JP3220677U - 靴下 - Google Patents

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Abstract

【課題】 余分な構成材料を追加で用いることなく簡素な構成で、穏やかで優れた履き心地の靴下の提供を目的とする。
【解決手段】靴下は、丸編みにより編成される対称形状の筒状体で形成され、当該筒状体の基端部からなる足入部、先端部の開口部を縫合してなるつま先部、及び前記足入部とつま先部との中間に編成される踵部を有する靴下において、前記丸編みの編成する目減らし・目増やしで前記踵部が編成され、当該踵部を編成する丸編み機のシリンダ領域とは異なるシリンダ領域を含んで、前記つま先部を目減らし・目増やしで編成され、前記つま先部が、前記先端部の開口部をかがり縫いで縫合してなる。
【選択図】 図2

Description

本考案は、余分な構成材料を追加で用いることなく簡素な構成で、穏やかで優れた履き心地の靴下に関する。
現在、様々な形状の靴下が展開されており、身を踝まで達しない僅かな長さ寸法だけ編成することによって、スニーカーを履いた際に当該靴下が外部から見えないようにした、所謂スニーカーソックスや、個々の足指を包み込む構造の3本指靴下や5本指靴下等が開発されている。
このような機能面を重視した新形状の靴下であっても、伝統的な形状の靴下であっても、さらに履き心地を向上させた靴下に対する消費者のニーズは高い。
例えば、履き心地を向上させることを目的とする従来の靴下としては、靴下内部にパッドを配設することで、着用者の歩行に伴うズレ抑制を図る靴下が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−038304号公報
しかし、従来の靴下では、靴下内部にパッドを配設することで、着用者の歩行に伴うズレ抑制を図るものがあるが、パッド等の余分な構成材料を追加で用いることで、製造コストも嵩むと共に、パッドとの接触箇所や接触回数によって依然として着用者の履き心地を十分に満足させるものとはなっていないのが現状である。
また、靴下の縫製上、必然的に形成される縫い目(例えば、靴下内部のつま先上部に形成される出っ張りのある縫合箇所、すなわち、足甲部に在る線状のミシン縫合部分(ロッソまたはリンキング))は、美観上の問題があると共に、着用者の歩行時に必然的に都度接触するものであり、着用者の履き心地に相当の影響を与えているが、この点を改善した履き心地の良い靴下は現在のところ見当たらない。
本考案は、前記課題を解決するためになされたものであり、余分な構成材料を追加で用いることなく簡素な構成で、穏やかで優れた履き心地と、美観をもつ靴下を提供することを目的とする。
本考案に係る靴下は、丸編みにより編成される対称形状の筒状体で形成され、当該筒状体の基端部からなる足入部、先端部の開口部を縫合してなるつま先部、及び前記足入部とつま先部との中間に編成される踵部を有する靴下において、前記丸編みの編成する目減らし・目増やしで前記踵部が編成され、当該踵部を編成する丸編み機のシリンダ領域とは異なるシリンダ領域を含んで、前記つま先部を目減らし・目増やしで編成され、前記つま先部が、前記先端部の開口部をかがり縫いで縫合してなるものである。このように、前記丸編みの編成する目減らし・目増やしで前記踵部が編成され、当該踵部を編成する丸編み機のシリンダ領域とは異なるシリンダ領域を含んで、前記つま先部を目減らし・目増やしで編成され、前記つま先部が、前記先端部の開口部をかがり縫いで縫合してなることから、前記つま先部における当該縫合部が、靴下の足底側に形成されること(すなわち、かがり縫合部が足裏側に設けられること)となり、着用者と当該縫合部との接触面積が抑制されて、ゴワゴワとした着用感を着用者が受けることなく違和感の無い心地良い着用感を実現することができる。
