JPWO2016092697A1 - インプリント装置、インプリント方法及び物品の製造方法 - Google Patents

インプリント装置、インプリント方法及び物品の製造方法

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Abstract

本発明は、基板の表面状態が変化しても、精度良く基板の表面状態を検出することができるインプリント装置を提供することを目的とする。本発明のインプリント装置は、基板上のインプリント材と型を接触させ、前記基板上に前記インプリント材のパターンを形成するインプリント装置であって、前記基板に光を照射し、前記基板からの反射光を光学的に検出することにより前記基板上の前記インプリント材の状態を検出し、インプリント工程中に検出条件を切替える検出部を、有することを特徴とする。

Description

本発明は、基板上のインプリント材の状態を検出するインプリント装置、インプリント方法及び物品の製造方法に関する。
インプリント技術は、型に形成されたパターンを基板上に供給されたインプリント材に転写する技術であり、半導体デバイスや磁気記憶媒体を製造する技術のひとつとして提案されている。インプリント装置は、基板上に供給されたインプリント材(例えば光硬化樹脂)とパターンが形成された型とを接触させ、接触させた状態でインプリント材を硬化させる。硬化したインプリント材と型との間隔を広げて、インプリント材から型を離すことで基板上のインプリント材にパターンを形成(転写)することができる。
インプリント技術において、型とインプリント材(または基板)が接触するときの接触状態が形成したパターンの良否に影響を与えることが分かっている。特許文献1には、型とインプリント材との接触時に、基板上に供給されたインプリント材の液滴の広がりを見ることにより型と基板の接触状態を把握する方法が提案されている。
特表2006−514428号公報
インプリント装置で基板上にパターンを形成する際には、基板にインプリント材が供給された状態、型をインプリント材に押しつけた状態、インプリント材のパターンが形成された状態などのように、パターン形成の過程に応じてインプリント材の状態が変化する。そのうえ、既にパターンが形成された基板と、パターンが形成されていない基板とを比較すると、新たなパターン形成の過程において、インプリント材の状態の変化の仕方が異なる。このため、特許文献1の接触状態を把握する方法において、インプリント材の状態を検出する条件が一定だと、パターン形成の過程でインプリント材の状態が変化した際に検出条件が合わなくなり、正しくインプリント材の状態を把握できない場合がある。
本発明のインプリント装置は、基板上のインプリント材と型を接触させ、前記基板上に前記インプリント材のパターンを形成するインプリント装置であって、前記基板に光を照射し、前記基板からの反射光を光学的に検出することにより前記基板上の前記インプリント材の状態を検出し、インプリント工程中に検出条件を切替える検出部を、有することを特徴とする。
基板上のインプリント材の状態が変化しても、精度良くインプリント材の状態を検出するインプリント装置を提供することができる。
第1実施形態のインプリント装置を示した図である。 インプリント処理のフローチャートを示した図である。 型と基板の断面と、検出器で検出される干渉縞を示した図である。 第1実施形態の検出部を示した図である。 基板と下地層からの反射光による干渉を示した図である。 光学膜厚と反射率の関係を示した図である。 照明光の偏光の違いによる反射光の違いを示した図である。 基板を暗視野照明した場合の散乱光と、検出画像を示した図である。 暗視野照明を用いた場合の検出部を示した図である。 インプリント処理の工程毎における基板表面の状態を示した図である。 第2実施形態のインプリント処理のフローチャートを示した図である。 第2実施形態の検出モードを示した図である。 押印工程における基板と型の断面と、検出される干渉縞を示した図である。 離型工程における基板と型の断面と、検出される干渉縞を示した図である。 第3実施形態の検出モード編集画面を説明する図である。 第3実施形態のレシピ編集画面を説明する図である。 第3実施形態のカメラモニタを説明する図である。
以下、本発明の好ましい実施形態を添付の図面に基づいて詳細に説明する。なお、各図において、同一の部材については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
(第1実施形態)
(インプリント装置について)
図1に第1実施形態のインプリント装置IMPを示す。本実施形態のインプリント装置IMPは、基板Wを保持する基板保持部1と、基板保持部1を支持して移動させる基板ステージ2(基板駆動部)を備える。また、インプリント装置IMPには、パターンPが形成された型Mを保持する型保持部3と、型保持部3を支持して移動させる型ステージ4(型駆動部)と、基板W上にインプリント材Rを供給する供給部11(ディスペンサ)を備える。ただし、インプリント装置IMPにインプリント材Rが供給された基板Wを搬入して、インプリント処理を行う場合には、供給部11はインプリント装置IMPに備えていなくても良い。また、インプリント装置IMPは、インプリント処理を制御する制御部CNTと、インプリント装置IMPの操作画面を生成するコンソール部CONSと、操作画面を表示する表示装置12(出力部)と、キーボードやマウスなどの入力デバイス13を備える。制御部CNTには演算部CALを含む。
第1実施形態のインプリント装置IMPは、光を照射することでインプリント材Rを硬化させる光硬化法を適用した装置について説明する。そのため、インプリント材Rは光(紫外線)が照射されることで硬化する光硬化樹脂(紫外線硬化樹脂)を用いる。インプリント装置IMPには、光(紫外線9)を照射する光源8を備える。
