起、いわゆるキーが設けられている。従って、各平板部及び間隔部材60に形成された孔も、ピン70の円筒部に対応する形状になっている。
以上のように、構成されたエレベータ巻上機の綱車用清掃具10Aでは、清掃爪の耐久性を高めることができる。具体的には、例えば、実施の形態1であるエレベータ巻上機の綱車用清掃具10の第1の清掃爪42aでは、一つの直方体状の部材で綱溝106aを清掃している。この場合、綱溝106aに固着した潤滑油等の汚れを一度に掻き出すことになり、第1の清掃爪42aに大きな応力が加わる。その結果、第1の清掃爪42aを使い続けると変形が起こりやすくなるため、第1の清掃爪42aを頻繁に交換する必要がある。一方、図11に示すように、第2の実施形態に係る第1の清掃爪42aでは、綱車101が配置方向Xの一方側から他方側に回転(図11の紙面上で右回転)したとすると、綱溝106aの底部との間隔が最も広い第1の平板部51が、まず、綱溝106aの底部に固着した潤滑油等の汚れ200の上層部分を掻き出す。次に、綱溝106aの底部との間隔が第1の平板部51の次に広い平板部54が、綱溝106aの底部に固着した汚れ200の中層部分を掻き出す。そして、綱溝106aの底部と接触している第2の平板部52が、綱溝106aの底部に固着した汚れ200の下層部分を掻き出す。このように、エレベータ巻上機の綱車用清掃具10Aに係る第1の清掃爪42aでは、綱溝106aに固着した汚れ200を三枚の平板で徐々に掻き出すことになる。これにより、第1の清掃爪42aに一度に加わる応力が緩和され、変形が起こりにくくなる。その結果、エレベータ巻上機の機綱車用清掃具10Aでは、清掃爪の耐久性を高めることができる。
また、エレベータ巻上機の綱車用清掃具10Aでは、第2の平板部52から第3の平板部53に向かうにしたがって、平板部の先端と綱溝106aの底部との間隔が広くなっている。これにより、第2の実施形態に係る第1の清掃爪42aでは、綱車101が配置方向Xの他方側から一方側に回転(図11の紙面上で左回転)したとすると、綱溝106aの底部との間隔が最も広い第3の平板部53から、平板部55、第2の平板部52の順に、綱溝106aの底部に固着した汚れを徐々に掻き出すことになる。従って、第1の清掃爪42aに加わる応力が緩和され、エレベータ巻上機の綱車用清掃具10Aでは、綱車101が配置方向Xの他方側から一方側に回転したとしても、清掃爪の耐久性を高めることができる。以上より、エレベータ巻上機の綱車用清掃具10Aでは、綱車101がどちらの方向に回転したとしても、清掃爪の耐久性を高めることができる。
さらに、エレベータ巻上機の綱車用清掃具10Aでは、平板部の幅が、第1の平板部51から第2の平板部52に向かうにしたがって広くなる。これにより、図12に示すように、綱溝106aの側面と平板部との間隔が、第1の平板部51から第2の平板部52に向かうにしたがって狭くなる。その結果、エレベータ巻上機の綱車用清掃具10Aの第1の清掃爪42aでは、綱車101が配置方向Xの一方側から他方側に回転した場合に、綱溝106aの側面との間隔が最も広い第1の平板部51から、平板部54、第2の平板部52の順に、綱溝106aの側面に固着した汚れをその上層部から徐々に掻き出すことになる。これにより、第1の清掃爪42aに加わる応力が緩和され、エレベータ巻上機の綱車用清掃具10Aでは、清掃爪の耐久性をさらに高めることができる。また、平板部の幅は、第3の平板部53から第2の平板部52に向かうにしたがって広くなっている。つまり、綱溝106aの側面と平板部との間隔が、第3の平板部53から第2の平板部52に向かうにしたがって狭くなる。これにより、綱車101が配置方向Xの他方側から一方側に回転した場合に、綱溝106aの側面との間隔が最も広い第3の平板部53から、平板部55、第2の平板部52の順に、綱溝106aの側面に固着した汚れをその上層部から徐々に掻き出すことになる。従って、綱車101が配置方向Xの他方側から一方側に回転した場合でも、第1の清掃爪42aに加わる応力が緩和され、エレベータ巻上機の綱車用清掃具10Aでは、綱車101が配置方向Xの他方側から一方側に回転したとしても清掃爪の耐久性をさらに高めることができる。
