JPWO2015182303A1 - 画像形成装置及び画像形成方法 - Google Patents
画像形成装置及び画像形成方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JPWO2015182303A1 JPWO2015182303A1 JP2016523388A JP2016523388A JPWO2015182303A1 JP WO2015182303 A1 JPWO2015182303 A1 JP WO2015182303A1 JP 2016523388 A JP2016523388 A JP 2016523388A JP 2016523388 A JP2016523388 A JP 2016523388A JP WO2015182303 A1 JPWO2015182303 A1 JP WO2015182303A1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- unit
- service
- application
- function
- image forming
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
- H04N1/00912—Arrangements for controlling a still picture apparatus or components thereof not otherwise provided for
- H04N1/00938—Software related arrangements, e.g. loading applications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F8/00—Arrangements for software engineering
- G06F8/60—Software deployment
- G06F8/61—Installation
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F9/00—Arrangements for program control, e.g. control units
- G06F9/06—Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
- G06F9/44—Arrangements for executing specific programs
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F9/00—Arrangements for program control, e.g. control units
- G06F9/06—Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
- G06F9/44—Arrangements for executing specific programs
- G06F9/445—Program loading or initiating
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F9/00—Arrangements for program control, e.g. control units
- G06F9/06—Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
- G06F9/46—Multiprogramming arrangements
- G06F9/54—Interprogram communication
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
- H04N1/0035—User-machine interface; Control console
- H04N1/00405—Output means
- H04N1/00408—Display of information to the user, e.g. menus
- H04N1/00411—Display of information to the user, e.g. menus the display also being used for user input, e.g. touch screen
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
- H04N1/0035—User-machine interface; Control console
- H04N1/00405—Output means
- H04N1/00408—Display of information to the user, e.g. menus
- H04N1/00464—Display of information to the user, e.g. menus using browsers, i.e. interfaces based on mark-up languages
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
- H04N1/00962—Input arrangements for operating instructions or parameters, e.g. updating internal software
- H04N1/0097—Storage of instructions or parameters, e.g. customised instructions or different parameters for different user IDs
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N2201/00—Indexing scheme relating to scanning, transmission or reproduction of documents or the like, and to details thereof
- H04N2201/0077—Types of the still picture apparatus
- H04N2201/0094—Multifunctional device, i.e. a device capable of all of reading, reproducing, copying, facsimile transception, file transception
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Software Systems (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Human Computer Interaction (AREA)
- Facsimiles In General (AREA)
- Stored Programmes (AREA)
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
Abstract
Description
これらのアプリにより、PDF作成、名刺管理、帳簿管理等の機能を画像形成装置に追加することが可能になる。また、アプリによりカメラ等の機器との連携を行うことも可能である。
本発明の画像形成装置は、前記拡張アプリケーションプラットフォームが、前記オペレーティングシステムに機能を追加するためのオペレーティングシステムインストールサービスを備えることを特徴とする。
本発明の画像形成方法は、ハードウェア資源を備えた画像形成装置により実行される画像形成方法であって、オペレーティングシステム上で前記ハードウェア資源を管理し、管理された前記ハードウェア資源を利用する標準アプリケーションを実行し、実行される前記標準アプリケーションの機能を利用させ、前記ハードウェア資源を利用させる拡張アプリケーションを管理し実行させることを特徴とする。
〔第一実施形態の画像形成装置1のシステム構成〕
次に、図1により、本発明の第一実施形態に係る画像形成装置1のシステム構成について説明する。画像形成装置1は、画像処理部11、原稿読取部12、原稿給送部13、搬送部14、ネットワーク送受信部15、操作パネル部16、画像形成部17、FAX送受信部18、及び記憶部19等が、制御部10に接続されている。各部は、制御部10によって動作制御される。
制御部10は、記憶部19のROMやHDDに記憶されている制御プログラムを読み出して、この制御プログラムをRAMに展開させて実行することで、後述する機能ブロックの各部として動作させられる。また、制御部10は、図示しない外部の端末や操作パネル部16から入力された指示情報に応じて、装置全体の制御を行う。
画像処理部11は、原稿読取部12で読み取られた画像を、記憶部19に印刷データとして記憶する。この際、画像処理部11は、印刷データをPDFやTIFF等のフォーマットのファイル単位に変換することも可能である。
原稿給送部13は、原稿読取部12で読み取られる原稿を搬送する。
搬送部14は、給紙カセットから記録紙を搬送し、画像形成部17で画像形成させ、その後にスタックトレイへ搬送する。
画像形成部17は、ユーザーの出力指示により、記憶部19に記憶され、原稿読取部12で読み取られ、又は外部の端末から取得されたデータから記録紙への画像形成を行わせる。
ネットワーク送受信部15は、データ通信用の回線ではデータを送受信し、音声電話回線では音声信号を送受信する。
ネットワーク送受信部15は、ネットワークを介して、図示しないPC(Personal Computer)やスマートフォンやPDA(Personal Data Assistant)や携帯電話等の外部の端末、サーバー等に接続されていてもよい。
操作パネル部16は、ユーザーの指示を取得する。このユーザーの指示は、後述する拡張アプリ400(図2)(Application Software、アプリケーション)のインストールや使用の指示を含む。また、ユーザーの指示により、各ユーザーの情報を入力、変更することも可能である。このため、操作パネル部16は、専用の制御部とROMやRAM等の記憶媒体を備えて、制御部10と連携してGUI(Graphical User Interface)の制御を行ってもよい。拡張アプリ400のインストールや使用時の操作パネル部16の制御の詳細については後述する。
また、操作パネル部16には、USBメモリーやフラッシュメモリーカードの記憶媒体や記憶媒体を内蔵した外部機器を接続するための接続部が備えられていてもよい。
入力部20は、タッチパネルやボタン等によりユーザーの指示を取得する。入力部20のボタンは、スタートキー、キャンセルキー、テンキーを含んでいてもよい。また、入力部20のボタンは、コピー(複写)、FAX送信、スキャナー等の動作モードの切り換えのボタン、選択された文書の印刷、送信、記録等に関するジョブの実行に係る指示のボタンを含んでいてもよい。また、入力部20のタッチパネルは、抵抗膜方式や静電容量方式により、ユーザーが押下した座標や押圧等を検出してもよい。また、入力部20は、表示部21と一体的に形成されていてもよい。この場合、入力部20は表示部21上の座標を検出してもよい。また、タッチパネルがマルチタッチ対応の場合には、複数の座標や押圧等を検出してもよい。入力部20は、静電容量方式のタッチパネルの場合、所定距離だけ離れた位置でも、ユーザーの指等を動かしたことを検知してもよい。また、入力部20は、ユーザーの指等の移動による指示であるジェスチャー(gesture)による指示を取得してもよい。
入力部20により入力されたユーザーの指示は、後述するパネルアプリ520(図2)や標準アプリ120や拡張アプリ400のインストールや呼び出し等の指示を含む。また、ユーザーの指示により、各ユーザーの情報を入力、変更することも可能である。
表示部21は、専用のブラウザー等で描画されたGUIの各種画面を表示する。また、表示部21は、記憶部19(図2参照)に記憶された画像等も表示可能である。
FAX送受信部18は、原稿読取部12で読み取られた画像データやネットワーク送受信部15から受信したファイル等を描画してファクシミリ送信する。また、FAX送受信部18は、記憶部19に記憶され、ファクシミリ受信された画像データを画像形成部17で画像形成させ、ネットワーク送受信部15から外部の端末へ送信する。
記憶部19のROMやフラッシュメモリーやHDDには、画像形成装置1の動作制御を行うための制御プログラム及びデータが記憶されている。これらの制御プログラム及びデータは、ファームウェアのような形式で提供されていてもよい。また、これらの制御プログラムとデータとは、実行時にRAM等に展開されて、制御部10により実行される。
また、記憶部19は、各種ジョブデータ、原稿読取部12でスキャンされた画像データ、画像処理部11で画像処理された画像データ、他の端末(図示せず)から送信された印刷文書等のファイル、接続された記憶媒体から読み出された各種ファイル、サムネイル画像のデータ等を記憶してもよい。
また、記憶部19は、ユーザーのアカウント設定も記憶してもよい。また、記憶部19には、ユーザー毎の文書ボックスの領域が含まれていてもよい。
また、制御部10及び画像処理部11は、RAMやROMやフラッシュメモリー等を内蔵していてもよい。
次に、図2により、画像形成装置1の制御構成について説明する。
画像形成装置1は、三つの階層的なブロック構造として、制御部10の回路上で、標準アプリ実行部100(標準アプリケーション実行部)、機器制御プラットフォーム200、拡張アプリプラットフォーム300(拡張アプリケーションプラットフォーム)があり、拡張アプリプラットフォーム300上で拡張アプリ400が実行される構成となっている。制御部10が本発明の制御プログラムを実行することにより、標準アプリ実行部100、機器制御プラットフォーム200、拡張アプリプラットフォーム300が実現される。更に、制御部10は、図2に示す制御構成に基づいて、拡張アプリ400、標準アプリ120、OS230を実行することができる。
