JPWO2018142584A1 - くつ下及びくつ下製造方法 - Google Patents

くつ下及びくつ下製造方法 Download PDF

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Abstract

歩行若しくは作業時、運動時における親指及び/又は小指の脱落を防止して被着者の着用感を向上させると共に、製造工程を簡略化して製作コストを低減できるくつ下を提供することを目的とする。全体を丸編機により編成される筒状体編地からなり、この筒状体編地の基端開口部から先端部開口部に向かって口ゴム部(5)、レッグ部(4)、ヒール部(3)、フート部(2)、トウ部(1)、及びルーズ・コース(6)が連続して編成され、このルーズ・コース(6)を縫製して袋体のくつ下として形成し、前記トウ部(1)が親指・中三本指・小指に三分割される各指挿入部(11,12,13)を備え、この各指挿入部(11,12,13)の相隣接する相互間で基部側辺端(11a・12a、12b・13a)が順次重複した状態で編成され、これらの相隣接する各指挿入部(11,12,13)の各基部基端(11c、12c、13c)の間でウェール方向に複数コース離反して編成される構成である。

Description

本発明は、トウ部が複数に分割された指挿入部を有するくつ下に関し、特に分割された指挿入部に挿入された親指若しくは小指の脱落を防止して着用感を向上したくつ下及びくつ下製造方法に関する。
背景技術として特許文献1に開示されるくつ下があり、当該従来のくつ下は、口ゴム部と、レッグ部と、ヒール部と、フート部と、トウ部と、このフート部及びトウ部に連続する端部開口部となるルーズ・コースを順次丸編機により編成され、前記トウ部が、小指を挿入する小指挿入部と、親指を挿入する親指挿入部と、小指・親指以外の他の三本指を挿入する3本指挿入部とを袋状に分割して編成される。
この小指挿入部、親指挿入部及び3本指挿入部は、前記ルーズ・コースを縫い合わせて形成される縫製ラインより筒状体の先端側に形成される。前記小指挿入部と3本指挿入部とは、この小指挿入部の側端部と3本指挿入部の側端部におけるウェール方向の一部を共通とし、コースを異なるように編成される。
このように、編成される従来のくつ下は、小指挿入部を3本指挿入部のウェール方向の一部を重畳して編成し、小指挿入部が3本指挿入部の上側に位置するように形成されたことから、小指が薬指下に潜り込むという内反小指特有な小指の障害を十分に緩和することができる。特に、小指の付け根分を圧迫することがないことから、この小指付け根部分に強く食い込むことなく、くつ下被着者の着用感を向上させることができる。さらに、親指挿入部も小指挿入部と同様に3本指挿入部のウェール方向の一部を重畳させて親指挿入部が3本指挿入部の上側に位置するように編成されたことから、外反母趾による障害も併せて緩和し、未然に防止できることとなる。
また、他の背景技術として特許文献2に開示されるくつ下があり、内反小趾用として記載されている。この背景技術に係る内反小趾用くつ下は、足の小指が親指方向に曲がる内反小跡を防止又は矯正する内反小跡用くつ下であって、該くつ下の爪先部が、足の小指が挿入される小指部、親指が挿入される親指部及び他の指が挿入される他の指部に三分割されて形成され、小指部が、他の指部から独立して形成されていると共に、その先端部がくつ下の側方に突出するように形成されている。この構成に基づき内反小趾用くつ下は、容易に履くことができ、且つ小指(第5指)と第4指との間を可及的に広げることができることとなる。
特開2010−121227号公報 特開2002−266109号公報
前記特許文献1に係るくつ下は、内反母址及び外反母址の障害を防止し、足指の付け根部分の圧迫をなくして、くつ下被着者の着用感を向上させるものであるが、この着用感はあくまでも静止時におけるもので、歩行若しくは作業時、運動時には親指若しくは小指が脱落して被着者の着用感を悪化させるという課題を有していた。
また、前記特許文献1に係るくつ下は、三分割された3本の指挿入部を相隣接する順序で編成していないことから、編成動作が複雑化し、製造時間及びコストを悪化させていた。
また、前記特許文献2に係る内反小指用くつ下及びその製造方法は、小指挿入部が縫目(縫製ライン)よりくつ下の踵部側の部位から分岐されるように形成されていることから、くつ下の被着者の小指付け根部分にも強く後方への力が加えられることとなり、小指が薬指下に潜り込むという内反小指特有な小指の障害を十分に緩和することができないという課題を有する。即ち、前記内反小指用くつ下は、小指を後方の踵部側へ引き寄せるという力を加える作用を有するものの、小指付け根部分に大きな後方への力が加わることから、小指を側方に確実に広げることができない。
特に、小指の付け根分に大きな後方への力が加わることから、この小指付け根部分に強く食い込んで、くつ下被着者の着用感を悪化させることとなる。
本発明は、前記課題を解決するためになされたもので、歩行若しくは作業時、運動時における親指及び/又は小指の脱落を防止して被着者の着用感を向上させると共に、製造工程を簡略化して製作コストを低減できるくつ下を提供することを目的とする。
本発明に係るくつ下は、全体を丸編により編成される筒状体の先端部分をトウ部とし、当該トウ部を親指、中三本指及び小指に三分割して指挿入部が形成され、当該各指挿入部より先端側に編成される端部開口部を縫製して形成されるくつ下において、前記三分割された指挿入部の相隣接する相互間で基部側端が順次重複した状態で編成され、前記相隣接する各指挿入部の各基部端との間においてウェール方向に複数コースを離反して編成されることを特徴とするものである。
