JPWO2017138315A1 - 通知装置及びプログラム - Google Patents

通知装置及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JPWO2017138315A1
JPWO2017138315A1 JP2017566563A JP2017566563A JPWO2017138315A1 JP WO2017138315 A1 JPWO2017138315 A1 JP WO2017138315A1 JP 2017566563 A JP2017566563 A JP 2017566563A JP 2017566563 A JP2017566563 A JP 2017566563A JP WO2017138315 A1 JPWO2017138315 A1 JP WO2017138315A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
control unit
notification
unit
obstacle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017566563A
Other languages
English (en)
Inventor
スタニラス ペテル
スタニラス ペテル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Veoneer Sweden AB
Original Assignee
Veoneer Sweden AB
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Veoneer Sweden AB filed Critical Veoneer Sweden AB
Publication of JPWO2017138315A1 publication Critical patent/JPWO2017138315A1/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08GTRAFFIC CONTROL SYSTEMS
    • G08G1/00Traffic control systems for road vehicles
    • G08G1/16Anti-collision systems

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)

Abstract

一つの側面では、車両自身又は車両付近の状況に応じて適切に他の車両の接近情報を通知することができる通知装置等を提供することを目的とする。
通知装置(1)は、自車両(7)の進行方向に対して、交差する可能性がある他の車両(9)の接近情報を通知する通知部と、自車両(7)が他の車両(9)と交差する位置に進行可能であるか否かを判定する判定部と、判定部が進行可能でないと判定した場合、通知部による通知を禁止する禁止部とを備える。