機器制御プラットフォーム200は、標準アプリ120の実行基盤となるAPI(Application Programming Interface)やミドルウェアやランタイムやリンカー等(以下、「API等」という。)、OS230上のサービス(Service、Daemon、以下「サービス等」という。)、スクリプト言語や中間言語の翻訳や実行を行うインタプリター(Interpreter)やJIT(Just In Time compiler)やバーチャルマシン等(以下、「バーチャルマシン等」という。)を含むプログラムやデータである。また、拡張アプリプラットフォーム300自体も、OS230上で動作している。
拡張アプリプラットフォーム300は、拡張アプリ400の実行基盤となるAPI等やサービス等やバーチャルマシン等を含むプログラムやデータである。また、拡張アプリプラットフォーム300自体も、OS230上で動作している。
標準アプリ120は、ユーザーの指示を取得し、このユーザーの指示により画像形成装置の各種機能を利用する。また、標準アプリ120は、例えば、Java(登録商標)等の中間言語のアプリや、各種スクリプト言語等で記載されていてもよい。
コピーアプリ121は、操作パネル部16からのユーザーによるコピーの指示を取得すると、原稿読取部12から原稿を読み取って、画像形成部17により画像形成させる。
プリンターアプリ122は、外部の端末(図示せず)からの指示等により、ネットワーク送受信部15で受信したPDL(Page Description Language)等のファイルを描画して、画像形成部17により画像形成させる。また、プリンターアプリ122は、操作パネル部16によるユーザーの指示により、記憶部19の文書ボックス内のファイル等を描画して、画像形成部17により画像形成させてもよい。
FAXアプリ123は、ユーザーの操作パネル部16からのファクシミリ送信の指示を取得すると、原稿読取部12から原稿を読み取って、FAX送受信部18によりファクシミリ送信する。また、FAXアプリ123は、外部の端末から受信したファイル等を描画して、FAX送受信部18により送信してもよい。また、FAXアプリ123は、FAX送受信部18により受信されたファクシミリの画像データを、画像形成部17により画像形成させる。また、FAXアプリ123は、受信されたファクシミリの画像データを記憶部19の文書ボックスに記憶してもよい。
なお、画像形成装置1の使用開始後に標準アプリ120がインストールされてもよい。つまり、例えば、FAX送受信部のFAXボードが取り付けられた際に、FAXアプリ123がインストールされる等の処理が行われてもよい。
また、ハードウェアの構成に関わらず、独自の標準アプリ120をユーザーがインストールすることも可能である。
標準アプリサービスIF部110は、例えば、Java(登録商標)等のクラス、Java(登録商標)言語上のインターフェイス、ルーチン、関数、ヘッダーファイル、オブジェクト、ライブラリー等として提供されていてもよい。また、標準アプリサービスIF部110は、OS230上のサービス等として提供されていてもよい。また、標準アプリサービスIF部110は、標準アプリ120毎に異なるインターフェイスを提供していてもよい。
また、標準アプリサービスIF部110は、標準アプリ120を呼び出して実行、インストール、設定の変更、削除等を行うことも可能である。
プラットフォームサービスIF部210は、各部制御用サービス220を呼び出して、画像形成装置1の各部のハードウェア資源を利用させる。プラットフォームサービスIF部210は、例えば、API等、又はOS230上のサービス等として提供されていてもよい。また、プラットフォームサービスIF部210は、C言語の構造体、C++言語のクラス、その他のオブジェクト、ルーチン、関数、ヘッダーファイル、オブジェクト、ライブラリー等(以下、「クラス等」という。)として提供されていてもよい。また、プラットフォームサービスIF部210は、例えば、Java(登録商標)等の中間言語で提供されていてもよい。
各部制御用サービス220は、例えば、プラットフォームサービスIF部210からの呼び出しに対応して、画像処理部11、操作パネル部16、ネットワーク送受信部15等を操作する。また、各部制御用サービス220は、コピー機能、ネットワークスキャン機能、文書ボックス機能等を呼び出すことができる。
また、各部制御用サービス220は、製品系列別に、異なるサービス等、API等、クラス等を組み合わせたものがファームウェアに含まれていてもよい。
また、デバイス操作サービス222は、画像形成装置1にオプション機器、例えばフィニッシャーが存在した場合は製本やステープル等、ICカードや生体認証によるユーザー認証部が存在した場合は当該ユーザー認証部によるユーザー認証、カメラが存在した場合はカメラ画像の取得や視線検出等の各機能を呼び出すことも可能である。また、デバイス操作サービス222は、例えば搬送部のモーターの一つを駆動させるといった、より機器のハードウェアの構成に近い制御を行ってもよい。また、デバイス操作サービス222は、各部の状態の取得等の処理も行ってもよい。
標準機能サービス310は、拡張アプリ400からの各標準アプリ120の各機能を指定した呼び出しを受け、標準アプリサービスIF部110に送信して、当該標準アプリ120の当該機能を実行させる。
拡張機能サービス320は、拡張アプリ400からの画像形成装置1の各部の機能を指定した呼び出しを受け、プラットフォームサービスIF部210に送信して、当該各部の当該機能を実行させる。
拡張アプリ管理部340は、拡張アプリ400のインストール、画像形成装置1から使用可能な状態とするアクティベーション、実行、実行終了、アンインストール等を拡張アプリプラットフォーム300のAPIにより管理する(以下、これらの処理を拡張アプリ400の「ライフサイクル」の管理という。)。
また、拡張アプリ管理部340は、操作パネル部16等から認証情報を取得した場合、拡張アプリ400をアクティベーションして、使用可能な状態としてもよい。
OSインストールサービス330は、OS230上にデバイスドライバーやスクリプト等の制御プログラムをインストールする。この場合、OSインストールサービス330は、ROMやフラッシュメモリー等に記憶されたファームウェアは変更せず、追加的な変更を行ってもよい。この上で、OSインストールサービス330は、OS230の設定ファイルの内容を変更することも可能である。このため、OSインストールサービス330は、例えば、「var」等のディレクトリーに保存されたファイルを作成、変更、削除等したり、レジストリー等のデータベースを変更したりしてもよい。
なお、OSインストールサービス330は、ファームウェアの一部又は全体を変更又はアップデート等することも可能である。
また、拡張アプリ400は、拡張アプリプラットフォーム300上で動作する実行ファイルと、クラス情報を含む各種データとを含んで構成されてもよい。この場合、拡張アプリ400の実行ファイルは、例えば、各種スクリプト言語のファイルや、Java(登録商標)アプリの中間言語のファイルや、「ネイティブ」の実行ファイル等のアプリのバイナリのファイルであってもよい。拡張アプリ400は、処理スピードや必要メモリー容量等のリソースの制限が少ない場合はスクリプト言語のファイルや中間言語のファイルで記載されていてもよい。また、拡張アプリ400は、リソースの制限がある場合にはパフォーマンスに優れるC言語やC++言語やアセンブラ言語等で記載されていてもよい。拡張アプリ400は、この他にも、必要なデータを含んでいてもよい。
拡張アプリ400は、例えば、OCR(Optical Character Recognition、光学文字認識)、監視カメラアプリ、ウォーターマーク作成、請求書作成、社員名簿管理、伝票管理、契約書管理、名刺管理、PDF作成、帳簿管理、グループ管理等の実用アプリを含む。また、拡張アプリ400は、OS230上のデバイスドライバーやファームウェア等の追加変更を行うインストーラーアプリ、その他の管理アプリ等であってもよい。
また、複数の拡張アプリ400が備えられていてもよい。また、拡張アプリ400は、画像形成装置1や他の端末等(図示せず)からインストールされて記憶部19に記憶されてもよい。また、拡張アプリ400は、外部の記憶媒体に記憶されていてもよい。また、拡張アプリ400は、画像形成装置1の機種固有情報に対応して実行可能か否かが選択されてもよい。また、各拡張アプリ400をインストールや実行する場合、当該画像形成装置1と対応付けられて使用可能な状態にする「アクティベーション」が必要であってもよい。なお、画像形成装置1の機種毎に別々の拡張アプリ400がインストールされてもよい。
また、図2に示す各部は、図1に示すハードウェア資源である各部にアクセスして制御したり、各種データの読み書き、送受信等を行うことが可能である。
次に、図3〜図6を参照して、本発明の実施形態に係る画像形成装置1による拡張アプリ実行処理の説明を行う。
本実施形態の拡張アプリ実行処理は、拡張アプリ400を実行し、呼び出される標準アプリ120やハードウェア資源の機能に対応した処理を行う。また、拡張アプリ実行処理にて、OS230上へのデバイスドライバーのインストール等も行う。
本実施形態に係る拡張アプリ実行処理は、主に画像形成装置1の制御部10が、記憶部19に記憶されたプログラムを、各部と協働し、ハードウェア資源を用いて実行する。
以下で、図3のフローチャートを参照して、拡張アプリ実行処理の詳細をステップ毎に説明する。
まず、拡張アプリ管理部340が、拡張アプリ実行開始処理を行う。
拡張アプリ管理部340は、接続された記憶媒体、図示しないサーバーや端末等から拡張アプリ400がインストールされ、ユーザーから実行の指示があった場合、この拡張アプリ400の実行を開始させる。
なお、拡張アプリ管理部340は、デバイスドライバーのインストーラーアプリであった場合に、インストールせずに実行させてもよい。
ここで、標準機能サービス310が、標準アプリ120を呼び出すか否かを判断する。標準機能サービス310は、拡張アプリ400が標準アプリ120の機能を利用するための呼び出しを行う場合にYes、それ以外の場合はNoと判断する。
Yesの場合、標準機能サービス310は、処理をステップS103に進める。
Noの場合、標準機能サービス310は、処理をステップS104に進める。
標準アプリ120の呼び出しを行う場合、標準機能サービス310及び標準アプリサービスIF部110が、標準アプリ機能利用処理を行う。
図4によると、標準機能サービス310は、拡張アプリ400からの拡張アプリ管理部340を介した標準機能サービス310の呼び出しがあった場合、これを標準アプリサービスIF部110に通知する。
標準アプリサービスIF部110は、拡張アプリプラットフォーム300の標準機能サービス310から呼び出された機能に対応する標準アプリ120の機能を呼び出して、実行させる。
標準アプリサービスIF部110は、例えば、コピーアプリ121を呼び出す場合、コピーの開始の画面を操作パネル部16に表示してもよい。また、標準アプリサービスIF部110は、コピーの解像度や色等のプロパティーを表示する等、アプリの一部を呼び出して当該機能を利用させてもよい。また、標準アプリサービスIF部110は、プリンターアプリ122を呼び出す場合、拡張アプリ400が取得したり指定したりした各種ジョブデータやファイル等を出力させてもよい。また、標準アプリサービスIF部110は、FAXアプリ123を呼び出す場合、受信したファクシミリの画像データを指定して拡張アプリ400に取得させたり、拡張アプリ400に指定されたファイル等を送信させたりしてもよい。また、標準アプリサービスIF部110は、拡張アプリ400から標準アプリ120をインストールしたり、削除したり、設定変更をしたりしてもよい。
ここで、拡張機能サービス320が、画像形成装置1の各部の機能を呼び出すか否かを判断する。拡張機能サービス320は、拡張アプリ400が画像形成装置1のハードウェア資源を利用するため各部の機能を呼び出す場合にYes、それ以外の場合はNoと判断する。
Yesの場合、拡張機能サービス320は、処理をステップS105に進める。
Noの場合、拡張機能サービス320は、処理をステップS106に進める。
各部の機能を呼び出す場合、拡張機能サービス320及びプラットフォームサービスIF部210が、各部制御用サービス利用処理を行う。
図5によると、拡張機能サービス320は、拡張アプリ400からの拡張アプリ管理部340を介した拡張機能サービス320の呼び出しがあった場合、これをプラットフォームサービスIF部210に通知する。
プラットフォームサービスIF部210は、拡張アプリプラットフォーム300の拡張機能サービス320から呼び出されると、呼び出された機能に対応する各部制御用サービス220の各機能を呼び出して、画像形成装置1のハードウェア資源を利用させる。
プラットフォームサービスIF部210は、例えば、画像処理機能サービスに対応した機能を呼び出す場合、拡張アプリ400から画像データ等を取得して、又は原稿読取部12から原稿を読み出して画像データとして記憶し、又は記憶された画像データを記憶部19から読み出し、画像処理の機能を特定して実行させる。この場合、プラットフォームサービスIF部210は、例えば、画像処理機能サービス221に対応した機能を呼び出す場合、画像データの拡大、縮小、回転、色変換、ノイズ除去、フォーマット変換、文字認識、透かし認識等の処理を画像処理機能サービス221により実行させる。また、プラットフォームサービスIF部210は、例えば、デバイス操作サービス222に対応した機能を呼び出す場合、操作パネル部16への描画、FAX送受信部18の制御、ユーザー認証、搬送部14の駆動、各部のステータスの取得等の処理をデバイス操作サービス222により実行させる。また、プラットフォームサービスIF部210は、ネットワーク通信サービス223に対応した機能を呼び出す場合、ネットワーク送受信部15により、各種プロトコルを用いたファイルの送受信、ストリーミング、認証データの送受信等をネットワーク通信サービス223により実行させる。
