JPWO2019229991A1 - 部品装着機 - Google Patents

部品装着機 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2019229991A1
JPWO2019229991A1 JP2020522551A JP2020522551A JPWO2019229991A1 JP WO2019229991 A1 JPWO2019229991 A1 JP WO2019229991A1 JP 2020522551 A JP2020522551 A JP 2020522551A JP 2020522551 A JP2020522551 A JP 2020522551A JP WO2019229991 A1 JPWO2019229991 A1 JP WO2019229991A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
head
moving body
axis
elevating device
mounting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2020522551A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7095085B2 (ja
Inventor
伊藤 秀俊
秀俊 伊藤
賢三 石川
賢三 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Publication of JPWO2019229991A1 publication Critical patent/JPWO2019229991A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7095085B2 publication Critical patent/JP7095085B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K13/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or adjusting assemblages of electric components
    • H05K13/04Mounting of components, e.g. of leadless components
    • H05K13/0404Pick-and-place heads or apparatus, e.g. with jaws
    • H05K13/0413Pick-and-place heads or apparatus, e.g. with jaws with orientation of the component while holding it; Drive mechanisms for gripping tools, e.g. lifting, lowering or turning of gripping tools
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K13/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or adjusting assemblages of electric components
    • H05K13/04Mounting of components, e.g. of leadless components
    • H05K13/0404Pick-and-place heads or apparatus, e.g. with jaws
    • H05K13/0408Incorporating a pick-up tool
    • H05K13/041Incorporating a pick-up tool having multiple pick-up tools

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)

Abstract

部品装着機は、基台に対して水平方向の第一方向に相対移動可能に設けられる第一移動体と、基板に装着される部品を保持する装着ヘッドを有する第二移動体と、を備える。装着ヘッドは、ロータリヘッドの回転によりR軸周りの規定角度に角度決めされた保持部材を昇降させる昇降装置であって、R軸から第一移動体が第二移動体を相対移動可能に支持する支持部までの間に昇降装置の重心が位置するようにヘッド本体に設けられる昇降装置を備える。