Description

本発明は、車両に装備される通知装置等に関する。
従来、車両が後方に進行している場合、超音波センサで車両の後方に他の車両が接近しているか否かを検出し、後方に他の車両の接近を検出したとき、運転者に対して他の車両の接近情報を通知する通知装置が知られている(例えば特許文献1)。
米国特許出願公開第2010/0201508号明細書
しかし、特許文献1に開示された技術では、適切に他の車両の接近情報を通知することができないという問題がある。
一つの側面では、車両自身又は車両付近の状況に応じて適切に他の車両の接近情報を通知することができる通知装置等を提供することを目的とする。
一態様の通知装置は、自車両の進行方向に対して、交差する可能性がある他の車両の接近情報を通知する通知部と、前記自車両が前記他の車両と交差する位置に進行可能であるか否かを判定する判定部と、該判定部が進行可能でないと判定した場合、前記通知部による通知を禁止する禁止部とを備える。
一つの側面では、車両自身又は車両付近の状況に応じて適切に他の車両の接近情報を通知することができる。
車両及び車両のハードウェア構成を示すブロック図である。 通知装置の動作を説明する説明図である。 通知装置の動作を説明する説明図である。 本実施形態における制御部の処理手順を示したフローチャートである。 車両のハードウェア構成を示すブロック図である。 本実施形態における制御部の処理手順を示したフローチャートである。 車両の周辺を示す地図である。 本実施形態における制御部の処理手順を示したフローチャートである。 本実施形態における制御部の処理手順を示したフローチャートである。 立体駐車場の1階及び2階で交差する複数の車両を示す説明図である。 本実施形態における制御部の処理手順を示したフローチャートである。
実施の形態1
以下本実施の形態を、図面を参照して説明する。図1は車両7及び車両9のハードウェア構成を示すブロック図である。なお、本実施形態における車両7及び車両9は自動車として説明しているが、例えばオートバイ等でもよい。自車両としての車両7は通知装置1を備える。通知装置1は他の車両9が車両7に接近していることを示す接近情報を通知する。接近情報は例えば、「右方向から車両9が接近しています。」等の他の車両9の接近を通知する接近メッセージ等である。
通知装置1は制御部11、記憶部12、RAM(記憶部)13、超音波センサ14、スピーカ15、送受信部16、測位部17及び表示部19等を備える。ECU(electronic control unit)等の制御部11は、CAN(Controller Area Network)により伝送線を介してハードウェア各部と接続されており、それらを制御すると共に、記憶部12に格納されたプログラム12Pに従って、種々のソフトウェア的機能を実行する。
RAM13は例えばSRAM(Static Random Access Memory)、DRAM(Dynamic Random Access Memory)、フラッシュメモリ等である。RAM13は、記憶部としても機能し、制御部11による各種プログラムの実行時に発生する種々のデータを一時的に記憶する。
超音波センサ14は例えば2ヘッド方式の超音波センサである。2ヘッド方式の超音波センサとは、2つの超音波を障害物に向け発信し、発信した超音波を障害物に反射させ、反射させた2つの超音波を受波器で受信することで障害物の有無を検出し、受信した2つの超音波の強度に基づいて車両7から障害物までの距離及び障害物の速度を検出するセンサである。障害物は例えばフェンス、壁又は車止め等である。超音波センサ14は車両7の後方バンパーに設けられており、車両7の後方に位置する障害物を検出する。
スピーカ15は制御部11の制御信号に基づいて接近情報を音声で出力する。なお、本実施形態ではスピーカ15が接近情報を出力したが、これに限られるものではない。バイブレータ等のハプティクスが制御部11の制御信号に基づいて振動してもよい。ハプティクスとは運転者に力、振動もしくは感触を与える装置である。
記憶部12には地図DB121が記憶されている。地図DB121とは例えば緯度及び経度で表された地図を記憶したデータベースである。測位部17は、複数のGPS衛星からの電波をGPS受信部171で受け取り、自車の位置及び進行方向を緯度及び経度により時々刻々測位する。また測位部17は車速センサ172で車両7の進行方向の車速を検出している。さらに測位部17はジャイロセンサ173で車両7の角速度を検出している。測位部17は、GPS衛星からの電波が届かない場所、あるいはGPS受信部171により測位される位置の誤差を小さくするため、車速センサ172及びジャイロセンサ173から出力される信号に基づいて自車位置を推定し、地図DB121の道路データと照合することにより自車の位置を測位する。
送受信部16は、例えばミリ波又は赤外線等の無線信号を送受信するためのインターフェイスであり、無線信号を介して測位部17で測位した位置を示す位置情報、進行方向及び車速センサ172で検出した車速等を車両9との間で送受信する。なお、無線信号は路上に設置された路側機を介して送受信してもよい。また車両7及び車両9はインターネット等の通信網を介して各車両の位置情報等を記憶したサーバから接近情報を受信してもよい。
表示部19は制御部11から送信された画像データを表示する。表示部19は例えば液晶画面又は有機ELディスプレイ等である。表示部19は例えば「右方向から車両が接近しています。」等のメッセージを表示する。また表示部19は地図上に車両9のアイコンと共に矢印で車両9が接近している方向を示す画像を表示してもよい。