また、本考案に係る靴下は必要に応じて、前記踵部を編成する丸編み機のシリンダ領域と共通するシリンダ領域を含んで、前記つま先部を目減らし・目増やしで編成されることである。このように、本考案に係る靴下は、前記踵部を編成する丸編み機のシリンダ領域と共通するシリンダ領域を含んで、前記つま先部を目減らし・目増やしで編成されることから、前記踵部が十分な膨らみをもって(かがり)縫合されると共に、前記つま先部における(かがり)縫合部が、着用者の指の付け(裏側)根近傍に縫合されることとなり、前記踵部によって着用者の踵がしっかりと固定されて脱げ難くなると共に、前記つま先部における縫合部と着用者との接触面積が抑制されて、ゴワゴワとした着用感を着用者が受けることなくさらに違和感の無い心地良い着用感を実現することができる。
また、本考案に係る靴下は必要に応じて、前記つま先部の前記かがり縫いによる縫合が、着用者の足裏側の足指付け根と中足趾節関節との間に形成されるものである。このように、本考案に係る靴下は、前記つま先部の前記かがり縫いによる縫合が、着用者の足裏側の足指付け根と中足趾節関節との間に形成されることから、前記つま先部におけるかがり縫いによる縫合部と、着用者との接触面積が抑制されることとなり、ゴワゴワとした着用感を着用者が受けることなくさらに違和感の無い心地良い着用感を実現することができる。
本考案の第1の実施形態に係る靴下の構成を示す構成図である。 本考案の第1の実施形態に係る靴下の製造過程を順次説明する説明図である。 本考案の第1の実施形態に係る靴下を製造過程でのシリンダ領域を説明する説明図である。 本考案の第1の実施形態に係る靴下を着用した状態を示す足裏面から見た模式的部分斜視図である。 本考案の第2の実施形態に係る靴下の製造過程を順次説明する説明図である。 本考案の第2の実施形態に係る靴下を着用した状態を示す斜視図である。 本考案のその他の実施形態に係る靴下の構成を示す構成図である。
(本考案の第1の実施形態)
以下、本考案の第1の実施形態に係る靴下を上記図1〜図4に基づいて説明する。
本実施形態に係る靴下1は、図1に示されるように、丸編みにより編成される対称形状の筒状体で形成され、当該筒状体の基端部からなる足入部2、先端部の開口部を縫合してなるつま先部6、及び足入部2とつま先部6との中間に編成される踵部4を有する靴下1において、この丸編みの編成する目減らし・目増やしで踵部4が編成され、この踵部4を編成する丸編み機のシリンダ領域とは異なるシリンダ領域で、つま先部6を目減らし・目増やしで編成され、このつま先部6が、この先端部の開口部をかがり縫いで縫合してなるものである。
この靴下1は、靴下であれば特に限定されず、例えば、ハイソックス、スニーカーソックス、オーバーニー、タイツ、ストッキング、2本指靴下、3本指靴下、5本指靴下でもよい。
この足入部2は、ゴム糸は特に必須ではなく(例えば、ゴム無しソックス)、必要に応じてではあるが、伸縮性を持たせるために地糸の中にゴム糸を挿入することも可能である。この足入部2の形態には編地が一重のものであっても、二重(袋編)のものであってもいずれでもよい。このうち二重のものについては、K式機に用いられているメークアップ装置によって作られるダブルウェルトに相当する。
この踵部4及びつま先部6の編成は、筒状体の一方側に袋状の編地を形成するもので、シリンダの回転により、指定・選針した針による目減らし・目増やしを行いながら編成する。
図2は、本実施形態に係る靴下の製造過程を示すと共に、靴下を製造する丸編機に備えられたシリンダにおける編成操作を説明する説明図を各製造過程ごとに示したものである。
図2(a)に示すように、靴下を製造するための丸編機を用いて環状の足入部2を編成する。足入部2は、丸編機のシリンダの全周または一部を用いて編成されている。かかる足入部2は丸編機にて、例えばゴム編しつつゴム糸を複数コース挿入する流し込みによって形成することができる。なお、足入部2の丈及びゴム糸の有無、またコース数は適宜に設定することができ、例えば4〜10mm程度の丈にゴム糸を3〜10コース程度挿入する。