Description

本発明は、部品装着機に関するものである。
部品装着機は、装着ヘッドを用いて基板に部品を装着する装着処理を実行する。装着ヘッドは、部品装着機の機内において水平方向に移動可能に設けられた移動体を構成する。特許文献1には、部品を保持する吸着ノズルを複数支持するロータリヘッドを有する装着ヘッドが開示されている。装着ヘッドは、ロータリヘッドの回転軸周りの規定角度にある吸着ノズルを昇降させる昇降装置を備える。
特開2014−183168号公報
上記のような部品装着機には、装着ヘッドにおいて吸着ノズルを昇降させた際に振動が発生する。装着ヘッドに振動が発生すると装着処理の精度や所要時間に影響が及ぶおそれがある。そのため、部品装着機には、装着ヘッドにおける昇降装置の動作に伴う振動の発生を抑制することが望まれる。
本明細書は、昇降装置の動作に伴う振動の発生を抑制することができる部品装着機を提供することを目的とする。
本明細書は、基台と、前記基台に対して水平方向の第一方向に相対移動可能に設けられる第一移動体と、前記第一移動体に対して前記第一方向に交差する水平方向の第二方向に相対移動可能に前記第一方向の側面を前記第一移動体に支持され、基板に装着される部品を保持する装着ヘッドを有する第二移動体と、を備え、前記装着ヘッドは、前記第二移動体に設けられるヘッド本体と、前記ヘッド本体に対して鉛直軸に平行なR軸周りに回転可能に設けられ、前記部品を保持する保持部材を前記ヘッド本体に対して昇降可能に複数支持するロータリヘッドと、前記ロータリヘッドの回転により前記R軸周りの規定角度に角度決めされた前記保持部材を昇降させる昇降装置であって、前記R軸から前記第一移動体が前記第二移動体を相対移動可能に支持する支持部までの間に前記昇降装置の重心が位置するように前記ヘッド本体に設けられる前記昇降装置と、を備える第一の部品装着機を開示する。
本明細書は、基台と、前記基台に対して水平方向の第一方向に相対移動可能に設けられる第一移動体と、前記第一移動体に対して前記第一方向に交差する水平方向の第二方向に相対移動可能に前記第一方向の側面を前記第一移動体に支持され、基板に装着される部品を保持する装着ヘッドを有する第二移動体と、を備え、前記装着ヘッドは、前記第二移動体に設けられるヘッド本体と、前記ヘッド本体に対して鉛直軸に平行なR軸周りに回転可能に設けられ、前記部品を保持する保持部材を前記ヘッド本体に対して昇降可能に複数支持するロータリヘッドと、前記ヘッド本体に対して相対移動または相対回転する可動部を動作させて前記ロータリヘッドの回転により前記R軸周りの規定角度に角度決めされた前記保持部材を昇降させる昇降装置であって、前記R軸から前記第一移動体が前記第二移動体を相対移動可能に支持する支持部までの間に前記可動部が位置するように前記ヘッド本体に設けられる前記昇降装置と、を備える第二の部品装着機を開示する。
昇降装置の動作に伴って発生する振動は、第一移動体が装着ヘッドを含む第二移動体を支持する支持部と装着ヘッドの重心との位置関係により大きさが変動する。ここで、昇降装置は、装着ヘッドにおいて大きな重量の割合を占める重量物である。これに対して、上記のような構成によると、必然的に装着ヘッドの重心が支持部に接近することになる。これにより、昇降装置の動作に伴って発生する振動を抑制できる。
実施形態における部品装着機を示す斜視図である。 装着ヘッドを模式的に示す側面図である。 装着ヘッドを模式的に示す平面図である。 実施形態の変形態様における装着ヘッドを模式的に示す側面図である。
1.部品装着機1の構成
部品装着機1は、図1に示すように、基板搬送装置10、部品供給装置20、部品移載装置30、部品カメラ71、基板カメラ72、およびヘッドカメラユニット73を備える。以下の説明において、水平方向の第一方向であって部品装着機1の前後方向(図1の左下から右上に向かう方向)をY方向とし、Y方向に交差する水平方向の第二方向であって部品装着機1の左右方向(図1の左上から右下に向かう方向)をX方向とし、X方向およびY方向に直交する鉛直方向(図1の上下方向)をZ方向とする。
基板搬送装置10は、Y方向に並んで設置された複数の搬送機構11などにより構成される。搬送機構11は、一対のガイドレール12,13を有する。一対のガイドレール12,13は、コンベアベルトに載置されて搬送される基板90を案内する。基板搬送装置10は、基板90を搬送方向へと順次搬送するとともに、基板90を機内の所定位置に位置決めする。基板搬送装置10は、部品装着機1による部品の装着処理が終了した後に、基板90を部品装着機1の機外に搬出する。