また、本発明に係るくつ下は必要に応じて、前記請求項1に記載のくつ下において、前記親指の指挿入部における基部側端が、中三本指の指挿入部における基部側端の上側に重複し、当該中三本指の指挿入部における他の基部側端が、小指の指挿入部における基部側端の上側に重複して形成されることを特徴とするものである。
また、本発明に係るくつ下は必要に応じて、前記請求項1に記載のくつ下において、前記親指の指挿入部における基部側端が、中三本指の指挿入部における基部側端の下側に重複し、当該中三本指の指挿入部における他の基部側端が、小指の指挿入部における基部側端の下側に重複して形成されることを特徴とするものである。
さらに、本発明に係るくつ下製造装置は、全体を丸編機により筒状体を編成し、当該筒状体の先端部分で形成されるトウ部を前記丸編機のシリンダにおける全周のうちの所定範囲で目減らし及び目増しを繰り返して親指用、中三本指用及び小指用に三分割して指挿入部として形成し、前記筒状体における指挿入部により先端側に編成されるメークアップ部を縫製して形成されるくつ下製造方法において、前記三分割された指挿入部の相隣接する相互間でウェール方向に順次重複させるシリンダの編成範囲で目減らし及び目増しを丸編機が繰り返し、前記一の指挿入部を目減らし及び目増しにより編成した後で、隣接する他の指挿入部を目減らし及び目増しの編成を行う前に、シリンダの全周に亘って複数コース分を丸編機が編成することを特徴とするものである。
本発明においては、丸編みで編成された筒状体の先端部分のトウ部が、三分割された指挿入部の相隣接する相互間で基部側端が順次重複した状態で編成し、前記相隣接する各指挿入部の各基部端との間においてウェール方向に複数コースを離反して編成されることから、親指及び/又は小指の脱落、特に歩行、運動等の動作時の脱落を防止して着用感を向上させるという効果を奏する。また、三分割された三本の指挿入部が相隣接する順序でシリンダの編成範囲で編成動作実行することから、製造工程を簡略化して製造時間及び製造コストを低減できるという効果を有する。
本実施形態に係るくつ下のトウ部における平面図、底面図、A−A・B−Bの各端面図である。 本実施形態に係るくつ下を編成する丸編機におけるシリンダの編成動作説明図である。 本実施形態に係るくつ下の編成動作態様図である。 実施形態に係るくつ下におけるリンキング前の全体斜視図を示す。
(本発明の第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態に係るくつ下を、この製造方法と共に、図1ないし図4に基づいて説明する。この図1は、本実施形態に係るくつ下のトウ部における平面図、底面図、A−A・B−Bの各端面図、図2は本実施形態に係るくつ下を編成する丸編機におけるシリンダの編成動作説明図、図3は本実施形態に係るくつ下の編成動作態様図、図4は本実施形態に係るくつ下におけるリンキング前の全体斜視図を示す。
前記各図において本実施形態に係るくつ下は、全体を丸編機により編成される筒状体編地からなり、この筒状体編地の基端開口部から先端部開口部に向かって口ゴム部5、レッグ部4、ヒール部3、フート部2、トウ部1、及びルーズ・コース6が連続して編成され、このルーズ・コース6を縫製して袋体のくつ下として形成し、前記トウ部1が親指・中三本指・小指に三分割される各挿入部11,12,13を備え、この各指挿入部11,12,13の相隣接する相互間で基部側端11a・12a、12b・13aが順次重複した状態で編成され、これらの相隣接する各指挿入部11,12,13の各基部側端との間でウェール方向に複数コース離反して編成される構成である。
前記各指挿入部11,12,13の重複は、小指用指挿入部11の基部側辺端11aが中三本指挿入部12の一方の基部側辺端12aの上側にコース方向にウェールWからウェールWの間で重複し、この中三本指挿入部12の他方の基部側端12bが親指指挿入部12の基部側辺端13aの上側にコース方向にウェールWからウェールWの間で重複して編成される構成である。
前記相隣接する各指挿入部11,12,13のウェール方向における離反する編成部分は、小指挿入部11の編成が終了したコースCから中三本指挿入部12の編成が開始するコースCまでの間を丸編機のシリンダ10cの全周で編成される複数コース分で形成され、また中三本指挿入部12の編成が終了したコースCから親指挿入部13の編成が開始するCまでの間を丸編機のシリンダ100の全周で編成される複数コース分で形成される構成である。
次に、前記構成に基づく本実施形態に係るくつ下製造方法における編成動作について説明する。
丸編機によるくつ下の編成は、口ゴム部5、レッグ部4、ヒール部3、フート部2及びトウ部1と順次連続して編み立て、このフート部2及びトウ部1に各々連続する端部開口部となるルーズ・コース6を編み立てられることとなる。まず、くつ下の口ゴム部5は、丸編機のシリンダ100の全周を編成範囲A・Bとして編地を一重又は二重(ダブルウェルト;袋編)に編立てることによりメークアップ編成で形成される。
前記レッグ部4は、丸編機におけるシリンダ10cの全周を編成範囲A・Bとして使用し、複数のコースを順次繰り返すことにより編成される。このレッグ部4の編成に連続してヒール部3の編成を行う。このヒール部3は、シリンダ100の略半周を編成範囲Aとして使用し、このシリンダの編成範囲A以外の編成範囲Bにある長バットニードルを非編成レベル(センター・カムの上面)に上げると共に、前記シリンダ100の編成範囲Aにある短バットニードルにてシリンダ100の正逆往復回転により針上げピッカー及び針下げによる目減らしと目増やしとを行って前記レッグ部4の筒状体の一側に袋状の編地を編成する。