ここで、OSインストールサービス330が、デバイスドライバーのインストール等を行うか否かを判断する。OSインストールサービス330は、OS230上にデバイスドライバー等のインストール等を行う場合にYes、それ以外の場合はNoと判断する。
Yesの場合、OSインストールサービス330は、処理をステップS107に進める。
Noの場合、OSインストールサービス330は、拡張アプリ実行処理を終了する。
デバイスドライバー等のインストール等を行う場合、OSインストールサービス330が、機能追加処理を行う。
図6によると、OSインストールサービス330は、デバイスドライバー等をインストールする場合、拡張アプリ400から、拡張アプリ管理部340、拡張機能サービス320を介して取得したデバイスドライバー等を記憶部19に記憶する。OSインストールサービス330は、その後、OS230の設定を変更等する。これにより、OS230上に機能を追加可能となる。
なお、OSインストールサービス330は、ファームウェアの書き換えを行ってもよい。この場合、OSインストールサービス330は、拡張アプリ400から、上述のデバイスドライバーと同様に取得したファームウェアを、フラッシュメモリーやHDDに書き込む。
以上により、本実施形態に係る拡張アプリ実行処理を終了する。
近年、スマートフォンやタブレット等のモバイル向端末のビジネス活用の進展、クラウド・サービスやソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の普及等によりIT基盤自体が激変し、IT技術の進化のスピードに対応することが必要となっている。
しかしながら、特許文献1に記載されたような従来のプラットフォームでは、カスタマイズや拡張が容易ではなく、開発コストがかかっていた。
これに対して、本実施形態の画像形成装置1は、OS230上でハードウェア資源を管理する機器制御プラットフォーム200と、機器制御プラットフォーム200で管理されたハードウェア資源を利用する標準アプリ120を実行する標準アプリ実行部100と、標準アプリ実行部100により実行される標準アプリ120から標準アプリサービスIF部110に対応した機能を利用させる標準機能サービス310、プラットフォームサービスIF部210に対応したハードウェア資源を利用させる拡張機能サービス320、及び標準機能サービス310並びに拡張機能サービス320を呼び出し可能な拡張アプリ400を管理し実行させる拡張アプリ管理部340を含む拡張アプリプラットフォーム300とを備えることを特徴とする。
このように構成することで、階層化された拡張アプリプラットフォーム300により、拡張アプリ400から、標準アプリ120の機能又は各部に対応するハードウェア資源をそれぞれ利用可能となる。このため、顧客に合わせて構成を変更するカスタマイズが容易となり、開発コストを低減する画像形成装置を提供できる。
つまり、本実施形態の画像形成装置1は、標準アプリ120の機能を利用するだけでよい場合は、スクリプト言語等で素早く開発を行うことができる。逆に、ハードウェア資源を直接制御するカスタマイズの必要がある場合、標準アプリ120を経由せず、各部の機能を呼び出すことが可能となる。このように、本実施形態の画像形成装置1は、様々な顧客の要望に対応して、必要なカスタマイズのレベルの違いを、階層化された拡張アプリプラットフォーム300で吸収する。これにより、必要なカスタマイズのレベルの違いに容易に対応できる。また、階層化したサービスの拡張を行うことで、カスタマイズの対応範囲を明確にして、拡張アプリ400の開発を容易にすることが可能である。また、わざわざレベルの異なるSDK(Software Development Kit)とNDK(Native Development Kit)等を用意する必要もなくなる。
また、本実施形態の画像形成装置1は、プラットフォームを階層化するソフトウェアアーキテクチャーであるため、顧客の所望する新しいサービスへの対応した製品に対応した画像形成装置1を、開発期間を短くして提供できる。つまり、顧客が求める新しい技術をいち早く反映させ、最適な性能と機能を備えた画像形成装置の製品を安く早く提供することが可能となる。
このように構成することで、OS230上の機能をファームウェアを変更せずに拡張することも可能となり、ファームウェア更新によるテスト等の開発費用等を削減できる。また、OS230に機能を追加する度にファームウェア全体を更新する必要もなくなり、ユーザーの使い勝手を向上させられる。
このように構成することで、標準アプリ120と機器制御プラットフォーム200とで統一した形式のインターフェイスを提供することが容易となり、拡張アプリ400を統一した開発環境で作成しやすくなり、開発コストを削減することができる。
また、標準アプリ120の機能と、機器制御プラットフォーム200により利用されるハードウェア資源とを別々に拡張アプリ400から実行可能となる。このため、拡張アプリ400の実行時のスピード等のパフォーマンスを向上させることができる。
このように構成することで、拡張アプリ400により画像形成装置1を柔軟に制御することが可能となり、又、セキュリティを高めることができる。
しかしながら、画像形成装置1に接続した外部の記憶媒体(図示せず)、外部のサーバーに接続した記憶媒体、ネットワーク経由で接続された外部の端末等から、別途、標準アプリ120及び拡張アプリ400をインストールして記憶部19に記憶させることも可能である。この場合、当該標準アプリ120及び拡張アプリ400は、インストールしたユーザー、画像形成装置1、又は端末からのみ使用可能なように設定してもよい。
このように構成することで、機能拡張を柔軟に実現することができ、管理コストを低減できる。
このように構成することで、拡張アプリプラットフォーム300のアプリと外部アプリとを柔軟に使い分けて、ユーザーの使い勝手をよくすることができる。
次に、図7〜図9により、本発明の第二実施形態に係る画像形成装置について説明する。
まず、図7により、本発明の第二実施形態に係る画像形成装置の制御構成について説明する。
第二実施形態の画像形成装置は、第一実施形態の画像形成装置1(図1)と同様のシステム構成である。また、第二実施形態の画像形成装置において、第一実施形態の画像形成装置1(図2)と同一の番号は同一の構成要素を示す。
図7によると、第二実施形態の画像形成装置では、標準アプリ120に、各種標準アプリ124が、例えば、工場出荷状態で既にインストールされている。
(1)アプリケーションサービス側が提供するインターフェイスは、1デバイス入力−複数デバイス出力とする単位で構成するが、中断/継続を繰り返すことにより、複数デバイス入力−複数デバイス出力を可能とするインターフェイスとすること。
(2)使用者側からサービスへの要求は、入出力デバイスを指定するが、その入力デバイス指定に“指定なし”を指定ことで、入力済み画像の編集のみを実施可能とするインターフェイスとすること。
(3)中断オプションを備え、画像入力後に出力を開始することなく、サービスの中断を可能とする構成とすること。
(4)終了オプションを備え、先に要求したサービス内容が終了しても、終了判断をサービスの使用者側でコントロールできる構成とすること。
(5)出力先補正オプションを備え、使用者側で指定した出力先に対して何らかのシステム上の都合により出力できなかった場合、適切な出力先にシステム側で自動的に補正するかどうかを、使用者側で指定できる構成とすること。
なお、汎用インターフェイスの詳細については後述する。
また、第二実施形態に係る画像形成装置の使用開始後に標準アプリ120がインストールされてもよい。つまり、例えば、FAX送受信部のFAXボードが取り付けられた際に、FAXアプリ123がインストールされる等の処理が行われてもよい。
また、ハードウェアの構成に関わらず、独自の標準アプリ120をユーザーがインストールすることも可能である。
次に、図8〜図9により、本発明の第二実施形態に係る画像形成装置による画像処理の説明を行う。なお、以下においては、例えば、図7に示した標準アプリ120内のコピーアプリ121による処理の場合で説明する。また、図8ではコピーアプリの標準機能について説明し、図9ではコピーアプリの標準機能に、例えば原稿を継ぎ足し複数枚の原稿を読み込ませてコピーする機能を追加(拡張)した場合として説明する。
このとき、原稿読取部12が原稿の読み込み(スキャン)を開始する(ステップS204)。ここで読み込まれた画像データは、例えば、上述した記憶部19の文書ボックス内に保存される。画像形成部17は、保存された画像データに基づいて画像形成し、さらに記録紙に印刷(印刷開始)する(ステップS205)。
印刷が完了すると、各部制御用サービス220の画像処理機能サービス221の処理が終了となり(ステップS206)、コピーアプリ121の処理も終了となる(ステップS207)。
なお、原稿読取部12による原稿の読み込み(スキャン)、画像形成部17により画像形成等は、各部制御用サービス220の画像処理機能サービス221及びデバイス操作サービス222から提供される制御に関わるサービスによって行われる。
次に、図9を参照し、この標準機能に対し、例えば原稿を継ぎ足し複数枚の原稿を読み込ませてコピーする機能を追加(拡張)した場合の画像処理について説明する。なお、この場合の機能は、上述した(1)〜(5)のうち、(1)の汎用インターフェイスの利用が拡張機能サービス320によりONされることにより追加(拡張)されるものである。
すなわち、例えば上述した機能の追加(拡張)により、操作パネル部16に連続読み込みモードのON/OFFを選択できる内容が表示されるようになっているものとする。この場合、ユーザーが連続読み込みモードのONを選択することで、連続読み込みモードにすることができる(ステップS210)。
そして、原稿をセットし、操作パネル部16のスタートボタンを押下することで(ステップS211)、連続読み込み開始となり(ステップS212)、サービス開始となる(ステップS213)。
ここで、コピーアプリ121から提供される汎用インターフェイスは、(Scan ToPrint)となっているものとする。すなわち、入力がScanで出力がPrintとなることを示している。また、機能の追加(拡張)による中断オプションがONになっていることも含まれる。
このとき、原稿読取部12が原稿の読み込み(スキャン)を開始する(ステップS215)。読み込まれた画像データは、上記同様に、例えば、記憶部19の文書ボックス内に保存される(保存済原稿Page1)。
続いて、次の原稿をセットし(ステップS219)、操作パネル部16のスタートボタンを押下することで、読み込み継続となり(ステップS220)、サービス開始となる(ステップS221)。
ここで、コピーアプリ121から提供される汎用インターフェイスは、上記同様に、(Scan ToPrint)となっている。すなわち、入力がScanで出力がPrintとなることを示している。また、機能の追加(拡張)による中断オプションがONになっていることも含まれる。
このとき、原稿読取部12が原稿の読み込み(スキャン)を開始する(ステップS223)。読み込まれた画像データは、上記同様に、例えば、記憶部19の文書ボックス内に保存される(保存済原稿Page1 Page2)。
そして、原稿の読み込みが終了となると(ステップS227)、例えば操作パネル部16の読み込み終了ボタンを押下することで(ステップS228)、サービス継続となる(ステップS229)。なお、読み込み終了ボタンを押下することで、上述した中断オプションはONからOFFに変更される。
ここで、コピーアプリ121から提供される汎用インターフェイスは、(None ToPrint)となっている。すなわち、入力が無しで出力がPrintとなることを示している。また、機能の追加(拡張)による中断オプションがOFFになっていることも含まれる。
続いて、画像形成部17は、記憶部19の文書ボックス保存された画像データ(保存済原稿Page1 Page2)に基づいて画像形成し、さらに記録紙に印刷(印刷開始)する(ステップS231)。
上述したように、アプリをインストールし実行させるためには、画像処理装置に搭載されているOSの基本的な機能を利用できるように、それぞれのアプリケーションを開発する必要がある。
また、アプリケーションの開発に際しては、開発コストがかからないように、効率良く行うことも必要となってくる。
ここで、上述した特許文献1でのアーキテクチャーは、アプリサービス、共通システムサービス及び汎用OSによるプラットフォームと、このプラットフォーム側が提供する機能を利用するアプリケーションという2つの層で構成されている。
この構成により、アプリケーションの開発は、共通のプラットフォームを使用することが可能となり、開発効率を向上させることができる。
すなわち、例えば(2)の汎用インターフェイスにより、入力済み画像の編集のみを行うことができる機能の追加(拡張)が可能となる。また、例えば(3)の汎用インターフェイスにより、画像入力後に出力を開始することなく、サービスの中断を行うことができる機能の追加(拡張)が可能となる。また、例えば(4)の汎用インターフェイスにより、先に要求したサービス内容が終了した後の終了判断をサービスの使用者側でコントロールできる機能の追加(拡張)が可能となる。また、例えば(5)の汎用インターフェイスにより、使用者側で指定した出力先でのトラブルに対し、システム側が自動的に適切な出力先を補正することを指定できる機能の追加(拡張)が可能となる。
また、標準アプリ120のコピーアプリ121に限らず、標準アプリ120のプリンターアプリ122、FAXアプリ123、各種標準アプリ124等においても、コピーアプリ121と同様に、上述した(1)〜(5)の汎用インターフェイスが予め組み込まれているため、拡張機能サービス320の更新により、ユーザーの要望に応じた機能の追加(拡張)を行うことができる。