部品供給装置20は、基板90に装着される部品を供給する。部品供給装置20は、X方向に並んでセットされたフィーダ21を備える。フィーダ21は、多数の部品が収納されたキャリアテープが巻回されたリール22を保持する。フィーダ21は、リール22から繰り出されたキャリアテープを送り移動させる。これにより、フィーダ21は、フィーダ21の先端側に位置する供給位置において部品を採取可能に供給する。
部品移載装置30は、部品供給装置20により供給された部品を、基板搬送装置10により機内に搬入された基板90上の所定の装着位置まで移載する。部品移載装置30は、Yスライド装置31、Xスライド装置32、Y駆動部33、X駆動部34、および装着ヘッド40を備える。Yスライド装置31は、装着ヘッド40を基台2の前後方向(Y方向)に移動させる。Yスライド装置31は、一対のYレール311、およびYスライダ312を有する。一対のYレール311は、基台2の前後方向に延伸し、互いに平行に配置される。
Yスライダ312は、一対のYレール311とスライド可能に係合している。Yスライダ312は、一対のYレール311に吊り下げられた状態で基台2の前後方向に移動可能に構成されている。上記のように、Yスライド装置31は、Yスライダ312を吊り下げた状態で支持する一対のYレール311を有する懸垂式である。これにより、部品移載装置30は、装着ヘッド40の左右方向(X方向)の可動範囲を大きく確保することができる。Yスライダ312は、Y駆動部33によってY方向の所定の位置まで移動される。Y駆動部33は、例えばボールねじ機構やリニアモータを用いた直動機構が適用される。
Xスライド装置32は、装着ヘッド40を基台2の左右方向(X方向)に移動させる。Xスライド装置32は、図2に示すように、Xレール321、およびXスライダ322を有する。Xレール321は、X方向に延伸するように形成される。Xレール321は、Yスライダ312のY方向の側面に配置される。Xスライダ322は、Xレール321とスライド可能に係合している。Xスライダ322は、X駆動部34によってX方向の所定の位置まで移動される。X駆動部34は、例えばボールねじ機構やリニアモータを用いた直動機構が適用される。
装着ヘッド40は、1または複数の保持部材を用いて基板90に装着される部品を保持する。装着ヘッド40は、図略のクランプによりXスライダ322に着脱可能に固定される。また、上記の保持部材としては、例えば負圧エアにより部品を吸着する吸着ノズルや、部品をクランプするチャックなどが採用され得る。装着ヘッド40の詳細構成については後述する。
上記のように部品移載装置30は、基台2に対してY方向に相対移動可能に設けられる第一移動体(Yスライダ312)と、Yスライダ312に対してX方向に相対移動可能に支持された第二移動体(Xスライダ322および装着ヘッド40)とを備える。ここで、第二移動体(Xスライダ322および装着ヘッド40)は、上記のような構成によりXスライダ322のY方向の側面(Xスライダ322の背面)をYスライダ312に支持される。以下では、Yスライダ312がXスライダ322を相対移動可能に支持する境界部分を支持部St(図2および図3を参照)と称する。
部品カメラ71、基板カメラ72、およびヘッドカメラユニット73は、CMOSなどの撮像素子を有するデジタル式の撮像装置である。部品カメラ71、基板カメラ72、およびヘッドカメラユニット73は、制御信号に基づいて撮像を行い、当該撮像により取得した画像データを送出する。
部品カメラ71は、光軸がZ方向の上向きとなるように基台2に固定されている。部品カメラ71は、装着ヘッド40の吸着ノズル44に保持された部品を下方から撮像可能に構成される。基板カメラ72は、光軸がZ方向の下向きとなるように部品移載装置30のXスライダ322に設けられている。基板カメラ72は、基板90を上方から撮像可能に構成される。
ヘッドカメラユニット73は、図2に示すように、装着ヘッド40に設けられ、Xスライダ322の移動に伴って装着ヘッド40と一体的に移動する。ヘッドカメラユニット73は、装着ヘッド40に取り付けられた吸着ノズル44および吸着ノズル44に保持された部品を撮像の対象とする。ヘッドカメラユニット73は、吸着ノズル44および保持された部品を側方から撮像可能に構成される。
部品装着機1は、基板90に部品を装着する装着処理を実行する。上記の装着処理には、部品供給装置20により供給された部品を採取して基板90における所定位置に部品を装着するピックアンドプレースサイクルを複数回に亘って繰り返す処理が含まれる。部品装着機1は、装着処理において、各種センサから出力される情報や画像処理の結果、予め記憶された制御プログラムなどに基づき、部品移載装置30の動作を制御する。これにより、装着ヘッド40に支持された複数の吸着ノズル44の位置および角度が制御される。