さらに、インプリント装置IMPは、マーク検出部5(アライメントスコープ)を備える。マーク検出部5は、基板W上のショット領域に形成されたアライメントマーク(基板側マーク6)と、型Mに形成されたアライメントマーク(型側マーク7)を検出する。
さらに、インプリント装置IMPには、インプリント材Rを硬化させる光と異なる波長の光(例えば可視光)を用いて、ショット領域及びパターンPからの光(検出光)の少なくとも一方を検出する検出部Sを備える。また、インプリント装置IMPには、光源8からの光と検出部Sに入射する光を分けるための光学素子10を備える。図1に示すインプリント装置IMPでは、光学素子10として、光源8から照射される紫外線9を反射し、検出光を透過する特性を有する、ダイクロイックミラーを用いる。
(インプリント処理について)
次に、インプリント装置IMPで行われるインプリント処理について説明する。図2はインプリント装置IMPで行われるインプリント処理のフローチャートである。
インプリント装置IMPに搬入された基板Wは基板保持部1に保持される。基板W上にインプリント材Rを供給(塗布)するために、基板ステージ2が移動して基板Wを供給部11の下に配置する。供給部11からインプリント材Rを吐出することで基板W上にインプリント材Rを供給する(S01:塗布工程)。
基板W上に供給されたインプリント材Rと型Mを接触(押印)させるために、基板ステージ2が移動して基板Wを型Mの下に配置する。基板Wと型Mとの間隔を狭めて、インプリント材Rと型Mを接触させることによって、型MのパターンPにインプリント材Rを充填する(S02:押印工程)。
型Mには、パターンPが形成されている面とは反対側の面に、パターンPの領域よりも大きな領域に凹部を有する。型保持部3の中心には、光源8からの紫外線9が通過する部分が設けられており、型Mと不図示のシールガラスによって密閉空間(キャビティ部)が設けられている。この密閉空間には不図示の圧力制御部が接続されており、押印工程では、密閉空間の圧力を制御できる。圧力制御部は、密閉空間の圧力を上げて型Mを基板Wに対して凸形状に変形させることができる。型Mとインプリント材Rが接触した後、圧力制御部は密閉空間の圧力を下げて、型MのパターンPとインプリント材Rが接触するようにする。インプリント装置IMPは、型Mを凸形状に変形させた状態で、型Mとインプリント材Rを接触させることにより、基板Wと型Mとの間に気泡が挟まれることを抑制する。
制御部CNTの演算部CALは、マーク検出部5が検出した基板側マーク6と型側マーク7の検出結果から基板Wと型Mの相対的な位置ずれを求める。制御部CNTは、求めた相対的な位置ずれの結果に基づいて、位置ずれが低減するように基板ステージ2や型ステージ4を制御し、基板Wと型Mの位置合わせを行う。相対的な位置ずれには、シフト成分や倍率、回転成分などが含まれる。さらに、インプリント装置IMPは、基板W上に形成されているショット領域に合わせて、型MのパターンP(パターン領域)の形状を補正することができる(S03:アライメント工程)。アライメント工程の開始は、押印工程の前でも押印工程の途中でも良い。
基板Wと型Mを位置合わせした後、光源8から紫外線9をインプリント材Rに照射することで、インプリント材Rを硬化させる(S04:硬化工程)。
そして、硬化したインプリント材Rから型Mを引き離すことによって、基板W上のインプリント材にパターンが形成される(S05:離型工程)。これら一連のインプリント処理を繰り返すことによって基板W上の複数のショット領域にパターンを形成することができる。
(接触状態の検出について)
第1実施形態のインプリント装置IMPは、インプリント処理を行う際に、検出部Sによって基板Wからの光を検出することで、インプリント材Rの状態を観察することができる。ここではインプリント材の状態を検出することで、型Mとインプリント材Rの接触状態を観察する。以下、検出部Sが基板Wからの反射光を検出する方法について説明する。
検出部Sは、基板Wを照明するための光を照射する。基板Wを照明した光は、基板Wの表面および型Mのパターン面で反射し、基板Wからの反射光と型Mからの反射光が検出光として検出部Sで検出される。前述のように押印工程の時に、型Mは凸形状になっているため、型Mとインプリント材Rとが接触した部分から、型Mと基板Wとの間隔が連続的に変化する。そのため、検出部Sでは干渉縞(いわゆるニュートンリング)が検出される。
図3に、押印工程の時の型Mと基板Wの断面と、押印工程の時に検出部Sで検出される干渉縞を示す。この干渉縞の検出結果から、制御部CNTはインプリント材の状態の良否を判定することができる。また、型Mとインプリント材Rの接触状態を観察することで、型Mとインプリント材Rが接触するときの、型Mと基板Wの姿勢を検出することができる。第1実施形態の検出部Sは、高い光学性能の光学系を必要とせず、干渉縞を検出できる光学系を備えていれば良い。また、検出部Sでは、接触時に限らず、型Mと基板Wの間隔を広げる離型工程の時においても、接触工程の時と同様に干渉縞を検出することができる。そのため、離型時における型Mとインプリント材Rの接触状態を観察することで、離型する時の型Mと基板Wの姿勢を検出することができる。