これにより、標準アプリケーションの機能の拡張を、拡張機能サービス320による設定により行うことができることから、プラットフォーム(機器制御プラットフォーム)側が提供する機能の影響を受けずに標準アプリケーションの機能の拡張を行うことができる。
また、本実施形態では、標準アプリ実行部100により実行される標準アプリ120から標準アプリサービスIF部110に対応した機能を利用させる標準機能サービス310、プラットフォームIF部サービスIF210に対応したハードウェア資源を利用させる拡張機能サービス320、及び標準機能サービス310並びに拡張機能サービス320を呼び出し可能な拡張アプリ400を管理し実行させる拡張アプリ管理部340を含む拡張アプリプラットフォーム300を備えている。
これにより、拡張アプリ400から、標準アプリ120の機能又は各部に対応するハードウェア資源をそれぞれ利用可能となり、顧客に合わせて構成を変更するカスタマイズが容易となり、開発コストの低減が図れる。
つまり、本実施形態の画像形成装置は、標準アプリ120の機能を利用するだけでよい場合は、スクリプト言語等で素早く開発を行うことができる。逆に、ハードウェア資源を直接制御するカスタマイズの必要がある場合、標準アプリ120を経由せず、各部の機能を呼び出すことが可能となる。
また、機器制御プラットフォーム200により利用されるハードウェア資源を容易に拡張アプリ400から実行可能となる。このため、拡張アプリ400の実行時のスピード等のパフォーマンスを向上させることができる。
このように構成することで、拡張アプリプラットフォーム300のアプリと標準アプリ120とを柔軟に使い分けでき、ユーザーの使い勝手をよくすることができる。
また、本実施形態では、本発明を画像形成装置に適用した場合で説明したが、この例に限らず、各種情報処理装置にも適用可能である。つまり、ネットワークスキャナー、スキャナーをUSB等で別途接続したサーバー等を用いるような構成であってもよい。また、アプリをインストール可能な情報処理装置であるPC、スマートフォン、携帯電話、オフィス機器、産業用機器等にも適用可能である。
次に、図10〜図13により、本発明の第三実施形態に係る画像形成装置について説明する。
第三実施形態の画像形成装置は、第一実施形態の画像形成装置1(図1)と同様のシステム構成、機能構成である。
図10により、プラットフォームサービスIF部210及び各部制御用サービス220の詳細な構成について説明する。
プラットフォームサービスIF部210は、各部制御用サービス220により第三実施形態の画像形成装置の各部を呼び出してハードウェア資源を利用させる。このため、プラットフォームサービスIF部210は、拡張機能サービス320から利用可能な各機能に対応したインターフェイスをそれぞれ備えている。
画像処理機能サービスIF211は、画像処理のデータの作成や変換や出力に関する機器制御プラットフォーム200の機能に対応するインターフェイスである。
デバイス操作サービスIF212は、各部のデバイスを制御するための機器制御プラットフォーム200の機能に対応するインターフェイスである。
ネットワーク通信サービスIF213は、ネットワークの送受信に関する機器制御プラットフォーム200の機能に対応するインターフェイスである。
コンポーネント221は、例えば、API等やクラス等のプログラムのコンポーネント(部品、Component)及びデータであり、共通の呼び出し規約等のインターフェイスで相互に接続され、データを送受信することが可能である。各コンポーネント221は、ハードウェア資源の機能の利用に必要なパフォーマンスに対応して、アセンブラ言語等の低級言語〜スクリプト言語等の高級言語により記載される。また、コンポーネント221は、複数の階層に対応して配置され、階層間で接続されて構成されてもよい。図10の例では、コンポーネント221a〜コンポーネント221hが、上位層、中位層、下位層の三層に対応して配置されている例を示している(これらのうち一つを示す際には、単に「コンポーネント221」という。)。コンポーネント221は、各層の間で接続される際に、層間で共通のインターフェイスによりデータを変換してもよい。また、コンポーネント221は、プラットフォームサービスIF部210を介して利用される機能に対応するインターフェイス用にそれぞれデータを変換してもよい。図10の例では、上位層のコンポーネント221gとコンポーネント221hは、プラットフォームサービスIF部210の画像処理機能サービスIF211、デバイス操作サービスIF212、及びネットワーク通信サービスIF213に対応するように共通のインターフェイスでデータを変換する。
また、デバイス操作サービスは、第三実施形態の画像形成装置にオプション機器、例えばフィニッシャーが存在した場合は製本やステープル等、ICカードや生体認証によるユーザー認証部が存在した場合は当該ユーザー認証部によるユーザー認証、カメラが存在した場合はカメラ画像の取得や視線検出等の各機能を呼び出すことも可能である。また、デバイス操作サービスは、例えば搬送部のモーターの一つを駆動させるといった、より機器のハードウェアの構成に近い制御を行ってもよい。また、デバイス操作サービスは、各部の状態の取得等の処理も実行してもよい。
また、図2、図10に示す各部は、図1に示すハードウェア資源である各部にアクセスして制御、各種データの読み書き、送受信等することが可能である。
次に、図11〜図13により、本発明の第三実施形態に係る画像形成装置による各部機能呼び出し処理の説明を行う。
本実施形態の各部機能呼び出し処理では、拡張アプリ400から、拡張アプリ管理部340と拡張機能サービス320とを介して、第三実施形態の画像形成装置の機能に対応するハードウェア資源が呼び出される。この際、拡張機能サービス320により呼び出される機能に対応したプラットフォームサービスIF部210のインターフェイスから、各部制御用サービス220のコンポーネント221が動的に構成される。
本実施形態に係る各部機能呼び出し処理は、主に制御部10が、記憶部19に記憶されたプログラムを、各部と協働し、ハードウェア資源を用いて実行する。以下で、図11のフローチャートを参照して、各部機能呼び出し処理の詳細をステップ毎に説明する。
まず、拡張アプリ管理部340及び拡張機能サービス320が、各部機能呼び出し開始を行う。
拡張アプリ管理部340は、接続された記憶媒体、図示しないサーバーや端末等から拡張アプリ400がインストールされ、ユーザーから実行の指示があった場合、この拡張アプリ400の実行を開始する。
拡張アプリ管理部340により実行された拡張アプリ400は、拡張アプリ管理部340を介して拡張機能サービス320を呼び出す。
拡張機能サービス320は、この呼び出しにより、ハードウェア資源を利用するための機能を指定してプラットフォームサービスIF部210に通知する。
次に、プラットフォームサービスIF部210はインターフェイス特定処理を行う。
プラットフォームサービスIF部210は、拡張機能サービス320に指定された機能に対応するインターフェイスを特定する。
図12の例では、ハードウェア資源として原稿読取部12にアクセスしてスキャン機能を利用したい場合、プラットフォームサービスIF部210は、デバイス操作サービスIF212をインターフェイスとして特定する。
次に、プラットフォームサービスIF部210及び各部制御用サービス220は、コンポーネント呼び出し処理を行う。
プラットフォームサービスIF部210は、特定したインターフェイスを介して、各部制御用サービス220を呼び出す。
各部制御用サービス220は、呼び出されたインターフェイスに接続された各コンポーネント221を介して、接続された本実施形態の画像形成装置の各部の機能の呼び出しを試みる。
図12の例では、原稿読取部12のスキャン機能を利用するため、まずは、デバイス操作サービスIF212から、接続されたコンポーネント221h、コンポーネント221f、コンポーネント221cの順に、原稿読取部12へのアクセスを試みる。
次に、各部制御用サービス220は、機能の呼び出しが成功したか否かを判断する。各部制御用サービス220は、接続されたコンポーネント221を介して、拡張機能サービス320に指定された機能が呼び出せた場合は、Yesと判断する。各部制御用サービス220は、当該機能に対応するコンポーネント221が存在しない、又は、当該機能に対応する各部に接続できない等で、ハードウェア資源の対応する機能を呼び出せない場合、機能が呼び出しに失敗したとして、Noと判断する。図12の例では、各部制御用サービス220は、コンポーネント221cに原稿読取部12が接続されていないため、Noと判断する。
Yesの場合、各部制御用サービス220は、処理をステップS307に進める。
Noの場合、各部制御用サービス220は、処理をステップS305に進める。
機能の呼び出しに失敗した場合、各部制御用サービス220は、代替接続があるか否かを判断する。各部制御用サービス220は、プラットフォームサービスIF部210のインターフェイスから接続された各コンポーネント221を探索し、指定された機能を呼び出し可能なコンポーネント221の代替接続がある場合、Yesと判断する。各部制御用サービス220は、探索の結果、代替接続がなかった場合は、Noと判断する。
Yesの場合、各部制御用サービス220は、処理をステップS306に進める。
Noの場合、各部制御用サービス220は、処理をステップS308に進める。
代替接続があった場合、各部制御用サービス220は、代替コンポーネント選択処理を行う。
各部制御用サービス220は、各コンポーネント221を探索された代替接続に切り替えて選択する。この際、各部制御用サービス220は、この代替接続のルートを記憶部19に記憶しておいてもよい。
図13の例によると、各部制御用サービス220は、デバイス操作サービスIF212から、代替接続として、コンポーネント221h、コンポーネント221e、コンポーネント221b、原稿読取部12の順で接続する。
ここで、各部制御用サービス220は、接続された各コンポーネントを介して、実際に画像形成装置の各部の機能の呼び出しを行う。
各部制御用サービス220は、接続又は代替接続された各コンポーネント221間でデータを送受信して、原稿読取部12を制御する。
図12、図13の例では、各部制御用サービス220は、原稿読取部12から原稿の画像データを取得して、デバイス操作サービスIF212に送信する。画像データは、拡張機能サービス320に送信される。
これにより、画像形成装置のハードウェア資源を利用することが可能になる。
その後、各部制御用サービス220は、各部機能呼び出し処理を終了する。
代替接続がない等で機能を呼び出せない場合、各部制御用サービス220は、エラー通知処理を行う。
各部制御用サービス220は、プラットフォームサービスIF部210に機能を呼び出せない旨の通信を行う。これを受信したプラットフォームサービスIF部210は、拡張機能サービス320に通知する。この通知を最終的に取得した拡張アプリ400は、エラー表示やログ記載等の処理を行う。
以上により、本実施形態に係る各部機能呼び出し処理を終了する。
近年、スマートフォンやタブレット等のモバイル向けの端末のビジネスへの活用の進展、クラウド・サービスやソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の普及等によりIT基盤自体が激変し、IT技術の進化のスピードに対応することが必要となっている。
しかしながら、特許文献1に記載されたような従来のプラットフォームでは、製品毎に別々にプラットフォームを作成する必要があり、開発コストがかかっていた。
これに対して、本実施形態の画像形成装置は、OS230上でハードウェア資源を管理する機器制御プラットフォーム200と、機器制御プラットフォーム200で管理されたハードウェア資源を利用する標準アプリ120を実行する標準アプリ実行部100と、標準アプリ実行部100により実行される標準アプリ120の機能を利用させる標準機能サービス310、ハードウェア資源を利用させる拡張機能サービス320、及び標準機能サービス310並びに拡張機能サービス320をそれぞれ呼び出し可能な拡張アプリ400を管理し実行させる拡張アプリ管理部340を含む拡張アプリプラットフォーム300と、機器制御プラットフォーム200の外部から拡張機能サービス320に対応したハードウェア資源を利用するためのインターフェイスを提供するプラットフォームサービスIF部210とを備え、機器制御プラットフォーム200は、プラットフォームサービスIF部210を介して利用されるハードウェア資源の各機能に対応した共通のインターフェイスを含むコンポーネント221を組み合わせて構成される各部制御用サービス220を含むことを特徴とする。
このように構成することで、製品系列が異なっても同一のプラットフォームを作成でき、様々な製品系列へ展開するプラットフォームとしての再利用性を高めることができる。また、機器の性能等に依拠したコンポーネント221を用意することで、同一の製品系列内で性能が異なっても同一の機器制御プラットフォーム200を使用でき、スケーラブル化が可能となる。つまり、製品が単機能のプリンター〜MFPのように異なる製品系列であっても、容易にコンポーネント221により各部制御用サービス220を作成することが可能となり、開発コストを低減できる。また、新技術の投入のしやすさを目的としたコンポーネント221の組み合わせも可能となる。
また、パフォーマンスがあまり必要ないコンポーネント221を最初にJava(登録商標)スクリプト等の高級言語で作成しておき、C言語等の低級言語で最適化したコンポーネント221を製品の展開に合わせて提供するといったことも可能になる。また、新しい製品を開発する際や顧客要望にあった新しい技術を取り込む場合に、機器制御プラットフォーム200内部のコンポーネント221を入れ替えたとしても、標準アプリ120及び拡張アプリ400への影響はなくなり、容易に対応可能となる。