2.装着ヘッド40の詳細構成
装着ヘッド40は、図2に示すように、Xスライダ322に設けられるヘッド本体41を有する。本実施形態において、ヘッド本体41は、Xスライダ322の鉛直面である前面に着脱可能に固定される。装着ヘッド40は、ヘッド本体41に対して鉛直軸(Z軸)に平行なR軸周りに回転可能に設けられるロータリヘッド42を備える。ロータリヘッド42は、R軸と同心の円周上において周方向に等間隔に複数(例えば、20本)のシリンジ43をZ方向に摺動可能に且つ回転可能に保持する。
シリンジ43は、図略のスプリングの弾性力によりロータリヘッド42に対して上方に付勢されている。これにより、シリンジ43は、外力を付与されていない通常状態では、上昇端に位置している。シリンジ43の上端部には、径方向外方に延出するアーム431が形成される。シリンジ43の下端部には、負圧エアを供給されて部品を吸着する吸着ノズル44が取り付けられる。これにより、ロータリヘッド42は、複数の吸着ノズル44をヘッド本体41に対して昇降可能に、且つR軸に平行でシリンジ43の中心を通るθ軸周りに回転可能に支持する。
吸着ノズル44は、負圧エアを供給されて部品を吸着する保持部材である。複数の吸着ノズル44は、Rモータ45の駆動に伴ってロータリヘッド42が回転することにより、R軸周りの規定角度(例えば、シリンジ43の昇降角度)に角度決めされる。装着ヘッド40は、ヘッド本体41に固定されたθモータ46を備える。θモータ46の出力軸には、複数のギヤを介して回転力を伝達可能に全てのシリンジ43が連結されている。シリンジ43および吸着ノズル44は、θモータ46の動作によりθ軸周りに回転(自転)し、回転角度や回転速度を制御される。
装着ヘッド40は、ロータリヘッド42の回転によりR軸周りの規定角度に角度決めされた吸着ノズル44を昇降させる昇降装置を備える。本実施形態において、装着ヘッド40は、図3に示すように、R軸周りの第一規定角度Ap1および第二規定角度Ap2に角度決めされた2つの吸着ノズル44をそれぞれ独立して昇降させる2つの第一昇降装置50および第二昇降装置60を備える。
本実施形態において、第一規定角度Ap1および第二規定角度Ap2は、R軸と支持部Stを最短で結ぶ基準線Lbを含む鉛直面(本実施形態において、YZ平面)に対称な角度である。具体的には、第一規定角度Ap1および第二規定角度Ap2は、R軸を中心として基準線Lbから90度をなす角度である。また、第一昇降装置50および第二昇降装置60は、基準線Lbに直交する水平方向(本実施形態において、X方向)に並んで配置される。
本実施形態において、第一昇降装置50は、図2に示すように、ボールねじ51、ナット部材52、Zモータ53、Zガイド54、Zスライダ55、およびプッシャー56を有する。ボールねじ51は、ヘッド本体41に回転可能に設けられる。ナット部材52は、図略のボールを介してボールねじ51の外周に係合する。Zモータ53の駆動に伴ってボールねじ51が回転することにより、ナット部材52がZ方向に移動する。
Zガイド54は、ボールねじ51と平行となるようにヘッド本体41に固定され、Zスライダ55をスライド可能に支持する。Zスライダ55は、ナット部材52に固定され、ナット部材52と一体的にZ方向に移動する。プッシャー56は、Zスライダ55に設けられる。プッシャー56は、複数のシリンジ43のうちロータリヘッド42の回転により第一規定角度Ap1に角度決めされたシリンジ43のアーム431に接触する。
プッシャー56は、接触するシリンジ43のスプリングの弾性力に抗してシリンジ43をZ方向下方へと押圧し、シリンジ43を下降させる。これにより、シリンジ43に取り付けられた吸着ノズル44は、シリンジ43と一体的に昇降する。シリンジ43および吸着ノズル44は、Zモータ53の駆動によりZ方向に一体的に昇降し、Z方向位置や移動速度を制御される。
なお、第二昇降装置60は、ボールねじ61、ナット部材62、Zモータ63、Zガイド64、Zスライダ65、およびプッシャー66を有する。ここで、第二昇降装置60は、第一昇降装置50と同型でありYZ平面に概ね対称に構成される。よって、第二昇降装置60の詳細な説明を省略する。図2の( )内の符号は、第一昇降装置50の各部(51−56)に対応する第二昇降装置60の各部(61−66)の符号である。なお、第二昇降装置60のプッシャー66は、複数のシリンジ43のうち第二規定角度Ap2に角度決めされたシリンジ43の上端部に形成されたアーム431に接触する。
3.部品装着機1の動作構造