車両9は車載装置2を備える。車載装置2は制御部21、記憶部22、RAM23、送受信部26及び測位部27等を備える。車載装置2の制御部21、記憶部22、RAM23、送受信部26及び測位部27の構造は通知装置1と同様であり、簡潔のため記載を省略する。
図2は通知装置1の動作を説明する説明図である。図2Aは障害物8が車両7の後方にない場合における通知装置1の動作を説明する説明図である。図2Bは障害物8が車両7の後方にある場合における通知装置1の動作を説明する説明図である。以下、図2を参照しつつ、通知装置1の動作を説明する。
図2Aに示すように、運転者が障害物8のない駐車場で車両7を駐車する場合を想定する。運転者が車両7を後方に移動させて駐車している場合、車両9が斜め後方から車両7の進行方向と交差する位置100に直進してきたとする。制御部21は車両9の位置情報、進行方向及び車速を含む無線信号を送受信部26で車両7へ送信する。制御部11は車両9の位置情報、進行方向及び車速を含む無線信号を送受信部16で車両9から受信する。
制御部11は測位部17から車両7の位置情報、進行方向及び車速を取得する。制御部11は車両7並びに車両9の位置情報、進行方向及び車速に基づいて車両7と車両9とが交差する可能性があるか否かを判定する。このまま車両7が後方へ進行した場合、斜め後方から車両7と交差する位置100へ接近する車両9に交差する可能性があるため、制御部11は車両7と車両9とが交差する可能性があると判定する。すなわち制御部11は自車両7の進行方向に対して、車両9が交差する可能性があると判定する。
制御部11は超音波センサ14で後方に障害物8を検出しなかったことを示す検出情報を取得し、後方に障害物8がないと判定する。障害物8とは例えばフェンス、壁又は車止めである。すなわち、車両7は車両9と交差する位置100へ進行可能であると判定する。制御部11は車両7及び車両9の進行方向に基づいて右方向から車両9が接近していることを算出する。制御部11はスピーカ15及び表示部19から接近情報を出力し、運転者に危険を報知する。
図2Bに示すように、運転者が障害物8のある駐車場で車両7を駐車する場合を想定する。運転者が車両7を後方に移動しながら駐車している場合、車両9が斜め後方から車両7と交差する位置100へ接近したとする。制御部11及び制御部21が図2Aと同様の処理を行い、制御部11は車両7と車両9とが交差する可能性があると判定する。
制御部11は超音波センサ14で後方に障害物8を検出したことを示す検出情報を取得し、後方に障害物があると判定する。すなわち、制御部11は車両7が車両9と交差する位置100へ進行可能でないと判定する。制御部11はスピーカ15及び表示部19からの接近情報の出力を禁止する。
図3は本実施形態における制御部11の処理手順を示したフローチャートである。制御部11は送受信部16で受信した他の車両9の位置情報、進行方向及び車速を取得する(ステップS11)。制御部11は測位部17から自車両7の位置情報、進行方向及び車速を取得する(ステップS12)。
制御部11は自車両7並びに他の車両9の位置情報、進行方向及び車速に基づいて自車両7と他の車両9とが交差する可能性があるか否かを判定する(ステップS13)。制御部11は自車両7と他の車両9とが交差する可能性がないと判定した場合(ステップS13:NO)、処理を終了する。制御部11は自車両7と他の車両9とが交差する可能性があると判定した場合(ステップS13:YES)、超音波センサ14から検出情報を取得する(ステップS14)。制御部11は取得した検出情報に基づいて後方に障害物があるか否かを判定する(ステップS15)。すなわち、車両7が車両9に交差する位置へ進行可能であるか否かを判定する。
制御部11は後方に障害物がないと判定した場合(ステップS15:NO)、すなわち、車両7が車両9と交差する位置へ進行可能であると判定した場合、スピーカ15及び表示部19から接近情報を出力し(ステップS16)、処理を終了する。制御部11は後方に障害物があると判定した場合(ステップS15:YES)、すなわち車両7が車両9と交差する位置へ進行可能でないと判定した場合、スピーカ15及び表示部19からの接近情報の出力を禁止し(ステップS17)、処理を終了する。
本実施形態によれば、通知装置1は車両7付近の状況に応じて適切に他の車両9の接近情報を通知することができる。
本実施形態によれば、超音波センサ14を用いることで障害物を検出できるため、適切に他の車両9の接近情報を通知することができる。なお、本実施形態では超音波センサ14を用いたが、これに限られず、ミリ波レーダ等の他のセンサを用いてもよい。
なお、本実施形態では超音波センサ14を後方に設け、後方の障害物を検出したが、超音波センサ14を前方に設けてもよい。このことにより、車両7が前方に進行していた場合、超音波センサ14は前方の障害物を検出し、制御部11は前方に進行可能であるか否かを判定することができる。
実施の形態2
実施の形態2は車載カメラ18により接近情報の通知の必要性を判定する実施の形態に関する。以下、特に説明する構成、作用以外の構成及び作用は実施の形態1と同等であり、簡潔のため記載を省略する。図4は車両7のハードウェア構成を示すブロック図である。本実施形態における通知装置1は車載カメラ18を備える。車載カメラ18はトランクのナンバープレート付近に取り付けられており、車両7の後方を撮像する撮像部であり、例えばCCD(Charge-coupled device)カメラ又はCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)カメラ等である。車載カメラ18は撮像した動画の画像をCAN通信により制御部11へ出力している。