つまり、本実施形態の画像形成装置は、様々な個客の要望に対応する点やあらゆるカスタマイズに対応することを考慮すると、標準アプリ120の機能を利用するだけでよい場合は、スクリプト言語等で素早く開発を行うことができる。逆に、ハードウェア資源を直接制御するカスタマイズが必要な場合、標準アプリ120を経由せず、各部の機能を呼び出すことが可能となる。このように、本実施形態の画像形成装置は、これらの必要なカスタマイズのレベルの違いを、階層化された拡張アプリプラットフォーム300で吸収することで、必要なカスタマイズのレベルの違いに容易に対応できる。また、階層化したサービスの拡張を行うことで、カスタマイズの対応範囲を明確にして、拡張アプリ400の開発を容易にすることが可能である。また、わざわざレベルの異なるSDK(Software Development Kit)とNDK(Native Development Kit)等を用意する必要もなくなる。
また、本実施形態の画像形成装置は、プラットフォームを階層化するソフトウェアアーキテクチャーであるため、様々な個客要望に応じたカスタマイズに対応させることができる。このため、個客の所望する新しいサービスへの対応した製品の開発期間を短くし、顧客が求める新しい技術をいち早く反映させ、最適な性能と機能を備えた画像形成装置の製品を安く早く提供することが可能となる。
このように構成することで、機器制御プラットフォーム200で統一した形式のインターフェイスにより必要な下位層のコンポーネント221を提供することができ、開発の手間を省いて開発コストを削減できる。また、高級言語〜低級言語で作成されたコンポーネント221を階層に応じて用意することも可能となり、機能を呼び出す際のパフォーマンスを高めることができる。このため、標準アプリ120及び拡張アプリ400の実行時のスピード等を向上させることができる。
また、上述の各部機能呼び出し処理で示したように、複数の代替接続により動的に各部制御用サービス220の構成を変更できるため、工場出荷後に画像形成装置の構成が変わった場合でも容易に対応できる。また、オプション機器等を接続した場合、オプションボード等をアップグレードした場合等であっても、代替接続で各部制御用サービス220にすぐ変更して機能を利用可能であるため、サポートコストも削減できる。
また、一般的にプラットフォーム上で動くアプリの開発を容易にするために、共通のインターフェイスでコンポーネント221を接続することが可能であるため、アプリ開発を容易にすることができる。
このように構成することで、機器制御プラットフォーム200の間で統一した形式のインターフェイスを提供することが容易となり、拡張アプリ400を統一した開発環境で作成しやすくなり、開発コストを削減することができる。
また、機器制御プラットフォーム200により利用されるハードウェア資源を容易に拡張アプリ400から実行可能となる。このため、拡張アプリ400の実行時のスピード等のパフォーマンスを向上させることができる。
これに対して、本実施形態によれば、ハードウェア資源の各機能に対応した共通のインターフェイスを含むコンポーネント(部品)を組み合わせて構成される各部制御用サービスにより、製品系列が異なっても同一のプラットフォームを作成でき、開発コストを低減できる画像形成装置を提供することができる。
次に、図14〜図15により、本発明の第四実施形態に係る画像形成装置について説明する。
第三実施形態の画像形成装置は、第一実施形態の画像形成装置1(図1)と同様のシステム構成であり、第一実施形態の画像形成装置1、第二実施形態の画像形成装置と同様の機能構成(図2、図7)である。
プラットフォームサービスIF部210は、各部制御用サービス220を呼び出して、第四実施形態に係る画像形成装置の各部のハードウェア資源を利用させる。プラットフォームサービスIF部210は、例えば、API等、又はOS230上のサービス等として提供されていてもよい。また、プラットフォームサービスIF部210は、C言語の構造体、C++言語のクラス、その他のオブジェクト、ルーチン、関数、ヘッダーファイル、オブジェクト、ライブラリー等(以下、「クラス等」という。)として提供されていてもよい。また、プラットフォームサービスIF部210は、例えば、Java(登録商標)等の中間言語で提供されていてもよい。
また、プラットフォームサービスIF部210は、次の(1)〜(6)の汎用インターフェイスを有し、標準アプリ120からの要求に従い、前記当する汎用インターフェイスを提供する。なお、以下のデバイスとは、ハードウェア資源である。
(1)プラットフォーム側が提供する画像処理サービスを、1デバイス入力−1デバイス出力とする単位で構成すること。
(2)入出力デバイスには、任意ストレージ(たとえば記憶部19)に割り当てられる文書ボックスと呼ぶデバイスを含め、その文書ボックスデバイスを複数の画像処理サービスで指定することにより、画像処理サービス間の連携を可能とする構成とすること。
(3)出力デバイスに、同一文書ボックスを指定することで、既に文書ボックスに保存されている画像ページに対して、画像ページを追加することができる構成とすること。
(4)文書ボックスに保存されているページ単位に出力方法の設定を可能とし、その設定を変更することで、画像出力方法を変更できる構成とすること。
(5)文書ボックスに保存されているページの削除、順番変更を可能とする構成とすること。
(6)入出力デバイスを同一の文書ボックスに指定することで、ボックス保存画像を、ボックス出力方法に応じた画像に編集することができる構成とすること。
なお、汎用インターフェイスの詳細については後述する。
次に、図14〜図15により、本発明の第四実施形態に係る画像形成装置による画像処理の説明を行う。なお、以下においては、例えば、図2、図7に示した標準アプリ120の各種標準アプリ124内の送信アプリがネットワーク送信を行う場合で説明する。また、図14では送信アプリの標準機能について説明し、図15では送信アプリの標準機能に、例えば送信した原稿を控えとして印刷する機能を追加(拡張)した場合として説明する。
このとき、原稿読取部12が原稿の読み込み(スキャン)を開始する(ステップS404)。ここで読み込まれた画像データは、例えば、記憶部19の文書ボックス内に保存される。画像形成部17が保存された画像データに基づいて画像形成した後、ネットワーク送受信部15による送信開始によってHostへ送信される(ステップS405)。ネットワーク送受信部15による送信が完了すると、各部制御用サービス220の画像処理サービス221の処理が終了となり(ステップS406)、送信アプリの処理も終了となる(ステップS407)。
なお、原稿読取部12による原稿の読み込み(スキャン)、画像形成部17による画像形成、ネットワーク送受信部15による送信等は、画像処理サービス221、デバイス操作サービス222及びネットワーク通信サービス223から提供される制御に関わるサービスによって行われる。
次に、図15を参照し、この標準機能に対し、送信した原稿を控えとして印刷する機能を追加(拡張)した場合の画像処理について説明する。なお、この場合の機能の追加(拡張)は、送信した原稿を控えとして印刷するように開発された新たな送信アプリをインストール(又は更新)することにより行われる。
ここでの送信設定においては、例えば、機能が追加(拡張)された送信アプリにより、操作パネル部16に相手先(Host)の選択項目と、送信設定(控え印刷あり)の選択項目が表示されているものとする。ここで、送信設定(控え印刷あり)を選択し、さらに相手先(Host)を選択する。
また、送信アプリから提供されるインターフェイスは、(Scan To Host&Print)となっているものとする。すなわち、入力がScanで出力がHost&Printとなることを示している。
また、各部制御用サービス220の画像処理サービス221の処理に伴って提供される汎用インターフェイス(Scan To Box)は、上述したプラットフォームサービスIF部210が提供する(1)〜(6)の汎用インターフェイスのうち、(1)の汎用インターフェイスに相当するものである。
このとき、原稿読取部12が原稿の読み込み(スキャン)を開始する(ステップS413)。読み込まれた画像データは、上記同様に、例えば、記憶部19の文書ボックス内に保存される。
ここで、各部制御用サービス220の画像処理サービス221の処理に伴って提供される汎用インターフェイス(Box To Host)は、上述したプラットフォームサービスIF部210が提供する(1)〜(6)の汎用インターフェイスのうち、(1)の汎用インターフェイスに相当するものである。
このとき、画像形成部17は、記憶部19の文書ボックス内に保存された画像データに基づいて画像形成した後、ネットワーク送受信部15による送信開始によってHostへ送信される(ステップS416)。ネットワーク送受信部15による送信が完了すると、各部制御用サービス220の画像処理サービス221の処理に伴う汎用インターフェイス(Box To Host)の提供処理が終了となる(ステップS417)。
続いて、各部制御用サービス220の画像処理サービス221の処理に伴って提供される汎用インターフェイス(Box To Print)により、画像処理開始となる(ステップS418)。
このとき、画像形成部17は、記憶部19の文書ボックス内に保存された画像データに基づいて画像形成し、さらに記録紙に印刷(印刷開始)する(ステップS419)。記録紙への印刷が完了すると、各部制御用サービス220の画像処理サービス221の処理に伴う汎用インターフェイス(Box To Print)の提供処理が終了となり(ステップS420)、送信アプリの処理も終了となる(ステップS421)。
なお、原稿読取部12による原稿の読み込み(スキャン)、画像形成部17による画像形成、ネットワーク送受信部15による送信等は、上記同様に、画像処理サービス221、デバイス操作サービス222及びネットワーク通信サービス223から提供される制御に関わるサービスによって行われる。
すなわち、例えば(2)の汎用インターフェイスにより、文書ボックスデバイスを複数の画像処理サービスで指定することにより、画像処理サービス間の連携を可能とする機能の追加(拡張)が可能となる。また、例えば(3)の汎用インターフェイスにより、既に文書ボックスに保存されている画像ページに対して、画像ページを追加することができる機能の追加(拡張)が可能となる。また、例えば(4)の汎用インターフェイスにより、文書ボックスに保存されているページ単位に出力方法の設定を変更することができる機能の追加(拡張)が可能となる。また、例えば(5)の汎用インターフェイスにより、文書ボックスに保存されているページの削除、順番変更を行うことができる機能の追加(拡張)が可能となる。また、例えば(6)の汎用インターフェイスにより、ボックス保存画像を、ボックス出力方法に応じた画像に編集することができる機能の追加(拡張)が可能となる。
また、送信アプリに限らず、標準アプリ120のコピーアプリ121、プリンターアプリ122、FAXアプリ123、各種標準アプリ124等においても、機器制御プラットフォーム200側の変更を行うことなく、新たな機能の追加(拡張)を行うことができる。
また、上述した(1)〜(6)の汎用インターフェイスを組み合わせて利用することで、あらゆる機能への応用が可能となる。
これにより、プラットフォーム(機器制御プラットフォーム200)側が提供する機能の制約が無くなることから、プラットフォーム(機器制御プラットフォーム200)側を更新することなく、アプリケーション(アプリ)による機能の拡張を行うことができる。
また、本実施形態では、標準アプリ実行部100により実行される標準アプリ120から標準アプリサービスIF部110に対応した機能を利用させる標準機能サービス310、プラットフォームIF部サービスIF210に対応したハードウェア資源を利用させる拡張機能サービス320、及び標準機能サービス310並びに拡張機能サービス320を呼び出し可能な拡張アプリ400を管理し実行させる拡張アプリ管理部340を含む拡張アプリプラットフォーム300を備えている。
これにより、拡張アプリ400から、標準アプリ120の機能又は各部に対応するハードウェア資源をそれぞれ利用可能となり、顧客に合わせて構成を変更するカスタマイズが容易となり、開発コストの低減が図れる。
つまり、本実施形態の画像形成装置は、標準アプリ120の機能を利用するだけでよい場合は、スクリプト言語等で素早く開発を行うことができる。逆に、ハードウェア資源を直接制御するカスタマイズの必要がある場合、標準アプリ120を経由せず、各部の機能を呼び出すことが可能となる。
これに対して、本実施形態の画像形成装置、画像形成方法及び画像形成プログラムによれば、プラットフォーム(機器制御プラットフォーム)側が提供する機能の制約が無くなることから、プラットフォーム(機器制御プラットフォーム)側を更新することなく、アプリケーションによる機能の拡張を行うことができる。
次に、図16〜図19により、本発明の第五実施形態に係る画像形成装置について説明する。
まず、図16により、本発明の第五実施形態に係る画像形成装置の制御構成について説明する。
第五実施形態の画像形成装置は、第一実施形態の画像形成装置1(図1)と同様のシステム構成である。また、第二実施形態の画像形成装置において、第一実施形態の画像形成装置1(図2)と同一の番号は同一の構成要素を示す。
また、パネル処理実行部500は、標準アプリサービスIF部110により標準アプリ120を呼び出すか、又は直接、標準アプリ120を呼び出す。
パネルアプリ520は、操作パネル部16の処理の専用アプリである。パネルアプリ520は、操作パネル部16の動作に対応する処理、各標準アプリ120間での共通の処理、及び標準アプリ120を呼び出す処理のプログラムやデータ等を含んでいる。
パネルアプリ520は、操作パネル部16の動作に対応する処理として、例えば、操作パネル部16の入力部20からのユーザーの指示や表示部21への表示等の動作に対応した処理を含んでいてもよい。具体的には、パネルアプリ520は、例えば、入力部20のボタンの状態により各部の状態を表示したり、各標準アプリ120や拡張アプリ400を選択して実行させる画面等を表示したりする処理を含んでいてもよい。