上記のように、部品装着機1は、装着処理において採取した部品を基板90における所定位置に装着する。このとき、装着ヘッド40の可動領域の確保が必要とされる。一方で、面積生産性を向上するために部品装着機1の小型化が望まれる。これに対して、部品移載装置30が懸垂式のYスライド装置31を備える構造により、基台2のX方向の幅に対して装着ヘッド40の可動領域を比較的広く確保することが可能となっている。
また、装着ヘッド40は、上記の可動領域を実質的に狭めないように、図3に示すように、R軸方向視において矩形状に形成され、且つ基板90の搬送方向(X方向)の幅よりも搬送方向に直交する前後方向(Y方向)の長さが長くなるように形成される。このように装着ヘッド40に縦長形状を採用することにより、部品装着機1においてX方向に可動領域を確保しやすく、結果として面積生産性を向上できる。
ところで、装着ヘッド40は、吸着ノズル44を昇降させる昇降装置(第一昇降装置50および第二昇降装置60)が動作すると、昇降装置の可動部がヘッド本体41に対して相対移動または相対回転する。そうすると、装着ヘッド40において、吸着ノズル44の昇降に伴う振動が発生する。部品装着機1は、装着処理の精度を確保するために、振動が十分に減衰してから部品を採取または装着するように制御する。そのため、上記の振動が大きいと減衰時間が長くなり、装着処理の所要時間に影響が及ぶおそれがある。
このような事情に対して、第一移動体(Yスライダ312)が装着ヘッド40を含む第二移動体を支持する支持部Stと、装着ヘッド40の重心CHとの位置関係が発生する振動の大きさに影響することが見出された。具体的には、支持部Stから装着ヘッド40の重心CHが遠くなるほど、発生する振動が大きくなり、当然ながら減衰時間が長くなる。なお、上記の「減衰時間」とは、振動が発生してから規定の振幅以下となるまでに要する時間に相当する。
特に本実施形態では、装着ヘッド40に縦長形状を採用しており、振動が比較的発生しやすい構造であることから、昇降装置の動作に伴う振動の発生を抑制することが望まれる。そこで、本実施形態の装着ヘッド40は、装着ヘッド40の重心CHが従来構造と比較して支持部St側に接近させた構造を採用している。詳細には、装着ヘッド40の昇降装置(第一昇降装置50および第二昇降装置60)は、R軸から支持部Stまでの間に昇降装置の重心が位置するようにヘッド本体41に設けられる。
より具体的には、図3に示すように、第一昇降装置50は、その重心CL1がY軸方向においてR軸と支持部Stとの間に位置するように設けられる。同様に、第二昇降装置60は、その重心CL2がY軸方向においてR軸と支持部Stとの間に位置するように設けられる。また、本実施形態において、第一昇降装置50および第二昇降装置60は、Y方向においてR軸から支持部Stまでの間に可動部(ボールねじ51、ナット部材52、Zスライダ55、プッシャー56など)が位置するようにヘッド本体41に設けられる。
ここで、第一昇降装置50および第二昇降装置60は、装着ヘッド40の構成部品において大きな重量の割合を示す重量物である。特に、昇降装置の可動部および可動部を支持する部材は、必要強度を確保するなどの事情により重量物となりやすい。そのため、第一昇降装置50および第二昇降装置60を上記のように配置することにより、必然的に装着ヘッド40の重心CHを支持部Stに接近させることができる。
これにより、従来のように例えばR軸に対して支持部Stとは反対側に昇降装置を配置する構成と比較して、昇降装置の動作に伴う振動の発生を抑制できる。結果として、振動の減衰時間を短縮できるので、装着処理の精度向上を図るとともに、装着処理の所要時間を短縮することができる。また、上記のような動作構造は、装着ヘッド40の重心CHと支持部Stとの距離を短縮することにより安定した構造となり、例えば昇降装置の動作によらない装着ヘッド40の水平移動に伴う振動の発生も同様に抑制できる。
4.実施形態の構成による効果
上記の部品装着機1は、基台2と、基台2に対して水平方向の第一方向に相対移動可能に設けられる第一移動体(Yスライダ312)と、第一移動体に対して第一方向に交差する水平方向の第二方向に相対移動可能に第一方向の側面を第一移動体に支持され、基板90に装着される部品を保持する装着ヘッド40を有する第二移動体(Xスライダ322、装着ヘッド40)と、を備える。
装着ヘッド40は、第二移動体に設けられるヘッド本体41と、ヘッド本体41に対して鉛直軸に平行なR軸周りに回転可能に設けられ、部品を保持する保持部材(吸着ノズル44)をヘッド本体41に対して昇降可能に複数支持するロータリヘッド42と、ロータリヘッド42の回転によりR軸周りの規定角度(第一規定角度Ap1、第二規定角度Ap2)に角度決めされた保持部材を昇降させる昇降装置(第一昇降装置50、第二昇降装置60)であって、R軸から第一移動体が第二移動体を相対移動可能に支持する支持部Stまでの間に昇降装置の重心(CL1,CL2)が位置するようにヘッド本体41に設けられる昇降装置と、を備える。
