JPWO2015029105A1 - 電動機 - Google Patents

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Abstract

電動機1は、磁性体のシャフト3と、シャフト3と一体に回転する回転子5およびセンサターゲット21と、電機子巻線6が巻回され通電によって回転磁界を発生する固定子7,8と、固定子7,8に挟持されて回転子5を磁化する界磁マグネット9と、固定子7,8側に設置されてシャフト3の回転位置を判定する回転センサ20とを備える。回転センサ20は、センサターゲット21を通る磁界を発生させるセンサマグネットと、センサターゲット21の回転位置に応じて変化するセンサマグネットの磁束を検出するセンサ素子とを内蔵し、センサマグネットの磁束方向が界磁マグネット9の磁束方向と同じになるように設置されている。

Description

この発明は、固定子に配置した界磁マグネットにより回転子を磁化し使用する電動機に関する。
従来の電動機(例えば、特許文献1参照)は、2個の積層された磁性体それぞれにN極とS極となる突極を半ピッチ捻って形成した回転子と、磁性体に突極状のティースを形成して電機子巻線を巻回した固定子と、この固定子に配置された界磁マグネットとを備え、界磁マグネットにより回転子に発生させた磁界と、電機子巻線の通電を切り替えることにより固定子ティースに発生させた回転磁界との相互作用により回転子を回転させる。
このような電動機において、回転子と一体に回転する回転軸(以下、シャフト)の回転を制御するためにシャフトの回転位置、回転速度、回転加速度等をセンシングする必要があり、対象物の回転角を磁力変化に置き換えて非接触に検出する回転センサを用いてセンシングする方法が一般的である。回転センサとしては、磁束量を検出するホールIC(Integrated Circuit)方式、または磁気抵抗を検出するMR(Magnetoresistance)方式が一般的である(例えば、特許文献2〜5参照)。これらの方式においては、シャフトに設置されたセンサターゲットに流れるセンサマグネットの磁束がシャフトの回転に伴って周期的に変化するので、センサ素子によりその磁束の変化を検出して回転位置等を判定する。
特開平8−214519号公報 特開平8−338850号公報 特開2006−12504号公報 特開2001−133212号公報 特開平8−105706号公報
ホールIC方式またはMR方式の回転センサは、センサ素子の特性上、センサマグネットの磁束とそれ以外の外部磁束(例えば、周辺に位置する磁石の磁界、周辺の配線より発生する磁界など)とを判別することが困難であり、外部磁界の影響を受けた回転センサにセンシング不良が発生するという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、外部磁界の影響による回転センサのセンシング不良を防止することを目的とする。
この発明の電動機は、磁性体の回転軸と、回転軸と一体に回転する回転子と、電機子巻線が巻回され通電によって回転磁界を発生する固定子と、固定子に設置されて回転子を磁化する界磁マグネットと、回転軸と一体に回転する磁性体のセンサターゲットと、固定子側に設置され、センサターゲットを通る磁界を発生させるセンサマグネットと、固定子側に設置され、センサターゲットの回転位置に応じて変化するセンサマグネットの磁束を検出する回転センサとを備え、界磁マグネットとセンサマグネットの磁束方向を同じとしたものである。
この発明の電動機は、磁性体の回転軸と、回転軸と一体に回転する回転子と、電機子巻線が巻回され通電によって回転磁界を発生する固定子と、固定子に設置されて回転子を磁化する界磁マグネットと、回転軸と一体に回転するセンサマグネットと、固定子側に設置され、センサマグネットの回転位置に応じて変化する磁束を検出する回転センサとを備え、界磁マグネットとセンサマグネットの磁束方向を同じとしたものである。