図4に、第1実施形態の検出部Sを示す。図4では、型保持部3、型ステージ4、光学素子10などが省略されている。検出部Sは、型Mと基板Wを照明する照明部31を備える。照明部31は照明用の光源32を有し、光源32から照明光が照射される。光源32からの照明光はビームスプリッタ33で反射、レンズ34を透過して基板W上を照明する。ビームスプリッタ33は、例えばハーフミラーであり、図4に示すようなキューブ型ビームスプリッタでもよいし、プレート型のビームスプリッタでもよい。照明部31からの照明光は基板Wで反射し、検出光としてレンズ34とビームスプリッタ33を透過して、レンズ36で撮像素子35(撮像部)の受光面に結像される。撮像素子35の受光面は、レンズ34およびレンズ36によって、インプリント材Rに接触した型MのパターンP及び基板Wの表面に対して光学的に共役になるように構成されている。また、撮像素子35の受光面は、ショット領域の全面もしくはその一部が観察できるように構成されている。撮像素子35で検出された画像に基づいて、基板Wや、基板W上のインプリント材Rと型Mの接触状態を観察できる。
照明部31は更に波長切替機構37、偏光切替機構38、照明方式切替機構39と開口絞り40を有する。開口絞り40はレンズ36の瞳面に配置されており、波長切替機構37、偏光切替機構38および照明方式切替機構39は、光源32とビームスプリッタ33の間に配置されており、それぞれレンズ36の瞳面と共役な面もしくはその近傍に配置されている。波長切替機構37、偏光切替機構38および照明方式切替機構39によって、検出部Sの検出条件を切り替えることができ、撮像素子35で検出される画像を調整することができる。以下、これら切替機構の効果について、それぞれ説明する。
(検出部の波長切替機構について)
第1実施形態の照明用の光源32は例えばハロゲンランプやキセノンランプ、メタルハライドランプなどの放射ランプであり、波長帯域の広い光を放射する。検出部Sは、型Mとインプリント材Rとの接触状態を観察するために、型Mと基板Wの反射光により形成される干渉縞を検出している。型Mと基板Wとの間隔をd、照明光の波長をλとしたとき、2d=mλ(mは自然数)のときに型Mと基板Wの反射光が強め合って明リングが観察され、2d=(m+1/2)λのときには型Mと基板Wの反射光が打ち消し合って暗リングが観察される。型Mと基板Wを波長帯域の広い白色光で照明すると、観察される干渉縞のピッチが波長毎に少しずつずれて重なるため、干渉縞のコントラストが低下する。そのため、照明光の波長帯域は狭いことが望ましい。
図5に、下地層Bが形成されている基板Wを示す。基板Wには、半導体デバイスを製造するために複数の下地層Bが形成されていることがある。図5では、基板Wに単層の下地層Bが形成されている場合を考える。型Mと基板Wからの反射光により形成される干渉縞のときと同様に、図5(A)のように基板Wからの反射光と、下地層Bの表面からの反射光の干渉を考えることができる。下地層Bの屈折率をn、厚みをtとすると、2nt=mλのときに基板Wからの反射光と下地層Bの表面からの反射光とが強め合うため、基板W全体の反射率は高くなる。一方で、2nt=(m+1/2)λのときには、基板Wからの反射光と下地層B表面からの反射光とが打ち消し合うため、基板W全体の反射率は低くなる。
従って、図6に示すように基板W全体の反射率は、下地層Bの光学膜厚ntによって、変化する。実際の下地層Bには多数の層が積層されており、各層で干渉を考えてもよい。多数の層が積層されている下地層Bに対しては、照明光の波長によって干渉する層が異なり、基板W全体の反射率が変化することになる。基板W全体の反射率が低くなると、干渉縞のコントラストが低下してしまうため、基板W全体の反射率が高くなる波長を選択することが望ましい。
また、型Mとインプリント材Rの接触前(押印工程前)は基板W上にインプリント材Rが広がっていないため、基板Wの反射率は、基板Wと下地層Bの干渉のみを考えればよい。しかし、型Mとインプリント材Rの離型後は基板W上にインプリント材Rが広がっているため、接触前の干渉状態を示す図5(A)と、離型後の干渉状態を示す図5(B)のように、接触前と離型後では干渉状態が変化する。そのため、基板W全体の反射率が最大となる波長が変化するので、接触前と離型後でも照明光の波長を切替えられることが望ましい。検出部Sは、離型後に基板Wからの光を検出することで基板上に形成されたインプリント材Rのパターンの状態を観察することができる。例えば、基板W上に転写された凹凸パターンの欠陥の有無を検出し、パターン形成の良否判定を行うことができる。
第1実施形態の検出部Sは、照射条件として照明光の波長を選択するための波長切替機構37を備える。波長切替機構37はバンドパスフィルタもしくは長波長カットフィルタおよび短波長カットフィルタが不図示のターレットもしくはスライド機構に配置されており、照明光の光路上のフィルタを切り替えることによって、光源32からの光の波長を選択できる。従って、第1実施形態の検出部Sは様々な下地が形成された基板Wに対して、最適な条件で検出光を検出できる。また、接触前と離型後においても最適な照射条件で検出光を検出できる。
第1実施形態では光源32から広帯域の光を放射するランプである場合について説明したが、本発明は光源の種類によって限定されるものではない。光源は例えばLEDなどの狭帯域の光を放射するものでもよい。波長切替機構37で照明光の波長を選択する代わりに、発光中心波長の異なるLEDを複数並べた光源から、発光させるLEDを選択することによって照明光の波長を選択してもよい。
第1実施形態において、検出部Sの照明光は可視光の場合について説明したが、インプリント材Rを硬化させる光でなければ良く、例えば赤外光であってもよい。
(検出部の偏光切替機構について)
基板Wに形成された下地層Bにパターンが形成されている場合がある。例えば下地層Bに、一方向に伸びるラインアンドスペース(L/S)パターンが形成されており、L/Sパターンのピッチが検出部Sから照射される照明光の波長よりも短いことがある。このように照明光の波長よりも小さい構造物をもつパターンの有効屈折率は、構造物の屈折率と構造物のピッチや線幅、深さ、さらには入射光の偏光方向によって変化する。