また、装着ヘッド40は、第二移動体に設けられるヘッド本体41と、ヘッド本体41に対して鉛直軸に平行なR軸周りに回転可能に設けられ、部品を保持する保持部材(吸着ノズル44)をヘッド本体41に対して昇降可能に複数支持するロータリヘッド42と、ヘッド本体41に対して相対移動または相対回転する可動部(51,52,55,56)を動作させてロータリヘッド42の回転によりR軸周りの規定角度(第一規定角度Ap1、第二規定角度Ap2)に角度決めされた保持部材を昇降させる昇降装置(第一昇降装置50、第二昇降装置60)であって、R軸から第一移動体が第二移動体を相対移動可能に支持する支持部Stまでの間に可動部が位置するようにヘッド本体41に設けられる昇降装置と、を備える。
このように、R軸から支持部Stまでの間に位置するようにヘッド本体41に第一昇降装置50および第二昇降装置60が設けられることにより、必然的に装着ヘッド40の重心CHが支持部Stに接近することになる。これにより、第一昇降装置50および第二昇降装置60の動作に伴って発生する振動を抑制できる。結果として、上記の振動が所定の振幅まで減衰するまでの時間が早くなるため、装着処理の精度を確保しやすく、また装着処理の所要時間を短縮することができる。
5.実施形態の変形態様
5−1.装着ヘッド40について
実施形態において、装着ヘッド40は、2つの昇降装置(第一昇降装置50および第二昇降装置60)を備える構成とした。これに対して、装着ヘッドは、1つの昇降装置を備える構成としてもよい。具体的には、図4に示すように、装着ヘッド140は、1つの昇降装置180を備える。上記の装着ヘッド140の昇降装置180は、ボールねじ181、ナット部材182、Zモータ183、Zガイド184、Zスライダ185、およびプッシャー186を備える。
ここで、昇降装置180は、R軸から支持部Stまでの間に昇降装置180の重心CLが位置するようにヘッド本体41に設けられる。また、昇降装置180は、R軸から支持部Stまでの間に可動部(ボールねじ181、ナット部材182、Zスライダ185、プッシャー186など)が位置するようにヘッド本体41に設けられる。上記のような構成によると、実施形態と同様の効果を奏する。上記の他に、装着ヘッドは、3以上の昇降装置を備える構成としてもよい。このような構成において、少なくとも1つ以上の昇降装置が上記のようにヘッド本体41に設けられることにより、実施形態と同様の効果を奏する。
実施形態および変形態様において、昇降装置(50,60,180)は、ボールねじ51,61,181を回転させることにより吸着ノズル44を昇降させるボールねじ機構を有する構成とした。これに対して、昇降装置は、ボールねじ機構に換えて、リニアモータなどを用いた直動機構を適用してもよい。なお、昇降装置がリアモータを用いた直動機構である場合には、モータ軸に対してZ方向に相対移動するモータブロックが昇降装置の可動部に相当する。
また、実施形態において、装着ヘッド40は、Xスライダ322に着脱可能に固定され、Xスライダ322とともに部品移載装置30における第二移動体を構成するものとした。これに対して、例えば装着ヘッドのヘッド本体がXスライダに一体的に形成され、装着ヘッドおよびXスライダが第二移動体を構成してもよい。
5−2.部品装着機1について
実施形態において、部品装着機1の部品移載装置30は、水平方向の第一方向をY方向とし、水平方向の第二方向をX方向とした。これに対して、部品移載装置は、基台2に対して第一移動体がX方向に相対移動可能とし、第一移動体に対して第二移動体がY方向に相対移動可能な構成としてもよい。
また、実施形態において、部品を保持する保持部材が吸着ノズル44である態様を例示した。これに対して、保持部材は、部品をクランプするチャックなどであってもよい。このような構成においても実施形態と同様の効果を奏する。
1:部品装着機、 2:基台、 30:部品移載装置、 31:Yスライド装置、 311:Yレール、 312:Yスライダ(第一移動体)、 32:Xスライド装置、 321:Xレール、 322:Xスライダ(第二移動体)、 40,140:装着ヘッド(第二移動体)、 41:ヘッド本体、 42:ロータリヘッド、 43:シリンジ、 431:アーム、 44:吸着ノズル(保持部材)、 50:第一昇降装置、 51:ボールねじ、 60:第二昇降装置、 61:ボールねじ、 180:昇降装置、 181:ボールねじ、 90:基板、 CL1:(第一昇降装置の)重心、 CL2:(第二昇降装置の)重心、 CL:(昇降装置の)重心、 CH:(装着ヘッドの)重心、 St:支持部