この発明によれば、界磁マグネットとセンサマグネットの磁束方向を同じにすることにより、界磁マグネットから回転軸に漏れる界磁磁束がセンサマグネットの磁束に加わって回転センサを通る磁束密度が大きくなるため、外部磁界の影響による回転センサのセンシング不良を防止することができる。
この発明の実施の形態1に係る電動機の構成を示し、回転軸方向Xの右側は全断面図、左側は一部断面図である。 図1の回転センサとセンサターゲットの設置の様子を示し、図2(a)は平面図、図2(b)は側面図である。 実施の形態1に用いる回転センサの特性を示すグラフである。 実施の形態1に用いる回転センサの出力波形を示すグラフである。 実施の形態1に用いる回転センサの特性を示すグラフであり、シャフトを通る漏れ磁束の効果を説明する。 実施の形態1に用いる回転センサの出力波形を示すグラフであり、シャフトを通る漏れ磁束の効果を説明する。 回転センサとセンサターゲットの設置距離を大きくした場合の回転センサの出力波形を示すグラフである。 実施の形態1に用いる回転センサの設置可能範囲を示す平面図である。 実施の形態1に係る電動機に用いる円筒形状の界磁マグネットとその磁束密度分布を示す図である。 実施の形態1に係る電動機に用いる直方体形状の界磁マグネットとその磁束密度分布を示す図である。 実施の形態1に係る電動機の変形例を示す図である。 実施の形態1に係る電動機の変形例を示す図である。
以下、この発明をより詳細に説明するために、この発明を実施するための形態について、添付の図面に従って説明する。
実施の形態1.
図1に示す電動機1は、非磁性体のハウジング2の内部に、磁性体のシャフト(回転軸)3と、シャフト3を回転自在に支持する軸受4と、シャフト3と一体に回転する回転子5と、電機子巻線6が巻回され通電によって回転磁界を発生する固定子7,8と、固定子7,8の間に設置されてシャフト3を磁化する界磁マグネット9と、シャフト3の回転位置を判定する回転センサ20と、電機子巻線6に通電するバスバー10と、シャフト3の回転位置に基づいてバスバー10から電機子巻線6への通電を制御する制御基板11とを備えている。
なお、図1において、回転軸方向Xの右側は電動機1の全断面図を示し、左側は一部断面図を示す。また、図1では回転センサ20を2個設置している。
磁性体で構成される回転子5は、周方向外側に突出する突部を180度間隔に2箇所形成し、回転軸方向Xの途中で突部を90度ずらした状態にする(突部5a,5b)。この回転子5にシャフト3を固着して、回転子5と一体にシャフト3を回転させることにより、回転子5に発生した回転力を外部出力する。電動機1を自動車用ターボチャージャおよび電動コンプレッサ等に適用する場合、シャフト3をタービン(いわゆるインペラ)の回転軸に連結して、電動機1によりタービンを回転駆動する。
磁性体で構成される固定子7,8は、周方向内側に突出する複数のティース7a,8aが形成され、回転軸方向Xに電機子巻線6が巻回されている。また、固定子7,8の間には、回転子5を磁化する界磁マグネット9が設置されている。
バスバー10は、銅板のコイル10aを一体成形する樹脂部材で構成されている。コイル10aの一端は電機子巻線6に、もう一端は制御基板11に、それぞれ電気的に接続されている。制御基板11は、不図示の外部電源を交流電源に変換し、回転センサ20の出力に基づいてコイル10aの相(例えば、U相、V相、W相の三相)を順次切り換えながら電機子巻線6へ電流を流す。
回転軸方向Xに着磁された界磁マグネット9による磁束(図1に示す界磁磁束経路)は、界磁マグネット9のN極側に配置された固定子8から回転子5の突部5bに流れ出て、回転子5を回転軸方向Xに進んでS極側にある突部5aから出て、回転子5のS極側に配置された固定子7へ流れ入る界磁磁束となる。このように、界磁マグネット9の界磁起磁力が回転子5に作用することで、界磁マグネット9のN極側に対面する回転子5の突部5bをN極に着磁し、界磁マグネット9のS極側に対面する突部5aをS極に着磁する。バスバー10のコイル10aを経由して電機子巻線6に電流が流れると、流れた電流の向きに応じて固定子7,8の各ティース7a,8aが着磁して回転磁界が生じ、トルクが発生する。制御基板11の制御により電機子巻線6に流す電流の向きを切り替えることにより、ティース7a,8aのNS各極性が回転移動していき、磁気作用により回転子5が回転する。