図7に照明光の波長よりも小さい構造物をもつパターンに偏光した光が入射したときの反射光を示す。図7(A)はパターンのピッチの方向(X軸)と、照明光の電場ベクトルの振動方向(偏光方向)が平行な場合を示す。図7(B)はパターンのピッチの方向(X軸)と、照明光の偏光方向(Y軸)が垂直な場合を示す。パターンのピッチの方向と照明光の偏光方向が平行である場合の方が、垂直である場合よりも反射率が高い。このようにL/Sパターンのピッチの方向と、照明光の偏光方向(偏光状態)により、基板W全体の反射率が変化する。
従って、型Mによる反射光と基板Wの反射光により形成される干渉縞をコントラストよく検出するためには、基板W全体の反射率が最大となる偏光方向の光を照明することが望ましい。図7では下地層Bに形成されたL/Sパターンのピッチの方向に応じて照明光の偏光方向を決めた。しかし、インプリント処理により下地層Bとは別のパターンが形成された後は、新たに形成されたパターンに応じて検出部Sからの照明光の偏光方向を切替えることが望ましい。
第1実施形態のインプリント装置には、照明光の偏光方向を切替えるための偏光切替機構38を備える。第1実施形態の検出部Sの光源32は、例えばハロゲンランプ等の放射ランプであり、ランダム偏光の光を照射する。偏光切替機構38は、照明光の偏光方向を直線偏光に変換する複数の偏光子が、不図示のターレットまたはスライド機構に構成されている。照明光の光路上で偏光子を出し入れすることで、照明光の偏光方向を任意の方向の直線偏光に変換することができる。さらに、直線偏光に変換する偏光子が、照明光の光軸を中心に回転可能に回転機構に構成されていてもよい。また、照明光の光路上に配置された偏光子と光軸を中心に回転可能な1/2波長板から成る偏光方向変更ユニットを使用することができる。検出部Sの光源32からのランダム偏光のまま照明したい場合には、照明光の光路上に偏光子が配置されないようにすればよい。基板に照射する光の偏光方向を切替えることにより、基板を照射する光の照射条件を切替えている。
検出部Sはさらにビームスプリッタ33と撮像素子35の間に、不図示の1/4波長板を有する。偏光切替機構38で直線偏光に変換された照明光は、ビームスプリッタ33を反射、レンズ34を透過して、基板Wを照明する。照明光は基板Wで反射して、ビームスプリッタ33を透過し、1/4波長板に入射する。1/4波長板に入射した直線偏光は円偏光に変換され、レンズ36で撮像素子35の受光面に結像される。偏光子には、例えば偏光板や、誘電体多層膜による偏光ビームスプリッタ、ワイヤーグリッド偏光子、方解石プリズムなどが用いられるが、本発明は偏光子の種類によって限定されるものではない。
また、第1実施形態の偏光切替機構38は照明光の光路に配置されている場合について説明したが、偏光切替機構38は検出光の光路に配置されていてもよい。この場合には、偏光切替機構38はビームスプリッタ33と撮像素子35の間のレンズ36の瞳面近傍に配置され、検出光から任意の偏光方向の直線偏光に変換する。偏光切替機構38と撮像素子35の間に1/4波長板を配置し、直線偏光に変換された検出光を円偏光に変換する。
検出部Sの光源32が例えばレーザーのような直線偏光を照射する光源の場合には、偏光切替機構38は1/2波長板を有し、光源からの偏光の方向と1/2波長板の遅相軸の方向との関係によって、任意の偏光方向の直線偏光に切替えることができる。また、円偏光で照明したい場合には、1/2波長板の代わりに1/4波長板を照明光の光路中に挿入すればよい。光源32からの直線偏光は、偏光切替機構38の1/4波長板によって円偏光に変換される。また、ランダム偏光で照明したい場合には、例えば水晶などの複屈折部材で構成されたウェッジ基板と、石英などウェッジ基板とを組み合わせた偏光解消板を用いればよい。
このようにして、第1実施形態の検出部Sでは様々なパターンが形成された基板Wに対しても、押印前及び離型後においても最適な条件で基板W上のインプリント材Rからの光を検出できる。そのため、基板W上のインプリント材Rの状態や、基板W上のインプリント材Rと型Mとの接触状態を精度よく観察することができる。
(照明方式を切替える場合)
基板Wには、検出部Sの照明光を吸収する下地層Bが形成されている場合がある。このような場合、基板Wの反射率は低い。そのため、型Mと基板Wの反射光により形成される干渉縞を検出することができないことがある。このような場合、基板Wを明視野照明から暗視野照明に切替えて照明することで型Mとインプリント材Rとの接触状態を観察できる場合がある。
図8に、基板Wを暗視野照明した場合の基板Wと型Mの断面図と検出部Sで検出される画像の例を示す。暗視野照明で基板Wを照明することにより、型Mとインプリント材R(図8では基板W)の接触面の境界による散乱光が検出できるため、型Mとインプリント材Rとの接触状態を観察できる。また、基板W上にゴミGがある場合、検出部SでゴミGによる散乱光を検出できるため、型Mとインプリント材Rを接触させる前にゴミGの有無を検出することができる。明視野照明の場合には、ゴミGを解像するだけの解像力が検出部Sに求められるが、暗視野照明の場合には、必ずしもゴミGを解像する必要がなく、散乱光が検出できればよいため、明視野照明の場合よりも小さなゴミを検出できる場合がある。
第1実施形態の検出部Sは、明視野照明と暗視野照明を切り替えるための照明方式切替機構39が構成されている。照明方式切替機構39は不図示のターレットもしくはスライド機構に配置された照明絞りを有している。照明絞りはレンズ36の瞳面と光学的に共役な面に配置されており、照明瞳の形状を決める。図4に示すように、明視野照明を行う場合には、照明絞りは、レンズ36の瞳面に配置された開口絞り40よりも空間的に小さい光のみを透過させ、開口絞り40よりも大きな光を遮光する。暗視野照明を行う場合には、その逆に、照明絞りは、開口絞り40よりも空間的に大きい光のみを透過させ、開口絞りよりも小さな光を遮光する。