また、上述のとおり、エレベータ巻上機の綱車用清掃具10Aでは、第1の清掃爪42aに加わる応力が緩和され、変形が起こりにくくなる。これにより、綱溝106aにしっかりと第1の清掃爪42aが当接することになり、結果として、綱溝の汚れをより確実に除去することができる。
そして、エレベータ巻上機の綱車用清掃具10Aでは、第1の平板部51、第2の平板部52、第3の平板部53、平板部54、平板部55の側面には、細かな凹凸が設けられている。従って、綱車101の清掃の際に、この凹凸が、綱溝106aに固着した汚れの表面を引っ掻く。これにより、汚れが柔らかくなるため、後続の平板部が汚れを掻きとりやすくなる。結果として、エレベータ巻上機の綱車用清掃具10Aでは、綱溝106a内の汚れをより確実に除去することができる。
ところで、各平板部の間には、間隔部材60が位置し、その結果、各平板部の間には凹部が設けられることになる。これにより、綱車101の清掃の際に、この凹部に綱溝106aから掻き出された汚れが保持される。このように、各平板部の間に綱溝106aから掻き出された汚れが保持されることで、掻き出された汚れが綱溝106aに再付着することが抑制される。なお、上記の説明では、第1の清掃爪42a及び綱溝106aを例として挙げたが、第2の清掃爪42b、綱溝106b、他の清掃爪42及び他の綱溝についても同様のことが言える。
また、エレベータ巻上機の綱車用清掃具10Aでは、各平板部は別々の部材であり、これらがピン70及びナット72により固定されている。これにより、例えば、第1の平板部51の摩耗が進展した場合、第1の平板部51だけを交換をすればよく、他の平板部を交換する必要はない。
エレベータ巻上機の綱車用清掃具10Aにおける他の構成は、エレベータ巻上機の綱車用清掃具10と同様である。従って、エレベータ巻上機の綱車用清掃具10Aにおける他の構成は、エレベータ巻上機の綱車用清掃具10Aでの説明のとおりである。
他の実施形態.
本発明に係るエレベータ巻上機の綱車用清掃具は、前述の実施の形態に限らずその要旨の範囲内において変更可能である。例えば、上記に示したエレベータ巻上機の綱車用清掃具10では、押圧部品34が、清掃爪それぞれに対して、2つずつ設けられている例を示した。しかし、綱車用清掃具は、上記に限られず、例えば、図13及び図14に示すように、清掃爪それぞれに対して、1つずつ設けられていても構わない。また、第1の清掃爪42aを綱溝106aに押し付ける部材として、プランジャの代わりに、図15及び図16に示すような板バネを用いても構わない。
また、第1の清掃爪42aが備える各平板部の先端が、図17に示すように、綱車101の中心を向くように配置されていてもよい。さらに、ピン70の形状は、図18に示すように、円柱状の円筒部及びこれと平行に設けられ、円頭部から伸びる棒状の突起を備える形状でもよい。このとき、ピン70を通すために各平板部及び間隔部材60に形成された孔の形状は、円筒部を通すための一つの大きな円及び棒状の突起を通すための小さな円から構成される。
さらに、第1の平板部51、第2の平板部52、第3の平板部53、平板部54、平板部55の各側面に設けられた凹凸の形状は、直方体に限られず、図19に示すような断面が半円状で配置方向Xに延びるものであってもいいし、図20に示すように断面が三角形状で配置方向Xに延びるものであってもいいし、図21に示すように断面が三角形状で綱溝の深さ方向に延びるものであってもよい。なお、図21に示す凹凸形状の場合、綱溝に固着した潤滑油等の汚れを一つの平板部で複数回掻きとることなり、綱溝に付着した潤滑油等の汚れをさらに除去しやすくなる。また、第1の平板部51、第2の平板部52、第3の平板部53、平板部54、平板部55の主面に凹凸を設けてもよい。
また、前述の実施形態では、清掃爪42が、各平板部及び間隔部材60等の複数の部品で構成されている例を示した。しかし、本発明に係る綱車用清掃具は、これに限られず、各平板部及び間隔部材60等が一体であってもよい。
10,10A エレベータ巻上機の綱車用清掃具、34a 第1の押圧部品、34b 第2の押圧部品、42a 第1の清掃爪、42b 第2の清掃爪、51 第1の平板部、52 第2の平板部、53 第3の平板部、100 エレベータ巻上機、101 綱車、106a 第1の綱溝、106b 第2の綱溝