次に、回転センサ20の詳細を説明する。
図2(a)は回転センサ20とセンサターゲット21の設置の様子を示す平面図、図2(b)は側面図である。この回転センサ20は、センサ素子20aおよびセンサマグネット20b,20cを一体に備えたICチップであるが、センサ素子20aとセンサマグネット20b,20cとが別体であっても構わない。センサ素子20aにはホール素子または磁気抵抗素子を使用することとし、図1および図2ではセンサ素子20aの感知方向が回転軸方向Xに対して垂直になるように設置している。回転センサ20が内蔵するセンサマグネット20b,20cは1個以上であればよく、各センサマグネット20a,20bのS極をセンサターゲット21側に向けて配置する。
この設置例の場合、センサマグネット20b,20cの磁束(図1および図2に示すセンサ磁束経路)は、センサマグネット20b,20cのN極からセンサターゲット21へ流れ入り、センサ素子20aを通ってセンサマグネット20b,20cのS極へ戻る。
センサターゲット21は略円板形状の磁性体とし、シャフト3の先端部に固定する。このセンサターゲット21の外周縁に等間隔に凸部20aと凹部20bを設けて、シャフト3の回転に伴ってセンサターゲット21と回転センサ20の距離が変化するように構成する。
図3は、回転センサ20の特性を示すグラフであり、横軸は回転センサ20とセンサターゲット21との距離(例えば、図中のA1,A2)、縦軸は回転センサ20が検出できる最低の磁束密度(以下、最低必要磁束密度)である。グラフより、回転センサ20とセンサターゲット21の距離が近いほど小さい磁束密度を検出でき、距離が遠くなると大きい磁束密度が必要になる。
図4は、回転センサ20の出力波形を示すグラフであり、横軸はシャフト3(およびセンサターゲット21)の回転時間、縦軸は回転センサ20の出力電圧である。シャフト3の回転に伴ってセンサターゲット21の凸部21aと凹部21bが回転移動するので、センサターゲット21と回転センサ20の距離A,A+Rが変化する。ここで、シャフト3の回転中心部から凹部21bまでの距離をR1、凸部21aまでの距離をR2とし、R=R2−R1の関係にある。
回転センサ20は、自身を通過する磁束密度に応じた電圧を出力する。従って、図4のグラフのように、センサターゲット21の凸部21aが回転センサ20に近づいたときにセンサ素子20aを通る磁束密度が大きくなるので出力電圧が高くなり、反対に凹部21bが回転センサ20に近づいたときにセンサ素子20aを通る磁束密度が小さくなるので出力電圧が低くなる。
さらに、破線で示す最低出力可能ラインが図3の最低必要磁束密度に相当し、センサ素子20aを通る磁束密度が最低出力可能ラインを下回るとセンシング不良となり、センサターゲット21の凸部21aと凹部21bの判別が困難となる。
次に、電動機1における磁束の流れを説明する。
図1に示したように界磁マグネット9が固定子7,8の間に挟まれていることにより、より良く界磁磁束を伝達する構造となっており、界磁マグネット9、固定子8、回転子5、固定子7、界磁マグネット9という界磁磁束経路が構成される。なお、ハウジング2は非磁性体なので界磁磁束経路には含まれない。
また、界磁マグネット9の界磁磁束が磁性体のシャフト3へ漏れ、界磁マグネット9、固定子8、回転子5、シャフト3、センサターゲット21、回転センサ20、固定子7、界磁マグネット9という漏れ磁束経路が構成される。