以下、通知装置1の動作を説明する。図2Bに示す車両7が駐車中である場合を想定する。制御部11は車両7と車両9とが交差する可能性があると判定した後、車載カメラ18から車両7の後方の画像を取得する。制御部11は取得した画像に画像処理を実行する。画像処理とは例えば、取得した画像から障害物8のテンプレート画像にマッチングした部分を検出するパターンマッチングである。制御部11は画像処理により画像内に障害物8を検出したか否かを判定する。障害物8が車両7の後方にあるため、制御部11は画像内に障害物8を検出したと判定する。制御部11はスピーカ15及び表示部19から接近情報の出力を禁止する。なお、本実施形態における車載カメラ18は車両7の後方を撮像したが、車載カメラ18はフロントガラスに取り付け、車両7の前方を撮像してもよい。
図5は本実施形態における制御部11の処理手順を示したフローチャートである。ステップS11〜13の処理は上述の実施の形態1に係る情報処理システムと同様であるので、簡潔のため説明を省略する。制御部11はステップS13の処理がYESであった場合、車載カメラ18から画像を取得する(ステップS21)。制御部11は取得した画像に画像処理を実行する(ステップS22)。制御部11は画像処理の結果に基づいて取得した画像内に障害物を検出したか否かを判定する(ステップS23)。
制御部11は画像内に障害物を検出しなかったと判定した場合(ステップS23:NO)、すなわち車両7が車両9に交差する位置へ進行可能であると判定した場合、スピーカ15及び表示部19から接近情報を出力し(ステップS24)、処理を終了する。制御部11は画像内に障害物8を検出したと判定した場合(ステップS23:YES)、すなわち車両7が車両9に交差する位置へ進行可能でないと判定した場合、スピーカ15及び表示部19からの接近情報の出力を禁止し(ステップS25)、処理を終了する。
本実施形態によれば、通知装置1は車載カメラ18を用いることでフェンス等の超音波センサ14で検出し難い障害物を容易に検出することができる。なお、本実施形態では車載カメラ18を用いたが、超音波センサ14と組み合わせて障害物を検出してもよい。
実施の形態3
実施の形態3は車両9に交差する位置よりも手前に目的地6が設定されているか否かに基づいて接近情報の通知の必要性を判定する実施の形態に関する。以下、特に説明する構成、作用以外の構成及び作用は実施の形態1と同等であり、簡潔のため記載を省略する。本実施形態のプログラム12Pにはカーナビゲーションが搭載されている。制御部11はカーナビゲーションによる車両7の誘導を行う。以下、本実施形態の詳細を説明する。
図6は車両7の周辺を示す地図である。図6に示す地図には、交差点が表されている。車両9が右側の道路から交差点に向けて矢印の方向に直進している。車両7は矢印の方向に進行し、カーナビゲーションによる誘導で目的地6に停車する。位置10は車両7が目的地6を設定していない状況下で直進を続けた場合に車両9と交差する位置である。以下、図6を参照しつつ、通知装置1の動作を説明する。運転者がカーナビゲーションを実行する。運転者が車両7に設けられた入力部(図示せず)上で入力を行い、目的地6を指定する。制御部11は目的地6を地図DB121に記憶する。制御部11は目的地6への誘導経路を車両7に設けられた表示装置(図示せず)に表示する。運転者は車両7を誘導経路に従って目的地6に接近させる。車両9は交差点の角部から矢印の方向へ進行し、車両7と車両9とが交差する位置10へ接近する。
制御部11は自車両7と車両9とが交差する可能性があると判定した後、カーナビゲーションを実行中であるか否かを判定する。制御部11はカーナビゲーションを実行中であると判定する。制御部11は地図DB121から目的地6を取得する。制御部11は車両9に交差する位置10よりも手前に目的地6が設定されているか否かを判定する。制御部11は車両9に交差する位置10よりも手前に目的地6が設定されていると判定する。制御部11は車両9に交差する位置10よりも手前に目的地6が設定されているため、車両7が車両9に交差する位置10に進行可能でないと判定する。制御部11はスピーカ15及び表示部19からの接近情報の出力を禁止する。
図7は本実施形態における制御部11の処理手順を示したフローチャートである。ステップS14〜15以外の処理は上述の実施の形態1に係る情報処理システムと同様であるので、簡潔のため説明を省略する。制御部11はステップS13の処理がYESであった場合、カーナビゲーションを実行中であるか否かを判定する(ステップS31)。制御部11はカーナビゲーションを実行中でないと判定した場合(ステップS31:NO)、処理をステップS16へ移す。制御部11はカーナビゲーションを実行中であると判定した場合(ステップS31:YES)、地図DB121から目的地6を取得する(ステップS32)。制御部11は車両9と交差する位置よりも手前に目的地6が設定されているか否かを判定する(ステップS33)。
制御部11は車両9と交差する位置よりも手前に目的地6が設定されていないと判定した場合(ステップS33:NO)、スピーカ15及び表示部19から接近情報を出力する(ステップS16)。制御部11は車両9と交差する位置よりも手前に目的地6が設定されていると判定した場合(ステップS33:YES)、スピーカ15及び表示部19からの接近情報の出力を禁止し(ステップS17)、処理を終了する。
本実施形態によれば、制御部11は他の車両9と交差する位置よりも手前に目的地が設定されているか否かを判定するため、不必要なスピーカ15及び表示部19からの接近情報の出力を防止できる。