図9に、検出部Sの照明方式(照射条件)を暗視野照明にした場合の照明方式切替機構39を示す。明視野照明の場合に、照明部31からの照明光がレンズ34で反射して、撮像素子35の受光面に直接入射してしまうことがある。このようなフレア光は、検出画像を劣化させる原因となる。特に、レンズ34の中心で反射するフレア光は絞りなどで遮光することができないため、フレア光の発生を防ぐことは困難である。基板Wの反射率が低い場合には、相対的にフレア光の強度が高くなり、検出部Sの検出結果に影響を及ぼす。
暗視野照明の場合には、レンズ34の中心で反射するフレア光は開口絞り40などによって遮光され、撮像素子35の受光面に入射しない。従って、暗視野照明の場合には、検出結果に影響を及ぼすフレア光の発生を低減できる。
このように、第1実施形態の検出部Sは照明方式を明視野照明と暗視野照明で切替えることができるため、反射率が異なる様々な種類の基板Wに対して、最適な条件で型Mとインプリント材Rの接触状態を検出することができる。また、型Mとインプリント材Rを接触させる前に基板W上のゴミGの存在を検出できるため、型MとゴミGとの接触を防ぐことができる。
上述の実施形態では、基板上のインプリント材の状態を検出する検出条件として、基板に照射する光の照射条件を切替えるものを説明した。検出条件としては、照射条件に限られず基板からの反射光を受光する受光条件でもよい。例えば、開口絞り40を切替えることによって、基板からの反射光のうち0次回折光を通過させたり、1次回折光を通過させたりして、異なる次数の回折光を受光素子で受光することができる。開口絞り40は、基板からの反射光のうち正反射光を通過させ回折光を遮る絞りと、基板からの反射光のうち回折光を通過させ正反射光を遮る絞りを有し、開口絞り駆動機構によって絞りの配置を切替える。
第1実施形態のインプリント装置に有する検出部Sには、波長切替機構37、偏光切替機構38および照明方式切替機構39を備えているが、これら切替機構を検出部Sにすべて備える必要は無く、少なくとも1つ以上配置されていれば良い。そのため、基板に照射する光の照射条件を、波長切換と偏光切換、照明方式切換を組み合わせて決めることができる。
(第2実施形態)
図10はインプリント処理(インプリント工程)に対応した、基板W表面の状態の変化を表している。基板ステージ2や型ステージ4の駆動部が駆動することによりインプリント処理が行われる。したがって、駆動部の駆動シーケンスに応じて、基板上のインプリント材の状態が変化する。図10(A)は、インプリント処理を開始した時の基板W表面の状態を示しており、基板W上は未処理の状態である。
図10(B)は図2で説明したS01の塗布工程時の基板W表面の状態を示しており、インプリント材Rの液滴が基板W上に塗布されている。
図10(C)は図2で説明したS02の押印工程時の基板W表面の状態を示している。S02の押印工程では、型Mの中心を凸形状に変形させた状態で、型Mを基板Wに近づけることで、徐々に型Mの中心部から周辺部に向けてインプリント材Rと接触させる。これにより、型Mと基板Wとの間に気泡が残留することを防ぐことができる。このためS02の押印工程では、型Mを凸形状で変形させて基板Wへ押し付けることで、図3のような型Mとインプリント材Rとが接触した領域と、その周囲に光の干渉による干渉縞が見られる。
図10(D)は図2で説明したS04の硬化工程時の基板W表面の状態を示しており、型Mと基板Wの間にインプリント材Rが充填している。
図10(E)は図2で説明したS05の離型工程時の基板W表面の状態を示している。S05の離型工程では、型Mを硬化したインプリント材Rから剥がすための力である離型力を低減するために、型Mの中心を凸形状に変形させながら、型Mを基板Wから離している。この離型工程時に、基板Wを型M側に凸形状に変形させても良い。このためS05の離型工程時でも、S02の押印工程と同様に図3のような型Mとインプリント材Rとが接触した領域と、その周囲に光の干渉による干渉縞が見られる。
図10(F)は、インプリント処理を終了したときの基板W表面の状態を示しており、基板W上にインプリント材Rのパターンが形成される。
このように、インプリント工程に含まれる工程に応じて、基板W表面の状態(基板上のインプリント材の状態)は変化する。しかし、従来の基板W表面の状態を検出する方法は、基板W表面の状態が変化するにも関わらず、検出部Sの設定が、特定の工程(例えば、S02の押印工程)に合わせた検出条件に固定されていた。そのため、他の工程(例えば、S02の押印工程以外の工程)では正しく基板W表面の状態を検出できなかった。
図11は第2実施形態のインプリント処理のフローチャートを示している。ここで図2に示した通常のインプリント処理に対して、インプリント処理の工程毎に、検出部Sの検出条件を切り替えている。
検出条件は、図4に示した波長切替機構37、偏光切替機構38、照明方式切替機構39、撮像素子35などの検出部Sを構成する検出部サブユニットDSにおいて、個々の検出部サブユニットDSが有する設定の組み合わせから構成される。このため、個々の検出部サブユニットDSの設定を組み合わせた検出モードを設け、検出モードを切替えることにより、検出条件の切替えを行う。
図12は、検出モードの内容の一例を示している。検出モード毎に個々の検出部サブユニットDSの設定を有している。検出部サブユニットDSは増減してもよいし、また、検出部サブユニット毎に取りえる検出モードの設定が増減してもよい。このように、検出モードを用意することで、基板Wの状態に適した検出条件を効率的に切替えることができる。
以下、図11に示すフローチャートに従って、インプリント処理の工程毎に、検出モードを切替える場合について説明する。