また、パネルアプリ520は、各標準アプリ120間の共通の処理として、各標準アプリ120間で共通で使用されるGUIの入力や表示、各標準アプリ120に対応したジョブに関する共通の処理等を含んでいてもよい。また、パネルアプリ520は、共通の処理として、例えば、専用のブラウザー等により、共通で使用されるGUIの入力部20による入力や表示部21への表示等の処理を含んでいてもよい。また、パネル処理実行部500は、共通の処理の結果を表示部21で表示、画像形成部17で記録、ネットワーク送受信部15で送信等することで、出力してもよい。また、パネル処理実行部500は、標準アプリ120の管理を行ってもよい。なお、各標準アプリ120間の共通の処理は、全ての標準アプリ120間で共通でなくてもよく、例えば、二つ以上の標準アプリ120間で共通の処理であってもよい。
また、パネルアプリ520は、標準アプリ120を呼び出す処理として、例えば、標準アプリサービスIF部110を介して標準アプリ120を呼び出すか、又は、標準アプリ120を直接呼び出す処理が含まれていてもよい。また、標準アプリ120を呼び出す処理において、標準アプリ120の一部を呼び出して機能を利用する処理が含まれていてもよい。
また、パネルアプリ520は、製品毎に異なる画面のデータを変更することで、共通の操作体系で使用可能なように構成してもよい。また、パネルアプリ520は、拡張アプリ400を呼び出す処理を含んでいてもよい。
なお、パネルアプリ520は、工場出荷時のファームウェアに含まれていてもよい。また、パネルアプリ520は、OSインストールサービス330によるファームウェアの更新時等に、更新や変更等されてもよい。
次に、図17〜図19を参照して、本発明の第五実施形態に係る画像形成装置によるパネルアプリ実行処理の説明を行う。
本実施形態のパネルアプリ実行処理は、パネルアプリ520により、操作パネル部16の動作に対応する処理、又は標準アプリ120間で共通の処理を実行する。また、標準アプリサービスIF部110経由、又は直接に、標準アプリ120が呼び出される。
本実施形態に係るパネルアプリ実行処理は、主に本実施形態の画像形成装置の制御部10が、記憶部19に記憶されたプログラムを、各部と協働しハードウェア資源を用いて実行する。
以下で、図17のフローチャートを参照して、パネルアプリ実行処理の詳細をステップ毎に説明する。
まず、パネル処理実行部500が、パネルアプリ実行開始処理を行う。
パネル処理実行部500は、本実施形態の画像形成装置の電源ボタン(図示せず)がオンにされ、又は操作パネル部16の入力部20のボタンの押下により省電力状態から復帰した場合等に、パネルアプリ520の実行を開始する。
パネル処理実行部500は、パネルアプリ520の処理により、ユーザーの操作パネル部16の入力部20からの指示を取得する。
また、パネル処理実行部500は、ジョブのデータをネットワーク送受信部15やFAX送受信部18等から取得してもよい。
次に、パネル処理実行部500が、パネル動作の処理を実行するか否かを判断する。パネル処理実行部500は、操作パネル部16の動作に対応する処理を実行する場合は、Yesと判断する。パネル処理実行部500は、それ以外の場合は、Noと判断する。
Yesの場合、パネル処理実行部500は、処理をステップS503に進める。
Noの場合、パネル処理実行部500は、処理をステップS504に進める。
パネル動作の処理を実行する場合、パネル処理実行部500が、パネル動作対応処理を行う。
パネル処理実行部500は、操作パネル部16の入力部20から取得したユーザーの指示に対応したパネル動作の処理を実行する。
パネル処理実行部500は、例えば、入力部20の動作モード等のボタンの状態に対応した各部の状態の画像をブラウザー等で描画して、表示部21に表示する。この場合、パネル処理実行部500は、各種標準アプリ120の取得した各部の状態のデータを記憶部19から読み出して表示してもよい。また、パネル処理実行部500は、機器制御プラットフォーム200により各部の機能を呼び出して、各部の状態を取得してもよい。また、パネル処理実行部500は、各標準アプリ120の機能を呼び出すための選択画面を、表示部21に表示してもよい。また、パネル処理実行部500は、拡張アプリ400の選択やインストールのための画面を表示部21に表示してもよい。
その後、パネル処理実行部500は、パネルアプリ実行処理を終了する。なお、パネル処理実行部500は、パネルアプリ実行処理を終了後、操作パネル部16の入力部20からの指示やジョブのデータの取得をまた待つ。
パネル動作の処理を実行しない場合、パネル処理実行部500が、標準アプリ120間で共通の処理を行うか否かを判断する。パネル処理実行部500は、各標準アプリ120間の共通の処理を行う場合、Yesと判断する。パネル処理実行部500は、それ以外の場合、Noと判断する。
Yesの場合、パネル処理実行部500は、処理をステップS505に進める。
Noの場合、パネル処理実行部500は、処理をステップS506に進める。
標準アプリ120間で共通の処理を行う場合、パネル処理実行部500が、標準アプリ間共通処理を行う。
パネル処理実行部500は、GUIの処理として、例えば、エラー画面や認証画面等の各種画面を操作パネル部16の表示部21に表示してもよい。また、パネル処理実行部500は、各標準アプリ120の機能を呼び出すための画面等を表示部21に表示してもよい。また、パネル処理実行部500は、例えば、各標準アプリ120に対応したジョブに関する共通の処理を実行してもよい。パネルアプリ520は、例えば、ネットワーク送受信部15やFAX送受信部18経由で受信した画像データや文書データを、プリンターアプリ122はFAXアプリ123に送信してもよい。
また、パネル処理実行部500は、これらの共通の処理の結果を操作パネル部16の表示部21等に表示したり、画像形成部17で記録紙に記録したり、ネットワーク送受信部15でサーバー(図示せず)や端末等に送信したりして出力してもよい。また、パネル処理実行部500は、各標準アプリ120のインストール、設定の変更、削除等の管理を行うための画面を表示部21に表示してもよい。
その後、パネル処理実行部500は、パネルアプリ実行処理を終了する。
ここで、パネル処理実行部500が、標準アプリ120を呼び出すか否かを判断する。パネル処理実行部500は、ユーザーの指示やジョブのデータ等により、標準アプリ120の機能を利用するための呼び出しを行う場合にYesと判断する。パネル処理実行部500は、それ以外の場合、つまり操作パネル部16の動作に対応する処理を行う場合にはNoと判断する。
Yesの場合、パネル処理実行部500は、処理をステップS507に進める。
Noの場合、パネル処理実行部500は、パネルアプリ実行処理を終了する。
標準アプリ120の呼び出しを行う場合、パネル処理実行部500が、標準アプリサービスIF部110経由で標準アプリ120を呼び出すか否かを判断する。パネル処理実行部500は、標準アプリ120の機能を利用するための呼び出しが、標準アプリサービスIF部110経由であった場合、Yesと判断する。パネル処理実行部500は、それ以外の場合、つまり、標準アプリ120を直接呼び出す場合には、Noと判断する。
Yesの場合、パネル処理実行部500は、処理をステップS508に進める。
Noの場合、パネル処理実行部500は、処理をステップS509に進める。
標準アプリサービスIF部110経由で標準アプリ120を呼び出す場合、パネル処理実行部500及び標準アプリサービスIF部110が、IF経由標準アプリ実行処理を行う。
図18によると、パネル処理実行部500は、呼び出したい標準アプリ120の機能を標準アプリサービスIF部110に通知する。標準アプリサービスIF部110は、この通知に対応した標準アプリ120を実行させて機能を利用させ、その結果等をパネル処理実行部500に通知する。
標準アプリサービスIF部110は、例えば、コピーアプリ121を呼び出す場合、コピーの開始の画面を操作パネル部16に表示してもよい。また、標準アプリサービスIF部110は、プリンターアプリ122を呼び出す場合、拡張アプリ400が取得したり指定したりした各種ジョブのデータ等を出力させてもよい。また、標準アプリサービスIF部110は、FAXアプリ123を呼び出す場合、受信したファクシミリの画像データを指定して拡張アプリ400に取得させたり、拡張アプリ400に指定されたファイル等を送信させたりしてもよい。また、標準アプリサービスIF部110は、標準アプリ120をインストールしたり、削除したり、設定変更をしたりしてもよい。
なお、パネル処理実行部500は、拡張アプリ400の選択やインストールに関するユーザーの指示が入力部20に入力された場合には、標準アプリサービスIF部110を介意して拡張アプリプラットフォーム300へ送信してもよい。
その後、パネル処理実行部500は、パネルアプリ実行処理を終了する。
直接標準アプリ120を呼び出す場合、パネル処理実行部500が、標準アプリ直接実行処理を行う。
図19よると、パネル処理実行部500は、上述の標準アプリサービスIF部110と同様に、各標準アプリ120を呼び出して機能を利用させてもよい。
また、パネル処理実行部500は、標準アプリ120の機能の一部を呼び出して当該機能を利用させるといった、より標準アプリ120の内部の処理に対応した処理を行ってもよい。パネル処理実行部500は、例えば、コピーアプリ121を呼び出す場合、コピーの解像度や色等のプロパティーを取得して、表示部21に表示してもよい。また、パネル処理実行部500は、例えば、プリンターアプリ122を呼び出す場合、印刷するために記憶部19に記憶されたジョブや文書ボックス内の文書ファイルの一覧を取得して、表示部21に表示してもよい。また、パネル処理実行部500は、例えば、FAXアプリ123を呼び出す場合、ファクシミリ受信した画像データや受信元の一覧や、送信待ちの文書データの一覧等を取得して、表示部21に表示してもよい。
また、パネル処理実行部500は、複数の標準アプリ120を呼び出して、ウィンドウやタブ表示で分けて表示させるといった処理を行ってもよい。また、パネル処理実行部500は、バーチャルマシン等を用いて、保護されたメモリー領域で各標準アプリ120を呼び出してもよい。
また、パネル処理実行部500は、各部の機能を呼び出す場合、プラットフォームサービスIF部210により、ハードウェア資源を直接呼び出して利用してもよい。この場合は、プラットフォームサービスIF部210が、呼び出された機能に対応する各部制御用サービス220の各機能を呼び出して利用させる。
以上により、本実施形態に係るパネルアプリ実行処理を終了する。
特許文献1に記載されたような従来のプラットフォームでは、各サービスにかかる画面の制御や、入力部の操作等の制御を各アプリが別々に実行している。このような構成のプラットフォームにおいては、アプリをコピー、プリンター、FAX等の機能によって分けている場合、共通する処理であっても各アプリに含める冗長な構成とする必要があり、記憶領域を無駄に消費していた。
これに対して、本実施形態の画像形成装置は、OS230上でハードウェア資源を管理する機器制御プラットフォーム200と、機器制御プラットフォーム200で管理されたハードウェア資源を利用する標準アプリ120を実行する標準アプリ実行部100と、標準アプリ実行部100により実行される標準アプリ120から標準アプリサービスIF部110に対応した機能を利用させる標準機能サービス310、プラットフォームサービスIF部210に対応したハードウェア資源を利用させる拡張機能サービス320、及び標準機能サービス310並びに拡張機能サービス320を呼び出し可能な拡張アプリ400を管理し実行させる拡張アプリ管理部340を含む拡張アプリプラットフォーム300と、拡張アプリプラットフォーム300とは別に、パネルアプリ520を実行することで、ユーザーの指示を取得する操作パネル部16に対応する処理、複数の標準アプリ120間で共通の処理、及び標準アプリ120を呼び出す処理を実行するパネル処理実行部500とを備えることを特徴とする。
このように構成することで、操作パネル部16にかかる共通の処理がまとめられ、冗長な部分をなくすことが可能な構成となる。つまり、複数の標準アプリ120間で共通の処理をまとめることができ、記憶部19の記憶領域を節約できる。また、必要に応じて、標準アプリ120を呼び出す処理を専用のパネル処理実行部500で実行することで、標準アプリ120から標準アプリ120を呼び出すような再帰的な呼び出しを行う必要もなくなり、スタック等の記憶容量も節約することができる。
これに対して、本実施形態の画像形成装置は、操作パネル部16に対応する処理を拡張アプリプラットフォーム300とは別に、専用の共通の処理をまとめたパネルアプリ520としてパネル処理実行部500で実行する。これにより、製品毎に、パネルアプリ520のみ変更するだけでよくなり、プラットフォームの開発者のユーザーに負担がかからなくなる。また、パネルアプリ520に配置すべきで、各標準アプリ120にまたがるGUIのエラー画面や認証画面といった各標準アプリ120で共通な画面について、各標準アプリ120の開発時にいちいち作成してテストする必要がなくなる。また、製品毎に変更したいような画面をパネルアプリ520に含めることによって、製品毎に効率的な開発を行うことが可能となる。
また、操作パネル部16の共通の処理においては、パネルアプリ520の動作確認のみを行えばよいため、開発時間を短縮できる。また、拡張アプリプラットフォーム300の完成前であっても、エミュレーター等でパネルアプリ520の動作確認を行うことができるため、開発のタイミングに沿って、操作パネル部16の機能の実装が可能となる。
このため、開発効率を向上させ、開発コストを削減できる。
このように構成することで、標準アプリサービスIF部110により標準アプリ120を実行すると、標準アプリ120を実行するための処理を容易に実現することが可能となり、開発コストを削減できる。また、パネルアプリ520と拡張アプリ400とで共通するインターフェイスで標準アプリ120を呼び出すことが可能となる。よって、操作性や見た目を統一して、ユーザーの使い勝手を向上させることができる。