次に、図2(b)に示すように、着用者の踵より上位側(足入部2側)の領域を被覆する踵上部3を編成する。または、本項の工程無しで、次項の編を行うものもある。すなわち、履き口ゴム編み(またはゴム無し)である前記足入部2から連続して直接この踵部4を編成すること(すなわち踵上部3を編成しないこと)によって、所謂スニーカーソックスを形成することも可能である。この踵上部3を編成する場合には、前記シリンダの全周程度の部分(シリンダ領域A及びシリンダ領域Bの両方)において回転編を行うことによって踵上部3を編成する。従って、踵上部3は環状の足入部2の全周程度の部分である足入端部21から、当該足入端部21と同じ幅寸法で延設されている。
続いて、図2(c)に示すように、踵上部3に連続して、着用者の踵を収容する踵部4を編成する。先ず、踵部4は、半周程度の一部分を用いた一部のシリンダ領域Aで漸次、目減らしを行って、踵部4のうちの上部である踵上部41を編成する。続いて、同じく半周程度の一部分を用いた一部のシリンダ領域Aで漸次、目増やしを行って、踵部4のうちの下部である踵下部42を編成する。
このシリンダ領域Aの寸法は、着用者の踵の幅寸法に応じて定めてある。この際、踵下部42の両側縁において前記踵上部41の両側縁の対応する目を適宜拾いながら編成する。これによって、踵上部41の側縁と踵下部42の側縁との境を示すゴアラインGL1が形成される。
続いて、図2(d)に示すように、踵部4から連続して、着用者の指先の付け根までの足胴領域を被覆する足胴部5を編成する。この場合、前記シリンダの全周程度の部分(シリンダ領域A及びシリンダ領域Bの両方)において回転編を行うことによって足胴部5を編成する。この足胴部5は、着用者の付け根までの足胴に相当する部分の長さ寸法に応じて定めてある。
続いて、図2(e)に示すように、足胴部5に連続して、着用者のつま先を収容するつま先部6を編成する。つま先部6を編成するシリンダ領域は、上述した踵部4で用いたシリンダ領域Aとは異なる半周程度の一部分を用いた一部のシリンダ領域Bを用いて編成する。
すなわち、先ず、つま先部6は、半周程度の部分を用いたシリンダ領域Bで漸次、目減らしを行って、つま先部6のうちの上部であるつま先上部61を編成する。続いて、同じく半周程度の部分を用いたシリンダ領域Bで漸次、目増やしを行って、つま先部6のうちの下部であるつま先下部62を編成する。
このシリンダ領域Bの寸法は、着用者のつま先の幅寸法に応じて定めてある。この際、つま先下部62の両側縁において前記つま先上部61の両側縁の対応する目を適宜拾いながら編成する。これによって、つま先上部61の側縁とつま先下部62の側縁との境を示すゴアラインGL2が形成される。
なお、このつま先部6は、着用者の爪先の幅寸法に応じて定めてあり、2本指、3本指や5本指にすることも可能である。
このようにして開放された縁部を具備する足先仕掛部6aが編成されると、前記足胴部5の縁部である足胴仕掛部5aは、各々環状の口部になっているので、この足胴仕掛部5aとこの足先仕掛部6aについて、各々追加の1コース(ルーズ・コース)の編成を行って縫製した後に、この足胴仕掛部5aとこの足先仕掛部6aを互いに当接させてこの当接部分をかがり縫いで縫合(リンキング)することによってこの環状の口部を閉じ、図2(f)に示すように、縫合部7が足裏側に形成された足先部5が形成される。これによって靴下1が製造される。
なお、本実施形態に係る靴下1は、上述のように、この踵部4を編成する丸編み機のシリンダ領域Aとは異なるシリンダ領域Bで、つま先部6を目減らし・目増やしで編成されるものであるが、上記のように、シリンダ領域Aとシリンダ領域Bとは全く異なる領域(共通領域なし)であってもよいし、図3に示すように、シリンダ領域Aとシリンダ領域Bとは一部に共通領域があってもよい。すなわち、シリンダ領域Aとシリンダ領域Bとが少なくとも一部に異なる領域を有していればよく、上記と同様の効果を奏することができる。