第2実施形態のインプリント方法は、インプリント処理を開始するとS11の切替え工程(検出モードM1)において、検出部の検出条件を検出モードM1に切替える(設定する)。検出部の検出条件を検出モードM1に切替えた後、インプリント材Rを基板W上に塗布する塗布工程(S01)における基板W表面の状態を検出している。S01の塗布工程では、ディスペンサの目詰まりなどにより、インプリント材Rの塗布が正しく行われず、基板W上の予め決められた位置にインプリント材Rの液滴が塗布(配置)されない場合がある。このため検出モードM1では、検出部サブユニットDSの撮像素子35において、検出する画像のサイズを大きくし、画像における単位画素当たりの分解能を細かくすることで、インプリント材Rの液滴の塗布状態を確認しやすくしている。また、波長切替機構37で、広帯域の波長を用いることで、インプリント材Rの液滴の大きさや形状の影響を受け難くしている。
S01の塗布工程の後、S12の切替え工程(検出モードM2)において、検出条件を検出モードM2に切替える。検出部の検出条件を検出モードM2に切替えた後、インプリント材Rと型Mとを接触させる押印工程(S02)における基板W表面の状態を検出している。S02の押印工程では、型Mの姿勢が傾いた状態で、型Mが基板W上のインプリント材Rと接触する場合がある。型Mが傾いた状態でインプリント材Rに接触すると型Mに形成されるパターンPが正しく基板Wに形成されない場合がある。
このため検出モードM2では、波長切替機構37において干渉縞のコントラストが高くなる狭帯域の波長を用いており、また、撮像素子35において、検出する画像のフレームレートを高速に設定している。S02の押印工程を検出モードM2で観察した際の、型Mと基板Wの断面の様子と撮像素子が撮像した画像の様子を図13に示す。撮像素子が撮像した画像の様子は表示装置12などの出力部に出力し、インプリント材Rと型Mとの接触状態を確認することができる。型Mが基板Wに対して傾いたままでインプリント材Rに接触すると、干渉縞の中心位置が型Mの中心位置からずれて見える(図13(A))。波長切替機構37で狭帯域の波長を用いることで、干渉縞の中心位置を明確に特定することができ、型Mの姿勢を確認することができる。また、干渉縞の中心位置から型Mの姿勢を制御する際に、撮像素子35での画像取得のフレームレートを高くすることで、より高頻度で型Mの姿勢制御を行うことができる。S02の押印工程には、検出モードM2で検出された検出結果を用いて型Mと基板Wの位置合わせを行うアライメント工程(S03)が含まれていても良い。
S02の押印工程の後、S13の切替え工程(検出モードM3)において、検出条件を検出モードM3に切替える。検出部の検出条件を検出モードM3に切替えた後、インプリント材Rに光を照射することでインプリント材Rを硬化させる硬化工程(S04)において、基板Wの状態を検出している。S04の硬化工程では、基板W上にゴミGもなく、基板W上に形成されるインプリント材Rがショット領域(型Mのパターン領域)全面にムラなく充填している必要がある。
このため検出モードM3では、照明方式切替機構39において暗視野照明に設定し、撮像素子35において検出する画像サイズを大きくしている。暗視野照明を用いることで、基板Wの表面にゴミGが付着している場合には、図8に記すように、ゴミGにより散乱光が生じ、撮像素子35で散乱光を検出することでゴミGの有無を確認することができる。また、撮像素子35の画像サイズを大きくすることで、画素当たりの分解能が大きくなり、より小さなゴミGの検出が可能となる。なお、基板Wの表面にゴミGが付着している状態で、基板W上のインプリント材Rと型Mとを接触させると、ゴミGにより型MのパターンPが破損する可能性がある。
押印工程S02において、型MとゴミGとが接触する前に、ゴミGを事前に検出することでインプリント動作を停止することができる。つまり、事前にゴミGの有無を検出して、ゴミGが付着して場合はインプリント動作を停止し、ゴミGが付着していない場合はインプリント動作を継続する、判定を制御部で行う。型MとゴミGとの接触を防ぎ、型MのパターンPの破損を防ぐことができる。
S04の硬化工程の後、S14の切替え工程(検出モードM4)において、検出条件を検出モードM4に切替える。検出部の検出条件を検出モードM4に切替えた後、離型工程(S05)における基板W表面の状態を検出している。S05の離型工程時に、型Mの姿勢が傾いたまま基板Wと型Mの間隔を広げると、基板W上に形成されたインプリント材Rのパターンが倒れるなどのインプリント不良が発生する恐れがある。そのため、基板Wと型Mの間隔を広げる際に、基板Wと型Mを平行に保つ必要がある。
このため検出モードM4では、波長切替機構37において干渉縞のコントラストが高くなる狭帯域の波長を用いており、撮像素子35で検出する画像のフレームレートを高速に設定している。
押印工程(S02)と離型工程(S04)では干渉縞を観測するために波長切替機構37で狭帯域の波長に設定している。押印工程(S02)では基板W上のインプリント材Rはパターンが未形成である一方、離型工程(S04)では基板W上のインプリント材Rはパターンが形成済みである。そのため、押印工程(S02)と離型工程(S04)では干渉縞を観測するための波長が異なることがあり、離型工程(S04)ではインプリント材Rのパターンが存在する状態でも干渉縞のコントラストが高くなる狭帯域の波長を用いることがある。このように基板W上のパターンの有無に応じて狭帯域の波長が異なる場合がある。