また、標準アプリサービスIF部110により、操作パネル部16から、各標準アプリ120と同様のインターフェイスで拡張アプリプラットフォーム300、拡張アプリ400と相互アクセスすることが可能となり、操作パネル部16と拡張アプリ400との連携を行うことが容易となる。
一方、パネル処理実行部500は、直接、標準アプリ120を実行することも可能である。これにより、拡張アプリ400からはアクセスできないような標準アプリ120の一部の機能を利用することが可能となる。また、より速度等のパフォーマンスの低下を起こさずに、標準アプリ120を使用することが可能となる。これにより、操作パネル部16から呼び出す必要がある各標準アプリ120の機能を柔軟に引き出し、ユーザーのカスタマイズ等の要求を容易に実現することが可能となる。
また、標準アプリ120の機能と、機器制御プラットフォーム200により利用されるハードウェア資源とを別々に拡張アプリ400から実行可能となる。このため、拡張アプリ400の実行時のスピード等のパフォーマンスを向上させることができる。
このように構成することで、パネル処理実行部500の開発を容易にし、全体の開発コストを削減することが可能となる。
本発明の画像形成方法は、ハードウェア資源を備えた画像形成装置により実行される画像形成方法であって、オペレーティングシステム上で前記ハードウェア資源を管理し、機器制御プラットフォームにより、管理された前記ハードウェア資源を利用する標準アプリケーションを実行し、前記標準アプリケーション実行部にて実行される前記標準アプリケーションの機能を利用させる標準機能サービス、前記ハードウェア資源を利用させる拡張機能サービス、及び前記標準機能サービス並びに前記拡張機能サービスをそれぞれ呼び出し可能な拡張アプリケーションを管理し実行させる拡張アプリケーション管理部を含む拡張アプリケーションプラットフォームにより、前記拡張アプリケーションを管理し実行させ、前記機器制御プラットフォームは、特定の機能に対応する前記ハードウェア資源を制御する各部制御用サービスを含み、前記拡張アプリケーション管理部により前記拡張アプリケーションが実行されるとき、前記標準機能サービスは、標準アプリケーションを呼び出すか否かを判断し、前記拡張アプリケーションから前記拡張アプリケーション管理部を介した前記標準機能サービスの呼び出しがあると、標準アプリケーションを呼び出し、前記拡張機能サービスは、各部制御用サービスを呼び出すか否かを判断し、前記拡張アプリケーションから前記拡張アプリケーション管理部を介した前記拡張機能サービスの呼び出しがあると、各部制御用サービスを呼び出すことを特徴とする。
Claims (19)
- 制御部を備え、前記制御部は、
オペレーティングシステム上でハードウェア資源を管理する機器制御プラットフォームと、
該機器制御プラットフォームで管理された前記ハードウェア資源を利用する標準アプリケーションを実行する標準アプリケーション実行部と、
該標準アプリケーション実行部により実行される前記標準アプリケーションの機能を利用させる標準機能サービス、前記ハードウェア資源を利用させる拡張機能サービス、及び前記標準機能サービス並びに前記拡張機能サービスをそれぞれ呼び出し可能な拡張アプリケーションを管理し実行させる拡張アプリケーション管理部を含む拡張アプリケーションプラットフォームとを備える
ことを特徴とする画像形成装置。 - 前記拡張アプリケーションプラットフォームは、前記オペレーティングシステムに機能を追加するためのオペレーティングシステムインストールサービスを備える
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記標準アプリケーション実行部の外部から前記標準アプリケーションの機能を利用するためのインターフェイスを提供する標準アプリケーションサービスインターフェイス部と、
前記機器制御プラットフォームの外部から前記ハードウェア資源を利用するためのインターフェイスを提供するプラットフォームサービスインターフェイス部とを備える
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記標準アプリケーションには、機能の拡張に対応した前記ハードウェア資源を利用するための汎用インターフェイスが設けられ、
前記汎用インターフェイスは、前記拡張機能サービスによる設定によって利用可能とされている
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記拡張機能サービスによる設定は、前記拡張機能サービスの更新によって行われる
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記機器制御プラットフォームの外部から前記拡張機能サービスに対応した前記ハードウェア資源を利用するためのインターフェイスを提供するプラットフォームサービスインターフェイス部を更に備え、
前記機器制御プラットフォームは、前記プラットフォームサービスインターフェイス部を介して利用される前記ハードウェア資源の各機能に対応した共通のインターフェイスを含むコンポーネントを組み合わせて構成される各部制御用サービスを含む
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記各部制御用サービスの前記コンポーネントは、複数の階層に対応して配置され、前記階層間で接続されて構成される
ことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。 - 前記標準アプリケーション実行部の外部から前記拡張機能サービスに対応した前記標準アプリケーションの機能を利用するためのインターフェイスを提供する標準アプリケーションサービスインターフェイス部を備える
ことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。 - 前記機器制御プラットフォームの外部から前記標準アプリケーションの機能の拡張に対応した前記ハードウェア資源を利用するための汎用インターフェイスを有しているプラットフォームサービスインターフェイス部とを備える
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記機器制御プラットフォームは、画像処理に関わるサービスを提供する画像処理サービスを有し、
機能が拡張された前記標準アプリケーションからの要求に従い、前記画像処理サービスの処理に伴って前記汎用インターフェイスが提供される
ことを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。 - 前記拡張アプリケーションプラットフォームとは別に、ユーザーの指示を取得する操作パネル部に対応する処理、複数の前記標準アプリケーション間での共通の処理、及び前記標準アプリケーションを呼び出す処理を実行するパネル処理実行部とを備える
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記標準アプリケーション実行部の外部から前記標準アプリケーションの機能を利用するためのインターフェイスを提供する標準アプリケーションサービスインターフェイス部を備え、
前記パネル処理実行部は、前記標準アプリケーションサービスインターフェイス部により前記標準アプリケーションを呼び出す
ことを特徴とする請求項11に記載の画像形成装置。 - ハードウェア資源を備えた画像形成装置により実行される画像形成方法であって、
オペレーティングシステム上で前記ハードウェア資源を管理し、
管理された前記ハードウェア資源を利用する標準アプリケーションを実行し、
実行される前記標準アプリケーションの機能を利用させ、前記ハードウェア資源を利用させる拡張アプリケーションを管理し実行させる
ことを特徴とする画像形成方法。 - 前記標準アプリケーションには、機能の拡張に対応した前記ハードウェア資源を利用するための汎用インターフェイスが設けられ、
前記汎用インターフェイスは、前記拡張機能サービスによる設定によって利用可能とされている
ことを特徴とする請求項13に記載の画像形成方法。 - 前記拡張機能サービスによる設定は、前記拡張機能サービスの更新によって行われる
ことを特徴とする請求項13に記載の画像形成方法。 - 外部から前記ハードウェア資源を利用するためのインターフェイスを提供し、
利用される前記ハードウェア資源の各機能に対応した共通のインターフェイスを含むコンポーネントを組み合わせて前記ハードウェア資源を管理する
ことを特徴とする請求項13に記載の画像形成方法。 - プラットフォームサービスインターフェイス部により前記機器制御プラットフォームの外部から前記標準アプリケーションの機能の拡張に対応した前記ハードウェア資源を利用するための汎用インターフェイスを提供する
ことを特徴とする請求項13に記載の画像形成方法。 - 前記機器制御プラットフォームに含まれる、画像処理に関わるサービスを提供する画像処理サービスの処理に伴い、機能が拡張された前記標準アプリケーションからの要求に従って前記汎用インターフェイスが提供される
ことを特徴とする請求項17に記載の画像形成方法。 - 前記拡張アプリケーションの管理と実行とは別に、ユーザーの指示を取得する操作パネル部に対応する処理、複数の前記標準アプリケーション間での共通の処理、及び前記標準アプリケーションを呼び出す処理を実行する
ことを特徴とする請求項13に記載の画像形成方法。
Applications Claiming Priority (11)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014113088 | 2014-05-30 | ||
JP2014113091 | 2014-05-30 | ||
JP2014113090 | 2014-05-30 | ||
JP2014113088 | 2014-05-30 | ||
JP2014113091 | 2014-05-30 | ||
JP2014113090 | 2014-05-30 | ||
JP2014128379 | 2014-06-23 | ||
JP2014128379 | 2014-06-23 | ||
JP2014128380 | 2014-06-23 | ||
JP2014128380 | 2014-06-23 | ||
PCT/JP2015/062322 WO2015182303A1 (ja) | 2014-05-30 | 2015-04-23 | 画像形成装置及び画像形成方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2015182303A1 true JPWO2015182303A1 (ja) | 2017-04-20 |
JP6206586B2 JP6206586B2 (ja) | 2017-10-04 |
Family
ID=54698644
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016523388A Active JP6206586B2 (ja) | 2014-05-30 | 2015-04-23 | 画像形成装置及び画像形成方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US9894230B2 (ja) |
JP (1) | JP6206586B2 (ja) |
CN (1) | CN106104476B (ja) |
WO (1) | WO2015182303A1 (ja) |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6784537B2 (ja) * | 2016-08-09 | 2020-11-11 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置、その制御方法、及びプログラム |
CN108469956B (zh) * | 2017-02-23 | 2022-01-11 | 京瓷办公信息***株式会社 | 图像形成装置、管理服务器和信息处理方法 |
JP7282507B2 (ja) * | 2018-11-30 | 2023-05-29 | キヤノン株式会社 | 情報処理装置、サーバ装置、制御方法、制御プログラム |
JP7496055B2 (ja) * | 2020-02-28 | 2024-06-06 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 電子機器およびプログラム |
JP7492191B2 (ja) * | 2020-03-04 | 2024-05-29 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 電子機器およびプログラム |
US11272070B2 (en) * | 2020-03-04 | 2022-03-08 | Kyocera Document Solutions Inc. | Electronic apparatus and recording medium |
JP7417193B2 (ja) | 2020-03-04 | 2024-01-18 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 電子機器およびプログラム |
JP7488507B2 (ja) * | 2020-03-06 | 2024-05-22 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 電子機器およびプログラム |
JP7518473B2 (ja) * | 2020-07-09 | 2024-07-18 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 電子機器およびファームウェア |
JP7238914B2 (ja) * | 2021-02-04 | 2023-03-14 | 株式会社リコー | プログラム、情報処理方法、情報処理装置および情報処理システム |