本発明の一形態に係るエレベータ巻上機の綱車用清掃具は、エレベータ巻上機の複数の綱溝を有する綱車の清掃に用いられるエレベータ巻上機の綱車用清掃具であって、複数の綱溝に含まれる第1の綱溝に対応し、綱溝の深さ方向に可動である第1の清掃爪と、複数の綱溝に含まれる第2の綱溝に対応し、綱溝の深さ方向に可動、かつ、第1の清掃爪に対して独立して動く第2の清掃爪と、を備え、第1の清掃爪は、綱溝に沿うように並んだ複数の平板部を有し、複数の平板部が並ぶ配置方向の一端に位置する第1の平板部の先端よりも、複数の平板部に含まれる第2の平板部の先端は突出している。
本発明の一形態に係るエレベータ巻上機の綱車用清掃具は、エレベータ巻上機の綱車の清掃に用いられるエレベータ巻上機の綱車用清掃具であって、綱車の綱溝に沿うように並んだ複数の平板部を有する清掃爪を備え、複数の平板部が並ぶ配置方向の一端に位置する第1の平板部の先端よりも、複数の平板部に含まれる第2の平板部の先端は突出し、配置方向及び綱溝の深さ方向と直交する直交方向における第1の平板部の幅は、直交方向における第2の平板部の幅よりも狭い。

Claims (10)

  1. エレベータ巻上機の複数の綱溝を有する綱車の清掃に用いられるエレベータ巻上機の綱車用清掃具であって、
    前記複数の綱溝に含まれる第1の綱溝に対応し、前記綱溝の深さ方向に可動である第1の清掃爪と、
    前記複数の綱溝に含まれる第2の綱溝に対応し、前記綱溝の深さ方向に可動、かつ、前記第1の清掃爪に対して独立して動く第2の清掃爪と、
    を備えるエレベータ巻上機の綱車用清掃具。
  2. 前記第1の清掃爪を前記第1の綱溝に押し当てる力を付与する第1の押圧部品と、
    前記第2の清掃爪を前記第2の綱溝に押し当てる力を付与する第2の押圧部品と、
    を備える請求項1に記載のエレベータ巻上機の綱車用清掃具。
  3. 前記第1の押圧部品及び前記第2の押圧部品は、プランジャである、
    請求項2に記載のエレベータ巻上機の綱車用清掃具。
  4. エレベータ巻上機の綱車の清掃に用いられるエレベータ巻上機の綱車用清掃具であって、
    前記綱車の綱溝に沿うように並んだ複数の平板部を有する清掃爪を備え、
    前記複数の平板部が並ぶ配置方向の一端に位置する第1の平板部の先端よりも、前記複数の平板部に含まれる第2の平板部の先端は突出している、
    エレベータ巻上機の綱車用清掃具。
  5. 前記第1の清掃爪は、前記綱溝に沿うように並んだ複数の平板部を有し、
    前記複数の平板部が並ぶ配置方向の一端に位置する第1の平板部の先端よりも、前記複数の平板部に含まれる第2の平板部の先端は突出している、
    請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のエレベータ巻上機の綱車用清掃具。
  6. 前記配置方向及び前記綱溝の深さ方向と直交する直交方向における前記第1の平板部の幅は、前記直交方向における前記第2の平板部の幅よりも狭い、
    請求項4又は請求項5に記載のエレベータ巻上機の綱車用清掃具。
  7. 前記配置方向の他端に位置する第3の平板部の先端よりも、前記第2の平板部の先端は突出している、
    請求項4から請求項6のいずれか一項に記載のエレベータ巻上機の綱車用清掃具。
  8. 前記配置方向及び前記綱溝の深さ方向と直交する直交方向における前記第3の平板部の幅は、前記直交方向における前記第2の平板部の幅よりも狭い、
    請求項7に記載のエレベータ巻上機の綱車用清掃具。
  9. 前記第1の平板部及び前記第1の平板部と隣り合う平板部との間に凹部が設けられている、
    請求項4から請求項8のいずれか一項に記載のエレベータ巻上機の綱車用清掃具。
  10. 前記複数の平板部の表面には、凹凸が設けられている、
    請求項4から請求項9のいずれか一項に記載のエレベータ巻上機の綱車用清掃具。
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