なお、本実施形態ではGPS受信部171から位置情報を取得したが、Wi-Fi(登録商標)又はbluetooth(登録商標)等から位置情報を取得してもよい。また本実施形態ではカーナビゲーションで目的地6を設定したが、自動運転を行っている場合に自動運転の終了地点を目的地6に設定してもよい。
実施の形態4
障害物8が人又は自転車であるか否かに基づいて接近情報の出力を禁止する実施の形態に関する。本実施形態における通知装置1は車載カメラ18を備える。以下、特に説明する構成、作用以外の構成及び作用は実施の形態1と同等であり、簡潔のため記載を省略する。以下、通知装置1の動作を説明する。
車両7の後方に人が存在している場合を想定する。制御部11は後方に超音波センサ14により障害物があると判定した後、制御部11はスピーカ15からの接近情報の出力を禁止する。次に制御部11は車載カメラ18から車両7の後方の画像を取得する。制御部11は取得した画像に画像処理を実行する。画像処理とは例えば、取得した画像から人又は自転車のテンプレート画像にマッチングした部分を検出するパターンマッチングである。制御部11は画像処理により画像内に人又は自転車を検出したか否かを判定する。制御部11は画像内に人又は自転車を検出した場合、スピーカ15及び表示部19からの接近情報の出力の禁止を解除し、スピーカ15及び表示部19から接近情報を出力する。
図8は本実施形態における制御部11の処理手順を示したフローチャートである。ステップS11〜17の処理は上述の実施の形態1に係る情報処理システムと同様であるので、簡潔のため説明を省略する。制御部11はステップS17の処理が終了した後、車載カメラ18から画像を取得する(ステップS41)。制御部11は取得した画像に画像処理を実行する(ステップS42)。制御部11は画像処理の結果に基づいて取得した画像内に人又は自転車を検出したか否かを判定する(ステップS43)。
制御部11は画像内に人又は自転車を検出しなかったと判定した場合(ステップS43:NO)、処理を終了する。制御部11は画像内に人又は自転車を検出したと判定した場合(ステップS43:YES)、すなわち車両7が車両9と交差する位置へ進行可能でないと判定した場合、スピーカ15及び表示部19からの接近情報の出力の禁止を解除し(ステップS44)、処理をステップS16に移す。
本実施形態によれば、車両7が画像内に人又は自転車を検出したと判定した場合、スピーカ15及び表示部19からの接近情報の出力の禁止を解除するため、適切に他の車両9の接近情報を通知することができる。
なお、本実施形態では画像処理で人又は自転車を検出したと判定したが、超音波センサ14で障害物の速度を検出し、検出した速度が所定の速度の範囲であった場合、人又は自転車を検出したと判定してもよい。
実施の形態5
実施の形態5は車両7と他の車両9との間に高低差がある場合、接近情報の出力を禁止する実施の形態に関する。以下、特に説明する構成、作用以外の構成及び作用は実施の形態1と同等であり、簡潔のため記載を省略する。
制御部11はGPS受信部171で受信した位置情報に基づいて高低差の有無を検出する。また制御部11は車載カメラ18を用いて高低差の有無を検出してもよい。また制御部11はミリ波レーダを用いて高低差の有無を検出してもよい。
図9は立体駐車場の1階及び2階で交差する複数の車両を示す説明図である。車両7は2階の駐車場を走行している。車両9は1階の駐車場を走行し、車両7の下部を横切ろうとしている。以下、図9を参照しつつ、通知装置1の動作を説明する。
制御部11は緯度及び経度に基づいて車両7及び車両9の位置情報を取得しているため、車両7と車両9とが交差する可能性があると判定する。制御部11はGPS受信部171で車両7の高度を検出する。制御部21はGPS受信部271で車両9の高度を検出する。制御部21は送受信部26で車両7へ車両9の高度を含む無線信号を送信する。制御部11は送受信部16で無線信号を車両9から受信する。車両7は1階の駐車場を走行し、車両9は2階の駐車場を走行しているため、制御部11は高低差があると判定する。すなわち、高低差があるため、制御部11は車両7が車両9に交差する位置に進行可能でないと判定する。制御部11はスピーカ15及び表示部19からの接近情報の出力を禁止する。
図10は本実施形態における制御部11の処理手順を示したフローチャートである。ステップS14〜15以外の処理は上述の実施の形態1に係る情報処理システムと同様であるので、簡潔のため説明を省略する。制御部11はステップS13の処理がYESであった場合、GPS受信部171から自車両7の高度を取得する(ステップS60)。制御部11は送受信部16で他の車両9の高度を含む無線信号を受信する(ステップS61)。制御部11は自車両7及び他の車両9の高度に基づいて高低差があるか否かを判定する(ステップS62)。制御部11は高低差がないと判定した場合(ステップS62:NO)、スピーカ15及び表示部19から接近情報を出力し(ステップS16)、処理を終了する。制御部11は高低差があると判定した場合(ステップS62:YES)、スピーカ15及び表示部19からの接近情報の出力を禁止し(ステップS17)、処理を終了する。
本実施形態によれば、制御部11は高低差があると判定した場合、スピーカ15及び表示部19からの接近情報の出力を禁止する。このことにより車両同士が高さ方向にすれ違いをした場合、通知装置1が誤った接近情報を通知することを防止できる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。また、各実施の形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
1 通知装置
12P プログラム
14 超音波センサ
16 車載カメラ(撮像部)
18 送受信部
7 車両
9 車両