なお、本実施形態に係る靴下1は、適宜の伸縮性を有する組織に編成してあり、伸張させた状態で着用者の足に装着させることによって、着用者の足に密着するようになしてある。また、この編み糸については、特に限定されず、例えば、綿、絹、麻等の天然繊維を用いることもでき、また、ナイロン等の合成繊維で構成されることもできる。
本実施形態に係る靴下1は、図4に示すように、つま先部6のかがり縫いによる縫合(縫合部7)が、着用者100の足裏側の足指付け根と中足趾節関節との間に形成されることから、着用者100と縫合部7との接触面積が抑制されることとなり、ゴワゴワとした着用感を着用者が受けることなく心地良い着用感を実現することができる。また、従来の靴下においては着用者100の足甲部に線状のミシン縫合部分(ロッソまたはリンキング)が存在することで美観上の問題があったが、本実施形態に係る靴下1は、つま先部6における縫合部7が、着用者100の足底側に形成されることから、その美観においても優れた新しいタイプの靴下である。また、本靴下1は、熟練を要することなく容易に製造することができ、また追加的な構成材料を一切不要としていることから、可及的に廉価に製造することができる。
(本考案の第2の実施形態)
本考案の第2の実施形態に係る靴下1は、前記第1の実施形態と同じく、前記足入部2、前記踵上部3、前記踵部4、前記足胴部5、前記つま先部6、を備え、さらに、図5に示すように、前記踵部4を編成する丸編み機のシリンダ領域と共通するシリンダ領域(共通領域C)を含んで、前記つま先部6を目減らし・目増やしで編成される構成である。
すなわち、前記第1の実施形態で示した図2と同じ製造過程において、図2(c)で示された踵部4の編成に際して、本実施形態では、図5(c)に示すように、踵部4は、半周程度の一部分を用いた一部のシリンダ領域Aで漸次、目減らしを行って、踵部4のうちの上部である踵上部41を編成する。続いて、同じく半周程度の一部分を用いた一部のシリンダ領域Aで漸次、目増やしを行って、踵部4のうちの下部である踵下部42を編成する。
また、前記第1の実施形態で示した図2と同じ製造過程において、図2(e)で示されたつま先部6の編成に際して、本実施形態では、図5(e)に示すように、つま先部6を編成するシリンダ領域は、上述した踵部4で用いたシリンダ領域Aとは異なる半周程度の一部分を用いた一部のシリンダ領域Bを用いて編成する。ここで、シリンダ領域Aとシリンダ領域Bとは異なる領域ではあるが共通領域Cを有する。
この共通領域Cを有する構成によって、第2の実施形態に係る靴下1は、図6に示すように、前記踵部4が十分な膨らみをもって縫合されると共に、前記つま先部6における縫合部7が、着用者100の指の付け根101近傍(領域D)に縫合されることとなり、前記踵部4によって着用者100の踵がしっかりと固定されて脱げ難くなると共に、前記つま先部6における縫合部7と着用者100との接触面積が抑制されて、ゴワゴワとした着用感を着用者が受けることなくさらに心地良い着用感を実現することができる。
(本考案のその他の実施形態)
なお、上述したように、上記の各実施形態において、前記足入部2から連続して直接この踵部4を編成すること(すなわち踵上部3を編成しないこと)によって、所謂スニーカーソックスを形成することも可能である。
すなわち、本考案のその他の実施形態に係る靴下1としては、図7に示すように、前記第1の実施形態と同じく、前記足入部2、前記踵上部3、前記踵部4、前記足胴部5、前記つま先部6、を備え、前記足入部2から連続して直接この踵部4を編成する(すなわち踵上部3を編成しない)構成である。