他方、回転センサ20のセンサマグネット20b,20cにより、センサマグネット20b,20c、センサターゲット21、センサマグネット20b,20cというセンサ磁束経路が構成される。
このとき、界磁マグネット9の界磁磁束方向と、センサマグネット20b,20cのセンサ磁束方向を合わせることにより、シャフト3を通る界磁の漏れ磁束がセンサマグネット20b,20cの磁束と合わさり、センサ素子20aを通る磁束密度が大きくなるので、回転センサ20の外部磁界に対する耐性が向上する。
外部磁界とは、センサマグネット20b,20c以外の磁界のことであり、周辺電子機器ノイズ、配線ノイズ、界磁磁界などを指す。電動機1において、例えばシャフト3を通る界磁の漏れ磁束がセンサマグネット20b,20cの磁束と相反する方向となった場合(不図示)には、この漏れ磁束がセンサ磁束を打ち消すことになり、センシング不良を引き起こす外部磁界となり得る。
一般的には、回転センサ20に対する外部磁界の影響を防止するために、回転センサ20を覆う様に外部磁界遮蔽シールドを設置する必要がある。しかし、外部磁界遮蔽シールドを設置することにより、センサマグネット20b,20cの磁界も遮断されてセンサ素子20aに流れない可能性があり、センシング不良に繋がる。また、部品点数増加によるコスト増大、および設置スペースによる製品容量増大に繋がる。
他手段として、外部磁界を予測し、極力外部磁界の影響を受けない位置に回転センサ20を配置する方法もある。シャフト3を通る界磁の漏れ磁束がセンシング不良を引き起こす外部磁界となる場合には、この漏れ磁束経路から回転センサ20とセンサターゲット21を遠ざけることになるが、そうすると製品容量が増大し、製品自体の価値が低下する。また、自動車用モータの様に、周辺に配線が入り組んだ製品となると、外部磁界を予測することが困難である。
また、シャフト3を非磁性体(例えば、アルミ)に変更することにより、シャフト3を通過する漏れ磁束を減少させることが可能であるが、界磁マグネット9の界磁磁束経路が減少することにより界磁磁束量が低下し、電動機1の出力低下に繋がる。
これに対し、本実施の形態1の設置方法により回転センサ20の外部磁界に対する耐性が向上するため、シールド等の外部磁界保護対策が実施不要になる。
また、本実施の形態1では、シャフト3を通る界磁の漏れ磁束を回転センサ20のセンサ素子20aを通すことにより、センサマグネット20b,20cの磁束密度グレードを低く設定することが可能となり、センサマグネット20b,20cのコストダウンを図ることができる。例えば、ネオジム磁石またはサマリウム・コバルト磁石から、グレードの低いフェライト磁石に変更できる。
図5は、回転センサ20の特性を示すグラフであり、横軸は回転センサ20とセンサターゲット21との距離、縦軸は回転センサ20の最低必要磁束密度である。センサマグネット20b,20cの磁束だけのときの最低必要磁束密度(破線)に対して、シャフト3を通る界磁の漏れ磁束を加え合わせることにより、実線のように最低必要磁束密度が大きくなる。そのため、回転センサ20の感知範囲が広がり、距離が遠いセンサターゲット21を検出できるようになる。言い換えれば、漏れ磁束の分だけ磁束密度の小さいセンサマグネット20b,20cを使用することにより最低必要磁束密度が低下しても、センサターゲット21を検出できるようになる。
図6は、回転センサ20の出力波形を示すグラフであり、横軸はシャフト3の回転時間、縦軸は回転センサ20の出力電圧である。センサマグネット20b,20cの磁束だけのときの出力電圧(破線)に比べ、そのセンサ磁束にシャフト3を通る界磁の漏れ磁束を加え合わせたときの出力電圧(実線)が高くなる。言い換えれば、漏れ磁束の分だけ磁束密度の小さいセンサマグネット20b,20cを使用しても破線の出力電圧を確保でき、センシング不良が起こらない。
さらに、本実施の形態1では、センサターゲット21に対する回転センサ20の設置可能範囲を拡大することができ、設置自由度を向上できる。