Claims (6)

  1. 自車両の進行方向に対して、交差する可能性がある他の車両の接近情報を通知する通知部と、
    前記自車両が前記他の車両と交差する位置に進行可能であるか否かを判定する判定部と、
    該判定部が進行可能でないと判定した場合、前記通知部による通知を禁止する禁止部とを備える
    通知装置。
  2. 前記判定部は、前記自車両が後進中に該自車両に設けられたセンサにより前記自車両の進行方向に障害物を検出した場合に、進行可能でないと判定する
    請求項1に記載の通知装置。
  3. 前記判定部は、撮像部から取り込んだ画像に基づき、前記自車両の進行方向に障害物を検出した場合に、進行可能でないと判定する
    請求項1又は請求項2に記載の通知装置。
  4. 前記判定部は、検出した障害物が人又は自転車であると判定した場合、前記禁止部による禁止を解除し、前記通知部により接近情報を通知する
    請求項2又は請求項3に記載の通知装置。
  5. 前記判定部は、前記他の車両と交差する位置よりも手前に目的地が設定されている場合、進行可能でないと判定する
    請求項1から請求項4のいずれか1つに記載の通知装置。
  6. 通知装置に
    自車両の進行方向に対して、交差する可能性がある他の車両の接近情報を通知し、
    前記自車両が前記他の車両と交差する位置に進行可能であるか否かを判定し、
    進行可能でないと判定した場合、前記接近情報の通知を禁止する
    処理を実行させるプログラム。
JP2017566563A 2016-02-08 2017-01-18 通知装置及びプログラム Pending JPWO2017138315A1 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016022098 2016-02-08
JP2016022098 2016-02-08
PCT/JP2017/001585 WO2017138315A1 (ja) 2016-02-08 2017-01-18 通知装置及びプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPWO2017138315A1 true JPWO2017138315A1 (ja) 2018-11-29