S04の離型工程を検出モードM4で観察した際の、型Mと基板Wの断面の様子と撮像素子が撮像した画像の様子を図14に示す。撮像素子が撮像した画像の様子は表示装置12などの出力部に出力し、インプリント材Rと型Mとの離型状態を確認することができる。型Mが基板Wに対して傾いたままでインプリント材Rから離れると、干渉縞の中心位置が型Mの中心位置からずれて見える(図14(A)〜(D))。波長切替機構37で狭帯域の波長を用いることで、干渉縞の中心位置を明確に特定することができ、型Mの姿勢を確認することができる。また、干渉縞の中心位置から型Mの姿勢を制御する際に、撮像素子35での画像取得のフレームレートを高くすることで、より高頻度で型Mの姿勢制御を行うことができる。
S05の離型工程の後、S15の切替え工程(検出モードM5)において、検出条件を検出モードM5に切替える。検出部の検出条件を検出モードM5に切替えた後、インプリント処理終了時における基板W表面の状態を検出している。インプリント処理終了に、図10(F)に示すように基板W表面にインプリント材Rによるパターン層が、ムラなく形成されていることが望ましい。
このため検出モードM5では、偏光切替機構38においてパターンのピッチ方向と照明光の電場ベクトルの振動方向が平行になるように設定している。また、波長切替機構37では、基板Wからの反射光とインプリント材Rによるパターン層表面からの反射光による干渉が強くなる狭帯域の波長を用いている。これにより、撮像素子35で検出する画像を明確にすることができ、パターン層がムラなく形成されているかを検出(インプリント不良を検出)することができる。
このように、インプリント工程のそれぞれの工程で検出部Sの検出条件を切替えることにより、それぞれの工程で基板上の状態をより精度よく検出(把握)することができる。基板上の状態をインプリント工程に合わせて検出することで、インプリント不良の防止に効果的である。インプリント工程のそれぞれの工程は、図10で説明したインプリント装置の駆動部の駆動シーケンスに従って行われる。したがって、検出部Sの検出条件は駆動部の駆動シーケンスに応じて切替えることができる。
図11のフローチャートは、パターン未形成の基板Wに対してインプリント処理を施すものであった。パターンが形成されている基板Wに対してインプリント処理を施す場合にも、インプリント処理の工程に応じた検出モードを設定することで、それぞれの工程で異なる基板上の状態を、より精度よく検出(把握)することができる。
また、第2実施形態では、検出モードによる検出条件の切替えを記した。しかし、検出モードを用いずに、インプリント処理のそれぞれの工程に応じて検出部Sの検出部サブユニットDSを個別に切替えてもよい。
なお、インプリント工程において、インプリント不良が発生していることがわかった場合には、基板W上のゴミGを除去する工程を行ったり、基板W上のゴミGの場所を記憶しておいたりすることができる。基板W上ゴミGが除去できない場合には、該当ショットに対してインプリント処理を行わなかったり、基板W上のゴミGが付着した領域に型を接触させたりしない(パターンを形成しない)ようにインプリント工程を行う。
(第3実施形態)
図15、図16に基づいて第3実施形態のインプリント方法について説明する。図15と図16は、図12に示した検出モードの編集手段を提供する。
図15に示す検出モード編集画面161では、検出モード毎に検出部サブユニットDSの検出条件を編集する編集手段を提供する。図15の検出モードテーブル162では、登録されている検出モードと、検出モード毎の検出部サブユニットDSの設定を表示している。検出モードテーブル162の行163には検出モードの種類、また、検出モードテーブル162の列164には検出モードを構成する検出部サブユニットDS毎の設定を表示している。検出モード編集画面161は、図1のコンソールCONSで生成されて表示装置12に表示される。検出モード編集画面161を編集する際には、図1のキーボードやマウスなどの入力デバイス13により、項目166のように編集対象を選択した後、操作ボタン群165を操作することで行う。
図16に示すレシピ編集画面171では、インプリント処理の工程毎の検出モードを編集する編集手段を提供する。工程毎の検出モード設定テーブル172では、工程毎の検出モードを表示している。工程毎の検出モード設定テーブル172の行173には、インプリント処理を構成する工程の種類、また、検出モード設定テーブル172の列174には工程毎に用いる検出モードを表示している。レシピ編集画面171は、図1のコンソールCONSで生成されて表示装置12に表示される。レシピ編集画面171を編集する際には、図1のキーボードやマウスなどの入力デバイス13により、項目176のように編集対象を選択した後、操作ボタン群175を操作することで行う。
検出モード編集画面161やレシピ編集画面171で編集した内容は、図1のコンソールCONSが有するハードディスクなどのメモリデバイスDBに記憶される。インプリント処理が実行される際に、制御部CNTがメモリデバイスDBの情報に従って、検出部Sを構成する検出部サブユニットDSの設定を切替える。
図17に、図1の表示装置12に表示されるカメラモニタ181を示す。カメラモニタ181の画像表示エリア182には撮像素子35で検出された画像が表示される。カメラモニタ181では、リアルタイムに検出画像を表示することで、インプリント処理と連動して検出モードが切り替わっている様子を確認することができる。
(その他の事項)
また、上記何れの実施形態も、インプリント装置IMPとして、光(紫外線)を照射することでインプリント材(光硬化樹脂)を硬化させるインプリント方法である、光硬化法を適用した装置について説明してきた。しかし、本発明はインプリント装置IMPとして、熱によってインプリント材Rを硬化させる熱硬化法を適用した装置でもよい。この場合、インプリント材Rは熱可塑性もしくは熱硬化性を有する樹脂を用いる。インプリント装置IMPには、インプリント材Rに熱を供給する熱源を備える。本発明はインプリント工程の時に検出部Sで、基板に供給されたインプリント材と型が接触した接触領域やその周囲の干渉縞を検出できれば、熱サイクル法を用いたインプリント方法であっても良い。