図7(a)および(b)に示すように、前記足入部2から連続して直接この踵部4を編成するに際しては、半周程度の一部分を用いた一部のシリンダ領域Aで漸次、目減らしを行って踵部4のうちの上部を編成し、続いて、同じくシリンダ領域Aで漸次、目増やしを行い、その後に同じくシリンダ領域Aで漸次、目減らしを行って、踵部4のうちの中央部を形成し、続いて、同じくシリンダ領域Aで漸次、目増やしを行って、踵部4のうちの下部を形成し、足胴架空線5bまで編成される。これにより、ゴアラインGL3、GL4、およびGL5から形成されるY字状のヒールの編目結合線(所謂Yヒール)が形成される。より詳細には、ゴアラインGL3からGL4の間では、針上げ作用および針下げ休止が行われ、ゴアラインGL4の間では、針上げおよび針下げ作用が行われ、ゴアラインGL5の間では、針上げ作用、針下げ休止が行われ、ゴアラインGL5からGL3の間では、針上げおよび針下げ作用が行われる。
このようにして形成されたYヒールは、針上げ作用、針下げ作用の協同作動で編まれる点はストレート・ゴア・ヒール(上記各実施形態で記載した直線状のゴアラインGL1)と同様であるが、針上げと針下げの働く区間が異なることによって形成されるものであり、踵部4に大きな膨らみを与えることとなり、足入部2から踵部4までの距離が短いスニーカーソックスにおいても、着用者の足へのフィット感を高めることができる。
続いて、上記足胴架空線5bの位置から、前記シリンダの全周程度の部分(シリンダ領域C)において回転編を行うことによって、前記足胴部5を形成し、足胴架空線5cまで編成される。
続いて、この足胴架空線5cから、前記足胴部5から連続してつま先部6を編成するに際しては、上述した踵部を編成する丸編み機のシリンダ領域Aとは異なるシリンダ領域を含んで(シリンダ領域Bで)編成する。すなわち、この足胴架空線5cから、半周程度の一部分を用いた一部のシリンダ領域Bで漸次、目減らしを行ってつま先部6のうちの上部を編成し、続いて、同じくシリンダ領域Bで漸次、目増やしを行いつま先部6の下部を形成し、前記ゴアラインGL2が形成され、上記各実施形態と同様に、前記つま先部6のかがり縫いによる縫合を行い、前記縫合部7が形成される。この縫合部7が着用者100の足裏側の足指付け根と中足趾節関節との間に形成されることから、スニーカーソックスにおいても着用者100と縫合部7との接触面積が抑制されることとなり、ゴワゴワとした着用感を着用者が受けることなく心地良い着用感を実現することができる。
1 靴下
2 足入部
21 足入端部
3 踵上部
4 踵部
41 踵上部
42 踵下部
5 足胴部
5a 足胴仕掛部
5b 足胴架空線
5c 足胴架空線
6 つま先部
61 つま先上部
62 つま先下部
7 縫合部
100 着用者
101 指の付け根

Claims (3)

  1. 丸編みにより編成される対称形状の筒状体で形成され、当該筒状体の基端部からなる足入部、先端部の開口部を縫合してなるつま先部、及び前記足入部とつま先部との中間に編成される踵部を有する靴下において、
    前記丸編みの編成する目減らし・目増やしで前記踵部が編成され、当該踵部を編成する丸編み機のシリンダ領域とは異なるシリンダ領域を含んで、前記つま先部を目減らし・目増やしで編成され、
    前記つま先部が、前記先端部の開口部をかがり縫いで縫合してなることを特徴とする
    靴下。
  2. 請求項1に記載の靴下において、
    前記踵部を編成する丸編み機のシリンダ領域と共通するシリンダ領域を含んで、前記つま先部を目減らし・目増やしで編成されることを特徴とする
    靴下。
  3. 請求項1または請求項2に記載の靴下において、
    前記つま先部の前記かがり縫いによる縫合が、着用者の足裏側の足指付け根と中足趾節関節との間に形成されることを特徴とする
    靴下。
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