Family

ID=59563883

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017566563A Pending JPWO2017138315A1 (ja) 2016-02-08 2017-01-18 通知装置及びプログラム

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JPWO2017138315A1 (ja)
WO (1) WO2017138315A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020126530A (ja) * 2019-02-06 2020-08-20 シャープ株式会社 通信端末、通信システム、通信方法、およびプログラム

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004199390A (ja) * 2002-12-18 2004-07-15 Toyota Motor Corp 運転補助システム及び装置
JP2005010938A (ja) * 2003-06-17 2005-01-13 Mazda Motor Corp 走行支援システム及び車載端末器
JP2008097413A (ja) * 2006-10-13 2008-04-24 Mitsubishi Electric Corp 安全支援情報提供車載システム
JP2009003538A (ja) * 2007-06-19 2009-01-08 Denso Corp 情報提供装置
JP2010205078A (ja) * 2009-03-04 2010-09-16 Denso Corp 駐車支援装置
WO2012144027A1 (ja) * 2011-04-20 2012-10-26 トヨタ自動車株式会社 車両用周辺警戒装置
JP2013242670A (ja) * 2012-05-18 2013-12-05 Clarion Co Ltd 車載用環境認識装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004199390A (ja) * 2002-12-18 2004-07-15 Toyota Motor Corp 運転補助システム及び装置
JP2005010938A (ja) * 2003-06-17 2005-01-13 Mazda Motor Corp 走行支援システム及び車載端末器
JP2008097413A (ja) * 2006-10-13 2008-04-24 Mitsubishi Electric Corp 安全支援情報提供車載システム
JP2009003538A (ja) * 2007-06-19 2009-01-08 Denso Corp 情報提供装置
JP2010205078A (ja) * 2009-03-04 2010-09-16 Denso Corp 駐車支援装置
WO2012144027A1 (ja) * 2011-04-20 2012-10-26 トヨタ自動車株式会社 車両用周辺警戒装置
JP2013242670A (ja) * 2012-05-18 2013-12-05 Clarion Co Ltd 車載用環境認識装置

Also Published As

Publication number Publication date
WO2017138315A1 (ja) 2017-08-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6304223B2 (ja) 運転支援装置
EP3048022B1 (en) Collision avoidance control system and control method
US10643474B2 (en) Vehicle control device, vehicle control method, and recording medium
JP4569652B2 (ja) 認識システム
US20190071071A1 (en) Vehicle control device, vehicle control method, and storage medium
CN109923018B (zh) 车辆控制***、车辆控制方法及存储介质
US20190073540A1 (en) Vehicle control device, vehicle control method, and storage medium
JP6168025B2 (ja) 車両用交差点関連警報装置
JP6693685B2 (ja) 電子装置、案内方法および案内システム
WO2016181618A1 (ja) 監視対象領域設定装置および監視対象領域設定方法
JP6811308B2 (ja) 車両制御システム、車両制御方法、および車両制御プログラム
US11511805B2 (en) Vehicle guidance device, method, and computer program product
CN110998685B (zh) 行进障碍检测装置和车辆导航***
JP6708522B2 (ja) 運転評価装置
JP2014240244A (ja) 駐車支援装置
JP5286932B2 (ja) 車車間通信装置および車車間通信システム
CN113071418A (zh) 车辆的后视镜控制方法、装置、电子设备及存储介质
JP6413940B2 (ja) 運転支援装置
WO2017138315A1 (ja) 通知装置及びプログラム
JP2009294882A (ja) 車両画像記録装置、車両画像記録システム
JP6838139B2 (ja) 車両制御システム、車両制御方法、車両制御装置、および車両制御プログラム
JP2021018636A (ja) 車両遠隔指示システム
JP2016143088A (ja) 位置検出システム及び車載情報処理装置
JP2015007817A (ja) 運転支援装置及び運転支援システム
JP2015197800A (ja) 運転支援装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180808

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191001

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20191219

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200302

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201006

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201223

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210525

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20211221