Claims (8)

  1. 基台と、
    前記基台に対して水平方向の第一方向に相対移動可能に設けられる第一移動体と、
    前記第一移動体に対して前記第一方向に交差する水平方向の第二方向に相対移動可能に前記第一方向の側面を前記第一移動体に支持され、基板に装着される部品を保持する装着ヘッドを有する第二移動体と、を備え、
    前記装着ヘッドは、
    前記第二移動体に設けられるヘッド本体と、
    前記ヘッド本体に対して鉛直軸に平行なR軸周りに回転可能に設けられ、前記部品を保持する保持部材を前記ヘッド本体に対して昇降可能に複数支持するロータリヘッドと、
    前記ロータリヘッドの回転により前記R軸周りの規定角度に角度決めされた前記保持部材を昇降させる昇降装置であって、前記R軸から前記第一移動体が前記第二移動体を相対移動可能に支持する支持部までの間に前記昇降装置の重心が位置するように前記ヘッド本体に設けられる前記昇降装置と、
    を備える部品装着機。
  2. 前記装着ヘッドは、前記R軸周りの第一規定角度および第二規定角度に角度決めされた2つの前記保持部材をそれぞれ独立して昇降させる2つの前記昇降装置を備える、請求項1に記載の部品装着機。
  3. 前記第一規定角度および前記第二規定角度は、前記R軸と前記支持部を結ぶ基準線を含む鉛直面に対称な角度であり、
    2つの前記昇降装置は、前記基準線に直交する水平方向に並んで配置される、請求項2に記載の部品装着機。
  4. 前記昇降装置は、ボールねじを回転させることにより前記保持部材を昇降させるボールねじ機構を有する、請求項1−3の何れか一項に記載の部品装着機。
  5. 前記装着ヘッドは、前記R軸方向視において矩形状に形成され、且つ前記基板の搬送方向の幅よりも前記搬送方向に直交する前後方向の長さの方が長くなるように形成される、請求項1−4の何れか一項に記載の部品装着機。
  6. 前記部品装着機は、前記第一移動体を吊り下げた状態で支持する複数のレールを有する懸垂式のスライド装置をさらに備える、請求項1−5の何れか一項に記載の部品装着機。
  7. 前記昇降装置は、前記ヘッド本体に対して相対移動または相対回転する可動部を動作させて前記保持部材を昇降させ、前記R軸から前記支持部までの間に前記可動部が位置するように前記ヘッド本体に設けられる、請求項1−6の何れか一項に記載の部品装着機。
  8. 基台と、
    前記基台に対して水平方向の第一方向に相対移動可能に設けられる第一移動体と、
    前記第一移動体に対して前記第一方向に交差する水平方向の第二方向に相対移動可能に前記第一方向の側面を前記第一移動体に支持され、基板に装着される部品を保持する装着ヘッドを有する第二移動体と、を備え、
    前記装着ヘッドは、
    前記第二移動体に設けられるヘッド本体と、
    前記ヘッド本体に対して鉛直軸に平行なR軸周りに回転可能に設けられ、前記部品を保持する保持部材を前記ヘッド本体に対して昇降可能に複数支持するロータリヘッドと、
    前記ヘッド本体に対して相対移動または相対回転する可動部を動作させて前記ロータリヘッドの回転により前記R軸周りの規定角度に角度決めされた前記保持部材を昇降させる昇降装置であって、前記R軸から前記第一移動体が前記第二移動体を相対移動可能に支持する支持部までの間に前記可動部が位置するように前記ヘッド本体に設けられる前記昇降装置と、
    を備える部品装着機。
JP2020522551A 2018-06-01 2018-06-01 部品装着機 Active JP7095085B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2018/021257 WO2019229991A1 (ja) 2018-06-01 2018-06-01 部品装着機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2019229991A1 true JPWO2019229991A1 (ja) 2021-02-25
JP7095085B2 JP7095085B2 (ja) 2022-07-04