このレッグ部4とヒール部3とに連続して編成される前記フート部2は、レッグ部4と同様に丸編機におけるシリンダ100の全周を編成範囲A・Bとして使用し、複数のコースを順次繰り返すことにより編成される。このフート部に連続して編成されるトウ部1は、図2(A)及び図3(A)に示すように丸編機のシリンダ100における編成範囲Aのうち、編成範囲A1の部分で短バットニードルを使用してシリンダ100の正逆往復回転により針上げピッカー及び針下げによる目減らしと目増やしとを行って袋状の編地として小指指挿入部11を編成する。
前記トウ部1の小指挿入部11を編成した後に、丸編機におけるシリンダ100の編成範囲A・Bの全周を使用してコースCからコースCまでの複数コースを繰り返して編成する。このシリンダ100の編成範囲A・Bにおける複数コースの最終コースCからシリンダ100における編成範囲Aのうち編成範囲Aの部分(ウェールWからWに相当)で短バットニードルを使用してシリンダ100の正逆往復回転により針上げピッカー及び針下げによる目減らしと目増やしを行って袋状の編地として中三本指挿入部12を編成する。このように編成された3本指挿入部12は、その編成範囲Aが前記小指挿入部11の編成範囲Aに対して編成範囲A11で共通していることから、各基部側辺端12aと基部側辺端11aがウェール方向にコースCからコースCに相当する複数コース分離反し、且つ重複した状態で編成されることとなる。
前記トウ部1の小指挿入部11を編成した後に、丸編機におけるシリンダ100の編成範囲A・Bの全周を使用してコースCからコースCまでの複数コースを繰り返して編成する。このシリンダ100の編成範囲A・Bにおける複数コースの最終コースCからシリンダ100における編成範囲Aのうち編成範囲Aの部分(ウェールWからWに相当)で短バットニードルを使用してシリンダ100の正逆往復回転により針上げピッカー及び針下げによる目減らしと目増やしを行って袋状の編地として親指挿入部13を編成する。このように編成された親指挿入部13は、その編成範囲Aが前記3本指挿入部12の編成範囲Aと編成範囲A21で共通していることから、各基部側辺端13aと基部側辺端12bがウェール方向にコースCからコースCに相当する複数コース分離反し、且つ重複した状態で編成されることとなる。
前記小指挿入部11、3本指挿入部12、親指挿入部13からなるトウ部1を編成した後、丸編機におけるシリンダ100の全周に相当する編成範囲A・Bを使って、少なくとも1コース分を度粗にしてルーズ・コース6を編み立てる。このルーズ・コース6はダイヤルリンキング機によって目差しをして縫製ライン60で縫い合わせることにより全体を袋状のくつ下として形成する。
以上のように本実施形態に係るくつ下製造方法で形成されたくつ下は、丸編みにより口ゴム部5、レッグ部4、ヒール部3、フート部2、トウ部1と連続して編成された筒状体の先端部分に相当するトウ部1が小指挿入部11、3本指挿入部12及び親指挿入部13の相隣接する相互間で基部側辺端11a・12a、基部側辺端12b・13aが順次重複した状態で編成され、且つ小指挿入部11、親指挿入部12、3本指挿入部13の相隣接相互間における各基部基端11c,12c,13cとの間がウェール方向に複数コース離反して編成されることから、親指及び/又は小指の脱落、特に歩行、運動等の動作時の脱落を防止して着用感を向上させると共に、三分割された三本の指挿入部が相隣接する順序でシリンダの編成範囲で編成動作実行することから、製造工程を簡略化して製造時間及び製造コストを低減できることとなる。
さらに、本実施形態に係るくつ下は、トウ部1における小指挿入部11、親指挿入部12、3本指挿入部13の相隣接相互間における各基部基端11c,12c,13cとの間がウェール方向に複数コース離反して編成されることから、小指(小趾)と第4趾との間及び親指(第1趾)と第2趾との間における各々の根元部分にシリンダ100の編成範囲A・Bの全周を使って編成された複数コース分の編目が当接して収納されることとなり、前記各根本部分の過度の食い込みを防止して着用感を向上させることができる。
(本発明の他の実施形態)
本発明の他の実施形態に係るくつ下及びその製造方法は、前記第1の実施形態と同様に口ゴム部5、レッグ部4、ヒール部3、フート部2、トウ部1及びルーズ・コース6を丸編機により連続して編成され、前記トウ部1における小指挿入部11、3本指挿入部12、親指挿入部13の重複構成を異にする。このトウ部1は、小指挿入部11における基部側辺端11aが3本指挿入部12の一方の基部側辺端12aの下側に重複し、この3本指挿入部12の他方の基部側辺端12bが親指挿入部13の基部側辺端13aの下側に重複して形成される構成である。
また、本発明の他の実施形態に係るくつ下は、レッグ部及び/又はヒール部を有さない、少なくともトウ部を有するくつ下において、小指挿入部11、3本指挿入部12、親指挿入部13が相隣接する相互間で順次重複し、且つ各基部側辺端との間にウェール方向に複数コース離反する構成とすることもできる。
1 トウ部
2 フート部
3 ヒール部
4 レッグ部
5 口ゴム部
6 ルーズ・コース
11 小指挿入部
11a 基部側辺端
11c 基部基端
12 3本指挿入部
12a 基部側辺端
12c 基部基端
13 親指挿入部
13a 基部側辺端
13c 基部基端
60 縫製ライン
100 シリンダ