(デバイス製造方法)
物品としてのデバイス(半導体集積回路素子、液晶表示素子等)の製造方法は、上述したインプリント装置を用いて基板(ウエハ、ガラスプレート、フィルム状基板)にパターンを形成する工程を含む。さらに、該製造方法は、パターンを形成された基板をエッチングする工程を含みうる。なお、パターンドメディア(記録媒体)や光学素子などの他の物品を製造する場合には、該製造方法は、エッチングの代わりに、パターンを形成された基板を加工する他の処理を含みうる。本実施形態の物品製造方法は、従来の方法に比べて、物品の性能・品質・生産性・生産コストの少なくとも一つにおいて有利である。
本発明は上記実施の形態に制限されるものではなく、本発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。従って、本発明の範囲を公にするために以下の請求項を添付する。

Claims (15)

  1. 基板上のインプリント材と型を接触させ、前記基板上に前記インプリント材のパターンを形成するインプリント装置であって、
    前記基板に光を照射し、前記基板からの反射光を光学的に検出することにより前記基板上の前記インプリント材の状態を検出し、インプリント工程中に検出条件を切替える検出部を、有することを特徴とするインプリント装置。
  2. 前記基板を保持する基板保持部と、
    前記型を保持する型保持部を、有し、
    前記基板保持部または前記型保持部の少なくとも一方は、前記基板上の前記インプリント材と前記型を接触させるように駆動し、
    前記インプリント材と前記型とが接触する前と接触する後で、前記検出条件を切替えることを特徴とする請求項1に記載のインプリント装置。
  3. 前記基板を保持する基板保持部と、
    前記型を保持する型保持部を、有し、
    前記基板保持部または前記型保持部の少なくとも一方は、前記基板と前記型の間隔を広げるように駆動し、
    前記インプリント材から前記型が離れる前と離れた後で、前記検出条件を切替えることを特徴とする請求項1に記載のインプリント装置。
  4. 前記検出条件は、前記基板に照射する光の照射条件であることを特徴とする請求項1から請求項3の何れか一項に記載のインプリント装置。
  5. 前記照射条件は、前記基板に照射する前記光の波長であることを特徴とする請求項4に記載のインプリント装置。
  6. 前記照射条件は、前記基板を明視野照明または暗視野照明で照明する照明方式の違いであることを特徴とする請求項4または請求項5に記載のインプリント装置。
  7. 前記照射条件は、前記基板に照射する前記光の偏光状態であることを特徴とする請求項4から請求項6の何れか一項に記載のインプリント装置。
  8. 前記検出条件は、前記基板からの反射光を受光する受光条件であることを特徴とする請求項1から請求項3の何れか一項に記載のインプリント装置。
  9. 前記受光条件は、前記基板からの反射光のうち正反射光を通過させ回折光を遮る開口絞りと、前記基板からの反射光のうち回折光を通過させ正反射光を遮る開口絞りを切替えることを特徴とする請求項8に記載のインプリント装置。
  10. 前記検出部が検出する前記インプリント材の状態を出力する出力部を、有し、
    前記出力部が出力する前記インプリント材の状態は、前記インプリント材と前記型の接触状態を含むことを特徴とする請求項1から請求項9の何れか一項に記載のインプリント装置。
  11. 前記インプリント装置の動作を制御する制御部を有し、
    前記制御部は、前記検出部が検出する前記インプリント材の状態の検出結果から、前記インプリント材と前記型の接触状態の良否を判定することを特徴とする請求項1から請求項9の何れか一項に記載のインプリント装置。
  12. 基板上のインプリント材と型を接触させ、前記基板上に前記インプリント材のパターンを形成するインプリント方法であって、
    前記インプリント材にパターンを形成するインプリント工程中に、前記基板に照射する光の照射条件を切替えて前記基板に光を照射する工程、
    前記基板からの反射光を検出する工程、
    前記反射光の検出結果から、前記基板上の前記インプリント材の状態を検出する工程を有することを特徴とするインプリント方法。
  13. 基板上のインプリント材と型を接触させ、前記基板上に前記インプリント材のパターンを形成するインプリント方法であって、
    前記基板に光を照射する工程、
    前記インプリント材にパターンを形成するインプリント工程中に、前記基板からの反射光を受光する受光条件を切替えて前記反射光を受光する工程、
    前記反射光の検出結果から、前記基板上の前記インプリント材の状態を検出する工程を有することを特徴とするインプリント方法。
  14. 基板上のインプリント材と型を接触させ、前記基板上に前記インプリント材のパターンを形成する際に、前記インプリント材の状態を検出する検出方法であって、
    前記基板に光を照射する照射工程、
    前記基板からの反射光を受光する受光工程、を有し、
    前記照射工程において前記基板に照射する光の照射条件、または、前記受光工程において前記基板からの反射光を受光する受光条件の少なくとも一方をインプリント工程中に切替えることを特徴とする検出方法。
  15. 請求項1から請求項11の何れか一項に記載のインプリント装置を用いて前記基板上にインプリント材のパターンを形成する工程と、
    前記工程でパターンが形成された基板を加工する工程と、
    を含むことを特徴とする物品の製造方法。
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