Family

ID=68697947

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020522551A Active JP7095085B2 (ja) 2018-06-01 2018-06-01 部品装着機

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP3806613A4 (ja)
JP (1) JP7095085B2 (ja)
CN (1) CN112166662B (ja)
WO (1) WO2019229991A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114639620A (zh) * 2022-02-28 2022-06-17 马丁科瑞半导体技术(南京)有限公司 一种提高固晶机贴装芯片位置精度的设备及其方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005286171A (ja) * 2004-03-30 2005-10-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd ロータリー型部品実装装置
US20060112545A1 (en) * 2004-11-30 2006-06-01 Samsung Techwin Co., Ltd. Method and apparatus for mounting electronic components
US20060196046A1 (en) * 2005-02-07 2006-09-07 Samsung Techwin Co., Ltd. Head assembly for a component mounter
JP2013038358A (ja) * 2011-08-11 2013-02-21 Fuji Mach Mfg Co Ltd 複重型ロータリヘッドによる複数部品同時取出方法

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0677694A (ja) * 1992-08-25 1994-03-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 部品装着装置
JPH1056297A (ja) * 1996-08-12 1998-02-24 Fuji Mach Mfg Co Ltd 電子部品保持ヘッド選択的位置決め装置および電子部品搬送装置
US6568069B1 (en) * 1997-02-24 2003-05-27 Siemens Aktiengesellschaft Apparatus for manufacture of electrical assemblies
JP2001345597A (ja) * 2000-06-02 2001-12-14 Fuji Mach Mfg Co Ltd 電気部品装着装置および電気部品装着システム
JP4620285B2 (ja) * 2001-05-14 2011-01-26 富士機械製造株式会社 電気部品装着システムの運転方法
JP4384439B2 (ja) * 2002-11-21 2009-12-16 富士機械製造株式会社 対基板作業機、対基板作業システムおよび対基板作業機用作業ヘッド使用準備処理プログラム
CN1592574B (zh) * 2003-09-01 2010-06-09 重机公司 电子器件安装机中的电子器件的吸附位置修正装置
JP5011720B2 (ja) * 2005-12-19 2012-08-29 シンフォニアテクノロジー株式会社 部品供給装置
CN102638964B (zh) * 2011-02-08 2016-12-14 富士机械制造株式会社 多层型回转头、电路元件安装机及它们的使用方法
WO2014125648A1 (ja) * 2013-02-18 2014-08-21 富士機械製造株式会社 電子回路部品装着装置
JP6274700B2 (ja) 2013-03-19 2018-02-07 富士機械製造株式会社 電子部品実装装置
JP6684792B2 (ja) * 2015-07-06 2020-04-22 株式会社Fuji 実装装置、撮像処理方法及び撮像ユニット

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005286171A (ja) * 2004-03-30 2005-10-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd ロータリー型部品実装装置
US20060112545A1 (en) * 2004-11-30 2006-06-01 Samsung Techwin Co., Ltd. Method and apparatus for mounting electronic components
US20060196046A1 (en) * 2005-02-07 2006-09-07 Samsung Techwin Co., Ltd. Head assembly for a component mounter
JP2013038358A (ja) * 2011-08-11 2013-02-21 Fuji Mach Mfg Co Ltd 複重型ロータリヘッドによる複数部品同時取出方法

Also Published As

Publication number Publication date
CN112166662B (zh) 2022-04-29
EP3806613A4 (en) 2021-06-16
EP3806613A1 (en) 2021-04-14
CN112166662A (zh) 2021-01-01
JP7095085B2 (ja) 2022-07-04
WO2019229991A1 (ja) 2019-12-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6523459B2 (ja) 部品実装機および部品実装システム
WO2016129069A1 (ja) 部品供給装置
JP6154915B2 (ja) 部品実装装置
JP5542759B2 (ja) 部品実装装置
JP7095085B2 (ja) 部品装着機
JP7096396B2 (ja) 部品実装機の制御装置
JP7312812B2 (ja) 部品装着機
CN109588039B (zh) 一种旋转贴片头机构
JP5873988B2 (ja) 部品移載装置
JP6913247B2 (ja) 部品装着機およびバックアップ部材の配置変更方法
JP6650253B2 (ja) 電子部品装着機
JP6792637B2 (ja) 部品装着方法
JP3997092B2 (ja) 電子回路部品装着機
JP6896163B2 (ja) 部品実装装置
JP2008512864A (ja) 電気的な構成要素を準備するためのウエハテーブル及び構成要素を基板に装着するための装置
JP6899962B2 (ja) 作業機および作業機の使用方法
CN220906492U (zh) 多轴芯片吸取装置
JP5492481B2 (ja) 電子部品搭載装置
JP6734922B2 (ja) 部品装着機
JP6689653B2 (ja) 部品実装装置および部品実装装置用ヘッドユニット
JP2020009832A (ja) 部品装着機
JP2018085460A (ja) 部品実装装置
JP2017188520A (ja) 部品実装装置および部品実装装置の被計測物の高さ取得方法
JP2017092315A (ja) 電子部品装着機
JP2013191765A (ja) 部品移載装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200911

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211109

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220208

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20220329

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220614

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220622

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7095085

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150