Claims (4)

  1. 全体を丸編により編成される筒状体の先端部分をトウ部とし、当該トウ部を親指、中三本指及び小指に三分割して指挿入部が形成され、当該各指挿入部より先端側に編成される端部開口部を縫製して形成されるくつ下において、
    前記三分割された指挿入部の相隣接する相互間で基部側辺端が順次重複した状態で編成され、
    前記相隣接する各指挿入部の各基部基端との間においてウェール方向に複数コースを離反して編成されることを
    特徴とするくつ下。
  2. 前記請求項1に記載のくつ下において、
    前記小指の指挿入部における基部側辺端が、中三本指の指挿入部における基部側辺端の上側に重複し、当該中三本指の指挿入部における他の基部側辺端が、親指の指挿入部における基部側辺端の上側に重複して形成されることを
    特徴とするくつ下。
  3. 前記請求項1に記載のくつ下において、
    前記小指の指挿入部における基部側辺端が、中三本指の指挿入部における基部側辺端の下側に重複し、当該中三本指の指挿入部における他の基部側辺端が、親指の指挿入部における基部側辺端の下側に重複して形成されることを
    特徴とするくつ下。
  4. 全体を丸編機により筒状体を編成し、当該筒状体の先端部分で形成されるトウ部を前記丸編機のシリンダにおける全周のうちの所定範囲で目減らし及び目増しを繰り返して親指用、中三本指用及び小指用に三分割して指挿入部として形成し、前記筒状体における指挿入部により先端側に編成されるメークアップ部を縫製して形成されるくつ下製造方法において、
    前記三分割された指挿入部の相隣接する相互間でウェール方向に順次重複させるシリンダの編成範囲で目減らし及び目増しを丸編機が繰り返し、
    前記一の指挿入部を目減らし及び目増しにより編成した後で、隣接する他の指挿入部を目減らし及び目増しの編成を行う前に、シリンダの全周に亘って複数コース分を丸編機が編成することを
    特徴とするくつ下製造方法。
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