図7に、回転センサ20とセンサターゲット21の設置距離を大きくした場合の回転センサ20の出力波形を示す。図7では、図4の距離A,A+Rに比べて、センサターゲット21と回転センサ20の距離B,B+R(B>A)を大きくしている。回転センサ20がセンサターゲット21を検出するために必要な最低必要磁束密度を満足する距離に比べて距離B+Rが大きいため、グラフに破線で示すように、センサマグネット20b,20cの磁束だけでは、凹部21bが回転センサ20に正対したときにセンシング不良となる。
これに対し、本実施の形態1では、センサマグネット20b,20cの磁束にシャフト3を通る界磁の漏れ磁束が加え合わさるので、図7のグラフに実線で示すように、センサターゲット21の凹部21bが回転センサ20に正対したときにもセンシング不良が起こらない。従って、センサターゲット21に対する回転センサ20の設置距離を、回転センサ20がセンサターゲット21を検出するために必要な最低必要磁束密度を満足する距離より大きくすることができる。
図8に、回転センサ20の設置可能範囲を示す。通常はセンサターゲット21から距離Aだけ離れた位置に回転センサ20を設置するが、本実施の形態1によれば距離Aより離れた距離B(B>A)に回転センサ20を設置可能となり、設置可能範囲が拡大する。
この距離Bは磁界解析により決定すればよい。
ただし、回転センサ20の設置可能範囲の形状は、界磁マグネット9の形状に左右される点に考慮する。図9に円筒形状の界磁マグネット9−1とその磁束密度分布を示し、図10に直方体形状(あるいは立方体形状などでもよい)の界磁マグネット9−2とその磁束密度分布を示す。磁束密度の測定場所は、界磁マグネット9−1,9−2の表面から同じ高さ位置とする。どちらの界磁マグネット9−1,9−2にも中央にシャフト3と回転子5を挿通する穴が設けられている。また、界磁マグネット9−1,9−2とも着磁方向は回転軸方向Xとする。
図9(a)および図10(a)に示すように、磁束密度は界磁マグネット9−1,9−2上では大きく、外方および内方へいくにつれ小さくなる。図9(b)の外観斜視図に示すような円筒形状の界磁マグネット9−1であれば、磁束密度の大きさが同心円状に同じになるため、複数の回転センサ20をシャフト3を中心に同心円状に設置することにより、回転センサ20の仕様を変更することなく同じセンサ制御値で使用することができる。一方、図10(b)の外観斜視図に示すような直方体形状の界磁マグネット9−2は、磁束密度が同心円状に一定にならず場所によって磁束密度が異なるため、回転センサ20を複数設置する場合には設置場所によりセンサ制御値を変更する必要がある。
以上より、実施の形態1によれば、電動機1は、磁性体のシャフト3と、シャフト3と一体に回転する回転子5と、電機子巻線6が巻回され通電によって回転磁界を発生する固定子7,8と、固定子7,8に設置されて回転子5を磁化する界磁マグネット9と、回転子5と一体に回転する磁性体のセンサターゲット21と、固定子7,8側に設置されてセンサターゲット21を通る磁界を発生させるセンサマグネット20b,20cと、固定子7,8側に設置されてセンサターゲット21の回転位置に応じて変化するセンサマグネット20b,20cの磁束を検出する回転センサ20とを備え、界磁マグネット9とセンサマグネット20b,20cの磁束方向が同じになるようにした。これにより、界磁マグネット9からシャフト3を通る界磁の漏れ磁束がセンサマグネット20b,20cの磁束に加わり、回転センサ20を通る磁束密度が大きくなるため、外部磁界の影響による回転センサ20のセンシング不良を防止することができる。その結果、シールド等の外部磁界保護対策が実施不要になり、電動機1のコストダウンおよび小型化が可能になる。また、回転センサ20を通る磁束密度が大きくなることで回転センサ20の感度下限値が向上するので、センサマグネット20b,20cのグレードを下げてコストダウンを図ることができる。
また、回転センサ20の感度下限値が向上することにより、センサターゲット21に対する回転センサ20の設置距離を、回転センサ20がセンサターゲット21を検出するために必要な最低磁束密度を満足する距離より大きくすることが可能となる。これにより、回転センサ20の設置可能範囲が広がり、設置に対する自由度が向上する。
なお、界磁マグネット9とセンサマグネット20b,20cの磁束方向を同じにする場合、両磁束方向を厳密に合わせる必要はなく、上述したような効果を奏する範囲(例えば、両磁束方向のなす角度にして±10°以内)であればよい。
また、実施の形態1によれば、回転センサ20を複数設置する場合、複数の回転センサ20はシャフト3を中心に同心円状に設置すると共に、界磁マグネット9はシャフト3を囲む円筒形状(例えば、図9の界磁マグネット9−1)とする構成にした。これにより、複数の回転センサ20の仕様を変更する必要がなく、設置が容易になる。
また、実施の形態1によれば、電動機1は、固定子7,8および界磁マグネット9を固定する非磁性体のハウジング2を備える構成にした。これにより、界磁マグネット9の界磁磁束経路が回転子5を通らずにハウジング2を通る磁気バイパスを防止でき、電動機1の出力低下を防止できる。
なお、上記説明では、図1に示したようにセンサ素子20aの感知方向が回転軸方向Xに対して垂直になるように回転センサ20を設置したが、図11に示すようにセンサ素子20aの感知方向が回転軸方向Xに対して平行になるように回転センサ20を設置してもよい。この場合にも、界磁マグネット9の界磁磁束方向と、センサマグネット20b,20cのセンサ磁束方向を合わせることにより、シャフト3を通る界磁の漏れ磁束がセンサマグネット20b,20cの磁束と合わさり、センサ素子20aを通る磁束密度が大きくなる。
また、上記説明では、図1に示したようにシャフト3に固定したセンサターゲット21を通過する磁束を回転センサ20で検出するように構成したが、図12に示すようにシャフト3に固定したセンサマグネット31の磁束を回転センサ30で検出するように構成してもよい。具体的には、電動機1を、磁性体のシャフト3と、シャフト3と一体に回転する回転子5と、電機子巻線6が巻回され通電によって回転磁界を発生する固定子7,8と、固定子7,8に設置されて回転子5を磁化する界磁マグネット9と、シャフト3と一体に回転するセンサマグネット31と、固定子7,8側に設置されてセンサマグネット31の回転位置に応じて変化する磁束を検出する回転センサ30とを備える構成にする。この構成の場合にも、界磁マグネット9の界磁磁束方向と、センサマグネット31のセンサ磁束方向を合わせることにより、シャフト3を通る界磁の流れ磁束がセンサマグネット31の磁束と合わさり、回転センサ30の内蔵するセンサ素子(不図示)を通る磁束密度が大きくなる。
上記以外にも、本願発明はその発明の範囲内において、実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
以上のように、この発明に係る電動機は、回転センサのセンサマグネットの磁束方向と界磁マグネットの磁束方向を合わせ、界磁マグネットの漏れ磁束に起因した回転センサのセンシング不良を防止したので、回転子を磁化する界磁マグネットを搭載した電動機などに用いるのに適している。
1 電動機、2 ハウジング、3 シャフト、4 軸受、5 回転子、5a,5b 突部、6 電機子巻線、7,8 固定子、7a,8a ティース、9,9−1,9−2 界磁マグネット、10 バスバー、10a コイル、11 制御基板、20,30 回転センサ、20a センサ素子、20b,20c,31 センサマグネット、21 センサターゲット、21a 凸部、21b 凹部。
この発明の電動機は、磁性体の回転軸と、回転軸と一体に回転する回転子と、電機子巻線が巻回され通電によって回転磁界を発生する固定子と、固定子に設置されて回転子を磁化する界磁マグネットと、回転軸と一体に回転する磁性体のセンサターゲットと、固定子側に設置され、センサターゲットを通る磁界を発生させるセンサマグネットと、固定子側に設置され、センサターゲットの回転位置に応じて変化するセンサマグネットの磁束を検出する回転センサとを備え、回転軸を通る界磁マグネットによる界磁の漏れ磁束が、回転センサを通る部分においてセンサマグネットの磁束と合わさり、当該漏れ磁束とセンサマグネットの磁束方向が同じであるものである。
この発明の電動機は、磁性体の回転軸と、回転軸と一体に回転する回転子と、電機子巻線が巻回され通電によって回転磁界を発生する固定子と、固定子に設置されて回転子を磁化する界磁マグネットと、回転軸と一体に回転するセンサマグネットと、固定子側に設置され、センサマグネットの回転位置に応じて変化する磁束を検出する回転センサとを備え、回転軸を通る界磁マグネットによる界磁の漏れ磁束が、回転センサを通る部分においてセンサマグネットの磁束と合わさり、当該漏れ磁束とセンサマグネットの磁束方向が同じであるものである。

Claims (11)

  1. 磁性体の回転軸と、
    前記回転軸と一体に回転する回転子と、
    電機子巻線が巻回され通電によって回転磁界を発生する固定子と、
    前記固定子に設置されて前記回転子を磁化する界磁マグネットと、
    前記回転軸と一体に回転する磁性体のセンサターゲットと、
    前記固定子側に設置され、前記センサターゲットを通る磁界を発生させるセンサマグネットと、
    前記固定子側に設置され、前記センサターゲットの回転位置に応じて変化する前記センサマグネットの磁束を検出する回転センサとを備え、
    前記界磁マグネットと前記センサマグネットの磁束方向が同じであることを特徴とする電動機。
  2. 磁性体の回転軸と、
    前記回転軸と一体に回転する回転子と、
    電機子巻線が巻回され通電によって回転磁界を発生する固定子と、
    前記固定子に設置されて前記回転子を磁化する界磁マグネットと、
    前記回転軸と一体に回転するセンサマグネットと、
    前記固定子側に設置され、前記センサマグネットの回転位置に応じて変化する磁束を検出する回転センサとを備え、
    前記界磁マグネットと前記センサマグネットの磁束方向が同じであることを特徴とする電動機。
  3. 前記センサターゲットに対する前記回転センサの設置距離は、前記回転センサが前記センサターゲットを検出するために必要な前記センサマグネットの最低磁束密度を満足する距離より大きいことを特徴とする請求項1記載の電動機。
  4. 前記センサマグネットに対する前記回転センサの設置距離は、前記回転センサが前記センサマグネットを検出するために必要な最低磁束密度を満足する距離より大きいことを特徴とする請求項2記載の電動機。
  5. 前記回転センサを複数設置する場合、当該複数の回転センサは前記回転軸を中心に同心円状に設置されると共に、前記界磁マグネットは前記回転軸を囲む円筒形状であることを特徴とする請求項1記載の電動機。
  6. 前記回転センサを複数設置する場合、当該複数の回転センサは前記回転軸を中心に同心円状に設置されると共に、前記界磁マグネットは前記回転軸を囲む円筒形状であることを特徴とする請求項2記載の電動機。
  7. 前記回転センサは、ホール素子または磁気抵抗素子であることを特徴とする請求項1記載の電動機。
  8. 前記回転センサは、ホール素子または磁気抵抗素子であることを特徴とする請求項2記載の電動機。
  9. 前記センサターゲットは、外周縁に1箇所以上の凹凸を有する円板状部材であることを特徴とする請求項1記載の電動機。
  10. 前記固定子および前記界磁マグネットを固定する非磁性体のハウジングを備えることを特徴とする請求項1記載の電動機。
  11. 前記固定子および前記界磁マグネットを固定する非磁性体のハウジングを備えることを特徴とする請求項2記載の電動機。
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