US11695868B2 (en) * | 2021-04-21 | 2023-07-04 | Zoom Video Communications, Inc. | System and method for video-assisted presence detection in telephony communications |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002073340A (ja) * | 2000-08-30 | 2002-03-12 | Toshiba Corp | 情報処理装置、情報処理装置における省電力設定方法、及び記憶媒体 |
JP2005025544A (ja) * | 2003-07-03 | 2005-01-27 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置、データ出力システム、画像形成方法、データ出力方法、及びこれらを実行するプログラム及び記録媒体 |
JP2005047018A (ja) * | 2003-07-29 | 2005-02-24 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置、ポイントサービス提供システム、画像形成方法、ポイントサービス提供方法、及びこれらを実行するプログラム及び記録媒体 |
JP2007318562A (ja) * | 2006-05-26 | 2007-12-06 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置 |
JP2008204270A (ja) * | 2007-02-21 | 2008-09-04 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置、リソース管理方法、およびプログラム |
JP2011170639A (ja) * | 2010-02-18 | 2011-09-01 | Ricoh Co Ltd | 画像処理装置、ソフトウェア管理システム、ソフトウェア管理方法およびプログラム |
JP2014059718A (ja) * | 2012-09-18 | 2014-04-03 | Ricoh Co Ltd | 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム |
Family Cites Families (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7209249B2 (en) * | 2000-07-05 | 2007-04-24 | Ricoh Company, Ltd. | Method of and apparatus for image formation, and computer product |
JP2002082806A (ja) | 2000-07-05 | 2002-03-22 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置、画像形成方法およびプログラム |
US7406695B2 (en) * | 2003-01-17 | 2008-07-29 | Sap Aktiengesellschaft | Automatically upgradeable extension of software |
US8488135B2 (en) * | 2005-03-14 | 2013-07-16 | Ricoh Company, Ltd. | Easy modification to method of controlling applications in image forming apparatus |
JP2009037353A (ja) * | 2007-07-31 | 2009-02-19 | Ricoh Co Ltd | 情報処理端末装置及びプログラム |
JP2009100267A (ja) * | 2007-10-17 | 2009-05-07 | Ricoh Co Ltd | 画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム |
JP5482011B2 (ja) * | 2009-08-11 | 2014-04-23 | 株式会社リコー | 画像形成装置、プログラム管理システム、プログラム管理方法、及びプログラム管理プログラム |
JP5605054B2 (ja) * | 2009-09-15 | 2014-10-15 | 株式会社リコー | 画像形成支援システム及び画像形成支援方法 |
JP2011101142A (ja) * | 2009-11-05 | 2011-05-19 | Sharp Corp | 画像形成装置 |
JP5471642B2 (ja) * | 2010-03-12 | 2014-04-16 | 株式会社リコー | 電子機器、利用制限方法、及び利用制限プログラム |
JP5699500B2 (ja) * | 2010-09-16 | 2015-04-08 | 株式会社リコー | インストールプログラム、インストール方法、画像形成装置、及び記録媒体 |
JP2012129686A (ja) * | 2010-12-14 | 2012-07-05 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置、情報処理方法、プログラム、及び記録媒体 |
JP5691605B2 (ja) * | 2011-02-17 | 2015-04-01 | 株式会社リコー | 画像処理装置、画面制御方法、画面制御プログラム及び記録媒体 |
JP5786535B2 (ja) * | 2011-08-08 | 2015-09-30 | 株式会社リコー | 機器、情報処理方法、情報処理プログラム、及び記録媒体 |
-
2015
- 2015-04-23 CN CN201580013274.7A patent/CN106104476B/zh active Active
- 2015-04-23 US US15/127,640 patent/US9894230B2/en active Active
- 2015-04-23 WO PCT/JP2015/062322 patent/WO2015182303A1/ja active Application Filing
- 2015-04-23 JP JP2016523388A patent/JP6206586B2/ja active Active
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002073340A (ja) * | 2000-08-30 | 2002-03-12 | Toshiba Corp | 情報処理装置、情報処理装置における省電力設定方法、及び記憶媒体 |
JP2005025544A (ja) * | 2003-07-03 | 2005-01-27 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置、データ出力システム、画像形成方法、データ出力方法、及びこれらを実行するプログラム及び記録媒体 |
JP2005047018A (ja) * | 2003-07-29 | 2005-02-24 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置、ポイントサービス提供システム、画像形成方法、ポイントサービス提供方法、及びこれらを実行するプログラム及び記録媒体 |
JP2007318562A (ja) * | 2006-05-26 | 2007-12-06 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置 |
JP2008204270A (ja) * | 2007-02-21 | 2008-09-04 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置、リソース管理方法、およびプログラム |
JP2011170639A (ja) * | 2010-02-18 | 2011-09-01 | Ricoh Co Ltd | 画像処理装置、ソフトウェア管理システム、ソフトウェア管理方法およびプログラム |
JP2014059718A (ja) * | 2012-09-18 | 2014-04-03 | Ricoh Co Ltd | 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6206586B2 (ja) | 2017-10-04 |
CN106104476B (zh) | 2019-08-13 |
US20170223208A1 (en) | 2017-08-03 |
CN106104476A (zh) | 2016-11-09 |
WO2015182303A1 (ja) | 2015-12-03 |
US9894230B2 (en) | 2018-02-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6206586B2 (ja) | 画像形成装置及び画像形成方法 | |
JP5972311B2 (ja) | 画像形成装置、画像形成方法及び画像形成プログラム | |
US8619293B2 (en) | Image forming apparatus, image formation supporting system, and image formation supporting method which communicates with a handheld device | |
JP5724344B2 (ja) | 画像形成装置、カスタマイズ制御方法及びカスタマイズ制御プログラム | |
JP6260458B2 (ja) | 画像形成装置、画像形成方法、及び制御プログラム | |
KR101782998B1 (ko) | 화상 형성 장치의 어플리케이션을 개발하는 방법 및 장치 | |
US8988722B2 (en) | Cooperative processing system and method for acquiring device attributes using QR codes and interface connection function | |
US20140298310A1 (en) | Information processing apparatus, firmware renewing method, and computer program | |
US10848629B2 (en) | Image processing apparatus, image processing system, image processing method, and web browser program | |
JP6022508B2 (ja) | 画像形成装置、画像形成方法及び画像形成プログラム | |
JP6248814B2 (ja) | 画像形成装置、画像形成方法、及び制御プログラム | |
US9606761B2 (en) | Information processing apparatus for controlling an output process and method for the same | |
JP6287880B2 (ja) | 画像形成装置、画像形成方法、及び画像形成プログラム | |
JP6204281B2 (ja) | 画像形成装置、画像形成方法及び画像形成プログラム | |
JP7020082B2 (ja) | 画像形成装置及び機器構成管理プログラム | |
US10602011B2 (en) | Image forming apparatus, information processing method, and program | |
US10511729B1 (en) | Image forming apparatus, image forming system, and communication processing method implemented guidance mode for remote maintenance | |
JP6477824B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP6024782B2 (ja) | 画像形成装置、カスタマイズ制御方法及びカスタマイズ制御プログラム | |
JP2019207595A (ja) | Api呼出プログラム | |
JP2018174368A (ja) | 画像形成システム、管理サーバー、画像形成装置、及び画像形成方法 | |
JP2020107357A (ja) | 起動元プログラム、及び端末装置 | |
JP2019213191A (ja) | 画像形成装置、画像形成システム、及び通信処理方法 | |
JP2019207594A (ja) | Api呼出プログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20161024 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20161024 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170606 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170803 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170808 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170821 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6206586 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |